JPH07296078A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH07296078A
JPH07296078A JP11232194A JP11232194A JPH07296078A JP H07296078 A JPH07296078 A JP H07296078A JP 11232194 A JP11232194 A JP 11232194A JP 11232194 A JP11232194 A JP 11232194A JP H07296078 A JPH07296078 A JP H07296078A
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JP
Japan
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data
input
bar code
menu
customer
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JP11232194A
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Inventor
Kazuyoshi Haruhara
一義 春原
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、バーコードメニューの変更を容易
にするデータ処理装置を提供することである。 【構成】 CPU2は、メニュー生成モード処理を実行
し、RAM5内に格納されるバーコード発行制御ソフト
5b、バーコードメニュー発行ソフト5dに従って、入
力部3における操作手順に対応するバーコード発行処
理、バーコードメニュー発行処理を実行し、プリンタ7
においてバーコードメニューを印刷出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レジスタ(EC
R)、POSシステム等に用いられるデータ処理装置に
係り、詳細には、顧客データと商品別貸出しデータをバ
ーコードデータで読み取って顧客の貸出し登録処理を行
うデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子レジスタ(以下、ECRという)お
よびPOS端末装置は、売上データを累計(登録)し、
その売上データを出力し、登録された売上金額や売上回
数等を点検,精算する装置であり、また、百貨店,スー
パーマーケット,コンビニエンスストアなどの売り場に
設置し、商品管理,顧客管理,売上管理等に利用するデ
ータを即時に収集する端末装置である。
【0003】また、従来のレンタルビデオ店では、顧客
の貸しビデオの登録管理を行うためにECRまたはPO
S端末装置が利用されている。このようなECR及びP
OS端末装置では、顧客情報を入力するためバーコード
を用いたメニュー型シートを利用したものがあり、その
レンタルビデオ店ユーザー毎に運用内容を設置前に決定
し、その運用内容に合わせたバーコードメニューを作成
していた。
【0004】そして、ECRまたはPOS端末装置に接
続されたバーコードリーダによって貸しビデオに付加さ
れたバーコードやメニューシートのバーコードを読み取
ることで、オペレータがキー入力をしなくてもバーコー
ドリーダによって読み出されるバーコードデータに基づ
いて顧客名、貸出しビデオ名等が認識されて、貸出し情
報が登録されるとともに、その貸出し情報がレシート上
に自動的に印字されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のレンタルビデオ店において設置されるバーコ
ードメニューを利用するECRまたはPOS端末装置に
あっては、その端末設置前にユーザーの運用内容に決定
して、バーコードメニューを作成するようになっていた
ため、端末設置後にユーザー側で、運用内容を変更した
いという要求が発生した場合は、容易にバーコードメニ
ューの内容を変更できないという問題点があった。
【0006】本発明の課題は、バーコードメニューの変
更を容易にするデータ処理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
入力手段から入力される顧客データ及び商品データに基
づいて顧客管理や商品管理等のデータ処理を行うデータ
