JPH0750018A - 光学ヘッドおよびそれを用いた光学情報機器 - Google Patents

光学ヘッドおよびそれを用いた光学情報機器

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JPH0750018A
JPH0750018A JP5193312A JP19331293A JPH0750018A JP H0750018 A JPH0750018 A JP H0750018A JP 5193312 A JP5193312 A JP 5193312A JP 19331293 A JP19331293 A JP 19331293A JP H0750018 A JPH0750018 A JP H0750018A
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optical
light
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optical head
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Application number
JP5193312A
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English (en)
Inventor
Toru Sasaki
徹 佐々木
Yoshio Suzuki
芳夫 鈴木
Ritsuo Imada
律夫 今田
Junji Nakajima
順次 中島
Masayuki Inoue
雅之 井上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】非点収差を与えるがための光学的手段(円柱レ
ンズ、検出レンズ)を用いることなく、情報信号と共
に、フォーカス誤差信号及びトラッキング誤差信号も一
括検出すること。 【構成】固定光学系200をレーザ光束を発射するレー
ザ素子1と、レーザ光束を1本の主光束と2本の副光束
とに分離する回折格子15と、半透明反射膜16bを有
する平板ビームスプリッタ16と、コリメートレンズ2
と、光検出器21とで構成し、分離光学系201を固定
光学系200から出射された平行光束100の進行方向
101(アクセス方向)を光ディスク8の情報記録面に
平行な面内で偏向させる反射ミラー17と、立ち上げミ
ラー18と、対物レンズ10と、対物レンズを少なくと
もフォーカス方向に駆動する2次元アクチュエータ19
とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的情報記録媒体に
対し情報信号の再生または記録再生を行なう光学ヘッド
に関し、非点収差法によってフォーカス誤差信号をえる
光学ヘッドの構成、およびそれを用いた光学情報機器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ヘッドを光学的情報記録媒体
(以後光ディスクと記す)の情報トラックを横断する方
向(以後アクセス方向と記す)に送り、そして位置決め
するアクセス動作を高速にするために、光ヘッドを固定
光学系と可動光学系に分離した構成(以後分離型光ヘッ
ドと記す)が提案されている。この分離型光ヘッドは、
アクセス動作として可動光学系のみアクセス方向に送れ
ば良く、光学系全体を送る一体型の光ヘッドと比較して
可動部の質量を低減出来るため、高速アクセスを図るこ
とが出来る。
【0003】この分離型を採用した従来の光ヘッドの一
例として、特開平3−86929号公報に開示された光
学ヘッドの概略構成を図19、図20に示す。図20は
図19における可動光学系をA方向からの側面図であ
る。
【0004】従来光学ヘッドの固定光学系において、レ
ーザ光束を発射するレーザ素子である半導体レーザ1か
ら発射された発散光束は、コリメートレンズ2によって
平行光となり、偏光ビームスプリッタ3及び1/4波長
板4を透過し、トラッキング用の偏向プリズム5に入射
し、可動光学系へ偏向される。ここで可動光学系は、ガ
イドレール6上にキャリッジベース7が光ディスク8の
半径方向に移動可能に配置されており、このキャリッジ
上に立ち上げミラー9、対物レンズ10及び対物レンズ
10をフォーカス方向に駆動するフォーカシングアクチ
ュエータ14等が搭載されている。ここで偏向プリズム
5で偏向された平行光束は、立ち上げミラー9で光ディ
スク8へ進行方向を偏向された後、対物レンズ10によ
って光ディスク8の情報情報記録面8a上に微小スポッ
トを形成する。また光ディスク8からの反射光は対物レ
ンズ10、立ち上げミラー9を経て可動光学系から、再
