JPH0729542Y2 - 蛍光ランプ用温度ヒューズの取付構造 - Google Patents
蛍光ランプ用温度ヒューズの取付構造Info
- Publication number
- JPH0729542Y2 JPH0729542Y2 JP1990068352U JP6835290U JPH0729542Y2 JP H0729542 Y2 JPH0729542 Y2 JP H0729542Y2 JP 1990068352 U JP1990068352 U JP 1990068352U JP 6835290 U JP6835290 U JP 6835290U JP H0729542 Y2 JPH0729542 Y2 JP H0729542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent lamp
- fuse
- mounting
- thermal fuse
- holder
- Prior art date
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- Fuses (AREA)
Description
【産業上の利用分野】 本考案は例えば自動車のパネルなど蛍光ランプを内装し
て使用する場合に、前記蛍光ランプが寿命末期には管端
部の温度上昇が著しいことを利用して交換時期を告知す
るために設けられる温度ヒューズの取付構造に関するも
のである。
て使用する場合に、前記蛍光ランプが寿命末期には管端
部の温度上昇が著しいことを利用して交換時期を告知す
るために設けられる温度ヒューズの取付構造に関するも
のである。
従来のこの種の温度ヒューズ11の取付構造の例を示すも
のが第3図であり、例えば樹脂部材で蛍光ランプ21の管
端部を覆うように形成されたソケット91に温度ヒューズ
11取付用の取付孔92を形成しておき、この取付孔92に温
度ヒューズ11を挿入することで取付を行うものであっ
た。
のが第3図であり、例えば樹脂部材で蛍光ランプ21の管
端部を覆うように形成されたソケット91に温度ヒューズ
11取付用の取付孔92を形成しておき、この取付孔92に温
度ヒューズ11を挿入することで取付を行うものであっ
た。
しかしながら、前記した従来の取付構造においては前記
ソケット91が形成された部材を介して温度ヒューズ11に
熱伝導が行われるものとなり、検出感度に不足を生じて
適正な交換時期の告知が行い難いものとなる問題点を生
じ、この点の解決が課題とされるものとなっていた。
ソケット91が形成された部材を介して温度ヒューズ11に
熱伝導が行われるものとなり、検出感度に不足を生じて
適正な交換時期の告知が行い難いものとなる問題点を生
じ、この点の解決が課題とされるものとなっていた。
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的手
段として、蛍光ランプの管端に寿命検出のために取付け
られる温度ヒューズの取付構造において、前記温度ヒュ
ーズと前記蛍光ランプとは、金属薄板で形成され夫々の
外径をベルト状に止着するヒューズ取付部とランプ取付
部とで略達磨状に形成されたホルダで夫々が密着して取
付けられていることを特徴とする蛍光ランプ用温度ヒュ
ーズの取付構造を提供することで検出感度を向上させ、
前記従来の課題を解決するものである。
段として、蛍光ランプの管端に寿命検出のために取付け
られる温度ヒューズの取付構造において、前記温度ヒュ
ーズと前記蛍光ランプとは、金属薄板で形成され夫々の
外径をベルト状に止着するヒューズ取付部とランプ取付
部とで略達磨状に形成されたホルダで夫々が密着して取
付けられていることを特徴とする蛍光ランプ用温度ヒュ
ーズの取付構造を提供することで検出感度を向上させ、
前記従来の課題を解決するものである。
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説
明する。 尚、理解を容易とするために従来例と同じ部分には同じ
符号を付して説明する。 第1図、第2図に符号1で示すものは本考案に係るホル
ダであり、このホルダ1は例えば鉄、銅、アルミニュウ
ムなど金属の薄板部材で形成され、温度ヒューズ11と蛍
光ランプ21とをベルト状に共締めし両者、即ち温度ヒュ
ーズ11と蛍光ランプ21とを止着するものとされている。 このときに、前記ホルダ1には温度ヒューズ11に対する
熱伝導性を向上させるために、この温度ヒューズ11の外
径に沿う円弧状としたヒューズ取付部2が形成され、同
