JPH07294739A - 偏光分離素子 - Google Patents

偏光分離素子

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JPH07294739A
JPH07294739A JP6092030A JP9203094A JPH07294739A JP H07294739 A JPH07294739 A JP H07294739A JP 6092030 A JP6092030 A JP 6092030A JP 9203094 A JP9203094 A JP 9203094A JP H07294739 A JPH07294739 A JP H07294739A
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JP
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light
incident
element body
incident light
film
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JP6092030A
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Akihiko Yoshizawa
昭彦 吉沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で、面倒な調整を要しない偏光分離素子
を提供する。 【構成】 複屈折結晶よりなり、入射光1が入射して透
過する入射する面3と、この入射する面3を透過した入
射光を反射させる反射面6とを有し、光学軸7の方向が
反射面6に対して平行な面15内にある素子本体2と、こ
の素子本体2の反射面6に設けた金属膜または誘電体膜
よりなる反射膜8とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、情報を記録
再生する光記録装置に用いられる偏光分離素子に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、結晶を用いて、入射光を偏光方向
が直交する二成分の光に分離する偏光分離素子として、
例えば、ニコルプリズム、グラントムソンプリズムが知
られている。これらの偏光分離素子は、いずれも透過の
み、あるいは透過と反射とを組み合わせて、二成分を分
離するようにしている。また、二成分とも反射させる偏
光分離素子として、コットン(cotton) プリズムが知ら
れている。
【0003】図11は、コットンプリズムの構成を示す
ものである。このプリズム100は、三角形状のプリズ
ムからなり、入射光軸と結晶の光学軸とを一致させ、入
射光をプリズム100の反射面101に入射角45°で
入射させて反射させている。この場合、反射面101で
の反射光の光軸は、光学軸に対して垂直になる。これに
より、入射時に常光成分のみだった入射光が、反射によ
り常光成分と異常光成分とに分かれ、屈折率の違いによ
り光路も分かれて偏光の分離が可能となる。
【0004】しかし、この場合、偏光分離させる入射光
は、反射面101での入射面方向の成分(P偏光成分)
およびそれと直交する成分(S偏光成分)を持つことが
前提となり、この二成分が反射したときに、それぞれ異
常光成分と常光成分とに分かれることになるため、入射
する光がP偏光成分またはS偏光成分のみである場合に
は、偏光分離ができないことになる。
【0005】この点を解決し得るものとして、例えば、
特開平5−203810号公報には、図12(a)およ
び(b)に示すように、旋光子111と結晶体112と
を結合した複合プリズム110が開示されている。この
複合プリズム110では、その結晶体112の光学軸
を、入射光の光軸にほぼ垂直で、かつ出射光の光軸にほ
ぼ平行となる向きにし、旋光子111により、入射光
(P偏光)をその偏光面と結晶体112の光学軸とのな
す角度が、例えば45°となるように旋光させて結晶体
112に入射させることにより、該結晶体112の反射
面113に対してP偏光成分およびS偏光成分の両方を
