JPH08309635A - ワーククランプ装置 - Google Patents
ワーククランプ装置Info
- Publication number
- JPH08309635A JPH08309635A JP14141795A JP14141795A JPH08309635A JP H08309635 A JPH08309635 A JP H08309635A JP 14141795 A JP14141795 A JP 14141795A JP 14141795 A JP14141795 A JP 14141795A JP H08309635 A JPH08309635 A JP H08309635A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spherical
- sheet metal
- support member
- clamping device
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、板金ワークの各種形態に拘らず、１
つのクランプ装置でクランプを可能にした汎用性を有す
るワーククランプ装置を提供する。 【構成】自由方向に回動可能であり、多角表面４ａを有
する球状の磁性体ヘッド４と、この磁性体ヘッド４の多
角表面４ａに磁力吸着する磁石ブロック５とから成り、
磁性体ヘッド４と磁石ブロック５とによって板金ワーク
Ｗを挾持してクランプするようにした構成を特徴とす
る。
つのクランプ装置でクランプを可能にした汎用性を有す
るワーククランプ装置を提供する。 【構成】自由方向に回動可能であり、多角表面４ａを有
する球状の磁性体ヘッド４と、この磁性体ヘッド４の多
角表面４ａに磁力吸着する磁石ブロック５とから成り、
磁性体ヘッド４と磁石ブロック５とによって板金ワーク
Ｗを挾持してクランプするようにした構成を特徴とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の形態の板金ワー
クを、その形態に応じてクランプ可能とするワーククラ
ンプ装置に関するものである。
クを、その形態に応じてクランプ可能とするワーククラ
ンプ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車のボデーを構成する板金ワークを
スポット溶接等の加工を行う場合に治具上の所定位置で
クランプしている。従来のクランプ装置は図３で示すよ
うに、支持部材１０上に受駒１１を設け、前記支持部材
１１と並列した支持部材１２上にクランプアーム１３を
ハンドル１４を介して上下方向に回動可能に設け、クラ
ンプアーム１３の先端に前記受駒１１上に対接する押さ
え駒１５を設けた構造であり、受駒１１上に載置したワ
ークＷを押さえ駒１５によって押圧してクランプするも
のであった。
スポット溶接等の加工を行う場合に治具上の所定位置で
クランプしている。従来のクランプ装置は図３で示すよ
うに、支持部材１０上に受駒１１を設け、前記支持部材
１１と並列した支持部材１２上にクランプアーム１３を
ハンドル１４を介して上下方向に回動可能に設け、クラ
ンプアーム１３の先端に前記受駒１１上に対接する押さ
え駒１５を設けた構造であり、受駒１１上に載置したワ
ークＷを押さえ駒１５によって押圧してクランプするも
のであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】自動車のボデーを構成
する板金ワークは車種ごとに形態が異なっており、上記
従来の構造のクランプ装置では、１つのクランプ装置で
各種の形態の板金ワークに対応してクランプすることが
できないため、車種ごとの板金ワークの形態に対応する
車種専用のクランプ装置を製作して用いていた。そのた
め、車種単位のクランプ装置の設計，製作を必要とし、
また、車種ごとにクランプ装置を交換する面倒な作業を
要する問題があった。
する板金ワークは車種ごとに形態が異なっており、上記
従来の構造のクランプ装置では、１つのクランプ装置で
各種の形態の板金ワークに対応してクランプすることが
できないため、車種ごとの板金ワークの形態に対応する
車種専用のクランプ装置を製作して用いていた。そのた
め、車種単位のクランプ装置の設計，製作を必要とし、
また、車種ごとにクランプ装置を交換する面倒な作業を
要する問題があった。
【０００４】本発明の目的は、板金ワークの各種形態に
拘らず、１つのクランプ装置でクランプを可能にした汎
用性を有するワーククランプ装置を提供することであ
る。
拘らず、１つのクランプ装置でクランプを可能にした汎
