JP6756140B2 - Lanケーブル - Google Patents
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Description
図1に示す通り、本発明の実施の形態に係るLANケーブル100は、少なくとも、複数本の心線101を集合させてなる集合線102と、集合線102の外周に押え巻きテープ103を間隙巻きしてなる押え巻き層104と、押え巻き層104の外周にシールドテープを巻き付けてなるシールド層105と、を備えており、更に、シールド層105の外周に編組素線を編み込んでなる編組シールド層106と、編組シールド層106の外周に樹脂を被覆してなるシース107と、を備えている。
図3に示す通り、本発明の実施の形態に係るLANケーブル300は、LANケーブル100と比較すると、押え巻き層104の構造が異なる。具体的には、LANケーブル300では、図4に示す通り、押え巻き層104は、集合線102の外周に押え巻きテープ103を所定の巻き方向に間隙巻きしてなる内層301と、内層301の外周に押え巻きテープ103を反対の巻き方向に間隙巻きしてなる外層302と、を有している。即ち、LANケーブル300は、LANケーブル100と比較すると、内層301における押え巻きテープ103の巻き方向と外層302における押え巻きテープ103の巻き方向とが反対となっている二層構造の押え巻き層104を備えている点が相違している。
導体サイズが0.75mm2である4本の心線を集合させて集合線を形成し、厚さが0.15mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを集合線の外周に5mmの間隙を持って所定の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層(内層)を形成し、アルミニウムテープをシールドテープに使用し、そのシールドテープを押え巻き層の外周に重ね巻きしてシールド層を形成し、銅素線を編組素線に使用し、その編組素線をシールド層の外周に編み込んで編組シールド層を形成し、編組シールド層の外周にポリ塩化ビニル樹脂を被覆してシースを形成することにより、外径が8.5mmであるLANケーブルを試作した。
導体サイズが0.75mm2である4本の心線を集合させて集合線を形成し、厚さが0.15mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを集合線の外周に7mmの間隙を持って所定の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層(内層)を形成し、アルミニウムテープをシールドテープに使用し、そのシールドテープを押え巻き層の外周に重ね巻きしてシールド層を形成し、銅素線を編組素線に使用し、その編組素線をシールド層の外周に編み込んで編組シールド層を形成し、編組シールド層の外周にポリ塩化ビニル樹脂を被覆してシースを形成することにより、外径が8.5mmであるLANケーブルを試作した。
導体サイズが0.75mm2である4本の心線を集合させて集合線を形成し、厚さが0.05mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを集合線の外周に5mmの間隙を持って所定の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の内層を形成し、厚さが0.1mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを内層の外周に5mmの間隙を持って同一の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の外層を形成し、アルミニウムテープをシールドテープに使用し、そのシールドテープを外層の外周に重ね巻きしてシールド層を形成し、銅素線を編組素線に使用し、その編組素線をシールド層の外周に編み込んで編組シールド層を形成し、編組シールド層の外周にポリ塩化ビニル樹脂を被覆してシースを形成することにより、外径が8.5mmであるLANケーブルを試作した。
導体サイズが0.75mm2である4本の心線を集合させて集合線を形成し、厚さが0.05mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを集合線の外周に7.5mmの間隙を持って所定の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の内層を形成し、厚さが0.1mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを内層の外周に7.5mmの間隙を持って同一の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の外層を形成し、アルミニウムテープをシールドテープに使用し、そのシールドテープを外層の外周に重ね巻きしてシールド層を形成し、銅素線を編組素線に使用し、その編組素線をシールド層の外周に編み込んで編組シールド層を形成し、編組シールド層の外周にポリ塩化ビニル樹脂を被覆してシースを形成することにより、外径が8.5mmであるLANケーブルを試作した。
導体サイズが0.75mm2である4本の心線を集合させて集合線を形成し、厚さが0.05mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを集合線の外周に10mmの間隙を持って所定の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の内層を形成し、厚さが0.1mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを内層の外周に10mmの間隙を持って同一の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の外層を形成し、アルミニウムテープをシールドテープに使用し、そのシールドテープを外層の外周に重ね巻きしてシールド層を形成し、銅素線を編組素線に使用し、その編組素線をシールド層の外周に編み込んで編組シールド層を形成し、編組シールド層の外周にポリ塩化ビニル樹脂を被覆してシースを形成することにより、外径が8.5mmであるLANケーブルを試作した。
