JPH07297325A - リードレスチップキャリア型電子部品 - Google Patents
リードレスチップキャリア型電子部品Info
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- JPH07297325A JPH07297325A JP9171794A JP9171794A JPH07297325A JP H07297325 A JPH07297325 A JP H07297325A JP 9171794 A JP9171794 A JP 9171794A JP 9171794 A JP9171794 A JP 9171794A JP H07297325 A JPH07297325 A JP H07297325A
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- Japan
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- carrier substrate
- type electronic
- electronic component
- lcc
- chip
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
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- H01L2224/481—Disposition
- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/48225—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
- H01L2224/48227—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item
Landscapes
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】リフロー工程におけるLCC型電子部品のそり
変形を防止し、未はんだによるはんだ付け不良やワイヤ
切れのないLCC型電子部品を提供すること。 【構成】キャリア基板31とキャリア基板31上に形成
された集積回路35を収容する収容部33とを具備する
リードレスチップキャリア型電子部品30において、収
容部33のキャリア基板31と反対側にキャリア基板3
1とほぼ同じ膨張係数を有する部材38を備えている。
変形を防止し、未はんだによるはんだ付け不良やワイヤ
切れのないLCC型電子部品を提供すること。 【構成】キャリア基板31とキャリア基板31上に形成
された集積回路35を収容する収容部33とを具備する
リードレスチップキャリア型電子部品30において、収
容部33のキャリア基板31と反対側にキャリア基板3
1とほぼ同じ膨張係数を有する部材38を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リードレスチップキャ
リア型電子部品(以下、「LCC型電子部品」と称す
る。)に係り、特にはんだ付け不良を防止できるLCC
型電子部品に関する。
リア型電子部品(以下、「LCC型電子部品」と称す
る。)に係り、特にはんだ付け不良を防止できるLCC
型電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のLCC型電子部品を示す図
であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は
断面図である。図中10はLCC型電子部品を示してい
る。LCC型電子部品10は、ガラスエポキシ製のキャ
リア基板11と、このキャリア基板11に載置された収
容部15を備えている。キャリア基板11の側端部には
複数の電極12が設けられている。また、収容部15は
枠状のダム16と、このダム16の内側に搭載されたI
Cチップ17と、このICチップ17の各端子と各電極
12とを電気的に接合するワイヤ18と、ダム16で囲
まれた部分に流し込まれICチップ17を封止する樹脂
19を備えている。
であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は
断面図である。図中10はLCC型電子部品を示してい
る。LCC型電子部品10は、ガラスエポキシ製のキャ
リア基板11と、このキャリア基板11に載置された収
容部15を備えている。キャリア基板11の側端部には
複数の電極12が設けられている。また、収容部15は
枠状のダム16と、このダム16の内側に搭載されたI
Cチップ17と、このICチップ17の各端子と各電極
12とを電気的に接合するワイヤ18と、ダム16で囲
まれた部分に流し込まれICチップ17を封止する樹脂
19を備えている。
【0003】一方、LCC型電子部品はんだ付け接続に
よりプリント基板に実装する工程は、次のように行われ
ていた。すなわち、最初にプリント基板のリード部には
んだ及びフラックスが混合したソルダペーストを印刷す
る。次にLCC型電子部品10の電極12がプリント基
板上のリード部と対面するように載置する。次に収容部
11のプリント基板に対して反対側の面を装着機により
所定圧力で加圧することにより、電極12をソルダーペ
ーストに所定の押し込み量だけ押し込み、仮固定させ
る。最後にリフローによりソルダーペーストを溶融さ
せ、電極12とリード部とのはんだ付け接続を行ってい