び固定光学系に入射する。固定光学系に入射した平行光
束は、偏向プリズム5、1/4波長板4へて直方体状の
偏光ビームスプリッタ3で検出光学系に分離される。検
出光学系に分離された光束は、集光レンズ11、円柱レ
ンズ12を透過後4分割の光検出器13に入射する。こ
の光検出器13により光ディスク8の情報信号、非点収
差法を用いたフォーカス誤差信号、トラッキング誤差信
号が検出される。そして、フォーカス誤差信号に基ずい
てフォーカシングアクチュエータ14が駆動され対物レ
ンズ10がフォーカス方向に位置制御され、トラッキン
グ誤差信号に基ずいて、偏向プリズム5のアクチュエー
タ(図示せず)が駆動され偏向プリズム5が入射光軸周
りに所定角度回転されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記既提案例
における光学ヘッドでは、非点収差法を用いたフォーカ
ス誤差信号を得るために、光ディスク8からの反射光
(平行光)を偏光ビームスプリッタ3により検出光学系
に導き、非点収差を与えるがための光学的手段(検出レ
ンズ11、円柱レンズ12)が必要であり、かつトラッ
キング誤差信号の検出法については詳細に言及されてお
らず、トラッキング誤差信号検出方式に基ずいた光学的
手段を別に設けなければならないという課題がある。
【0006】本発明の目的は、上記した従来技術の課題
点を解決し、非点収差を与えるがための光学的手段(検
出レンズ11、円柱レンズ12)を用いることなく、情
報信号と共に、フォーカス誤差信号およびトラッキング
誤差信号も一括して検出可能な光学ヘッド、およびこの
光学ヘッドを用いた光学情報機器を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、固定光学系はレーザ光束を発射す
るレーザ素子と、レーザ光束を1本の主光束と2本の副
光束とに分離する回折格子と、所定の透過率及び反射率
を持った半透明反射膜を備えた平板状のビームスプリッ
タ(以後平板ビームスプリッタと記す)と、レーザ素子
から発射された発散光束を平行光束に変換するコリメー
トレンズと、光ディスクの情報記録面からの反射光を検
出する光検出器とで構成し、可動光学系は固定光学系か
ら前記アクセス方向に出射された光束を前記情報記録面
に平行な面内で偏向させる反射面を有する反射部材と、
反射部材で偏向された光束を光ディスクの情報記録面に
垂直な方向に偏向する立ち上げミラーと、該レーザ素子
から発射されたレーザ光束を集光して、光ディスクの情
報記録面上に光スポットとして照射すると共に、該情報
記録面上で反射されたレーザ光束を集光する対物レンズ
と、対物レンズをフォーカス方向及び光ディスクの半径
方向に駆動するアクチュエータ(このアクチュエータは
必ずしも分離光学系上に必要ではなく、例えば情報記録
面上に光スポットを半径方向に駆動する手段は、固定光
学系に備えた構成でもよい)とで構成し、光ディスクの
半径方向に移動可能なキャリッジベースに搭載し分離型
光ヘッドを構成した。
【0008】前記半透明反射膜を備えた平板ビームスプ
リッタは、レーザ素子から発射されたレーザ光束と光デ
ィスクから反射され固定光学系に導かれた光束とが、そ
れぞれ異なる方向から平板ビームスプリッタに、ほぼ同
じ入射角度で斜めに入射するように配置される。また、
前記回折格子は、トラッキング誤差信号を検出するため
に、レーザ素子から平板ビームスプリッタまでの光路中
に配置される。
【0009】
【作用】上記のような手段を用いれば、レーザ素子から
発射されたレーザ光束は回折格子により1本の主光束と
2本の副光束に回折され、半透明反射膜を有する平板ビ
ームスプリッタを反射後コリメートレンズにより平行光
束とされる。この平行光束は固定光学系から分離光学系
へアクセス方向に平行に出射される。固定光学系に入射
した平行光束は反射部材により進行方向を光ディスクの
情報記録面に平行な面内で偏向された後、さらに立ち上
げミラーにより光ディスクの情報記録面に垂直な方向に
偏向された後、対物レンズにより光ディスクの情報記録
面上に照射される。光ディスクによって反射され光束は
対物レンズで平行光に変換され、立ち上げミラーで反射
された後、さらに反射部材でアクセス方向に偏向された
後固定光学系に入射する。固定光学系に入射した平行光
束はまずコリメートレンズにより収束光束に変換され、
この光束の光軸に対して傾斜して配置された平板ビーム
スプリッタを通過するので、この光束に非点収差が与え
られこれを利用してフォーカス誤差を検出することが出
来る。
【0010】また、回折格子によって生成された2本の
副光束は光学情報記録媒体上での情報トラックに対して
所定の位置に照射することにより、トラッキング誤差を
検出することが出来る。
