JPH0729527A - 平面画像表示装置 - Google Patents

平面画像表示装置

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Publication number
JPH0729527A
JPH0729527A JP17066593A JP17066593A JPH0729527A JP H0729527 A JPH0729527 A JP H0729527A JP 17066593 A JP17066593 A JP 17066593A JP 17066593 A JP17066593 A JP 17066593A JP H0729527 A JPH0729527 A JP H0729527A
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JP
Japan
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electrons
electrode
line
screen
scanning
Prior art date
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Application number
JP17066593A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhiro Yamashita
敦弘 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で画像の表示ができる平面画像表
示装置を提供することを目的とする。 【構成】 画面垂直方向にライン状に複数本延設され、
水平走査信号に基づきラインごとに電界放射により電子
を放出するライン状カソード7…と、垂直走査信号に基
づき上記放出電子を走査線ごとに選択的に通過させる走
査電極8…と、上記放出電子が走査電極8…を通過した
後に電子の通過量を映像信号に基づいて制御するデータ
電極9…と、上記電子を水平走査信号に基づき蛍光体1
2上の目的とする画素に誘導する偏向電極10…と、上
記の蛍光体12及び上記電子を捕らえるためのアノード
電極11を備える前面パネル6と、上記前面パネル6と
により上記各部材を収容する真空空間を形成する背面パ
ネル1とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子線励起による蛍光
体発光を利用して画像を表示する平面画像表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】平面画像表示装置は、受光型表示装置と
自発光型表示装置とに分類される。受光型表示装置とし
ては液晶表示装置やエレクトロクロミックディスプレイ
等が知られており、自発光型表示装置としては放電を利
用するプラズマディスプレパネルや蛍光体発光を利用す
るディスプレイ等が知られている。
【0003】蛍光体発光を利用する平面画像表示装置
は、前後平板パネル間に形成した真空空間内において、
背面パネル側に形成された微少電子放出部から電子を放
出し、この放出された電子を制御して蛍光体に衝突さ
せ、発光させることで画像を表示するようにしたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の蛍光
体発光を用いる平面画像表示装置においては、一つの画
素と一つの電子放出部とを一対一で対応させるため、画
面水平方向および垂直方向ともにストライプ状の電極に
より電子の放出を制御しなければならず、駆動回路が複
雑なものとなる。また、真空容器を支持するためのスペ
ーサを挿入することが困難となり、大画面化できない。
一方、画素数よりも少ない数の電子放出部にて全画素の
表示を行うべく、偏向電極により電子を目的画素に導く
ことが考えられるが、この場合に、画面水平方向および
垂直方向ともに偏向電極を備えることとしたのでは、構
造が複雑になってしまう。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑み、簡単な構造
で画像の表示ができる平面画像表示装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の平面画像
表示装置は、上記の課題を解決するために、画面水平方
向に所定の間隔をおいて画面垂直方向にライン状に複数
本延設され、水平走査信号に基づきラインごとに又は常
に電圧が印加されて電界放射により電子を放出する電子
放出部と、画面垂直方向に所定の間隔をおいて画面水平
方向にライン状に走査線の数に対応した数延設され、垂
直走査信号に基づき上記放出された電子を走査線ごとに
選択的に通過させる走査電極と、上記電子放出部の形成
位置に対応して設けられ、上記放出された電子が走査電
極を通過する手前で或いは通過した後に当該電子の通過
量を映像信号に基づいて制御するデータ電極と、上記電
