JPH0730027B2 - 5−シアノピリジン−3−カルボキサミド化合物及び植物成長抑制剤 - Google Patents

5−シアノピリジン−3−カルボキサミド化合物及び植物成長抑制剤

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JPH0730027B2
JPH0730027B2 JP15844986A JP15844986A JPH0730027B2 JP H0730027 B2 JPH0730027 B2 JP H0730027B2 JP 15844986 A JP15844986 A JP 15844986A JP 15844986 A JP15844986 A JP 15844986A JP H0730027 B2 JPH0730027 B2 JP H0730027B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、5−シアノ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
−3−ピリジンカルボキサミドに属する新規化合物に関
するものである。この発明の化合物は、植物に対して成
長抑制作用を示す。
(従来の技術) 従来から、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−ピリジン
カルボキサミドに属するある種の化合物が知られてい
る。
たとえば、サンコウスカ−ヤシンスカ.W(Zankowska−J
asinska.W.)らはN−(4−クロルフェニル)−1,4−
ジヒドロ−4−オキソ−1,26−トリフェニル−3−ピリ
ジンカルボキサミド、1−(4−クロルフェニル)−1,
4−ジヒドロ−4−オキソ−N,2,6−トリフェニル−3−
ピリジンカルボキサミドを報告し〔Bull.Acad.Pol.Sc
i.,Ser.Sci.Chem. 23(11),901(1975)参照〕、また
同氏らは、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−N,2,6−トリフ
ェニル−3−ピリジンカルボキサミド、1,4−ジヒドロ
−4−オキソ−N,1,2,6−テトラフェニル−3−ピリジ
ンカルボキサミド、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4
−オキソ−N,1−ジフェニル−3−ピリジンカルボキサ
ミドを報告している〔Zesz.Nauk.Uniw.Jagiellon.,Pr.C
him.21,141(1976)〕。
加藤鉄三らは、N−(4−クロルフェニル)−1,4−ジ
ヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−3−ピリジンカ
ルボキサミド、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オ
キソ−N−フェニル−1−(フェニルメチル)−3−ピ
リジンカルボキサミド、1,4−ジヒドロ−N−(4−メ
トキシフェニル)−2,6−ジメチル−4−オキソ−1−
(フェニルメチル)−3−ピリジンカルボキサミドおよ
びN−(4−クロルフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6−
ジメチル−4−オキソ−1−(フェニルメチル)−3−
ピリジンカルボキサミドの4つの化合物を報告している
が〔薬学雑誌、101巻,40頁(1981年)参照〕、この文献
はケテン誘導体の反応性に関すものであり、これらの化
合物がいかなる分野に利用されるかについては触れられ
ていない。またカナダ特許第1,115,278号〔およびJ.B.P
ierce等J.Med.Chem.25,131(1982)を参照〕には、抗炎
症作用を有する4−ピリドン化合物についての記載が見
られ、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−N,
1−ジフェニル−3−ピリジンカルボキサミド類、N,1−
ジブチル−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ
−3−ピリジンカルボキサミド、N,1−ジドデシル−1,4
−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−3−ピリジ
ンカルボキサミドおよびN−(4−クロルフェニル)−
1−エチル−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキ
ソ−3−ピリジンカルボキサミドなどが開示されてい
る。
また、特開昭54−24,892号公報、特開昭51−43,783号公
報と特開昭51−48,686号公報には、医薬用として、1,4
−ジヒドロ−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド
の部分構造を有するセファロスポリン類を開示してい
る。
一方、植物成長調整剤、特に化学的交配剤として活性を
