JP3040753U - 拡大レンズ付きスタンド - Google Patents

拡大レンズ付きスタンド

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Publication number
JP3040753U
JP3040753U JP1997001403U JP140397U JP3040753U JP 3040753 U JP3040753 U JP 3040753U JP 1997001403 U JP1997001403 U JP 1997001403U JP 140397 U JP140397 U JP 140397U JP 3040753 U JP3040753 U JP 3040753U
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JP
Japan
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lens
iron
stand
magnet
magnifying lens
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997001403U
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English (en)
Inventor
巖 岸本
Original Assignee
有限会社サンヒット
有限会社ヒロ・インターフェース
巖 岸本
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Publication date
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Publication of JP3040753U publication Critical patent/JP3040753U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 局所の拡大、狭隘個所の観察ができ、殆どの
鉄系物上に固定でき、緩やかに移動する物体の観察にも
適する等広範な用途に供し得る拡大レンズ付きスタンド
を提供すること。 【解決手段】 拡大レンズ1の周面を枠体2で囲繞し、
枠体2をレンズとほゞ直角をなす支柱3の上端面に回転
可能に枢着し、支柱3の下端面にマグネット5を固着す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、広範な物体なかんずく鉄系の対象物の観察に好適する拡大レンズ付 きスタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の拡大レンズは、使用時に片方の手でレンズをつかむため両手で対象物を 持つことができないのとレンズをつかんだ手が多少なりとも動くという不利があ り、観察する対象物によってはこのような単なるレンズでは妥当でない場合があ る。そこで、このような場合にはレンズを支柱に固定したスタンド式のものが用 いられる。従来知られているスタンド式のものとしては、図6に示すように、レ ンズ20の下面に支柱21が存在し、支柱21の下端に、広がりを持った脚部2 2を取り付けた構造のものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来品は、装置全体が大きいので使用できる場所が限定され、微小物 の観察や狭隘な場所での観察が難しかった。また比較的小さい装置のものであっ ても、対象物の厚みや大きさは多様でありレンズの焦点距離はその都度異なるの で、ゆがんで見えたりぼけて見えるといった不都合を生ずるおそれがあった。な お拡大レンズ付きとげ抜き器のように、特定の用途にのみ供するものはあるが、 広範な対象物に妥当するものは未だ知られていない。まして従来のスタンド式の ものは、対象物に直接取り付けることができず、例えば緩やかに移動する物体に 固定して周囲を観察するといった機能は発揮できなかった。
【0004】 本考案はこのような従来の事情に鑑みてなされたもので、局所の拡大、狭隘個 所での使用ができ、観察するものが鉄系であれば直ちに固定できるとともに、鉄 系以外のものでも近傍に鉄系のものを付設すれば簡単に固定のできる、多目的使 用を可能とした拡大レンズ付きスタンドを提供することを意図している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記主旨を達成するために本考案は、支柱の上端に拡大レンズを回転可能に枢 着し、支柱の下端に、鉄系物への吸着手段を設けることとしている。このように 吸着手段を設けたことにより鉄系の物体にスタンドをワンタッチで取り付けるこ とができ、またレンズと、観察する物体との焦点距離を絶えず一定に保つことに して物体の観察が正確にできるようになる。
【0006】
【考案の実施の形態】
すなわち本考案では、拡大レンズの周面を枠体で囲繞し、枠体の一端を、レン ズ面にほゞ直角となる支柱の上端面に回転可能に枢着するとともに、支柱の下端 面に、鉄系物への吸着手段を設ける。
【0007】 上記吸着手段には、吸盤を用いることも考えられるが、狭隘な場所への取り付 けやスタンドの取り付け取り外しを容易にするためには、マグネットが適切であ る。マグネットの形状は特に限定する必要はないが、外郭を支柱と同形にすると 見栄えがよい。
【0008】 マグネットによって支柱を鉄系物上の一点に固定しても、レンズは支柱を支点 に回転できるので、観察する個所へ速やかにレンズ中心部が合わさり、レンズと 対象物との距離も一定となる。したがって対象物が鉄系でない場合は、その対象 物に近接して鉄系部材を付設し、該部材にマグネットを固定した後でレンズを対 象物に向けるようにすれば観察ができる。
【0009】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1において、1は拡大レンズで あり、周面を枠体2で囲繞し、枠体2の一端を支柱3の上面に枢着している。枠 体2の一端は図示のように突出部2aとなし、枢軸4で枠体2が支柱3と連結し 枢軸4を支点として枠体2は360度回転可能となる。枠体2はレンズ1の大き さと形状(円形又は角形)に対応するが、円形の場合で直径が10〜50mm程 度であり、支柱3の長さは10〜50mm程度のものが妥当し、支柱3はレンズ 1の面とほゞ直角となる。
