JPH06258505A - ビーム整形プリズムおよび光学系 - Google Patents

ビーム整形プリズムおよび光学系

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JPH06258505A
JPH06258505A JP5073052A JP7305293A JPH06258505A JP H06258505 A JPH06258505 A JP H06258505A JP 5073052 A JP5073052 A JP 5073052A JP 7305293 A JP7305293 A JP 7305293A JP H06258505 A JPH06258505 A JP H06258505A
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JP
Japan
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light
beam shaping
shaping prism
half mirror
mirror surface
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JP5073052A
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Hiroshi Nishikawa
博 西川
Yasushi Suzuki
康史 鈴木
Hirotsuyo Fujii
大剛 藤井
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明のビーム整形プリズム4は、所定の頂
角θをなして対向する入射面41および出射面42を有
しており、その構成材料の屈折率と頂角θとの組み合わ
せによって、入射面41から入射し、プリズム4内を透
過して出射面42より出射した出射光20の横断面形状
がほぼ円形に整形されるように設定されている。ビーム
整形プリズム4の出射面42には、レーザー光の一部を
透過し、一部を反射するハーフミラー面43が形成され
ている。このハーフミラー面43は、入射光22の光軸
21と反射光23の光軸24とが一致しないように配置
されている。 【効果】 ビーム整形プリズムを含む光学系の構成を簡
素化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビーム整形プリズムお
よびこれを用いた光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、光ディスクや光磁気
ディスク(これらを総称して光ディスクという)に対
し、光学ヘッドにより、レーザー光を照射して情報を書
き込み、あるいは、照射されたレーザー光の反射光の強
度を検出して記録された情報を読み取ることができる装
置である。
【0003】例えば、従来の光磁気ディスク装置の光学
系は、図5に示すように、半導体レーザー2から出射さ
れたレーザー光束をコリメートレンズ3により平行光束
とし、1または2以上のビーム整形プリズム(アナモフ
ィックプリズム)17にて光束の横断面形状を円形に整
形した後、ビームスプリッター18にて2方向に分離
し、ビームスプリッタ18のハーフミラー面181を透
過した光束を、ミラー5および対物レンズ6で構成さ
れ、光磁気ディスク15の半径方向に移動し得る対物光
学系を介して光磁気ディスク15の磁性薄膜(信号記録
面)16上に収束させる。
【0004】磁性薄膜16からの反射光は、対物レンズ
6およびミラー5を介してビームスプリッタ18へ戻
り、そのハーフミラー面181で反射された光は、さら
にビームスプリッタ7で2方向に分離され、そのハーフ
ミラー面71を透過した光は、集光レンズ8およびシリ
ンドリカルレンズ9を経て、複数の受光領域に分割され
た分割受光素子10に照射され、プッシュプル法および
非点収差法によりそれぞれトラックエラー信号およびフ
ォーカスエラー信号が検出される。
【0005】ビームスプリッタ7のハーフミラー面71
で反射した光は、1/2波長板11を通過して偏光方向
が45°回転され、偏光ビームスプリッタ12に入射
し、その偏光分離面121を通過する際にS偏光成分と
P偏光成分とに分離され、これらの成分は、2つの受光
素子13および14にそれぞれ受光される。両受光素子
での検出信号の強度の差を求めることにより、光磁気デ