示す化合物として、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−
ピリジンカルボン酸の誘導体が知られているが(特開昭
52−144,676号公報、特開昭57−114,573号公報参照)、
化合物(I)のような5−シアノ−1,4−ジヒドロ−4
−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド化合物を有効成
分とする植物成長抑制剤は知られていなかった。この発
明は、5−シアノ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−
ピリジンカルボキサミド化合物に属する一群の新規化合
物並びにこれらの化合物のうち少なくとも1種を有効成
分として含有する植物成長抑制剤を提供するものであ
る。
(目的と構成) この発明は、下記の式(I)で示される化合物及びその
付加塩を提供するものである。
[式中、Rは水素原子、任意に置換されてもよいフェニ
ル基、又は、−(CH2)n−R1(nは1〜3の整数,R1
水素原子、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、メルカプ
ト基、低級アルキルチオ基、アミノ基、ジ低級アルキル
アミノ基、C3〜C11のアルキル基、低級アルケニル基、
低級アルキニル基、シクロアルキル基、5もしくは6員
の異項環基、又はハロゲン原子、低級アルキル及び低級
アルコキシ基の1〜2個で置換されてもよいアリール
基;R2及びR8は同一または異なって、C1〜C11のアルキル
基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアル
キル基、低級アルコキシアルキル基、任意に置換されて
もよいフェニル基、核がハロゲン原子、低級アルキル及
び低級アルコキシ基の1〜2個で置換されてもよいアラ
ルキル基、ハロゲン化アルキル基又は、5もしくは6員
の異項環基;R3、R4、R5、R6及びR7は各々同一又は異な
って、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、ヒド
ロキシ基、ハロゲン化低級アルキル基、低級アルコキシ
基、アリールオキシ基、カルボキシ基、低級アルキコキ
シカルボニル基、シアノ基又はニトロ基]。
この発明で、低級アルキル基、低級アルコキシ基などで
用いた用語《低級》とは、C1〜C5の炭素原子を含有する
基を意味する。具体的には、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、イ
ソペンチルのような低級アルキル基;メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、プトキシ、のような
低級アルコキシ基:メトキシカルボニル、エトキシカル
ボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニルの
ような低級アルコキシカルボニル基;メチルチオ、エチ
ルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチ
オ、ペンチルチオのような低級アルチルチオ基等が挙げ
られる。
また、低級アルケニル基及び低級アルキニル基には、ビ
ニル、アリル、イソプロペニル、2−ブテニル、1,3−
ブタジエニル、2−ペンテニル、1,4−ペンタジエニ
ル、1,6−ヘプタジエニル、1−ヘキセニル、エチニ
ル、2−プロビニルなどが含まれる。
シクロアルキル基には、シクロプロピル、シクロペンチ
ル又はシクロヘキシル基などが含まれる。
ハロゲン化アルキル基には、トリフルオロメチル、クロ
ルメチル基などが含まれる。
低級アルコキシアルキル基には、メトキシメチル、エト
キシメチル、プロポキシメチル、ブトキシメチル基など
が含まれる。
ハロゲン原子には、塩素、臭素、ヨウ素、又はフッ素原
子が挙げられる。
アラルキル基には、ベンジル、3−フェニルプロピル、
4−フェニルブチル基などが含まれる。
アリールオキシ基には、フェニルオキシ、ナフチルオキ
シ基などが含まれる。
5もしくは6員の異項環基には、窒素原子、酸素原子、
硫黄原子から選択されたヘテロ原子を1〜3個含有する
5もしくは6員の異項環基が含まれる。たとえば、フリ
ル、テトラヒドロフリル、チエニル、チアゾリル、イソ
チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾ
リルなどの5員環の基;ピリジル、ピリミジニル、ピラ
ジニル、ピリダジニルなどの6員環の基が挙げられる。
これらの基は、メチル又はエチルのようなアルキル基、
ハロゲン原子又はフェニル基で置換されてもよい。フェ
ニル基で置換された場合、環内の2つの炭素原子と結合
して縮合環を形成してもよい。縮合環を形成した場合の
例としては、ベンゾチアゾリル、ベンゾフリル、キナゾ
リニル、キノキサリニル基などが挙げられる。
この発明の式(I)の化合物は、塩基性を示すとき、塩
酸、硫酸、リン酸、メタンスルホン酸、パラトルエンス
ルホン酸、トリフルオロ酢酸などの酸との付加塩、また
分子内にカルボキシル基が存在するとき無機塩基との付
