JPH07294825A - ストラップ付双眼鏡 - Google Patents
ストラップ付双眼鏡Info
- Publication number
- JPH07294825A JPH07294825A JP8203994A JP8203994A JPH07294825A JP H07294825 A JPH07294825 A JP H07294825A JP 8203994 A JP8203994 A JP 8203994A JP 8203994 A JP8203994 A JP 8203994A JP H07294825 A JPH07294825 A JP H07294825A
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- Japan
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- hand
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- Telescopes (AREA)
Abstract
業に種類に応じて把持する手を替えることができるスト
ラップ付双眼鏡を提供する。 【構成】 対物レンズ系8、9及び接眼レンズ系3、4
と、筺体を手で把持したときにその手の甲に当接するス
トラップ1と、手入れ空間に手を差し込んでその手の甲
がストラップ1に当接しているときにその手の人差し
指、中指、薬指及び小指がかかる指がかり部5と、手入
れ空間に対し、指がかり部5に人差し指、中指、薬指及
び小指をかけた場合に比べて、逆の向きから逆の手を差
し込んで、その逆の手の甲がストラップ1に当接してい
るときにその逆の手の人差し指、中指、薬指及び小指が
かかる指がかり部とを備えている。
Description
持することができるストラップ付双眼鏡に関するもので
ある。
す斜視図である。この双眼鏡の筺体の側面にはストラッ
プ1が設けられている。この双眼鏡は、ストラップ1と
筺体との間に左手を差し込んで、左手の人差し指、中
指、薬指及び小指を指がかり部2にかけることによって
把持されている。この状態で接眼レンズ3、4を目に当
てれば、観察等を行いつつ右手を自由に使うことができ
る。
眼鏡は、このように片方の手で把持するのに適するよう
に構成され、逆の手で把持するには適していないため、
その逆の手でこの双眼鏡を把持して、他方の手を何らか
の作業、たとえばメモやハンドル操作等のために使用す
ることはできなかった。
でも把持することができ、作業に種類に応じて双眼鏡を
把持する手を替えることができるストラップ付双眼鏡を
得ることにある。
に、請求項1に係る発明は、筺体に固着された対物レン
ズ系及び接眼レンズ系と、筺体に取り付けられ、筺体を
手で把持したときにその手の甲に当接するストラップ
と、ストラップ及び筺体によって挟まれる手入れ空間に
手を差し込んでその手の甲がストラップに当接している
ときにその手の人差し指、中指、薬指及び小指がかかる
部分であって、筺体の表面に設けられた第1の指がかり
部と、手入れ空間に対し、第1の指がかり部に人差し
指、中指、薬指及び小指をかけた場合に比べて、逆の向
きから逆の手を差し込んで、その逆の手の甲がストラッ
プに当接しているときにその逆の手の人差し指、中指、
薬指及び小指がかかる部分であって、筺体の表面に設け
られた第2の指がかり部とを備えている。
差し込んでその手の甲をストラップに当接させその手の
人差し指、中指、薬指及び小指を第1の指がかり部にか
けた状態でその手の親指が届く範囲に設けられ、この状
態でその親指によって操作可能な形状をなした操作部を
備え、操作部は、第1の指がかり部に人差し指、中指、
薬指及び小指をかけた場合に比べて逆の向きから逆の手
を手入れ空間に差し込んでその逆の手の甲をストラップ
に当接させその逆の手の人差し指、中指、薬指及び小指
を第2の指がかり部にかけた状態で、その逆の手の親指
が届く範囲に設けられ、この状態でその逆の手の親指に
よって操作可能な形状となっていることを特徴とする。
差し込んでその手の甲をストラップに当接させその手の
人差し指、中指、薬指及び小指を第1の指がかり部にか
けた状態で、その手の親指が入り込む第1の切り欠き部
と、第1の指がかり部に人差し指、中指、薬指及び小指
をかけた場合に比べて、逆の向きから逆の手を手入れ空
