JPH07297714A - 信号抽出回路 - Google Patents

信号抽出回路

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JPH07297714A
JPH07297714A JP8432694A JP8432694A JPH07297714A JP H07297714 A JPH07297714 A JP H07297714A JP 8432694 A JP8432694 A JP 8432694A JP 8432694 A JP8432694 A JP 8432694A JP H07297714 A JPH07297714 A JP H07297714A
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JP
Japan
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circuit
waveform
signal
output
analog input
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Application number
JP8432694A
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English (en)
Inventor
Kiyomichi Kubota
清道 久保田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】A/D変換器の入力部サンプリング・タイミン
グ回路を改良することにより高信頼性,高安定性,高精
度の信号抽出回路を提供すること。 【構成】本回路は、アナログ入力信号40をA/D変換
し出力するA/D変換器3とアナログ入力信号40の有
効部分をサンプリングするタイミングを発生させるサン
プリング・タイミング回路28から構成される。また、
サンプリング・タイミング回路28は2個のコンパレー
タ(1),(2)6,22,ワン・ショット出力回路8,
極性反転演算回路17,遅延位相発生回路20,AND
ゲート回路24,サンプリングSW回路2の組み合わせ
で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速でかつ、多数の測
定対象からのデータ処理を要求されるA/D変換器付cp
u 回路において、入力信号サンプリング・タイミング発
生回路によりアナログ入力信号の有効成分を抽出するア
ナログ・デジタル混在回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の信号抽出回路例、及び、各
部の信号波形のタイムチャートを示す。従来例によれ
ば、アナログ入力信号40はアナログ入力端子1からサ
ンプリングSW回路2を介してA/D変換器3に入力さ
れ、かつ、アナログ/デジタル変換後A/D変換器3の
出力端子4から出力される。なお、前記サンプリングS
W回路2はアナログ入力端子1と直接接続されたNo.と
ゼロボルト入力5のNCに直接接続され(No.:ノーマ
ル・オープン,NC:ノーマル・クローズの意味)その
切替タイミングはコンパレータ(1)6にてアナログ入
力信号検出比較レベル7とアナログ入力信号40レベル
の大小比較を行い、そのデジタル出力値26を更にワン
・ショット出力回路8に入力し、ワン・ショット出力値
27を発生させるサンプリング・タイミング発生回路9
にて実現している。
【0003】従来例によれば、アナログ入力信号40の
理想波形10と実測波形11を比較すると、正負極性を
有し上下に凸凹の非対象波形が正常信号であるが、実測
波形11には更に左右両端に不必要な半円( )の1対
の正極性無効波形12が表れている。これは信号伝送ラ
インに乗るコモンモードノイズ,クロスモードノイズ及
び伝送ラインが多段のCRローパス・フィルタの分布定
数等価回路となるゆえの影響によるもので、アナログ入
力信号40の無効波形12分を従来例の電子回路方式で
は除去できない。したがって、A/D変換後の出力端子
4からの出力波形41には真値波形13の外に誤値波形
14が30〜50%確立でランダムに入っている。これ
をcpu(図示していない)に取り込んだ場合、そのデータ
の信頼度が極めて悪くなる欠点を有している。また、cp
u に取り込んだ後、誤値を除去するための専用ソフトを
用いた場合、専用ソフト追加のためソフト全体処理の負
荷率が上昇し、サンプリングデータ処理を高速で実行で
きなくなるという欠点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アナログ入
力信号40の実測波形11に重畳した無効波形12によ
る誤値成分15がA/D変換後真値成分16と同様にサ
ンプリング出力として出力されるため高安定で、しかも
高精度高忠実度の信号抽出回路として提供できない問題
点がある。本発明の目的は上記した問題点を解決するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来例のサン
プリング・タイミング発生回路9のワン・ショット出力
回路8のワン・ショット出力値27にサンプリング判断
強化法の1つとして、アナログ入力信号40の極性を反
転する極性反転演算回路17,前記演算回路17の反転
アナログ信号出力値18に遅延位相を発生させる遅延位
相発生回路20,位相遅延出力値21とアナログ入力信
号40の値とのレベル大小値を比較判定しデジタル出力
するコンパレータ(2)22,A/D変換器3の入力に
アナログ入力信号40の無効分が印加されることを防止
するために、前記コンパレータ(2)出力値23とワン
・ショット出力回路8の出力値27をANDゲート回路
24の入力条件とし、サンプリングSW回路2の切替判
定を行い、サンプリング精度を上げた回路構成とした。
【0006】
【作用】本発明の如く、極性反転演算回路17,遅延位
相発生回路20,コンパレータ(2)22,ANDゲー
ト回路24をサンプリング・タイミング回路28に追加
した構成としたことにより、誤値成分15(図2参照)
に対してサンプリングSW回路2は不動作状態となり、
“ゼロ”ボルト入力状態を保持する。
【0007】したがって、図1の本発明のANDゲート
出力値波形29,A/D変換後の出力波形42の真値成
分16と図2の従来例のワンショット出力値27,A/
