JPH07295748A - タッチパネル式入力装置 - Google Patents

タッチパネル式入力装置

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JPH07295748A
JPH07295748A JP9262194A JP9262194A JPH07295748A JP H07295748 A JPH07295748 A JP H07295748A JP 9262194 A JP9262194 A JP 9262194A JP 9262194 A JP9262194 A JP 9262194A JP H07295748 A JPH07295748 A JP H07295748A
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Yoshiaki Suzuki
義明 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用頻度が高い操作キーは使用頻度が低い操
作キーに比べて現行のキー位置でキーサイズを大きくす
る。 【構成】 複数の操作キーに対応するキー枠を配列して
なるキー配列画像を表示する表示器と、この表示器の画
面上の指示位置における二次元座標を感知するタッチパ
ネルとを重ね合わせてなるタッチパネル式入力装置にお
いて、各操作キー毎にキー入力回数を計数する。そして
各操作キー毎のキー入力回数に応じて、各操作キーのキ
ー配列画像上におけるキー枠のサイズを可変する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS(販売時点情報
管理)端末、現金自動払出し端末、ハンディターミナル
等の各種情報処理装置におけるデータ入力装置として用
いられるタッチパネル式入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のタッチパネル式入力装
置において、複数の操作キーのうち、使用頻度が高い操
作キーのサイズを使用頻度が低い操作キーに比べて大き
くすることによって、見易くかつ操作し易くすることは
既に知られている。
【0003】例えば複数の操作キーのうち予測される一
般的なキー操作での使用頻度が高いキーを統計的に選択
し、他のキーよりもサイズが大きくなるようにキー配列
画像を固定して表示するようにしたものがあった。
【0004】また、キー群をキーサイズの大きいキー部
と、キーサイズの小さいキー部とに区分し、キーサイズ
の小さいキー部に割当てられた操作キー毎に入力回数を
カウントして、所定値に達した操作キーをキーサイズの
大きいキー部に変更することにより、使用頻度が高いキ
ーのサイズを相対的に大きくするようにしたものもあっ
た(特開平5−49076号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用頻
度が高いキーを他のキーよりもサイズが大きくなるよう
にキー配列画像を固定して表示するようした場合におい
ては、ユーザにより各操作キーの使用頻度が区々の場合
には、必ずしもそのユーザにとって使用頻度が高い操作
キーのサイズが大きくなっているとは限らず、使い勝手
が向上するとはいい難かった。
【0006】一方、前記公報のものは、ユーザにとって
使用頻度が高い操作キーのサイズが大きくなるので、こ
の点の課題は解決される。しかし、操作キーの入力回数
が所定値に達すると、それまではキーサイズの小さいキ
ー部に割当てられていたキーが、キーサイズの大きいキ
ー部に割当てられることになり、キー位置が変わってし
まうので、従来のキー位置を覚えていて操作していたオ
ペレータにとっては使い難くなる欠点があった。また、
キーサイズの大きいキー部には当初何も設定されておら
ず無駄であり、キーボードに配置できるキー数は小さい
キー部のキー数に限定される。従って多くのキーを必要
とする装置に適用しようとするとキーボードが大型化せ
ざるを得ない欠点もある。
【0007】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、使用頻度が高い操
作キーは使用頻度が低い操作キーに比べて現行のキー位
