JPH07296552A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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- JPH07296552A JPH07296552A JP8503994A JP8503994A JPH07296552A JP H07296552 A JPH07296552 A JP H07296552A JP 8503994 A JP8503994 A JP 8503994A JP 8503994 A JP8503994 A JP 8503994A JP H07296552 A JPH07296552 A JP H07296552A
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- Japan
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- lid
- cassette
- guide groove
- tape cassette
- cassette body
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リッドをスライドさせるための案内溝を具備
するテープカセット構成部材の成形用金型として、スラ
イドコア構造を必要とせずに製造可能なテープカセット
を提供すること。 【構成】 上ハーフ2及び下ハーフからなるカセット本
体1の前端にリッド4を有し、上記リッド4は側面板4
1と突起42とを備え、上記カセット本体1は側面板1
1にリッド案内溝12を備えており、上記突起42が上
記リッド案内溝12に案内されてスライドするようにな
してあるテープカセットにおいて、上記リッド案内溝1
2上側内面13の外側縁14より内方且つ上記突起42
の先端部43より外方で上記リッド案内溝12より下方
の領域Z1に、上記上ハーフ2が存在していず、上記外
側縁14より外方且つ上記突起42の下側より下方の領
域Z2に、リッド受部15が設けられていることを特徴
とする。
するテープカセット構成部材の成形用金型として、スラ
イドコア構造を必要とせずに製造可能なテープカセット
を提供すること。 【構成】 上ハーフ2及び下ハーフからなるカセット本
体1の前端にリッド4を有し、上記リッド4は側面板4
1と突起42とを備え、上記カセット本体1は側面板1
1にリッド案内溝12を備えており、上記突起42が上
記リッド案内溝12に案内されてスライドするようにな
してあるテープカセットにおいて、上記リッド案内溝1
2上側内面13の外側縁14より内方且つ上記突起42
の先端部43より外方で上記リッド案内溝12より下方
の領域Z1に、上記上ハーフ2が存在していず、上記外
側縁14より外方且つ上記突起42の下側より下方の領
域Z2に、リッド受部15が設けられていることを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープカセット、詳しく
は、リッドをスライドさせるための案内溝を具備するテ
ープカセット構成部材の成形用金型として、スライドコ
ア構造を必要とせずに製造可能なテープカセットに関す
る。
は、リッドをスライドさせるための案内溝を具備するテ
ープカセット構成部材の成形用金型として、スライドコ
ア構造を必要とせずに製造可能なテープカセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上ハーフ及び下ハーフからなるカセット
本体内に磁気テープを収納し、上記カセット本体の前端
に開閉自在なリッドを有するテープカセットにおいて
は、通常、上記リッドは、その開閉時にカセット本体の
側面板に突設された支点部を中心軸として回動されるよ
うになしてある。
本体内に磁気テープを収納し、上記カセット本体の前端
に開閉自在なリッドを有するテープカセットにおいて
は、通常、上記リッドは、その開閉時にカセット本体の
側面板に突設された支点部を中心軸として回動されるよ
うになしてある。
【0003】また、図6に示されるような構造のテープ
カセット、即ち、上ハーフ2及び下ハーフ3からなるカ
セット本体1内に磁気テープを収納し、上記カセット本
体1の前端に開閉自在なリッド4を有し、上記リッド4
は、側面板41,41と該側面板41,41それぞれの
