JPH06215413A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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Publication number
JPH06215413A
JPH06215413A JP5020759A JP2075993A JPH06215413A JP H06215413 A JPH06215413 A JP H06215413A JP 5020759 A JP5020759 A JP 5020759A JP 2075993 A JP2075993 A JP 2075993A JP H06215413 A JPH06215413 A JP H06215413A
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JP
Japan
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laser beam
optical system
light
optical
objective lens
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Application number
JP5020759A
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English (en)
Inventor
Ikuo Maeda
育夫 前田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分離光学系型の光ピックアップ装置の厚さ方
向の寸法を低減し、薄型の光ディスク駆動装置を実現す
る。 【構成】 固定光学系からのレーザビームを対物レンズ
16に偏向するための偏向プリズム15に、レーザビー
ムのビーム整形機能を持たせることで、固定光学系から
移動光学系までの光路の厚さ方向の寸法を、半導体レー
ザ素子11から出力されるレーザ光のビームパターンの
短軸方向の寸法に対応した値に設定可能にすることで、
厚さ方向の寸法を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームを発生す
るための光源光学系および光記録媒体からの反射光を処
理して所定の検出信号を形成するための検出光学系を少
なくとも備えた固定光学系と、光源光学系から出力され
るレーザビームを光記録媒体の記録面に集束する対物レ
ンズとこの対物レンズの光軸とレーザビームの光軸を一
致させるためにレーザビームを光記録媒体に対して垂直
方向に偏向する偏向プリズムを少なくとも備えた移動光
学系に分割された分離光学系を備えた光ピックアップ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光磁気ディスク駆動装置など
で、光磁気記録媒体にデータを記録/再生/消去するた
めに用いられている光ピックアップ装置では、そのレー
ザ光源として半導体レーザ素子を用いている。この半導
体レーザ素子から出力されるレーザ光は、そのパターン
が楕円形状であるため、通常、レーザ光を円形のパター
ンにビーム整形しており、その一例を図7に示す。な
お、この場合、光ピックアップ装置は、光源光学系およ
び検出光学系などを備えた固定光学系と、対物レンズお
よび偏向プリズムなどを備えた移動光学系に分割された
分離光学系を備えている。また、移動光学系には、その
筐体を光磁気ディスクの半径方向に移動するためのシー
ク機構が付設されている。
【0003】同図において、半導体レーザ素子1から出
力されるレーザ光は、コリメートレンズ2によって平行
なレーザビームに変換され、プリズム3およびプリズム
4からなるビーム整形素子により、そのパターンが円形
に整形される。このとき、レーザ光の整形後のパターン
の直径は、整形前のパターンの長軸寸法に相当する直に
なる。
【0004】ビーム整形後のレーザビームは、偏光ビー
ムスプリッタ5を介して、固定光学系の筐体6から出力
され、移動光学系の偏向プリズム7に導かれる。そし
て、この偏向プリズム7で反射されて対物レンズ8に導
かれ、対物レンズ8によって光磁気ディスク9の記録面
に結像される。
【0005】このようにして、従来の光ピックアップ装
置では、固定光学系の筐体6から出力されるレーザビー
ムの直径が、半導体レーザ素子1から出力されるレーザ
光のパターンの長軸寸法に相当する値dになるため、偏
向プリズム7の厚さ方向の寸法hを、この値dよりも大
きい値に設定する必要がある。その結果、光ピックアッ
プ装置の厚さ方向の寸法が比較的大きい値となり、光磁
気ディスク駆動装置の薄型化の障害となっていた。
【0006】そこで、かかる不都合を解消するものとし
て、例えば、特開平2−44535号公報に開示された
ものが提案されている。この従来のものでは、偏向プリ
ズムの前段位置にビーム整形を兼ねたプリズムを配設
し、レーザビームの光路を下げ、これによって、光ピッ
