JPH07300512A - 1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾリル)フェニルアセチレン重合体 - Google Patents

1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾリル)フェニルアセチレン重合体

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JPH07300512A
JPH07300512A JP11761594A JP11761594A JPH07300512A JP H07300512 A JPH07300512 A JP H07300512A JP 11761594 A JP11761594 A JP 11761594A JP 11761594 A JP11761594 A JP 11761594A JP H07300512 A JPH07300512 A JP H07300512A
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phenyl
polymer
acetylene
carbazole
carbazolyl
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JP11761594A
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Toshio Masuda
俊夫 増田
Hiroshi Tatemori
寛 舘盛
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F38/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more carbon-to-carbon triple bonds

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾリ
ル)フェニル]アセチレンを、五塩化タンタルなどの触
媒、及びテトラ−n−ブチルスズなどの助触媒の存在下
に重合して、一般式1 【化1】 で表される繰り返し構造単位から成る重合体を得る。 【効果】 本発明の重合体は、レドックス活性を有して
いるので、その電気化学特性により、修飾電極として使
用でき、不斉酸化・還元や立体選択的な電解酸化・還元
を行うことが可能であり、レドックス・センサー、光セ
ンサーとしても利用可能である。また、構造から、分子
構造全体が共役しており、カルバゾリル基含有重合体と
して、光導電性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な重合体に関し、さ
らに詳しくは、1−フェニル−2−[p−(N−カルバ
ゾリル)フェニル]アセチレン重合体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の分野において新素材の開発
研究が盛んになされており、高分子化合物の分野におい
ても、機能性高分子材料の開発が試みられている。その
一つとして、ポリアセチレンがある。ポリアセチレンは
炭素原子が二重結合と単結合が交互に結合してできる炭
素の鎖に水素が結合した構造を有し、このままでは絶縁
体に近い半導体である。しかし、ヨウ素のようなアクセ
プターをドープするとp型、ナトリウムやカリウムのよ
うなドナーをドープするとn型の半導体となり、さらに
ドープ量を増やすことによって、電気伝導度が高く、導
電性に優れたものになり、例えば、蓄電池、太陽電池、
表示素子、エレクトロニクス素子、センサーなどに応用
されつつある。
【0003】しかし、ポリアセチレンには酸素によって
劣化するため、熱安定性に劣るという欠点があり、ジフ
ェニルアセチレンの重合体が開発された(J. Pol
ym. Sci., Part A, Polym.
Chem., 25, 1553, (1987))。
この重合体は、かさ高い置換基を有するため、耐酸化劣
化性に優れる。しかし、ジフェニルアセチレンの重合体
は有機溶媒には不溶であるため、薄膜に成形して利用す
る分離膜や電子材料などの用途には成形加工性に劣ると
いう欠点があった。
【0004】そこで、ジフェニルアセチレンの一方のフ
ェニル基にフェノキシ基を導入した1−フェニル−2−