内面に上記カセット本体1の側面板11,11に向けて
突設された突起42,42とを備え、上記カセット本体
1は、上記側面板11,11に上記突起42,42と係
合するリッド案内溝12,12を備えており、上記リッ
ド4の開閉時に、上記リッド4の上記突起42,42
が、上記リッド案内溝12,12に案内されてスライド
するようになしたテープカセットも試作されている。そ
して、このようなテープカセットにおいては、上記リッ
ド案内溝12は、図7(a)に示される如く、横向きに
形成され、上側内面13及び下側内面17を含む周面並
びに上記リッド案内溝12の底面であるカセットの一側
面部18に囲まれて形成されている。
カセット、即ち、上ハーフ2及び下ハーフ3からなるカ
セット本体1内に磁気テープを収納し、上記カセット本
体1の前端に開閉自在なリッド4を有し、上記リッド4
は、側面板41,41と該側面板41,41それぞれの
内面に上記カセット本体1の側面板11,11に向けて
突設された突起42,42とを備え、上記カセット本体
1は、上記側面板11,11に上記突起42,42と係
合するリッド案内溝12,12を備えており、上記リッ
ド4の開閉時に、上記リッド4の上記突起42,42
が、上記リッド案内溝12,12に案内されてスライド
するようになしたテープカセットも試作されている。そ
して、このようなテープカセットにおいては、上記リッ
ド案内溝12は、図7(a)に示される如く、横向きに
形成され、上側内面13及び下側内面17を含む周面並
びに上記リッド案内溝12の底面であるカセットの一側
面部18に囲まれて形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなテープカ
セットの構成部材は、溶融した熱可塑性樹脂を成型用金
型に射出した後に冷却固化して成型されるが、上記のよ
うなリッド案内溝12を有する構成部材を形成する場
合、図7(b)に示される如く、成型用金型P,Q,R
の駆動方向(金型の抜き方向)を3方向とせざるを得
ず、成型用金型P,Qを上下方向に駆動させる構造の他
に、成型用金型Rを横方向に駆動させる構造、いわゆる
スライドコア構造の金型が必要になるが、このようなス
ライドコア構造の金型を用いて上記構成部材を成型する
場合は、成型機及び成型手段がそれぞれ複雑且つ困難に
なり、成型中の故障も生じやすくなる。
セットの構成部材は、溶融した熱可塑性樹脂を成型用金
型に射出した後に冷却固化して成型されるが、上記のよ
うなリッド案内溝12を有する構成部材を形成する場
合、図7(b)に示される如く、成型用金型P,Q,R
の駆動方向(金型の抜き方向)を3方向とせざるを得
ず、成型用金型P,Qを上下方向に駆動させる構造の他
に、成型用金型Rを横方向に駆動させる構造、いわゆる
スライドコア構造の金型が必要になるが、このようなス
ライドコア構造の金型を用いて上記構成部材を成型する
場合は、成型機及び成型手段がそれぞれ複雑且つ困難に
なり、成型中の故障も生じやすくなる。
【0005】従って、本発明の目的は、リッドをスライ
ドさせるための案内溝を具備するテープカセット構成部
材の成形用金型として、スライドコア構造を必要とせず
に製造可能なテープカセットを提供することにある。
ドさせるための案内溝を具備するテープカセット構成部
材の成形用金型として、スライドコア構造を必要とせず
に製造可能なテープカセットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上ハーフ2及
び下ハーフ3からなるカセット本体1内に磁気テープを
収納し、上記カセット本体1の前端に開閉自在なリッド
4を有し、上記リッド4は、側面板41,41と該側面
板41,41それぞれの内面に上記カセット本体1の側
面板11,11に向けて突設された突起42,42とを
備え、上記カセット本体1は、上記側面板11,11に
上記突起42,42と係合するリッド案内溝12,12
を備えており、上記リッド4の開閉時に、上記リッド4
の上記突起42,42が、上記リッド案内溝12,12
に案内されてスライドするようになしてあるテープカセ
ットであって、上記リッド案内溝12,12の上側内面
13,13の外側縁14,14より内方且つ上記突起4
2,42の先端部43,43より外方の領域で、上記リ
ッド案内溝12,12より下方の領域Z1が、該リッド
案内溝12,12の全長に亘って上記上ハーフ2の存在