処理装置において、前記入力手段においてキー入力され
るデータに基づいて、当該キー入力手順を示す所定のコ
ードデータを生成するデータ生成手段と、このデータ生
成手段により生成されたコードデータを印刷する印刷手
段と、この印刷手段により印刷されたコードデータを読
み取る読取手段と、この読取手段により読み取られたコ
ードデータに基づいて前記顧客データ及び商品データの
入力手順を認識して、前記データ処理を実行する制御手
段と、を具備したことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、入力手段から入力
される顧客データ及び商品別貸出しデータに基づいて顧
客の商品貸出し登録処理を行うデータ処理装置におい
て、前記入力手段においてキー入力されるデータに基づ
いて、当該キー入力手順を示す所定のコードデータを生
成するデータ生成手段と、このデータ生成手段により生
成されたコードデータを印刷する印刷手段と、この印刷
手段により印刷されたコードデータを読み取る読取手段
と、この読取手段により読み取られたコードデータに基
づいて、前記商品貸出し登録処理に係るデータの入力手
順を認識し、当該商品貸出し登録処理を実行する制御手
段と、を具備したことを特徴としている。
【0009】また、この場合、請求項3に記載するよう
に、前記入力手段は、顧客データや商品データに係る項
目データの入力手順を所定の数値データにより入力し、
前記データ生成手段は、その入力された数値データに基
づいて、前記データ処理あるいは前記商品貸出し登録処
理に係る入力手順を示すコードデータを生成することが
有効である。
【0010】また、請求項4に記載すように、前記デー
タ生成手段は、コードデータとしてバーコードデータを
生成することがより有効である。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、入力手段から入
力される顧客データ及び商品データに基づいて顧客管理
や商品管理等のデータ処理を行うデータ処理装置におい
て、データ生成手段により、前記入力手段においてキー
入力されるデータに基づいて、当該キー入力手順を示す
所定のコードデータが生成されると、この生成されたコ
ードデータが印刷手段により印刷され、この印刷された
コードデータが読取手段により読み取られると、制御手
段により、この読み取られたコードデータに基づいて前
記顧客データ及び商品データの入力手順が認識されて、
前記データ処理が実行される。
【0012】したがって、入力部から入力するデータの
入力手順をコード化し、印刷してコードメニューシート
等を発行することができ、データ処理に係る入力手順を
容易にするためのメニューシートを簡便に生成すること
ができる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、入力手段か
ら入力される顧客データ及び商品別貸出しデータに基づ
いて顧客の商品貸出し登録処理を行うデータ処理装置に
おいて、データ生成手段により、前記入力手段において
キー入力されるデータに基づいて、当該キー入力手順を
示す所定のコードデータが生成されると、この生成され
たコードデータが印刷手段により印刷され、この印刷さ
れたコードデータが読取手段により読み取られると、制
御手段により、この読み取られたコードデータに基づい
て前記商品貸出し登録処理に係るデータの入力手順が認
識されて、当該商品貸出し登録処理が実行される。
【0014】したがって、入力部から入力するデータの
入力手順をコード化し、印刷してコードメニューシート
等を発行することができ、商品貸出し登録処理に係る入
力手順を容易にするためのメニューシートを簡便に生成
することができる。
【0015】また、請求項3に記載するように、前記入
力手段は、顧客データや商品データに係る項目データの
入力手順を所定の数値データにより入力し、前記データ
生成手段は、その入力された数値データに基づいて、前
記データ処理あるいは前記商品貸出し登録処理に係る入
力手順を示すコードデータを生成し、請求項4に記載す
ように、前記データ生成手段は、コードデータとしてバ
ーコードデータを生成するようにすると、コードメニュ
ーを生成する際の入力操作を容易にすることができると
ともに、生成され印刷されたメニューシート等の利用範
囲を拡大することができる。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して実施例を説明す
