JP3075303U - 取外し可能な容器保持具 - Google Patents
取外し可能な容器保持具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器より取外したときに保持具を省スペース
で置いておくことができ、また確実に容器を保持できる
取外し可能な容器保持具を提供する。 【解決手段】 容器1の縁部2の保持体3の先端に内側
及び外側のクランプ部材5,6を設ける。内側のクラン
プ部材5を移動させる移動手段7を設ける。外側のクラ
ンプ部材6に容器1の周面1Aに沿う当接部10を設け
る。当接部10の上部に縁部2が係止する横向き部11Aと
該横向き部11Aの外側に立設する縦向き部11Bを形成し
た縁部2が係止するL字形の段部11を形成する。保持体
4の基端側に接地部9,9A,9Bを設けて底面として
自立可能に設ける。縁部2と段部11を確実に係止するこ
とができ、容器1が内側及び外側のクランプ部材5,6
間より抜け出ることはない。テーブルTなどに容器保持
具3を横置きではなく、自立させることで、テーブルT
を広く使用することができる。
で置いておくことができ、また確実に容器を保持できる
取外し可能な容器保持具を提供する。 【解決手段】 容器1の縁部2の保持体3の先端に内側
及び外側のクランプ部材5,6を設ける。内側のクラン
プ部材5を移動させる移動手段7を設ける。外側のクラ
ンプ部材6に容器1の周面1Aに沿う当接部10を設け
る。当接部10の上部に縁部2が係止する横向き部11Aと
該横向き部11Aの外側に立設する縦向き部11Bを形成し
た縁部2が係止するL字形の段部11を形成する。保持体
4の基端側に接地部9,9A,9Bを設けて底面として
自立可能に設ける。縁部2と段部11を確実に係止するこ
とができ、容器1が内側及び外側のクランプ部材5,6
間より抜け出ることはない。テーブルTなどに容器保持
具3を横置きではなく、自立させることで、テーブルT
を広く使用することができる。
Description
【0001】
本考案は、鍋、フライパン等に設ける取外し可能な容器保持具に関する。
【0002】
従来、この種のものとして例えば特開平11−178722号公報には、保持 体に設けられ容器の縁部を挟持する2個のクランプ部材と、前記クランプ部材を 両者が開いた開位置又は両者が閉じた閉位置に相対的に移動させる移動手段と、 を有し、前記クランプ部材は前記容器の縁部を挟持し、一方のクランプ部材は前 記保持体に相対的に移動可能であり、前記移動手段は、前記保持体に取り付けら れ保持体から離れた位置と前記保持体内に待避した位置との間で揺動するレバー と、前記レバーと前記移動可能のクランプ部材とを連結し前記レバーが揺動する ときに連動して前記移動クランプ部材を移動させるリンクブレードとを有し、前 記レバーは、解除ボタンを形成する少なくとも1個の横ウイング部を有し、この 横ウイング部は前記レバーが前記待避位置にあるときに、前記保持体の側面に突 起を形成した取外し可能な容器保持具が開示されている(段落番号0011)。 さらに、従来技術では特開平11−178722号公報の図6に図示されている ように外側のクランプ部材に前記容器の周面に沿う当接部を設けると共に、該当 接部の上部に前記縁部が載置する水平部を形成したものである。
【0003】 このような従来の保持具においては、容器より取外したときには保持具をテー ブル等に横置きするものであるが、保持具を横置きするため比較的大きなスペー スを必要とし、テーブル上を有効利用することができないという問題がある。ま た、従来技術においては外側のクランプ部材に容器の周面に沿う当接部を設ける と共に、該当接部の上部に前記縁部が載置する水平部を形成したものであるが、 縁部を挟持した内側及び外側のクランプ部材間が多少緩むと縁部が抜け出てしま う虞がある。しかも、従来技術の移動手段では、リンクブレードを用いているの で、レバーの操作には比較的大きな力を必要とする虞がある。
【0004】 そこで、本考案は、容器より取外したときに保持具を省スペースで置いておく ことができる取外し可能な容器保持具を提供することを目的とする。また、本考 案は内側及び外側のクランプ部材により容器の縁部を確実に保持することができ る取外し可能な容器保持具を提供することを目的とする。しかも、本考案は比較 的軽い力で操作可能な移動手段を備えた取外し可能な容器保持具を提供すること を目的とする。