しない領域とされ、上記上側内面13,13の上記外側
縁14,14より外方且つ上記突起42,42の下側よ
り下方の領域Z2に、上記リッド案内溝12,12の全
長に亘って上記リッド4の上記側面板41,41を受け
るリッド受部15,15が設けられていることを特徴と
するテープカセットを提供することにより、上記目的を
達成したものである。
び下ハーフ3からなるカセット本体1内に磁気テープを
収納し、上記カセット本体1の前端に開閉自在なリッド
4を有し、上記リッド4は、側面板41,41と該側面
板41,41それぞれの内面に上記カセット本体1の側
面板11,11に向けて突設された突起42,42とを
備え、上記カセット本体1は、上記側面板11,11に
上記突起42,42と係合するリッド案内溝12,12
を備えており、上記リッド4の開閉時に、上記リッド4
の上記突起42,42が、上記リッド案内溝12,12
に案内されてスライドするようになしてあるテープカセ
ットであって、上記リッド案内溝12,12の上側内面
13,13の外側縁14,14より内方且つ上記突起4
2,42の先端部43,43より外方の領域で、上記リ
ッド案内溝12,12より下方の領域Z1が、該リッド
案内溝12,12の全長に亘って上記上ハーフ2の存在
しない領域とされ、上記上側内面13,13の上記外側
縁14,14より外方且つ上記突起42,42の下側よ
り下方の領域Z2に、上記リッド案内溝12,12の全
長に亘って上記リッド4の上記側面板41,41を受け
るリッド受部15,15が設けられていることを特徴と
するテープカセットを提供することにより、上記目的を
達成したものである。
【0007】
【作用】本発明のテープカセットによれば、上記リッド
案内溝12,12を具備するテープカセット構成部材の
成型に際し、成形用金型の抜き方向を相対する2方向の
みとすることができる。
案内溝12,12を具備するテープカセット構成部材の
成型に際し、成形用金型の抜き方向を相対する2方向の
みとすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のテープカセットの一実施例
を、図面を参照して説明する。図1及び図2は本発明の
テープカセットの一実施例を示すもので、図1は、その
外観を示す斜視図、図2(a)は、リッドが開状態とさ
れたときの図1におけるX−X線矢視拡大断面図、図2
(b)は、図2(a)に示される部分の成型用金型との
関係を示す概念断面図である。
を、図面を参照して説明する。図1及び図2は本発明の
テープカセットの一実施例を示すもので、図1は、その
外観を示す斜視図、図2(a)は、リッドが開状態とさ
れたときの図1におけるX−X線矢視拡大断面図、図2
(b)は、図2(a)に示される部分の成型用金型との
関係を示す概念断面図である。
【0009】本実施例のテープカセットにおいては、上
ハーフ2及び下ハーフ3からなるカセット本体1内に磁
気テープを収納し、上記カセット本体1の前端に開閉自
在なリッド4を有し、上記リッド4は、側面板41,4
1と該側面板41,41それぞれの内面に上記カセット
本体1の側面板11,11に向けて突設された突起4
2,42とを備え、上記カセット本体1は、上記側面板
11,11に上記突起42,42と係合するリッド案内
溝12,12を備えており、上記リッド4の開閉時に、
上記リッド4の上記突起42,42が、上記リッド案内
溝12,12に案内されてスライドするようになしてあ
る。
ハーフ2及び下ハーフ3からなるカセット本体1内に磁
気テープを収納し、上記カセット本体1の前端に開閉自
在なリッド4を有し、上記リッド4は、側面板41,4
1と該側面板41,41それぞれの内面に上記カセット
本体1の側面板11,11に向けて突設された突起4
2,42とを備え、上記カセット本体1は、上記側面板
11,11に上記突起42,42と係合するリッド案内
溝12,12を備えており、上記リッド4の開閉時に、
上記リッド4の上記突起42,42が、上記リッド案内
溝12,12に案内されてスライドするようになしてあ
る。
【0010】上記リッド4は、図3及び図4に示される
如く、リッド4A、リッド4B及びリッド補助材4Cと
から構成されており、上記突起42は、上記リッド4B
の上記側面板41の内面に突設されている。上記リッド
4Aは、該リッド4Aに設けられた突起43を中心に、
上記カセット本体1に対して回動する。上記リッド4B