る。
【0017】図1〜図5は、本発明のデータ処理装置を
適用したレンタルビデオ店向けのECRの一実施例を示
す図である。
【0018】まず、構成を説明する。
【0019】図1は、ECR1の全体構成のブロック図
である。
【0020】図1において、ECR1は、CPU2、入
力部3、ROM4、RAM5、表示部6、プリンタ7、
バーコードリーダー8及びドロア9により構成されてお
り、各部はバス10に接続されている。
【0021】CPU(Central Processing Unit )2
は、制御手段としての機能を有し、ROM4内に格納さ
れている各種制御プログラムに従って入力部3から入力
される操作内容あるいはバーコードリーダー7により読
み取られるバーコードデータによりRAM5内に記憶さ
れている顧客データやビデオデータ等の貸出し登録処
理、貸出し精算処理を行いながら各種動作に必要な数値
を演算処理し、この演算処理に基づいてECR1内の各
部に各種制御信号及び各種データを出力する。
【0022】また、CPU2は、後述するメニュー生成
モード処理を実行し、RAM5内に格納されるバーコー
ド発行制御ソフト5b、バーコードメニュー発行ソフト
5dに従って、入力部3における操作手順に対応するバ
ーコード発行処理、バーコードメニュー発行処理を実行
し、プリンタ7においてバーコードメニューを印刷出力
させる。
【0023】入力部3は、その操作パネル上に、図1に
示すように、ファンクションキー3a、テンキー3b、
モード選択キー3c及びエスケープキー3d等が設けら
れており、ユーザーのキー操作により入力される各種操
作データやモードデータ等をバス10を介してCPU2
に出力する。
【0024】ファンクションキー3aには、各種処理内
容を指示するキーとして、小計キー(Sub Total :ST
キー)、加算キー、乗算キー等が設けられる。また、フ
ァンクションキー3aには、メニュー生成モードが選択
された時、そのメニュー生成モードにおけるファンクシ
ョンコードを特定する4桁のファンクションコードを指
示する入力キーを有する。
【0025】テンキー3bは、メニュー生成モードが選
択された時、処理手順を登録するバーコードデータに該
当する6桁の数値データを入力する。
【0026】モード選択キー3cには、ECR1におけ
る処理モードを選択する際に切り換える入力キーであ
り、本実施例では、通常の貸出し処理モードを選択する
モードとメニュー生成モードを選択するプログラム(P
GM)モードが設けられる。また、エスケープキー3d
は、メニュー生成モードを終了する際に入力するキーで
ある。
【0027】ROM(Read Only Memory)4は、CPU
2で実行される各種制御プログラムを格納する。
【0028】RAM(Random Accesss Memory )5は、
図1に示すように、応用ソフト5a、バーコード発行制
御ソフト5b、バーコード認識ソフト5c、バーコード
メニュー発行ソフト5d、顧客ファイル5f、ビデオフ
ァイル5g及び識別フラグ5hを格納するメモリエリア
を形成し、CPU2により実行されるメニュー生成モー
ド処理において顧客ファイル5e及びビデオファイル5
fに格納されるデータを参照するとともに、貸出中ファ
イル5gのデータが書き換えられる。さらに、そのメニ
ュー生成モード処理において、その処理の過程でエスケ
ープキー3dのキー入力によりセットされる終了識別フ
ラグを識別フラグ5hに格納する。
【0029】応用ソフト5aには、CPU2で実行され
るメニュー生成モードプログラム等を格納する。
【0030】バーコード発行制御ソフト5bには、CP
U2によるメニュー生成モード処理に際して実行される
バーコード発行処理用のプログラムを格納する。バーコ
ード認識ソフト5cには、バーコードリーダー8により
読み取られるバーコードデータを認識するバーコード認
識プログラムを格納する。バーコードメニュー発行ソフ
ト5dには、CPU2によるメニュー生成モード処理に
際して実行されるバーコードメニュー発行処理用のプロ
グラムを格納する。
【0031】顧客ファイル5eには、顧客No.に対応
して氏名、電話番号、貸出しNo.、未返却No.等を
記憶する。貸出しNo.には、その顧客が、新規客にな
ってから現時点までに借りたビデオの本数を記憶し、ビ
デオの貸出しが行われる毎に順次更新される。未返却N