(p−フェノキシフェニル)アセチレンなどの重合体が
開発された。これらの重合体は、ヘキサンやシクロヘキ
サンなどの無極性溶媒には不溶で、ジメチルホルムアミ
ド、安息香酸メチルなどの比較的極性の高い溶媒には可
溶であったが、用途によっては、電気化学的活性が好ま
しいものではなかった。
【0005】一方、カルバゾリル基を有する重合体の中
には、光導電性などに優れているものがあることが知ら
れている。中でもカルバゾリル基を含めて全体の構造が
共役により安定化している重合体すると光導電性が特に
優れることが期待されているが、具体的にそのような重
合体で、有機溶媒に可溶なものは知られていなかった。
【0006】1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾ
リル)フェニル]アセチレン重合体は、文献に未記載で
あり、その重合方法は知られておらず、どのような性質
を有し、有機溶媒に可溶であるか、電気化学的にどのよ
うなものであるかも知られていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、熱安定
性に優れて、有機溶媒に可溶であって加工成形性に優
れ、さらに電気化学的特性に優れた機能性高分子材料の
開発を目指して鋭意検討した結果、1−フェニル−2−
[p−(N−カルバゾリル)フェニル]アセチレン重合
体が、電気化学的にレドックス活性を有し、有機溶媒に
可溶で、熱安定性にも優れていることを見出し、この知
見に基づいて本発明を完成するに到った。
【0008】
【課題を解決する為の手段】かくして本発明によれば一
般式1
【化2】 で表される繰り返し構造単位を有する1−フェニル−2
−[p−(N−カルバゾリル)フェニル]アセチレン重
合体が提供される。
【0009】(単量体)本発明の重合体は、1−フェニ
ル−2−[p−(N−カルバゾリル)フェニル]アセチ
レンを重合させることにより得られる。
【0010】1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾ
リル)フェニル]アセチレンの製造方法は特に限定され
ない。例えば、カルバゾールとニトロベンゼンを水酸化
カリウムなどのアルカリ溶液中で加熱して反応させる第
1工程、第1工程で得られた9−(p−ニトロフェニ
ル)カルバゾールを亜鉛と水の存在下で還元する第2工
程、第2工程で得られた9−(p−アミノフェニル)カ
ルバゾールを氷冷下で亜硝酸ナトリウムと塩酸で処理
し、ヨウ化カリウムと反応させる第3工程、第3工程で
得られた9−(p−ヨードフェニル)カルバゾールとフ
ェニルアセチレンをパラジウム化合物触媒存在下で反応
させる第4工程を経て、1−フェニル−2−[p−(N
−カルバゾリル)フェニル]アセチレンを得ればよい。
【0011】第4工程の9−(p−ヨードフェニル)カ
ルバゾールとフェニルアセチレンとの反応は、通常、パ
ラジウム化合物触媒の存在下に行われる。パラジウム化
合物触媒としては、パラジウム化合物そのもの、または
それと配位子とからなるものの何れも使用することがで
きる。パラジウム化合物としては塩化パラジウムのよう
な無機酸塩; 酢酸パラジウム、プロピオン酸パラジウ
ム、酪酸パラジウム、安息香酸パラジウムなどの有機酸
塩; トリス(ジベンジリデン)二パラジウム(0)、
トリス(ジベンジリデンアセチルアセトン)三パラジウ
ム(0)などの錯体が例示される。配位子としては周期
律表第V族元素を有する単座または多座の電子供与性化
合物であり、例えば、ピリジン、キノリン、トリメチル
アミンなどの含窒素化合物; トリエチルホスフィン、
トリフェニルホスフィン、トリトリルホスフィン、トリ
フェニルホスファイト、α,β−エチレンビス(ジフェ
ニル)ホスフィンなどのリン化合物; トリエチルヒ素
などのヒ素化合物;トリプロピルアンチモンなどのアン
チモン化合物などが挙げられる。なかでもリン化合物が
賞用される。配位子の使用量は、パラジウム化合物1m
ol当り、通常、1〜10molである。反応に際して
は、塩化第一銅、臭化第一銅、ヨウ化第一銅などの銅化
合物を存在させることが好ましい。第4工程は、例え
ば、ヨウ化銅とトリフェニルホスフィン中にビストリフ
ェニルホスフィンパラジウムジクロリドの存在下で9−
(p−ヨードフェニル)カルバゾールとフェニルアセチ
レンを反応させる。パラジウム化合物触媒の使用量は、