た。
よりプリント基板に実装する工程は、次のように行われ
ていた。すなわち、最初にプリント基板のリード部には
んだ及びフラックスが混合したソルダペーストを印刷す
る。次にLCC型電子部品10の電極12がプリント基
板上のリード部と対面するように載置する。次に収容部
11のプリント基板に対して反対側の面を装着機により
所定圧力で加圧することにより、電極12をソルダーペ
ーストに所定の押し込み量だけ押し込み、仮固定させ
る。最後にリフローによりソルダーペーストを溶融さ
せ、電極12とリード部とのはんだ付け接続を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のL
CC型電子部品をプリント基板にはんだ付け接続を行う
場合にあっては次のような問題があった。すなわち、図
5に示すようにLCC型電子部品10のキャリア基板1
1に設けられた電極11とプリント基板20のリード部
21とが一部未はんだとなることがあった。なお、図中
Sははんだを示している。
CC型電子部品をプリント基板にはんだ付け接続を行う
場合にあっては次のような問題があった。すなわち、図
5に示すようにLCC型電子部品10のキャリア基板1
1に設けられた電極11とプリント基板20のリード部
21とが一部未はんだとなることがあった。なお、図中
Sははんだを示している。
【0005】このような未はんだによるはんだ付け不良
は次のような原因により生ずる。すなわち、LCC型電
子部品はリフロー工程において図6に示すような挙動を
起こす。すなわち、図6の(a)に示すように、加熱前
のLCC型電子部品10のキャリア基板11は平坦であ
る。加熱が開始されると、キャリア基板11と樹脂19
との線膨脹係数が違うため、図6の(b)に示すように
加熱すればするほどキャリア基板11と樹脂19の伸び
量の差は大きくなってくる。例えばキャリア基板11を
ガラスエポキシ基板、樹脂19をエポキシ系樹脂として
考えると、樹脂19の伸び量はキャリア基板11の伸び
量の約2倍となる。このため、図6の(c)に示すよう
に、LCC型電子部品10にはそり変形が生ずる。した
がって、LCC型電子部品の中央部付近でキャリア基板
11の電極12とプリント基板20上のリード部21の
距離が大きくなり、はんだSで電極12とリード部21
が接合されない未はんだとなる。また、内部のワイヤ1
8がそり変形によって引き延ばされることにより切断さ
れることがあった。
は次のような原因により生ずる。すなわち、LCC型電
子部品はリフロー工程において図6に示すような挙動を
起こす。すなわち、図6の(a)に示すように、加熱前
のLCC型電子部品10のキャリア基板11は平坦であ
る。加熱が開始されると、キャリア基板11と樹脂19
との線膨脹係数が違うため、図6の(b)に示すように
加熱すればするほどキャリア基板11と樹脂19の伸び
量の差は大きくなってくる。例えばキャリア基板11を
ガラスエポキシ基板、樹脂19をエポキシ系樹脂として
考えると、樹脂19の伸び量はキャリア基板11の伸び
量の約2倍となる。このため、図6の(c)に示すよう
に、LCC型電子部品10にはそり変形が生ずる。した
がって、LCC型電子部品の中央部付近でキャリア基板
11の電極12とプリント基板20上のリード部21の
距離が大きくなり、はんだSで電極12とリード部21
が接合されない未はんだとなる。また、内部のワイヤ1
8がそり変形によって引き延ばされることにより切断さ
れることがあった。
【0006】そこで本発明は、リフロー工程におけるL
CC型電子部品のそり変形を防止し、未はんだによるは
んだ付け不良やワイヤ切れのないLCC型電子部品を提
供することを目的としている。
CC型電子部品のそり変形を防止し、未はんだによるは
んだ付け不良やワイヤ切れのないLCC型電子部品を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明は、キャリア基板とこのキャリ
ア基板上に形成された集積回路を収容する収容部とを具
備するリードレスチップキャリア型電子部品において、
前記収容部の前記キャリア基板と反対側に上記キャリア
基板とほぼ同じ膨張係数を有する部材を備えるようにし
た。
達成するために、本発明は、キャリア基板とこのキャリ
ア基板上に形成された集積回路を収容する収容部とを具
備するリードレスチップキャリア型電子部品において、
前記収容部の前記キャリア基板と反対側に上記キャリア
基板とほぼ同じ膨張係数を有する部材を備えるようにし
た。
【0008】また、キャリア基板とこのキャリア基板上
に形成された集積回路を収容する収容部とを具備するリ
ードレスチップキャリア型電子部品において、前記収容
部は前記キャリア基板の両面上に設けるようにした。
に形成された集積回路を収容する収容部とを具備するリ
ードレスチップキャリア型電子部品において、前記収容
部は前記キャリア基板の両面上に設けるようにした。
【0009】さらに、キャリア基板とこのキャリア基板
上に形成された集積回路を収容する収容部とを具備する
リードレスチップキャリア型電子部品において、前記キ
ャリア基板の一方の面側の収容部の熱膨張量と、上記キ
ャリア基板の他方の面側の収容部の熱膨張量とが略等し
くするようにした。
上に形成された集積回路を収容する収容部とを具備する
リードレスチップキャリア型電子部品において、前記キ
ャリア基板の一方の面側の収容部の熱膨張量と、上記キ
ャリア基板の他方の面側の収容部の熱膨張量とが略等し
くするようにした。