o.には、現在貸出し中となっている未返却ビデオの貸
出しNo.を記憶し、返却されると該当する未返却N
o.は消去される。
【0032】ビデオファイル5fには、貸出し用のビデ
オ毎に設定されるビデオNo.に対応するキャラクタ
(題名)、単価、在庫、予約済フラグ、予約データ等を
記憶する。予約済フラグは、予約された際にセットされ
るフラグ、予約データは、予約年月日と顧客No.とか
ら成るデータである。
【0033】貸出中ファイル5gには、ビデオNo.、
顧客No.、貸出しNo.、返却日、返却済フラグを記
憶する。貸出しに際してセットされる返却済フラグは、
返却による精算後、その返却済フラグがセットされてい
る1レコード分の貸出中データが消去される。
【0034】また、RAM5内には、図示しないが、メ
ニュー生成モードにおいて入力される数値データを一時
的に格納する置数バッファと、バーコードデータを生成
するための1レコード分の置数データを展開するワーク
バッファとを有する。
【0035】表示部6は、CRT(Cathode Ray Tube)
や液晶ディスプレイ等から構成され、CPU2、入力部
3及びRAM5からバス10を介して入力される演算結
果、各種データ及び売上データ等を表示する。
【0036】プリンタ7は、印刷手段としての機能を有
し、サーマルプリンタ等により構成され、ROM4に格
納された印字制御プログラムに従って印字部(図示せ
ず)の印字動作と紙送り動作を制御し、CPU2からバ
ス10を介して入力される印字データを所定の時間間隔
で1ライン毎に印字部内の印字ヘッドに出力し、印字部
にセットされるレシート用の感熱紙(以下、レシート用
紙という)或いはジャーナル用の感熱紙(以下、ジャー
ナル用紙という)に売り上げデータ等の印字データを印
字するともに、レシート用紙及びジャーナル用紙を所定
量づつ排出する。また、プリンタ7は、CPU2により
メニュー生成モード処理に際して、RAM5内のバーコ
ード発行制御ソフト5b及びバーコードメニュー発行ソ
フト5dが実行されると、CPU2からバス10を介し
て入力されるバーコードデータ用印字データ、バーコー
ドメニュー用印字データに基づいて印字部の印字動作と
紙送り動作を制御し、バーコードデータ及びバーコード
メニューを印字する。
【0037】バーコードリーダー8は、貸出し用ビデオ
毎に設定されて貼られるビデオコードを示すバーコード
データを光学的に読み取り、その読み取ったバーコード
データをバス10を介してCPU2に出力する。
【0038】ドロア9は、現金を収納し、”現金/預か
り金キー”等が操作された際に開放される。
【0039】次に、動作を説明する。
【0040】まず、上記メニュー生成モードにおいて生
成されるバーコードデータの設定内容について、図2に
示すデータ構成を参照して説明する。
【0041】図2において、本実施例のバーコードデー
タは、JAN標準フォーマットに従って設定されてお
り、識別フラグ桁(2桁)、数値入力桁(6桁)、ファ
ンクションコード桁(4桁)の12桁と、C/D桁によ
り構成されている。
【0042】本実施例のECR1では、これら12桁の
うち識別フラグ桁とC/D桁を除いた数値入力桁とファ
ンクションコード桁の10桁分を、ユーザーが数値入力
することにより、ECR1における各種処理の操作手順
をバーコードメニューとして登録可能とする。
【0043】また、同図において、ファンクションコー
ド桁(4桁)における設定内容は、その上位6桁に設定
する数値入力桁のデータ内容に応じて、そのファンクシ
ョンコードデータの設定内容を変更するようになってお
り、例えば、数値入力桁に数値データのみを設定する場
合は、“0000”とし、数値入力桁にモード変更を指
示するデータを設定する場合は、“2001”とし、ポ
ーズ機能を指示するデータを設定する場合は、“200
2”とし、数値入力桁にその他のファンクションを設定
する場合は、“××××”と設定する。
【0044】なお、図2において、識別フラグ桁に示す
“22”は、JAN標準フォーマットに基づいて設定さ
れたデータであり、その設定内容は、ビデオレンタル店
毎に設定されるものである。
【0045】上記CPU2により実行されるメニュー生
成モード処理について図3に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0046】図3において、まず、入力部3におけるキ
ー入力を待ち(ステップS1)、キー入力が行われる