子放出部の形成位置に対応して設けられ、上記電子を水
平走査信号に基づき蛍光体上の目的とする画素に誘導す
る偏向電極と、上記の蛍光体を備えると共に上記電子を
捕らえるためのアノード電極を備える透明な平板状の前
面パネルと、上記前面パネルとによって上記の各部材を
収容する真空或いは不活性ガス空間を形成する平板状の
背面パネルと、を備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の第2の平面画像表示装置
は、画面水平方向に所定の間隔をおいて画面垂直方向に
ライン状に複数本延設され、水平走査信号に基づきライ
ンごとに又は同時に印加される電圧を映像信号に基づき
制御することで電界放射による電子の放出量を制御して
電子を放出する電子放出部と、画面垂直方向に所定の間
隔をおいて画面水平方向にライン状に走査線の数に対応
した数延設され、垂直走査信号に基づき上記放出された
電子を走査線ごとに選択的に通過させる走査電極と、上
記電子放出部の形成位置に対応して設けられ、上記電子
を水平走査信号に基づき蛍光体上の目的とする画素に誘
導する偏向電極と、上記の蛍光体を備えると共に上記電
子を捕らえるためのアノード電極を備える透明な平板状
の前面パネルと、上記前面パネルとによって上記の各部
材を収容する真空或いは不活性ガス空間を形成する平板
状の背面パネルと、を備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明の第3の平面画像表示装置
は、画面水平方向に所定の間隔をおいて画面垂直方向に
ライン状に複数本延設されると共に画面垂直方向に走査
線の数に対応して分割され、水平走査信号と垂直走査信
号、又は垂直走査信号に基づき各ラインの分割部ごとに
電圧が印加されて電界放射により電子を放出する電子放
出部と、上記電子放出部の形成位置に対応して設けら
れ、上記放出された電子の通過量を映像信号に基づいて
制御するデータ電極と、上記電子放出部の形成位置に対
応して設けられ、上記電子を水平走査信号に基づき蛍光
体上の目的とする画素に誘導する偏向電極と、上記の蛍
光体を備えると共に上記電子を捕らえるためのアノード
電極を備える透明な平板状の前面パネルと、上記前面パ
ネルとによって上記の各部材を収容する真空或いは不活
性ガス空間を形成する平板状の背面パネルと、を備えた
ことを特徴とする。
【0009】また、本発明の第4の平面画像表示装置
は、画面水平方向に所定の間隔をおいて画面垂直方向に
ライン状に複数本延設されると共に画面垂直方向に走査
線の数に対応して分割され、水平走査信号と垂直走査信
号、又は垂直走査信号に基づき各ラインの分割部ごとに
印加する電圧を映像信号に基づき制御することで電界放
射による電子の放出量を制御して電子を放出する電子放
出部と、上記電子放出部の形成位置に対応して設けら
れ、上記電子を水平走査信号に基づき蛍光体上の目的と
する画素に誘導する偏向電極と、上記の蛍光体を備える
と共に上記電子を捕らえるためのアノード電極を備える
透明な平板状の前面パネルと、上記前面パネルとによっ
て上記の各部材を収容する真空或いは不活性ガス空間を
形成する平板状の背面パネルと、を備えたことを特徴と
する。
【0010】
【作用】上記第1の構成によれば、画面垂直方向にライ
ン状に形成した電子放出部の全体から電子を放出し、走
査電極によって表示する走査線上の電子のみ通過させ、
データ電極によって映像信号に基づく電子通過量制御を
行い、水平偏向電極によって電子を画面水平方向に偏向
して目的の画素へと導くことにより画像の表示がなされ
る。従って、電子放出部は数は画素数よりも少なく、偏
向電極は水平偏向電極だけであるから簡単な構造とな
る。
【0011】また、第2の構成によれば、水平走査信号
に基づきライン状カソードごと又は同時に印加する電圧
を映像信号に基づき制御して電界放射による電子の放出
量自体を制御するようにしたので、データ電極が不要に
なり、構造が一層簡単となる。
【0012】また、第3の構成によれば、ライン状カソ
ードを画面垂直方向に走査線の数に対応して分割し、水
平走査信号と垂直走査信号、又は垂直走査信号に基づき
各ラインの分割部ごとに電圧を印加して電子を放出する
ようにしたので、走査電極が不要になり、構造が簡単と
なる。
【0013】また、第4の構成によれば、水平走査信号
に基づきライン状カソードごと又は同時に印加する電圧
を映像信号に基づき制御して電界放射による電子の放出
量自体を制御すると共に、ライン状カソードを画面垂直
方向に走査線の数に対応して分割し、水平走査信号と垂
直走査信号、又は垂直走査信号に基づき各ラインの分割
部ごとに電圧を印加して電子を放出するようにしたの
で、データ電極及び走査電極が不要になり、構造がより
簡単になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。
【0015】図1は本発明の平面画像表示装置の内部構
造を示す分解斜視図であり、図2は平面画像表示装置を
水平方向に切断した横断面図である。
