JPH09258111A - 双眼鏡 - Google Patents

双眼鏡

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JPH09258111A
JPH09258111A JP8060684A JP6068496A JPH09258111A JP H09258111 A JPH09258111 A JP H09258111A JP 8060684 A JP8060684 A JP 8060684A JP 6068496 A JP6068496 A JP 6068496A JP H09258111 A JPH09258111 A JP H09258111A
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rotation restraining
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光男 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右の接眼レンズの相互間隔を使用者の眼幅
の間隔に合わせ、この間隔を維持する。 【解決手段】 対物レンズ1,1の光軸Co,Co回り
に回転可能に、左右の筒10,10をそれぞれ支持する
ハウジング20と、鏡筒10,10を光軸Co,Co回
りに回転不能に拘束する係止ギヤ34を有する回転拘束
部材30とを備えている。鏡筒10,10には、回転拘
束部材30の係止ギヤ34に係合可能な被係止ギヤ1
3,13が形成されている。回転拘束部材30は、回転
拘束部材30の係止ギヤ34が鏡筒10の被係止ギヤ3
4に係合している回転拘束位置と、回転拘束部材30の
係止ギヤが鏡筒10の被係止ギヤ13に係合していない
回転可能位置との間で光軸Coと平行な方向に移動可能
に、ガイド軸36を介してハウジング20に取り付けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右の接眼レンズ
の相互間隔である眼幅を調節することができる双眼鏡に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の双眼鏡としては、例えば、図15
に示すように、左右の光学系がそれぞれ搭載されている
左右の鏡筒と、左右の鏡筒の対物レンズ側を覆うケーシ
ング20aとを備えているものがある。この双眼鏡で
は、左右の鏡筒がそれぞれの対物レンズ1,1の光軸C
o,Co回りに回転可能にケーシング20aに取り付け
られている。通常、双眼鏡では、対物レンズ1の光軸C
oと接眼レンズ2の光軸Ceとは、平行であるものの、
両者は離れている。従って、左右の鏡筒をそれぞれの対
物レンズ1,1の光軸Co,Co回りに回転させると、
左右の接眼レンズ2,2の相互間隔、つまり眼幅W1,
W2が変る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、眼幅を変えることができるものの、
適正な眼幅に一旦調節した後、この眼幅を固定しておく
ことができず、例えば、同一人物が長時間双眼鏡を使用
している際中に、双眼鏡の眼幅が変ってしまうことがあ
るという問題点がある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点につい
て着目してなされたもので、眼幅調節可能な双眼鏡で、
眼幅を一時的に固定することができる双眼鏡を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のは、少なくとも左右の接眼レンズ(2,2)がそれぞ
れ搭載されている一対の筒(10,10)と、接眼レン
ズ(2)の光軸(Ce)に平行で光軸(Ce)から離れ
ている仮想軸(Co)回りに所定角度範囲内で回転可能
に、一対の筒(10,10)をそれぞれ支持する支持部
材(20,27,29,20a)とを備え、一対の筒
(10,10)のうち、少なくとも一方の筒(10)を
仮想軸(Co)回りに回転させることで、一方の筒(1
0)に搭載されている一方の接眼レンズ(2)と他方の
筒(10)に搭載されている他方の接眼レンズ(2)と
の間隔を変えることができる双眼鏡において、筒(1
0,10)を仮想軸(Co)回りに回転不能に拘束する