9−(p−ヨードフェニル)カルバゾール1mol当
り、通常、0.01〜0.002mol、銅化合物の使
用量はパラジウム化合物触媒1mol当り、通常、1〜
10mol、反応温度は、通常、0〜100℃、反応時
間は1〜24時間程度である。
【0012】反応後は常法に従って生成物を単離する。
例えば、生成した塩を濾別し、減圧下に蒸留後、エーテ
ルのような溶媒で抽出する。次いで、酸水溶液で洗浄
し、硫酸ナトリウムで脱水後、減圧下に溶媒を留去する
ことにより、1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾ
リル)フェニル]アセチレンを得ることができる。
【0013】また、重合においては、本発明の目的、効
果を阻害しない範囲で共重合可能な他の化合物と共重合
してもよい。そのような化合物の内、共重合体の熱安定
性に優れるものとしては、置換ジフェニルアセチレン
類、具体的には、1−フェニル−2−(p−メチルフェ
ニル)アセチレン、1−フェニル−2−(p−エチルフ
ェニル)アセチレン、1−フェニル−2−(p−n−ブ
チルフェニル)アセチレン、1−フェニル−2−(p−
n−ヘキシルフェニル)アセチレン、1−フェニル−2
−(p−n−オクチルフェニル)アセチレン、1−フェ
ニル−2−(p−t−ブチルフェニル)アセチレン、1
−フェニル−2−(o−メチルフェニル)アセチレン、
1−フェニル−2−(o−エチルフェニル)アセチレ
ン、1−フェニル−2−(m−メチルフェニル)アセチ
レン、1−フェニル−2−(2,4,6−トリメチルフ
ェニル)アセチレン、1−フェニル−2−(2,3,
4,5−テトラメチルフェニル)アセチレン、1−フェ
ニル−2−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)
アセチレン、1−フェニル−2−(p−トリメチルシリ
ルフェニル)アセチレン、1−フェニル−2−(m−ト
リメチルシリルフェニル)アセチレン、1−フェニル−
2−(p−トリエチルシリルフェニル)アセチレン、1
−フェニル−2−(p−ジメチルエチルシリルフェニ
ル)アセチレン、1−フェニル−2−(p−フェノキシ
フェニル)アセチレン、1−フェニル−2−(o−フェ
ノキシフェニル)アセチレン、1−フェニル−2−(m
−フェノキシフェニル)アセチレンなどが例示される。
これらの共重合可能な単量体の使用量は、重合に用いる
単量体の全量に対して、50重量%以下、好ましくは2
0重量%以下、より好ましくは10重量%以下である。
共重合可能な単量体の量が多すぎると、レドックス活性
を有する重合体が得られない場合がある。
【0014】(重合)1−フェニル−2−[p−(N−
カルバゾリル)フェニル]アセチレンの重合は、通常、
触媒及び共触媒の存在下に実施される。
【0015】触媒は、モリブデン、タングステン、ニオ
ブ、タンタルなどの周期律表第V族遷移金属または第V
I族遷移金属のハロゲン化物であり、特に第V族遷移金
属のハロゲン化物が好ましく、例えば、五塩化ニオブ、
五臭化ニオブ、五塩化タンタル、五臭化タンタルなどが
挙げられる。なかでも、タンタルのハロゲン化物が好ま
しく、五塩化タンタルが特に好ましい。これらは単独で
用いても、二種類以上を組み合わせて用いてもよい。
【0016】触媒の使用量は単量体1molに対して、
通常、0.001〜1mol、好ましくは0.01〜
0.5mol、より好ましくは0.05〜0.3mol
である。
【0017】共触媒は、触媒に対し還元性を有する有機
金属化合物であり、アルミニウム、ケイ素、スズ、アン
チモン、ビスマス、ホウ素、リチウムなどの金属を含有
する有機化合物、例えば、トリメチルアンモニウム、ト
リエチルアルミニウム、モノクロロジエチルアルミニウ
ム、ジクロロエチルアルミニウム、トリエチルシラン、
トリフェニルシラン、テトラフェニルスズ、テトラ−n
−ブチルスズ、テトラメチルスズ、トリフェニルアンチ
モン、トリフェニルビスマス、ブチルリチウム、9−ボ
ラビシクロ[3.3.1]ノナンなどが挙げられる。な
かでも、テトラ−n−ブチルスズ、トリエチルシラン、
9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナンが賞用される。
【0018】共触媒の使用量は、触媒1molに対し
て、通常、0.01〜10mol、好ましくは0.1〜