【0011】さらに主光束、及び副光束は1個の光検出
器にそれざれ入射し、情報信号、フォーカス誤差信号、
トラッキング誤差信号が一括検出される。
【0012】以上説明したように、本発明の光ヘッドは
非点収差を与えるがための円柱レンズ等の光学的手段を
用いることなく、情報信号と共に、フォーカス誤差信号
およびトラッキング誤差信号も一括して検出可能な光学
ヘッドを得ることが出来る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の光学ヘッドを図面を参照して
詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例としての光学
ヘッドの構成を示す構成図である。
【0015】また、図2、図3はこの構成の一部を図1
の矢印A(図2)、矢印B(図3)の方向から見た図で
ある。
【0016】図1において、光源であるレーザ素子1
(本実施例では半導体レーザダイオード)から発射され
た発散光束99は、回折格子15に入射して情報信号検
出用の主光束(0次回折光)とトラッキング誤差検出用
の2本の副光束(±1次回折光、図示せず)との3本の
光束に分割される(なお図面においては主光束のみ図示
してある)。ここでレーザ素子1はレーザ素子1から発
射された光束のうち広がり角の狭い方向(一般に、半導
体レーザダイオードからは非等方性の光束が発射され、
接合面に平行な方向から発射された光束の広がり角が狭
い)が、ディスク半径方向(図においてY軸方向、以後
光ディスク8の半径方向をY軸方向と記す)となるよう
に設定されている。また図2に示すように回折格子15
は回折方向15aが光ディスクのトラック方向(図にお
いてX軸方向、以後光ディスク8のトラック方向をX軸
方向と記す)が回折格子15上に投影された方向102
とほぼ等しくなるように設定される(正確には2本の副
光束は主光束に対してY軸方向にずれて光スポットを形
成されるため、方向102より若干ずれる)。この回折
格子15で回折された3本の光束は、半透明反射膜を有
する平板ビームスプリッタ16に向かう。この平板ビー
ムスプリッタ16は、ガラスなどの光学媒体の透明平行
平板16aと、この透明平行平板16aの表面に形成さ
れた半透明反射膜16bとからなる。この平板ビームス
プリッタ16に入射した光束は、平板ビームスプリッタ
16の半透明反射膜16bで反射し、コリメートレンズ
2によって平行光束100となる。平行光束100は、
固定光学系200から分離光学系201へアクセス方向
101に出射される。このアクセス方向101は光ディ
スク8の半径方向と平行な方向である。分離光学系20
1に入射した平行光束は反射面17aを有する反射部材
である反射ミラー17により進行方向を光ディスク8の
記録面8aに平行な面(図面において紙面に平行な面)
内で偏向される。この反射ミラー17は反射面17aと
アクセス方向101の傾き角が22.5度となるように
配置されている。よって反射ミラー17に入射する光束
100と、反射ミラー17で反射された光束175の成
す角(以後この角を偏角と記す)は135度となる。そ
して光束175は、図3に示すように、立ち上げミラー
18により光ディスク8の情報記録面8aに垂直な方向
に偏向された後、対物レンズ10により光ディスク8の
情報記録面8a上に3個の光スポット103a,103
b,103cとして照射される。ここでトラッキング誤
差信号検出の為に、光スポット103a,103b,1
03cは光ディスク8のX軸方向に対して、光スポット
103aがちょうどトラック中心上に位置するとき光ス
ポット103b,103cがトッラクピッチの±1/4
だけY軸方向にずれるように配置される。
【0017】情報記録面8aからの反射光束106は、
対物レンズ10により再び平行光束107に変換された
後、立ち上げミラー18で反射され、さらに反射ミラー
17でアクセス方向101に偏向され固定光学系200
に向かう。なお分離光学系201は反射ミラー17、立
ち上げミラー18、対物レンズ10、および対物レンズ
10をフォーカス方向(図においてZ軸方向、以後Z軸
方向と記す)とトラッキング方向(本実施例ではY軸方
向)の2軸に対物レンズ位置を駆動する2次元アクチュ
エータ19と、それらを搭載するキャリッジ20で構成
され、このキャリッジ20のみをアクセス機構(制御系
等は図示せず)を用いて光ディスク8のアクセス方向1
01に内周位置から外周位置までの可動範囲を平行移動
させる構成である。
【0018】固定光学系200に入射した平行光束10
7はまずコリメートレンズ2により収束光束108に変
換された後、平板ビームスプリッタ16に入射し、表面
に形成された半透明反射膜16bを透過しレンズ60を