クアップ装置の全体の厚さ寸法を低減できるようにして
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術では、ビーム整形に用いるプリズムのビーム整形
倍率が制限されるとともに、ビーム整形プリズムを通過
させるために設定するレーザビームの光路の設計上の制
約が大きく、光ピックアップ装置の薄型化が困難である
という不都合を生じていた。
【0008】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、厚さ方向の寸法を軽減することができる光ピ
ックアップ装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザビーム
を発生するための光源光学系および光記録媒体からの反
射光を処理して所定の検出信号を形成するための検出光
学系を少なくとも備えた固定光学系と、光源光学系から
出力されるレーザビームを光記録媒体の記録面に集束す
る対物レンズとこの対物レンズの光軸とレーザビームの
光軸を一致させるためにレーザビームを光記録媒体に対
して垂直方向に偏向する偏向プリズムを少なくとも備え
た移動光学系に分割された分離光学系を備えた光ピック
アップ装置において、上記光源光学系は、レーザ光を発
生する半導体レーザ素子と、この半導体レーザ素子から
出力されるレーザ光を平行光のレーザビームに変換する
ためのコリメートレンズと、レーザビームと記録媒体か
らの反射光を分割するための光束分離手段を備え、上記
偏向プリズムは、上記光束分離手段から出力されるレー
ザビームを入射する第1面と、この第1面から入射した
光束を反射する第2面と、この第2面で反射された光束
を反射してその光束の光軸を上記対物レンズの光軸に一
致させるための第3面を備え、上記第1面は、入射ビー
ムに対して非直角の傾斜をもち、上記第2面は、上記対
物レンズの光軸に直交する面に平行に設定し、さらに、
上記光源光学系の前記半導体レーザ素子から出力される
レーザ光の遠視野像パターンは、その短軸が前記固定光
学系の厚さ方向に平行にされ、上記偏向プリズムは、入
射するレーザビームのパターンを略円形に整形して前記
対物レンズに出力するビーム整形機能を備えているもの
である。
【0010】また、レーザビームを発生するための光源
光学系および光記録媒体からの反射光を処理して所定の
検出信号を形成するための検出光学系を少なくとも備え
た固定光学系と、光源光学系から出力されるレーザビー
ムを光記録媒体の記録面に集束する対物レンズとこの対
物レンズの光軸とレーザビームの光軸を一致させるため
にレーザビームを光記録媒体に対して垂直方向に偏向す
る偏向プリズムを少なくとも備えた移動光学系に分割さ
れた分離光学系を備えた光ピックアップ装置において、
上記偏向プリズムのレーザビーム入射前位置に配置され
レーザビームの偏光方向を入れ替えるための位相子を備
えるとともに、上記光源光学系は、レーザ光を発生する
半導体レーザ素子と、この半導体レーザ素子から出力さ
れるレーザ光を平行光のレーザビームに変換するための
コリメートレンズと、レーザビームと記録媒体からの反
射光を分割するための光束分離手段を備え、上記偏向プ
リズムは、上記光束分離手段から出力されるレーザビー
ムを入射する第1面と、この第1面から入射した光束を
反射する第2面と、この第2面で反射された光束を反射
してその光束の光軸を上記対物レンズの光軸に一致させ
るための第3面を備え、上記第1面は、入射ビームに対
して非直角の傾斜をもち、上記第2面は、上記対物レン
ズの光軸に直交する面に平行に設定し、さらに、上記光
源光学系の前記半導体レーザ素子から出力されるレーザ
光の遠視野像パターンは、その短軸が前記固定光学系の
厚さ方向に平行にされ、上記偏向プリズムは、入射する
レーザビームのパターンを略円形に整形して前記対物レ
ンズに出力するビーム整形機能を備えているするもので
ある。
【0011】また、レーザビームを発生するための光源
光学系および光記録媒体からの反射光を処理して所定の
検出信号を形成するための検出光学系を少なくとも備え
た固定光学系と、光源光学系から出力されるレーザビー
ムを光記録媒体の記録面に集束する対物レンズとこの対
物レンズの光軸とレーザビームの光軸を一致させるため
にレーザビームを光記録媒体に垂直方向に偏向する偏向
プリズムを少なくとも備えた移動光学系に分割された分
離光学系を備えた光ピックアップ装置において、上記光
源光学系は、レーザ光を発生する半導体レーザ素子と、
この半導体レーザ素子から出力されるレーザ光を平行光
のレーザビームに変換するためのコリメートレンズと、
レーザビームと記録媒体からの反射光を分割するための
光束分離手段を備え、上記検出光学系は、上記偏向プリ
ズムで生じるレーザ光の位相差を補正するための位相子
を備え、上記偏向プリズムは、上記光束分離手段から出
力されるレーザビームを入射する第1面と、この第1面
から入射した光束を反射する第2面と、この第2面で反
射された光束を反射してその光束の光軸を上記対物レン
ズの光軸に一致させるための第3面を備え、上記第1面
