JPH07302514A - 波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブル - Google Patents
波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブルInfo
- Publication number
- JPH07302514A JPH07302514A JP12047694A JP12047694A JPH07302514A JP H07302514 A JPH07302514 A JP H07302514A JP 12047694 A JP12047694 A JP 12047694A JP 12047694 A JP12047694 A JP 12047694A JP H07302514 A JPH07302514 A JP H07302514A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- corrugated
- shield tape
- metal foil
- shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低コストで可撓性に優れ、特に通信、制御、
インタフェースケーブル等に最適な波形シールドテープ
付き高屈曲ケーブル１の提供。 【構成】 従来のフラットシールドテープ２′を止め、
屈曲性を良くする為に、波形（しわ、波、凹凸を含む）
シールドテープ（金属箔に接着したプラスチックテープ
５又は金属箔単体６）を絶縁心線上に縦添えや横巻きで
包み、その上にシース１１を設けたことを特徴とする波
形シールドテープ付き高屈曲性ケーブル１。
インタフェースケーブル等に最適な波形シールドテープ
付き高屈曲ケーブル１の提供。 【構成】 従来のフラットシールドテープ２′を止め、
屈曲性を良くする為に、波形（しわ、波、凹凸を含む）
シールドテープ（金属箔に接着したプラスチックテープ
５又は金属箔単体６）を絶縁心線上に縦添えや横巻きで
包み、その上にシース１１を設けたことを特徴とする波
形シールドテープ付き高屈曲性ケーブル１。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、低コストで可撓性に優
れ、特に通信、制御、インタフェースケーブル等に最適
な波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブルに関する。
れ、特に通信、制御、インタフェースケーブル等に最適
な波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ケーブルにシールド（遮蔽）を施
す方法としては、通常、図２（イ）に示すように、軟銅
細線や錫めっき軟銅細線に編組１２′を施したり、アル
ミや銅等の金属テープ１３′で縦添えや横巻きを施す方
法がある。編組１２′による方法では、ケーブルの柔軟
性を損なわず、屈曲性に富むというメリットがある反
面、材料が高価で、かつケーブル心線の外周面に軟銅細
線等を編組しながら遮蔽層を形成して製造しなければな
らず、製造工程が複雑で時間が掛かり、生産性が悪いと
いう欠点があった。又、金属テープ１３′による方法で
は、フラットシールドテープ２′を絶縁心線８′上に縦
添えや横巻きで包み、その上にシース１１′を形成し、
テープシールドケーブル１０′を作っていた。このよう
に、絶縁心線８′を縦添えや横巻きで包むだけで製造出
来るので低コストで生産性が良好であるというメリット
がある反面、図２（ロ）に示すように金属箔に接着した
プラスチックラミネートテープ又は金属箔単体のフラッ
トシールドテープ２′で巻く為にケーブルが硬くなり、
屈曲性に欠け、ケーブルの可撓性が劣り、可動部の使用
には不向きで固定配線等に限定されてしまうという欠点
があった。又、頻繁に屈曲されるようなところに使われ
ると、図２（ハ）に示すようにシールドテープ２′の金
属箔が、金属疲労を起こし、クラックや破断が発生し、
シールド特性の劣化をきたしてしまうという欠点もあっ
た。この為、頻繁に屈曲されるようなところには、コス
トが高く、生産性の悪い編組シールドを使わざるを得な
いという欠点があった。
す方法としては、通常、図２（イ）に示すように、軟銅
細線や錫めっき軟銅細線に編組１２′を施したり、アル
ミや銅等の金属テープ１３′で縦添えや横巻きを施す方
法がある。編組１２′による方法では、ケーブルの柔軟
性を損なわず、屈曲性に富むというメリットがある反
面、材料が高価で、かつケーブル心線の外周面に軟銅細
線等を編組しながら遮蔽層を形成して製造しなければな
らず、製造工程が複雑で時間が掛かり、生産性が悪いと
いう欠点があった。又、金属テープ１３′による方法で
は、フラットシールドテープ２′を絶縁心線８′上に縦
添えや横巻きで包み、その上にシース１１′を形成し、
テープシールドケーブル１０′を作っていた。このよう
に、絶縁心線８′を縦添えや横巻きで包むだけで製造出
来るので低コストで生産性が良好であるというメリット
がある反面、図２（ロ）に示すように金属箔に接着した
プラスチックラミネートテープ又は金属箔単体のフラッ
トシールドテープ２′で巻く為にケーブルが硬くなり、
屈曲性に欠け、ケーブルの可撓性が劣り、可動部の使用
には不向きで固定配線等に限定されてしまうという欠点
があった。又、頻繁に屈曲されるようなところに使われ
ると、図２（ハ）に示すようにシールドテープ２′の金
属箔が、金属疲労を起こし、クラックや破断が発生し、
シールド特性の劣化をきたしてしまうという欠点もあっ
た。この為、頻繁に屈曲されるようなところには、コス
トが高く、生産性の悪い編組シールドを使わざるを得な
