JP2000121953A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

Info

Publication number
JP2000121953A
JP2000121953A JP10298686A JP29868698A JP2000121953A JP 2000121953 A JP2000121953 A JP 2000121953A JP 10298686 A JP10298686 A JP 10298686A JP 29868698 A JP29868698 A JP 29868698A JP 2000121953 A JP2000121953 A JP 2000121953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eyepiece
barrier
binoculars
optical device
barriers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10298686A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Koide
津 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP10298686A priority Critical patent/JP2000121953A/ja
Priority to US09/420,499 priority patent/US6280040B1/en
Publication of JP2000121953A publication Critical patent/JP2000121953A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/16Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight
    • G02B23/18Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight for binocular arrangements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Telescopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フード部材および光学系を保護するバリア部材
の移動,開閉操作が容易でその構成も簡単である光学装
置を提供すること。 【解決手段】光学装置である本双眼鏡には接眼レンズ側
本体に接眼レンズの視度調整用の視度調節リング7と、
バリア11,12と、上記バリアを開閉するための駆動
ピンおよび目当て10を進退駆動するカム溝が設けられ
る目当てリング8と、目当て枠9に装着された目当て1
0等が組み込まれている。目当てリングを反時計回りに
回動操作することによりバリアが開放位置に回動され、
さらに、その後の回動操作により目当てがツイストアッ
プされる。また、目当てリングを逆方向に操作すると目
当てが繰り込まれ、バリアが閉鎖位置に回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学系を保護する
バリア部材と観察者の目に当接可能なフード部材とを備
えた光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、望遠鏡(双眼鏡,単眼鏡)等の
光学装置は、鏡筒の前後端に設けられた対物レンズおよ
び接眼レンズが外部に露出しているために、非使用時
(収納時)にそのまま放置すると、レンズ表面に塵埃や
油脂分等が付着し、また、付着した塵埃等をふき取る際
にレンズを傷つける虞がある。そのため、左右の鏡筒の
対物レンズ群および接眼レンズ群に対応して光学系保護
部材としてレンズキャップが用いられる。
【0003】ところが、上記レンズキャップは、鏡筒周
面との圧接嵌合だけで装着されているため、外力等によ
り簡単に外れたり、レンズキャップを紛失する危険性も
あった。その紛失を防止するため、レンズキャップの一
端を紐状の部材で鏡筒本体に接続した光学装置も提案さ
れている。
【0004】一方、上記双眼鏡,単眼鏡,望遠鏡等の光
学装置を日中で使用した場合、太陽光などの不必要光が
接眼側からは入り込み、覗いても見づらいといった問題
があった。そのために、通常、上記光学装置にはフード
部材である目当て(見口)が付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光学装置において、レンズキャップを紐状の部材で
鏡筒本体に接続したものは、レンズキャップを外した状
態でキャップがふらつくために扱いにくい不具合があっ
た。また、外観的にも好ましくなかった。一方、上記従
来の光学装置を目当てを立てた状態で眼鏡を掛けた人が
使用すると、観察者の目と接眼レンズ間の距離が長くな
り、見づらいので上記目当てを移動させるといった操作
が必要となる。上述したように上記レンズキャップの取
り外しや目当ての操作が重複し、操作が煩雑で観察がや
りにくいといった不具合があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、フード部材および光学系を保護するバリア部材
の移動,開閉操作が容易でその構成も簡単である光学装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の請求
項1記載の光学装置は、光学系と、フード部材と、上記
フード部材の一端部と上記光学系の端部との間に位置
し、該光学系を保護する位置と該光学系から退避する位
置とに移動可能なバリア部材とを具備しており、上記バ
リア部材により上記光学系を保護し、また、バリア部材
を光学系から退避させることができる。
【0008】本発明の請求項2記載の光学装置は、請求
項1記載の光学装置において、上記光学系は接眼光学系
であり、上記フード部材は一端部が観察者の目に当接可
能な目当て部材である。
【0009】本発明の請求項3記載の光学装置は、請求