【0010】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。すなわち、LCC型電子部品の収容部のキャリア基
板と反対側にはキャリア基板とほぼ同じ膨張係数を有す
る部材を備えているので、収容部は同じ膨張係数を有す
る部材で挟まれた構造となる。このため、加熱されると
収容部両面に接する部材の伸び量は等しくなる。したが
って、収容部両面に作用する力が等しくなり、LCC型
電子部品がそり変形することはない。
る。すなわち、LCC型電子部品の収容部のキャリア基
板と反対側にはキャリア基板とほぼ同じ膨張係数を有す
る部材を備えているので、収容部は同じ膨張係数を有す
る部材で挟まれた構造となる。このため、加熱されると
収容部両面に接する部材の伸び量は等しくなる。したが
って、収容部両面に作用する力が等しくなり、LCC型
電子部品がそり変形することはない。
【0011】また、キャリア基板の両側に収容部を設け
ているので、キャリア基板は同じ膨張係数を有する部材
で挟まれた構造となる。このため、加熱されるとキャリ
ア基板両面上に設けられた収容部の伸び量は等しくな
る。したがって、キャリア基板両面に作用する力が等し
くなり、LCC型電子部品がそり変形することはない。
ているので、キャリア基板は同じ膨張係数を有する部材
で挟まれた構造となる。このため、加熱されるとキャリ
ア基板両面上に設けられた収容部の伸び量は等しくな
る。したがって、キャリア基板両面に作用する力が等し
くなり、LCC型電子部品がそり変形することはない。
【0012】さらに、キャリア基板の両面の上方におけ
る熱膨張量を等しくすることで、加熱されることによ
り、キャリア基板の両面の上方における伸び量が等しく
なる。したがって、キャリア基板の両面に作用する力が
等しくなり、キャリア基板はそり変形せず、LCC型電
子部品のそり変形を防止できる。
る熱膨張量を等しくすることで、加熱されることによ
り、キャリア基板の両面の上方における伸び量が等しく
なる。したがって、キャリア基板の両面に作用する力が
等しくなり、キャリア基板はそり変形せず、LCC型電
子部品のそり変形を防止できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係るLCC型電
子部品を示す断面図である。図1中30はLCC型電子
部品、31はガラスエポキシ製のキャリア基板、32は
キャリア基板31の側端部に配設された電極、33はキ
ャリア基板31上に設けられた収容部を示している。収
容部33はキャリア基板31上に設けられ一方の開口部
をキャリア基板31に接した枠状のダム34と、このダ
ム34の内側に載置されたICチップ35と、このIC
チップ35の各端子と各電極32とをキャリア基板31
に形成されたリード部を介して電気的に接合するワイヤ
36と、ダム34の内側を封止する樹脂37と、ダム3
4の他方の開口部を蓋するように配置されたガラスエポ
キシ製の蓋体38とを備えている。
子部品を示す断面図である。図1中30はLCC型電子
部品、31はガラスエポキシ製のキャリア基板、32は
キャリア基板31の側端部に配設された電極、33はキ
ャリア基板31上に設けられた収容部を示している。収
容部33はキャリア基板31上に設けられ一方の開口部
をキャリア基板31に接した枠状のダム34と、このダ
ム34の内側に載置されたICチップ35と、このIC
チップ35の各端子と各電極32とをキャリア基板31
に形成されたリード部を介して電気的に接合するワイヤ
36と、ダム34の内側を封止する樹脂37と、ダム3
4の他方の開口部を蓋するように配置されたガラスエポ
キシ製の蓋体38とを備えている。
【0014】このように構成されていると、LCC型電
子部品30はリフロー工程において加熱されると、収容
部33の両側にあるキャリア基板31と蓋体38が膨脹
するが、これらの伸び量はほぼ等しい。したがって、収
容部33の両側に作用する力はほぼ等しくなりそり変形
が生じ難くなる。
子部品30はリフロー工程において加熱されると、収容
部33の両側にあるキャリア基板31と蓋体38が膨脹
するが、これらの伸び量はほぼ等しい。したがって、収
容部33の両側に作用する力はほぼ等しくなりそり変形
が生じ難くなる。
【0015】上述したように本実施例に係るLCC型電
子部品では、リフロー工程の際に加熱されてもそり変形
が起きない。このため、LCC型電子部品の電極とプリ
ント基板のリード部とが離れることによって発生する未
はんだ及びワイヤ切れを防止することができる。
子部品では、リフロー工程の際に加熱されてもそり変形
が起きない。このため、LCC型電子部品の電極とプリ
ント基板のリード部とが離れることによって発生する未
はんだ及びワイヤ切れを防止することができる。
【0016】図2は本発明の第2実施例に係るLCC型
電子部品を示す断面図であり、図3はLCC型電子部品
のキャリア基板の側端部を拡大して示す断面図である。
図2中40はLCC型電子部品を示している。LCC型
電子部品40はガラスエポキシ製のキャリア基板41
と、キャリア基板41の両面に設けられた収容部42,
43を備えている。キャリア基板41には基板上下面導
通用パターン41aが設けられている。収容部42は、
キャリア基板41の図中下面に一方の開口部をキャリア
基板41側に向けて配置された枠状のダム44と、この
ダム44とキャリア基板41との間に配置された異方性
導電膜45と、ダム44の側端部に配設された複数の電
極46と、ダム44の内側のキャリア基板41上に配置