いという欠点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの欠点
を解決する為に、鋭意検討した結果、低コストで可撓性
に優れた波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブル１の
提供を目的としてなされたもので、その要旨とするとこ
ろは、従来のフラットシールドテープ２′を止め、屈曲
性を良くする為に、波形（しわ、波、凹凸を含む）シー
ルドテープ（金属箔に接着したプラスチックテープ５又
は金属箔単体６）を絶縁心線上に縦添えや横巻きで包
み、その上にシース１１を設けたことを特徴とする波形
シールドテープ付き高屈曲性ケーブル１である。
を解決する為に、鋭意検討した結果、低コストで可撓性
に優れた波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブル１の
提供を目的としてなされたもので、その要旨とするとこ
ろは、従来のフラットシールドテープ２′を止め、屈曲
性を良くする為に、波形（しわ、波、凹凸を含む）シー
ルドテープ（金属箔に接着したプラスチックテープ５又
は金属箔単体６）を絶縁心線上に縦添えや横巻きで包
み、その上にシース１１を設けたことを特徴とする波形
シールドテープ付き高屈曲性ケーブル１である。
【０００４】
【実施例】以下、本発明の波形シールドテープ付き高屈
曲性ケーブル１の実施例を添付図面を参照して詳細に説
明する。図１（イ）は、本発明の波形シールドテープ付
き高屈曲性ケーブル１の斜視図である。図１（ロ）は、
本発明の波形シールドテープ２の断面図である。図から
明らかなように、従来のフラットシールドテープ２′を
止め、屈曲性を良くする為に、波形（しわ、波、凹凸を
含む）シールドテープ（金属箔に接着したプラスチック
テープ５又は金属箔単体６）を絶縁心線上に縦添えや横
巻きで包み、その上にシース１１を設けたことを特徴と
する波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブル１であ
る。波形シールドテープ２の製造方法としては、予め波
形に形成した金属箔にプラスチックテープを単に接着し
たり、フラットシールドテープを加工して波形に成型し
ても良い。以上の構造であるので、従来のフラットシー
ルドケーブルに比べて屈曲性が良くなるだけでなく、硬
くなったり、シールドテープの破損を防止することが出
来る。
曲性ケーブル１の実施例を添付図面を参照して詳細に説
明する。図１（イ）は、本発明の波形シールドテープ付
き高屈曲性ケーブル１の斜視図である。図１（ロ）は、
本発明の波形シールドテープ２の断面図である。図から
明らかなように、従来のフラットシールドテープ２′を
止め、屈曲性を良くする為に、波形（しわ、波、凹凸を
含む）シールドテープ（金属箔に接着したプラスチック
テープ５又は金属箔単体６）を絶縁心線上に縦添えや横
巻きで包み、その上にシース１１を設けたことを特徴と
する波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブル１であ
る。波形シールドテープ２の製造方法としては、予め波
形に形成した金属箔にプラスチックテープを単に接着し
たり、フラットシールドテープを加工して波形に成型し
ても良い。以上の構造であるので、従来のフラットシー
ルドケーブルに比べて屈曲性が良くなるだけでなく、硬
くなったり、シールドテープの破損を防止することが出
来る。
【０００５】今迄、金属箔２に接着したプラスチックテ
ープ５又は金属箔単体３による波形シールドテープ付き
高屈曲性ケーブル１を代表例にとり、説明してきたが、
設計上本発明の範囲内で各種の変形を含むものであるこ
とは、いうまでもない。
ープ５又は金属箔単体３による波形シールドテープ付き
高屈曲性ケーブル１を代表例にとり、説明してきたが、
設計上本発明の範囲内で各種の変形を含むものであるこ
とは、いうまでもない。
【０００６】
【発明の効果】以上説明の様に、本発明の波形シールド
テープ付き高屈曲性ケーブル１によれば、低コストで可
撓性に優れた効果があるので、その工業的価値は非常に
大きい。
テープ付き高屈曲性ケーブル１によれば、低コストで可
撓性に優れた効果があるので、その工業的価値は非常に
大きい。
【図１】（イ）は、本発明の波形シールドテープ付き高
屈曲性ケーブル１の斜視図。（ロ）は、本発明の波形シ
ールドテープ２の断面図。
屈曲性ケーブル１の斜視図。（ロ）は、本発明の波形シ
ールドテープ２の断面図。
【図２】（イ）は、従来の編組シールド線９′とテープ
シールドケーブル１０′の斜視図。（ロ）は、従来の金
属箔に接着したプラスチックテープと金属箔単体のフラ
ットシールドテープ２′の断面図。（ハ）は、従来のフ
ラットシールドテープ（金属箔に接着したプラスチック
テープ）２′のクラックや破断部１４′の説明図。
シールドケーブル１０′の斜視図。（ロ）は、従来の金
属箔に接着したプラスチックテープと金属箔単体のフラ
ットシールドテープ２′の断面図。（ハ）は、従来のフ
ラットシールドテープ（金属箔に接着したプラスチック
テープ）２′のクラックや破断部１４′の説明図。
【符号の説明】１ 本発明の波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブ
ル２ 波形シールドテープ ３ 金属箔 ４ 接着剤 ５ プラスチックテープ ６ 金属箔単体 ８ 絶縁心線 １１ シース２ ′ 従来のフラットシールドテープ ３′ 金属箔 ４′ 接着剤 ５′ プラスチックテープ ８′ 絶縁心線９ ′ 編組シールド線１０ ′ テープシールドケーブル １１′ シース １２′ 編組 １３′ 金属テープ １４′ クラックや破断部