含むようにし、この旋光されて結晶体112に入射する
光束を、反射面113で反射させることにより、偏光面
が互いに直交する常光成分および異常光成分の二本の光
束に分離するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
複合プリズム110においては、旋光子111と結晶体
112とを用いるため、高価になるという問題がある。
また、旋光子111と結晶体112との光学軸を揃える
必要があるため、調整が面倒になるという問題がある。
【0007】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、安価にでき、しかも面倒な調整
を要しない偏光分離素子を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の偏光分離素子は、複屈折結晶よりなり、
入射光が入射して透過する入射する面と、この入射する
面を透過した入射光を反射させる反射面とを有し、光学
軸の方向が前記反射面に対して平行な面内にある素子本
体と、この素子本体の前記反射面に設けた金属膜または
誘電体膜よりなる反射膜とを有することを特徴とするも
のである。
【0009】前記素子本体は、三角形状プリズムまたは
平行平板形状、特に平行平板形状とするのが、比較的加
工し易く、安価にできる点で好ましい。また、前記素子
本体の少なくとも前記入射する面に、前記素子本体より
も屈折率の低い材質からなるプリズムを貼り合わせるこ
とが、偏光分離素子に対する入射光と出射光とのなす角
度が大きい場合でも、任意の偏光について光路を曲げる
作用と、直交する二成分に分離する作用とを同時に達成
する点で好ましい。
【0010】
【作用】この発明において、複屈折結晶よりなる素子本
体は、その光学軸の方向が反射面に対して平行な面内に
あるので、素子本体の入射する面を透過した入射光は、
常光および異常光に分離され、それぞれ反射面で反射さ
れて光路が曲げられる。しかも、各光線に対する光学軸
の方向は、反射前と反射後とでは、それぞれの入射面、
すなわち入射光と入射法線とによって決定される面、を
鏡面とした鏡像の関係となり、反射面には金属膜または
誘電体膜よりなる反射膜が設けられいるので、各光線が
反射面で反射することによって生じるP偏光とS偏光と
の位相差はほぼ180°となる。したがって、任意の偏
光について、光路を曲げる作用と、直交する二成分に分
離する作用とを同時に達成することが可能となる。
【0011】以下、この発明の作用について、さらに詳
細に説明する。複屈折物質には、一軸結晶性のものと、
二軸結晶性のものとがあるが、ここでは、一軸結晶性の
複屈折物質を用いる場合について、その内部での光のふ
るまいを説明する。図1は、常光屈折率(no)よりも
異常光屈折率(ne)が小さい負の一軸結晶性物質の屈
折率楕円体20を示したものである。n1:23、n
2:24、n3:25は、この屈折率楕円体20の主軸
となる互いに直交する3つの主屈折率であり、その大き
さは、屈折率の大きさに相当する。
【0012】一軸結晶性物質では、3つの主屈折率のう
ち2つが等しい。図1では、n1およびn2が等しく、
n3がn1およびn2よりも小さいものとする。この場
合、n1,n2が常光屈折率に対応し、n3が異常光屈
折率の最小値に対応するが、異常光の屈折率neは、入
射する光線の方向によってn1とn3との間の値とな
る。屈折率楕円体20を主屈折率24および25を含む
面で切ったときの切断面28は、楕円形をしており、光
学軸22の向きは、主屈折率25の向きと一致する。
【0013】この結晶内に入射光21が入射すると、入
射光21に垂直な面で楕円体20を切ったときの切断面
27も楕円形状となり、この楕円の長軸方向および短軸
方向が、結晶内で2つに分かれる光線の互いに直交する
振動方向を示す。これら互いに直交する振動方向の光線
を、符号24および26で示す。ここで、符号24は常
光で、符号26は異常光である。この切断面27におけ
る常光24および異常光26の様子を、図2に示す。
【0014】図2において、入射面13に平行な振動成
分10を持つ入射光は、常光成分12と異常光成分11
に分かれ、それぞれの大きさが振動振幅、つまり光量に