は、上記突起42とは別の突起44を介して上記リッド
4Aと相対的に回動可能に連結されている。テープカセ
ットがカセットデッキ(図示せず)に挿入されると、上
記リッド4Aは、デッキ側の機構により回動され、上記
リッド4Bは、この回動に連動して上記上ハーフ2の側
面に設けられた上記リッド案内溝12に案内されてスラ
イドするようになしてあり、上記リッド補助材4Cも、
この回動に連動して上記リッド4の内側でスライドする
ようになしてある。
如く、リッド4A、リッド4B及びリッド補助材4Cと
から構成されており、上記突起42は、上記リッド4B
の上記側面板41の内面に突設されている。上記リッド
4Aは、該リッド4Aに設けられた突起43を中心に、
上記カセット本体1に対して回動する。上記リッド4B
は、上記突起42とは別の突起44を介して上記リッド
4Aと相対的に回動可能に連結されている。テープカセ
ットがカセットデッキ(図示せず)に挿入されると、上
記リッド4Aは、デッキ側の機構により回動され、上記
リッド4Bは、この回動に連動して上記上ハーフ2の側
面に設けられた上記リッド案内溝12に案内されてスラ
イドするようになしてあり、上記リッド補助材4Cも、
この回動に連動して上記リッド4の内側でスライドする
ようになしてある。
【0011】而して、本実施例のテープカセットにおい
ては、図2(a)に示される如く、上記リッド案内溝1
2,12の上側内面13,13の外側縁14,14より
内方且つ上記突起42,42の先端部43,43より外
方の領域で、上記リッド案内溝12,12より下方の領
域Z1が、該リッド案内溝12,12の全長に亘って上
記上ハーフ2の存在しない領域とされ、上記上側内面1
3,13の上記外側縁14,14より外方且つ上記突起
42,42の下側より下方の領域Z2に、上記リッド案
内溝12,12の全長に亘って上記リッド4の上記側面
板41,41を受けるリッド受部15,15が設けられ
ている。
ては、図2(a)に示される如く、上記リッド案内溝1
2,12の上側内面13,13の外側縁14,14より
内方且つ上記突起42,42の先端部43,43より外
方の領域で、上記リッド案内溝12,12より下方の領
域Z1が、該リッド案内溝12,12の全長に亘って上
記上ハーフ2の存在しない領域とされ、上記上側内面1
3,13の上記外側縁14,14より外方且つ上記突起
42,42の下側より下方の領域Z2に、上記リッド案
内溝12,12の全長に亘って上記リッド4の上記側面
板41,41を受けるリッド受部15,15が設けられ
ている。
【0012】本実施例について更に説明すると、上記領
域Z1の外方には上記リッド受部15が設けられ、内方
には内壁16が設けられ、上記カセット本体1の上記側
面板11は、上記リッド受部15と上記内壁16とによ
り二重壁構造とされており、該二重壁の内部空間は上記
リッド案内溝12と連通している。そして、上記リッド
4Bの上記突起42の下方には支持部材がないが、上記
リッド4Bの上記側面板41の下方が上記領域Z2に設
けられた上記リッド受部15により支持されており、ま
た、上記突起42の上方が上記案内溝12の上記上側内
面13により抑えられているため、上記突起42は上記
リッド案内溝12内を円滑にスライドする。
域Z1の外方には上記リッド受部15が設けられ、内方
には内壁16が設けられ、上記カセット本体1の上記側
面板11は、上記リッド受部15と上記内壁16とによ
り二重壁構造とされており、該二重壁の内部空間は上記
リッド案内溝12と連通している。そして、上記リッド
4Bの上記突起42の下方には支持部材がないが、上記
リッド4Bの上記側面板41の下方が上記領域Z2に設
けられた上記リッド受部15により支持されており、ま
た、上記突起42の上方が上記案内溝12の上記上側内
面13により抑えられているため、上記突起42は上記
リッド案内溝12内を円滑にスライドする。
【0013】次に、上記上ハーフ2の成型について説明
すると、図2(b)に示される如く成型用金型P,Qを
配して、上記上ハーフ2形成用樹脂を該金型内に射出充
填し、その固化後、上記成型用金型P,Qを図示の矢標
の如く駆動させて離型することにより、本発明のテープ
カセットの上記上ハーフ2を製造することができる。
すると、図2(b)に示される如く成型用金型P,Qを
配して、上記上ハーフ2形成用樹脂を該金型内に射出充
