JPH07298123A - 画像印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 写真ボックスを利用する感覚で、手軽にしか
も短時間に、撮影対象者の趣味を生かした記念写真が得
られる画像印刷装置を提供する。 【構成】 コンピュータ３（制御手段）は、内在するハ
ードディスク装置（記憶手段）に記憶された背景画の画
像データと、ビデオカメラ２により受像した被撮影者１
００の画像データとを合成し、その合成結果をＣＲＴ４
（表示手段）へ表示させる。ＣＲＴ４の表示画像はハー
フミラー５により被撮影者１００へ反射され、被撮影者
１００はその画像を見つつ、操作部６を操作して、合成
された被撮影者１００の画像の位置、サイズなどを調整
する。そして、最終的な合成画像がプリンタ７から出力
される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、人の顔の画像と背景
の画像とを合成し印刷する画像印刷装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】被撮影者の操作により簡易かつ短時間で
証明写真が得られるボックス形状の個室（以降、写真ボ
ックスと称す）が普及している。この写真ボックスは、
撮影装置（インスタント写真機）、照明、料金ボックス
などを内部に備え、駅などの多くの人が集まる場所に設
置される。この写真ボックスを利用する場合、撮影対象
者は、ボックス内に入り、所定の料金を料金ボックスに
投入するとともに、予め定められた簡単な操作によって
撮影装置の調整、および撮影を行い、撮影結果である証
明写真を得る。

【０００３】一方、レジャーランドなどの観光地におい
ては、ほとんどの場合、その観光地の特徴を示す景色を
背景として記念撮影が行われる。また、特徴を示す景
色、人物などが描かれたパネルの顔部の穴に撮影対象者
の顔を入れて撮影したり、用意された衣装に着替えて撮
影したりすることもある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した写
真ボックスは証明写真用であることから、背景は白色な
どの単色無地の背景に限定され、さらに写真サイズが限
定されており、背景を替えたり、拡大プリントしたする
記念撮影の用途には利用できない。

【０００５】また、撮影に銀塩方式の写真機を用いた場
合、多種多様の画面サイズを同時に得ることや、背景を
自由に変更するといったことが可能となるが、撮影対象
者以外の人物（同伴者や写真屋さんなど）が写真機を操
作しなければならず、さらに、撮影に係わる装置がかな
り複雑化するといった欠点があった。しかも、高詳細な
写真や大判の写真を得ようとすると、出来上がるまでに
時間がかかり、後日配送という手段が必要になる。

【０００６】この発明は、写真ボックスの利用感覚で、
手軽にしかも短時間に、被撮影者の嗜好を満足する記念
写真が得られる画像印刷装置を提供することを目的とし
ている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するためになされたものであり、請求項１記載の発明
は、被撮影者の画像を受像し第１の画像データを作成す
るビデオカメラと、背景画を第２の画像データとして記
憶する記憶手段と、前記第１の画像データおよび第２の
画像データを合成し第３の画像データを作成する制御手
段と、前記第３の画像データが示す画像を印刷するプリ
ンタとを具備することを特徴とする。

【０００８】請求項２記載の発明は、被撮影者の顔部の
画像を受像し第１の画像データを作成するビデオカメラ
と、人物画および背景画を含むとともに前記人物画の少
なくとも１つは顔部が枠で構成される画像を第２の画像
データとして記憶する記憶手段と、前記第２の画像デー
タの枠内のデータを前記第１の画像データに置き換える
ことにより第３の画像データを作成する制御手段と、前
記第３の画像データが示す画像を印刷するプリンタと、
前記第３の画像データが示す画像を逐次表示する表示手
段とを具備することを特徴とする。

【０００９】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明において、前記ビデオカメラと前記被撮影者の間に設
置され、前記ビデオカメラの受像には影響を与えずに前
記表示手段の表示結果を前記被撮影者が見えるように反
射するハーフミラーをさらに具備することを特徴とす
る。

【００１０】請求項４記載の発明は、請求項２または３
記載の発明において、前記ビデオカメラの位置をかえる
位置移動手段と、前記位置移動手段への移動指示を入力
するとともに、前記ビデオカメラの受像サイズを変化さ
せるズーム指示を入力する操作手段とをさらに具備する
ことを特徴とする。

【００１１】請求項５記載の発明は、請求項１、２、３
または４記載の記載の発明において、前記記憶手段に
は、複数種類の第２の画像データが記憶されており、前
記第２の画像データのうちの１つを選択する選択手段を
さらに具備することを特徴とする。

