JPH07295525A - 画像表示制御装置 - Google Patents

画像表示制御装置

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JPH07295525A
JPH07295525A JP6084406A JP8440694A JPH07295525A JP H07295525 A JPH07295525 A JP H07295525A JP 6084406 A JP6084406 A JP 6084406A JP 8440694 A JP8440694 A JP 8440694A JP H07295525 A JPH07295525 A JP H07295525A
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JP6084406A
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Masaaki Kikuchi
正哲 菊地
Hideaki Inoue
秀昭 井上
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は画像表示制御装置に係り、特に表示
すべき静止画像のデータが記憶されていない場合でも、
該当する分割画面に対して現在放映中の動画画像等を表
示し、画面の表示無駄をなくすものである。 【構成】 画像メモリ16〜19は、デコーダ10でビ
デオ信号をデジタル画像信号に変換した画像データが記
憶される。この画像データは、アドレス変換回路28で
カウントデータを所定の割合で間引いて作成されたアド
レス信号に従って画像メモリ16〜19より読出され、
モニタテレビ等の分割画面に分割表示される。一方、分
割表示する静止画像が画像メモリに存在しない時等、モ
ニタテレビ上の分割画面の一部に静止画像を表示できな
い場合、対応する画像メモリを介してテレビ映像等の動
画データを表示するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のSRAM等に記憶
した静止画像、又は動画像を、モニタテレビ等の分割画
面に表示する画像表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、コンピュータシステムを中心に画
像や音声等をデジタル信号に変換してデータの有効利用
を図ろうとする所謂マルチメディア化が進んでいる。特
に、画像処理においては、テレビジョン信号やビデオカ
メラの撮像信号等のアナログ信号をデジタル化し、静止
画像として表示し、又はカラー印刷する技術が提案され
ている。この様に、静止画像を記憶し、表示又は印刷処
理することは、従来動画として見ていた画像を1枚の静
止画像として見ることができ、極めて有用である。
【0003】従来、上述の様な映像信号(NTSC信号
・コンポジット信号)に含まれる画像を静止画像として
表示する場合、ビデオカメラやビデオデッキから出力さ
れる映像信号をSRAM(スタテックRAM)等に記憶
し、このSRAM等に記憶した画像データをモニタテレ
ビに映し出すことにより、1枚の静止画像を表示してい
る。また、この様な画像表示制御装置では、表示画面を
複数に分割し、複数のSRAMに記憶した静止画像をそ
れぞれの分割画面に表示する方式も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の様な画像表示制
御装置では、例えば分割された各画面にそれぞれ異なる
静止画像、又は互いに類似する静止画像を表示する。例
えば、4分割画面であれば4個の画面にそれぞれ異なる
静止画像を表示し、9分割画面であれば9個の画面にそ
れぞれ異なる静止画像を表示する。
【0005】しかし、場合によっては全ての画面に静止
画像を表示できないことがある。例えば、SRAMに必
要な枚数の静止画像が記憶されていない場合等である。
したがって、かかる場合には表示できない画面に対して
所定色のバックカラー表示を行い、又は同じ静止画像を
複数の画面に表示する等により対処している。
【0006】一方、表示すべき静止画像がない場合、当
該画面には何も表示しないとする制御も行うことができ
る。しかし、この場合には表示画面が無駄になる。本発
明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、表
示すべき静止画像のデータが記憶されていない場合で
も、該当する分割画面に対して現在テレビ放映中の動画