時に前記ヒューズ取付部2に連接して前記蛍光ランプ21
からの集熱作用を向上させるために、この蛍光ランプ21
の外径を沿うランプ取付部3が形成されるものとなり、
通常には前記蛍光ランプ21の外径は温度ヒューズ11の外
径よりも大であるので、上記構成としたことで前記ホル
ダ1は大小二つの円弧が連接する略達磨状の形状となっ
ている。 尚、実際の実施に当たっては前記夫々の円弧、即ちヒュ
ーズ取付部2を形成する円弧は温度ヒューズ11の外径よ
りもやや小さめとし、同様にランプ取付部3の円弧も蛍
光ランプ21の外径よりもやや小さめとしておくことで、
温度ヒューズ11と蛍光ランプ21との夫々を夫々の取付部
2、3に取付けたときにホルダ1を形成する部材の弾性
で保持が行われ同時に熱伝導性も向上し好ましいものと
なる。 以上の構成としたことで、本考案のホルダ1はランプ取
付部3の部分で集熱し、その熱をヒューズ取付部2に伝
導して温度ヒューズ11を加熱するものとなるが、このと
きにホルダ1を形成する部材として選択された金属部材
の熱伝導性の高さにより効率の良い温度ヒューズ11の加
熱が可能となり、検出感度を向上させるものとなる。 尚、図中に符号4で示すものは前記ホルダ1のベルト状
とされた夫々の端部に突出して設けられた脚部であり、
この脚部4をプリント基板31にハンダ付けなど適宜な手
段で取付けることで、前記蛍光ランプ21はプリント基板
31への固定を可能(第2図参照)とするものであり、こ
れにより従来例のソケットを省略可能とするものであ
る。
明する。 尚、理解を容易とするために従来例と同じ部分には同じ
符号を付して説明する。 第1図、第2図に符号1で示すものは本考案に係るホル
ダであり、このホルダ1は例えば鉄、銅、アルミニュウ
ムなど金属の薄板部材で形成され、温度ヒューズ11と蛍
光ランプ21とをベルト状に共締めし両者、即ち温度ヒュ
ーズ11と蛍光ランプ21とを止着するものとされている。 このときに、前記ホルダ1には温度ヒューズ11に対する
熱伝導性を向上させるために、この温度ヒューズ11の外
径に沿う円弧状としたヒューズ取付部2が形成され、同
時に前記ヒューズ取付部2に連接して前記蛍光ランプ21
からの集熱作用を向上させるために、この蛍光ランプ21
の外径を沿うランプ取付部3が形成されるものとなり、
通常には前記蛍光ランプ21の外径は温度ヒューズ11の外
径よりも大であるので、上記構成としたことで前記ホル
ダ1は大小二つの円弧が連接する略達磨状の形状となっ
ている。 尚、実際の実施に当たっては前記夫々の円弧、即ちヒュ
ーズ取付部2を形成する円弧は温度ヒューズ11の外径よ
りもやや小さめとし、同様にランプ取付部3の円弧も蛍
光ランプ21の外径よりもやや小さめとしておくことで、
温度ヒューズ11と蛍光ランプ21との夫々を夫々の取付部
2、3に取付けたときにホルダ1を形成する部材の弾性
で保持が行われ同時に熱伝導性も向上し好ましいものと
なる。 以上の構成としたことで、本考案のホルダ1はランプ取
付部3の部分で集熱し、その熱をヒューズ取付部2に伝
導して温度ヒューズ11を加熱するものとなるが、このと
きにホルダ1を形成する部材として選択された金属部材
の熱伝導性の高さにより効率の良い温度ヒューズ11の加
熱が可能となり、検出感度を向上させるものとなる。 尚、図中に符号4で示すものは前記ホルダ1のベルト状
とされた夫々の端部に突出して設けられた脚部であり、
この脚部4をプリント基板31にハンダ付けなど適宜な手
段で取付けることで、前記蛍光ランプ21はプリント基板
31への固定を可能(第2図参照)とするものであり、こ
れにより従来例のソケットを省略可能とするものであ
る。
以上に説明したように本考案により、温度ヒューズと前
記蛍光ランプとは、金属薄板で形成され夫々の外径をベ
ルト状に止着するヒューズ取付部とランプ取付部とで略
達磨状に形成されたホルダで夫々が密着して取付けられ
ている蛍光ランプ用温度ヒューズの取付構造としたこと
で、その形成された金属部材の熱伝導性に優れる特性に
より、前記温度ヒューズの応動を応答遅れの無い適切な
ものとし、以て、交換時期の告知を適切なものとすると
共に、前記した応答遅れに起因する焼損あるいは発炎事
故も防止すると云う優れた効果を奏するものである。ま
た、前記ホルダに脚部を設けることでプリント基板への
固定も可能とし部品数の低減にも効果を奏するものとな
る。
記蛍光ランプとは、金属薄板で形成され夫々の外径をベ
ルト状に止着するヒューズ取付部とランプ取付部とで略