加塩を形成しうる。このような付加塩もこの発明の範囲
に含まれる。
この発明の式(I)の化合物又はその付加塩は植物成長
抑制作用を有する。
この発明の化合物が持つ植物成長抑制作用は、水田、畑
地、果樹園、牧草地、芝生地、森林あるいは非農耕地用
の除草剤として有用な性質である。従って、この発明
は、前記式(I)の化合物及びその付加塩の少なくとも
一種を含有する植物成長抑制剤をも提供するものであ
る。この発明の化合物を上記除草剤として使用する場合
は、そのまま使用してもよいが、一般には固体担体、液
体担体、界面活性剤、その他の製剤用補助剤と混合し
て、水和剤、粒剤、乳剤等に製剤する。
これらの製剤には、この発明の化合物を水和剤では10〜
80%、粒剤では2〜20%、乳剤では10〜50%(いずれも
重量%を示す。)を含有させることが好ましい。
製剤に使用される固体担体には、カオリン、ベントナイ
ト、クレー類、タルク、珪藻土、ジークライト、ゼオラ
イト、パイロフィライト、合成含酸化珪素、炭酸カルシ
ウム等の微粉末あるいは粒状物があり、液体担体には、
キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、エ
タノール、イソプロパノール、エチレングリコール、メ
チルセロソルブ等のアルコール類、アセトン、イソホロ
ン、シクロヘキサノン等のケトン類、大豆油、綿実油等
の植物油、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、アセトニトリル、水等がある。
分散、乳化等のために用いられる界面活性剤には、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンブロックポリマー等のノニオン性界
面活性剤、アルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン
酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキル硫酸エステル塩等のアニオン性界面活性剤
等がある。
製剤用補助剤には、リグニンスルホン酸塩、アルギン酸
塩、ポリアクリレート類、ポリビニルアルコール、植物
ガム類、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ヒドロ
キシエチルセルロース(HEC)等がある。
また、この発明の化合物は、必要に応じて他の殺虫剤、
殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物成長調節
剤、肥料あるいは土壌改良剤と混合使用することもでき
る。
この発明の式(I)の化合物は、例えば次に示す方法で
作ることができる。
(方法A) (式中、R,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8は式(I)の定義と同
一;Xはハロゲン原子を示す。) この方法は式(I)に対応するハロゲン化物すなわち、
5−ハロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−ピリジン
カルボキサミド誘導体とシアン化第1銅とを無溶媒、も
しくはピリジンやキノリンなどの芳香族アミンやN,N−
ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドンおよびヘ
キサメチルホスホロアミドなどの極性非プロトン溶媒
中、100℃から300℃の温度で反応させる方法である。
以下この発明を実施例によって説明する。なお実施例に
示した化合物の他にこの発明に含まれる興味ある化合物
の具体名としては次のものが上げられる。
2−ブチル−5−シアノ−N−(2,6−ジエチルフェニ
ル)−1,4−ジヒドロ−1,6−ジメチル−4−オキソ−3
−ピリジンカルボキサミド、 5−シアノ−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジ
ヒドロ−1,6−ジメチル−4−オキソ−2−プロピル−
3−ピリジンカルボキサミド、 N−(4−ブロモ−2,6−ジエチルフェニル)−2−ブ
チル−5−シアノ−1,4−ジヒドロ−1,6−ジメチル−4
−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド、 N−(4−ブロモ−2,6−ジエチルフェニル)−5−シ
アノ−1,4−ジヒドロ−1,6−ジメチル−4−オキソ−2
−プロピル−3−ピリジンカルボキサミド、 5−シアノ−2−エチル−N−(2,6−ジエチルフェニ
ル)−1,4−ジヒドロ−1,6−ジメチル−4−オキソ−3
−ピリジンカルボキサミド、 N−(4−ブロモ−2,6−ジエチルフェニル)−5−シ
アノ−2−エチル−1,4−ジヒドロ−1,6−ジメチル−4
−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド、 2−ブチル−5−シアノ−1−エチル−N−(2,6−ジ
エチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−