導体サイズが0.75mm2である4本の心線を集合させて集合線を形成し、厚さが0.05mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを集合線の外周に5mmの間隙を持って所定の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の内層を形成し、厚さが0.1mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを内層の外周に5mmの間隙を持って反対の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の外層を形成し、アルミニウムテープをシールドテープに使用し、そのシールドテープを外層の外周に重ね巻きしてシールド層を形成し、銅素線を編組素線に使用し、その編組素線をシールド層の外周に編み込んで編組シールド層を形成し、編組シールド層の外周にポリ塩化ビニル樹脂を被覆してシースを形成することにより、外径が8.5mmであるLANケーブルを試作した。
導体サイズが0.75mm2である4本の心線を集合させて集合線を形成し、厚さが0.05mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを集合線の外周に7.5mmの間隙を持って所定の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の内層を形成し、厚さが0.1mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを内層の外周に7.5mmの間隙を持って反対の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の外層を形成し、アルミニウムテープをシールドテープに使用し、そのシールドテープを外層の外周に重ね巻きしてシールド層を形成し、銅素線を編組素線に使用し、その編組素線をシールド層の外周に編み込んで編組シールド層を形成し、編組シールド層の外周にポリ塩化ビニル樹脂を被覆してシースを形成することにより、外径が8.5mmであるLANケーブルを試作した。
導体サイズが0.75mm2である4本の心線を集合させて集合線を形成し、厚さが0.05mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを集合線の外周に10mmの間隙を持って所定の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の内層を形成し、厚さが0.1mmであると共に幅が15mmであるプラスチックテープを押え巻きテープに使用し、その押え巻きテープを内層の外周に10mmの間隙を持って反対の巻き方向に間隙巻きして押え巻き層の外層を形成し、アルミニウムテープをシールドテープに使用し、そのシールドテープを外層の外周に重ね巻きしてシールド層を形成し、銅素線を編組素線に使用し、その編組素線をシールド層の外周に編み込んで編組シールド層を形成し、編組シールド層の外周にポリ塩化ビニル樹脂を被覆してシースを形成することにより、外径が8.5mmであるLANケーブルを試作した。
実施例1乃至8のLANケーブルの夫々に関して、周波数を1MHz以上100MHz以下の範囲として反射減衰量を測定すると共に、CAT5E規格(TIA-568-C.2)を満足するか否かを合否の基準として評価した。なお、基準に達するものに関しては、前述の周波数の全域に亘って反射減衰量の規格値に対するマージンが5dB以下のものを「良」とすると共に5dB超のものを「優」とした。また、端末処理性に関しても、LANケーブルの何れの端末側においても押え巻きテープを容易に剥き解くことができるか否かを合否の基準として評価した。
表1に示す通り、押え巻きテープを間隙巻きしてなる押え巻き層を備えているLANケーブルは、押え巻きテープを重ね巻きしてなる押え巻き層を備えているLANケーブルと違い端末処理性に優れていた。特に、押え巻きテープと押え巻きテープとの間の間隙がテープ幅の2分の1以下又はテープ幅の3分の1以下となっているLANケーブルは、押え巻きテープと押え巻きテープとの間の間隙がテープ幅の2分の1以下又はテープ幅の3分の1以下となっていないLANケーブルと違い反射減衰量が少なかった。更に、内層における押え巻きテープの巻き方向と外層における押え巻きテープの巻き方向とが反対となっているLANケーブルは、内層における押え巻きテープの巻き方向と外層における押え巻きテープの巻き方向とが同一となっているLANケーブルよりも反射減衰量が少なかった。
101 心線
102 集合線
103 押え巻きテープ
104 押え巻き層
105 シールド層
106 編組シールド層
107 シース
108 導体
109 絶縁層
300 LANケーブル
301 内層
302 外層
G 間隙
Claims (4)
- 複数本の心線を集合させてなる集合線と、
前記集合線の外周に押え巻きテープを間隙巻きしてなる押え巻き層と、
前記押え巻き層の外周にシールドテープを巻き付けてなるシールド層と、
を備え、
前記押え巻き層は、前記集合線の外周に前記押え巻きテープを間隙巻きしてなる内層と、前記内層の外周に前記押え巻きテープを間隙巻きしてなる外層と、を有し、
前記内層は、前記押え巻きテープと前記押え巻きテープとの間の間隙が1mm以上テープ幅の2分の1以下となっており、
前記外層は、前記押え巻きテープと前記押え巻きテープとの間の間隙が1mm以上テープ幅の2分の1以下となっている
ことを特徴とするLANケーブル。 - 前記内層における前記押え巻きテープの巻き方向と前記外層における前記押え巻きテープの巻き方向とが反対となっている
請求項1に記載のLANケーブル。 - 前記押え巻き層は、前記内層における前記押え巻きテープの巻きピッチと前記外層における前記押え巻きテープの巻きピッチとが同一となっている
請求項1又は2に記載のLANケーブル。 - 複数本の心線を集合させてなる集合線と、
前記集合線の外周に押え巻きテープを間隙巻きしてなる押え巻き層と、
前記押え巻き層の外周にシールドテープを巻き付けてなるシールド層と、
を備え、
前記押え巻き層は、前記集合線の外周に1枚の押え巻きテープを間隙巻きしてなると共に、前記押え巻きテープと前記押え巻きテープとの間の間隙が1mm以上テープ幅の3分の1以下となっている
ことを特徴とするLANケーブル。
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