達磨状に形成されたホルダで夫々が密着して取付けられ
ている蛍光ランプ用温度ヒューズの取付構造としたこと
で、その形成された金属部材の熱伝導性に優れる特性に
より、前記温度ヒューズの応動を応答遅れの無い適切な
ものとし、以て、交換時期の告知を適切なものとすると
共に、前記した応答遅れに起因する焼損あるいは発炎事
故も防止すると云う優れた効果を奏するものである。ま
た、前記ホルダに脚部を設けることでプリント基板への
固定も可能とし部品数の低減にも効果を奏するものとな
る。
第1図は本考案に係る蛍光ランプ用温度ヒューズの取付
構造を示す斜視図、第2図は同じ実施例の使用状態を示
す斜視図、第3図は従来例を示す斜視図である。 1……ホルダ 2……ヒューズ取付部 3……ランプ取付部 4……脚部 11……温度ヒューズ 21……蛍光ランプ 31……プリント基板
構造を示す斜視図、第2図は同じ実施例の使用状態を示
す斜視図、第3図は従来例を示す斜視図である。 1……ホルダ 2……ヒューズ取付部 3……ランプ取付部 4……脚部 11……温度ヒューズ 21……蛍光ランプ 31……プリント基板
Claims (2)
- 【請求項1】蛍光ランプの管端に寿命検出のために取付
けられる温度ヒューズの取付構造において、前記温度ヒ
ューズと前記蛍光ランプとは、金属薄板で形成され夫々
の外径をベルト状に止着するヒューズ取付部とランプ取
付部とで略達磨状に形成されたホルダで夫々が密着して
取付けられていることを特徴とする蛍光ランプ用温度ヒ
ューズの取付構造。 - 【請求項2】前記ホルダのベルト状の夫々の端部にはプ
リント基板取付用の脚部が設けられ、該ホルダは蛍光ラ
ンプの固定構造を兼ねることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第(1)項記載の蛍光ランプ用温度ヒューズ
の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990068352U JPH0729542Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 蛍光ランプ用温度ヒューズの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990068352U JPH0729542Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 蛍光ランプ用温度ヒューズの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0427544U JPH0427544U (ja) | 1992-03-04 |
JPH0729542Y2 true JPH0729542Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31602718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990068352U Expired - Lifetime JPH0729542Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 蛍光ランプ用温度ヒューズの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729542Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3834968B2 (ja) * | 1997-11-25 | 2006-10-18 | 松下電工株式会社 | 照明装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH662006A5 (de) * | 1984-02-24 | 1987-08-31 | Schurter Ag | Sicherungshalter-clip und sicherungshalter daraus. |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP1990068352U patent/JPH0729542Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0427544U (ja) | 1992-03-04 |
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