項1記載の光学装置において、保持手段により上記バリ
ア部材が開閉自在に保持されるとともに上記フード部材
が光軸方向に移動自在に保持される。
【0010】本発明の請求項4記載の光学装置は、請求
項3記載の光学装置において、上記保持手段は、上記目
当て部材と上記バリア部材とを所定の関係を有して、互
いに独立して駆動する駆動手段である。
【0011】本発明の請求項5記載の光学装置は、請求
項1記載の光学装置において、上記フード部材が光軸方
向に移動自在に配置され、上記バリア部材が上記フード
部材の光軸方向への移動に連動して開閉駆動される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施形
態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
の光学装置である双眼鏡の外観を示す斜視図であり、図
2は、上記双眼鏡の右レンズ鏡筒の接眼側に組み込まれ
る視度調節部,バリア・目当て部の分解斜視図である。
【0013】本実施形態の双眼鏡は、主に双眼鏡本体1
と、観察光学系を内蔵する左,右レンズ鏡筒2,3と、
ピントリング4とを具備している。そして、左レンズ鏡
筒2の接眼レンズ側には、バリア・目当て部(バリア部
と目当て部)を構成する目当てリング15,目当て1
6,バリア17,18等が組み込まれ、右レンズ鏡筒3
の接眼レンズ側には、視度調節部を構成する視度調節リ
ング7やバリア・目当て部(バリア部と目当て部)を構
成する目当て10,バリア11,12等が組み込まれて
いる。
【0014】以下、本双眼鏡に組み込まれる視度調節
部,バリア・目当て部の構造について説明するが、左レ
ンズ鏡筒2側のバリア・目当て部の構造は、右レンズ鏡
筒側の目当て部と同様の構成を有しているので、以下、
右レンズ鏡筒側についてのみ説明する。
【0015】図2に示すように上記視度調節部は、視度
調節リング7で構成される。また、上記バリア・目当て
部は、バリア部材を保持する保持手段である目当てリン
グ8,目当て枠9と、上記目当て枠9に圧入して装着さ
れるゴム製のフード部材(目当て部材)としての目当て
(見口)10と、バリア部材としてのバリア11,12
で構成される。
【0016】上記視度調節リング7には、接眼レンズ5
を保持する接眼レンズ枠6が内部に進退自在に保持され
ている。そして、バリア側端面部にL字状突起7bと、
バリア支持ピン7c,7dと、逃げ用長穴7e,7f
と、接眼レンズ5の端部位置に開口部7gが配設されて
いる。
【0017】上記バリア11,12は、上記開口部7g
を開閉する遮蔽部を有しており、支持穴11a,12a
と、回動駆動用の切り欠き11b,12bを有してい
る。このバリア11,12は、後述する目当てリング8
の回動動作によって支持穴11a,12aを中心に回動
し、開口部7gを開閉する。
【0018】上記目当てリング8は、視度調節リング7
の外周部7aに摺動且つ回動自在に嵌合しており、主に
その外周面8a上に設けられるカム溝8fと、バリアの
厚み方向ガイドとなる壁部8iと、壁部8iの一部が切
り欠かれ、視度調節リング7の突起7bが回動移動可能
に挿入される切り欠き8cと、上記壁部8iの内部に設
けられるピンであって、バリアの切り欠き11b,12
bと係合する駆動ピン8d,8eとが設けられている。
なお、上記カム溝8fは、光軸Oの周方向に沿う周方向
カム溝部8hと光軸Oに対して傾斜する傾斜カム溝部8
gとからなる。この目当てリング8は、視度調節リング
7に対して相対的に回動可能であるが、図示しない軸方
向規制部によって光軸方向が移動が規制されているもの
とする。
【0019】上記目当て枠9は、目当てリング8の外周
部8aに摺動且つ回動可能に嵌合する部材であって、そ
の内周部に目当てリングのカム溝8fに摺動自在に嵌合
する半球状の突起9bと、視度調節リングの突起7bが
光軸Oに沿って摺動自在に嵌入し、回動方向にはガタな
い状態のガイド溝9cとが設けられている。したがっ
て、上記目当て枠9は、視度調節リング7と共に回動
し、光軸方向には目当てリング8の傾斜カム溝部8gに
よって進退駆動されることになる。
【0020】次に、以上のように構成された本双眼鏡の
視度調節部,バリア・目当て部の調節,開閉,アップダ
ウン動作について説明する。なお、説明に当たって、部
材の回動方向は、接眼側(観察者側)からみた回動方向
で示すものとする。この回動方向の指示は、以下に説明
する他の実施形態についても同様とする。
【0021】図3〜5は、本双眼鏡の非使用状態(収納
状態)であり、バリア閉、かつ、目当てツイストダウン
状態における視度調節部,バリア・目当て部周りを示す
図であって、図3が縦断面図、図4が横断面図、図5が
バリア部周りを光軸方向から見た図である。
【0022】また、図6,7は、本双眼鏡の使用状態で
あり、バリア開、かつ、目当てツイストダウン状態にお
ける視度調節部,バリア・目当て部周りを示す横断面図
とバリア部周りを光軸方向から見た図である。図8,9
は、本双眼鏡の使用状態であり、バリア開、かつ、目当
てツイストアップ状態における視度調節部,バリア・目
当て部周りを示す縦断面図と、横断面図である。図10
は、本双眼鏡における目当てリングの回転角θに対する
バリアの動きと目当ての動き(光軸方向移動量)を示し
た動作状態の線図である。
【0023】上記視度調節リング7を回動操作すると、
右接眼レンズ枠6が図示しない進退機構を介して、進退
駆動され視度の調節がなされる。なお、後述する非使用
状態、使用状態に関わらず、上記視度調節リング7を回
動操作した場合、バリア・目当て部は、視度調節リング
7と一体的に回動される。
【0024】本双眼鏡が非使用状態にあるとき、目当て
リング8は、視度調節リング7に対して最も時計回りに
回動した位置にある(図10でθ0 の回動位置)。突起
9bが目当てリング8の周方向カム溝部8gの端部に位
置しており、図3に示すように視度調節リング7側に繰
り込まれたツイストダウン位置にある。また、目当てリ
ング8が最も時計回りに回動した位置にあることから、
図5に示すようにバリア11,12が駆動ピン8d,8
eによって共に時計回りに駆動されており、視度調節リ
ング7の開口部7gは遮蔽され、接眼レンズ5が保護さ