填し、その固化後、上記成型用金型P,Qを図示の矢標
の如く駆動させて離型することにより、本発明のテープ
カセットの上記上ハーフ2を製造することができる。
【0014】本実施例のテープカセットは上述の如く構
成され、上記上ハーフ2の成型時に上記リッド案内溝1
2にあたる部分の金型を成型用金型Qと一体に形成で
き、且つ該成型用金型Qを下方に抜くことができるた
め、上記リッド案内溝12を具備する上記上ハーフ2の
成型用金型P,Qの抜き方向を相対する2方向のみとす
ることができるため、スライドコア構造を必要とせずに
製造可能である。その結果、本発明のテープカセットに
よれば、その成型機及び成型手段が簡素且つ容易にな
り、金型が安価に製造できるだけでなく、成型中に故障
が発生する確率も軽減される。
成され、上記上ハーフ2の成型時に上記リッド案内溝1
2にあたる部分の金型を成型用金型Qと一体に形成で
き、且つ該成型用金型Qを下方に抜くことができるた
め、上記リッド案内溝12を具備する上記上ハーフ2の
成型用金型P,Qの抜き方向を相対する2方向のみとす
ることができるため、スライドコア構造を必要とせずに
製造可能である。その結果、本発明のテープカセットに
よれば、その成型機及び成型手段が簡素且つ容易にな
り、金型が安価に製造できるだけでなく、成型中に故障
が発生する確率も軽減される。
【0015】また、図5に示される本発明のテープカセ
ットの他の実施例は、上記内壁16の下端の位置を上げ
て、上記内壁16と上記リッド受部15とが二重壁構造
とならないようになしてある。この実施例のテープカセ
ットにおいても、先の実施例と同様に、スライドコア構
造を必要とせずに成型することができる。
ットの他の実施例は、上記内壁16の下端の位置を上げ
て、上記内壁16と上記リッド受部15とが二重壁構造
とならないようになしてある。この実施例のテープカセ
ットにおいても、先の実施例と同様に、スライドコア構
造を必要とせずに成型することができる。
【0016】尚、本発明は上記実施例に制限されるもの
ではなく、例えば、上記突起42の内方の上記内壁16
は全く設けられなくても良い。その他の点に関しても、
本発明の趣旨を逸脱しない限り、便宜変更が可能であ
る。また、本発明のテープカセットは、VHSビデオテ
ープカセット,8mmVTRテープカセット等のテープ
カセットに利用可能であり、上記突起42及び上記側面
板41それぞれを案内する上記リッド案内溝11及び上
記リッド受部15を有する構造であれば、テープカセッ
トの種類に制限されないことは言う迄もない。上述の説
明中及び図面中の一部において、テープカセットの両側
面のうちの一方についてのみ説明及び図示してあるが、
他方についても全く同様である。
ではなく、例えば、上記突起42の内方の上記内壁16
は全く設けられなくても良い。その他の点に関しても、
本発明の趣旨を逸脱しない限り、便宜変更が可能であ
る。また、本発明のテープカセットは、VHSビデオテ
ープカセット,8mmVTRテープカセット等のテープ
カセットに利用可能であり、上記突起42及び上記側面
板41それぞれを案内する上記リッド案内溝11及び上
記リッド受部15を有する構造であれば、テープカセッ
トの種類に制限されないことは言う迄もない。上述の説
明中及び図面中の一部において、テープカセットの両側
面のうちの一方についてのみ説明及び図示してあるが、
他方についても全く同様である。
【0017】
【発明の効果】本発明のテープカセットは、リッドをス
ライドさせるための案内溝を具備するテープカセット構
成部材の成形用金型として、スライドコア構造を必要と
せずに製造が可能である。
ライドさせるための案内溝を具備するテープカセット構
成部材の成形用金型として、スライドコア構造を必要と
せずに製造が可能である。
【図1】図1は、本発明のテープカセットの一実施例の
外観を示す斜視図である。
外観を示す斜視図である。
【図2】図2(a)は、リッドが開状態とされたときの
図1におけるX−X線矢視拡大断面図、図2(b)は、
図2(a)に示される部分の成型用金型との関係を示す
概念断面図である。
図1におけるX−X線矢視拡大断面図、図2(b)は、
図2(a)に示される部分の成型用金型との関係を示す
概念断面図である。
【図3】図3(a)は、リッド閉状態におけるカセット
本体及びリッド側面板を示す側面図、図3(b)は、リ
ッド開状態における図3(a)相当図である。
