JPH07298539A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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Publication number
JPH07298539A
JPH07298539A JP8676294A JP8676294A JPH07298539A JP H07298539 A JPH07298539 A JP H07298539A JP 8676294 A JP8676294 A JP 8676294A JP 8676294 A JP8676294 A JP 8676294A JP H07298539 A JPH07298539 A JP H07298539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
bearing
rotary shaft
brushless motor
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8676294A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Tanaka
田中  敦
Minoru Kuroda
稔 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8676294A priority Critical patent/JPH07298539A/ja
Publication of JPH07298539A publication Critical patent/JPH07298539A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像音響機器のブラシレスモータの油止め構
造において、両持ちハウジングの下側含油軸受下部に油
切りを設け、油止め室を作り潤滑油の流出,飛散を防止
する。 【構成】 軸受ハウジング4には回転軸1を軸支する軸
受3が圧入保持されており、潤滑油が含油されておりま
たモータ組立時に注油される。この潤滑油が回転軸1を
伝い、飛散しないように下側含油軸受下部の回転軸に油
切りを挿入し潤滑油を止める構造になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響・映像分野に使用
されるブラシレスモータの油止めおよび潤滑油の注油の
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ブラシレスモータにおいては消費
電流の低減が要求されており、特にVTR等のキャプス
タンモータにおいては、テープ駆動のためのピンチロー
ラ側圧による電流増加を低く押さえることができる軸受
構造が要求される。このため、側圧が加わる回転軸の両
端において回転軸を保持する軸受構造が多く使われてい
る。
【0003】以下に従来のブラシレスモータの油止め構
造,注油方法について説明する。図3は従来のブラシレ
スモータの断面図を示すものである。図3において、1
は回転軸、2および3は含油軸受、4は軸受ハウジン
グ、5は駆動マグネット、6は金属基板、7は駆動コイ
ル、8は油切り、9はスラスト軸受である。
【0004】以上のように構成されるブラシレスモータ
の油止め構造,注油方法について以下説明する。駆動マ
グネット5は、回転軸1の一端に固定されロータを構成
している。軸受ハウジング4は金属基板6に固定されて
おり、圧入保持された含油軸受2および3により回転軸
を支えている。含油軸受2および3の間には、それぞれ
の含油軸受に含油してある油もしくは組立時につけた油
が回転軸1を伝わりテープ走行部におよばないように油
切り8が挿入してある。また軸受ハウジング4の上端内
面には、樹脂材料からなるスラスト軸受9が保持されて
いる。スラスト軸受9は、駆動マグネット5と対向する
金属基板6との間に作用する磁気吸引力を回転軸1の先
端にて受けるスラスト受けであり、モータ組立時に回転
軸または含油軸受およびスラスト軸受に注油する必要が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、含油軸受間の回転軸を伝わる油は止める
ことができたが、回転軸を降りてロータの回転により流
出,飛散する油を防止することができなかった。
【0006】またハウジング組立後、モータ組立時にス
ラスト軸受および上側含油軸受または回転軸に注油して
いたが、その際にスラスト軸受および含油軸受を傷つけ
る心配または油切りに直接潤滑油がつく心配があった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、油切りの追加による油の流出,飛散防止およびハウ
ジング組立時のスラスト軸受への注油による軸受の損傷
防止、または油切りへの油付着防止および作業性を向上
させたブラシレスモータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明を達成するため
に、本発明のブラシレスモータの回転軸に油切りを追加
した。また組立時の注油方法が変わった。
【0009】
【作用】この構成によって、油の流出,飛散防止,軸受
の損傷防止または油付着防止、および作業性の向上を図
ることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0011】図1は本発明の実施例であるブラシレスモ
ータの下側軸受部周辺の断面図であり、1は回転軸、3
は下側含油軸受、4は軸受ハウジング、6は金属基板、
8,10は油切りである。
【0012】以上のように構成されたブラシレスモータ
の軸受周辺構造について、図1を用いて説明する。軸受
ハウジング4の下端部にくるように回転軸1に油切り1
0を挿入し、下側含油軸受3,軸受ハウジング4および
油切り10により油止め室を作る。これにより下側含油
軸受よりしみ出た油、または注油した油が回転軸を伝っ
て降りても油切り10により油止め室に留まり、ロータ
により流出,飛散することがない構造になっている。
【0013】一方、図2はブラシレスモータのハウジン
グ組立の上側軸受部周辺の構造を示す断面図であり、2
は上側含油軸受、4は軸受ハウジング、9はスラスト軸
受、11は組立前にスラスト軸受につけた油である。
【0014】以上のように構成されたブラシレスモータ
の上側軸受部周辺の構造について、図2を用いてその動
作を説明する。ハウジング組立を作る際、スラスト軸受
9は下面に油11をつけ軸受ハウジング4に保持固定す
る。この時つけた油11は回転軸1を伝わり上側含油軸
受2にもつき、スラスト軸受9と上側含油軸受2の両者
に潤滑油がつく構造になっている。
【0015】以上のように本実施例によれば、油の流
出,飛散のない軸受を損傷させずに注油ができ、作業性
を向上させたブラシレスモータを実現できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、油が流出,飛散
するのを防止し、軸受を損傷させず注油時の工数の削減
および作業性の向上が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるブラシレスモータの
下側含油軸受部周辺の断面図
【図2】本発明の一実施例におけるブラシレスモータの
ハウジング組立の上側含油軸受部周辺の断面図
【図3】従来のブラシレスモータの断面図
【符号の説明】
1 回転軸 2 上側含油軸受 3 下側含油軸受 4 軸受ハウジング 5 駆動マグネット 6 金属基板 7 駆動コイル 8 油切り 9 スラスト軸受 10 油切り 11 潤滑油