ル２ 波形シールドテープ ３ 金属箔 ４ 接着剤 ５ プラスチックテープ ６ 金属箔単体 ８ 絶縁心線 １１ シース２ ′ 従来のフラットシールドテープ ３′ 金属箔 ４′ 接着剤 ５′ プラスチックテープ ８′ 絶縁心線９ ′ 編組シールド線１０ ′ テープシールドケーブル １１′ シース １２′ 編組 １３′ 金属テープ １４′ クラックや破断部
Claims (1)
- 【請求項１】 波形シールドテープを絶縁心線上に縦添
えや横巻きで包み、その上にシースを設けたことを特徴
とする波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12047694A JPH07302514A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12047694A JPH07302514A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07302514A true JPH07302514A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14787125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12047694A Pending JPH07302514A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 波形シールドテープ付き高屈曲性ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07302514A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EA008654B1 (ru) * | 2004-07-16 | 2007-06-29 | Тоо Казцентрэлектропровод | Провод для полевой связи |
| JP2009004115A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Yazaki Corp | 多層シールド電線 |
| WO2012036320A1 (en) * | 2010-09-16 | 2012-03-22 | Yazaki Corporation | Shield member for conducting path and wire harness |
| RU207280U1 (ru) * | 2021-03-19 | 2021-10-21 | Федеральное государственное бюджетное учреждение "16 Центральный научно-исследовательский испытательный ордена Красной Звезды институт имени маршала войск связи А.И. Белова" Министерства обороны Российской Федерации | Полевой электрический кабель связи |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP12047694A patent/JPH07302514A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EA008654B1 (ru) * | 2004-07-16 | 2007-06-29 | Тоо Казцентрэлектропровод | Провод для полевой связи |
| JP2009004115A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Yazaki Corp | 多層シールド電線 |
| WO2012036320A1 (en) * | 2010-09-16 | 2012-03-22 | Yazaki Corporation | Shield member for conducting path and wire harness |
| JP2012065448A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Yazaki Corp | 導電路用シールド部材及びワイヤハーネス |
| CN103108780A (zh) * | 2010-09-16 | 2013-05-15 | 矢崎总业株式会社 | 用于导电路径的屏蔽部件和线束 |
| US10004166B2 (en) | 2010-09-16 | 2018-06-19 | Yazaki Corporation | Shield member for conducting path and wire harness |
| RU207280U1 (ru) * | 2021-03-19 | 2021-10-21 | Федеральное государственное бюджетное учреждение "16 Центральный научно-исследовательский испытательный ордена Красной Звезды институт имени маршала войск связи А.И. Белова" Министерства обороны Российской Федерации | Полевой электрический кабель связи |
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