されたICチップ47と、ICチップ47の各端子と各
電極46とを接合するワイヤ48と、ダム44内を封止
する樹脂49を備えている。一方、収容部43は、キャ
リア基板41の図中上面に一方の開口部をキャリア基板
41側に向けて配置された枠状のダム50と、このダム
50の内側のキャリア基板41上に配置されたチップ部
品51と、ダム50内を封止する樹脂52を備えてい
る。なお、チップ部品51はキャリア基板41に導電性
接着剤53で接着されている。また、ダム44とダム5
0の高さはほぼ同じに形成されている。
電子部品を示す断面図であり、図3はLCC型電子部品
のキャリア基板の側端部を拡大して示す断面図である。
図2中40はLCC型電子部品を示している。LCC型
電子部品40はガラスエポキシ製のキャリア基板41
と、キャリア基板41の両面に設けられた収容部42,
43を備えている。キャリア基板41には基板上下面導
通用パターン41aが設けられている。収容部42は、
キャリア基板41の図中下面に一方の開口部をキャリア
基板41側に向けて配置された枠状のダム44と、この
ダム44とキャリア基板41との間に配置された異方性
導電膜45と、ダム44の側端部に配設された複数の電
極46と、ダム44の内側のキャリア基板41上に配置
されたICチップ47と、ICチップ47の各端子と各
電極46とを接合するワイヤ48と、ダム44内を封止
する樹脂49を備えている。一方、収容部43は、キャ
リア基板41の図中上面に一方の開口部をキャリア基板
41側に向けて配置された枠状のダム50と、このダム
50の内側のキャリア基板41上に配置されたチップ部
品51と、ダム50内を封止する樹脂52を備えてい
る。なお、チップ部品51はキャリア基板41に導電性
接着剤53で接着されている。また、ダム44とダム5
0の高さはほぼ同じに形成されている。
【0017】このように構成されたLCC型電子部品
は、リフロー工程において加熱されると、キャリア基板
41の両面に同じ厚さの樹脂49,52により封止され
た収容部42,43が設けられているために、収容部4
2,43のそれぞれの伸び量はほぼ等しく又は等しくな
る。このため、キャリア基板41の両面に作用する力は
同等若しくは同等程度となり、そり変形が生じ難くな
る。上述したように本実施例によれば、第1実施例と同
様の効果が得られる。なお、本発明は前記各実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能であるのは勿論である。
は、リフロー工程において加熱されると、キャリア基板
41の両面に同じ厚さの樹脂49,52により封止され
た収容部42,43が設けられているために、収容部4
2,43のそれぞれの伸び量はほぼ等しく又は等しくな
る。このため、キャリア基板41の両面に作用する力は
同等若しくは同等程度となり、そり変形が生じ難くな
る。上述したように本実施例によれば、第1実施例と同
様の効果が得られる。なお、本発明は前記各実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、LCC型電子部品の収
容部をキャリア基板とこのキャリア基板とほぼ同じ膨張
係数を有する部材とで挟む構造とすることにより、リフ
ロー加熱時に収容部両面に作用する力を等しく又はほぼ
等しくすることが可能となり、LCC型電子部品のそり
変形を防止できる。また、キャリア基板の両側に収容部
を設けることにより、リフロー加熱時にキャリア基板両
面に作用する力をほぼ等しく又は等しくすることが可能
となり、LCC型電子部品のそり変形を最小限に止める
ことができる。
容部をキャリア基板とこのキャリア基板とほぼ同じ膨張
係数を有する部材とで挟む構造とすることにより、リフ
ロー加熱時に収容部両面に作用する力を等しく又はほぼ
等しくすることが可能となり、LCC型電子部品のそり
変形を防止できる。また、キャリア基板の両側に収容部
を設けることにより、リフロー加熱時にキャリア基板両
面に作用する力をほぼ等しく又は等しくすることが可能
となり、LCC型電子部品のそり変形を最小限に止める
ことができる。
【0019】したがって、LCC型電子部品のそり変形
を防止することにより、実装工程における未はんだによ
るはんだ付け不良及びワイヤ切れによる不良品の発生を
防止でき、歩留まりを向上させることが可能となる。
を防止することにより、実装工程における未はんだによ
るはんだ付け不良及びワイヤ切れによる不良品の発生を
防止でき、歩留まりを向上させることが可能となる。
【図1】本発明の第1実施例に係るLCC型電子部品の
縦断面図。
縦断面図。
【図2】本発明の第2実施例に係るLCC型電子部品の
縦断面図。
縦断面図。
【図3】同実施例に係るLCC型電子部品の要部を示す
断面図。
断面図。
【図4】従来のLCC型電子部品を示す図であって、
(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は縦断面図。
(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は縦断面図。
【図5】従来のLCC型電子部品に発生する未はんだに
よるはんだ付け不良例を示す側面図。
よるはんだ付け不良例を示す側面図。
【図6】従来のLCC型電子部品の加熱による変形を説
明する図であって、(a)は加熱前の状態を示す説明
図、(b)は加熱中の状態を示す説明図、(c)は加熱
により変形した状態を示す説明図。
明する図であって、(a)は加熱前の状態を示す説明