【0010】 5は支柱3の下端面に固着したマグネットであり、このマグネット5によって 支柱3が鉄系物10に固定される。拡大レンズ1と支柱3は直角状となるので、 レンズ1は鉄系物10と平行な面となり、したがって鉄系物10を正確に観察す ることができる。マグネット5の裏面には図2のように十字形の凹溝6を形成し ておくことが好ましく、こうすることによって鉄系物10が曲面の場合でもマグ ネット5が鉄系物10に十分な接触面をもつことになり、固定状態が不動状とな って観察に支障を生じることはない。
【0011】 図3は、とげ抜き器11に本案スタンドを取り付けた使用例を示したもので、 マグネット5をとげ抜き器11に固定した後枠体2を回転させてとげ抜き器10 の先端がよく見える個所で固定すると、とげ抜きが、レンズ1を覗見しながらで きる。
【0012】 図4は糸切り鋏12における本考案の使用例を示すものであり、使用方法は図 3の実施例と殆ど同じである。この場合は鋏12の前部にマグネット5を取り付 け、拡大レンズ1の枠体2を回転し、鋏12の使用部分がよく見える個所に固定 し、レンズ1を通して物を見ながら作業を行う。
【0013】 つまり、とげ抜き器11、糸切り鋏12のように、マグネット5と吸着する鉄 系のものが観察の対象であれば直接それらの面にスタンドを取り付けることがで きるので、物体を静かに動かしながら局所の観察をすることが可能となる。
【0014】 観察する物がガラスや紙・木片など鉄系のものでない場合は、図5のように対 象物13に近接してマグネット5と吸着する鉄系の別体14を設け、該別体14 の表面が対象物13の表面と並ぶように同高とする。そして枠体2を回転して拡 大レンズ1を対象物13上に位置決めすればよい。
【0015】 なお前記枠体2は、支柱3の上面に脱着可能に取り付けてもよく、こうするこ とによって支柱3より取りはずして通常の手持ちレンズとしての使用をすること もできるが、これも本考案の自由な実施範囲に属すること勿論である。
【0016】 本考案は以上のような形態で実施され、以下のような効果を奏する。 (1)支柱の下端にマグネットを固着したことにより鉄系の対象物であれば殆ど の部材に取り付けでき、その際鉄系物表面が平坦・曲面いずれでも取り付けが可 能であり、特に局所の拡大や微小物、狭隘個所の観察に好適し、全体をコンパク トに形成できるのと構造も簡単であるから安価に提供できる。 (2)マグネットによって鉄系物への取り付け取り外しが容易であり、観察する 対象物の面と拡大レンズの面とがどの物体でも一律とすることができるので焦点 距離もおのずから定まり、またレンズは360度の回転が可能であるから対象物 への位置決めも容易且つ迅速になされ、誰にも手軽に取り扱うことができる。 (3)固定された物体のみならず緩やかに移動する物体にも取り付けができ、と げ抜き、糸切り、糸通しなど、移動しつつ周囲の観察作業をするという、従来に ない観察機能を発揮する。 (4)鉄系物の観察だけでなく、非磁性材料であっても鉄系部材を近接するだけ で取り付けがなされるため広範な物体の観察ができる。 (5)拡大レンズの枠体を支柱に脱着可能に取り付けると、通常のレンズとして の使用を必要とする場合に直ちに対応できて都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】支柱に固着したマグネットの裏面図である。
【図3】本案スタンドをとげ抜き器に取り付けた使用状
態の側面図である。
【図4】本案スタンドの使用状態を示す他の実施例平面
図である。
【図5】鉄系物以外の対象物に本案スタンドを使用する
平面図である。
【図6】従来のスタンドを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 拡大レンズ 2 枠体 3 支柱 5 マグネット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡大レンズの周面を枠体で囲繞し、枠体
    の一端を、レンズ面にほゞ直角となる支柱の上端面に回
    転可能に枢着するとともに、支柱の下端面に、平面・曲
    面のいずれにも取り付けできるマグネットを固着するこ
    とを特徴とする拡大レンズ付きスタンド。
JP1997001403U 1997-02-20 1997-02-20 拡大レンズ付きスタンド Expired - Lifetime JP3040753U (ja)

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JP1997001403U JP3040753U (ja) 1997-02-20 1997-02-20 拡大レンズ付きスタンド

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JP1997001403U JP3040753U (ja) 1997-02-20 1997-02-20 拡大レンズ付きスタンド

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JP3040753U true JP3040753U (ja) 1997-08-26

Family

ID=43175309

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JP1997001403U Expired - Lifetime JP3040753U (ja) 1997-02-20 1997-02-20 拡大レンズ付きスタンド

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017152840A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 株式会社フジタ 建設機械用俯瞰画像生成装置の取り付け構造
JP2020162145A (ja) * 2016-02-23 2020-10-01 株式会社フジタ 建設機械用俯瞰画像生成装置の取り付け構造

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