対応する。また、異常光の結晶内を進む方向は一般に常
光とは異なり、光線速度楕円体と入射光線方向から求め
ることができる。
【0015】以上説明した原理により、複屈折結晶を用
いて偏光分離することができる。なお、図11に示した
コットンプリズムにおいては、光学軸の向きが入射面内
にあり、しかも光線の方向と光学軸が一致している。こ
の場合、屈折率楕円体の切断面は、円となって常光成分
だけとなり、2つの光線には分離されず、反射した時
に、相対的な光学軸の向きの変化により、切断面が楕円
になって、異常光成分が生じ、光線が2つに分離される
ことになる。
【0016】ここで、複屈折結晶の光学軸と入射光線の
方向とが一致しない場合には、結晶に入射した光線は、
振動方向および進行方向がともに違う2本の光線に分か
れ、さらに反射した場合には、常光、異常光のそれぞれ
が、さらに常光および異常光にわかれて、合計4本の光
線になる。
【0017】そこで、この発明では、複屈折結晶の光学
軸の方向を反射面に平行な面内とする。このように構成
すると、光線に対する光学軸の方向が、反射前と反射後
とでは、入射面を鏡面とした鏡像の関係になる。一方、
結晶内で分離した常光と異常光は、反射するときにその
まま反射するわけではなく、通常の反射、全反射に伴う
ように、P偏光とS偏光とに位相差が生じると考えられ
る。したがって、常光および異常光とも、反射した時点
で直線偏光ではなく、楕円偏光になるはずであるが、上
述したように結晶中では常光および異常光のみしか存在
できないので、楕円偏光という概念はない。
【0018】ここで、仮に、常光が反射しても、全成分
が常光である場合を考えると、それは、光学軸と同様
に、偏光の状態が反射の前後で入射面に対して鏡像の関
係にあれば良いことになる。したがって、反射によって
生じるP偏光とS偏光との位相差が180度であればよ
いことがわかる。これは異常光の場合も、異常光の入射
面を考えれば同様である。
【0019】この発明では、反射面に金属膜または誘電
体膜よりなる反射膜を設けているので、P偏光とS偏光
との位相差を180度にすることができる。なお、反射
膜を金、銀、アルミニウム等よりなる金属膜をもって構
成する場合、P偏光とS偏光との位相差を完全に180
度にすることができず、常光、異常光とも反射により、
それぞれ若干の異常光成分、常光成分が生じる場合があ
るが、その割合は非常に小さいので、実用上さしつかえ
ない。これに対して、反射膜を誘電体の多層膜をもって
構成する場合には、金属膜と違い、積層する膜厚をコン
トロールすることにより、位相差を正確に180度にす
ることができる利点がある。
【0020】以上のように構成することにより、安価で
簡単にでき、任意の偏光について光路を曲げる作用と、
直交する二成分に分ける作用とを同時に達成することが
できる偏光分離素子を得ることが可能となる。
【0021】
【実施例】図3(a)および(b)は、この発明の第1
実施例を示す正面図および斜視図である。この偏光分離
素子は、素子本体2として、レーザ光(入射光)1が入
射して透過する表面(入射する面)3、この表面3を透
過した入射光を反射させる反射面6およびこの反射面6
で反射される光線を空間に出射させる出射面9を有し、
光学軸7の方向を反射面6に対して平行な面15内で、
反射面6における入射面13(図4参照)に対して45
°の方向としたLiNbO3 結晶 (以下LNとよぶ)か
らなる三角形状のLN結晶プリズム2と、その反射面6
に真空蒸着法により形成した厚さ0.5μm のAu膜8
とを有する。
【0022】この実施例において、LN結晶プリズム2
の表面3から、図4にも示すように、入射光1として、
偏光方向が反射面6における入射面13内にある光線を
入射させると、この光線は、常光4と異常光5とに分か
れる。また、入射前の振動成分10も、入射と同時に、
常光成分12と異常光成分11とに分かれる。このう
ち、常光4は、入射面13内を進むが、異常光5は、入
射面13からそれて進み、それぞれ反射面6で反射され
る。ここで、反射面6には、厚さ0.5μm のAu膜8
が真空蒸着法により形成され、P偏光とS偏光との位相
差を180°としているので、常光4および異常光5