間に差し込んでその逆の手の甲をストラップに当接させ
その逆の手の人差し指、中指、薬指及び小指を第2の指
がかり部にかけた状態で、その逆の手の親指が入り込む
第2の切り欠き部とが操作部に設けられていることを特
徴とする。
を表示する文字、図形、記号等が、筺体表面上に2つ設
けられ、文字、図形、記号等が互いに180度回転した
向きであることを特徴とする。
つの回動軸を有するジンバル懸架装置と、対物レンズ系
及び接眼レンズ系の間に配置され、ジンバル懸架装置を
介して筺体に装着され、チルティング方向及びパンニン
グ方向に揺動自在となっている正立プリズムと、ジンバ
ル懸架装置を介して筺体に装着され、チルティング方向
及びパンニング方向に揺動自在となっている慣性体支持
部と、慣性体支持部に対して高速回転する慣性体と、正
立プリズムの揺動をロックすることにより、正立プリズ
ムが筺体に対して動かないようにするケージング機構と
をさらに備え、操作部が、ケージング機構のロック、ア
ンケージを切り換えるものであることを特徴とする。
でその手の甲をストラップに当接させて、その手の人差
し指、中指、薬指及び小指を第1の指がかり部にかける
ことにより、ストラップ付双眼鏡を把持することができ
る。また、この場合とは逆の向きから逆の手を手入れ空
間に差し込んで、その逆の手の甲をストラップに当接さ
せて、その逆の手の人差し指、中指、薬指及び小指を第
2の指がかり部にかけることによっても、ストラップ付
双眼鏡を把持することができる。
いて説明する。なお、図面において同一又は相当部分に
は同一符号を用いるものとする。図1は本発明のストラ
ップ付双眼鏡を左手で把持した状態を示す斜視図であ
る。対物レンズ系(図示せず)及び接眼レンズ系3、4
は筺体に固着されており、筺体の表面にはストラップ1
が取り付けられている。双眼鏡の筺体を図1のように把
持すると、手の甲がストラップ1の内側に当接する。図
1に示すように、ストラップ1及び筺体によって挟まれ
る空間(以下、「手入れ空間」という)に左手を差し込
んで左手の甲がストラップ1に当接しているときに、左
手の人差し指、中指、薬指及び小指の指先は、筺体上面
に設けられた第1の指がかり部5にひっかかる。このよ
うに、このストラップ付双眼鏡は左手の甲と指先とによ
ってしっかりと把持され、右手が自由に使えるため、右
手によってメモを取ったりハンドルを操作したりするこ
とができる。
右手で把持した状態を示す図である。図1の場合と比べ
て、このストラップ付双眼鏡の向きは上下が逆になって
いる。従って、図2において、右手は図1の場合とは逆
の向きから手入れ空間に差し込まれている。換言する
と、図2で右手が指し込まれる向きは、図1では上から
下に向かう向きである。図2のように右手で把持する場
合でも、右手の人差し指、中指、薬指及び小指の指先は
筺体上面に設けられた第2の指がかり部6にひっかか
り、このストラップ付双眼鏡は右手の甲と指先とによっ
てしっかりと把持される。従って、空いている左手でハ
ンドル操作等の作業を行うことができる。
ストラップ付双眼鏡が重い場合であってもこれを確実に
把持することができるため、本発明は重量の大きな双眼
鏡に適用するのが特に有効である。
一例である像安定機能付双眼鏡の原理を説明するための
図である。像安定機能付双眼鏡は、例えば特公昭57−
37852号公報に記載されている。図3において、対
物レンズ系8、9及び接眼レンズ系3、4の間には正立
プリズム7が配置されている。正立プリズム7は、2自
由度ジンバル懸架装置の内側ジンバル12に取り付けら
れ、内側ジンバル12は図3のY軸方向の回動軸を介し
て外側ジンバル13に取り付けられている。従って、内
側ジンバル12は外側ジンバル13に対してパンニング
方向に揺動自在となる。また、外側ジンバル13は図3
のX軸方向の回動軸を介して双眼鏡の筺体に取り付けら
れている。従って、外側ジンバル13は筺体に対してチ
ルティング方向に揺動自在となる。
転慣性体14が取り付けられており、回転慣性体14は
モータ15の動力によって高速回転する。回転慣性体1
4の回転軸の向きは静止した空間に対して(正確には慣
性空間に対して)あまり変化しないため、内側ジンバル
12の向き、従って正立プリズム7の向きも慣性空間に
対してあまり変化しないこととなる。このように、対物