オキソ−3−ピリジンカルボキサミド、 5−シアノ−1−エチル−N−(2,6−ジエチルフェニ
ル)−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−2−
プロピル−3−ピリジンカルボキサミド、 N−(4−ブロモ−2,6−ジエチルフェニル)−2−ブ
チル−5−シアノ−1−エチル−1,4−ジヒドロ−6−
メチル−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド、 N−(4−ブロモ−2,6−ジエチルフェニル)−5−シ
アノ−1−エチル−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−
オキソ−2−プロピル−3−ピリジンカルボキサミド、 5−シアノ−1,2−シエチル−N−(2,6−ジエチルフェ
ニル)−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−3
−ピリジンカルボキサミド、 N−(4−ブロモ−2,6−ジエチルフェニル)−5−シ
アノ−1,2−ジエチル−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4
−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド。
実施例1 5−シアノ−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジ
ヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−1−(2−フェ
ニルエチル)−3−ピリジンカルボキサミドの合成 5−ブロモ−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジ
ヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−1−(2−フェ
ニルエチル)−3−ピリジンカルボキサミド400mg(0.8
3mmol),90%シアノ化第一銅95mg(0.95mmol)及びN,N
−ジメチルホルムアミド5mlの混液を還流条件下4.5時間
加熱した。反応液を氷水に移し、生成した沈澱を瀘過
し、水洗した。これを30%エチレンジアミン温水溶液と
共によくふり混ぜ、クロロホルムを加えさらによく振盪
した後、水槽を除き、有機層を10%シアン化ナトリウム
水溶液、ついで水で洗浄した後、有機層を硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。脱溶媒し得られた残渣を薄層クロマト
グラフで分離して、題記化合物90mg(収率31%)を得
た。
実施例2,3 方法Aに従って5−シアノ−N−(2,6−ジエチルフェ
ニル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−
1−フェニルメチル−3−ピリジンカルボキサミド及び
1−ブチル−5−シアノ−N−(2,6−ジエチルフェニ
ル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−3
−ピリジンカルボキサミドを得た。
以上の実施例により製造した各化合物の物性、性能評価
等を表1〜3にまとめた。
なお、表3中の性能評価とは、次のとおりである。
タルク(50重量部)、ベントナイト(25重量部)ソルポ
ール−9047(東邦科学製、2重量部)、ソルポール−50
39(同前、3重量部)を混合しキャリアーを調製した。
テスト化合物50重量部と前記キャリアー200重量部とを
混合し、20%水和剤を作った。この水和剤を純粋に分散
させ所定濃度の水和剤分散液を得た。別にイネ、ノビ
エ、二十日ダイコン種子を催芽させたシャーレを用意
し、上記水和剤分散液を添加し、25℃の照明付き定温庫
で7日間育苗して成長程度を、以下の基準に従って評価
した。
判定 活性強度 1 無影響 2 25%成長抑制 3 50%成長抑制 4 75%成長抑制 5 完全枯死 このように、この発明の5−シアノピリジン−3−カル
ボキサミド化合物は植物に対し明確な成長抑制作用を示
すことが判る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−144676(JP,A) 特開 昭54−24892(JP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I); [式中、Rは水素原子、任意に置換されてもよいフェニ
    ル基、又は−(CH2)n−R1(nは1〜3の整数、R1
    水素原子、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、メルカプ
    ト基、低級アルキルチオ基、アミノ基、ジ低級アルキル
    アミノ基、C3〜C11のアルキル基、低級アルケニル基、
    低級アルキニル基、シクロアルキル基、5もしくは6員
    の異項環基、又はハロゲン原子、低級アルキル及び低級
    アルコキシ基の1〜2個で置換されてもよいアリール