5mol、特に好ましくは0.3〜3molの範囲であ
る。
【0019】重合は、通常、窒素などの不活性ガス雰囲
気下、溶媒を用いて行われる。溶媒としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素; シク
ロヘキサンなどの脂環式炭化水素; 四塩化炭素、ジク
ロロエタン、クロロベンゼン、ブロモベンゼンなどのハ
ロゲン化炭化水素; アニソール、ジブチルエーテル、
ジオキサンなどのエーテル類; アセトン、アセトフェ
ノンなどのケトン類;酢酸エチルなどのエステル類;
などが例示される。
【0020】溶媒の使用量は単量体の溶媒に対する濃度
が通常、0.01〜1mol/lになる範囲で適宜選択
される。
【0021】重合温度は−30〜100℃、好ましくは
0〜90℃の範囲で適宜選択される。
【0022】重合時間は原料や触媒の種類、重合温度な
どにより異なるが、通常30分〜100時間程度であ
る。
【0023】また、重合は重合反応に対して不活性な気
体、例えば乾燥窒素などの雰囲気下で行うことが好まし
い。
【0024】反応停止、重合体の回収は、大量の貧溶媒
中に重合体溶液を注ぎ、重合体を沈澱させ、濾別、乾燥
するなどの通常の方法にて行われる。例えば、トルエン
で希釈した重合体溶液を大量のメタノール中に注ぎ、重
合体を沈澱させ、ガラスフィルターで回収し、乾燥する
ことにより重合体を回収することができる。
【0025】(重合体)得られた重合体は、一般式1で
表される繰り返し構造単位を有し、重量平均分子量がゲ
ル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求め
たポリスチレンの換算値で、1万〜1000万、好まし
くは10万〜500万、より好ましくは30万〜200
万の重合体である。また、一般式1で表される繰り返し
構造単位が、重合体分子中50重量%以上、好ましくは
80重量%以上、より好ましくは90重量%以上のもの
である。分子量が小さすぎると、十分な強度を有する成
形品が得られない。分子量が大きすぎると、成形性に劣
る。また、一般式1で表される繰り返し構造単位が少な
すぎるとレドックス活性を有さない場合がある。
【0026】この重合体は熱安定性に優れており、重合
体の熱質量分析による重量損失開始温度は300℃以
上、好ましくは350℃以上、より好ましくは370℃
以上であり、耐熱性を要求される材料として用いること
ができる。また、ヘキサン、シクロヘキサンなどの飽和
炭化水素; メタノールなどのアルコール類; ジメチ
ルスルホキシドなどのスルホキシド類; には溶解しな
いが、ベンゼン、キシレン、トルエンなどの芳香族炭化
水素; 四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロエタン、
テトラクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素; 安息
香酸メチルなどのエステル類; ジメチルホルムアミド
などのアミド類;などには一部可溶であった。また、エ
ーテル類ではジエチルエーテルには不溶であるが、テト
ラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、アニソールなど
に一部可溶; ケトン類ではアセトンには不溶である
が、アセトフェノンなどに一部可溶; であり、薄膜な
どに成形することが可能である。
【0027】この重合体は、サイクリックボルタンメト
リーによって、レドックス活性を有していることを示
し、また、酸化過程においてカルバゾリル基がジカルバ
ジル構造を形成することを示す。テトラブチルアンモニ
ウム4フッ化ホウ素を0.1M含有するベンゾニトリル
にこの重合体を濃度2.5mMに溶解し、飽和カロメル
電極を参照電極として、0.1V/秒で測定したサイク
リックボルタモグラムを図3に示す。さらに、その構造
から、カルバゾリル基含有重合体として、分子構造全体
が共役しており、光導電性に優れていることが示され
る。
【0028】(用途)本発明の重合体は、レドックス活
性を有しているので、その電気化学特性により、修飾電
極として使用でき、不斉酸化・還元や立体選択的な電解
酸化・還元を行うことが可能であり、レドックス・セン
サー、光センサーとしても利用可能である。また、感光
性高分子材料としても使用でき、光電気化学反応による