レンズ系8、9及び接眼レンズ系3、4の間に配置され
た正立プリズム7の向きが変化しないことにより、この
双眼鏡の像安定機能が達成される。
で持ち運ぶ場合、揺動する正立プリズム7等が他の部分
にぶつかって損傷するおそれがあるため、正立プリズム
7等を筺体に対して動かないようにするケージング機構
(図示せず)が設けられている。ケージング機構は、操
作部を操作することによって保持用つめが回転体14等
に当接して、回転体14、正立プリズム7等の揺動をロ
ック(ケージ)するようになっている。
ップ付双眼鏡を示す図である。筺体表面には、ケージン
グ機構の操作部16が設けられている。操作部16は、
この双眼鏡を、図4の下から手入れ空間19に右手を指
し込んで把持した場合にも、図4の上から手入れ空間1
9に左手を指し込んで把持した場合にも、操作しうる位
置に取り付けられ、かつ、操作しうる形状となってい
る。
0、21が設けられており、図4の下から手入れ空間1
9に右手を指し込んで把持した場合には、切り欠き部2
0に右手の親指を入れることにより操作部16を操作す
ることが可能であり、図4の上から手入れ空間19に左
手を指し込んで把持した場合には、切り欠き部21に左
手の親指を入れることにより操作部16を操作すること
が可能である。
の上下を逆にして使用する場合には、筺体表面に設けら
れた操作部16等の機能を表示する文字、図形、記号等
が2つ設けられ、それらが互いに180度回転した向き
になっていれば、このストラップ付双眼鏡を操作する者
がその文字等を読みやすくなり都合がよい。従って、図
4に示す双眼鏡の表面には、操作部16の機能を表示す
る「LOCK」の文字17が2つ設けられ、それらは互
いに180度回転した向きになっている。また、モータ
15に供給される電力をオン・オフするスイッチの機能
を表示する「POWER」の文字18も2つ設けられ、
それらは互いに180度回転した向きになっている。
れ空間に手を差し込んでその手の甲をストラップに当接
させて、その手の人差し指、中指、薬指及び小指を第1
の指がかり部にかけることにより、ストラップ付双眼鏡
をしっかりと把持することができる。また、この場合と
は逆の向きから逆の手を手入れ空間に差し込んで、その
逆の手の甲をストラップに当接させて、その逆の手の人
差し指、中指、薬指及び小指を第2の指がかり部にかけ
ることによっても、ストラップ付双眼鏡をしっかりと把
持することができる。特に、双眼鏡が重い場合に有効で
ある。従って、左右いずれの手でも把持することがで
き、作業に種類に応じて双眼鏡を把持する手を替えるこ
とが可能なストラップ付双眼鏡を得ることができる。
いる状態を示す斜視図である。
いる状態を示す斜視図である。
図である。
る。
る。
り部、7…正立プリズム、8、9…対物レンズ、12…
内側ジンバル、13…外側ジンバル、14…慣性体、1
6…操作部、17、18…文字、19…手入れ空間、2
0、21…切り欠き部。
Claims (5)
- 【請求項1】 筺体に固着された対物レンズ系及び接眼
レンズ系と、 前記筺体に取り付けられ、前記筺体を手で把持したとき
にその手の甲に当接するストラップと、 前記ストラップ及び前記筺体によって挟まれる手入れ空
間に手を差し込んでその手の甲が前記ストラップに当接
しているときにその手の人差し指、中指、薬指及び小指
がかかる部分であって、前記筺体の表面に設けられた第
1の指がかり部と、 前記手入れ空間に対し、前記第1の指がかり部に人差し
指、中指、薬指及び小指をかけた場合に比べて、逆の向
きから逆の手を差し込んで、その逆の手の甲が前記スト
ラップに当接しているときにその逆の手の人差し指、中
指、薬指及び小指がかかる部分であって、前記筺体の表
面に設けられた第2の指がかり部と、を備えたストラッ
プ付双眼鏡。 - 【請求項2】 前記手入れ空間に手を差し込んでその手
の甲を前記ストラップに当接させその手の人差し指、中
指、薬指及び小指を前記第1の指がかり部にかけた状態
でその手の親指が届く範囲に設けられ、この状態でその
親指によって操作可能な形状をなした操作部を備え、 前記操作部は、前記第1の指がかり部に人差し指、中
指、薬指及び小指をかけた場合に比べて逆の向きから逆
の手を前記手入れ空間に差し込んでその逆の手の甲を前
記ストラップに当接させその逆の手の人差し指、中指、
薬指及び小指を前記第2の指がかり部にかけた状態で、