係止部(34)を有する回転拘束部材(30)を備え、
筒(10,10)には、筒(10,10)の仮想軸(C
o)回りの前記所定角度範囲内に、回転拘束部材(3
0)の係止部(34)に係合可能な被係止部(13,1
3)が形成され、回転拘束部材(30)は、回転拘束部
材(30)の係止部(34)が筒(10,10)の被係
止部(13,13)に係合している回転拘束位置と、回
転拘束部材(30)の係止部(34)が筒(10,1
0)の被係止部(13,13)に係合していない回転可
能位置との間で移動可能に、支持部材(20,20a)
に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0006】なお、ここでは、例えば、実際に、接眼レ
ンズが収納されている筒と、対物レンズが収納されてい
る筒とが別ものであっても、両筒が接合され、仮想軸回
りに両筒が一体回転する場合には、両筒を合わせてたも
の接眼レンズが搭載されている一つの筒として扱ってい
る。さらには、接眼レンズが収納されている筒(10
a,10b)と、これの付属部品(19a,19b)と
が別ものであっても、両者の接合の結果、一体回転する
場合にも、これらを一つの筒として扱っている。
【0007】ここで、前記双眼鏡において、接眼レンズ
(2)の光軸(Ce)と平行な方向に、回転拘束部材
(30)を移動可能に支持するガイド部材(36)が、
支持部材(20)に設けられていてもよい。
【0008】また、以上の双眼鏡において、一対の筒
(10,10)には、左右の対物レンズ(1,1)をそ
れぞれ含む左右の光学系もそれぞれ搭載され、支持部材
(20)は、左右の対物レンズ(1,1)のそれぞれの
光軸(Co,Co)を仮想軸として、一対の筒(10,
10)を、それぞれの対物レンズ(1,1)の光軸(C
o,Co)回りに回転可能に支持することを特徴とする
ものであってもよい。
【0009】なお、以上において、( )内の符号は、
以下に説明する本発明の実施形態における対応部位の符
号である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る各種実施形態
としての双眼鏡について、図面を用いて説明する。
【0011】本発明に係る一実施形態としての双眼鏡
は、図1に示すように、対物レンズ1,1及び接眼レン
ズ2,2をそれぞれ有する左右光学系と、左右光学系を
それぞれ覆う左右鏡筒10,10と、左右鏡筒10,1
0をそれぞれ対物レンズ1,1の光軸Co回りに回転可
能に左右の鏡筒10,10の対物レンズ側を覆うハウジ
ング20と、左右の鏡筒10,10を回転不能に拘束す
る回転拘束部材30と、回転拘束部材30を対物レンズ
1又は接眼レンズ2の光軸Co,Ceと平行な方向に移
動可能にガイドするガイド軸36とを備えている。
【0012】各鏡筒10,10は、図1及び図2に示す
ように、その上方から見た形状がクランク型を成し、ク
ランクの一方の端部に対物レンズ1,1が収納され、ク
ランクの他方の端部に接眼レンズ2,2が収納され、ク
ランクの屈曲部分にプリズム3,3が収納されている。
鏡筒10内において、接眼レンズ2は、その光軸Ceが
対物レンズ1の光軸Coと離れ且つ平行になるよう収納
されている。鏡筒10の対物レンズ側は、対物レンズ1
の光軸Coを中心として円筒状を成している対物側円筒
部11を形成している。鏡筒10の接眼レンズ側端面で
且つ対物レンズ1の光軸Co上には、回転軸穴12が形
成されている。
【0013】ハウジング20は、図1及び図2に示すよ
うに、左右の対物レンズ1,1の光軸Co,Coが平行
になり且つ対物レンズ1,1の光軸Co,Co回りに回
転可能に左右の鏡筒10,10の対物側円筒部11を覆
う対物側収納部21と、クランク型の鏡筒10,10の
屈曲部分であって左対物レンズ1の光軸Coと右対物レ
ンズ1の光軸Coとの間の部分を覆う中胴部22とを有
している。図7〜図10に示すように、ハウジング20
の中胴部22であって、左右の対物レンズ1,1のそれ
ぞれの光軸Co,Coの中間部分Cには、回転拘束部材
30を収める拘束部材収納凹部23が形成されている。
図9及び図10に示すように、この拘束部材収納凹部2
3の底であって、左右の対物レンズ1,1のそれぞれの
光軸Co,Coの中間部分Cには、対物レンズ1の光軸
Coと平行な方向に伸びている拘束部材回転規制突起2