ィスク15に記録された信号の読み取りが可能となる。
【0006】しかしながら、このような光ディスク装置
の光学系では、1または2以上のビーム整形プリズム1
7と、3つのビームスプリッタ18、7および12とを
有するため、部品点数が多く、そのため、光学系の構成
が複雑化するとともに、各光学部品の設置に広いスペー
スが必要となる。さらには、光路の調整のために、各光
学部品の取り付け位置を微調整する際に、光学部品の部
品点数が多いと、調整に手間と時間がかかるという欠点
がある。
【0007】なお、図6に示すように、前記ビーム整形
プリズム17とビームスプリッタ18とを一体化した変
形ビームスプリッタ19を用いた構成の光ディスク装置
の光学系もあるが、この場合でも、ビームスプリッタの
設置数は図5に示す光学系と変わらず、また、各光学部
品の配置もほとんど変わらないため、依然として広い設
置スペースが必要であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光学
系の構成を簡素化し、光学部品の設置スペースをより小
さくすることができるビーム整形プリズムおよび光学系
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(5)の本発明により達成される。
【0010】(1) レーザー光束の横断面形状を整形
するビーム整形プリズムであって、所定の頂角をなして
対向する入射面および出射面の少なくとも一方に、レー
ザー光束の一部を透過し、一部を反射するハーフミラー
面が形成され、前記ハーフミラー面へのレーザー光束の
入射光およびその反射光のそれぞれの光軸が一致しない
ように用いられることを特徴とするビーム整形プリズ
ム。
【0011】(2) レーザー光の横断面形状を円形に
整形する上記(1)に記載のビーム整形プリズム。
【0012】(3) 前記ハーフミラー面は、複数の薄
膜の積層体により形成されている上記(1)または
(2)に記載のビーム整形プリズム。
【0013】(4) 前記ハーフミラー面での反射光に
おけるS偏光成分とP偏光成分との位相差が実質的にな
い上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のビーム整
形プリズム。
【0014】(5) レーザー光源と、該レーザー光源
から出射された光束を平行光束にするコリメートレンズ
と、前記平行光束の横断面形状を整形する上記(1)な
いし(4)のいずれかに記載のビーム整形プリズムと、
該ビーム整形プリズムからの出射光を記録媒体上に収束
させて照射する対物光学系と、少なくとも1つのビーム
スプリッタとを有する光学系であって、前記記録媒体へ
照射したレーザー光の反射光を前記ビーム整形プリズム
のハーフミラー面で反射し、この反射光を前記ビームス
プリッタへ入射させるよう構成したことを特徴とする光
学系。
【0015】
【発明の構成】以下、本発明のビーム整形プリズムおよ
びこれを用いた光学系を、添付図面に示す好適実施例に
基づき詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の光学系を光磁気ディスク
装置の信号検出系に適用した場合の構成例を模式的に示
す概略図である。同図に示すように、光磁気ディスク装
置の信号検出系における本発明の光学系1は、レーザー
光源である半導体レーザー2と、コリメートレンズ3
と、本発明のビーム整形プリズム(アナモフィックプリ
ズム)4とで構成される光源装置を有する。
【0017】半導体レーザー2から出射された発散光束
は、コリメートレンズ3により平行光束とされ、さらに
ビーム整形プリズム4により横断面形状がほぼ円形とな
るように整形され、光強度分布が均一となる。
【0018】ビーム整形プリズム4の出射光20の光軸
21方向後方には、ミラー5とミラー5の上方に位置す
る対物レンズ6とが設置されている。ビーム整形プリズ
ム4の出射面42から出射した光束は、ミラー5で反射
されてほぼ直角に方向を変え、さらに対物レンズ6によ
り光磁気ディスク15の信号記録面である磁性薄膜(記
録媒体)16上に収束され、スポット状に照射される。
【0019】この場合、ミラー5および対物レンズ6を
有する対物光学系は、光磁気ディスク15の半径方向、
すなわち光軸21方向に移動し得るキャリッジ(図示せ
ず)に搭載されており、また、対物レンズ6は、キャリ
ッジに設けられたアクチュエータ(図示せず)上に設置