【００１２】請求項６記載の発明は、請求項１、２、
３、４または５記載の記載の発明において、全構成要素
を収容する移動可能なボックスをさらに具備し、前記ボ
ックス内で撮影および印刷が行われることを特徴とす
る。

【００１３】

【作用】請求項１記載の発明によれば、被撮影者の画像
と背景の画像とが制御手段により合成され、その合成結
果がプリンタによって印刷される。このため、記念写真
を簡易かつ短時間で得ることができる。

【００１４】また、請求項２記載の発明によれば、背景
の画像の顔枠部に、被撮影者の顔部の画像が合成され、
その合成結果が表示手段に表示され、プリンタにより印
刷される。つまり、顔のみが被撮影者であり、服装やヘ
ヤースタイルは選択した背景の人物の画像であるため、
娯楽性を有する記念写真を簡易かつ短時間で得ることが
できる。

【００１５】また、請求項３記載の発明によれば、被撮
影者は正面を向いた状態、つまりビデオカメラを正視し
た状態で、ハーフミラーにおいて反射された合成後の映
像を確認することができる。

【００１６】また、請求項４記載の発明によれば、被撮
影者が合成後の映像を見ながら操作子を操作し、顔枠と
ビデオカメラが受像する被撮影者の顔部の画像のサイズ
の調整を行えるとともに、位置移動手段によってビデオ
カメラの位置を調整できるため、例えば被撮影者の顔部
を斜めから見た画像の合成が可能となる。

【００１７】また、請求項５記載の発明によれば、選択
手段により被撮影者の好みの背景画を選択することがで
きる。

【００１８】また、請求項６記載の発明によれば、移動
可能なボックス内に全構成要素を収容し、その内部で撮
影および印刷が行われるため、屋外に設置可能であると
ともに、その設置を容易に行うことができる。

【００１９】

【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
である画像印刷装置について説明を行う。

【００２０】図１は、この実施例の構成および構造を示
す側面図であり、この図の１は被撮影者１００が座るベ
ンチ、２はベンチ１に座った被撮影者１００の主に顔面
部の映像を受像するビデオカメラ、３は各種処理を行う
コンピュータ、４は画像を表示するＣＲＴ（ディスプレ
イ）、５はビデオカメラ２の受像に影響を与えずにＣＲ
Ｔ４の表示映像を被撮影者に対して反射するハーフミラ
ー、６はビデオカメラ２の位置調整などを行う操作部、
７は映像をカラー印刷するプリンタ、７ａはプリンタ７
から出力される印刷結果、８は撮影用の照明装置、９は
室内照明、１１は投入される貨幣を識別し、収納する料
金ボックスである。この料金ボックス１１は必要により
設置されるものである。

【００２１】また、１０はボックスであり、上述した全
構成要素を収容する。また、図７はボックス１０の斜視
図、図８は被撮影者１００（図１参照）から見たボック
ス１０内部の外観図であり、ボックス１０の側面に入退
場用のドア１０ｃが１つ、背面には管理者が消耗品の交
換やメンテナンスを行うためのドア（図示略）がそれぞ
れ設けられている。また、ボックス１０上面の四隅に
は、搬入時にクレーンで吊り下げるための吊り下げ用フ
ック１０ａがそれぞれ設けられ、ボックス１０下面の四
隅には、固定可能な移動用キャスター１０ｂがそれぞれ
設けられている。これらにより、ボックス１０の搬入お
よび設置が容易となる。

【００２２】図２は上記コンピュータ３の構成を示すブ
ロック図であり、この図において、２０はコンピュータ
３の各部の制御およびデータ処理を行うＣＰＵ、２１は
ＣＰＵ２０の制御プログラム（図３参照）などが記憶さ
れたＲＯＭ、２２はＣＰＵ２０の作業領域として使用さ
れるＲＡＭ、２３は複数種類の背景画像がデータとして
複数記憶されているＨＤＤ（ハードディスク装置）、２
４はコンピュータ３の外部とデータのやり取りを行うＦ
ＤＤ（フロッピーディスク装置）である。