れた状態に保たれている。
【0025】本双眼鏡を使用状態に切り換えるには、目
当てリング8を所定角度、すなわち、周方向カム溝部8
gの範囲(図10上で回動位置である回動角θ0 から回
動角θ1 まで)だけ、反時計回りに回動させる。この回
動によりバリア11,12は、駆動ピン8d,8eによ
って反時計回りに回動駆動され、図7に示すように開口
部7gが開放され、観察可能な状態になる。また、この
状態では目当て枠9は、突起9bが周方向カム溝部8g
範囲内に位置しているので、目当て10は、図6に示す
ようにツイストダウン位置にある。
【0026】上記使用状態で目当て10をツイストアッ
プさせるには、目当てリング8をさらに反時計回りに傾
斜カム溝部8hの範囲(図10上の回動角θ1 からθ2
の範囲)、反時計回りに回動させる。この回動により目
当て枠9は、傾斜カム溝部8hに沿って観察者側方向に
移動し、目当て10は、図8,9に示すように上記ツイ
ストアップ位置に移動する。そのとき、図7に示すよう
に目当てリング8のバリア駆動用の駆動ピン8d,8e
は、位置P8dB ,P8eB から位置P8dC ,P8eC に移動
するが、バリア11,12の外周部を摺動するだけであ
り、バリア11,12は回動せず、そのまま開位置に保
持される。
【0027】目当て10を上記ツイストダウン位置とア
ップ位置の間の任意位置に保持するには目当てリング8
を図10上の回動角θ1 からθ2 の範囲内の任意の角度
回動すればよい。また、ツイストアップした目当て10
をダウンさせるには、上述の動作とは逆の動作、すなわ
ち、目当てリング8を時計回りに図10上の回動角θ1
まで戻せばよい。その後、バリア11,12を閉状態に
するには、さらに、目当てリング8を図10上の回動角
θ0 まで戻せばよい。
【0028】以上、説明した本第1の実施形態の双眼鏡
によると、バリアの開閉と目当てのアップ,ダウンを単
一の操作部材である目当てリング8の回動操作のみで行
うことができ、使い勝手がよい。また、バリア部と目当
て部の構成が簡単であり、コンパクト化が可能となる。
【0029】次に、本発明の第2の実施形態の光学装置
としての双眼鏡について説明する。図11は、本双眼鏡
の右レンズ鏡筒の接眼側に組み込まれる視度調節部,バ
リア・目当て部の分解斜視図である。
【0030】本実施形態の双眼鏡は、主に双眼鏡本体と
観察光学系を内蔵する左,右レンズ鏡筒(図示せず)を
有しており、左レンズ鏡筒の接眼レンズ側には、バリア
・目当て部(バリア部と目当て部)が組み込まれ、右レ
ンズ鏡筒の接眼レンズ22側には、視度調節部,バリア
・目当て部がそれぞれ組み込まれている。
【0031】以下、本双眼鏡に組み込まれる視度調節
部,バリア・目当て部の構造について説明するが、左レ
ンズ鏡筒2側のバリア・目当て部の構造は、右レンズ鏡
筒側のバリア・目当て部と同様の構成を有しているの
で、以下、右レンズ鏡筒側についてのみ説明する。
【0032】図11に示すように上記視度調節部は、光
軸Oを有する接眼レンズ22が保持される接眼レンズ枠
23を進退自在に支持する双眼鏡の接眼側本体21と、
上記本体21に回動自在に支持される視度調節リング2
4で構成される。
【0033】上記接眼側本体21は、支持枠25の螺着
用の雄ネジ部21aと、接眼レンズ枠進退駆動用のガイ
ド穴21bとを有している。その内部に接眼レンズ枠2
3が摺動自在に嵌入されており、接眼レンズ枠23の駆
動ピン23aが上記ガイド穴21bに摺動自在に嵌入し
ている。視度調節リング24が上記本体21の外周部に
回動自在に嵌入しており、その視度調節リング24の回
動に伴いカム溝24aを介して接眼レンズ枠23が進退
駆動され、視度調節が行われる。
【0034】上記バリア・目当て部は、主に上記接眼側
本体21に対して視度調節リング24を挟持した状態で
螺着固定される支持枠25と、支持枠25の接眼レンズ
の端部に設けられる開口部25kを開閉可能なバリア部
材としてのバリア26,27と、バリア駆動用の回動可
能な矢車28と、バリア部材の保持手段であって、支持
枠25の外周に回動・進退可能に嵌入する目当て枠29
と、目当て枠29に圧入して装着されるゴム製のフード
部材(目当て部材)としての目当て(見口)30と、矢
車28を時計回りに駆動して、バリア26,27を開放
方向に付勢するバリア開放バネ31で構成される。
【0035】上記支持枠25には、本体21との螺着用
の雌ネジ部25mと、目当て枠進退駆動用の半球状の突
起25b,25cと、バリア回動支持ピン25h,25
iと、矢車の軸方向移動規制用の壁部25h,25fを
有する矢車回動規制用の凹部25d,25eと、上記凹
部25e内に設けられるバリア開放バネ31支持用の支
持ピン25gと、接眼レンズ開口部25kとが設けられ
ている。
【0036】上記バリア26,27は、上記開口部25
kを開閉する遮蔽部と、支持穴26a,27aと、回動
駆動用の駆動穴26b,27bを有している。このバリ
ア26,27は、後述する目当て30の回動動作によっ
て支持穴26a,27aを中心に回動し、開口部25k
を開閉する。
【0037】上記矢車28には、リング状の部材であっ
て、対向する凸部28a,28bに固着される軸方向位
置規制ピン28c,28dと、光軸O方向のバリア回動
用の駆動ピン28e,28fと、外周に設けられる切り
欠き28hと、バリア開放バネ31を支持する支持ピン
28gを有している。
【0038】上記矢車28の支持枠25に対する光軸方
向の位置は、支持枠25の凹部25d,25eに挿入さ
れる上記規制ピン28c,28dと壁部25h,25f
によって規制される。また、矢車28の回動範囲は、凸
部28a,28bと凹部25d,25eの内面とによっ
て規制される。また、矢車28の駆動ピン28e,28
fは、バリア26,27の駆動穴26b,27bに嵌入
しており、バリア26,27を回動駆動する。
【0039】上記目当て枠29は、支持枠25の外周に
摺動且つ回動自在に嵌合する部材であり、矢車28の切
り欠き28hに係合可能な突起29aと、内周面に設け
られる対称形状のカム溝29b,29cを有している。
【0040】上記カム溝29b,29cは、それぞれ光
軸Oの周方向に沿う周方向カム溝部29m,29dと光