されている。後述するフォーカスエラー信号およびトラ
ックエラー信号に基づいてこのアクチュエータが作動
し、対物レンズ6がその軸線方向および光磁気ディスク
15の半径方向に移動して、フォーカシングおよびトラ
ッキングを行う。
【0020】光磁気ディスク15の磁性薄膜16に照射
された光(照射スポット)の反射光光束は、対物レンズ
6およびミラー5を順次経た後、前記出射光20の光路
とほぼ等しい光路のビーム整形プリズム4の出射面42
への入射光22を形成する。この入射光22は、ビーム
整形プリズム4の出射面42に形成されたハーフミラー
面43に照射されてその一部が反射されるが、この反射
光23の光軸24は、後述するように、出射光20およ
び入射光22の光軸21と一致していない。
【0021】反射光23の光軸24方向後方には、エラ
ー信号検出系として、ビームスプリッタ7と、集光レン
ズ8と、シリンドリカルレンズ9と、複数の受光領域に
分割された分割受光素子10とがこの順に設置されてい
る。ビームスプリッタ7は、2つの直角プリズムを接合
し、その接合面にハーフミラー面71が形成されたもの
である。
【0022】ビームスプリッタ7のハーフミラー面71
を透過した光束25は、集光レンズ8およびシリンドリ
カルレンズ9を経て分割受光素子10に照射され、プッ
シュプル法および非点収差法によりそれぞれトラックエ
ラー信号およびフォーカスエラー信号が検出される。
【0023】また、ビームスプリッタ7のハーフミラー
面71にて反射された光束26の光軸方向後方には、1
/2波長板11と、偏光ビームスプリッタ12とがこの
順に設置されている。偏光ビームスプリッタ12は、2
つの直角プリズムを接合し、その接合面に偏光分離面
(多層薄膜)121が形成されたものである。偏光分離
面121で分離された光束のうちの一方の光軸27方向
後方には、受光素子13が設置され、他方の光軸28方
向後方には、受光素子14が設置されている。
【0024】ビームスプリッタ7のハーフミラー面71
にて反射された光束26は、1/2波長板11を通過す
る際に偏光方向が45°回転されて、偏光ビームスプリ
ッタ12に入射する。この偏光ビームスプリッタ12に
入射した光束は、その偏光分離面121を通過する際に
S偏光成分とP偏光成分とに分離され、これらの成分
は、それぞれ、受光素子13および14に受光される。
【0025】光磁気ディスク15の磁性薄膜16に照射
されたレーザー光の反射光は、その偏光方向がレーザー
光の照射スポットの位置における磁性薄膜16の磁化方
向に対応して磁気カー効果によりわずかに回転するた
め、これを45°回転させ、偏光ビームスプリッタ12
によりS偏光成分とP偏光成分とに分離し、これらの強
度をそれぞれ別個の受光素子13および14により電気
信号として検出し、さらにその差を演算して求めること
により、光磁気ディスク15に記録された信号の再生が
可能となる。
【0026】なお、本発明の光学系においては、図示と
異なり、受光素子13および14として、複数の受光領
域に分割された分割受光素子を用い、各受光領域からの
信号を所定に組み合せて演算して検出することにより、
光磁気ディスク15に記録された信号の再生とともに、
フォーカスエラー信号(スポットサイズ法)と、トラッ
クエラー信号(プッシュプル法)とを得るような構成と
することもできる(特開昭61−206944号公報、
特願平3−288225号参照)。この場合には、ビー
ムスプリッタ7、集光レンズ8、シリンドリカルレンズ
9および分割受光素子10を省略することができる。
【0027】図2は、本発明のビーム整形プリズム4の
構成例を示す側面図である。同図に示すように、ビーム
整形プリズム4は、所定の頂角θをなして対向する入射
面41および出射面42を有している。この場合、ビー
ム整形プリズム4は、その構成材料の屈折率と頂角θと
の組み合わせによって、入射面41から入射し、プリズ
ム4内を透過して出射面42より出射した出射光20の
横断面形状が実質的に円形に整形されるように設定され
ている。
【0028】なお、ビーム整形プリズム4の構成材料と
しては、光学部品用の各種硝材や、プラスチック(例え
ば、アクリル系樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレ
ン)等が挙げられ、その屈折率も特に限定されない。
【0029】このようなビーム整形プリズム4の出射面
42には、ハーフミラー面43が形成されている。ここ