【0016】図中、1は背面パネル、2はライン状カソ
ード形成基板、3は走査電極パネル、4はデータ電極パ
ネル、5は水平偏向電極パネル、6は前面パネルであ
る。
【0017】上記のライン状カソード形成基板2には、
画面水平方向に所定の間隔をおいて画面垂直方向に延び
るライン状カソード7が形成されている。ライン状カソ
ード7は、図3(a)或いは(b)に示すように、カソ
ード電極7aとゲート電極7bとで構成され、電界放出
型微小冷陰極として電界放射により電子を放出する電子
放出部を形成する。ライン状カソード7の形成本数は、
画面の水平画素数よりも少なく、一つのライン状カソー
ド7は複数の画素を担当する。又、隣り合うライン状カ
ソード7,7間には、背面パネル1に立設されたスペー
サ13が挿通する穴2aが形成されている。
【0018】ライン状カソード7は、図示しない駆動回
路に接続されており、この駆動回路により、水平走査信
号に基づきラインごとに電圧が印加されてライン単位で
電子を放出することになる。例えば、水平方向1〜10
画素の走査においては第1のライン状カソード7が電子
を放出し、11〜20画素の走査においては第2のライ
ン状カソード7が電子を放出するという具合である。ま
た、各ライン状カソード7に常に電圧を印加して電子を
放出させる方法もあり,この場合は各データ電極9にそ
れぞれの映像信号に基づいた異なる電圧を同時に印加す
ることになる。
【0019】上記の走査電極パネル3には、図4の平面
図に示すように、画面垂直方向に所定の間隔をおいて画
面水平方向にライン状に走査電極8が形成されている。
走査電極8…の形成本数は、画面の垂直方向の画素数に
対応する。また、走査電極パネル3には、前記のライン
状カソード7…に対応する位置に、窓部3a…が形成さ
れており、前記の各走査電極8は上記窓部3aを横切っ
て例えば、ワイヤボンディング法によって形成される。
また、走査電極パネル3には、前記のスペーサ13が挿
通する穴部3bが形成されており、この穴部3bの周囲
を通過する走査電極8…は当該穴部3bを避けるため湾
曲形成されている。
【0020】図5の(a)(b)(c)は、上記窓部3
aを横切る走査電極8の形状例を示すものであり、同図
(a)(b)のタイプはそれぞれの走査電極8に電子通
過用の穴を有し、同図(c)のタイプは各走査電極8,
8間を電子通過用の穴としているものである。そして、
これら走査電極8…には、垂直走査信号に基づき映像信
号の1水平走査期間(1H期間)ごとに電圧が印加され
るようになっている。
【0021】図6の(a)は、図5(a)(b)に示す
タイプの走査電極8への電圧印加タイミングを示すチャ
ートであり、図6(b)は、図5(c)に示すタイプの
走査電極8への電圧印加タイミングを示すチャートであ
る。なお、図6(b)において、隣り合う走査電極8,
8に同じタイミングで電圧を印加しているのは、図5
(c)に示すタイプの走査電極8が各走査電極8,8間
を電子通過用の穴としており、この穴を形成する隣り合
う走査電極8,8に同一タイミングで電圧を印加する必
要があるからである。
【0022】このようにして各走査電極8に電圧が印加
されることにより、当該電圧が印加された走査電極8と
交差している部分のライン状カソード7から放出された
電子のみが選択的に上記穴を通過することになる。そし
て、前記の図6のごとく電圧印加タイミングが制御され
ることにより、電子通過部分は画面の下側に移り、垂直
走査がなされる。そして、この垂直走査により通過した
電子は、データ電極パネル4の方向へ向かうことにな
る。
【0023】データ電極パネル4には、前記の窓部3a
の形成位置に対応して、即ち、ライン状カソード7の形
成位置に対応して窓部4a…が形成されている。各窓部
4aの周囲には、データ電極9が形成されている。デー
タ電極9は、図示しない駆動回路に接続されており、こ
の駆動回路により、映像信号に基づく電圧がデータ電極
9に印加され、窓部4aを通過する電子の通過量が制御
される。また、データ電極パネル4には、前記スペーサ
13が挿通する穴4b…が形成されている。
【0024】水平偏向電極パネル5には、前記の窓部3
aの形成位置に対応して、即ち、ライン状カソード7の
形成位置に対応して窓部5a…が形成されている。各窓
部5aの近傍には、一対の左右偏向電極10a,10b
からなる水平偏向電極10が形成されている。左右偏向
電極10a,10bは、図示しない駆動回路に接続され
ており、この駆動回路により、電子ビームの水平走査が
行われる。
【0025】図7は、水平走査のための信号を1H期間
との対応で示したタイミングチャートである。左右偏向
電極10a,10bには、電圧の高さが互いに逆比例す
る電圧が印加される。
【0026】前面パネル6の裏面側には、アノード電極
11及び蛍光体12が形成されている。アノード電極1
1は、水平偏向電極10により偏向された電子を加速し
て蛍光体12に導くものである。この加速された電子が
蛍光体12に衝突すると蛍光体12の当該衝突部分が発
光する。