【0005】
請求項1の考案は、略棒状の保持体の先端を横向きで容器の縁部に着脱自在に 設けた取外し可能な容器保持具において、前記保持体の基端側を底面として自立 可能に設けたことを特徴とする取外し可能な容器保持具である。
【0006】 この請求項1の構成によれば、容器保持具を自立させてテーブルなどに置くこ とができる。
【0007】 請求項2の考案は、容器の縁部外側に横向きに設ける略棒状の保持体と、前記 保持体の先端に設けられ相互に対向して前記縁部を挟持し前記容器の内外にそれ ぞれ配置する内側及び外側のクランプ部材と、該内側及び外側のクランプ部材を これら両者間が開いた開位置または両者間が閉じた閉位置に相対的に移動させる 移動手段とを有した取外し可能な容器保持具において、前記外側のクランプ部材 に前記容器の周面に沿う当接部を設けると共に、該当接部の上部に前記縁部が係 止する横向き部と該横向き部の外側に立設する縦向き部を形成した段部を形成し たことを特徴とする取外し可能な容器保持具である。
【0008】 この請求項2の構成によれば、容器の縁部とL字形の段部とを係止して容器を 保持することができる。
【0009】 請求項3の考案は、前記保持体の基端に接地部を設け、該接地部を結ぶ仮想線 枠の内側に、該仮想線枠側に下した前記保持体の重心の垂線が配置されることを 特徴とする請求項2記載の取外し可能な容器保持具である。
【0010】 この請求項3の構成によれば、接地部を接地させて容器保持具を自立させてテ ーブルなどに置くことができる。
【0011】 請求項4の考案においては、前記外側のクランプ部材は前記保持体に固定され 、前記内側のクランプ部材は前記保持体の軸方向に往復動自在に設けられ、該内 側のクランプ部材を前記外側のクランプ部材より離間するように付勢する弾性体 を設け、かつ前記内側のクランプ部材には前記軸方向に対してガイド部を斜めに 設けると共に、該ガイド部に接触可能な押圧部材を備えた作動レバーを前記保持 体に設け、該作動レバーはその先端を前記保持体に回動自在に連結することを特 徴とする請求項2または3記載の取外し可能な容器保持具である。
【0012】 この請求項4の構成によれば、作動レバーを操作することにより斜めのガイド 部を介して内側のクランプ部材を作動して外側のクランプ部材との間で縁部を保 持することができる。
【0013】 請求項5の考案においては、前記押圧部材は前記作動レバーに回動自在に設け た円板により形成され、該円板の周面を前記ガイド部に接触可能に設けたことを 特徴とする請求項4記載の取外し可能な容器保持具である。
【0014】 この請求項5の構成によれば、円板の周面によりガイド部をスムースに押圧す ることができる。
【0015】 請求項6の考案は、少なくとも前記内側及び外側のクランプ部材の一方の前記 容器の前記縁部を挟持する部位に滑り止め部材を設けたことを特徴とする請求項 2〜5のいずれか1項に記載の取外し可能な容器保持具である。
【0016】 この請求項6の構成によれば、滑り止め部材により縁部が滑ることなく保持で きる。
【0017】
以下、本考案の実施形態を添付図を参照して説明する。鍋等容器1の縁部2は 張出し部2Aに立設部2Bを連設して断面L形に形成されている。そして容器1 に取外し可能な容器保持具3は、縁部2に横向きな略棒状の保持体4の先端が該 縁部2に着脱自在に設けられている。上ケース4Aと下ケース4Bからなる中空 な保持体4の先端には、相互に対向して縁部2を挟持し容器1の内外にそれぞれ 配置する内側及び外側のクランプ部材5,6を設ける。そして、内側及び外側の クランプ部材5,6をこれら両者間が開いた開位置または両者間が閉じた閉位置 に相対的に移動させる移動手段7を設ける。
【0018】 また、保持体4の基端には該保持体4の軸線Xと直交するように底面たる平面 部8が形成され、該平面部8に相互に間隔をおいて突部状の接地部9,9A,9 Bを少なくとも3箇所設ける。そして、接地部9,9A,9Bを結ぶ仮想した結 び線により形成される枠たる仮想線枠Yの内側に、該仮想線枠Y側に下した前記 保持体4の重心Gの垂線Zが配置されることにより、平面部8を下向きとすると 共に接地部9,9A,9BをテーブルTに接地させて容器保持具3を自立させる ことができるようにしている。