で、ハーフミラー面43とは、入射面41側からのレー
ザー光または入射光22の一部を透過し、一部を反射す
る面のことを言い、その反射率(透過率)は、例えば2
0〜80%の範囲で任意に設定することができる。
【0030】なお、ハーフミラー面43の特性として、
入射光22の中の一方の偏光成分(P偏光成分)の反射
率が好ましくは20〜80%程度であるのがよい。
【0031】このハーフミラー面43(すなわち出射面
42)は、出射光20および入射光22の光軸21と、
ハーフミラー面43の垂線44とが一致しないように、
すなわち入射光22の光軸21と、反射光23の光軸2
4とが一致しないように配置されている。これにより、
図1に示すように、光軸24上にあるビームスプリッタ
7、集光レンズ8、シリンドリカルレンズ9および分割
受光素子10を、出射光20および入射光22の光路上
から外れた位置に設置することができる。
【0032】なお、光軸21と光軸24とのなす角度α
は特に限定されず、例えば5〜165°程度の範囲の値
とすることができる。
【0033】このようなハーフミラー面43は、図3に
示すように、複数の薄膜(光学薄膜)45の積層体46
により形成されているのが好ましい。この場合、各薄膜
45の組成、すなわち屈折率は異なっており、各薄膜4
5の組成(屈折率)および膜厚、薄膜45の積層数、積
層順序等の組み合わせによって、所望の光学的特性(特
に反射率(透過率))を得ることができる。
【0034】各薄膜45の組成としては、例えば、Mg
2 、CaF2 、SiO2 、ThF4 、Al23 、C
eF3 、PbF2 、Yb23 、ZrO2 、TaO2
Ta23 、Pr611、HfO2 、Nd23 、Ce
2 、TiO2 、Bi23、ZnSのような各種酸化
物、フッ化物、硫化物を主成分とするもの、あるいはこ
れらのうちの任意のものの混合物が挙げられ、これらを
適宜選択して用いることができる。
【0035】なお、ハーフミラー面43の特性として、
反射光24におけるS偏光成分とP偏光成分との位相差
が実質的にないこと(無位相差)、換言すれば直線偏光
となることが好ましい。
【0036】以上のようなP偏光成分の反射率や、反射
光におけるS偏光成分とP偏光成分との無位相差は、前
述した各薄膜45の組成(屈折率)、膜厚、薄膜45の
積層数、積層順序等の組み合わせによって得ることがで
きる。
【0037】各薄膜45の形成は、例えば、真空蒸着、
スパッタリング、イオンプレーティング等の気相成膜法
により行うことができ、成膜条件の設定により、上記膜
組成および膜厚を得ることができる。
【0038】なお、上記では、ビーム整形プリズム4の
出射面42にハーフミラー面43が形成された構成につ
いて説明したが、本発明のビーム整形プリズムは、入射
面41にハーフミラー面43が形成されたものでもよ
く、また、入射面41および出射面の双方にハーフミラ
ー面43が形成されたものでもよい。
【0039】図4は、本発明のビーム整形プリズムの他
の構成例を示す側面図である。同図の示すビーム整形プ
リズム4’は、前記と同様のハーフミラー面43が入射
面41に形成されている以外は前記ビーム整形プリズム
4と同様である。
【0040】このビーム整形プリズム4’においては、
入射光22は、出射面42よりビーム整形プリズム4’
内に入り、ハーフミラー面43にてその一部が反射さ
れ、この反射光23’はさらにビーム整形プリズム4’
内を透過して、ビーム整形プリズム4’の底面47より
出射される。この場合、入射光22のビーム整形プリズ
ム4’内における光軸21’と、反射光23’のビーム
整形プリズム4’内における光軸24’とは一致してい
ない。
【0041】そして、このビーム整形プリズム4’を用
いた光学系では、ビーム整形プリズム4’の底面47よ
り出射された反射光23’の光路上に前記と同様のビー
ムスプリッタ7等が設置される。
【0042】なお、光軸21’と光軸24’とのなす角
度βは特に限定されず、例えば、前記角度αと同程度の
範囲とすることができる。
【0043】本発明のビーム整形プリズムおよび光学系
は、各図に示す構成に限定されるものではなく、特に、
光学系を構成する光学部品の種類、設置数、配置等は、
任意のものが可能である。
【0044】また、本発明のビーム整形プリズムおよび
光学系は、上述した光磁気ディスク装置の信号検出系に
適用した場合に限らず、その他の光ディスク装置の信号