置でキーサイズを大きくすることができ、操作に不慣れ
なオペレータにとっても、また操作に慣れたオペレータ
にとっても使い勝手を向上できる上、多くのキー数を必
要とする場合でもキーボードの小形化を図り得るタッチ
パネル式入力装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決し、目的を達成するために、複数の操作キーに対応す
るキー枠を配列してなるキー配列画像を表示する表示器
と、この表示器の画面上の指示位置における二次元座標
を感知するタッチパネルとを重ね合わせてなり、タッチ
パネルからの二次元座標信号に基づいて各操作キーの入
力を制御するタッチパネル式入力装置において、各操作
キー毎にキー入力回数を計数する入力回数計数手段と、
この計数手段により計数される各操作キー毎のキー入力
回数に応じて、各操作キーのキー配列画像上におけるキ
ー枠のサイズを可変するキー枠可変手段とを備えたもの
である。
【0009】
【作用】このように構成された本発明のタッチパネル式
入力装置においては、表示器には複数の操作キーに対応
するキー枠が配列してなるキー配列画像が表示されてい
る。そして、この表示器の画面上に表示された入力すべ
き操作キーのキー枠内を指示することにより、その操作
キーが入力される。このとき、この操作キーのキー入力
回数が+1カウントアップする。
【0010】こうして、各操作キー毎にキー入力回数が
計数される。そして、この各操作キー毎のキー入力回数
に応じて、各操作キーのキー配列画像上におけるキー枠
のサイズが可変される。
【0011】
【実施例】以下、本発明のタッチパネル式入力装置をP
OS端末におけるメニューキーボードに適用した一実施
例について図面を参照しながら説明する。
【0012】図1はこの実施例におけるPOS端末の外
観斜視図である。このPOS端末は、制御回路を内蔵し
た端末本体1の上部に、タッチパネル式のメニューキー
ボード2とキースイッチ式のファンクションキーボード
3とを並設してなる入力装置4と、前面にキャッシャ用
のスクリーン5aを備えたCRT表示装置5と、レシー
ト用紙及びジャーナル用紙等にデータ印字を行うプリン
タ6とが設けられている。また、端末本体1の下部に
は、現金等を収納するためのドロワ7が設置されてい
る。
【0013】前記メニューキーボード2は、複数のメニ
ューキーに対応する矩形状のキー枠を配列してなるキー
配列画像を表示する液晶表示器2aと、この液晶表示器
2aの画面上の指示位置における二次元座標を感知する
タッチパネル2bとを重ね合わせてなる。因みに、この
実施例では4行×6列のマトリクス状に計24個の各メ
ニューキーが配列され、各メニューキーに対してそれぞ
れ割当てられた商品の登録操作が可能となる。
【0014】一方、ファンクションキーボード3には、
置数キー,小計キー,預/現計キー,取消キー,クリア
キー等の通常のPOS端末に設けられるファンクション
キーが配設されている。
【0015】図2は前記POS端末の制御回路の要部構
成を示すブロック図である。このPOS端末には、予め
設定されたプログラムデータに基づいて各部を制御して
商品販売データの登録業務等を実行するCPU(中央処
理装置)11が搭載されるとともに、前記CPU11を
制御するプログラムデータ等の固定的データが予め格納
されるROM(リード・オンリ・メモリ)12と、商品
販売データを登録処理するための各種メモリエリア等が
形成されたRAM(ランダム・アクセス・メモリ)13
とが搭載されている。なお、RAM13はバッテリBA
によって電源がバックアップされている。
【0016】また、現時点の時刻を計時する時計回路1
4、通信回線を通じて行われるホストコンピュータとの
データ伝送を制御する通信インタフェース15、前記ド
ロワ7を自動開放するドロワ開放装置7aに開放指令信
号を送出するI/Oポート16が設けられている。
【0017】さらに、前記ファンクションキーボード3
を制御してキーの操作入力により発生した信号を取込む
キーボードコントローラ17、前記CRTディスプレイ
5を制御して表示データに対応する文字等を表示させる
表示コントローラ18、前記プリンタ6を制御してレシ
ート用紙,ジャーナル用紙等の記録紙に印字を行わせる