は、入射ビームに対して非直角の傾斜をもち、上記第2
面は、上記対物レンズの光軸に直交する面に平行に設定
し、さらに、上記光源光学系の前記半導体レーザ素子か
ら出力されるレーザ光の遠視野像パターンは、その短軸
が前記固定光学系の厚さ方向に平行にされ、上記偏向プ
リズムは、入射するレーザビームのパターンを略円形に
整形して前記対物レンズに出力するビーム整形機能を備
えているものである。
【0012】また、レーザビームを発生するための光源
光学系および光記録媒体からの反射光を処理して所定の
検出信号を形成するための検出光学系を少なくとも備え
た固定光学系と、光源光学系から出力されるレーザビー
ムを光記録媒体の記録面に集束する対物レンズとこの対
物レンズの光軸とレーザビームの光軸を一致させるため
にレーザビームを光記録媒体に垂直方向に偏向する偏向
プリズムを少なくとも備えた移動光学系に分割された分
離光学系を備えた光ピックアップ装置において、上記偏
向プリズムのレーザビーム入射前位置に配置されレーザ
ビームの偏光方向を入れ替えるための第1の位相子を備
えるとともに、上記光源光学系は、レーザ光を発生する
半導体レーザ素子と、この半導体レーザ素子から出力さ
れるレーザ光を平行光のレーザビームに変換するための
コリメートレンズと、レーザビームと記録媒体からの反
射光を分割するための光束分離手段を備え、上記検出光
学系は、上記偏向プリズムで生じるレーザ光の位相差を
補正するための第2の位相子を備え、上記偏向プリズム
は、上記光束分離手段から出力されるレーザビームを入
射する第1面と、この第1面から入射した光束を反射す
る第2面と、この第2面で反射された光束を反射してそ
の光束の光軸を上記対物レンズの光軸に一致させるため
の第3面を備え、上記第1面は、入射ビームに対して非
直角の傾斜をもち、上記第2面は、上記対物レンズの光
軸に直交する面に平行に設定し、さらに、上記光源光学
系の前記半導体レーザ素子から出力されるレーザ光の遠
視野像パターンは、その短軸が前記固定光学系の厚さ方
向に平行にされ、上記偏向プリズムは、入射するレーザ
ビームのパターンを略円形に整形して前記対物レンズに
出力するビーム整形機能を備えているものである。
【0013】また、レーザビームを発生するための光源
光学系および光記録媒体からの反射光を処理して所定の
検出信号を形成するための検出光学系を少なくとも備え
た固定光学系と、光源光学系から出力されるレーザビー
ムを光記録媒体の記録面に集束する対物レンズとこの対
物レンズの光軸とレーザビームの光軸を一致させるため
にレーザビームを光記録媒体に対して垂直方向に偏向す
る偏向プリズムを少なくとも備えた移動光学系に分割さ
れた分離光学系を備えた光ピックアップ装置において、
上記光源光学系は、レーザ光を発生する半導体レーザ素
子と、この半導体レーザ素子から出力されるレーザ光を
平行光のレーザビームに変換するためのコリメートレン
ズと、レーザビームと記録媒体からの反射光を分割する
ための光束分離手段を備え、上記偏向プリズムは、上記
光束分離手段から出力されるレーザビームを入射する第
1面と、この第1面から入射した光束を反射する第2面
と、この第2面で反射された光束を反射してその光束の
光軸を上記対物レンズの光軸に一致させるための第3面
を備え、上記第1面は、入射ビームに対して非直角の傾
斜をもち、上記第2面は、上記対物レンズの光軸に直交
する面に平行にされているとともに、上記第1面には、
反射防止膜を形成し、上記第2面には、増反射膜を形成
し、さらに、上記光源光学系の前記半導体レーザ素子か
ら出力されるレーザ光の遠視野像パターンは、その短軸
が前記固定光学系の厚さ方向に平行にされ、上記偏向プ
リズムは、入射するレーザビームのパターンを略円形に
整形して前記対物レンズに出力するビーム整形機能を備
えているものである。ここで、前記反射防止膜と前記増
反射膜により、前記偏向プリズム全体で生じる位相差を
(2nπ±27)(度)以内に規制するとよい。
【0014】
【作用】したがって、レーザビームを対物レンズに偏向
する偏向プリズムを、レーザビームのビーム整形素子に
兼用しているので、光ピックアップ装置の部品点数を削
減することができ、光ピックアップ装置のコストを低減
することができる。また、固定光学系から偏向プリズム
までの光路の厚さ方向の寸法を、半導体レーザ素子が出
力するレーザ光のパターンの短軸寸法に対応する値に制
限することができるので、光ピックアップ装置の厚さ方
向の寸法を低減することができ、光ピックアップ装置の
薄型化を実現することができる。
【0015】また、偏向プリズムのレーザビーム入射前
位置に配置されレーザビームの偏光方向を入れ替えるた
めの第1の位相子を備えたので、偏向プリズムに入射す
るレーザビームをS偏光にすることができ、その結果、
光記録媒体からの反射光に含まれる信号光成分の検出光
学系への透過率を向上することができ、信号光成分のの
C/N比を向上することができる。また、検出光学系
に、偏向プリズムで生じるレーザ光の位相差を補正する
ための第2の位相子を備えたので、信号光成分のC/N