画像等を表示し、画面の表示無駄をなくす画像表示制御
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、ビデオ
信号をデジタル画像データに変換するアナログ/デジタ
ル変換手段と、該アナログ/デジタル変換手段で変換さ
れたデジタル画像データを記憶する複数の画像データ記
憶手段と、該画像データ記憶手段に記憶された画像デー
タの読み出しを制御する画像データ読み出し制御手段
と、該画像データ読み出し制御手段により読み出された
画像データを選択する選択手段と、該選択手段で選択さ
れた画像を外部の表示手段に分割表示すべく出力する表
示制御手段とで構成されている。
【0008】また、前記画像データ記憶手段は、例えば
静止画像を記憶する静止画像記憶手段と、動画像を記憶
する動画像記憶手段より成り、前記選択手段の選択によ
り、前記表示手段の分割画面に前記静止画像記憶手段に
記憶された静止画像と、前記動画像記憶手段に記憶され
た動画像とを表示する構成である。また、例えば、前記
表示手段の分割画面の1つを除き、他の分割画面全てに
静止画像が表示されている場合、当該分割画面に動画像
記憶手段に記憶された動画像を表示する。
【0009】また、前記画像データ記憶手段は、例えば
ビデオ信号に含まれる同期信号に基づいて作成されたア
ドレス位置に前記デジタル画像データを記憶する。例え
ば、ビデオ信号に含まれる同期信号を抽出し、この同期
信号を基準信号として、以下カウンタから出力されるカ
ウント信号を前記画像データ記憶手段のアドレス信号と
して利用する。
【0010】また、前記画像データ読み出し制御手段
は、例えばカウンタから出力される計数信号を所定の割
合で間引き、前記画像データ記憶手段から画像データを
読み出す際のアドレス信号とする。
【0011】また、前記計数信号を間引く割合は、例え
ば前記表示手段の分割数に対応し、タイミング制御手段
から出力される制御信号に従って設定する。また、この
設定は、例えば専用キーを操作することにより設定され
る。
【0012】さらに、前記表示手段は、例えばモニタテ
レビであり、このモニタテレビの分割画面に表示された
画像を印字手段により印字することもできる。
【0013】
【作用】従来、モニタテレビの画面を分割し、各画面に
静止画像を表示する際、各画面毎に設けられたSRAM
等のメモリに静止画像を記憶し、各静止画像を対応する
分割画面に表示していた。また、全ての分割画面に静止
画像を表示できない場合があり、この様な場合バックカ
ラー表示や同一画面の重複表示等を行っていた。
【0014】しかし、この様な表示は電力の無駄である
と共に、分割画面の有効利用を図ることもできない。そ
こで本発明は、静止画像を表示していない画面にテレビ
放送等の動画像を表示することにより、表示画面の有効
利用を図り、さらに静止画像と動画像との比較、確認等
も可能とするものである。特に、前記表示手段の分割画
面の1つを除き、他の分割画面全てに静止画像が表示さ
れている場合、当該分割画面に動画像を表示することは
有効である。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は一実施例の画像表示制御装
置のシステム構成図である。同図において、画像表示制
御装置1は、画像情報処理部2、RAM3、制御部4、
ROM5、印字部6、キー入力部8で構成されている。
尚、これらの各部を駆動する為の電源(+5V)は電源
部9から供給される。また、電源部9に供給される+2
4Vの電圧は、例えば外部のアダプタを介して供給さ
れ、この電源の一部は例えば印字部6内の印字ヘッドの
駆動電源として使用される。
【0016】画像情報処理部2は、例えばビデオカメラ
やビデオデッキから出力されるコンポジット信号(NT
SC信号)をデジタル信号に変換し、RAM3に出力す
る回路である。また、画像データ記憶手段としてのRA
M3は上述の画像情報処理部2で指定されるアドレスに
上述のデジタル信号を記憶し、また画像情報処理部2の
指定するアドレスから画像データを読出す。尚、上述の
画像情報処理部2、及びRAM3の具体的な回路構成に
ついては後述する。
【0017】制御部4は、後述するRAM3に記憶され
た画像を印字する際の印字部6の印字制御を行う。ま
た、制御部4にはキー入力部8からキー操作信号が入力
すると共に、リモコン入力信号、センサ入力信号も入力
し、各入力信号の指示する処理を行う。尚、キー入力部
8には各種キーが配設され、ユーザが押下するキーに対
応するキー操作信号が上述の制御部4へ出力される。こ