と、そのキー入力操作が、ファンクションキー3aか、
モード選択キー3cか、エスケープキー3dかを判別す
る(ステップS2)。
【0047】モード選択キー3cが操作されて、プログ
ラムモード、すなわち、メニュー生成モードが選択され
た時は、RAM5の応用ソフト5aに格納されるメニュ
ー生成モードプログラムを起動し、入力部3のファンク
ションキー3a及びテンキー3bにより入力される数値
データの桁数が、上記図12に示したファンクションコ
ード桁と数値入力桁を合わせた桁数である10桁をオー
バーしているか否かをチェックする(ステップS2)。
【0048】すなわち、その入力桁数が11桁以上か否
かを判別し(ステップS3)、11桁以上入力された場
合は、ステップS13においてエラー処理を実行し、1
1桁未満、10桁分数値データが入力された場合は、そ
の入力数値をRAM5内の置数バッファに一旦格納した
後、ワークバッファへ移動して展開する(ステップS
4)。
【0049】次いで、その置数データを展開したワーク
バッファの上位11,12桁目に上記図2に示した識別
コードデータ“22”を移動して展開し(ステップS
5)、C/Dデータを生成して同一のワークバッファの
C/D桁に展開し、以上ワークバッファに展開した処理
手順を示すバーコードデータをプリンタ7に転送して、
生成したバーコードデータを印字させる(ステップS
6)。
【0050】次いで、メニュー生成モードの終了を指示
するモード選択キー3cの切り換えを判別し(ステップ
S7)、モード選択キー3cがプログラムモードから通
常の処理モードに切り換えられた時は、メニュー生成モ
ードから通常の処理モードに切り換えて本処理を終了す
る(ステップS8)。モード選択キー3cが切り換えら
れなかった時は、ステップS1のキー入力判別処理に戻
る。
【0051】また、ステップS1において、入力部3に
おけるキー入力操作が、ファンクションキー3aであっ
た場合は、テンキー3bにより入力される数値データの
桁数が、上記図12に示した数値入力桁の桁数である6
桁をオーバーしているか否かをチェックする(ステップ
S9)。すなわち、その入力桁数が7桁以上か否かを判
別し(ステップS10)、7桁以上入力された場合は、
ステップS13においてエラー処理を実行し、7桁未
満、6桁分数値データが入力された場合は、その数値デ
ータをRAM5内の置数バッファに一旦格納した後、ワ
ークバッファの上位6桁分へ移動して展開する(ステッ
プS11)。
【0052】次いで、その入力数値データに該当する4
桁のファンクションコードデータをRAM5から読み出
し、そのワークバッファの下位へ展開し(ステップS1
2)、その置数データを展開したワークバッファの上位
11,12桁目に上記図2に示した識別コードデータ
“22”を移動して展開し(ステップS5)、C/Dデ
ータを生成して同一のワークバッファのC/D桁に展開
し、以上ワークバッファに展開したファンクションを示
すバーコードデータをプリンタ7に転送して、生成した
バーコードデータを印字させる(ステップS6)。
【0053】次いで、メニュー生成モードの終了を指示
するモード選択キー3cの切り換えを判別し(ステップ
S7)、モード選択キー3cがプログラムモードから通
常の処理モードに切り換えられた時は、メニュー生成モ
ードから通常の処理モードに切り換えて本処理を終了す
る(ステップS8)。モード選択キー3cが切り換えら
れなかった時は、ステップS1のキー入力判別処理に戻
る。
【0054】また、ステップS1において、入力部3に
おけるキー入力操作が、エスケープキー3dであった場
合は、数値データの入力の有無を判別し(ステップS1
4)、数値データの入力があった時は、ステップS13
でエラー処理を実行し、数値データの入力がなかった時
は、ワークバッファ上にバーコードメニューの終了を示
す終了コードを生成する(ステップS15)。次いで、
終了フラグをRAM5内の識別フラグ5hにセットし
(ステップS16)、その終了コードを生成したワーク
バッファの上位11,12桁目に上記図2に示した識別
コードデータ“22”を移動して展開し(ステップS
5)、C/Dデータを生成して同一のワークバッファの
C/D桁に展開し、以上ワークバッファに展開したバー
コードデータをプリンタ7に転送して、生成した終了を
示すバーコードデータを印字させる(ステップS6)。
【0055】次いで、メニュー生成モードの終了を指示