【0027】前面パネル6と背面パネル1との間には、
真空或いは不活性ガス空間が形成される。この空間は背
面パネル1上に立設されたスペーサ13…の針状の先端
を前面パネル6の裏面に接触させることによって確保さ
れる。
【0028】図8は、スペーサ13を示す斜視図であ
る。スペーサ13は、先端部材13aと基台部材13b
とから成る。先端部材13は金属から成り、基台部材1
3bはセラミック或いはガラスからなる。なお、かかる
スペーサ構造とすることにより、平面画像表示装置の大
画面化が容易となる。
【0029】また、各電極パネル間の間隔は、パネル間
スペーサ14により確保される。パネル間スペーサ14
は前記のスペーサ13に嵌合して設けられる。また、パ
ネル間スペーサ14はセラミック或いはガラスから成
る。
【0030】図9はパネル間スペーサ14を示す斜視図
である。同図(a)は一つの穴14aが形成された単一
穴タイプを示し、同図(b)は複数の穴14a…が形成
された集合穴タイプを示す。集合穴タイプのパネル間ス
ペーサ14は、その長手方向を画面垂直方向に一致させ
て配置される。
【0031】次に、上記平面画像表示装置の動作を説明
する。図2において、1水平走査区間上の一対のスペー
サ13,13で区画される水平走査領域を1ブロックと
すると、第1の水平走査区間の第1のブロックにおいて
電子の放出、電子通過の許否、通過量の制御、及び水平
方向の偏向を行い当該ブロックにおいて水平方向の複数
画素を発光させる。そして、第1の水平走査区間の第
2,第3…のブロックについて同処理を行って第1の水
平走査区間の全ブロックについて上記処理が終了した
ら、次に第2の水平走査区間について上記と同じ処理を
行い、以後同様に全ての水平走査区間について上記処理
を行うことにより、画面全体の画像の表示が行われるこ
とになる。
【0032】次に各ブロックの動作について説明する。
第1のライン状カソード7を構成しているカソード電極
7a,ゲート電極7bに電圧を印加すると、当該第1の
ライン状カソード7から電子が放出される。そして、第
1の走査電極8に電圧が印加されると、これら両電極
7,8が交差する部分の電子のみが走査電極8の穴を通
過し、データ電極パネル9の方向へ進む。
【0033】上記ブロックを担当するデータ電極9に
は、当該ブロックの各画素についての映像信号に基づい
た電圧が印加される。これによりデータ電極9を通過す
る電子の通過量制御(輝度制御)がなされる。通過量が
制御された電子は水平偏向電極10の方向へ進む。
【0034】上記ブロックを担当する水平偏向電極10
の左右電極10a,10bには、図7に示した電圧が印
加され、これにより画素ごとに通過量を制御された電子
が蛍光体12上の対応画素へと導かれ、その画素を発光
させる。
【0035】以上の処理が全てのブロックについて行わ
れることにより画像表示が行われることになる。
【0036】また、上記の場合は、各ブロックのライン
状カソード7毎に電圧を印加しているが、全ブロック内
のライン状カソード7に常に電圧を印加して電子を放出
させ、図10,図11に示すように、映像信号を処理す
ることにより、全ブロック内のデータ電極9に同時に異
なった電圧を印加することもできる。
【0037】この場合、Nブロックに分かれていれば、
上述の各ブロックごとに水平走査を行う場合に比べて輝
度をN倍にすることができる。
【0038】図10は、全ブロック内のライン状カソー
ドに常に電圧を印加して電子を放出させ高輝度を確保す
る場合のデータ処理回路を示すブロック図、図11は、
上記図10におけるデータ読出・書込のタイミングを示
すタイミングチャートである。ここで、図10,図11
の動作を簡単に説明すると、映像信号をA/D変換器3
0でディジタル信号化し、各ブロック内に対応する映像
信号をそれぞれメモリ31-1〜31-N(各メモリはそれ
ぞれ並列に2つ接続されていて、1H期間ごとに交互に
書込側,読出側となる)に順に書き込む。
【0039】例えば、第1のブロック→第2ブロック→
…と順にデータを書き込む。その一方、或るブロックの
書き込みと同時にそのブロックの読出を行い、この読出
は次の水平走査の第1のブロックの書き込みが行われる
間(即ち、N個のブロックの総書込時間)続けるので、
各々のブロックの輝度が前述の場合に比べN倍になる。
なお、各メモリからの出力は、D/A変換器(又はPW
M)32-1〜31-NにてD/A変換(又はパルス幅変
調)され、各ブロック用の駆動回路に入力されてデータ
に対応した電圧が生成されて各ブロック用のデータ電極
に印加される。
【0040】このように、本実施例の平面画像表示装置
は、ライン状カソード7から引き出された1画素に対応
する電子を水平方向電極10によってブロック内の水平
方向複数画素に導くようにしたので電子放出部を画素の
数だけ形成する構造のものに比べて構造の簡単化を図る
ことができる。また、水平偏向電極のみ備えるから、画
面水平方向と垂直方向の双方を偏向するものに比べ構造
が簡単になる。
【0041】また、本実施例では、スペーサ13…にて