のキー入力部8に設置されたキーとしては、例えば後述
する全画面/4分割画面選択キーや、メモリキー、プリ
ントキー、カーソルキー等がある。
【0018】尚、印字部6はRAM3に記憶された静止
画像を印字するビデオプリンタ装置であり、例えば主走
査方向に対してライン状に多数の発熱体を配列した印字
ヘッドと、この印字ヘッドの幅とほぼ同じ幅のインクリ
ボンを有し、このインクリボンに用紙を重ねて副走査方
向に移動させながら例えばカラー印字を行う構成であ
る。
【0019】図2は、上述のRAM3を含む画像情報処
理部2の具体的な回路構成である。同図の回路は、デコ
ーダ10、カウンタ11、及び27、トライステートバ
ッファ12〜15、画像メモリ16〜19、マルチプレ
クサ20〜23、及び24、エンコーダ25、内部同期
信号生成回路26、アドレス変換回路28、タイミング
制御回路29で構成されている。
【0020】アナログ/デジタル変換手段としてのデコ
ーダ10は、ビデオカメラやビデオデッキから供給され
るコンポジット信号(NTSC信号・アナログ信号)を
デジタル信号に変換する回路であり、不図示のサンプリ
ングホールド回路、A/D(アナログ/デジタル)コン
バータ、同期分離回路、クロック発生回路等で構成され
ている。入力するコンポジット信号(NTSC信号)
は、所定のタイミングでサンプリングホールド回路でホ
ールドされ、A/Dコンバータで対応するデジタル画像
信号に変換される。また、同期分離回路はビデオ信号に
含まれる同期信号を抽出する回路であり、抽出された同
期信号は後述するアドレス信号の作成に使用される。ま
た、クロック発生回路は例えば水晶振動子等で構成さ
れ、所定周波数のクロック信号をカウンタ11へ出力す
る。
【0021】デコーダ10により、A/D変換されたデ
ジタル画像データは、トライステートバッファ12〜1
5へ出力され、後述するタイミング制御回路29から出
力される書き込み信号(WE1〜4)に従って対応する
画像メモリ16〜19に出力される。この画像メモリ1
6〜19は、静止画像記憶手段又は動画像記憶手段とし
て機能し、それぞれ独自に上述のデジタル画像データを
記憶することができる。
【0022】一方、カウンタ11にはデコーダ10から
上述の同期信号、及びクロック信号が入力し、カウンタ
11はこの両信号からアドレスデータ(位置データ)を
作成する。すなわち、上述のデジタル画像データを画像
メモリ16〜19に記憶する際使用するアドレス信号を
作成する。具体的には、デコーダ10から出力される同
期信号により例えば1ラインのアドレス信号の初期アド
レスを設定し、後に続くクロック信号をカウンタ11で
計数することにより順次カウントアップするアドレス信
号を作成するものである。すなわち、カウンタ11は同
期信号が出力される毎にそれまでのカウントデータをリ
セットし、例えば1ライン512個のクロック信号を計
数し、その間、順次カウントアップするカウントデータ
「1」、「2」、「3」、・・・「512」をマルチプ
レクサ20〜23を介して画像メモリ16〜19へ出力
する。画像メモリ16〜19はこのカウントデータ(ア
ドレス信号)「1」、「2」、「3」、・・・「49
9」に従って、指定されたアドレスに上述のデジタル画
像データを書き込む構成である。
【0023】尚、上述のマルチプレクサ20〜23はカ
ウンタ11からA端子に出力されるカウントデータ(ア
ドレス信号)と、後述するアドレス変換回路28からB
端子に出力されるアドレス信号とを切り換える回路であ
り、端子Sに供給される上述の書き込み信号WE1〜4
によって切り換え制御される。例えば、タイミング制御
回路29から出力される書き込み信号WE1〜4が、ハ
イ信号(H信号)の時カウンタ11から出力されるアド
レス信号を画像メモリ16〜19へ出力し、書き込み信
号WE1〜4が、例えばロー信号(L信号)の時アドレ
ス変換回路28から出力されるアドレス信号を画像メモ
リ16〜19へ出力する。
【0024】一方、内部同期信号生成回路26は、上述
の様に画像メモリ16〜19に記憶されるデジタル画像
データを読出す際必要となる同期信号、及びクロック信
号を作成する回路である。したがって、この内部同期信
号生成回路26には同期信号発生回路、及びクロック信
号発生回路が設けられ、内部同期信号生成回路26から
出力される同期信号、及びクロック信号はカウンタ2
7、タイミング制御回路29へ出力される。カウンタ2
7はこのクロック信号を計数し、そのカウントデータを
アドレス変換回路28へ出力する。すなわち、カウンタ