は、反射面6で反射しても、上述したように、それぞれ
常光および異常光のままプリズム2中を進み、出射面9
より空間に出射される。
【0023】この実施例によれば、入射光1の光路を曲
げる作用と、入射光1の偏光方向が入射面13内にあっ
ても直交する二成分に分ける作用とを同時に達成するこ
とができる。なお、光路を曲げる作用と、直交する二成
分に分ける作用とを同時に達成するものとして、上述し
たコットンプリズムがあるが、このコットンプリズムで
は、上述したように、入射光の振動方向を入射面から傾
いた方向にする必要がある。これに対し、この実施例に
よれば、上記のように、入射光1の偏光方向が入射面1
3内にあっても、また入射面13内にない場合でも、振
動方向が光学軸7と一致または直交しない限り、直交す
る二成分に分けることができる。
【0024】したがって、この実施例によれば、旋光子
を用いることなく、簡単かつ安価な構成で、任意の偏光
について光路を曲げる作用と、直交する2成分に分ける
作用とを同時に達成することができる。
【0025】図5(a)および(b)は、この発明の第
2実施例を示す正面図および斜視図である。この実施例
は、第1実施例のLN結晶よりなる素子本体2を、三角
形状のプリズムに代えて、平行平板形状としたもので、
その他の構成は、第1実施例と同様である。
【0026】この実施例においても、第1実施例と同様
に、入射光1がLN結晶からなる平行平板2の表面3よ
り入射すると、常光4と異常光5とに分かれて平行平板
2の反射面6に達する。ここで、LN結晶の光学軸7の
方向は、反射面6に平行な面15内にあり、しかもこの
反射面6には金属膜8が形成されているので、常光4お
よび異常光5は反射しても、それぞれほぼ常光と異常光
のまま平行平板2中を進んで、表面3より空間に出射さ
れる。
【0027】したがって、この実施例によれば、第1実
施例におけると同様の効果が得られる他、素子本体2を
比較的加工しやすい平行平板形状としているので、さら
に安価にできる効果がある。
【0028】図6は、この発明の第3実施例を示すもの
である。この実施例は、第2実施例において、平行平板
形状の素子本体2の表面3上に、ガラスプリズム31を
貼り合わせ、入射光1をガラスプリズム31を透過させ
て、素子本体2の表面3に入射させるようにしたもの
で、その他の構成は第2実施例と同様である。
【0029】この実施例において、ガラスプリズム31
を経て素子本体2に入射した入射光1は、常光4と異常
光5とに分かれて反射面6に達し、ここでそれぞれ反射
されて、それぞれほぼ常光と異常光のまま素子本体2中
を進み、表面3より再びガラスプリズム31を経て空間
に出射される。
【0030】この実施例によれば、ガラスプリズム31
を設けるようにしたので、ガラスプリズム31とLN結
晶からなる素子本体2との屈折率の違いを利用して、反
射面6に対する入射角θ2 を小さくすることができる。
例えば、入射光1と出射光4および5との角度が90°
の場合、第1実施例の構成では、反射面6における入射
角が45°に決まってしまい、入射角が大きくなって、
反射膜8が金属膜の場合には、反射による位相差が18
0度から大きくずれて、常光が反射して生じる異常光成
分、あるいは異常光が反射して生ずる常光成分が増え、
光線が4本になってしまう。
【0031】しかし、この実施例では、LN結晶よりな
る素子本体2よりも屈折率の低いガラスプリズム31を
貼り合わせているので、入射光と出射光のなす角度が大
きい場合でも、反射面6に対する入射角θ2 を小さくで
き、これにより反射による位相差が180度から大きく
ずれることなく、常光は常光のまま、異常光は異常光の
まま反射させて、二成分の光線を得ることができる。
【0032】なお、第2実施例においても、反射面6に
対する入射角を小さくできるが、この場合、素子本体2
に対する入射角(図5中の角度θ1 )が大きくなるた
め、素子本体2に入射せず、表面3で反射する成分が多
くなり、しかもこの光が迷光となって偏光分離後の光に
混入することがある。このため、第2実施例において、
表面3で反射される成分を少なく抑えるには、表面3上
に反射防止用の誘電体多層膜を設けることが必要にな