【００２３】また、２５は画像データを記憶するＶＲＡ
Ｍであり、ビデオカメラ２から供給される画像データを
一時的に記憶する受像領域と、ＣＰＵ２０の処理結果で
ある画像データ（つまり、ＣＲＴ４へ供給される画像デ
ータ）を記憶する表示領域と、印刷のための画像データ
を記憶する印刷領域とを有する。また、２６は周辺機器
Ｉ／Ｆ（インターフェイス）回路であり、操作部６から供給され
る操作情報および料金ボックス１１から供給される金額
情報をＣＰＵ２０へ出力するとともに、ＣＰＵ２０から
供給されるズーム情報をビデオカメラ２へ出力し、さら
に、位置移動情報をビデオカメラ２の位置を移動させる
位置制御機構（図示略）へ出力する。

【００２４】また、上述したＲＯＭ２１、ＲＡＭ２２、
ＨＤＤ２３、ＦＤＤ２４、ＶＲＡＭ２５，周辺機器Ｉ／
Ｆ２６は、バス２７を介してＣＰＵ２０と接続されてい
る。さらに、バス２７はプリンタ７とも接続され、ＣＰ
Ｕ２０からの印刷情報がバス２７を介してプリンタ７へ
供給される。

【００２５】また、図４は上述したビデオカメラ２の位
置制御機構の説明図（上面図）であり、ビデオカメラ２
は水平面（横方向）に対して被撮影者１００を中心とし
た円周上を移動する。また、上下方向（縦方向）に対し
ては直線的に移動を行う（図示略）。これらの移動によ
り、被撮影者１００の斜視画像を受像したり、身長（顔
の位置）の異なる場合にも、被撮影者１００はベンチ１
に座ったままビデオカメラ２の受像を適切な位置に調整
することができる。なお、以上の縦方向および横方向の
移動は位置制御機構が有する２つのモータ（図示略）に
よって行われる。

【００２６】また、図５は操作部６の上面図であり、こ
の図において、６ａは上述したビデオカメラ２の位置調
整を行うジョイスティックレバーであり、同レバー６ａ
を傾けた方向にビデオカメラ２の位置が移動する。ま
た、６ｂは映像ズーミングレバーであり、受像する被撮
影者１００の映像が、上方に動かすと拡大、下方に動か
すと縮小される。なお、このジョイスティックレバー６
ａは後述する背景画の選択にも利用される。

【００２７】また、６ｃは確認スイッチであり、各種処
理における被撮影者１００の選択および確認の有無を入
力する。なお、ビデオカメラ２のピント調整はビデオカ
メラ２が自動的に行う。

【００２８】次に、図６はＣＲＴ４（図１）の表示例で
あり、以下この図および図３に示すフローチャートに基
づいて、本実施例の動作説明を行う。

【００２９】まず、図３のステップＳＰ１において、Ｃ
ＲＴ４へ図６（ａ）に示すような案内表示がなされる。
被撮影者は、この案内に従って料金ボックス１１へ所定
額の貨幣を投入する。ステップＳＰ２では、この入金額
を調べ、正規の入金がなされた場合には次のステップＳ
Ｐ３へ進む。

【００３０】ステップＳＰ３では、図６（ｂ）に示すよ
うな背景画選択画面がＣＲＴ４へ表示される。この選択
画面には、四角の枠で囲まれた風景、人物などの背景画
が複数表示され、それらの他にキャンセル用の枠が表示
される。また、これらの背景画の１つは網掛け表示（枠
の赤色表示などの方法でもよい）により、他のものと識
別可能な状態で表示されており、この表示のなされた枠
が現在の選択対象とされる背景画を示す。

【００３１】被撮影者は、ベンチ１に座った状態でハー
フミラー５に映し出される選択画面を見ながら、ジョイ
スティックレバー６ａ（図５）を操作し、選択する背景
画を好みの背景画に切り替えて、確認スイッチ６ｃ（図
５）を押し選択を確定する。そして、ステップＳＰ５に
おいて、最終的な背景画が決定されたか否かが調べら
れ、決定された場合には次のステップＳＰ６へ進みむ。

【００３２】決定されない場合、つまり選択された背景
画が最終的な背景画でない場合には、ステップＳＰ３へ
戻り、ステップＳＰ４で選択された背景画に関係する複
数の背景画が選択画面として表示される。この選択画面
には、例えば、前回の選択（ステップＳＰ４）により選
ばれた背景画の同一地点の季節ごとの風景や、異なる角
度から見た風景、登場人物が異なる風景などが表示され
る。

【００３３】被撮影者は、この選択画面においてさらに
選択を行い（ステップＳＰ４）、最終的な背景画を決定
する（ステップＳＰ５「Ｙｅｓ」）。ただし、以上の選
択において、キャンセルの枠が選択および確定された場
合には、ステップＳＰ４でなされた選択を無効とし、１
つ前の選択画面を表示させる。