背面パネル1と前面パネル6との空間を確保するように
したので、真空耐圧性に優れ、大画面化が可能となる。
また、パネルにはスペーサ13を挿通させる穴部が設け
られており、この穴部をスペーサ13に通すだけでパネ
ルの位置決めがなされることになり、組み立てが容易と
なる。さらに、パネル間スペーサ14…によって各パネ
ルの間隔が一定保持されることになる。
【0042】(実施例2)以下、本発明の他の実施例を
図12により説明する。なお、実施例1と同様の機能を
有する部材には同一の符合を付記してその説明を省略す
る。
【0043】本実施例の平面画像表示装置は、前記実施
例1の同装置において、走査電極パネル3と、データ電
極パネル4との配置を互いに入れ換えた構造を有する。
即ち、実施例1の構成が、放出された電子が走査電極8
を通過した後にデータ電極9により電子の通過量を制御
するのに対し、本実施例の構成は、データ電極9により
電子の通過量を制御した後に走査電極8により電子の通
過を制御するようにしたものである。
【0044】かかる構造によっても、実施例1と同様に
画像表示を行うことができる。
【0045】(実施例3)以下、本発明の他の実施例を
図13に基づいて説明する。
【0046】本実施例の平面画像表示装置は、実施例1
におけるデータ電極パネルを不要とした構造である。
【0047】データ電極パネルは、映像信号に基づく電
圧信号により放出された電子の通過量を制御するものだ
が、本実施例では、電子の放出量自体を映像信号に基づ
き制御することによってデータ電極パネルを不要として
いる。
【0048】具体的には、ライン状カソード7を構成し
ているカソード電極7aとアノード電極7bのいずれか
若しくは双方に、映像信号に基づいた電圧信号を印加す
るように構成し、この電圧の高低によって電子の放出量
自体を映像信号に応じて制御するようにしたものであ
る。
【0049】本実施例の平面画像表示装置は、このよう
にデータ電極パネルが不要になるので、構造が一層簡単
となり、組み立ても容易となる。
【0050】(実施例4)以下、本発明の他の実施例を
図14及び図15に基づいて説明する。
【0051】本実施例の平面画像表示装置は、実施例1
における走査電極パネルを不要とした構造である。
【0052】走査電極パネルは、画面垂直方向に形成さ
れたライン状カソード7の全体から放出された電子を必
要な水平走査ラインについてのみ通過させるよう制御す
るものだが、本実施例では、画面垂直方向に形成された
ライン状カソード7の画面垂直方向の任意の位置から電
子を放出できるようにして上記走査電極パネルを不要と
したものである。
【0053】具体的には、ライン状カソード7のカソー
ド電極7aはそのまま画面垂直方向に形成し、ゲート電
極7bを水平走査ラインに沿って当該ライン数と同数配
置することにより、カソード電極7aとゲート電極7b
との交差部を単独の電子放出部とした構造である。即
ち、任意のゲート電極7bを選んでこれに電圧を印加す
ることにより、画面垂直方向の任意の位置から電子を放
出することができる。また、ゲート電極7bはそのまま
画面垂直方向に形成し,カソード電極7aを水平走査ラ
インに沿って当該ライン数と同数配置してもよい。
【0054】本実施例の平面画像表示装置は、このよう
に走査電極パネルを不要にできるので、構造が一層簡単
となり、組み立ても容易となる。
【0055】(実施例5)以下、本発明の他の実施例を
説明する。
【0056】本実施例の平面画像表示装置は、走査電極
パネルとデータ電極パネルの双方を不要とした構成であ
り、実施例3の構成と実施例4の構成とを組み合わせた
ものに相当する。
【0057】即ち、図14のデータ電極パネル4を更に
不要にした構成で、ライン状カソード7のカソード電極
7a又はゲート電極7bはそのまま画面垂直方向に形成
し、ゲート電極7b又はカソード電極7aを水平走査ラ
インに沿って当該ライン数と同数配置した構成におい
て、カソード電極7aとゲート電極7bのいずれか若し
くは双方に、映像信号に基づいた電圧信号を印加するよ
うに構成した。
【0058】これにより、走査電極パネルとデータ電極
パネルの双方が不要になり、構造が一層簡単になる。
【0059】(実施例6)以下、本発明の他の実施例を
図16および図17に説明する。
【0060】以上の実施例では同一のライン状カソード
7に対しR,G,B信号に基づいた電圧を切替えて印加
しているのに対し、本実施例の平面画像表示装置は、こ
のような切替えを不要にした構成である。
【0061】図16(a)(b)は実施例3に対応した
ライン状カソード7の構造を示す斜視図であり、図17
は実施例5に対応したライン状カソード7の構造を示す
斜視図である。即ち、これらの図から分かるように、ラ
イン状カソード7におけるカソード電極7aまたはゲー
ト電極7bを画面水平方向に3分割し、これら分割した
ラインにそれぞれR,G,B信号に基づいた電圧を印加
するようにした構成である。
【0062】図18は、水平走査のための信号を1H期