4が形成されている。また、この拘束部材収納凹部23
の両鏡筒10,10側は、それぞれ、拘束部材収納凹部
23から各鏡筒10,10を臨めるよう、切欠き25,
25が形成されている。さらに、拘束部材収納凹部23
の対物レンズ側には、ガイド軸36の先端部が入り込む
軸穴26aが形成され、拘束部材収納凹部23の接眼レ
ンズ側には、ハウジング20の接眼レンズ側端面に貫通
する軸ネジ穴26bが形成されている。この軸穴26a
及び軸ネジ穴26bは、いずれも、左右の対物レンズ
1,1のそれぞれの光軸Co,Coの中間部分Cにおい
て、対物レンズの光軸Coと平行な方向に伸びている。
【0014】回転拘束部材30は、図4、図12及び図
13に示すように、円板状を成している本体31と、本
体31の外周の一部に設けられている操作部35とを有
している。円板状の本体31の中央部には、ガイド軸3
6が挿通可能なガイド軸孔32が形成されている。この
ガイド軸孔32を中心として操作部35と反対側に、ハ
ウジング20の拘束部材収納凹部23の底に形成されて
いる拘束部材回転規制突起24に摺動可能に嵌まり込む
凹部33が形成されている。円板状の本体31の外周で
あって、操作部35と凹部33とを結ぶ線分を中心とし
て対象な位置には、それぞれ係止ギヤ34が形成されて
いる。
【0015】各鏡筒10,10の外周には、図1、図4
及び図6に示すように、各鏡筒10,10がハウジング
20に収まった際に、拘束部材収納凹部23の切欠き2
5,25から臨める位置の対物レンズ側で、各対物レン
ズ1,1の光軸Co,Co回りで一定の角度範囲に、回
転拘束部材30の係止ギヤ34に係合可能な被係止ギヤ
13(図4)が形成されている。さらに、各鏡筒10,
10の外周で、拘束部材収納凹部23の切欠き25,2
5から臨める位置の接眼レンズ側には、外周面の他の部
分に対して僅かに凹んでいて回転拘束部材30の係止ギ
ヤ34が接触できないギヤ逃げ部14(図6)が形成さ
れている。なお、図4は図3におけるIV-IV'-IV'-IV線
断面図で、図6は図5におけるVI-VI'-VI'-VI線断面図
で、図4におけるIV'-IV'線は図6におけるVI'-VI'線よ
りも僅かに対物レンズ側である。
【0016】ガイド軸36は、図11に示すように、回
転拘束部材30のガイド軸孔32に挿通可能な円筒部3
7と、ハウジング20の軸ネジ穴26bに螺合可能な雄
ネジが形成され円筒部37の端部に設けられている軸頭
部38とを有している。
【0017】双眼鏡を組み立てる際には、まず、左右の
鏡筒10,10の対物側円筒部11,11をそれぞれハ
ウジング20の対物側収納部21,21に挿入する。次
に、ハウジング20の拘束部材収納凹部23に、回転拘
束部材30を入れ、この拘束部材収納凹部23の底に形
成されている拘束部材回転規制突起24に、回転拘束部
材30の凹部33を嵌め込む。続いて、ガイド軸36を
その先端部からハウジング20の軸ネジ穴26b、回転
拘束部材30のガイド軸穴32、ハウジング20の軸穴
26aの順に通し、ガイド軸36の軸頭部38をハウジ
ング20の軸ネジ穴26bに捩じ込む。この結果、回転
拘束部材30は、拘束部材回転規制突起24によりガイ
ド軸36回りの回転が規制されるものの、ガイド軸36
及び拘束部材回転規制突起24に摺接しつつ、対物レン
ズ1の光軸Coと平行な方向に、拘束部材収納凹部23
の対物レンズ1の光軸Co方向の長さ分だけ、移動でき
るようになる。
【0018】ハウジング20の接眼レンズ側端面には、
図3に示すように、左右の対物レンズ1,1の光軸C
o,Co相互間よりも僅かに長い、鏡筒回転支持板27
がビス28,28で固定されている。図2に示すよう
に、この鏡筒回転支持板27と各鏡筒10,10の接眼
レンズ側の回転軸穴12,12との間にボール29,2
9が配されている。左右の鏡筒10,10は、その対物
レンズ側がハウジング20の対物側収納部21,21に
より、その接眼レンズ側が鏡筒回転支持板27及びボー
ル29,29により、それぞれの対物レンズ1,1の光
軸Co,Co回りに回転可能に支持されている。
【0019】鏡筒10,10は、予め定めた眼幅調節範
囲内で接眼レンズ2,2相互間隔を変えられるよう、鏡
筒10,10の回転角度範囲が決まっている。鏡筒10
の被係止ギヤ13は、この鏡筒10の回転角度範囲内い
っぱいに形成されている。