プリンタコントローラ19、前記メニューキーボード2
におけるタッチパネル2aにて感知された液晶表示器2
bの画面上の指示位置における2次元座標を取込むタッ
チパネルコントローラ20、前記メニューキーボード2
における液晶表示器2Sを制御してメニューキー配列画
像を表示させる表示コントローラ21の各入出力機器コ
ントローラが設けられている。
【0018】そして、前記CPU11と、ROM12,
RAM13,時計回路14,通信インタフェース15,
I/Oポート16及び各入出力機器コントローラ17〜
21とは、アドレスバス,データバス等のバスライン2
2により相互に電気的に接続されている。
【0019】なお、前記メニューキーボード2のスクリ
ーンを形成する表示器は液晶表示器に限定されるもので
はない。
【0020】また、前記RAM13には、前述した商品
販売データの登録処理に必要な各種メモリエリアの他
に、メニューキーボード2からなるタッチパネル式入力
装置の制御データ記憶部として、図3に示すようにキー
サイズ管理テーブル31と、拡大回数上限値Mの設定エ
リア32と、切替押下数設定値Nの設定エリア33が形
成されている。
【0021】前記キーサイズ管理テーブル31は、前記
メニューキーボード2に配列される各メニューキーに対
して予め設定された固有のキーコードに対応して、キー
配列画像のキー枠内に表示されるキー名称が格納される
エリア31aと、拡大回数カウンタのエリア31bと、
押下数カウンタのエリア31cと、矩形状をなすキー枠
の中心からX方向のドット数が格納されるエリア31d
と、上記キー枠の中心からY方向のドット数が格納され
るエリア31eとが構成された領域である。
【0022】ここで、上記キー枠は、図4に示すように
キー枠の中心pからX方向(紙面上下方向)へのドット
数がx0、Y方向(紙面左右方向)へのドット数がy0
の矩形状のキー枠41を基本サイズとしている。
【0023】また、この基本サイズのキー枠41に対し
てX方向にaドット、Y方向にbドットそれぞれ拡大し
たキー枠42を第1の拡大サイズとし、この第1の拡大
サイズのキー枠42に対してさらにX方向にaドット、
Y方向にbドットそれぞれ拡大したキー枠43を第2の
拡大サイズとし、この第3の拡大サイズのキー枠43に
対してさらにX方向にaドット、Y方向にbドットそれ
ぞれ拡大したキー枠44を第3の拡大サイズとしてい
る。従って、各キー枠41,42,43,44は、サイ
ズが異なるものの中心pは固定である。
【0024】前記拡大回数上限値Mは、前記キー枠4
1,42,43,44の拡大可能回数を示している。ま
た、前記切替押下数設定値Nは、各メニューキーのキー
枠を拡大するのに至るキー押下数すなわちキー入力回数
を示している。
【0025】しかして、前記CPU11は、メニューキ
ーボード2からなるタッチパネル式入力装置の制御部と
して、特に図5の流れ図に示すキーサイズ管理業務を実
行するようにプログラム制御されている。なお、この業
務はメニューキーボード2のリセットが宣言されると開
始する。
【0026】リセット宣言の方法は、特に限定されるも
のではないが、例えばプリセットキーボード3上の特定
のキーを押下した状態でPOS端末の電源を投入する方
法や、リセット用のスイッチを設ける方法等がある。ま
た、全メニューキーのうちの所定数のキーのキー枠が最
大サイズ(第3の拡大サイズ)となると、自動的にリセ
ットが働くようにしてもよい。
【0027】こうして、メニューキーボード2のリセッ
トが宣言されると、CPU11は、図5の(a)に示す
ように、ST1として前記キーサイズ管理テーブル31
の全キーコードに対応する拡大回数カウンタエリア31
b及び押下数カウンタエリア31cの全カウント値を
「0」に初期化する。また、ST2として全キーコード
に対応するXドットエリア31dに基本サイズのキー枠
41のX方向ドット数x0を表示ドット数Xとして格納
し、Yドットエリア31dに基本サイズのキー枠41の
Y方向ドット数y0を表示ドット数Yとして格納する。
【0028】そして、ST3として全メニューキー毎に
対応する表示ドット数X,Yに基づいてキー枠を選定
し、予め固定化された各メニューキーのキー枠の中心位
置アドレスに基づいて該当するキー枠を形成するととも