比を向上することができる。
【0016】また、偏向プリズムの第1面に反射防止膜
を形成し、第2面に増反射膜を形成した場合には、上記
第1および第2の位相子を不要とすることができ、部品
点数を低減することができる。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0018】図1(a),(b)は、本発明の一実施例
にかかる光ピックアップ装置の要部を示している。な
お、この場合、光ピックアップ装置は、光源光学系およ
び検出光学系などを備えた固定光学系と、対物レンズお
よび偏向プリズムなどを備えた移動光学系に分割された
分離光学系を備えている。また、移動光学系には、その
筐体を光磁気ディスクの半径方向に移動するためのシー
ク機構が付設されている。また、検出光学系の詳細のう
ち、本発明に直接関係しない部分については、その説明
を省略している。また、以下の説明において、光ピック
アップ装置の厚さ方向を上下方向という。ここで、光磁
気ディスクに近い方向を上方向、反対方向を下方向にそ
れぞれ設定する。
【0019】図において、半導体レーザ素子11から出
力されたS偏光のレーザ光は、コリメートレンズ12に
よって平行なレーザビームに変換され、偏光ビームスプ
リッタ13の分割面13aで反射されて、光路変換素子
14に入射する。この半導体レーザ素子11、コリメー
トレンズ12、および、偏光ビームスプリッタ13が、
光源光学系を構成している。また、半導体レーザ素子1
1から出力されているレーザ光は、そのビームパターン
の短軸方向が厚さ方向に一致するように、半導体レーザ
素子11の方向が設定されている。
【0020】光路変換素子14は、光源光学系からの入
射光の光路を、下方向に移動するものであり、この光路
変換素子14を介して出力されるレーザビームは、その
頂角が下向きに配設されている偏向プリズム15の第1
面15aに入射される。
【0021】偏向プリズム15の第1面15aから入射
したレーザビームは、この第1面15aで屈折して偏向
プリズム15の内部を進み、水平方向(上下方向に直交
する方向)に平行に配置されている偏向プリズム15の
第2面15bで反射される。この第2面15bで反射さ
れたレーザビームは、偏向プリズム15の第3面15c
で反射され、これによって、第2面15bに対して直角
な方向となり、第2面15bを透過して、外部に出射さ
れる。
【0022】このようにして、偏向プリズム15の第2
面15bから出射されたレーザビームは、対物レンズ1
6に入射し、対物レンズ16によって光磁気ディスク1
7の記録面に集束される。
【0023】そして、光磁気ディスク17の記録面から
の反射光は、対物レンズ16を介して略平行光に変換さ
れ、偏向プリズム15の第2面15bに直角に入射さ
れ、偏向プリズム15の第3面15cおよび第2面15
bで順次反射され、第1面15aから出射される。
【0024】この偏向プリズム15の第1面15aから
出射された光磁気ディスク17からの反射光は、光路変
換素子14を介して、固定光学系の筐体18に戻り、こ
の戻り光は、信号光として、偏光ビームスプリッタ13
の分割面13aを透過し、反射プリズム19によって反
射され、レンズ20により集束された後に、偏光ビーム
スプリッタ21に入射される。
【0025】偏光ビームスプリッタ21に入射された信
号光のうち、P偏光成分は、偏光ビームスプリッタ21
の分割面21aを透過し、受光素子22で受光される。
また、信号光のS偏光成分は、偏光ビームスプリッタ2
1の分割面21aで反射され、受光素子23で受光され
る。ここで、反射プリズム19、レンズ20、偏光ビー
ムスプリッタ21、および、受光素子22,23によっ
て、検出光学系24が構成されている。
【0026】以上の構成で、偏向プリズム15の第1面
15aの角度は、この第1面15aで屈折した楕円形の
ビームパターンのレーザビームが、円形のビームパター
ンになる値に設定されている。したがって、偏向プリズ
ム15の第2面15bから出射されるレーザビームのビ
ームパターンは、円形になる。
【0027】このようにして、本実施例では、偏向プリ
ズム15により、楕円形のビームパターンのレーザビー
ムを円形のビームパターンに整形しているので、ビーム
整形素子を設ける必要がなく、光ピックアップ装置のコ
ストを低減することができる。
【0028】また、固定光学系の筐体18から、偏向プ
リズム15までの光路の上下方向の寸法d1(図1
(a)参照)は、楕円形のビームパターンの短軸方向の
寸法に相当する値になるので、偏向プリズム15の上下
方向の寸法h’を低減することができ、その結果、光ピ
ックアップ装置の厚さ方向の寸法を低減することができ
る。
【0029】また、本実施例では、光路変換素子14に
より、固定光学系から出射されるレーザビームの光路を
下方向に変換しているので、移動光学系を全体的に下方
向に移動した態様に構成することができ、光磁気ディス
ク17が位置する部分の光ピックアップ装置の厚さ寸法
をより低減することができ、光磁気ディスク駆動装置の
厚さを大幅に低減することができる。