軸に対して前方(対物レンズ側)に向けて傾斜する傾斜
カム溝部29n,29eとからなる。
【0041】そして、カム溝29cには、周方向カム溝
部29dの終端部29fと、周方向カム溝部29dと傾
斜カム溝部29eとの切り換え部29gと、傾斜カム溝
部29eの終端部29hがあり、さらに、上記終端部2
9f,切り換え部29g,終端部29hに対する各周方
向カム溝部、または、傾斜カム溝部とのそれぞれの境界
部には、嵌入する支持枠25の突起25cをクリック保
持する弾性変形可能な複数の対向する微小突起29iが
設けられている。
【0042】次に、上述のように構成された本第2の実
施形態の双眼鏡の視度調節部,バリア・目当て部の調
整,開閉,アップダウン動作について説明する。図12
〜14は、本双眼鏡の非使用状態(収納状態)であり、
バリア閉、かつ、目当てツイストダウン状態における視
度調節部,バリア・目当て部周りを示し、図12が縦断
面図、図13が横断面図、図14がバリア部周りを光軸
方向から見た図である。
【0043】図15,16は、本双眼鏡の使用状態であ
り、バリア開、かつ、目当てツイストダウン状態におけ
る視度調節部,バリア・目当て部周りを示す横断面図
と、バリア部周りを光軸方向から見た図である。図17
は、本双眼鏡の使用状態であり、バリア開、かつ、目当
てツイストアップ状態における視度調節部,バリア・目
当て部周りを示す横断面図である。図18は、本双眼鏡
における目当て枠の回転角θに対するバリアの動きと目
当ての動き(光軸方向移動量)を示した動作状態の線図
である。
【0044】上記視度調節リング24を回動操作するこ
とにより右接眼レンズ枠23が駆動ピン23aを介し
て、進退駆動され視度の調節がなされる。
【0045】本双眼鏡が非使用状態にあるとき、目当て
30と目当て枠29が支持枠25に対して最も反時計回
りの位置に回動しており(図18でθ0 の回動位置)、
突起25b,25cが周方向カム溝29m,29dの終
端部にある。また、目当て枠29の突起29aが矢車2
8の凹部28hに嵌入しているので、矢車28も一体的
に回動し、最も反時計回りの回動位置にある。
【0046】したがって、目当て30は、図12に示す
ように目当て枠29と共に視度調節リング24側に繰り
込まれたツイストダウン位置にある。さらに、矢車28
が最も反時計回りに回動した位置にあることから、図1
4に示すようにバリア26,27は、駆動ピン28e,
28fによって反時計回りに回動駆動されており、開口
部25kが遮蔽されている。なお、この状態では開放バ
ネ31がチャージされた状態にあり、矢車28は、時計
回りの付勢力を受けている。
【0047】本双眼鏡を使用状態に切り換えるには、目
当て30と目当て枠29を所定角度、すなわち、周方向
カム溝部29d,29mの範囲(図18上で回動位置で
ある回動角θ0 から回動角θ1 まで)、すなわち、突起
25b,25cがカム溝の切り換え部に嵌入するまで時
計回りに回動させる。このとき、突起29aと矢車28
の凹部28hとは嵌合状態のままであり、矢車28も目
当て枠29と一体的に回動する。
【0048】上述の矢車28の回動によりバリア26,
27は、駆動ピン28e,28iにより時計回りにそれ
ぞれ回動駆動され、図16に示すように開口部25kが
開放され、観察可能な状態になる。この状態で矢車28
は、開放バネ31による時計回りの付勢力を受けてい
る。また、凸部28aが支持枠25の凹部25dと当接
した状態にある。一方、目当て30は、図15に示すよ
うにツイストダウン位置に保持される。
【0049】目当て30をツイストアップさせるには、
目当て30と目当て枠29を光軸方向に観察者側方向に
移動させながら、時計回りに傾斜カム溝部29e,29
nの範囲(図18上の回動角θ1 からθ2 の範囲)だけ
回動させて、突起25b,25cを傾斜カム溝部29
n,29eの終端部にそれぞれ嵌入させる。
【0050】上記の操作により目当て枠29は、傾斜カ
ム溝部29e,29nによって回動しながら光軸O方向
(観察者側方向)に移動するので、図17に示すように
目当て30がツイストアップ位置に移動する。上記目当
て枠29の光軸O方向の移動により、突起29aが矢車
28の凹部28hから抜ける。しかし、上述したように
矢車28は、バリア開放バネ31による時計回りの付勢
を受けており、凸部28aが凹部25dの端面に当接し
ていることから、矢車28の回動位置は、そのままの状
態に保持され、バリア26,27は、図16に示す開放
位置に保持される。
【0051】なお、目当て30を上記ツイストアップ位
置とツイストダウン位置の中間位置に保持するには、目
当て30を図18上の回動角θ1 からθ2 の範囲の間に
止めればよい。また、ツイストアップした目当て30を
ダウンさせるには、上述の動作とは逆の動作、すなわ
ち、目当て30を本体21側に戻しながら反時計回りに
図18上の回動角θ1 まで戻せばよい。さらに、バリア
26,27を閉状態にするには、さらに、目当て30を
図18の回動角θ0 まで戻せばよい。
【0052】以上、説明した本第2の実施形態の双眼鏡
によると、バリアの開閉と目当てのアップ,ダウンを単
一の操作部材である目当ての回動および進退操作で行う
ことができ、使い勝手がよい。また、バリア部と目当て
部の構成が簡単であり、コンパクト化が可能となる。
【0053】次に、本発明の第3の実施形態の光学装置
としての双眼鏡について説明する。図19は、本双眼鏡
の右レンズ鏡筒の接眼側に組み込まれるバリア・目当て
部(バリア部と目当て部)の分解斜視図である。
【0054】本実施形態の双眼鏡は、主に双眼鏡本体
と、観察光学系を内蔵する左,右レンズ鏡筒(図示せ
ず)とを有している。そして、左,右レンズ鏡筒の接眼
レンズ側には、バリア・目当て部が組み込まれている。
以下、本双眼鏡に組み込まれるバリア・目当て部の構造
について説明するが、左レンズ鏡筒側と右レンズ鏡筒側
のバリア・目当て部は、同一の構成を有しており、以
下、片方の右レンズ鏡筒側について説明する。
【0055】図19に示すように上記バリア・目当て部
は、主に上記接眼レンズ51内蔵の接眼レンズ鏡枠52
を保持する接眼側本体41と、本体41の接眼レンズ端
部に設けられる開口部41aを開閉可能なバリア部材と