するモード選択キー3cの切り換えを判別し(ステップ
S7)、モード選択キー3cがプログラムモードから通
常の処理モードに切り換えられた時は、メニュー生成モ
ードから通常の処理モードに切り換えて本処理を終了す
る(ステップS8)。モード選択キー3cが切り換えら
れなかった時は、ステップS1のキー入力判別処理に戻
る。
【0056】以上のように、本実施例のECR1では、
メニュー生成モードにより各種処理手順を示すバーコー
ドデータが、簡単なキー入力操作により生成されて、メ
ニューシートとしてプリンタ7により印刷出力される。
【0057】このメニュー生成モードにより発行される
バーコードメニューの具体例について、図4を参照して
説明する。
【0058】図4は、REG2(登録2)モードにおい
て、顧客ファイルへの登録処理手順をバーコードメニュ
ー化する場合を示しており、本実施例では、数値データ
をテンキー3bにより入力し、一連の数値データの区切
りをSTキー(小計キー)により入力し、モード切り換
えをモード選択キー3c(PGMキー)により入力す
る。
【0059】まず、REG2(登録2)モードを指定す
るため、[00022001]〈PGM〉と入力する
と、図に示すように、“220000022001C/
D”と数値データが設定されるとともに、その数値デー
タに該当するバーコードデータが、CPU2により発行
される。
【0060】次いで、ユーザーは、顧客ファイル指定を
示す数値データとして[0801]〈ST〉と入力し
て、顧客管理開始を指定すると、図に示すように“22
0000000801C/D”と数値データが設定され
るとともに、その数値データに該当するバーコードデー
タが、CPU2により発行される。
【0061】次いで、ファイルの追加か変更かを示す数
値データを入力するが、ここでは、追加の場合“0”、
変更の場合“1”を入力するものとする。この場合、フ
ァイルの追加を指定するため、[0]〈ST〉と入力す
ると、図に示すように“220000000000C/
D”と数値データが設定されるとともに、その数値デー
タに該当するバーコードデータが、CPU2により発行
される。
【0062】次いで、顧客No.を[顧客No.]〈S
T〉と入力し、顧客名を[顧客名]〈ST〉と入力し、
生年月日を[生年月日]〈ST〉と入力すると、図中
に示すように“220000002002C/D”と数
値データが設定されるとともに、その数値データに該当
するバーコードデータが、CPU2により発行される。
【0063】ここでは、顧客No.〜生年月日の入力
は、全てポーズファンクションに対応しており、“20
02”のファンクションコードを指定する。
【0064】なお、本実施例のポーズファンクションで
は、入力置数によって、その数値をファイルレコードN
o.と見なし、事前にプログラムされているキャラクタ
を表示する機能を有する。例えば、顧客No.に該当す
るレコードNo.を“1”、“2”、“3”とすると、
[00012002]〈PGM〉,〈ST〉、[000
22002]〈PGM〉,〈ST〉、[0003200
2]〈PGM〉,〈ST〉と入力すると、その入力毎に
バーコードが発行される。
【0065】そして、最後に〈ST〉を入力すると、図
に示すように“220000009999C/D”と数
値データが設定されるとともに、その数値データに該当
するバーコードデータが、CPU2により最後のバーコ
ードが発行される。
【0066】以上のように数値とファンクションの入力
により発行印刷されたバーコードメニューをバーコード
リーダー8で読み取ることにより、CPU2では、RA
M5内のバーコード認識ソフト5cに基づいてバーコー
ドデータで示される処理手順が認識されて、顧客ファイ
ル5eへの登録処理が実行される。
【0067】そして、上記メニュー生成モードにおい
て、エスケープキー3dの操作によりバーコードメニュ
ーに印刷された終了コードが、バーコードリーダー8で
読み取られると、当該バーコードメニューによる処理を
開始する直前の処理状態に戻される。
【0068】したがって、ECR1では、各種処理手順
に該当する数値データを、その処理手順毎に入力するだ
けで、所望の処理手順をバーコードメニューとして発行
させることができ、ECR1の設置後にユーザーからバ
ーコードメニューに対する仕様変更の要求が発生して
も、ユーザー側で容易に対処することができる。
【0069】次いで、上記メニュー生成モードにより発