る。これに対し、この実施例では、ガラスプリズム31
に対する入射角を十分小さくできるので、その表面で反
射する光量を少なくできる。しかも、たとえ反射して
も、その反射光の方向が、偏光分離した後の光の方向か
ら離れる方向になるので、不所望な反射光が混入するこ
とはない。
【0033】したがって、この実施例によれば、反射膜
8に金属膜を用いた比較的安価で簡単な構成で、入射光
と出射光とのなす角度が大きい場合でも、任意の偏光に
ついて光路を曲げる作用と、直交する二成分に分ける作
用とを同時に達成することができる。なお、この実施例
では、LN結晶よりも屈折率の低いプリズムとしてガラ
スを用いたが、LN結晶よりも屈折率の低い材質のプリ
ズムであれば、この実施例の効果を達成することができ
る。
【0034】図7は、この発明の第4実施例を示すもの
である。この実施例は、第1実施例に示したのと同様の
構成の偏光分離素子75を用いて光磁気ピックアップを
構成したものである。図7において、レーザーダイオー
ド(以下LDという)61から出射される光67は、ビ
ームスプリッタであるガラスプリズム74に入射させ、
そのガラス同志の張り合わせ面73で反射させた後、対
物レンズ69により光磁気ディスク70にスポット状に
照射する。
【0035】また、光磁気ディスク70で反射される戻
り光68は、対物レンズ69を経てガラスプリズム74
に入射させ、該ガラスプリズム74の張り合わせ面73
を透過する戻り光を、偏光分離素子75に、その入射す
る面(表面)80から入射させて、常光71と異常光7
2とに分離し、これらをAu蒸着膜79を設けた反射面
78で反射させて、常光76および異常光77として出
射面81から出射させて、それぞれ独立したフォトダイ
オード(以下PDという)65,66で受光し、これら
PD65,66の出力に基づいて、情報信号や、サーボ
に必要なエラー信号を検出するようにする。
【0036】この実施例では、LD61を、サブマウン
ト62を介してステム63に位置決め固定すると共に、
PD65,66を、共通のシリコン基板64に形成し、
この基板64を同様にステム63に位置決め固定して、
一体化する。また、ガラスプリズム74の張り合わせ面
73は、例えば、S偏光を30%透過70%反射し、P
偏光を100%透過する特性を有する誘電体多層膜をも
って構成する。
【0037】したがって、この実施例によれば、LD6
1からのレーザ光67は、張り合わせ面73でS偏光の
70%の光量が光磁気ディスク70に向かうことにな
る。また、光磁気ディスク70からの戻り光は、カー効
果により偏光面が回転されて、P偏光の信号成分を有す
るが、この戻り光68は、信号成分を保存したまま張り
合わせ面73を透過することになる。
【0038】また、偏光分離素子75で偏光分離されて
出射される常光76および異常光77は、収束光で、し
かも張り合わせ面73および偏光分離素子75の入出射
面80,81での屈折により非点収差を有する。したが
って、PD65または66の一方を4分割した受光領域
をもって構成することにより、非点収差法によりフォー
カスエラー信号を、プッシュプル法によりトラッキング
エラー信号を得ることができ、PD65の出力とPD6
6の出力との差から、光磁気信号を得ることができる。
【0039】この実施例によれば、一つの偏光分離素子
75で、光磁気信号を検出するための偏光分離を行うこ
とができると共に、フォーカスエラー信号を検出するた
めの非点収差を発生することができるので、部品点数が
少ない、したがって小型かつ安価な光磁気ピックアップ
を得ることができる。
【0040】図8は、この発明の第5実施例を示すもの
である。この実施例は、第2実施例に示したのと同様の
構成の偏光分離素子91を用いると共に、この偏光分離
素子91に第4実施例におけるビームスプリッタ74の
機能をも持たせるようにして光磁気ピックアップを構成
したものである。このため、偏光分離素子91の表面
(入射する面)92には、例えば、S偏光を30%透過
70%反射し、P偏光を100%透過する特性の誘電体
多層膜を形成する。
【0041】この実施例によれば、LD61からのレー
ザ光67は、偏光分離素子91の誘電体多層膜を有する
表面92で、S偏光の70%の光量が反射されて対物レ