【0030】ところで、上述した実施例では、レーザビ
ームが偏向プリズム15の内部で反射されるときに、そ
の第2面15bでの全反射成分が関与して、レーザビー
ムの位相差が45度程度発生するので、検出光学系24
でのC/N比が低減する。
【0031】このような不都合を解消するためには、図
2に示したように、検出光学系24の反射プリズム19
と偏光ビームスプリッタ20との間に、1/4波長板2
5を配設して、レーザビームの位相差を、この1/4波
長板25によって相殺するとよい。
【0032】なお、図2において、図1(a)と同一部
分、および、相当する部分には、同一符号を付してい
る。
【0033】また、図1(a),(b)に示した実施例
では、偏向プリズム15の第1面15aでのS偏光反射
率が比較的大きい。
【0034】この場合、レーザビームは、偏向プリズム
15に対してP偏光で入射するので、光磁気ディスク1
7に入射するレーザビームはP偏光になり、したがっ
て、光磁気ディスク17の反射光に含まれる光磁気信号
成分がS偏光になる。
【0035】このため、光磁気ディスク17からの反射
光が、偏向プリズム15を通過してその第1面15aか
ら出射されるとき、S偏光である光磁気信号成分が第1
面15aで反射され、その結果、光磁気ディスク17の
記録面からの反射光に含まれる光磁気信号成分が劣化す
るという不都合を生じる。
【0036】かかる不都合を解消するためには、図3に
示したように、固定光学系の偏光ビームスプリッタ13
の直後に、1/2波長板26を配設するとよい。なお、
図3において、図1(a)と同一部分および相当する部
分には、同一符号を付している。
【0037】これにより、偏光ビームスプリッタ13の
分割面13aで反射されたレーザビームが、1/2波長
板26を透過した後、偏向プリズム15に対してS偏光
となり、これによって、光磁気ディスク17に入射する
レーザビームはS偏光になる。
【0038】したがって、光磁気ディスク17の反射光
に含まれる光磁気信号成分がP偏光になるので、この光
磁気信号成分は、光磁気ディスク17からの反射光が偏
向プリズム15を通過してその第1面15aから出射さ
れるときに反射されず、そのまま固定光学系に戻る。
【0039】固定光学系に戻った光磁気ディスク17か
らの反射光は、1/2波長板26を透過し、この場合に
は、その反射光に含まれる光磁気信号成分は偏光ビーム
スプリッタ13に対してP偏光になり、検出光学系24
に導かれる。
【0040】このようにして、本実施例では、光磁気デ
ィスク17からの反射光に含まれる光磁気信号成分の劣
化を防止することができる。
【0041】また、図2に示した実施例と、図3に示し
た実施例とを組み合わせることもでき、その場合の実施
例を図4に示す。なお、図4において、図2および図3
と同一部分および相当する部分には、同一符号を付して
いる。
【0042】したがって、この図4に示した実施例で
は、検出光学系24におけるC/N比を大幅に向上する
ことができる。
【0043】図5(a),(b)は、本発明にかかる他
の実施例を示している。なお、同図において、図1
(a),(b)と同一部分および相当する部分には、同
一符号を付している。
【0044】この実施例では、偏向プリズム15の第1
面15aには、レーザビームのS偏光成分の透過率を高
くするための多層膜31を形成し、第2面15bには、
レーザビームの反射時に生じる位相差を解消するととも
に、レーザビームの透過率を高くするための多層膜32
を形成し、第3面15cには、レーザビームの反射時に
生じる位相差を解消するとともに、レーザビームの反射
率を高くするための多層膜33を形成している。
【0045】ここで、偏向プリズム15におけるレーザ
ビームの位相差が(2nπ±27)(度)の場合に、C
/N比が1(dB)低下することを考えると、偏向プリ
ズム15全体でのレーザビームの位相差が27(度)以
下になるように、多層膜32,33の特性を設定すると
よい。
【0046】このようにして、本実施例では、偏向プリ
ズム15の第1面15aに形成した多層膜31により、
第1面15aでのS偏光の透過率を向上しているので、
光磁気ディスク17からの反射光に含まれるS偏光の光
磁気信号成分は、偏向プリズム15から出射されるとき
に、効率よく透過し、これにより、検出光学系24にお
けるC/N比が向上する。
【0047】また、偏向プリズム15の全体でのレーザ
ビームの位相差が27(度)以下に設定されているの
で、検出光学系24におけるC/N比をさらに向上する
ことができる。
【0048】すなわち、この実施例は、図4に示した実
施例と同等の効果を得る。したがって、C/N比の良好
な光ピックアップ装置をより小型にかつ安価に実現する
ことができる。
【0049】図6は、本発明のさらに他の実施例を示し
ている。なお、同図において、図5(a)と同一部分お
よび相当する部分には、同一符号を付している。
【0050】この実施例では、偏向プリズム15の第2
面15bのうち、レーザビームを反射する部分と、レー
ザビームを透過する部分とを分割したものであり、この