用性を有するワーククランプ装置を提供することであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成要旨は、軸受支持体に軸線回りに回転
可能に保持された球面支持部材と、この球面支持部材の
球面に回動可能に嵌合された多角表面球状の磁性体ヘッ
ドと、この磁性体ヘッドに磁力吸着する磁石ブロックと
から成るものである。
めの本発明の構成要旨は、軸受支持体に軸線回りに回転
可能に保持された球面支持部材と、この球面支持部材の
球面に回動可能に嵌合された多角表面球状の磁性体ヘッ
ドと、この磁性体ヘッドに磁力吸着する磁石ブロックと
から成るものである。
【０００６】
【作用】上記の構成により、板金ワークのクランプ面に
適正に対応するよう球面支持部材を軸線回りに回転し、
かつ磁性体ヘッドを回動して所要の多角表面を選定位置
し、この多角表面上に載置した板金ワーク表面に磁石ブ
ロックを当接して磁性体ヘッドに磁力吸着させ、磁性体
ヘッドと磁石ブロックとによって板金ワークを挾持して
クランプする。
適正に対応するよう球面支持部材を軸線回りに回転し、
かつ磁性体ヘッドを回動して所要の多角表面を選定位置
し、この多角表面上に載置した板金ワーク表面に磁石ブ
ロックを当接して磁性体ヘッドに磁力吸着させ、磁性体
ヘッドと磁石ブロックとによって板金ワークを挾持して
クランプする。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１及び図２において、１は固定ベースであり、こ
の固定ベース１の上面に円筒状の軸受支持体２が固設さ
れている。
る。図１及び図２において、１は固定ベースであり、こ
の固定ベース１の上面に円筒状の軸受支持体２が固設さ
れている。
【０００８】３は球面頭３ａを備えた支持部材であり、
前記軸受支持体２に軸線回りに回転可能に保持されてい
る。
前記軸受支持体２に軸線回りに回転可能に保持されてい
る。
【０００９】前記支持部材３の球面頭３ａには球状の磁
性体ヘッド４が前記球面頭３ａに沿って回動に可能に嵌
合されている。この磁性体ヘッド４はミラーボールのよ
うに多角表面４ａが形成されている。
性体ヘッド４が前記球面頭３ａに沿って回動に可能に嵌
合されている。この磁性体ヘッド４はミラーボールのよ
うに多角表面４ａが形成されている。
【００１０】５は前記磁性体ヘッド４の多角表面４ａに
磁力吸着する６面体の磁石ブロックである。
磁力吸着する６面体の磁石ブロックである。
【００１１】本発明は上記の通りの構成であるから、軸
受支持体２に保持されている軸線回りに回転可能に保持
されている支持部材３は、その球面頭３ａに嵌合されて
いる磁性体ヘッド４と共に軸線回りに回動可能であり、
また、磁性体ヘッド４は支持部材３の球面頭３ａに沿っ
て回動可能である。
受支持体２に保持されている軸線回りに回転可能に保持
されている支持部材３は、その球面頭３ａに嵌合されて
いる磁性体ヘッド４と共に軸線回りに回動可能であり、
また、磁性体ヘッド４は支持部材３の球面頭３ａに沿っ
て回動可能である。
【００１２】そこで、各種の形態の板金ワークＷのクラ
ンプにおいて、その板金ワークＷのクランプ面に適正に
対応するよう必要であれば支持部材３を軸線回りに回転
し、磁性体ヘッド４を回動して所要の多角表面４ａを選
定位置する。
ンプにおいて、その板金ワークＷのクランプ面に適正に
対応するよう必要であれば支持部材３を軸線回りに回転
し、磁性体ヘッド４を回動して所要の多角表面４ａを選
定位置する。
【００１３】この選定位置した多角表面４ａ上に板金ワ
ークＷのクランプ面を載置し、板金ワークＷの表面に磁
石ブロック５を当接して磁性体ヘッド４に磁力吸着さ
せ、磁性体ヘッド４と磁石ブロック５とによって板金ワ
ークＷを挾持してクランプするのである。
ークＷのクランプ面を載置し、板金ワークＷの表面に磁
石ブロック５を当接して磁性体ヘッド４に磁力吸着さ
せ、磁性体ヘッド４と磁石ブロック５とによって板金ワ
ークＷを挾持してクランプするのである。
【００１４】従って、クランプする板金ワークＷの形態
等が変更されたときには、その板金ワークＷのクランプ
面に適正に対応するよう支持部材３を軸線回りに回転
し、磁性体ヘッド４を回動して所要の多角表面４ａを選
定位置する操作で速やかに適応させることで段取り変え
が完了し、１つのクランプ装置で多種形態等の板金ワー
クＷのクランプを可能とするものである。
等が変更されたときには、その板金ワークＷのクランプ
面に適正に対応するよう支持部材３を軸線回りに回転
し、磁性体ヘッド４を回動して所要の多角表面４ａを選
定位置する操作で速やかに適応させることで段取り変え
が完了し、１つのクランプ装置で多種形態等の板金ワー