27は内部同期信号生成回路26から出力されるクロッ
ク信号を計数し、順次カウントアップするカウント信号
「1」、「2」、「3」、・・・「512」をアドレス
信号としてアドレス変換回路28へ出力する。
【0025】画像データ読み出し制御手段の一部として
のアドレス変換回路28は、前述の画像メモリ16〜1
9から画像データを読出す時のアドレス信号を出力する
回路であり、同じく画像データ読み出し制御手段の一部
としてのタイミング制御回路29から出力される制御信
号aに従って所定のアドレス信号をマルチプレクサ20
〜23(画像メモリ16〜19)へ出力する。例えば、
カウンタ27から出力されるカウントデータを1カウン
トおきに削除し、「1」、「3」、「5」、・・・「5
11」のアドレス信号を作成して画像メモリ16〜19
へ出力する。
【0026】タイミング制御回路29は、全画面/4分
割画面指定信号に従ってアドレス変換回路28へ上述の
制御信号aを出力する。尚、この全画面/4分割画面指
定信号は、前述の様にキー入力部8に設けられた全画面
/4分割画面選択キーの押下を制御部4が検知し、制御
部4から画像情報処理部2内のタイミング制御回路29
へ出力される信号である。
【0027】一方、上述のアドレス変換回路28から出
力されるアドレス信号に従って画像メモリ16〜19か
ら読出される画像データは、マルチプレクサ24へ出力
される。このマルチプレクサ24は上述のタイミング制
御回路29から出力される画面選択信号bに従って画像
メモリ16〜19から出力される画像データの1つを選
択し、エンコーダ25へ出力する。例えば、端子Aに入
力する画像データが選択された時、画像メモリ16に記
憶された静止画像、又は動画像データがエンコーダ25
へ出力され、端子Bに入力する画像データが選択された
時、画像メモリ17に記憶された静止画像等の画像デー
タがエンコーダ25へ出力され、同様に、端子C、Dが
選択された時、画像メモリ18、19に記憶された画像
データが出力される。
【0028】尚、エンコーダ25は上述のデコーダ10
とは逆にD/Aコンバータを内蔵し、入力する画像デー
タを輝度信号(Y信号)と色差信号(C信号)に変換
し、画像情報処理部2のビデオ出力端子からモニタテレ
ビへ出力する。モニタテレビは、画面を分割して画像デ
ータを表示することができ、それぞれの分割画面に対応
する画像メモリ16〜19に記憶された動画、又は静止
画を表示する。
【0029】また、本実施例では、画面を4分割表示す
るモニタテレビへの出力例を示ものであり、図3にその
分割画面を示す。同図に示す様に、モニタテレビの画面
30は4分割され、マルチプレクサ24の選択処理によ
っては、例えば分割画面は前述の画像メモリ16に記
憶した画像データを表示し、分割画面は画像メモリ1
7に記憶した画像データを表示し、同様に、分割画面
、はそれぞれ画像メモリ18、19に記憶した画像
データを表示する。尚、ユーザが画面を選択する場合に
は、キー入力部8に設けられたカーソルキーを操作する
ことにより選択する。
【0030】以上の構成の画像表示制御装置において、
以下にその画像表示動作について説明する。先ず、キー
入力部8、又はリモコンを操作して本実施例の画像表示
制御装置1に電源を投入する。そして、ビデオデッキや
ビデオカメラ等からNTSC信号を画像情報処理部2
(デコーダ10)へ出力する。デコーダ10は前述の様
に、サンプリングホールド回路、A/Dコンバータ等で
構成され、NTSC信号はデジタル変換され、対応する
画像メモリ16〜19に書き込まれる。この時、画像デ
ータが書き込まれる画像メモリを、例えば画像メモリ1
6とすれば、タイミング制御回路29から書き込み信号
WE1が、トライステートバッファ12及び画像メモリ
16へ出力され、トライステートバッファ12をオンし
て画像メモリ16に上述の画像データを書き込む。ま
た、この時画像データを書き込む画像メモリ16のアド
レスは、前述の様にデコーダ10からカウンタ11を介
して出力されるアドレス信号により設定される。しか
も、前述のマルチプレクサ20には書き込み信号WE1
(この信号は同時に選択信号でもある)により、端子A
が選択され、前述のアドレス信号「1」、「2」、
「3」、・・・「512」が画像メモリ16に供給され
る。したがって、上述のデコーダ10、トライステート
バッファ12を介して供給されるデジタル画像データは
画像メモリ16内のアドレス「1」、「2」、「3」、
・・・に順次書き込まれる。