にそのキー枠内に該当するキー名称データを設定するこ
とによりメニューキー配列画像を作成して、液晶表示器
2bに表示出力する。
【0029】この状態で、CPU11は通常業務に入
る。この通常業務においては、特に図5の(b)に示す
ようにST4としてメニューキーが操作入力されるのを
待機する。そして、タッチパネル2aからの指示位置感
知情報が入力されることにより、いずれか1つのメニュ
ーキーが操作入力されたことを検知すると、ST5とし
てそのメニューキーに該当するキーコードに対応する押
下数カウンタエリア31cを「+1」だけカウントアッ
プする。
【0030】次いで、ST6としてカウントアップした
押下数カウンタエリア31cのカウント値が前記設定エ
リア33に設定されている切替押下数設定値Nに達した
か否かを判断する。そして、達していない場合にはST
4に戻り、次のメニューキーの操作入力を待機する。
【0031】これに対し、該当する押下数カウンタエリ
ア31cのカウント値が切替押下数設定値Nに達した場
合には、ST7として操作入力されたメニューキーのキ
ーコードに対応する拡大回数カウンタエリア31bのカ
ウント値を読出し、前記設定エリア32に設定されてい
る拡大回数上限値Nに達しているか否かを判断する。そ
して、達していない場合には、ST8として図6に具体
的に示すキー枠サイズ拡大処理を実行する。
【0032】すなわち、CPU11は、ST81として
操作入力されたメニューキーのキーコードに対応するX
ドットエリア31d及びYドットエリア31e内の表示
ドット数X及びYを読出す。次いで、ST82として前
記表示ドット数XにX方向の拡大ドット数に相当するa
ドットを加算し、表示ドット数YにY方向の拡大ドット
数に相当するbドットを加算する。しかる後、ST83
として算出された表示ドット数X,Yをそれぞれ対応す
るXドットエリア31d及びYドットエリア31eに書
込む。
【0033】こうして、キー枠サイズ拡大処理を完了し
たならば、CPU11は、ST9として操作入力された
メニューキーのキーコードに対応する拡大回数カウンタ
エリア31bのカウント値を「+1」だけカウントアッ
プする。また、ST10として操作入力されたメニュー
キーのキーコードに対応する押下数カウンタエリア31
cのカウント値を「0」に初期化する。
【0034】しかる後、ST11として全メニューキー
毎に対応する表示ドット数X,Yに基づいてキー枠を選
定し、予め固定化された各メニューキーのキー枠の中心
位置アドレスに基づいて該当するキー枠を形成するとと
もにそのキー枠内に該当するキー名称データを設定する
ことによりメニューキー配列画像を作成して、液晶表示
器2bに表示出力する。その後、ST4に戻り、次のメ
ニューキーの操作入力を待機する。
【0035】一方、ST7にて該当する拡大回数カウン
タエリア31bのカウント値が拡大回数上限値Nに達し
ている場合には、キー枠をこれ以上拡大できないので、
前記ST8及びST9の処理を行わずに、ST10に進
む。そして、操作入力されたメニューキーのキーコード
に対応する押下数カウンタエリア31cのカウント値を
「0」に初期化する。
【0036】しかる後、ST11に進み、全メニューキ
ー毎に対応する表示ドット数X,Yに基づいてキー枠を
選定し、予め固定化された各メニューキーのキー枠の中
心位置アドレスに基づいて該当するキー枠を形成すると
ともにそのキー枠内に該当するキー名称データを設定す
ることによりメニューキー配列画像を作成して、液晶表
示器2bに表示出力する。その後、ST4に戻り、次の
メニューキーの操作入力を待機する。
【0037】ここに、CPU11が実行するキーサイズ
管理業務のST4及びST5の処理と、前記キーサイズ
管理テーブル31の押下数カウンタエリア31cとによ
って、各操作キー(メニューキー)毎にキー入力回数を
計数する入力回数計数手段が構成される。
【0038】また、CPU11が実行するキーサイズ管
理業務のST6,ST7,ST8,ST9,ST10及
びST11の処理によって、前記計数手段により計数さ
れる各操作キー(メニューキー)毎のキー入力回数に応
じて、各操作キー(メニューキー)のキー配列画像上に