【００３４】ステップＳＰ６では、図６（ｄ）に示すよ
うに、決定された背景画、人物とその顔枠（図中網掛
け）などをＣＲＴ４に表示させる。このとき、特徴的な
服装や髪型の人物が少なくとも一人表示され、このうち
の一人は顔枠を有している。また、この顔枠には、ビデ
オカメラ２によって受像された被撮影者の顔部の画像が
表示される。

【００３５】つまり、ＣＰＵ２０（図２参照）は、選択
された背景画の画像データをＨＤＤ２３からＶＲＡＭ２
５の表示領域に転送するとともに、その顔枠部の領域へ
ＶＲＡＭの受像領域に記憶されたビデオカメラ２からの
画像データを転送する。これにより、顔枠部のみに被撮
影者の顔部の映像が表示される。なお、ＶＲＡＭ２５の
顔枠部の領域へのデータ転送は逐次行われる。

【００３６】また、このとき、通常点灯している室内照
明９（図１参照）が消され、照明装置８が点灯する。被
撮影者は選択した背景画に対応して、この照明装置の
色、光度を調整することができる。

【００３７】被撮影者は、さらに、上述したハーフミラ
ー５に映し出されるＣＲＴ４の表示を見つつ、顔枠とそ
の顔枠内に表示される自分の顔の位置およびサイズが一
致するように、ジョイスティックレバー６ａ（図５参
照）および映像ズーミングレバー６ｂを操作し、調整す
る（ステップＳＰ７）。また、好みにより被撮影者を斜
めから見た顔画像を映すこともでき、例えばジョイステ
ィックレバー６ａを右側に倒すと、ビデオカメラ２（図
４参照）が被撮影者１００を中心として右方向に移動す
る。なお、この場合でも、被撮影者は移動することな
く、ハーフミラー５を正視しつつ操作を行うことができ
る。

【００３８】そして、ステップＳＰ８において操作終了
か否か、つまり確認スイッチ６ｃが押されたか否かを調
べ、このスイッチが押された場合には次のステップＳＰ
９へ進み、押されない場合には上記ステップＳＰ７の処
理を繰り返す。

【００３９】ステップＳＰ９では、ＶＲＡＭ２５（図
２）の表示領域に記憶された画像データを印刷領域に転
送するとともに、図６（ｆ）に示すような案内画面をＣ
ＲＴ４に表示する。そして、ステップＳＰ１０におい
て、ＣＰＵ２０からプリンタ７へ印刷指示が出力され、
プリンタ７は上記印刷領域に記憶された画像データに基
づいて印刷を行う。この印刷結果７ａ（図１参照）は、
被撮影者１００へ出力され、全処理を終了する。

【００４０】なお、ステップＳＰ９で、ＶＲＡＭ２５
（図２）の表示領域に記憶された画像データを印刷領域
に転送する時に、画像データを間引いたり、補間したり
することにより縮小印刷や拡大印刷が容易に行われる。
また、ステップＳＰ１０を複数回実行することにより、
同一の印刷結果を撮影者の希望する枚数だけ出力するこ
ともできる。

【００４１】また、管理者は、ＦＤＤ２４（図２参照）
を介して上述したＨＤＤ２３に記憶される背景画像デー
タを追加したり、更新したりすることができる。また、
背景画像データの追加／更新はモデム（図示略）によっ
て電話回線を介して行うこともできる。

【００４２】また、ＲＡＭ２５へ画像データを供給する
ビデオ入力端子を新たに設け、被撮影者が用意したビデ
オ機器と接続可能とすることにより、記念撮影に限ら
ず、被撮影者が撮影あるいは録画した画像を印刷するこ
とができる。

【００４３】また、以上の一実施例の説明においては、
ボックス１０内に全ての構成要素を収容し、撮影、印刷
など全ての処理をそのボックス１０内で行うものとした
が、このボックス１０を用いずに、室内の一角を利用す
る形態としてもよい。

【００４４】また、この実施例は、観光地の記念撮影に
限定されるものでなく、例えばゲームセンターなどに設
置して記録達成記念用として用いたり、特定の証明書あ
るいは証明写真として利用してもよい。