してのバリア42,43と、バリアの軸方向規制を行う
バリア押さえ板44と、バリア部材の保持・駆動手段で
あって、接眼側本体41の外周に回動・進退可能に嵌入
する目当て枠45と、目当て枠45に圧入して装着され
るゴム製のフード部材(目当て部材)である目当て(見
口)46とで構成される。
【0056】上記接眼側本体41には、接眼レンズ開口
部41aと、半球状の突起41b,41cと、バリア回
動支持ピン41d,41eと、バリア駆動ピンの逃げ穴
41f,41gと、バリア押さえ板の取り付け用ネジ穴
41hが設けられている。
【0057】上記バリア42,43は、上記開口部41
aを開閉する遮蔽部と、支持穴42a,43aと、回動
駆動用の駆動穴42b,43bとを有している。このバ
リア42,43は、後述する目当て46の回動動作に連
動して支持穴42a,43aを中心に回動し、開口部4
1aを開閉する。
【0058】バリア押さえ板44は、2つのビス穴を介
してビス47により上記本体41に取り付けられ、上記
バリア42,43の光軸O方向の位置を規制し、回動可
能に保持する。
【0059】目当て枠45は、接眼側本体41の外周部
に摺動・回動自在に嵌合する部材であって、バリア駆動
ピン45a,45bと、その内周部にカム溝45c,4
5dが設けられている。
【0060】上記カム溝45c,45dは、それぞれ光
軸Oの周方向に沿う周方向カム溝部45m,45eと、
光軸O方向に沿う直進カム溝45n,45fとからな
る。そして、上記カム溝45dは、周方向カム溝45e
の終端部45gと、周方向カム溝部45eと直進カム溝
45fの切り換え部45hと、直進カム溝45eの終端
部45iとを有している。
【0061】さらに、上記終端部45g,45iと切り
換え部45hと各カム溝45f,45eとの各境界に
は、本体41の突起41cを上記各終端部や切り換え部
でクリック保持するための弾性変形可能な複数の対向す
る突起45iが設けられている。
【0062】次に、上述のように構成された本第3の実
施形態の双眼鏡のバリア・目当て部の開閉,アップダウ
ン動作について説明する。図20〜22は、本双眼鏡の
非使用状態(収納状態)であり、バリア閉、かつ、目当
てダウン状態におけるバリア・目当て部周りを示す図で
あって、図20が縦断面図、図21が横断面図、図22
がバリア部周りを光軸方向から見た図である。
【0063】図23,24は、本双眼鏡の使用状態であ
り、バリア開、かつ、目当てダウン状態におけるバリア
・目当て部周りを示す縦断面図とバリア部周りを光軸方
向から見た図である。
【0064】図25は、本双眼鏡の使用状態であり、バ
リア開、かつ、目当てツイストアップ状態におけるバリ
ア・目当て部周りを示す横断面図である。図26は、本
双眼鏡における目当て枠の回転角θおよび光軸方向移動
量に対するバリアの動きと目当ての動き(光軸方向移動
量)を示した動作状態の線図である。
【0065】本双眼鏡が非使用状態にあるとき、目当て
46と目当て枠45は、接眼側本体41に対して最も時
計回りに回動した位置に回動しており(図26でθ0 の
回動位置)、突起41b,41cが周方向カム溝の終端
部にある。
【0066】したがって、目当て46は、図20に示す
ように目当て枠45と共に接眼側本体41側に繰り込ま
れたダウン位置にある。また、バリア42,43は、図
22に示すように駆動ピン45a,45bを介して開口
41aを閉鎖する時計回りの閉位置に回動しており、接
眼レンズ51が保護された状態に保たれている。
【0067】本双眼鏡を使用状態に切り換えるには、目
当て46を所定角度、すなわち、目当て枠45を周方向
カム溝部45m,45eの範囲(図26上で回動角θ0
から回動角θ1 まで)、すなわち、突起41b,41c
がカム溝の切り換え部に嵌入するまで反時計回りに回動
させる。
【0068】上述目当て枠45の回動によりバリア4
2,43は、駆動ピン45a,45bの移動により反時
計回りにそれぞれ回動駆動され、図24に示すように開
口部41aが開放され、観察可能な状態になる。一方、
目当て46は、そのまま図23に示すダウン位置に保持
される。
【0069】目当て46を観察者側アップ位置に繰り出
すには、目当て46と目当て枠45を光軸方向に観察者
側方向に移動させる。すなわち、回動位置を図26の角
度θ1 のままの状態で、突起41b,41cが直進カム
溝部の終端部に嵌入するまで移動させる。この操作によ
ってによって目当て46は、図17に示すようにアップ
位置に移動する。このとき、目当て枠45が回動しない
ので、そのままの状態に保持され、バリア26,27
は、図24に示す開放状態に保持される。
【0070】なお、目当て46を上記ツイストアップ位
置とツイストダウン位置の中間位置に保持するには、目
当て46を図26上のストロ−ク範囲の間に止めればよ
い。また、ツイストアップした目当て46をダウンさせ
るには、上述の動作とは逆の動作、すなわち、目当て4
6を本体21側方向に移動させればよい。さらに、バリ
ア42,43を閉状態にするには、さらに、目当て枠4
5を時計回りに回動して図26の回動角θ0 まで戻せば
よい。
【0071】以上、説明した本第3の実施形態の双眼鏡
によると、バリアの開閉を行うには単一の操作部材であ
る目当て46を回動操作して行うことができ、目当ての
アップ,ダウンは、上記目当て46を進退操作して行う
ことができるので、使い勝手がよい。また、バリア部と
目当て部の構成が簡単であり、コンパクト化が可能とな
る。
【0072】なお、上述の各実施形態におけるバリア
部,目当て部の構造は、双眼鏡についてのみ適用された
ものであるが、その他、単眼鏡等の望遠鏡である光学装
置にも適用することが可能である。
【0073】上述した各実施形態に基づいて、 (1) 目当て部材を有する光学装置において、接眼レ
ンズを保護する位置と、接眼レンズから退避する位置と
に移動可能に設けられたバリアと、上記バリアを開閉
し、上記目当て部材を上記接眼レンズの光軸方向に移動
させる操作部材と、を具備することを特徴とする光学装
置を提案することができる。
【0074】(2) 観察光学系の接眼レンズを保護す
る位置と、接眼レンズから退避する位置とに移動可能に
設けられたバリアと、上記観察光学系の光軸方向に移動