【0031】尚、図4は、上述の様にして画像メモリ1
6に書き込まれる画像データのアドレスを示す。但し、
同図では説明を簡単化する為、1ラインに12個の画像
データを記憶する構成として説明する。したがって、1
ラインのアドレスは「1」〜「12」で示し、次のライ
ンのアドレスは「13」〜「24」で示す。
【0032】上述の様にして画像メモリ16に記憶され
た画像データは、タイミング制御回路29から出力され
る画像選択信号bによりマルチプレクサ24の端子Aが
選択されると、画像メモリ16から読出されモニタテレ
ビの画面に表示される。すなわち、内部同期信号生成回
路26から出力される同期信号とクロック信号に基づい
て、カウンタ27からカウントアップ信号が出力され、
これをアドレス変換回路28で、例えばそのまま画像メ
モリ16へ出力することにより画像メモリ16に記憶さ
れた画像データは上述の図4に示すアドレス「1」のデ
ータから順次読出され、モニタテレビに表示される。
【0033】以上の様に処理することにより、例えばユ
ーザが選択した画像メモリ16の記憶データをモニタテ
レビの全面に表示することができる。一方、画像メモリ
16に記憶した画像データを4分割画面に分割表示する
場合には、以下の様に処理する。先ず、前述のキー入力
部8の全画面/4分割画面選択キーの操作により4分割
画面を指定し、タイミング制御回路29から制御信号a
をアドレス変換回路28へ出力し、カウンタ27から出
力されるカウントデータを所定の割合で間引く処理を行
う。
【0034】図5は、この時のアドレス信号の作成処理
を示す図である。この場合、先ずカウンタ27から出力
されたカウントデータ「1」は、そのままアドレス信号
「1」として画像メモリ16へ出力される。そして、こ
のアドレス信号により読出される画像メモリ16のアド
レス位置は、図5に示す−1である。次に、アドレス
変換回路28に入力するカウントデータ「2」に対して
は削除する処理が施される。次に、カウンタ27から出
力されたカウントデータ「3」は、アドレス変換回路2
8で削除することなくそのままアドレス信号「3」とし
て画像メモリ16へ出力する。このアドレス信号により
読出される画像メモリ16の位置が図5の−2であ
る。以下同様に、アドレス「5」、「7」、「9」、
「11」の順にアドレス信号を画像メモリ16に出力
し、対応するアドレスから画像データを読出す(図5の
−3、−4、−5、−6)。
【0035】次に、本来2ライン目であるカウントデー
タ(アドレス信号)「13」〜「24」(図4参照)に
対しては、全て削除する。次に、3ライン目のアドレス
「25」〜「36」に対しては、1ライン目と同様、1
アドレス毎に間引き処理を行い、アドレス「25」、
「27」、「29」、「31」、「33」、「35」が
選択される。以下同様にして、例えば奇数ラインについ
ては1アドレス信号毎にアドレスを間引き、偶数ライン
に対しては全てのアドレス信号を間引き、カウンタ27
から出力されるカウントデータを変更して全アドレスの
1/4のアドレスデータとして画像メモリ16へ出力す
る。図5は、アドレス変換回路28から出力されるアド
レス信号全体を示し、同図に示す’は分割画面に表
示する画像データのアドレス範囲を示し、’〜’も
同様に、それぞれ対応する分割画面〜に表示する画
像データのアドレス範囲を示す。したがって、例えばタ
イミング制御回路29から出力する画面選択信号bによ
り、常時画像メモリ16から出力される画像データをモ
ニタテレビに表示する構成とすることによって、モニタ
テレビの4分割画面それぞれに画像メモリ16に記憶さ
れた画像を表示することができる。
【0036】一方、画像選択信号bにより、図5に示す
アドレス範囲’の画像データをモニタテレビの画面
にのみ表示することもできる。この場合には、タイミン
グ制御回路29から出力する画面選択信号bにより、マ
ルチプレクサ24のA端子から出力される画像データの
出力タイミングを図5に示すアドレス範囲’の画像デ
ータ出力時のみに限定する様に制御することで達成でき
る。
【0037】以上の処理は画像メモリ16に記憶した画
像データについて説明したが、他の画像メモリ17〜1
9に記憶する画像データについても同様に実施すること
ができる。すなわち、デコーダ10を介して出力される
画像データを画像メモリ17に記憶する場合には、タイ
ミング制御回路29から書き込み信号WE2を出力し、
この時カウンタ11から出力されるカウントデータ(ア
ドレス信号)に従って画像データを画像メモリ17に記
憶する。また、画像メモリ18、19に画像データを記