    基;R2及びR8は同一または異なって、C1〜C11のアルキル
    基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアル
    キル基、低級アルコキシアルキル基、任意に置換されて
    もよいフェニル基、核がハロゲン原子、低級アルキル及
    び低級アルコキシ基の1〜2個で置換されてもよいアラ
    ルキル基、ハロゲン化アルキル基又は、5もしくは6員
    の異項環基;R3、R4、R5、R6及びR7は各々同一又は異な
    って、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、ヒド
    ロキシ基、ハロゲン化低級アルキル基、低級アルコキシ
    基、アリールオキシ基、カルボキシ基、低級アルキコキ
    シカルボニル基、シアノ基又はニトロ基] で表わされる5−シアノピリジン−3−カルボキサミド
    化合物又はその付加塩。
  2. 【請求項2】式(I)の基 が、2,6−ジエチルフェニル、4−ブロモ−2,6−ジエチ
    ルフェニル又は4−クロロ−2,6−ジエチルフェニル基
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】式(I)のR及びR2のアルキル基の炭素数
    が1〜4である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    化合物。
  4. 【請求項4】式(I)のR及びR2の低級アルケニル及び
    低級アルキニル基の炭素数が1〜4である特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の化合物。
  5. 【請求項5】式(I)のR8がメチル又はエチル基である
    特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の化合物。
  6. 【請求項6】式(I) [式中、Rは水素原子、任意に置換されてもよいフェニ
    ル基、又は−(CH2)n−R1(nは1〜3の整数、R1
    水素原子、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、メルカプ
    ト基、低級アルキルチオ基、アミノ基、ジ低級アルキル
    アミノ基、C3〜C11のアルキル基、低級アルケニル基、
    低級アルキニル基、シクロアルキル基、5もしくは6員
    の異項環基、又はハロゲン原子、低級アルキル及び低級
    アルコキシ基の1〜2個で置換されてもよいアリール
    基;R2及びR8は同一または異なって、C1〜C11のアルキル
    基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアル
    キル基、低級アルコキシアルキル基、任意に置換されて
    もよいフェニル基、核がハロゲン原子、低級アルキル及
    び低級アルコキシ基の1〜2個で置換されてもよいアラ
    ルキル基、ハロゲン化アルキル基又は、5もしくは6員
    の異項環基;R3、R4、R5、R6及びR7は各々同一又は異な
    って、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、ヒド
    ロキシ基、ハロゲン化低級アルキル基、低級アルコキシ
    基、アリールオキシ基、カルボキシ基、低級アルキコキ
    シカルボニル基、シアノ基又はニトロ基] で表わされる5−シアノピリジン−3−カルボキサミド
    化合物又はその付加塩の少なくとも一種を有効成分とし
    て含有することを特徴とする植物成長抑制剤。
  7. 【請求項7】式(I)の基 が、2,6−ジエチルフェニル、4−ブロモ−2,6−ジエチ
    ルフェニル又は4−クロロ−2,6−ジエチルフェニル基
    である特許請求の範囲第6項記載の植物成長抑制剤。
  8. 【請求項8】式(I)のR及びR2のアルキル基の炭素数
    が1〜4である特許請求の範囲第6項又は第7項記載の
    植物成長抑制剤。
  9. 【請求項9】式(I)のR及びR2の低級アルケニル及び
    低級アルキニル基の炭素数が1〜4である特許請求の範
    囲第6項又は第7項記載の植物成長抑制剤。
  10. 【請求項10】式(I)のR8がメチル又はエチル基であ
    る特許請求の範囲第6〜9項のいずれかに記載の植物成
    長抑制剤。
JP15844986A 1986-07-04 1986-07-04 5−シアノピリジン−3−カルボキサミド化合物及び植物成長抑制剤 Expired - Lifetime JPH0730027B2 (ja)

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JP4739596B2 (ja) * 2001-08-02 2011-08-03 タキゲン製造株式会社 ドアの煽り止め

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