間との対応で示したタイミングチャートである。左右偏
向電極10a,10bには電圧の高さが互いに逆比例す
る電圧が印加される。
【0063】この構成によれば、同一のライン状カソー
ドに印加するR,G,B信号に基づいた電圧の切り替え
が不要になるので、カソードの駆動回路を簡略化するこ
とができる。
【0064】なお、図16および図17においては、3
分割されたカソードラインは各々1列のカソード電極或
いはゲート電極で構成されているが、これに限るもので
はなく、分割されたカソードラインの各々を複数列のカ
ソード電極或いはゲート電極で構成してもよいものであ
る。
【0065】(実施例7)以下、本発明の他の実施例を
図19により説明する。
【0066】本実施例の平面画像表示装置は、スペーサ
ー固定用基板20に精度良く形成した孔にスペーサー1
3を固定した。また、収束電極21を設けた収束電極パ
ネル22を設置することにより、電子ビームの拡散を防
いでいる。そして、スペーサー13と前面パネル6との
間に、蛍光体12の画素に応じて穴が形成された金属製
のアパーチャパネル24或いは前面パネル6上に厚膜印
刷により形成した障壁体25を設け、スペーサー14の
先端が前面パネル6に直接接触するのを避けて前面パネ
ル6が割れないようにしている。
【0067】なお、以上の実施例を説明する図において
は、作図の都合によりスペーサー13等の間隔を広く描
いているが、実際のスペーサー13の間隔は、平面画像
表示装置が大気圧に耐えるように、10〜30mm程度
とされるものであり、大画面ディスプレイでは数千本の
スペーサー13を使用することになる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、構造が
簡単になり、組み立ての容易化が図れると共に、信頼性
が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面画像表示装置の分解斜視図であ
る。
【図2】本発明の平面画像表示装置の横断面図である。
【図3】本発明のライン状カソードを示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の走査電極パネルの拡大平面図である。
【図5】本発明の走査電極の細部構造を例示した平面図
である。
【図6】本発明の走査電極に印加される電圧のタイミン
グチャートである。
【図7】本発明の水平偏向電極に印加される電圧のタイ
ミングチャートである。
【図8】本発明のスペーサの斜視図である。
【図9】本発明のパネル間スペーサの斜視図である。
【図10】本発明の全ブロック内のライン状カソードに
常に電圧を印加して電子を放出させ高輝度を確保する場
合のデータ処理回路を示すブロック図である。
【図11】上記の図10におけるデータ読出・書込のタ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図12】本発明の平面画像表示装置であって、走査電
極パネルとデータ電極パネルとが逆配置構成とされた平
面画像表示装置の横断面図である。
【図13】本発明の平面画像表示装置であって、データ
電極パネルを不要とした平面画像表示装置の横断面図で
ある。
【図14】本発明の平面画像表示装置であって、走査電
極パネルを不要とした平面画像表示装置の横断面図であ
る。
【図15】図14の構成におけるライン状カソードを示
す斜視図である。
【図16】図3(a)の構成においてRGB独立駆動構
成としたライン状カソードを示す斜視図である。
【図17】図15の構成においてRGB独立駆動構成と
したライン状カソードを示す斜視図である。
【図18】本発明の水平走査のための信号を1H期間と
の対応で示したタイミングチャートである。
【図19】本発明のアパーチャパネルや収束電極等を配
置した平面画像表示装置の横断面図である。
【符号の説明】
1 背面パネル 2 ライン状カソード形成基板 3 走査電極パネル 4 データ電極パネル 5 水平偏向電極パネル 6 前面パネル 7 ライン状カソード 8 走査電極 9 データ電極 10 水平偏向電極 11 アノード電極 12 蛍光体 13 スペーサ 14 パネル間スペーサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の平面画像
表示装置は、上記の課題を解決するために、画面水平方
向に所定の間隔をおいて画面垂直方向にライン状に複数
本延設され、水平走査信号に基づきラインごとに又は常
に電圧が印加されて電界放射により電子を放出する電子
放出部と、画面垂直方向に所定の間隔をおいて画面水平
方向にライン状に走査線の数に対応した数延設され、垂
直走査信号に基づき上記放出された電子を走査線ごとに
選択的に通過させる走査電極と、上記電子放出部の形成
位置に対応して設けられ、上記放出された電子が走査電
極を通過する手前で或いは通過した後に当該電子の通過
量を映像信号に基づいて制御するデータ電極と、上記電
子放出部の形成位置に対応して設けられ、上記電子を水