ンズ69を経て光磁気ディスク70に照射される。ま
た、光磁気ディスク70からの戻り光68は、対物レン
ズ69を経て偏光分離素子91に入射する。ここで、戻
り光68は、P偏光の信号成分を保存したまま、偏光分
離素子91の表面を透過して常光71および異常光72
に偏光分離され、その後、反射膜93を有する反射面9
4で反射されて、常光76および異常光77のまま表面
92から出射されて、PD65および66でそれぞれ受
光される。
【0042】ここで、PD65および66に入射する常
光76および異常光77は、収束光で、しかも偏光分離
素子91の表面92で屈折作用を受けているので、非点
収差を有する。したがって、第4実施例におけると同様
に、PD65または66の一方を4分割した受光領域を
もって構成することにより、非点収差法によりフォーカ
スエラー信号を、プッシュプル法によりトラッキングエ
ラー信号を得ることができ、またPD65の出力とPD
66の出力との差から、光磁気信号を得ることができ
る。
【0043】この実施例によれば、一つの偏光分離素子
91に、光磁気信号を検出するための偏光分離機能と、
フォーカスエラー信号を検出するための非点収差の発生
機能と、往路と復路とを分離するビームスプリッタ機能
とを持たせたので、部品点数をさらに少なくでき、した
がってより小型かつ安価な光磁気ピックアップを得るこ
とができる。
【0044】図9は、この発明の第6実施例を示すもの
である。この実施例は、第3実施例に示したのと同様の
構成の偏光分離素子95を用いると共に、この偏光分離
素子95に第4実施例におけるビームスプリッタ74の
機能をも持たせるようにして光磁気ピックアップを構成
したものである。このため、偏光分離素子95を構成す
る平行平板形状の素子本体96の表面(入射する面)9
7に、例えば、S偏光を30%透過70%反射し、P偏
光を100%透過する特性の誘電体多層膜を形成する。
【0045】この実施例によれば、LD61からのレー
ザ光67は、偏光分離素子95を構成するガラスプリズ
ム98を透過して、素子本体96の誘電体多層膜を有す
る表面97に入射し、ここでS偏光の70%の光量が反
射されて対物レンズ69を経て光磁気ディスク70に照
射される。また、光磁気ディスク70からの戻り光68
は、対物レンズ69およびガラスプリズム98を経て素
子本体96の表面97に入射する。ここで、戻り光68
は、P偏光の信号成分を保存したまま、表面97を透過
して常光71および異常光72に偏光分離され、その
後、反射膜99を有する反射面100で反射されて、常
光76および異常光78のまま表面97から出射され
て、ガラスプリズム98を経てPD65および66でそ
れぞれ受光される。
【0046】ここで、PD65および66に入射する常
光および異常光は、収束光で、しかも偏光分離素子で屈
折作用を受けているので、非点収差を有する。したがっ
て、第4および5実施例におけると同様に、PD65ま
たは66の一方を4分割した受光領域をもって構成する
ことにより、非点収差法によりフォーカスエラー信号
を、プッシュプル法によりトラッキングエラー信号を得
ることができ、またPD65の出力とPD66の出力と
の差から、光磁気信号を得ることができる。
【0047】この実施例によれば、第5実施例における
と同様に、一つの偏光分離素子95に、光磁気信号を検
出するための偏光分離機能と、フォーカスエラー信号を
検出するための非点収差の発生機能と、往路と復路とを
分離するビームスプリッタ機能とを持たせたので、部品
点数をさらに少なくでき、したがってより小型かつ安価
な光磁気ピックアップを得ることができる。
【0048】また、この実施例の場合、素子本体96の
表面97に形成する誘電体多層膜は、ガラスプリズム9
8(屈折率1.52)とLNよりなる素子本体96(屈
折率2.2〜2.3)との間にあり、それらの屈折率差
が小さいので、一般的なコーティング材料のSiO2
TiO2 とを交互に積層した膜で、上記の偏光特性を容
易に得ることができる。したがって、第5実施例におけ
るように、空気に接する素子本体の表面に形成する場合
に比べ、光量ロスを少なくできるので、各種信号の検出
感度を高めることができる。