可能に配置され、光軸方向に移動することによって上記
バリアを開閉させる目当て部材と、を具備したことを特
徴とする光学装置を提案することができる。
【0075】(3) 観察光学系のレンズを保護するた
めのバリアを有する光学装置において、上記レンズに対
して光軸方向に進退可能なフード部材と、上記バリアを
開閉し、上記フード部材を光軸方向に進退させる回動駆
動部材と、を有し、上記バリアの開動作に連続して上記
フード部材の直進移動を行うことを特徴とする光学装置
を提案することができる。
【0076】(4) 観察光学系を保護するバリアを有
する光学装置において、上記観察光学系を保護するため
のバリアと、光軸方向に進退する目当てと、上記目当て
を直進移動可能に支持し、上記バリアを開閉駆動する回
動する回転駆動部材と、を具備することを特徴とする光
学装置を提案することができる。
【0077】(5) 上記回転駆動部材は、初期回動で
上記バリアを開駆動し、それに連続して上記初期回動後
に上記目当てを直進移動させることを特徴とする(4)
記載の光学装置を提案することができる。
【0078】(6) バリアを有した光学装置におい
て、光軸方向に進退可能に設けられた目当て部材と、上
記観察光学系を保持するとともに上記バリアを開閉可能
に支持し、上記目当て部材を直進可能にする部位を有す
る鏡筒と、鏡筒に対して回動可能に配置され、上記目当
て部材を直進移動させるとともに上記バリアを開閉駆動
させる回転駆動部材と、を有し、上記回転駆動部材の初
期回動で上記バリアを開駆動し、上記初期回動後に上記
目当て部材を直進移動させることを特徴とする光学装置
を提案することができる。
【0079】(7) 観察光学系のレンズを保護するた
めにバリアを有する光学装置において、上記レンズに対
して光軸方向に進退可能なフード部材を有し、上記フー
ド部材は回動することによって上記バリアを開け、その
後、さらにその回動と共に上記フード部材を光軸方向に
伸長させることを特徴とした光学装置を提案することが
できる。
【0080】(8) 鏡筒内に配置された観察光学系
と、上記鏡筒に対して、回動のみの移動、及び、回動と
直進とを含んだ移動の両方が可能となるように支持され
た目当て部材と、上記鏡筒に対して、開閉可能に支持さ
れたバリアと、を有し、上記目当て部材を回動させて上
記バリを開け、続いてこのバリア開状態を保持したまま
上記目当て部材を光軸方向に直進しながら回動移動させ
ることを特徴とする光学装置を提案することができる。
【0081】(9) 上記バリア部材を開ける際は、上
記目当て部材が回動するのみであることを特徴とする
(8)記載の光学装置を提案することができる。
【0082】(10) 観察光学系のレンズを保護する
ためのバリアを有する光学装置において、上記レンズに
対して光軸方向に進退可能なフード部材を有し、上記フ
ード部材は、それを回動することによって上記バリアを
開け、その後、上記フード部材を光軸方向に伸長させる
ことを可能としたことを特徴とした光学装置を提案する
ことができる。
【0083】(11) 観察光学系を保護するバリアを
有した光学装置において、目当て部材と、上記バリアを
開閉可能に支持し、上記目当て部材を直進及び回転が可
能なように支持する鏡筒と、を有し、上記目当て部材を
回動させて上記バリアを開け、続いて、このバリア開状
態を保持したまま上記目当てを直進移動可能としたこと
を特徴とする光学装置を提案することができる。
【0084】(12) 観察光学系を保護するバリアを
有した光学装置において、目当て部材と、上記バリアを
開閉可能に支持し、上記目当て部材が直進及び回転可能
に支持する上記観察光学系の鏡筒と、を有し、上記目当
て部材の回動のみによって上記バリアを開け、続いて、
このバリア開状態を保持したまま上記目当て部材を直進
のみさせて所定位置に移動可能としたことを特徴とする
光学装置を提案することができる。
【0085】(13) 接眼光学系と、一端部が観察者
の目に当接可能な目当て部材と、上記目当て部材の一端
部と上記光学系の端部との間に位置し、上記接眼光学系
を保護する位置と上記接眼光学系から退避する位置とに
移動可能なバリア部材と、上記バリア部材を開閉自在に
保持するとともに上記目当て部材を光軸方向に移動自在
に保持する保持手段と、を具備することを特徴とする光
学装置を提案することができる。
【0086】(14) 接眼光学系と、一端部が観察者
の目に当接可能な目当て部材と、上記目当て部材の一端
部と上記光学系の端部との間に位置し、上記接眼光学系
を保護する位置と上記接眼光学系から退避する位置とに
移動可能なバリア部材と、上記バリア部材を開閉自在に
保持するとともに上記目当て部材を光軸方向に移動自在
に保持し、上記目当て部材と上記バリア部材とを所定の
関係のもとで駆動する駆動手段と、を具備することを特
徴とする光学装置を提案することができる。
【0087】
【発明の効果】上述したように、本発明の光学装置によ
れば、バリア部材の開閉と、フード部材(目当て部材)
の進退駆動とを連動させて操作することが可能であり、
使い勝手が非常によくなる。また、上記フード部材によ
り上記バリア部材を保持する構造を採用しており、その
構成が簡単になり、コストの低減にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の光学装置である双眼
鏡の外観を示す斜視図。
【図2】第1の実施形態の双眼鏡の右レンズ鏡筒の接眼
側に組み込まれる視度調節部,バリア・目当て部の分解
斜視図。
【図3】第1の実施形態の双眼鏡の非使用状態(収納状
態)であり、バリア閉、かつ、目当てツイストダウン状
態における視度調節部,バリア・目当て部周りの縦断面
図。
【図4】第1の実施形態の双眼鏡の非使用状態であり、
バリア閉、かつ、目当てツイストダウン状態における視
度調節部,バリア・目当て部周りの横断面図。
【図5】第1の実施形態の双眼鏡の非使用状態であり、
バリア閉状態におけるバリア部周りを光軸方向から見た
図。
【図6】第1の実施形態の双眼鏡の使用状態であり、バ
リア開、かつ、目当てツイストダウン状態における視度
調節部,バリア・目当て部周りを示す横断面図。
【図7】第1の実施形態の双眼鏡の使用状態でバリア開