エネルギー変換などにも利用可能である。
【0029】(態様)本発明の態様としては、 1.一般式1で表される繰り返し構造単位から成る1−
フェニル−2−[p−(N−カルバゾリル)フェニル]
アセチレン重合体、 2.一般式1で表される繰り返し構造単位50重量%以
上と置換ジフェニルアセチレン類由来繰り返し構造単位
50重量%以下から成る上記1記載の重合体、 3.一般式1で表される繰り返し構造単位90重量%以
上と置換ジフェニルアセチレン類由来繰り返し構造単位
10重量%以下から成る上記2記載の重合体、 4.重量平均分子量がゲル・パーミエーション・クロマ
トグラフィーにより求めたポリスチレン換算値で1万〜
1000万である上記1〜3記載の重合体、 5.重量平均分子量がゲル・パーミエーション・クロマ
トグラフィーにより求めたポリスチレン換算値で30万
〜200万である上記1〜4記載の重合体、 6.熱質量分析による重量損失開始温度が300℃以上
である上記1〜5記載の重合体、 7.1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾリル)フ
ェニル]アセチレンを重合する請求項1記載の重合体の
製造方法、 8.1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾリル)フ
ェニル]アセチレン50重量%以上と置換ジフェニルア
セチレン類50重量%以下を共重合する上記7記載の重
合体の製造方法、 9.1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾリル)フ
ェニル]アセチレン90重量%以上と置換ジフェニルア
セチレン類10重量%以下を共重合する上記8記載の重
合体の製造方法、 10.置換ジフェニルアセチレン類が1−フェニル−2
−(p−メチルフェニル)アセチレン、1−フェニル−
2−(p−エチルフェニル)アセチレン、1−フェニル
−2−(p−n−ブチルフェニル)アセチレン、1−フ
ェニル−2−(p−n−ヘキシルフェニル)アセチレ
ン、1−フェニル−2−(p−n−オクチルフェニル)
アセチレン、1−フェニル−2−(p−t−ブチルフェ
ニル)アセチレン、1−フェニル−2−(o−メチルフ
ェニル)アセチレン、1−フェニル−2−(o−エチル
フェニル)アセチレン、1−フェニル−2−(m−メチ
ルフェニル)アセチレン、1−フェニル−2−(2,
4,6−トリメチルフェニル)アセチレン、1−フェニ
ル−2−(2,3,4,5−テトラメチルフェニル)ア
セチレン、1−フェニル−2−(2,3,5,6−テト
ラメチルフェニル)アセチレン、1−フェニル−2−
(p−トリメチルシリルフェニル)アセチレン、1−フ
ェニル−2−(m−トリメチルシリルフェニル)アセチ
レン、1−フェニル−2−(p−トリエチルシリルフェ
ニル)アセチレン、1−フェニル−2−(p−ジメチル
エチルシリルフェニル)アセチレン、1−フェニル−2
−(p−フェノキシフェニル)アセチレン、1−フェニ
ル−2−(o−フェノキシフェニル)アセチレン、およ
び1−フェニル−2−(m−フェノキシフェニル)アセ
チレンから選ばれたものである上記8〜9記載の重合体
の製造方法、 11.重合が単量体1molに対して0.001〜1m
olの触媒、触媒1molに対して0.01〜10mo
lの共触媒の存在下に行われるものである上記7〜10
記載の重合体の製造方法、 12.触媒が周期律表第V族遷移金属または第VI族遷
移金属のハロゲン化物である上記11記載の重合体の製
造方法、 13.触媒が五塩化ニオブ、五臭化ニオブ、五塩化タン
タル、および五臭化タンタルから選ばれたものである上
記11〜12記載の重合体の製造方法、 14.共触媒が触媒に対し還元性を有する有機金属化合
物である上記11〜13記載の重合体の製造方法、 15.共触媒がアルミニウム、ケイ素、スズ、アンチモ
ン、ビスマス、ホウ素、およびリチウムから選ばれる金
属を含有する有機化合物である上記14記載の重合体の
製造方法、 16.共触媒がトリメチルアンモニウム、トリエチルア
ルミニウム、モノクロロジエチルアルミニウム、ジクロ
ロエチルアルミニウム、トリエチルシラン、トリフェニ
ルシラン、テトラフェニルスズ、テトラ−n−ブチルス
ズ、テトラメチルスズ、トリフェニルアンチモン、トリ
フェニルビスマス、ブチルリチウム、および9−ボラビ