第2面15bのレーザビームを反射する部分には、レー
ザビームの反射時に生じる位相差を解消するとともに、
レーザビームの反射率を向上するための多層膜35を形
成し、第2面15bのレーザビームを透過する部分に
は、レーザビームの透過率を高くするための多層膜36
を形成している。
【0051】また、この場合、光路変換素子14を光軸
回りに回転して、偏向プリズム15側の光路の上下方向
の移動量を調整し、偏向プリズム15に対するレーザビ
ームの入射位置を所定位置に設定している。
【0052】この実施例では、偏向プリズム15に形成
する多層膜35と多層膜36が、それぞれ単機能のもの
なので、多層膜35および多層膜36の構成を簡単にす
ることができる。
【0053】ところで、上述した実施例では、本発明を
光磁気ディスク駆動装置について適用した場合を説明し
たが、本発明は、それ以外の光ディスク駆動装置(例え
ば、追記型光ディスク駆動装置)についても、本発明を
同様にして適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザビームを対物レンズに偏向する偏向プリズムを、
レーザビームのビーム整形素子に兼用しているので、光
ピックアップ装置の部品点数を削減することができ、光
ピックアップ装置のコストを低減することができる。ま
た、固定光学系から偏向プリズムまでの光路の厚さ方向
の寸法を、半導体レーザ素子が出力するレーザ光のパタ
ーンの短軸寸法に対応する値に制限することができるの
で、光ピックアップ装置の厚さ方向の寸法を低減するこ
とができ、光ピックアップ装置の薄型化を実現すること
ができるという効果を得る。
【0055】また、偏向プリズムのレーザビーム入射前
位置に配置されレーザビームの偏光方向を入れ替えるた
めの第1の位相子を備えたので、偏向プリズムに入射す
るレーザビームをS偏光にすることができ、その結果、
光記録媒体からの反射光に含まれる信号光成分の検出光
学系への透過率を向上することができ、信号光成分のの
C/N比を向上することができる。また、検出光学系
に、偏向プリズムで生じるレーザ光の位相差を補正する
ための第2の位相子を備えたので、信号光成分のC/N
比を向上することができるという効果も得る。
【0056】また、偏向プリズムの第1面に反射防止膜
を形成し、第2面に増反射膜を形成した場合には、上記
第1および第2の位相子を不要とすることができ、部品
点数を低減することができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる光ピックアップ装置
を示した平面図および側面図。
【図2】本発明の他の実施例にかかる光ピックアップ装
置を示した側面図。
【図3】本発明のさらに他の実施例にかかる光ピックア
ップ装置を示した側面図。
【図4】本発明のまたさらに他の実施例にかかる光ピッ
クアップ装置を示した側面図。
【図5】本発明の別な実施例にかかる光ピックアップ装
置を示した平面図および側面図。
【図6】本発明のさらに別な実施例にかかる光ピックア
ップ装置を示した側面図。
【図7】光ピックアップ装置の従来例を示した側面図。
【符号の説明】
11 半導体レーザ素子 12 コリメートレンズ 13,21 偏光ビームスプリッタ 14 光路変換素子 15 偏向プリズム 16 対物レンズ 17 光磁気ディスク 18 筐体 19 反射プリズム 20 レンズ 22,23 受光素子 31,32,33,35,36 多層膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを発生するための光源光学
    系および光記録媒体からの反射光を処理して所定の検出
    信号を形成するための検出光学系を少なくとも備えた固
    定光学系と、光源光学系から出力されるレーザビームを
    光記録媒体の記録面に集束する対物レンズとこの対物レ
    ンズの光軸とレーザビームの光軸を一致させるためにレ
    ーザビームを光記録媒体に対して垂直方向に偏向する偏
    向プリズムを少なくとも備えた移動光学系に分割された
    分離光学系を備えた光ピックアップ装置において、 上記光源光学系は、レーザ光を発生する半導体レーザ素
    子と、この半導体レーザ素子から出力されるレーザ光を
    平行光のレーザビームに変換するためのコリメートレン
    ズと、レーザビームと記録媒体からの反射光を分割する
    ための光束分離手段を備え、 上記偏向プリズムは、上記光束分離手段から出力される
    レーザビームを入射する第1面と、この第1面から入射
    した光束を反射する第2面と、この第2面で反射された
    光束を反射してその光束の光軸を上記対物レンズの光軸
    に一致させるための第3面を備え、上記第1面は、入射
    ビームに対して非直角の傾斜をもち、上記第2面は、上
    記対物レンズの光軸に直交する面に平行にされさらに、
    上記光源光学系の前記半導体レーザ素子から出力される
    レーザ光の遠視野像パターンは、その短軸が前記固定光