憶する場合にも、書き込み信号WE3、又はWE4を出
力し、アドレス信号が指示する画像メモリ18、19の
アドレス位置にデータを書き込む。
【0038】一方、画像メモリ17〜19からデータを
読出す時にも、上述の様に、例えば奇数ラインに対して
は1カウントアップ毎にカウントデータを間引き、偶数
ラインに対しては全てのカウントデータを間引き、図5
に示すアドレス’〜’に対応して画像データを4分
割表示することができる。
【0039】また、各画像メモリ16〜19に記憶され
た画像を各分割画面〜に表示する場合には、図5の
アドレス範囲’を出力する際、マルチプレクサ24の
端子Aを選択して画像メモリ16の画像データ(間引き
画像データ)を出力し、アドレス範囲’を出力する
際、マルチプレクサ24の端子Bを選択して画像メモリ
17の画像データ(間引き画像データ)を出力し、同様
にして、図5のアドレス範囲’、’を出力する際、
マルチプレクサ24の端子C、Dをそれぞれ選択して画
像メモリ18、19の画像データ(間引き画像データ)
を出力し、同時に4分割画面それぞれに画像メモリに記
憶された異なる画像を表示することができる。すなわ
ち、この様に各画像メモリ16〜19を選択することに
より、モニタテレビの画面には画像メモリ16の静止
画像を表示し、画面には画像メモリ17の静止画像を
表示し、画面には画像メモリ18の静止画像を表示
し、画面には画像メモリ19の静止画像を表示するこ
とができる。
【0040】したがって、例えばモニタテレビの分割画
面〜に対応する画像メモリ16〜18に記憶された
画像データが表示され、他の1つの分割画面のみに表
示すべき画像データが存在しない場合でも、画像メモリ
19にデコーダ10を介してビデオ信号の動画データ
(デジタル画像データ)を読み込み、このデータを直ち
にモニタテレビの分割画面に表示することにより、テ
レビ画面を効率良く利用することができる。すなわち、
この場合従来では、バックカラー表示等をおこなってい
たが、例えばテレビの映像信号等の動画信号を画像メモ
リ19を介して分割画面に表示することができる。
【0041】尚、分割画面に限らず、分割画面〜
のいずれか1つの画面に表示すべき静止画像が欠如する
場合にも同様に、対応する画像メモリ16〜18の1つ
のメモリに動画データを記憶し、対応するモニタテレビ
上の分割画面にこの動画データを表示することができ
る。
【0042】また、本実施例では、画像メモリ16〜1
9は、静止画像記憶手段又は動画像記憶手段として機能
する構成としたが、画像メモリを動画像記憶手段として
機能させる為には、動画を処理する為の大容量の記憶領
域、例えば2MB(メガバイト)程度のメモリ領域を複
数有する構成とする必要があるので、画像メモリ16〜
19の中の1つのメモリを動画像を記憶する専用のメモ
リとして使用する構成としても良い。この場合には他の
画像メモリは静止画像を記憶する専用のメモリとなり、
例えば動画像専用の画像メモリから読出した動画データ
をモニタテレビ7の分割画面の1つに表示し、静止画像
専用の画像メモリから読出した静止画を他の分割画面に
表示する。
【0043】また、分割画面に対する動画データの表示
は1つの分割画面に限らず、表示すべき静止画像が存在
しない時には複数の画面に動画データを表示する構成と
しても良い。また、分割数にしても本実施例では4分割
について説明したが、4分割に限らず、9分割、等の他
の分割画面のモニタテレビを用いて実施する場合も同様
である。
【0044】さらに、RAM3に記憶される静止画像
は、前述の印字部6により用紙等に印字出力することも
できる。この場合、制御部4の印字制御に従ってRAM
3(画像メモリ16〜19)から画像データが、マルチ
プレクサ24、エンコーダ25を介して印字部6に読出
され、例えばカラー印刷できる。すなわち、この印刷処
理は、上述の分割画像データを1ライン毎に512個で
構成される発熱体へ出力し、選択的に発熱体を加熱しイ
ンクリボンのインクを溶かして対応する位置の用紙に転
写するものである。また、インクリボンがイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックと印字ベッド上を移動する
間、用紙は各色の印字を行う為、副走査方向を前後に複
数回移動し、カラー印刷を行う。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、モニタテレビ上の欠如した分割画面にテレビ映像