平走査信号に基づき蛍光体上の目的とする画素に誘導す
る偏向電極と、上記の蛍光体を備えると共に上記電子を
捕らえるためのアノード電極を備える透明な平板状の前
面パネルと、上記前面パネルとによって上記の各部材を
収容する真空空間を形成する平板状の背面パネルと、を
備えたことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、本発明の第2の平面画像表示装置
は、画面水平方向に所定の間隔をおいて画面垂直方向に
ライン状に複数本延設され、水平走査信号に基づきライ
ンごとに又は同時に印加される電圧を映像信号に基づき
制御することで電界放射による電子の放出量を制御して
電子を放出する電子放出部と、画面垂直方向に所定の間
隔をおいて画面水平方向にライン状に走査線の数に対応
した数延設され、垂直走査信号に基づき上記放出された
電子を走査線ごとに選択的に通過させる走査電極と、上
記電子放出部の形成位置に対応して設けられ、上記電子
を水平走査信号に基づき蛍光体上の目的とする画素に誘
導する偏向電極と、上記の蛍光体を備えると共に上記電
子を捕らえるためのアノード電極を備える透明な平板状
の前面パネルと、上記前面パネルとによって上記の各部
材を収容する真空空間を形成する平板状の背面パネル
と、を備えたことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、本発明の第3の平面画像表示装置
は、画面水平方向に所定の間隔をおいて画面垂直方向に
ライン状に複数本延設されると共に画面垂直方向に走査
線の数に対応して分割され、水平走査信号と垂直走査信
号、又は垂直走査信号に基づき各ラインの分割部ごとに
電圧が印加されて電界放射により電子を放出する電子放
出部と、上記電子放出部の形成位置に対応して設けら
れ、上記放出された電子の通過量を映像信号に基づいて
制御するデータ電極と、上記電子放出部の形成位置に対
応して設けられ、上記電子を水平走査信号に基づき蛍光
体上の目的とする画素に誘導する偏向電極と、上記の蛍
光体を備えると共に上記電子を捕らえるためのアノード
電極を備える透明な平板状の前面パネルと、上記前面パ
ネルとによって上記の各部材を収容する真空空間を形成
する平板状の背面パネルと、を備えたことを特徴とす
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、本発明の第4の平面画像表示装置
は、画面水平方向に所定の間隔をおいて画面垂直方向に
ライン状に複数本延設されると共に画面垂直方向に走査
線の数に対応して分割され、水平走査信号と垂直走査信
号、又は垂直走査信号に基づき各ラインの分割部ごとに
印加する電圧を映像信号に基づき制御することで電界放
射による電子の放出量を制御して電子を放出する電子放
出部と、上記電子放出部の形成位置に対応して設けら
れ、上記電子を水平走査信号に基づき蛍光体上の目的と
する画素に誘導する偏向電極と、上記の蛍光体を備える
と共に上記電子を捕らえるためのアノード電極を備える
透明な平板状の前面パネルと、上記前面パネルとによっ
て上記の各部材を収容する真空空間を形成する平板状の
背面パネルと、を備えたことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】前面パネル6と背面パネル1との間には、
真空空間が形成される。この空間は背面パネル1上に立
設されたスペーサ13…の針状の先端を前面パネル6の
裏面に接触させることによって確保される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】このように、本実施例の平面画像表示装置
は、ライン状カソード7から引き出された1画素に対応
する電子を水平偏向電極10によってブロック内の水平
方向複数画素に導くようにしたので電子放出部を画素の
数だけ形成する構造のものに比べて構造の簡単化を図る
ことができる。また、水平偏向電極のみ備えるから、画
面水平方向と垂直方向の双方を偏向するものに比べ構造
が簡単になる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面水平方向に所定の間隔をおいて画面
    垂直方向にライン状に複数本延設され、水平走査信号に
    基づきラインごとに又は常に電圧が印加されて電界放射
    により電子を放出する電子放出部と、 画面垂直方向に所定の間隔をおいて画面水平方向にライ
    ン状に走査線の数に対応した数延設され、垂直走査信号
    に基づき上記放出された電子を走査線ごとに選択的に通
    過させる走査電極と、 上記電子放出部の形成位置に対応して設けられ、上記放
    出された電子が走査電極を通過する手前で或いは通過し
    た後に当該電子の通過量を映像信号に基づいて制御する
    データ電極と、 上記電子放出部の形成位置に対応して設けられ、上記電
    子を水平走査信号に基づき蛍光体上の目的とする画素に