    学系の厚さ方向に平行にされ、 上記偏向プリズムは、入射するレーザビームのパターン
    を略円形に整形して前記対物レンズに出力するビーム整
    形機能を備えていることを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  2. 【請求項2】 レーザビームを発生するための光源光学
    系および光記録媒体からの反射光を処理して所定の検出
    信号を形成するための検出光学系を少なくとも備えた固
    定光学系と、光源光学系から出力されるレーザビームを
    光記録媒体の記録面に集束する対物レンズとこの対物レ
    ンズの光軸とレーザビームの光軸を一致させるためにレ
    ーザビームを光記録媒体に対して垂直方向に偏向する偏
    向プリズムを少なくとも備えた移動光学系に分割された
    分離光学系を備えた光ピックアップ装置において、 上記偏向プリズムのレーザビーム入射前位置に配置され
    レーザビームの偏光方向を入れ替えるための位相子を備
    えるとともに、 上記光源光学系は、レーザ光を発生する半導体レーザ素
    子と、この半導体レーザ素子から出力されるレーザ光を
    平行光のレーザビームに変換するためのコリメートレン
    ズと、レーザビームと記録媒体からの反射光を分割する
    ための光束分離手段を備え、 上記偏向プリズムは、上記光束分離手段から出力される
    レーザビームを入射する第1面と、この第1面から入射
    した光束を反射する第2面と、この第2面で反射された
    光束を反射してその光束の光軸を上記対物レンズの光軸
    に一致させるための第3面を備え、上記第1面は、入射
    ビームに対して非直角の傾斜をもち、上記第2面は、上
    記対物レンズの光軸に直交する面に平行にされ、 さらに、上記光源光学系の前記半導体レーザ素子から出
    力されるレーザ光の遠視野像パターンは、その短軸が前
    記固定光学系の厚さ方向に平行にされ、 上記偏向プリズムは、入射するレーザビームのパターン
    を略円形に整形して前記対物レンズに出力するビーム整
    形機能を備えていることを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  3. 【請求項3】 レーザビームを発生するための光源光学
    系および光記録媒体からの反射光を処理して所定の検出
    信号を形成するための検出光学系を少なくとも備えた固
    定光学系と、光源光学系から出力されるレーザビームを
    光記録媒体の記録面に集束する対物レンズとこの対物レ
    ンズの光軸とレーザビームの光軸を一致させるためにレ
    ーザビームを光記録媒体に垂直方向に偏向する偏向プリ
    ズムを少なくとも備えた移動光学系に分割された分離光
    学系を備えた光ピックアップ装置において、 上記光源光学系は、レーザ光を発生する半導体レーザ素
    子と、この半導体レーザ素子から出力されるレーザ光を
    平行光のレーザビームに変換するためのコリメートレン
    ズと、レーザビームと記録媒体からの反射光を分割する
    ための光束分離手段を備え、 上記検出光学系は、上記偏向プリズムで生じるレーザ光
    の位相差を補正するための位相子を備え、 上記偏向プリズムは、上記光束分離手段から出力される
    レーザビームを入射する第1面と、この第1面から入射
    した光束を反射する第2面と、この第2面で反射された
    光束を反射してその光束の光軸を上記対物レンズの光軸
    に一致させるための第3面を備え、上記第1面は、入射
    ビームに対して非直角の傾斜をもち、上記第2面は、上
    記対物レンズの光軸に直交する面に平行にされ、 さらに、上記光源光学系の前記半導体レーザ素子から出
    力されるレーザ光の遠視野像パターンは、その短軸が前
    記固定光学系の厚さ方向に平行にされ、 上記偏向プリズムは、入射するレーザビームのパターン
    を略円形に整形して前記対物レンズに出力するビーム整
    形機能を備えていることを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  4. 【請求項4】 レーザビームを発生するための光源光学
    系および光記録媒体からの反射光を処理して所定の検出
    信号を形成するための検出光学系を少なくとも備えた固
    定光学系と、光源光学系から出力されるレーザビームを
    光記録媒体の記録面に集束する対物レンズとこの対物レ
    ンズの光軸とレーザビームの光軸を一致させるためにレ
    ーザビームを光記録媒体に垂直方向に偏向する偏向プリ
    ズムを少なくとも備えた移動光学系に分割された分離光
    学系を備えた光ピックアップ装置において、 上記偏向プリズムのレーザビーム入射前位置に配置され
    レーザビームの偏光方向を入れ替えるための第1の位相
    子を備えるとともに、 上記光源光学系は、レーザ光を発生する半導体レーザ素