本体及びリッド側面板を示す側面図、図3(b)は、リ
ッド開状態における図3(a)相当図である。
【図4】図4(a)は、リッド閉状態におけるカセット
本体及びリッド側面板の動作を示す断面透視図、図4
(b)は、リッドが閉状態から開状態への移行中におけ
る図4(a)相当図、図4(c)は、リッド開状態にお
ける図4(a)相当図である。
本体及びリッド側面板の動作を示す断面透視図、図4
(b)は、リッドが閉状態から開状態への移行中におけ
る図4(a)相当図、図4(c)は、リッド開状態にお
ける図4(a)相当図である。
【図5】図5(a)は、本発明のテープカセットの他の
実施例の図2(a)相当図、図5(b)は、図5(a)
に示される部分の成型用金型との関係を示す概念断面図
である。
実施例の図2(a)相当図、図5(b)は、図5(a)
に示される部分の成型用金型との関係を示す概念断面図
である。
【図6】図6は、リッドをスライドさせる案内溝を具備
するテープカセットの外観を示す斜視図である。
するテープカセットの外観を示す斜視図である。
【図7】図7(a)は、リッドが開状態とされたときの
図6におけるY−Y線矢視拡大断面図、図7(b)は、
図7(a)に示される部分の成型用金型との関係を示す
概念断面図である。
図6におけるY−Y線矢視拡大断面図、図7(b)は、
図7(a)に示される部分の成型用金型との関係を示す
概念断面図である。
1 カセット本体 11 側面板 12 リッド案内溝 13 上側面 14 上側縁 15 リッド受部 2 上ハーフ 3 下ハーフ 4 リッド 41 側面板 42 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 上ハーフ2及び下ハーフ3からなるカセ
ット本体1内に磁気テープを収納し、上記カセット本体
1の前端に開閉自在なリッド4を有し、 上記リッド4は、側面板41,41と該側面板41,4
1それぞれの内面に上記カセット本体1の側面板11,
11に向けて突設された突起42,42とを備え、上記
カセット本体1は、上記側面板11,11に上記突起4
2,42と係合するリッド案内溝12,12を備えてお
り、 上記リッド4の開閉時に、上記リッド4の上記突起4
2,42が、上記リッド案内溝12,12に案内されて
スライドするようになしてあるテープカセットであっ
て、 上記リッド案内溝12,12の上側内面13,13の外
側縁14,14より内方且つ上記突起42,42の先端
部43,43より外方の領域で、上記リッド案内溝1
2,12より下方の領域Z1が、該リッド案内溝12,
12の全長に亘って上記上ハーフ2の存在しない領域と
され、 上記上側内面13,13の上記外側縁14,14より外
方且つ上記突起42,42の下側より下方の領域Z2
に、上記リッド案内溝12,12の全長に亘って上記リ
ッド4の上記側面板41,41を受けるリッド受部1
5,15が設けられていることを特徴とするテープカセ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8503994A JPH07296552A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8503994A JPH07296552A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | テープカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07296552A true JPH07296552A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13847556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8503994A Pending JPH07296552A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07296552A (ja) |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP8503994A patent/JPH07296552A/ja active Pending
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