状態におけるバリア部周りを光軸方向から見た図。
【図8】第1の実施形態の双眼鏡の使用状態であり、バ
リア開、かつ、目当てツイストアップ状態における視度
調節部,バリア・目当て部周りを示す縦断面図。
【図9】第1の実施形態の双眼鏡の使用状態であり、バ
リア開、かつ、目当てツイストアップ状態における視度
調節部,バリア・目当て部周りを示す横断面図。
【図10】第1の実施形態の双眼鏡における目当てリン
グの回転角θに対するバリアの動きと目当ての動き(光
軸方向移動量)を示した動作状態の線図。
【図11】本発明の第2の実施形態の光学装置である双
眼鏡の右レンズ鏡筒の接眼側に組み込まれる視度調節
部,バリア・目当て部の分解斜視図。
【図12】第2の実施形態の双眼鏡の非使用状態であ
り、バリア閉、かつ、目当てツイストダウン状態におけ
る視度調節部,バリア・目当て部周りの縦断面図。
【図13】第2の実施形態の双眼鏡の非使用状態であ
り、バリア閉、かつ、目当てツイストダウン状態におけ
る視度調節部,バリア・目当て部周りの横断面図。
【図14】第2の実施形態の双眼鏡の非使用状態でバリ
ア閉状態におけるバリア部周りを光軸方向から見た図。
【図15】第2の実施形態の双眼鏡の使用状態であり、
バリア開、かつ、目当てツイストダウン状態における視
度調節部,バリア・目当て部周りを示す横断面図。
【図16】第2の実施形態の双眼鏡の使用状態でバリア
開状態におけるバリア部周りを光軸方向から見た図。
【図17】第2の実施形態の双眼鏡の使用状態であり、
バリア開、かつ、目当てツイストアップ状態における視
度調節部,バリア・目当て部周りを示す縦断面図。
【図18】第2の実施形態の双眼鏡における目当て枠の
回転角θに対するバリアの動きと目当ての動き(光軸方
向移動量)を示した動作状態の線図。
【図19】本発明の第3の実施形態の光学装置である双
眼鏡の右レンズ鏡筒の接眼側に組み込まれるバリア・目
当て部の分解斜視図。
【図20】第3の実施形態の双眼鏡の非使用状態であ
り、バリア閉、かつ、目当てツイストダウン状態におけ
るバリア・目当て部周りの縦断面図。
【図21】第3の実施形態の双眼鏡の非使用状態であ
り、バリア閉、かつ、目当てツイストダウン状態におけ
るバリア・目当て部周りの横断面図。
【図22】第3の実施形態の双眼鏡の非使用状態でバリ
ア閉状態におけるバリア部周りを光軸方向から見た図。
【図23】第3の実施形態の双眼鏡の使用状態であり、
バリア開、かつ、目当てツイストダウン状態におけるバ
リア・目当て部周りを示す縦断面図。
【図24】第3の実施形態の双眼鏡の使用状態であり、
バリア開状態におけるバリア部周りを光軸方向から見た
図。
【図25】第3の実施形態の双眼鏡の使用状態であり、
バリア開、かつ、目当てツイストアップ状態におけるバ
リア・目当て部周りを示す縦断面図。
【図26】第3の実施形態の双眼鏡における目当て枠の
回転角θ,ストロ−クに対するバリアの動きと目当ての
動き(光軸方向移動量)を示した動作状態の線図。
【符号の説明】
5,22,51……接眼レンズ(接眼光学系) 10,16,30,46……目当て(フード部材,目当
て部材) 8 ……目当てリング(保持手段,駆動手段) 9,29,45……目当て枠(保持手段,駆動手段) 11,12,18,17,26,27,42,43……
バリア(バリア部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系と、 フード部材と、 上記フード部材の一端部と上記光学系の端部との間に位
    置し、上記光学系を保護する位置と上記光学系から退避
    する位置とに移動可能なバリア部材と、 を具備することを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 上記光学系は、接眼光学系であり、上記
    フード部材は、一端部が観察者の目に当接可能な目当て
    部材であることを特徴とする請求項1記載の光学装置。
  3. 【請求項3】 上記バリア部材を開閉自在に保持すると
    ともに上記フード部材を光軸方向に移動自在に保持する
    保持手段をさらに有していることを特徴とする請求項1
    記載の光学装置。
  4. 【請求項4】 上記保持手段は、上記目当て部材と上記
    バリア部材とを所定の関係を有して互いに独立して駆動
    する駆動手段であることを特徴とする請求項3記載の光
    学装置。
  5. 【請求項5】 上記フード部材は、光軸方向に移動自在
    に配置され、上記バリア部材は、上記フード部材の光軸
    方向への移動に連動して開閉駆動させられることを特徴
    とする請求項1記載の光学装置。
JP10298686A 1998-10-20 1998-10-20 光学装置 Withdrawn JP2000121953A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10298686A JP2000121953A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 光学装置
US09/420,499 US6280040B1 (en) 1998-10-20 1999-10-19 Optical apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10298686A JP2000121953A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 光学装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000121953A true JP2000121953A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17862979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10298686A Withdrawn JP2000121953A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 光学装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6280040B1 (ja)