【0019】 さらに、外側のクランプ部材6は保持体4の先端に固定されており、容器1の 周面1Aに沿う当接部10を設けると共に、該当接部10の上部に縁部2が係止する L字形の段部11を形成している。すなわち段部11は当接部10の上部に形成され張 出し部2Aに係止する横向き部11Aと、横向き部10Aの外側で立設部2Bに係止 する縦向き部11Bからなる。この縦向き部11Bは垂直或いは斜め上向きでもよい 。また、当接部10には浅溝12が形成されている。
【0020】 内側のクランプ部材5は保持体4の先端で保持体4の軸X方向に往復動自在に 設けられ、該内側のクランプ部材5の基端側への延長部13は保持体4内で軸X方 向に往復動自在に設けられている。そして、内側のクランプ部材5の延長部13を 外側のクランプ部材5より離間するようにコイルバネ等の弾性体15により付勢し ている。この弾性体15は一端を延長部13の端部に連結すると共に、他端を保持体 4内に設けた受け部16に接続している。また、延長部13には軸X方向に対して壁 板状のガイド部17を斜めに設けると共に、該ガイド部17に周面18Aが接触可能な 押圧部材たる円板18を備えた作動レバー19を前記保持体4に設ける。そして、円 板18はその中心を軸18Aにより回動自在に設けている。作動レバー19は保持体4 の一側側面より横方向に突出できるように先端19Aの軸部19Bを保持体4に設け た軸受け20に回動自在に連結している。尚、ガイド部17の一側は該ガイド部17の 他側よりも保持体4の基端側に配置され、またガイド部17における保持体4の先 端側においては軸線Xとほぼ直交する直交短部17Aが形成されている。また、保 持体4の他側側面には操作用突部21が形成され、該突部21は図4の一点鎖線で示 すように作動レバー19が保持体4内に収納されたときに保持体4の他側側面より やや突出するように配置されている。
【0021】 さらに、内側のクランプ部材5の容器1の縁部2を挟持する部位にはエラスト マ、ゴム等の摩擦係数の高い滑り止め部材22を設けている。尚、図中23は上ケー ス4Aと下ケース4Bを固定する螺子棒である。
【0022】 次に前記構成についてその作用を説明する。図1に示すように容器保持具3は 予め作動レバー19は保持体4の一側側面より軸部19Bを中心として外側に張出し ている。これにより内側のクランプ部材5と一体な延長部13は弾性体15により付 勢されて先端側に移動し、この結果内側及び外側のクランプ部材5,6の間が開 いている状態に保たれる。また、この際には平面部8を下向きとし接地部たる突 部9,9A,9BをテーブルTに接地させる。そうすると、接地部9,9A,9 Bを結ぶ仮想線枠Yの内側に、該仮想線枠Y側に下した前記保持体4の重心Gの 垂線Zが配置されることにより、容器保持具3を自立させることができる。
【0023】 次に容器1の縁部2を容器保持具3により保持するには、作動レバー19が保持 体4の一側側面より外側に張出している状態、すなわち内側及び外側のクランプ 部材5,6の間が開いている状態で保持体4を握り、内側及び外側のクランプ部 材5,6の間に縁部2が挿入するように容器保持具3を配置する。この際、張出 し部2Aに横向き部11Aを対向させると共に、立設部2Bに縦向き部11Bを対向 させることにより、縁部2と段部11を対向させる。そして、作動レバー19を保持 体4内に引き込むように操作すると、円板18がガイド部17に当接した後、さらに 作動レバー19を引き込むとガイド部17は軸線Xに対して斜めに設けられているの で、円板18が回転しながらガイド部17を押圧し、延長部13、ひいては内側のクラ ンプ部材5が図4の一点鎖線に示すように後退し、内側及び外側のクランプ部材 5,6の間を閉じる。これにより張出し部2Aに横向き部11Aを係止させると共 に、立設部2Bに縦向き部11Bを係止させることにより、縁部2と段部11を係止 させる。そして、作動レバー19を保持体4内に完全に引き込みすると円板18は直 交短部17Aに当接すると共に、突部21が保持体4の他側側面より突出する。これ により延長部13が作動レバー19の円板18によりロック状態となり、縁部2と段部 11との係止状態を維持できる。また、この状態では縁部2は、浅溝12を形成した 当接部10と内側のクランプ部材5の滑り止め部材22により確実に保持される。そ して、保持体4を握って容器1をガスレンジに乗せたりするなど移動を行うもの である。