シクロ[3.3.1]ノナンから選ばれたものである上
記14〜15記載の重合体の製造方法、 17.重合が不活性ガス雰囲気下、芳香族炭化水素、脂
環式炭化水素、ハロゲン化炭化水素、エーテル類、ケト
ン類、およびエステル類から選ばれた溶媒中で行われる
上記7〜16記載の重合体、 18.溶媒が、ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロ
ヘキサン、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼ
ン、ブロモベンゼン、アニソール、ジブチルエーテル、
ジオキサン、アセトン、アセトフェノン、および酢酸エ
チルから選ばれたものである上記17記載の重合体の製
造方法、 19.1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾリル)
フェニル]アセチレンが9−(p−ヨードフェニル)カ
ルバゾールとフェニルアセチレンの反応により得たもの
である上記7〜18記載の重合体の製造方法、 20.9−(p−ヨードフェニル)カルバゾールとフェ
ニルアセチレンの反応がパラジウム化合物触媒の存在下
に行われるものである上記19記載の重合体の製造方
法、 21.9−(p−ヨードフェニル)カルバゾールが9−
(p−アミノフェニル)カルバゾールを亜硝酸ナトリウ
ムと塩酸で処理し、さらにヨウ化カリウムと反応させる
ことにより得られたものである上記20記載の重合体の
製造方法、 22.9−(p−アミノフェニル)カルバゾールが9−
(p−ニトロフェニル)カルバゾールを亜鉛と水の存在
下で還元して得たものである上記21記載の重合体の製
造方法、 23.9−(p−ニトロフェニル)カルバゾールが、カ
ルバゾールとニトロベンゼンをアルカリ溶液中で反応さ
せたものである上記22記載の重合体の製造方法、 などが例示される。
【0030】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明する。なお、実施例及び比較例中の部及び%は
特に断りのないかぎり重量基準である。
【0031】参考例19−(p−ニトロフェニル)カルバゾールの合成 カルバゾール50gとニトロベンゼン200ml、水酸
化カリウム37.5gを混合し、攪拌し続けたまま、3
0分かけて室温から80℃に加熱し、80℃に1時間保
ち、15分間かけて80℃から95℃に加熱し、95℃
に30分間保った。攪拌を中止し、ビーカーに注ぎ、水
浴中でゆっくりと冷却して結晶させた。結晶を濾別し、
80℃のリグロイン、80℃の温水で洗浄し、さらに8
0℃の氷酢酸300mlに溶解し、放冷し、再結晶させ
て濾別して乾燥し、19.9gの生成物を得た。
【0032】この生成物は黄色の固体であり、融点が2
09〜212℃であり、下記のIRスペクトル(KBr
法、以下同じ)および1H−NMR(CDCl3法、以下
同じ)のデータから9−(p−ニトロフェニル)カルバ
ゾールであることが確認された。
【0033】IRスペクトル: 1580cm-1,85
0cm-1; NO2基に由来する吸収 1H−NMR:
δ=7.21(m,2H), 7.3〜7.5
(m,4H), 7.75(dd,2H), 8.13
(m,2H), 8.36(dd,2H)
【0034】9−(p−アミノフェニル)カルバゾール
の合成 得られた9−(p−ニトロフェニル)カルバゾール1
9.9gを78%エタノール1lに加えてペースト状に
し、亜鉛末210gと塩化カルシウム8gを加えて2時
間85〜90℃で還流した。亜鉛末を熱ブフナー漏斗で
濾別し、少量のエタノールで洗浄し、濾液を2lの水に
注いで冷却したところ、白濁し、黄色の析出物が認めら
れた。これを吸引濾過して回収し、トルエンに溶解し、
Na2SO4を加えて乾燥し、エバポレーターを用いてト
ルエンを除去し、16.4gの生成物を得た。
【0035】この生成物は黄橙色の粘液であり、下記の
IRスペクトルのデータから9−(p−ニトロフェニ
ル)カルバゾールのニトロ基がアミノ基に変わった9−
(p−アミノフェニル)カルバゾールであることが分か
った。ガスクロマトグラフィによる分析で純度は約72
%であった。
【0036】IRスペクトル: 1530cm-1; N
2基に由来する吸収(NO2基に由来する1580cm
-1,850cm-1の吸収は認められない)1 H−NMR: δ=6.73(d,2H), 7.