その逆の手の親指が届く範囲に設けられ、この状態でそ
の逆の手の親指によって操作可能な形状となっているこ
とを特徴とする請求項1記載のストラップ付双眼鏡。 - 【請求項3】 前記手入れ空間に手を差し込んでその手
の甲を前記ストラップに当接させその手の人差し指、中
指、薬指及び小指を前記第1の指がかり部にかけた状態
で、その手の親指が入り込む第1の切り欠き部と、 前記第1の指がかり部に人差し指、中指、薬指及び小指
をかけた場合に比べて、逆の向きから逆の手を前記手入
れ空間に差し込んでその逆の手の甲を前記ストラップに
当接させその逆の手の人差し指、中指、薬指及び小指を
前記第2の指がかり部にかけた状態で、その逆の手の親
指が入り込む第2の切り欠き部と、が前記操作部に設け
られていることを特徴とする請求項2記載のストラップ
付双眼鏡。 - 【請求項4】 機能、操作方法等を表示する文字、図
形、記号等が、前記筺体表面上に2つ設けられ、前記文
字、図形、記号等が互いに180度回転した向きである
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
ストラップ付双眼鏡。 - 【請求項5】 互いに直交する2つの回動軸を有するジ
ンバル懸架装置と、 前記対物レンズ系及び前記接眼レンズ系の間に配置さ
れ、前記ジンバル懸架装置を介して前記筺体に装着さ
れ、チルティング方向及びパンニング方向に揺動自在と
なっている正立プリズムと、 前記ジンバル懸架装置を介して前記筺体に装着され、チ
ルティング方向及びパンニング方向に揺動自在となって
いる慣性体支持部と、 前記慣性体支持部に対して高速回転する慣性体と、 前記正立プリズムの揺動をロックすることにより、前記
正立プリズムが前記筺体に対して動かないようにするケ
ージング機構と、をさらに備え、 前記操作部が、前記ケージング機構のロック、アンケー
ジを切り換えるものであることを特徴とする請求項2な
いし4のいずれかに記載のストラップ付双眼鏡。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP08203994A JP3527281B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | ストラップ付双眼鏡 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08203994A JP3527281B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | ストラップ付双眼鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07294825A true JPH07294825A (ja) | 1995-11-10 |
JP3527281B2 JP3527281B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=13763386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08203994A Expired - Fee Related JP3527281B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | ストラップ付双眼鏡 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3527281B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT522807B1 (de) * | 2019-11-15 | 2021-02-15 | Swarovski Optik Kg | Fernrohr und Fokussiervorrichtung |
-
1994
- 1994-04-20 JP JP08203994A patent/JP3527281B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3527281B2 (ja) | 2004-05-17 |
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