JP (1) JP2000121953A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001194593A (ja) * 2000-01-12 2001-07-19 Nikon Corp 回転繰り出し式目当てを備えた双眼鏡および光学機器
US6580555B2 (en) * 2001-08-01 2003-06-17 Nicolas Crista Adjustable eyepiece for a viewing device
DE10139173C1 (de) * 2001-08-16 2002-10-10 Leica Camera Ag Anordnung zum drehbaren Verstellen einer Kappe auf einem Okulargehäuse
DE10358404B3 (de) * 2003-12-11 2004-11-11 Leica Camera Ag Anordnung für eine drehbare Okularkappe
CN100401130C (zh) * 2005-03-07 2008-07-09 亚洲光学股份有限公司 目镜组
US8024885B1 (en) * 2005-04-06 2011-09-27 Gg & G, Inc. Lens cover for an optical sight
JP5322611B2 (ja) * 2008-12-11 2013-10-23 キヤノン株式会社 光学観察装置
US9297200B2 (en) * 2011-11-14 2016-03-29 Icu, Llc Door viewer security cover
US8475063B1 (en) * 2012-01-02 2013-07-02 Chung Jen Chang Lens cap
GB2540177B (en) * 2015-07-08 2017-07-12 Thales Holdings Uk Plc An eyeguard with an aperture obscuring leaf for use with an optical device

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5678137A (en) * 1978-11-29 1997-10-14 Nikon Corporation Camera with annular light shielding member around axially moving lens housing
JP2712160B2 (ja) * 1987-01-20 1998-02-10 ミノルタ株式会社 カメラ
JPS63234231A (ja) * 1987-03-23 1988-09-29 Seikosha Co Ltd カメラ用モ−タ駆動シヤツタ
US5294954A (en) * 1990-11-27 1994-03-15 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Rotatably controllable lens hood and cover unit
US5408359A (en) * 1993-09-20 1995-04-18 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Visual security eyecup
US5623367A (en) * 1995-05-19 1997-04-22 Cmi Rubber Company, Inc. Eyeguard with automatic diaphragm

Also Published As

Publication number Publication date
US6280040B1 (en) 2001-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2999674B2 (ja) 自動開閉レンズカバーを備えた望遠鏡
JP2000121953A (ja) 光学装置
US5883738A (en) Binocular
US6439727B1 (en) Barrier member for a telescope
CA1061442A (en) Night glass
EP1351085B1 (en) Optical device having periscopic and telescopic function and comprising adjusting device for selecting a projecting direction of a view
JP2007212497A (ja) 眼幅調整機能付き光学機器
JP2000249930A (ja) 視度調整機能付き双眼鏡
US20080198470A1 (en) Quick adjustment eyecup for optical viewing instruments
JPH0659808U (ja) 双眼鏡の調整機構
JP2000214371A (ja) 視度調整機能付き双眼鏡
JPH11295613A (ja) 双眼鏡
KR200327177Y1 (ko) 쌍안경의 시도 조절장치
JP2000206420A (ja) 視度調整機能付き双眼鏡
JP2000111804A (ja) 双眼鏡
JPH11337838A (ja) 双眼鏡
JPH11326782A (ja) 双眼鏡
JPH11281874A (ja) 双眼鏡
JPH09258111A (ja) 双眼鏡
JP2600821Y2 (ja) 双眼鏡の視度補正機構
JPH11295614A (ja) 双眼鏡
JPH0521053Y2 (ja)
KR930005969B1 (ko) 시력보정기구가 구비된 고정촛점식 쌍안경
JPH11337837A (ja) 双眼鏡
JPH10253890A (ja) ダミー接眼鏡筒及びダミー接眼鏡筒付き単眼顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110