2〜7.4(m,10H), 8.12(d,2H)
【0037】9−(p−ヨードフェニル)カルバゾール
の合成 得られた9−(p−アミノフェニル)カルバゾール1
6.4gを240mlの酢酸に溶解し、濃塩酸36ml
を加え、30分攪拌したところ、水色を呈した。水60
mlを加え、2℃に冷却したところ黄緑色になり、5.
5gの亜硝酸ナトリウムを溶解した水溶液60mlを滴
下したところ、橙色になり、さらには暗赤茶色になっ
た。66.4gのヨウ化カリウムを溶解した水溶液20
0mlにこの暗赤茶色の液をゆっくりと注ぎ、1時間攪
拌後、ゆっくりと加熱し、90℃に加熱して反応させ
た。反応液にエーテルを加えて、十分に抽出した後、エ
ーテル層を回収し、5%塩酸、5%水酸化ナトリウム水
溶液、水、5%硫酸化水素ナトリウム水溶液、水の順で
洗浄したエーテル層にNa2SO4を加えて乾燥したとこ
ろ、エーテル層は褐色の溶液であった。エバポレーター
を用いてエーテルを除去し、7.83gの生成物を得
た。
【0038】この生成物は黄土色の固体であり、下記の
IRスペクトルのデータから9−(p−アミノフェニ
ル)カルバゾールのアミノがヨウ素原子に変わった9−
(p−ヨードフェニル)カルバゾールであることが分か
った。ガスクロマトグラフィによる分析で純度は約69
%であった。
【0039】IRスペクトル: 1000cm-1; I
に由来する吸収(NH2基に由来する1530cm-1
吸収は認められない)
【0040】1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾ
リル)フェニル]アセチレンの合成 窒素雰囲気下で、ビストリフェニルホスフィンパラジウ
ムジクロライド44.2mg、ヨウ化第一銅72.0m
g、トリフェニルホスフィン66.1mg、トリエチル
アミン30ml、およびフェニルアセチレン2.8ml
を混合し、50〜60℃に1時間保持し、熟成させて、
褐色の液を得た。この液に9−(p−ヨードフェニル)
カルバゾール7.83gとトリエチルアミン50mlを
加え、2時間反応させた。エバポレーターを用いてトリ
エチルアミンを除去し、さらに真空ポンプで完全に除去
した。得られた固形物をエーテルに溶解し、濾過して得
た溶液を5%塩酸、水で洗浄した後、硫酸ナトリウムを
加えて乾燥させた。この溶液をエバポレーターを用いて
エーテルを除去して7.03gの生成物を得た。
【0041】この生成物は黄土色の固体であり、ガスク
ロマトグラフィによる分析で純度は約72%であった。
【0042】この生成物をシリカゲルを担体とし、トル
エン:ヘキサン(1:1)混合溶媒を用いてフラッシュ
カラムクロマトグラフィにより粗精製し、さらに混合溶
媒をトルエン:ヘキサン(1:3)混合溶媒を用いて同
様のフラッシュカラムクロマトグラフィにより精製し
た。カラム収率は約40%であった。
【0043】精製品は黄白色固体であり、融点が134
〜141℃であった。下記の精製品のIRスペクトルの
データから、1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾ
リル)フェニル]アセチレンであることが確認された。
【0044】IRスペクトル: 2200cm-1; 炭
素間の三重結合に由来する吸収(Iに由来する1000
cm-1の吸収は認められない)
【0045】実施例1重合 乾燥窒素雰囲気下、トルエン中、1−フェニル−2−
[p−(N−カルバゾリル)フェニル]アセチレン0.