【0049】図10は、この発明の第7実施例を示すも
のである。この実施例は、第6実施例と同様の偏光分離
素子105を用いて光磁気ピックアップを構成するが、
この実施例では、偏光分離素子105の素子本体96の
厚さを厚くして、その反射面100で反射される常光7
6および異常光77を、ガラスプリズム98を透過させ
ることなく、素子本体96の側面(出射面)106から
出射させてPD65および66にそれぞれ直接入射させ
るようにする。
【0050】すなわち、素子本体96に入射する戻り光
68と、素子本体96の反射面100で反射されて出射
される常光76および異常光77とは、図2で説明した
ように、それぞれ偏光方向が異なる。このため、素子本
体96に設ける偏光膜は、入射側と出射側とで、その特
性を変えるのが好適である。しかし、上記の第6実施例
におけるように、入射側と出射側とが同一平面の場合に
は、フォトリソブラフィによる精密なマスクを用いる複
雑な工程で、同一平面でコーティングの特性を分ける必
要がある。また、このようなコーティングの特性を分け
ないで1種類の特性で使用することもできるが、この場
合には光量のロス、つまり信号の品質が多少犠牲にな
る。
【0051】この実施例では、このような点を解決する
ために、戻り光68が素子本体96に入射する表面97
と、素子本体96からの常光76および異常光77の出
射面106とを別々の面とする。このようにすれば、表
面97および出射面106にそれぞれ最適なコーティン
グ、例えば、表面97には、上述した実施例と同様に、
S偏光を30%透過70%反射し、P偏光を100%透
過する特性の誘電体多層膜を、出射面106には、無反
射コーティングを、それぞれ容易に施すことができる。
【0052】したがって、この実施例によれば、第6実
施例の効果に加え、所望の特性の偏光膜を容易に施すこ
とができるので、より安価にできる利点がある。
【0053】なお、上述した各実施例においては、素子
本体の反射面に設ける反射膜を、Au膜としたが、A
g,Al等の他の金属膜とすることもできるし、金属膜
に代えて誘電体膜とすることもできる。
【0054】
【付記】
(1)複屈折結晶よりなり、入射光が入射して透過する
入射する面と、この入射する面を透過した入射光を反射
させる反射面とを有し、光学軸の方向が前記反射面に対
して平行な面内にある素子本体と、この素子本体の前記
反射面に設けた金属膜または誘電体膜よりなる反射膜と
を有することを特徴とする偏光分離素子。 (2)前記素子本体を、三角形状プリズムとしたことを
特徴とする前記(1)記載の偏光分離素子。 (3)前記素子本体を、平行平板形状プリズムとしたこ
とを特徴とする前記(1)記載の偏光分離素子。 (4)前記素子本体の平行平板状プリズムの表面に、反
射防止用の誘電体膜を設けたことを特徴とする前記
(3)記載の偏光分離素子。 (5)前記素子本体の平行平板状プリズムの表面に、偏
光分離特性を有する誘電体膜を設けたことを特徴とする
前記(3)記載の偏光分離素子。 (6)前記素子本体の少なくとも前記入射する面に、前
記素子本体よりも屈折率の低い材質からなるプリズムを
貼り合わせたことを特徴とする前記(3)記載の偏光分
離素子。 (7)前記素子本体をニオブ酸リチウムで構成し、前記
プリズムをガラスで構成したことを特徴とする前記
(6)記載の偏光分離素子。 (8)光源からの光を対物レンズを経て光記録媒体に照
射し、その戻り光を前記対物レンズを経て光検出器で受
光して、情報の再生信号や、前記対物レンズの前記光記
録媒体に対する相対的位置ずれを表すエラー信号を検出
する光ヘッドにおいて、前記対物レンズと前記光検出器
との間の光路中に、前記(1)記載の偏光分離素子を設
けたことを特徴とする光ヘッド。 (9)光源からの光を対物レンズを経て光記録媒体に照
射し、その戻り光を前記対物レンズを経て光検出器で受
光して、情報の再生信号や、前記対物レンズの前記光記
録媒体に対する相対的位置ずれを表すエラー信号を検出
する光ヘッドにおいて、前記対物レンズと前記光検出器
との間の光路中に、前記(2)記載の偏光分離素子を設
けたことを特徴とする光ヘッド。 (10)光源からの光を対物レンズを経て光記録媒体に