【0024】 再び、内側及び外側のクランプ部材5,6の間を開くには、保持体4の他側側 面より突出している突部21を保持体4に押し込むと、円板18が直交短部17Aより ガイド部17に移動すると、弾性体15の付勢力により延長部13、ひいては外側のク ランプ部材5が移動して、外側のクランプ部材6との間隔を広げることができる 。
【0025】 以上のように、前記実施例では請求項1に対応して略棒状の保持体4の先端を 横向きで容器1の縁部2に着脱自在に設けた取外し可能な容器保持具3において 、前記保持体4の基端側に接地部9,9A,9Bを設けて底面側として自立可能 に設けたことにより、テーブルTなどに容器保持具3を横置きではなく、自立さ せることで、テーブルTを広く使用することができる。
【0026】 また、前記実施例では請求項2に対応して容器1の縁部2外側に横向きに設け る略棒状の保持体3と、前記保持体3の先端に設けられ相互に対向して前記縁部 2を挟持し該容器1の内外にそれぞれ配置する内側及び外側のクランプ部材5, 6と、該内側及び外側のクランプ部材5,6をこれら両者間が開いた開位置また は両者間が閉じた閉位置に相対的に移動させる移動手段7とを有した取外し可能 な容器保持具において、前記外側のクランプ部材6に前記容器1の周面1Aに沿 う当接部10を設けると共に、該当接部10の上部に前記縁部2が係止する横向き部 11Aと該横向き部11Aの外側に立設する縦向き部11Bを形成した前記縁部2が係 止するL字形の段部11を形成したことにより、縁部2の張出し部2Aに段部11の 横向き部11Aを係止させると共に、立設部2Bに縦向き部11Bを係止させること により、縁部2と段部11を確実に係止することができ、容器1が内側及び外側の クランプ部材5,6間より抜け出ることはない。
【0027】 さらに、前記実施例では請求項3に対応して前記保持体4の基端に接地部9, 9A,9Bを少なくとも3箇所設け、該接地部9,9A,9Bを結ぶ仮想線枠Y の内側に、該仮想線枠Y側に下した前記保持体4の重心Gの垂線Zが配置される ことにより、接地部9,9A,9BをテーブルTに接地させて自立させた際、容 器保持具3が倒れるようなことはなく、安心してテーブルT上に置いて該テーブ ルTを広く使用することができる。
【0028】 また、前記実施例では請求項4に対応して前記外側のクランプ部材6は前記保 持体4に固定され、前記内側のクランプ部材5は保持体4の軸X方向に往復動自 在に設けられ、該内側のクランプ部材5を前記外側のクランプ部材6より離間す るように付勢する弾性体15を設け、かつ前記内側のクランプ部材5には前記軸X 方向に対してガイド部17を斜めに設けると共に、該ガイド部17に接触可能な押圧 部材たる円板18を備えた作動レバー19を前記保持体4に設け、該作動レバー19は その先端を前記保持体4に回動自在に連結したことにより、作動レバー19を回転 操作することにより連続して内側のクランプ部材5を移動して縁部2を保持でき る。
【0029】 さらに、前記実施例では請求項5に対応して前記作動レバー19には押圧部材と して円板18を回動自在に設け、該円板18の周面18Aを前記ガイド部17に接触可能 に設けたことにより、作動レバー19の作動をスムースにガイド部17に伝達するこ とができるので、軽い力でも簡単に容器保持具3を縁部2に取り付けすることが できる。
【0030】 しかも、前記実施例では請求項6に対応して内側のクランプ部材5の前記容器 1の縁部2を挟持する部位に滑り止め部材22を設けたことにより、容器保持具3 により保持した容器1ががたつくようなことはなく、安心して使用することがで きる。
【0031】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内に おいて、種々の変形実施が可能である。例えば、実施態様では接地部9,9A, 9Bを突部状のものとしたが、平らな平面8が直接接地部としてもよく、このと きには、仮想線枠は平面8の縁により形成され、該縁により形成された仮想線枠 内に保持体の重心の垂線が配置されることにより該平面を底面として容器保持具 を自立させることができる。