    子と、この半導体レーザ素子から出力されるレーザ光を
    平行光のレーザビームに変換するためのコリメートレン
    ズと、レーザビームと記録媒体からの反射光を分割する
    ための光束分離手段を備え、 上記検出光学系は、上記偏向プリズムで生じるレーザ光
    の位相差を補正するための第2の位相子を備え、 上記偏向プリズムは、上記光束分離手段から出力される
    レーザビームを入射する第1面と、この第1面から入射
    した光束を反射する第2面と、この第2面で反射された
    光束を反射してその光束の光軸を上記対物レンズの光軸
    に一致させるための第3面を備え、上記第1面は、入射
    ビームに対して非直角の傾斜をもち、上記第2面は、上
    記対物レンズの光軸に直交する面に平行にされ、 さらに、上記光源光学系の前記半導体レーザ素子から出
    力されるレーザ光の遠視野像パターンは、その短軸が前
    記固定光学系の厚さ方向に平行にされ、 上記偏向プリズムは、入射するレーザビームのパターン
    を略円形に整形して前記対物レンズに出力するビーム整
    形機能を備えていることを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  5. 【請求項5】 レーザビームを発生するための光源光学
    系および光記録媒体からの反射光を処理して所定の検出
    信号を形成するための検出光学系を少なくとも備えた固
    定光学系と、光源光学系から出力されるレーザビームを
    光記録媒体の記録面に集束する対物レンズとこの対物レ
    ンズの光軸とレーザビームの光軸を一致させるためにレ
    ーザビームを光記録媒体に対して垂直方向に偏向する偏
    向プリズムを少なくとも備えた移動光学系に分割された
    分離光学系を備えた光ピックアップ装置において、 上記光源光学系は、レーザ光を発生する半導体レーザ素
    子と、この半導体レーザ素子から出力されるレーザ光を
    平行光のレーザビームに変換するためのコリメートレン
    ズと、レーザビームと記録媒体からの反射光を分割する
    ための光束分離手段を備え、 上記偏向プリズムは、上記光束分離手段から出力される
    レーザビームを入射する第1面と、この第1面から入射
    した光束を反射する第2面と、この第2面で反射された
    光束を反射してその光束の光軸を上記対物レンズの光軸
    に一致させるための第3面を備え、上記第1面は、入射
    ビームに対して非直角の傾斜をもち、上記第2面は、上
    記対物レンズの光軸に直交する面に平行にされていると
    ともに、上記第1面には、反射防止膜を形成し、上記第
    2面には、増反射膜を形成し、 さらに、上記光源光学系の前記半導体レーザ素子から出
    力されるレーザ光の遠視野像パターンは、その短軸が前
    記固定光学系の厚さ方向に平行にされ、 上記偏向プリズムは、入射するレーザビームのパターン
    を略円形に整形して前記対物レンズに出力するビーム整
    形機能を備えていることを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記反射防止膜と前記増反射膜により、
    前記偏向プリズム全体で生じる位相差を(2nπ±2
    7)(度)以内に設定したことを特徴とする請求項5記
    載の光ピックアップ装置。
JP5020759A 1993-01-14 1993-01-14 光ピックアップ装置 Pending JPH06215413A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6956811B2 (en) 2001-11-30 2005-10-18 Lg Electronics Inc. Optical recording and/or reproducing apparatus
US7826330B2 (en) 2006-02-14 2010-11-02 Sony Corporation Optical pickup device, optical disc device and prism
CN113721061A (zh) * 2021-10-09 2021-11-30 福州大学 基于电致发光器件的非接触式无线传输交流电压互感器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6956811B2 (en) 2001-11-30 2005-10-18 Lg Electronics Inc. Optical recording and/or reproducing apparatus
US7826330B2 (en) 2006-02-14 2010-11-02 Sony Corporation Optical pickup device, optical disc device and prism
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