おけるキー枠を可変するキー枠可変手段が構成される。
【0039】このように構成された本実施例において
は、メニューキーボード2のリセットが行われると、メ
ニューキーボード2の液晶表示器2bには、図7に示す
ように全メニューキー(メニュー1〜メニュー24)が
基本サイズのキー枠41によって区別されマトリクス状
に配列されたメニューキー配列画像が表示される。この
とき、キーサイズ管理テーブル31の全キーコードに対
応する拡大回数カウンタエリア31b及び押下数カウン
タエリア31cの全カウント値が「0」に初期化され
る。
【0040】この状態で、オペレータがメニューキーの
1つ、例えば「メニュー1」のメニューキーを選択して
そのキー枠内を指示すると、タッチパネル2aによって
指示位置における2次元座標が感知され、タッチパネル
コントローラ20を介してCPU11に取込まれて、
「メニュー1」のメニューコードのキー入力有りが判断
される。これにより、当該メニューキーのキー入力処理
が実行される。例えば当該メニューキーに割当てられた
商品の販売登録処理が実行される。
【0041】また、当該メニューキーのキーコードに対
応する押下数カウンタエリア31cのカウント値が「+
1」だけカウントアップされる。
【0042】こうして、本実施例では各メニューキーが
指示入力される毎に、そのメニューキーの入力回数がキ
ー別に計数される。そしてこの計数値が前記切替押下数
設定値Nに達したキーが発生する毎に、拡大回数上限値
Mの範囲内で、そのメニューキーのキー枠を構成するX
ドットがaドットだけ拡大され、かつYドットがbドッ
トだけ拡大される。
【0043】これにより、基本サイズのキー枠41であ
ったメニューキーは、キー入力回数が切替押下数設定値
Nに達すると第1の拡大サイズのキー枠42で表示され
る。また、第1の拡大サイズのキー枠42であったメニ
ューキーは、キー入力回数が再び切替押下数設定値Nに
達すると第2の拡大サイズのキー枠43で表示され、第
2の拡大サイズのキー枠43であったメニューキーは、
キー入力回数が再び切替押下数設定値Nに達すると第3
の拡大サイズのキー枠44で表示される。
【0044】なお、キー枠の拡大回数上限値Mを「3」
と設定すると、第3の拡大サイズのキー枠44まで拡大
されたメニューキーは、それ以上拡大されることはな
い。そして、メニューキーボード2のリセットが行なわ
れると、基本サイズのキー枠41に戻る。
【0045】例えば切替押下数設定値Nを「100」と
すると、リセット後、キー入力回数が100回に達した
メニューキーのキー枠は第1の拡大サイズ42のキー枠
によって表示され、200回に達したメニューキーのキ
ー枠は第2の拡大サイズ43のキー枠によって表示さ
れ、300回に達したメニューキーのキー枠は第3の拡
大サイズ44のキー枠によって表示される。
【0046】今、メニューキー配列画像が図8に示す状
態であるとすると、「メニュー1」のメニューキーと、
「メニュー9」のメニューキーと、「メニュー17」の
メニューキーとは、キー枠が第3の拡大サイズなので、
いずれもリセット後のキー入力回数が300回を越えた
キーであり、「メニュー7」のメニューキーと、「メニ
ュー16」のメニューキーとは、キー枠が第2の拡大サ
イズなので、いずれもリセット後のキー入力回数が20
0回を越えたキーであり、「メニュー2」のメニューキ
ーは、キー枠が第1の拡大サイズなので、キー入力回数
が100回を越えたキーである。その他のメニューキー
は、キー枠が基本サイズなので、キー入力回数が100
回未満のキーである。
【0047】図7と図8とを見れば明らかなように、本
実施例によれば、メニューキーボード2の液晶表示器2
bに表示されるメニューキー配列画像において、メニュ
ーキーの配列を変えることなく、キー入力回数が多いメ
ニューキーのキー枠をその入力回数に応じて段階的に拡
大するようにしたので、ユーザにとって使用頻度が高い
キーが使用頻度が低いキーに比べて目立つようになる。
その結果、操作に不慣れなオペレータにとっては、使用
頻度が高いキーを簡単に見付けられるようになるので、
使い勝手が向上する。また、操作に慣れたオペレータに
とってもキーの配列は変わらないので、キー枠の拡大が
操作性の低下を招くことはない。