検出系に適用すること、さらには、レーザービームプリ
ンタ、各種光学測定機器、レーザースキャン装置、レー
ザー加工機器等のレーザー応用機器に適用することがで
きる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のビーム整形
プリズムおよびこれを含む光学系によれば、光学系を構
成する光学部品の部品点数を少なくすることができる。
これにより、光学系の構成が簡素化され、光学部品の設
置スペースをより小さくすることにより装置の小型化が
図れ、しかも、光学部品の調整箇所が減少することによ
りレーザー光の光路調整も容易となる。さらには、光学
系における光路の設計の幅が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学系を光磁気ディスク装置の信号検
出系に適用した場合の構成例を模式的に示す概略図であ
る。
【図2】本発明のビーム整形プリズムの構成例を示す側
面図である。
【図3】本発明のビーム整形プリズムにおけるハーフミ
ラー面の構成例を示す拡大断面図である。
【図4】本発明のビーム整形プリズムの他の構成例を示
す側面図である。
【図5】従来の光磁気ディスク装置の信号検出系を模式
的に示す概略図である。
【図6】従来の光磁気ディスク装置の信号検出系を模式
的に示す概略図である。
【符号の説明】
1 光学系 2 半導体レーザー 3 コリメートレンズ 4、4’ ビーム整形プリズム 41 入射面 42 出射面 43 ハーフミラー面 44 垂線 45 薄膜 46 積層体 47 底面 5 ミラー 6 対物レンズ 7 ビームスプリッタ 71 ハーフミラー面 8 集光レンズ 9 シリンドリカルレンズ 10 分割受光素子 11 1/2波長板 12 偏光ビームスプリッタ 121 偏光分離面 13、14 受光素子 15 光磁気ディスク 16 磁性薄膜 17 ビーム整形プリズム 18 ビームスプリッタ 181 ハーフミラー面 19 変形ビームスプリッタ 20 出射光 21、21’ 光軸 22 入射光 23、23’ 反射光 24、24’ 光軸 25、26 光束 27、28 光軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光束の横断面形状を整形するビ
    ーム整形プリズムであって、 所定の頂角をなして対向する入射面および出射面の少な
    くとも一方に、レーザー光束の一部を透過し、一部を反
    射するハーフミラー面が形成され、 前記ハーフミラー面へのレーザー光束の入射光およびそ
    の反射光のそれぞれの光軸が一致しないように用いられ
    ることを特徴とするビーム整形プリズム。
  2. 【請求項2】 レーザー光の横断面形状を円形に整形す
    る請求項1に記載のビーム整形プリズム。
  3. 【請求項3】 前記ハーフミラー面は、複数の薄膜の積
    層体により形成されている請求項1または2に記載のビ
    ーム整形プリズム。
  4. 【請求項4】 前記ハーフミラー面での反射光における
    S偏光成分とP偏光成分との位相差が実質的にない請求
    項1ないし3のいずれかに記載のビーム整形プリズム。
  5. 【請求項5】 レーザー光源と、該レーザー光源から出
    射された光束を平行光束にするコリメートレンズと、前
    記平行光束の横断面形状を整形する請求項1ないし4の
    いずれかに記載のビーム整形プリズムと、該ビーム整形
    プリズムからの出射光を記録媒体上に収束させて照射す
    る対物光学系と、少なくとも1つのビームスプリッタと
    を有する光学系であって、 前記記録媒体へ照射したレーザー光の反射光を前記ビー
    ム整形プリズムのハーフミラー面で反射し、この反射光
    を前記ビームスプリッタへ入射させるよう構成したこと
    を特徴とする光学系。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08153889A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Sony Corp 複合光学装置およびその製造方法
CN111880312A (zh) * 2020-03-27 2020-11-03 西安炬光科技股份有限公司 光学器件、光束整形方法及应用模块

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