行されたバーコードメニューを利用したビデオ貸出し処
理の処理手順について、その各処理手順のバーコードデ
ータに該当する数値データを図5に示して説明する。
【0070】なお、このビデオ貸出し処理において利用
されるバーコードメニューシートには、図5に示すよう
に、“開始”、“顧客No.入力”、“貸出し期間”、
“1泊”、“2泊”、“3泊”、“入力”、“入力完
了”、“終了”の各入力手順を示すバーコードデータが
印刷されているものとする。
【0071】まず、バーコードメニューシートにおい
て、図中の数値データ“22000022001C/
D”で示す“開始”のバーコードデータ(バーコードの
図示は省略)がバーコードリーダー8により読み取られ
ると、CPU2では、バーコード認識ソフト5cによ
り、そのビデオの貸出し処理の開始が認識される。
【0072】次いで、バーコードメニューシートにおい
て、図中の数値データ“220000000801C/
D”で示す“顧客No.入力”のバーコードデータが読
み取られると、同様に、CPU2では、その顧客No.
入力処理であることが認識され、顧客No.の入力を促
すメッセージが表示部6に表示される。この表示メッセ
ージにより顧客カード等に印刷されたバーコードデータ
が、バーコードリーダー8により読み取られて顧客N
o.が入力されると、顧客ファイル5eが検索されて、
該当する顧客No.の有無が確認される。
【0073】次いで、バーコードメニューシートにおい
て、図中の数値データ“220000012001C
/D”で示す“貸出し期間”バーコードデータが読み取
られると、貸出し期間の入力処理であることが認識さ
れ、“REGモード”へ復帰されて、貸出し期間の入力
を促すメッセージが表示部6に表示される。この表示メ
ッセージとしては、図中の数値データ“220000
100010C/D”で示す“1泊”か、“22000
0200010C/D”で示す“2泊”か、“2200
00300010C/D”で示す“3泊”かを選択する
ように表示される。この貸出し期間がバーコードリーダ
ー8により読み取られて入力されると、先に確認された
顧客No.データと貸出し期間データが対応付けられ
る。
【0074】次いで、バーコードメニューシートにおい
て、図中の数値データ“220000000000C
/D”で示す“入力”バーコードデータが読み取られる
と、数値データの入力処理であることが認識され、貸し
出すビデオカセット毎に設定される貸出し商品No.等
の入力を促すメッセージが表示部6に表示される。この
表示メッセージにより貸出しビデオの商品No.が読み
取られると、ビデオファイル5fが検索されて、該当す
る商品No.の有無が確認される。
【0075】次いで、バーコードメニューシートにおい
て、図中の数値データ“220000000030C
/D”で示す“入力完了”バーコードデータが読み取ら
れると、入力完了であることが認識され、先に対応付け
た顧客No.、貸出し期間データとともに、貸出し中フ
ァイル5gに登録され、貸出しフラグがセットされると
ともに、当該顧客の貸出しNo.に設定される貸出し本
数が更新される。
【0076】次いで、バーコードメニューシートにおい
て、図中の数値データ“220000009999C/
D”で示す“終了”バーコードデータが読み取られる
と、ビデオ貸出し処理を終了することが認識され、終了
処理が行われる。
【0077】以上のように、本実施例のECR1では、
処理手順をバーコードデータ化して印刷するバーコード
メニュー発行機能を備えたため、ECR1をビデオ店等
に設置した後で、その処理手順の仕様を変更する要求が
発生した場合、ユーザー側で、テンキーやモード選択キ
ー等を使用して数値データを入力するだけで、簡便にバ
ーコードメニューシートを印刷することができる。
【0078】その結果、バーコードデータシートを読み
取ってデータ入力等を行うECR等のデータ処理装置に
おいて、設置後の処理手順の仕様変更に対して柔軟かつ
容易に対応でき、データ処理装置の機能及び利用性を向
上させることができる。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、入力部か
ら入力するデータの入力手順をコード化し、印刷してコ
ードメニューシート等を発行することができ、データ処
理に係る入力手順を容易にするためのメニューシートを
簡便に生成することができる。請求項2記載の発明によ