等の動画を表示することができ、表示画面を有効に利用
することができる。
【0046】また、モニタテレビ等の表示手段に静止画
と動画を表示できるので、画像メモリに記憶された画像
の比較、確認、追加等の処理が容易にできる。さらに、
本発明の画像表示制御装置に印字装置を付加することに
より、モニタテレビ等に分割表示された画像を容易に印
字出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の画像表示制御装置のシステム構成図
である。
【図2】画像情報処理部、及びRAMの具体的な回路図
である。
【図3】モニタテレビの表示画面の分割状態を説明する
図である。
【図4】画像メモリに画像データを書き込む際、又は画
像データを読出す際のアドレスを説明する図である。
【図5】画像メモリから画像データを読出す際、アドレ
スを間引いて指定する時のアドレス構成を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 画像表示制御装置 2 画像情報処理部 3 RAM 4 制御部 5 ROM 6 印字部 7 モニタテレビ 8 キー入力部 9 電源部 10 デコーダ 11、27 カウンタ 12〜15 トライステートバッファ 16〜19 画像メモリ 20〜23、24 マルチプレクサ 26 内部同期信号生成回路 28 アドレス変換回路 29 タイミング制御回路 30 画面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号をデジタル画像データに変換
    するアナログ/デジタル変換手段と、 該アナログ/デジタル変換手段で変換されたデジタル画
    像データを記憶する複数の画像データ記憶手段と、 該画像データ記憶手段に記憶された画像データの読み出
    しを制御する画像データ読み出し制御手段と、 該画像データ読み出し制御手段により読み出された画像
    データを選択する選択手段と、 該選択手段で選択された画像を外部の表示手段に分割表
    示すべく出力する表示制御手段と、 を有することを特徴とする画像表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データ記憶手段は、静止画像を
    記憶する静止画像記憶手段と、動画像を記憶する動画像
    記憶手段より成り、前記選択手段の選択により、前記表
    示手段の分割画面に前記静止画像記憶手段に記憶された
    静止画像と、前記動画像記憶手段に記憶された動画像と
    を表示することを特徴とする請求項1記載の画像表示制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段の分割画面の1つに動画像
    を表示し、分割画面の他の画面に静止画像を表示するこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データ記憶手段は、ビデオ信号
    に含まれる同期信号に基づいて作成されたアドレス位置
    に前記デジタル画像データを記憶することを特徴とする
    請求項1又は2記載の画像表示制御装置。
  5. 【請求項5】 前記画像データ読み出し制御手段は、カ
    ウンタから出力される計数信号を所定の割合で間引き、
    前記画像データ記憶手段から画像データを読み出す際の
    アドレス信号とすることを特徴とする請求項1又は2記
    載の画像表示制御装置。
  6. 【請求項6】 前記計数信号を間引く割合は、前記表示
    手段の分割数に対応し、タイミング制御手段から出力さ
    れる制御信号に従って設定されることを特徴とする請求
    項5記載の画像表示制御装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、モニタテレビであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の画像表示制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段の分割画面に表示された静
    止画像を印字する印字手段を含むことを特徴とする請求
    項1又は2記載の画像表示制御装置。
JP6084406A 1994-04-22 1994-04-22 画像表示制御装置 Pending JPH07295525A (ja)

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