クＷのクランプを可能とするものである。
【００１５】尚、本発明は自動車のボデーを構成する板
金ワークのクランプに限定するものではなく、その他の
構造物の板金ワークにも適用可能であることを付言す
る。
金ワークのクランプに限定するものではなく、その他の
構造物の板金ワークにも適用可能であることを付言す
る。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によると、自由方向
に回動可能であり、多角表面を有する球状の磁性体ヘッ
ドと、この磁性体ヘッドの多角表面に磁力吸着する磁石
ブロックとから成り、磁性体ヘッドと磁石ブロックとに
よって板金ワークを挾持してクランプするようにした構
成であるから、板金ワークの各種形態に拘らず、１つの
クランプ装置でクランプを可能にした汎用化が得られる
利点を有する。
に回動可能であり、多角表面を有する球状の磁性体ヘッ
ドと、この磁性体ヘッドの多角表面に磁力吸着する磁石
ブロックとから成り、磁性体ヘッドと磁石ブロックとに
よって板金ワークを挾持してクランプするようにした構
成であるから、板金ワークの各種形態に拘らず、１つの
クランプ装置でクランプを可能にした汎用化が得られる
利点を有する。
【図１】本発明装置の斜視図
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図
【図３】従来のクランプ装置の要部斜視図
１ ベース ２ 軸受支持体 ３ 支持部材 ３ａ 球面頭 ４ 磁性体ヘッド ４ａ 多角表面 ５ 磁石ブロック
Claims (1)
- 【請求項１】 軸受支持体に軸線回りに回転可能に保持
された球面支持部材と、この球面支持部材の球面に回動
可能に嵌合された多角表面球状の磁性体ヘッドと、この
磁性体ヘッドに磁力吸着する磁石ブロックとから成るワ
ーククランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14141795A JPH08309635A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | ワーククランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14141795A JPH08309635A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | ワーククランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08309635A true JPH08309635A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15291528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14141795A Pending JPH08309635A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | ワーククランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08309635A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102941411A (zh) * | 2011-08-16 | 2013-02-27 | 上海航天测控通信研究所 | 微波组件壳体与盖板气密封焊的方法 |
| CN114473580A (zh) * | 2022-03-21 | 2022-05-13 | 黄山学院 | 曲面加工定位工装及曲面加工方法 |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP14141795A patent/JPH08309635A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102941411A (zh) * | 2011-08-16 | 2013-02-27 | 上海航天测控通信研究所 | 微波组件壳体与盖板气密封焊的方法 |
| CN114473580A (zh) * | 2022-03-21 | 2022-05-13 | 黄山学院 | 曲面加工定位工装及曲面加工方法 |
| CN114473580B (zh) * | 2022-03-21 | 2022-11-25 | 黄山学院 | 曲面加工定位工装及曲面加工方法 |
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