照射し、その戻り光を前記対物レンズを経て光検出器で
受光して、情報の再生信号や、前記対物レンズの前記光
記録媒体に対する相対的位置ずれを表すエラー信号を検
出する光ヘッドにおいて、前記対物レンズと前記光検出
器との間の光路中に、前記(3)記載の偏光分離素子を
設けたことを特徴とする光ヘッド。 (11)光源からの光を対物レンズを経て光記録媒体に
照射し、その戻り光を前記対物レンズを経て光検出器で
受光して、情報の再生信号や、前記対物レンズの前記光
記録媒体に対する相対的位置ずれを表すエラー信号を検
出する光ヘッドにおいて、前記対物レンズと前記光検出
器との間の光路中に、前記(4)記載の偏光分離素子を
設けたことを特徴とする光ヘッド。 (12)光源からの光を対物レンズを経て光記録媒体に
照射し、その戻り光を前記対物レンズを経て光検出器で
受光して、情報の再生信号や、前記対物レンズの前記光
記録媒体に対する相対的位置ずれを表すエラー信号を検
出する光ヘッドにおいて、前記対物レンズと前記光検出
器との間の光路中に、前記(5)記載の偏光分離素子を
設けたことを特徴とする光ヘッド。 (13)光源からの光を対物レンズを経て光記録媒体に
照射し、その戻り光を前記対物レンズを経て光検出器で
受光して、情報の再生信号や、前記対物レンズの前記光
記録媒体に対する相対的位置ずれを表すエラー信号を検
出する光ヘッドにおいて、前記対物レンズと前記光検出
器との間の光路中に、前記(6)記載の偏光分離素子を
設けたことを特徴とする光ヘッド。 (14)光源からの光を対物レンズを経て光記録媒体に
照射し、その戻り光を前記対物レンズを経て光検出器で
受光して、情報の再生信号や、前記対物レンズの前記光
記録媒体に対する相対的位置ずれを表すエラー信号を検
出する光ヘッドにおいて、前記対物レンズと前記光検出
器との間の光路中に、前記(7)記載の偏光分離素子を
設けたことを特徴とする光ヘッド。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、簡単
かつ安価な構成で、しかも何らの調整を要することな
く、任意の偏光について光路を曲げる作用と、直交する
二成分に分ける作用とを同時に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一軸結晶性物質の屈折率楕円体を示す図であ
る。
【図2】一軸結晶性物質で偏光分離される直交成分を説
明するための図である。
【図3】この発明の第1実施例を示す図である。
【図4】図3の動作を説明するための図である。
【図5】この発明の第2実施例を示す図である。
【図6】同じく、第3実施例を示す図である。
【図7】同じく、第4実施例を示す模式図である。
【図8】同じく、第5実施例を示す図である。
【図9】同じく、第6実施例を示す図である。
【図10】同じく、第7実施例を示す図である。
【図11】従来の技術を説明するための図である。
【図12】同じく、従来の技術を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 入射光 2 素子本体 3 表面(入射面) 4 常光 5 異常光 6 反射面 7 光学軸 8 Au膜 9 出射面 13 入射面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複屈折結晶よりなり、入射光が入射して
    透過する入射する面と、この入射する面を透過した入射
    光を反射させる反射面とを有し、光学軸の方向が前記反
    射面に対して平行な面内にある素子本体と、この素子本
    体の前記反射面に設けた金属膜または誘電体膜よりなる
    反射膜とを有することを特徴とする偏光分離素子。
  2. 【請求項2】 前記素子本体を、三角形状プリズムまた
    は平行平板形状としたことを特徴とする請求項1記載の
    偏光分離素子。
  3. 【請求項3】 前記素子本体の少なくとも前記入射する
    面に、前記素子本体よりも屈折率の低い材質からなるプ
    リズムを貼り合わせたことを特徴とする請求項1または
    2記載の偏光分離素子。
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