図、(b)は加熱中の状態を示す説明図、(c)は加熱
により変形した状態を示す説明図。
30,40…LCC型電子部品 31,41…キ
ャリア基板 32,46…電極 33,42,4
3…収容部 34,44,50…ダム 35,47…I
Cチップ 36,48…ワイヤ 37,49,5
2…樹脂 38…蓋体 45…異方性導
電膜 51…チップ部品 53…導電性接
着剤
ャリア基板 32,46…電極 33,42,4
3…収容部 34,44,50…ダム 35,47…I
Cチップ 36,48…ワイヤ 37,49,5
2…樹脂 38…蓋体 45…異方性導
電膜 51…チップ部品 53…導電性接
着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 25/04 25/18
Claims (3)
- 【請求項1】キャリア基板とこのキャリア基板上に形成
された集積回路を収容する収容部とを具備するリードレ
スチップキャリア型電子部品において、 前記収容部の前記キャリア基板と反対側に上記キャリア
基板とほぼ同じ膨張係数を有する部材を備えていること
を特徴とするリードレスチップキャリア型電子部品。 - 【請求項2】キャリア基板とこのキャリア基板上に形成
された集積回路を収容する収容部とを具備するリードレ
スチップキャリア型電子部品において、 前記収容部は前記キャリア基板の両面上に設けられてい
ることを特徴とするリードレスチップキャリア型電子部
品。 - 【請求項3】キャリア基板とこのキャリア基板上に形成
された集積回路を収容する収容部とを具備するリードレ
スチップキャリア型電子部品において、 前記キャリア基板の一方の面側の収容部の熱膨張量と、
上記キャリア基板の他方の面側の収容部の熱膨張量とが
略等しいことを特徴とするリードレスチップキャリア型
電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171794A JPH07297325A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | リードレスチップキャリア型電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171794A JPH07297325A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | リードレスチップキャリア型電子部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07297325A true JPH07297325A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14034267
Family Applications (1)
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JP9171794A Pending JPH07297325A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | リードレスチップキャリア型電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH07297325A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6294831B1 (en) | 1998-11-05 | 2001-09-25 | International Business Machines Corporation | Electronic package with bonded structure and method of making |
JP2002064176A (ja) * | 2000-08-18 | 2002-02-28 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品素子搭載基板およびそれを用いた電子部品およびそれを用いた電子装置 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP9171794A patent/JPH07297325A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6294831B1 (en) | 1998-11-05 | 2001-09-25 | International Business Machines Corporation | Electronic package with bonded structure and method of making |
US6562662B2 (en) | 1998-11-05 | 2003-05-13 | International Business Machines Corporation | Electronic package with bonded structure and method of making |
JP2002064176A (ja) * | 2000-08-18 | 2002-02-28 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品素子搭載基板およびそれを用いた電子部品およびそれを用いた電子装置 |
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