10M、五塩化タンタル20mM、テトラ−n−ブチル
スズ40mMになるように重合反応液を調製し、80℃
で3時間重合した。トルエンとメタノールの等重量混合
溶液を加えて重合を停止した後、トルエンで希釈し、大
量のメタノール中に注いで重合体を沈澱させた。固体重
合体をガラスフィルターで回収した。この重合体は膨潤
状態では黄色であったが、アスピレータで減圧して1日
乾燥させると、赤茶色になった。。
【0046】重合体の収率は76.7%であった。この
重合体をトリクロロメタンに溶解してゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィー測定によりポリスチレン換算値
として求めた重量平均分子量は263,000、数平均
分子量は811,000であった。
【0047】重合体は、ヘキサン、シクロヘキサン、ジ
エチルエーテル、ジメチルスルホキシド、メタノール、
アセトンには溶解しなかったが、四塩化炭素、トルエ
ン、テトラヒドロフラン、アニソール、トリクロロメタ
ン、1,4−ジオキサン、二塩化エタン、ジメチルホル
ムアミド、安息香酸メチル、アセトフェノン、ニトロベ
ンゼン、N,N−ジメチルアニリン、N−メチルピロリ
ドン、N,N−ジメチルアセトアミドに一部可溶であ
り、薄膜の形成が可能であり、加工成形性に優れること
がわかった。
【0048】重合体をIRスペクトルを測定すると、1
−フェニル−2−[p−(N−カルバゾリル)フェニ
ル]アセチレンのスペクトルに認められた2200cm
-1付近の吸収が重合体では認められず、その他の吸収
は、大きな違いは認められなかった。この重合体のIR
スペクトルを図1に示す。
【0049】また、重合体をテトラヒドロフランに溶解
してUVスペクトルを測定すると1−フェニル−2−
[p−(N−カルバゾリル)フェニル]アセチレンのス
ペクトルに認められず、ポリ(ジフェニルアセチレン)
類には認められる、λmax375nmおよび440n
mの二つの吸収極大が認められた。この重合体のUVス
ペクトルを図2に示す。
【0050】重合体の5%重量減少温度を示差熱重量同
時測定装置(セイコー電子工業株式会社製、TG/DT
A220)を用い、空気中、昇温速度10℃/分で測定
したところ380℃であり、熱安定性に優れていた。
【0051】これらの測定結果から、この重合体が一般
式1で表される繰り返し構造単位からなる1−フェニル
−2−[p−(N−カルバゾリル)フェニル]アセチレ
ン重合体であることが確認された。
【0052】テトラブチルアンモニウム4フッ化ホウ素
を0.1M含有するベンゾニトリルにこの重合体を濃度
2.5mMに溶解し、飽和カロメル電極を参照電極とし
て、0.1V/秒で測定したサイクリックボルタモグラ
ムを図3に示す。
【0053】この重合体は、サイクリックボルタモグラ
ムにより、酸化過程において、カルバゾリル基がジカル
バジル構造を形成すること、レドックス活性を有してい
ることがわかり、このレドックス活性により修飾電極と
して使用できることが示された。また、この重合体の構
造からカルバゾリル基含有重合体として、分子構造全体
が共役しており、光導電性に優れていることがわかる。
【0054】
【発明の効果】本発明の1−フェニル−2−[p−(N
−カルバゾリル)フェニル]アセチレン重合体は、熱安
定性、加工成形性、電気化学的特性に優れた新規な重合
体であり、修飾電極などの機能性高分子材料として使用
できる。
【図面の簡単な説明】
この重合体のサイクリックボルタモグラムを図3に示
す。
【図1】本発明の1−フェニル−2−[p−(N−カル
バゾリル)フェニル]アセチレン重合体のIRスペクト
ルである。
【図2】本発明の1−フェニル−2−[p−(N−カル
バゾリル)フェニル]アセチレン重合体のUVスペクト
ルである。
【図3】本発明の1−フェニル−2−[p−(N−カル
バゾリル)フェニル]アセチレン重合体のサイクリック
ボルタモグラムである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式1 【化1】 で表される繰り返し構造単位から成る1−フェニル−2
    −[p−(N−カルバゾリル)フェニル]アセチレン重
    合体。
JP11761594A 1994-05-06 1994-05-06 1−フェニル−2−[p−(N−カルバゾリル)フェニルアセチレン重合体 Pending JPH07300512A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1281723A1 (en) * 2000-04-13 2003-02-05 Japan Science and Technology Corporation Novel process for the production of polyacetylene derivatives
EP1964861A4 (en) * 2005-11-25 2010-03-24 Nat Inst Of Advanced Ind Scien polyacetylene

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EP1281723A4 (en) * 2000-04-13 2005-08-03 Japan Science & Tech Agency NEW PROCESS FOR THE PREPARATION OF POLYACETYLENE DERIVATIVES
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