【0020】次に、この実施形態における双眼鏡の取り
扱い方について説明する。左右の接眼レンズ2,2の間
隔を変える場合には、図1及び図5に示すように、回転
拘束部材30を拘束部材収納凹部23の接眼レンズ側に
位置させる。回転拘束部材30がこの位置にある際に
は、図6に示すように、回転拘束部材30の係止ギヤ3
4は、各鏡筒10,10のギヤ逃げ部14に位置してお
り、各鏡筒10,10の被係止ギヤ13,13とは係合
していない。このため、左右の鏡筒10,10は、それ
ぞれの対物レンズ1,1の光軸Co,Co回りに回転可
能である。そこで、左右の鏡筒10,10を、それぞれ
の対物レンズ1,1の光軸Co,Co回りに回転させる
と、図15に示すように、鏡筒10の回転中心軸(=対
物レンズ1の光軸Co)と接眼レンズ2の光軸Ceとが
離れているため、左右の接眼レンズ2,2の光軸相互間
W1,W2が変る。
【0021】双眼鏡の使用者が、左右の接眼レンズ2,
2相互間隔を自分の眼幅に合わせた段階で、図3に示す
ように、回転拘束部材30を拘束部材収納凹部23の対
物レンズ側に位置させる。回転拘束部材30がこの位置
にある際には、図4に示すように、回転拘束部材30の
係止ギヤ34は、各鏡筒10,10の被係止ギヤ13,
13に係合している。このため、左右の鏡筒10,10
は、対物レンズ1の光軸Co回りに回転不能になり、左
右の接眼レンズ2,2相互間隔が変えられなくなる。
【0022】再び、左右の接眼レンズ2,2相互間隔を
変える場合には、前述したように、回転拘束部材30を
接眼レンズ側に移動させて、左右の鏡筒10,10をそ
れぞれの対物レンズ1,1の光軸Co,Co回りに回転
させればよい。
【0023】以上のように、この実施形態では、使用者
の操作によって、左右の接眼レンズ2,2相互間隔を変
えられる眼幅調節可能状態と、相互間隔を変えられない
眼幅固定状態とにすることができるので、左右の接眼レ
ンズ2,2の相互間隔を使用者の眼幅にあった状態を維
持することができる。
【0024】なお、左右の鏡筒10,10の外周で他方
の鏡筒10側に位置に、それぞれ連動ギヤを形成し、一
方の鏡筒10の回転で他方の鏡筒10も同角度回転する
ようにした場合には、以上の実施形態のように、左右の
鏡筒10,10にそれぞれ被係止ギヤ13,13を形成
する必要はなく、一方の鏡筒10にのみ被係止ギヤ13
を形成し、回転拘束部材30の係止ギヤ34も一方の鏡
筒10の被係止ギヤ13のみに係合するギヤのみを形成
すればよい。
【0025】また、この実施形態では、回転拘束部材3
0の移動用ガイドとして、円柱状のガイド軸36の他に
拘束部材回転規制突起24を設けたが、ガイド軸36を
角柱状にし、このガイド軸36が挿通される回転拘束部
材30のガイド軸穴32も角柱状にすれば、回転拘束部
材30は、ガイド軸36回りに回転できなくなるので、
拘束部材回転規制突起24は不要になる。
【0026】また、この実施形態では、回転拘束部材3
0の係止部34も鏡筒10の被係止部13もいずれもギ
ヤで形成したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、係止部と被係止部34とのうち、一方をギ
ヤで形成し、他方をギヤが杭込める弾性を有するゴムで
あってもよい。
【0027】さらに、以上の実施形態は、左右の鏡筒1
0,10がそれぞれの対物レンズ1,1の光軸(=仮想
軸)Co,Co回りで回転する二軸式のものであるが、
本発明は、これに限定されるものではなく、図14に示
すように、左右の接眼レンズ2,2の光軸Ce,Ceの
中間部分に位置している一つの仮想軸回りに、左右の鏡
筒10a,10bが回転できる一軸式のものに適当して
もよい。
【0028】一軸式の双眼鏡は、通常、一方の鏡筒10
aがアーム19aを介して中心軸(=仮想軸)20aに
回転不能に取り付けられ、他方の鏡筒10bのみがアー
ム19bを介して中心軸20aに回転可能に取り付けら
れている。このような場合、例えば、中心軸20a回り
に回転不能で且つ接眼レンズ2の光軸Ceと平行な方向
に移動可能に、回転拘束部材30aを中心軸20aに取
り付け、この回転拘束部材30の接眼レンズ2の光軸C
eと垂直な面に係止ギヤ34aを形成すると共に、他方
の鏡筒10bのアーム19bで、回転拘束部材30aの
係止ギヤ34aと対向する位置に被係止ギヤ13aを形
成するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、使用者が回転拘束部材
を操作することによって、左右の接眼レンズ相互間隔を
変えられる眼幅調節可能状態と、相互間隔を変えられな
い眼幅固定状態とにすることができるので、左右の接眼
レンズの相互間隔を使用者の眼幅にあった状態を維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態としての双眼鏡の斜視
図(眼幅調節可能状態)である。
【図2】本発明に係る一実施形態としての双眼鏡の上面
図(ハウジングは断面図)である。
【図3】本発明に係る一実施形態としての双眼鏡の上面
図(眼幅固定状態)である。
【図4】図3におけるIV-IV'-IV'-IV線断面図である。
【図5】本発明に係る一実施形態としての双眼鏡の上面
図(眼幅調節可能状態)である。
【図6】図5におけるVI-VI'-VI'-VI線断面図である。
【図7】本発明に係る一実施形態としての双眼鏡ハウジ
ングの上面図である。
【図8】図7におけるVIII矢視図である。
【図9】図7におけるIX−IX線断面図である。
【図10】図9におけるX−X線断面図である。
【図11】本発明に係る一実施形態としての双眼鏡のガ
イド軸の断面図である。
【図12】本発明に係る一実施形態としての双眼鏡の回
転拘束部材の正面図である。
【図13】図12におけるXIII矢視図である。
【図14】本発明に係る一実施形態としての他の双眼鏡
の背面図である。
【図15】従来の双眼鏡の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1…対物レンズ、2…接眼レンズ、3…プリズム、1
0,10a,10b…鏡筒、11…対物側円筒部、1
3,13a…被係止ギヤ、14…ギヤ逃げ部、20…ハ
ウジング、20a…中心軸、21…対物側収納部、22
…中胴部、23…拘束部材収納凹部、24…拘束部材回
転規制突起、25…切欠き、27…鏡筒回転支持板、2
9…ボール、30…回転拘束部材、34,34a…係止
ギヤ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも左右の接眼レンズがそれぞれ搭
    載されている一対の筒と、前記接眼レンズの光軸に平行
    で該光軸から離れている仮想軸回りに所定角度範囲内で
    回転可能に、一対の筒をそれぞれ支持する支持部材とを
    備え、一対の前記筒のうち、少なくとも一方の筒を前記
    仮想軸回りに回転させることで、該一方の筒に搭載され
    ている一方の接眼レンズと他方の筒に搭載されている他
    方の接眼レンズとの間隔を変えることができる双眼鏡に
    おいて、 前記筒を前記仮想軸回りに回転不能に拘束する係止部を
    有する回転拘束部材を備え、 前記筒には、該筒の前記仮想軸回りの前記所定角度範囲
    内に、前記回転拘束部材の前記係止部に係合可能な被係
    止部が形成され、 前記回転拘束部材は、該回転拘束部材の前記係止部が前
    記筒の前記被係止部に係合している回転拘束位置と、該
    回転拘束部材の該係止部が該筒の該被係止部に係合して
    いない回転可能位置との間で移動可能に、前記支持部材
    に取り付けられていることを特徴とする双眼鏡。
  2. 【請求項2】請求項1記載の双眼鏡において、 前記接眼レンズの光軸と平行な方向に、前記回転拘束部
    材を移動可能に支持するガイド部材が、前記支持部材に
    設けられ、前記回転拘束位置と前記回転可能位置との間
    での該回転拘束部材の移動方向が該接眼レンズの光軸と
    平行な方向であることを特徴とする双眼鏡。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の双眼鏡において、 一対の前記筒には、左右の対物レンズをそれぞれ含む左
    右の光学系もそれぞれ搭載され、 前記支持部材は、左右の前記対物レンズのそれぞれの光
    軸を前記仮想軸として、一対の前記筒を、それぞれの該
    対物レンズの光軸回りに回転可能に支持することを特徴
    とする双眼鏡。
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