【００４５】

【発明、発明の効果】以上説明したように、請求項１記
載の発明によれば、記念写真を簡易かつ短時間で得るこ
とができるという効果が得られる。

【００４６】また、請求項２記載の発明によれば、娯楽
性を有する記念写真を簡易かつ短時間で得ることができ
るという効果が得られる。

【００４７】また、請求項３記載の発明によれば、被撮
影者は正面を向いた状態、つまりビデオカメラを正視し
た状態で、ハーフミラーにおいて反射された合成後の映
像を容易に確認することができるという効果が得られ
る。

【００４８】また、請求項４記載の発明によれば、被撮
影者の顔部の画像の位置、サイズおよび撮影する角度を
容易に調整することができるという効果が得られる。

【００４９】また、請求項５記載の発明によれば、被撮
影者の好みの背景画を選択することができるという効果
が得られる。

【００５０】また、請求項６記載の発明によれば、屋外
への設置が可能になるとともに、その設置を容易に行う
ことができるという効果が得られる。

【００５１】

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施例の構成の全体概略を示した
図である。

【図２】 図１のコンピュータ３の構成を示すブロック
図である。

【図３】 図２のＣＰＵ２０が実行する制御プログラム
のフローチャートである。

【図４】 図１のビデオカメラ２の位置制御の説明図で
ある。

【図５】 図１の操作部６の上面図である。

【図６】 図１のＣＲＴ４の表示例を示す図である。

【図７】 図１のボックス１０の斜視図である。

【図８】 図１のボックス１０内部の外観図である。

【符号の説明】

１・・・ベンチ ２・・・ビデオ
カメラ ３・・・コンピュータ ４・・・ＣＲＴ ５・・・ハーフミラー ６・・・操作部 ６ａ・・・ジョイスティックレバー ６ｂ・・・映像
ズーミングレバー ６ｃ・・・確認スイッチ ７・・・カラー
プリンタ ８・・・照明装置 ９・・・室内照
明 １０・・・ボックス １１・・・料金
ボックス １０ａ・・・吊り下げ用フック １０ｂ・・・移
動用キャスター １０ｃ・・・ドア ２０・・・ＣＰＵ ２１・・・ＲＯ
Ｍ ２２・・・ＲＡＭ ２３・・・ＨＤ
Ｄ ２４・・・ＦＤＤ ２５・・・ＶＲ
ＡＭ ２６・・・周辺機器Ｉ／Ｆ回路 ２７・・・バス １００・・・被撮影者

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 被撮影者の画像を受像し第１の画像デー
   タを作成するビデオカメラと、 背景画を第２の画像データとして記憶する記憶手段と、 前記第１の画像データおよび第２の画像データを合成し
   第３の画像データを作成する制御手段と、 前記第３の画像データが示す画像を印刷するプリンタ
   と、を具備することを特徴とする画像印刷装置。
2. 【請求項２】 被撮影者の顔部の画像を受像し第１の画
   像データを作成するビデオカメラと、 人物画および背景画を含むとともに前記人物画の少なく
   とも１つは顔部が枠で構成される画像を第２の画像デー
   タとして記憶する記憶手段と、 前記第２の画像データの枠内のデータを前記第１の画像
   データに置き換えることにより第３の画像データを作成
   する制御手段と、 前記第３の画像データが示す画像を印刷するプリンタ
   と、 前記第３の画像データが示す画像を逐次表示する表示手
   段とを具備することを特徴とする画像印刷装置。
3. 【請求項３】 前記ビデオカメラと前記被撮影者の間に
   設置され、前記ビデオカメラの受像には影響を与えずに
   前記表示手段の表示結果を前記被撮影者が見えるように
   反射するハーフミラーをさらに具備することを特徴とす
   る請求項２記載の画像印刷装置。
4. 【請求項４】 前記ビデオカメラの位置をかえる位置移
   動手段と、 前記位置移動手段への移動指示を入力するとともに、前
   記ビデオカメラの受像サイズを変化させるズーム指示を
   入力する操作手段とをさらに具備することを特徴とする
   請求項２または３記載の画像印刷装置。
5. 【請求項５】 前記記憶手段には、複数種類の第２の画
   像データが記憶されており、前記第２の画像データのう
   ちの１つを選択する選択手段をさらに具備することを特
   徴とする請求項１、２、３または４記載の画像印刷装
   置。
6. 【請求項６】 全構成要素を収容する移動可能なボック
   スをさらに具備し、前記ボックス内で撮影および印刷が
   行われることを特徴とする請求項１、２、３、４または
   ５記載の画像印刷装置。