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極着磁された駆動マグネットを回転軸
    の一端に固着したロータと、前記駆動マグネットと回転
    軸方向に対向したステータヨークと、回転軸の他端に前
    記駆動マグネットと前記ステータヨーク間に働く吸引力
    を支えるスラスト軸受と、回転軸を軸支する含油軸受
    と、前記スラスト軸受および前記含油軸受を保持し前記
    ステータヨークに固定される軸受ハウジングを持ったブ
    ラシレスモータにおいて、前記軸受ハウジングのロータ
    側端部より奥に含油軸受を圧入保持し、軸受ハウジング
    のロータ側端部に保持されるように回転軸に油切りを挿
    入して、ロータ側含油軸受と前記油切りにより油止め室
    を設けたことを特徴としたブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 多極着磁された駆動マグネットを回転軸
    の一端に固着したロータと、前記駆動マグネットと回転
    軸方向に対向したステータヨークと、回転軸の他端に前
    記駆動マグネットと前記ステータヨーク間に働く吸引力
    を支えるスラスト軸受と、回転軸を軸支する含油軸受
    と、前記スラスト軸受および前記含油軸受を保持し前記
    ステータヨークに固定される軸受ハウジングを持ったブ
    ラシレスモータにおいて、前記回転軸のスラスト荷重を
    支持するスラスト軸受に注油をしてから前記軸受ハウジ
    ングに保持固定することを特徴とするブラシレスモー
    タ。
JP8676294A 1994-04-25 1994-04-25 ブラシレスモータ Pending JPH07298539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8676294A JPH07298539A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8676294A JPH07298539A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 ブラシレスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07298539A true JPH07298539A (ja) 1995-11-10

Family

ID=13895767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8676294A Pending JPH07298539A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07298539A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8546987B2 (en) 2009-09-18 2013-10-01 Johnson Electric S.A. Brushless DC motor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8546987B2 (en) 2009-09-18 2013-10-01 Johnson Electric S.A. Brushless DC motor

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