【0032】
請求項1の考案は、略棒状の保持体の先端を横向きで容器の縁部に着脱自在に 設けた取外し可能な容器保持具において、前記保持体の基端側を底面として自立 可能に設けたことを特徴とする取外し可能な容器保持具であり、容器保持具を自 立させてテーブルなどに置くことによりテーブルなどを広く使用することができ る。
【0033】 請求項2の考案は、容器の縁部外側に横向きに設ける略棒状の保持体と、前記 保持体の先端に設けられ相互に対向して前記縁部を挟持し前記容器の内外にそれ ぞれ配置する内側及び外側のクランプ部材と、該内側及び外側のクランプ部材を これら両者間が開いた開位置または両者間が閉じた閉位置に相対的に移動させる 移動手段とを有した取外し可能な容器保持具において、前記外側のクランプ部材 に前記容器の周面に沿う当接部を設けると共に、該当接部の上部に前記縁部が係 止する横向き部と該横向き部の外側に立設する縦向き部を形成した段部を形成し たことを特徴とする取外し可能な容器保持具であり、容器の縁部とL字形の段部 とを係止して容器を確実に保持することができる。
【0034】 請求項3の考案は、前記保持体の基端に接地部を設け、該接地部を結ぶ仮想線 枠の内側に、該仮想線枠側に下した前記保持体の重心の垂線が配置されることを 特徴とする請求項2記載の取外し可能な容器保持具であり、接地部を接地させて 容器保持具を自立させてテーブルなどを広く使用することができる。
【0035】 請求項4の考案においては、前記外側のクランプ部材は前記保持体に固定され 、前記内側のクランプ部材は前記保持体の軸方向に往復動自在に設けられ、該内 側のクランプ部材を前記外側のクランプ部材より離間するように付勢する弾性体 を設け、かつ前記内側のクランプ部材には前記軸方向に対してガイド部を斜めに 設けると共に、該ガイド部に接触可能な押圧部材を備えた作動レバーを前記保持 体に設け、該作動レバーはその先端を前記保持体に回動自在に連結することを特 徴とする請求項2または3記載の取外し可能な容器保持具であり、作動レバーを 操作することにより斜めのガイド部を介してスムースに縁部を保持することがで きる。
【0036】 請求項5の考案においては、前記押圧部材は前記作動レバーに回動自在に設け た円板により形成され、該円板の周面を前記ガイド部に接触可能に設けたことを 特徴とする請求項4記載の取外し可能な容器保持具であり、スムースに作動レバ ーを操作できる。
【0037】 請求項6の考案は、少なくとも前記内側及び外側のクランプ部材の一方の前記 容器の前記縁部を挟持する部位に滑り止め部材を設けたことを特徴とする請求項 2〜5のいずれか1項に記載の取外し可能な容器保持具であり、縁部が滑ること なく確実に保持できる。
【提出日】平成12年9月18日(2000.9.18)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【0005】
請求項1の考案は、略棒状の保持体の先端を横向きで容器の縁部に着脱自在に 設けた取外し可能な容器保持具において、前記保持体の基端に接地部を設け、該 接地部を結ぶ仮想線枠の内側に、該仮想線枠側に下した前記保持体の重心の垂線 が配置される ことを特徴とする取外し可能な容器保持具である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【0032】
請求項1の考案は、略棒状の保持体の先端を横向きで容器の縁部に着脱自在に 設けた取外し可能な容器保持具において、前記保持体の基端に接地部を設け、該 接地部を結ぶ仮想線枠の内側に、該仮想線枠側に下した前記保持体の重心の垂線 が配置される ことを特徴とする取外し可能な容器保持具であり、容器保持具を自 立させてテーブルなどに置くことによりテーブルなどを広く使用することができ る。
【図1】本考案の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す自立状態の断面図であ
る。
る。
【図3】本考案の一実施例を示す使用状態の斜視図であ
る。
る。
【図4】本考案の一実施例を示す平断面図である。
【図5】本考案の一実施例を示す底面図である。
【図6】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