れば、入力部から入力するデータの入力手順をコード化
し、印刷してコードメニューシート等を発行することが
でき、商品貸出し登録処理に係る入力手順を容易にする
ためのメニューシートを簡便に生成することができる。
【0080】請求項3及び4記載の発明によれば、コー
ドメニューを生成する際の入力操作を容易にすることが
できるとともに、生成され印刷されたメニューシート等
の利用範囲を拡大することができる。
【0081】その結果、ECRあるいはPOS端末装置
等が設置された後で、データ処理上の処理手順に変更が
発生して場合に、その仕様変更の要求に柔軟かつ容易に
対応することができるデータ処理装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したECRの要部ブロック構成
図。
【図2】本実施例のECRのメニュー生成モードで生成
されるバーコードデータのデータ構成を示す図。
【図3】本実施例のECRのメニュー生成モードで実行
されるバーコードメニュー生成処理のフローチャート。
【図4】図3のバーコードメニュー生成処理により生成
されるバーコードデータの一例を示す図。
【図5】本実施例のECRにより発行されたバーコード
メニューシートを利用してビデオ貸出し処理が行われる
場合のバーコードデータの入力手順の一例を示す図。
【符号の説明】
1 ECR 2 CPU 3 入力部 3a ファンクションキー 3b テンキー 3c モード選択キー 3d エスケープキー 4 ROM 5 RAM 5a 応用ソフト 5b バーコード発行制御ソフト 5c バーコード認識ソフト 5d バーコードメニュー発行ソフト 5e 顧客ファイル 5f ビデオファイル 5g 貸出し中ファイル 5h 識別フラグ 6 表示部 7 プリンタ 8 バーコードリーダー 9 ドロア 10 バス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力手段から入力される顧客データ及び商
    品データに基づいて顧客管理や商品管理等のデータ処理
    を行うデータ処理装置において、 前記入力手段においてキー入力されるデータに基づい
    て、当該キー入力手順を示す所定のコードデータを生成
    するデータ生成手段と、 このデータ生成手段により生成されたコードデータを印
    刷する印刷手段と、 この印刷手段により印刷されたコードデータを読み取る
    読取手段と、 この読取手段により読み取られたコードデータに基づい
    て前記顧客データ及び商品データの入力手順を認識し
    て、前記データ処理を実行する制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】入力手段から入力される顧客データ及び商
    品別貸出しデータに基づいて顧客の商品貸出し登録処理
    を行うデータ処理装置において、 前記入力手段においてキー入力されるデータに基づい
    て、当該キー入力手順を示す所定のコードデータを生成
    するデータ生成手段と、 このデータ生成手段により生成されたコードデータを印
    刷する印刷手段と、 この印刷手段により印刷されたコードデータを読み取る
    読取手段と、 この読取手段により読み取られたコードデータに基づい
    て、前記商品貸出し登録処理に係るデータの入力手順を
    認識し、当該商品貸出し登録処理を実行する制御手段
    と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】前記入力手段は、顧客データや商品データ
    に係る項目データの入力手順を所定の数値データにより
    入力し、前記データ生成手段は、その入力された数値デ
    ータに基づいて、前記データ処理あるいは前記商品貸出
    し登録処理に係る入力手順を示すコードデータを生成す
    ることを特徴とする請求項1あるいは2記載のデータ処
    理装置。
  4. 【請求項4】前記データ生成手段は、コードデータとし
    てバーコードデータを生成することを特徴とする請求項
    1、2あるいは3記載のデータ処理装置。
JP11232194A 1994-04-26 1994-04-26 データ処理装置 Pending JPH07296078A (ja)

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