    誘導する偏向電極と、 上記の蛍光体を備えると共に上記電子を捕らえるための
    アノード電極を備える透明な平板状の前面パネルと、 上記前面パネルとによって上記の各部材を収容する真空
    或いは不活性ガス空間を形成する平板状の背面パネル
    と、 を備えたことを特徴とする平面画像表示装置。
  2. 【請求項2】 画面水平方向に所定の間隔をおいて画面
    垂直方向にライン状に複数本延設され、水平走査信号に
    基づきラインごとに又は同時に印加される電圧を映像信
    号に基づき制御することで電界放射による電子の放出量
    を制御して電子を放出する電子放出部と、 画面垂直方向に所定の間隔をおいて画面水平方向にライ
    ン状に走査線の数に対応した数延設され、垂直走査信号
    に基づき上記放出された電子を走査線ごとに選択的に通
    過させる走査電極と、 上記電子放出部の形成位置に対応して設けられ、上記電
    子を水平走査信号に基づき蛍光体上の目的とする画素に
    誘導する偏向電極と、 上記の蛍光体を備えると共に上記電子を捕らえるための
    アノード電極を備える透明な平板状の前面パネルと、 上記前面パネルとによって上記の各部材を収容する真空
    或いは不活性ガス空間を形成する平板状の背面パネル
    と、 を備えたことを特徴とする平面画像表示装置。
  3. 【請求項3】 画面水平方向に所定の間隔をおいて画面
    垂直方向にライン状に複数本延設されると共に画面垂直
    方向に走査線の数に対応して分割され、水平走査信号と
    垂直走査信号、又は垂直走査信号に基づき各ラインの分
    割部ごとに電圧が印加されて電界放射により電子を放出
    する電子放出部と、 上記電子放出部の形成位置に対応して設けられ、上記放
    出された電子の通過量を映像信号に基づいて制御するデ
    ータ電極と、 上記電子放出部の形成位置に対応して設けられ、上記電
    子を水平走査信号に基づき蛍光体上の目的とする画素に
    誘導する偏向電極と、 上記の蛍光体を備えると共に上記電子を捕らえるための
    アノード電極を備える透明な平板状の前面パネルと、 上記前面パネルとによって上記の各部材を収容する真空
    或いは不活性ガス空間を形成する平板状の背面パネル
    と、 を備えたことを特徴とする平面画像表示装置。
  4. 【請求項4】 画面水平方向に所定の間隔をおいて画面
    垂直方向にライン状に複数本延設されると共に画面垂直
    方向に走査線の数に対応して分割され、水平走査信号と
    垂直走査信号、又は垂直走査信号に基づき各ラインの分
    割部ごとに印加する電圧を映像信号に基づき制御するこ
    とで電界放射による電子の放出量を制御して電子を放出
    する電子放出部と、 上記電子放出部の形成位置に対応して設けられ、上記電
    子を水平走査信号に基づき蛍光体上の目的とする画素に
    誘導する偏向電極と、 上記の蛍光体を備えると共に上記電子を捕らえるための
    アノード電極を備える透明な平板状の前面パネルと、 上記前面パネルとによって上記の各部材を収容する真空
    或いは不活性ガス空間を形成する平板状の背面パネル
    と、 を備えたことを特徴とする平面画像表示装置。
JP17066593A 1993-07-09 1993-07-09 平面画像表示装置 Pending JPH0729527A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2396480A (en) * 2002-12-20 2004-06-23 Hitachi Ltd Cold cathode type flat panel display

Cited By (5)

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GB2396480A (en) * 2002-12-20 2004-06-23 Hitachi Ltd Cold cathode type flat panel display
US6963171B2 (en) 2002-12-20 2005-11-08 Hitachi, Ltd. Cold cathode type flat panel display
GB2396480B (en) * 2002-12-20 2006-11-22 Hitachi Ltd Cold cathode type flat panel display
US7218058B2 (en) 2002-12-20 2007-05-15 Hitachi, Ltd. Cold cathode type flat panel display
US7417379B2 (en) 2002-12-20 2008-08-26 Hitachi, Ltd. Cold cathode type flat panel display

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