1 容器 2 縁部 3 容器保持具 4 保持体 5 内側のクランプ部材 6 外側のクランプ部材 7 移動手段 8 平面(底面) 9,9A,9B 接地部 10 当接部 11段部 11A 横向き部 11B 縦向き部 15 弾性体 17 ガイド部 18 円板 18A 周面 19 作動レバー 22 滑り止め部材 G 重心 X 軸方向 Y 仮想線枠 Z 垂線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月18日(2000.9.1
8)
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (6)
- 【請求項1】 略棒状の保持体の先端を横向きで容器の
縁部に着脱自在に設けた取外し可能な容器保持具におい
て、前記保持体の基端側を底面として自立可能に設けた
ことを特徴とする取外し可能な容器保持具。 - 【請求項2】 容器の縁部外側に横向きに設ける略棒状
の保持体と、前記保持体の先端に設けられ相互に対向し
て前記縁部を挟持し前記容器の内外にそれぞれ配置する
内側及び外側のクランプ部材と、該内側及び外側のクラ
ンプ部材をこれら両者間が開いた開位置または両者間が
閉じた閉位置に相対的に移動させる移動手段とを有した
取外し可能な容器保持具において、前記外側のクランプ
部材に前記容器の周面に沿う当接部を設けると共に、該
当接部の上部に前記縁部が係止する横向き部と該横向き
部の外側に立設する縦向き部を形成した段部を形成した
ことを特徴とする取外し可能な容器保持具。 - 【請求項3】 前記保持体の基端に接地部を設け、該接
地部を結ぶ仮想線枠の内側に、該仮想線枠側に下した前
記保持体の重心の垂線が配置されることを特徴とする請
求項2記載の取外し可能な容器保持具。 - 【請求項4】 前記外側のクランプ部材は前記保持体に
固定され、前記内側のクランプ部材は前記保持体の軸方
向に往復動自在に設けられ、該内側のクランプ部材を前
記外側のクランプ部材より離間するように付勢する弾性
体を設け、かつ前記内側のクランプ部材には前記軸方向
に対してガイド部を斜めに設けると共に、該ガイド部に
接触可能な押圧部材を備えた作動レバーを前記保持体に
設け、該作動レバーはその先端を前記保持体に回動自在
に連結することを特徴とする請求項2または3記載の取
外し可能な容器保持具。 - 【請求項5】 前記押圧部材は前記作動レバーに回動自
在に設けた円板により形成され、該円板の周面を前記ガ
イド部に接触可能に設けたことを特徴とする請求項4記
載の取外し可能な容器保持具。 - 【請求項6】 少なくとも前記内側及び外側のクランプ
部材の一方の前記容器の前記縁部を挟持する部位に滑り
止め部材を設けたことを特徴とする請求項2〜5のいず
れか1項に記載の取外し可能な容器保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005450U JP3075303U (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 取外し可能な容器保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005450U JP3075303U (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 取外し可能な容器保持具 |
Publications (1)
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JP3075303U true JP3075303U (ja) | 2001-02-16 |
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ID=43208428
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2000
- 2000-07-31 JP JP2000005450U patent/JP3075303U/ja not_active Expired - Fee Related
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