D変換後の出力波形41の真値成分16,誤値成分15
と各々波形を比較すると、本発明の場合誤値成分15の
発生は全くなく、真値成分16は1周期内で2個と要求
仕様を満足し、忠実に精度良くアナログ信号を抽出して
いる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。アナログ入
力信号40はサンプリングSW回路2を介してA/D変
換器3に入力されA/D変換後出力端子4からcpu 回路
(図示せず)にデジタル出力される。又、外部からのア
ナログ入力信号40の有効成分のみをサンプリングする
タイミング作成のためにサンプリング・タイミング回路
28が用意されている。前記したサンプリング・タイミ
ング回路28としては、アナログ入力信号40とアナロ
グ入力信号検出比較レベル7とを入力値とし電圧レベル
大小比較判定しデジタル出力をするコンパレータ(1)
6とコンパレータ(1)6の出力値26を入力とし波形
整形後、遅延パルスをワン・ショット出力値27として
出力するワン・ショット出力回路8,更にはサンプリン
グの精度向上を計る目的で設けたアナログ入力信号40
を極性反転し、かつ、反転アナログ信号出力値18とす
る抵抗器(R1,R2),アンプからなる極性反転演算
回路17,前記反転アナログ信号出力値18を入力とし
位相遅延出力値21を出力する抵抗器(R3,R4,R
5),コンデンサー(C),アンプからなる遅延移相発
生回路20,前記位相遅延出力値21とアナログ入力信
号40とを入力とし電圧レベルの大小を比較しコンパレ
ータ(2)出力値23として出力するコンパレータ(2)
22、および、前記コンパレータ(2)22出力値23と
ワン・ショット出力値27のAND論理条件によりサン
プリングSW回路2のSWのON/OFF切替駆動信号
とするANDゲート出力値波形29を発生させるAND
ゲート回路24から構成される。
【0009】本発明の回路動作は図1のタイミングチャ
ートに示す通りである。アナログ入力信号40が入力さ
れるとチャートの左右に1個ずつ半円形の無効波形12
と正負極性を有し凸凹形動作を1対とした2個の有効成
分波形の組み合わせからなる実測波形11が観測され
る。有効成分の正側波形が成立する時、サンプリングS
W回路2のSWはNC側からNO側に切替りアナログ入
力信号40をA/D変換器3に入力接続する。この時、
ANDゲート出力値波形29が1個サンプル・タイミン
グ信号として出力される。又、A/D変換器出力端子4
はANDゲート出力値波形29のトリガ波形と同期し真
値成分16のみを出力するので無効波形12の誤差成分
15(図2参照)は外部へ出力されることはない。
【0010】本発明の一実施例によれば、サンプリング
SW回路2のNO/NC切替精度を2倍強化したことに
より、A/D変換後の出力波形42としては誤差成分1
5(図2参照)を全く出力することがなくなり信号抽出
回路としてA/D変換精度,忠実度,安定度において高
性能なるものを提供できる効果がある。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、CCDビデオ信号の抽
出,流体中の固形成分検出,プランクトン,魚類等の員
数,長さ,断面積,体積を非接触法により精度良く計測
する検出器の信号抽出用A/D変換器として使用できる
ので計測分野で広範囲に応用できる効果がある。
【0012】又、本発明の回路は小規模なアナログ/デ
ジタル混在回路で実現できるので小形,低価格,高信頼
性,汎用化が考えられ集積回路(IC)化した場合広範
囲のユーザに提供でき、その社会的貢献度は大となる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のタイミングチャートと信号
抽出回路のブロック図である。
【図2】従来例のタイミング・チャートと信号抽出回路
のブロック図である。
【符号の説明】
17…極性反転演算回路、18…反転アナログ信号出力
値、20…遅延位相発生回路、21…位相遅延出力値、
23…コンパレータ(2)出力値、26…コンパレータ
(1)6の出値、27…ワン・ショット出力値、29…
ANDゲート出力値波形。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ入力信号をデジタル信号に変換
    し、かつ、出力するA/D変換器、該アナログ入力信号
    発生有無を検出し、かつ、該A/D変換器に有効アナロ
    グ信号をサンプリング入力し実行するコンパレータ,ワ
    ン・ショット出力回路,サンプリングSW回路からなる
    タイミング発生回路で構成される信号抽出回路におい
    て、アナログ入力信号反転回路,信号遅延移相発生回
    路、かつ、該遅延移相発生回路出力値と該アナログ入力
    信号を電圧レベルで比較し出力するコンパレータ、およ
    び該コンパレータ出力と該ワン・ショット出力値で論理
    ANDを取り出力するゲート回路を該タイミング発生回
    路に設けたことを特徴とする信号抽出回路。
JP8432694A 1994-04-22 1994-04-22 信号抽出回路 Pending JPH07297714A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8432694A JPH07297714A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 信号抽出回路

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JP8432694A JPH07297714A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 信号抽出回路

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JPH07297714A true JPH07297714A (ja) 1995-11-10

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JP8432694A Pending JPH07297714A (ja) 1994-04-22 1994-04-22 信号抽出回路

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