【0048】さらに、リセット時においてもサイズが大
きいキーを無駄に用意しておく必要がないので、限られ
たキーボードのサイズの中で多くのキーを配置でき、ひ
いてはキーボードの小形化を図り得る。
【0049】なお、前記実施例ではメニューキーボード
のリセット時において各メニューキーのキー枠を基本サ
イズとし、その後、キー入力回数が切替押下数設定値に
達するキーが発生する毎にそのキーのキー枠を段階的に
拡大する場合を示したが、必ずしも複数段階に区分して
拡大する必要はなく、キー入力回数が切替押下数設定値
に達するとそのキーのキー枠を所定の拡大サイズのキー
枠に拡大するだけであってもよい。
【0050】また、メニューキーボードのリセット時に
おいて各メニューキーのキー枠を拡大サイズとし、その
後、一定のスパンを開けて各メニューキーのキー入力回
数を調べ、所定回数以下であり使用頻度が低いキーのキ
ー枠を基本サイズに縮小するようにしても、本発明と同
等の効果を奏し得る。
【0051】この他、本発明を現金自動払出し端末、ハ
ンディターミナル等の各種情報処理装置に用いられるタ
ッチパネル式入力装置に適用する等、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数の操作キーに対応するキー枠を配列してなるキー配列
画像を表示する表示器と、この表示器の画面上の指示位
置における二次元座標を感知するタッチパネルとを重ね
合わせてなり、タッチパネルからの二次元座標信号に基
づいて各操作キーの入力を制御するタッチパネル式入力
装置において、各操作キー毎にキー入力回数を計数し、
各操作キー毎のキー入力回数に応じて、各操作キーのキ
ー配列画像上におけるキー枠のサイズを可変するように
したので、使用頻度が高い操作キーは使用頻度が低い操
作キーに比べて現行のキー位置でキーサイズを大きくす
ることができ、操作に不慣れなオペレータにとっても、
また操作に慣れたオペレータにとっても使い勝手を向上
できる上、多くのキー数を必要とする場合でもキーボー
ドの小形化を図り得るタッチパネル式入力装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるPOS端末の外観斜
視図。
【図2】 同実施例における制御回路の要部構成を示す
ブロック図。
【図3】 同実施例のRAMに形成される主要なメモリ
エリアを示す図。
【図4】 同実施例で採用するキー枠の説明図。
【図5】 同実施例のCPUが実行するキーサイズ管理
業務の処理手順を示す流れ図。
【図6】 図5におけるキーサイズ拡大処理を具体的に
示す流れ図。
【図7】 同実施例におけるメニューキーボードのリセ
ット時の表示状態を示す平面図。
【図8】 同実施例におけるメニューキーボードの一使
用時の表示状態を示す平面図。
【符号の説明】
2…メニューキーボード 2a…タッチパネル 2b…液晶表示器 11…CPU 20…タッチパネルコントローラ 21…表示コントローラ 31…キーサイズ管理テーブル 31b…拡大回数カウンタエリア 31c…押下数カウンタエリア 32…拡大回数上限値設定エリア 33…切替押下数設定値設定エリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の操作キーに対応するキー枠を配列
    してなるキー配列画像を表示する表示器と、この表示器
    の画面上の指示位置における二次元座標を感知するタッ
    チパネルとを重ね合わせてなり、前記タッチパネルから
    の二次元座標信号に基づいて各操作キーの入力を制御す
    るタッチパネル式入力装置において、各操作キー毎にキ
    ー入力回数を計数する入力回数計数手段と、この計数手
    段により計数される各操作キー毎のキー入力回数に応じ
    て、各操作キーのキー配列画像上におけるキー枠のサイ
    ズを可変するキー枠可変手段とを具備したことを特徴と
    するタッチパネル式入力装置。
JP9262194A 1994-04-28 1994-04-28 タッチパネル式入力装置 Pending JPH07295748A (ja)

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