経て光検出器21に入射する。ここで収束光束108
は、この光束の光軸108aに対して傾斜して配置され
た平板ビームスプリッタ16を通過するので、フォーカ
ス誤差検出用の非点収差が与えられる。非点収差が与え
られた収束光束108は、それぞれ光検出器21に入射
する。図4は光検出器21を図1の矢印Cの方向から見
た図である。光検出器21は、図に示すように4分割受
光領域21a〜21dと,その両側に受光領域21e,
21fを有している。光束108は光検出器21上に入
射し、3個の光スポット109a,109b,109c
を結像する。すなわち光ディスク8上で光スポット10
3aに対応する光束108は、4分割受光領域21a〜
21dの中央に結像し、また光ディスク8上で光スポッ
ト103b,103cに対応する光束108は、それぞ
れ受光領域21e,21fにそれぞれ結像する。よって
受光領域21a〜21dの検出信号を用いて、(21a
+21c)−(21b+21d)なる演算を行うことに
より非点収差法によるフォーカス誤差信号、(21a+
21c+21b+21d)なる演算を行うことにより情
報信号が得られる。 図5はトラック方向が平板ビーム
スプリッタ16に入射する収束光束108に投影された
方向121と、平板ビームスプリッタ16の収束光束1
08に対する傾斜方向122との関係を示した図(図1
の矢印Dの方向から見た図)である。図5に示すよう
に、トラック方向が収束光束108に投影された方向1
21と、平板ビームスプリッタ16の傾斜方向122と
の相対角度は45度である。よって、収束光束108は
光ディスクのトラック方向である方向121に対して4
5度方向の非点収差(本実施例においては、方向122
の像点位置が、方向122に垂直な方向の像点位置に対
して遠くなる)が与えられる。そのため4分割受光領域
21a〜21dは、光ディスクのトラック方向が光検出
器21上に投影された方向に平行な方向111と垂直な
方向112で分割されている。
【0019】よって本発明の光ヘッドは光ディスク上の
読み取りスポット103aが情報トッラクを横断した際
に問題となるフォーカス誤差信号への横断信号の混入を
低減した構成となる。
【0020】一方、光ディスク8上で光スポット103
b,103cに対応する光束108が入射した受光領域
21e,21fの検出信号を用いて、(21e−21
f)なる演算を行うことによりトラッキング誤差信号が
得られる。
【0021】ここで、トラッキング誤差検出としてサン
プルサーボ方式(サーボ信号用のピットを予め光ディス
クに形成してある)を用いる場合には、情報信号よりト
ラッキング誤差信号を生成し回折格子15による副光束
は使用しないので回折格子15を省略できる。この場
合、図4に示した光検出器21の受光領域のうち21
e,21fは不用となり、構成が簡略化される。
【0022】なお、本実施例の光学ヘッドにおいて、デ
ィスク上の読み取りスポットの強度分布をY軸方向に対
してX軸方向を狭くするために、レーザ素子1はレーザ
素子1から発射された光束のうち広がり角の狭い方向
が、Y軸方向となるように設定されているがこれに限る
ものではない。例えば、コリメートレンズの焦点距離、
レーザ素子の発光の広がり角によりレーザ素子の取付け
は任意に設定することが出来る。
【0023】以上説明したように、本発明の光ヘッドは
非点収差を与えるがための円柱レンズ等の光学的手段を
用いることなく、情報信号と共に、フォーカス誤差信号
およびトラッキング誤差信号も一括して検出可能な分離
型光ヘッドを得ることが出来る。
【0024】上記実施例の光学ヘッドの分離光学系20
1に搭載した反射ミラー17は、反射面17aとアクセ
ス方向101の傾きが22.5度となるように配置され
ているがこれに限るものではない。例えば、図6に示す
ように、反射面17aとアクセス方向101の傾きが3
0度となるように配置してもよい。
【0025】図6に示した光ヘッドは第1の実施例の変
形例であり、図1と同じ符号は同じ部品を示す。この構
成において、回折格子15はトラッキング誤差信号検出
の為に、光ディスク8のX軸方向に対して、光スポット
103aがちょうどトラック中心上に位置するとき光ス
ポット103b,103cがトッラクピッチの±1/4
だけY軸方向にずれるように配置される。また固定光学
系240から出て分離光学系241に入射した平行光束
100は反射面17aを有する反射部材である反射ミラ
ー17により進行方向を光ディスク8の情報記録面8a
に平行な面(図面において紙面に平行な面)内で偏向さ
れる。この反射ミラー17は反射面17aとアクセス方
向101の傾き角が30度となるように配置されてい
る。よって反射ミラー17に入射する光束100と、反
射ミラー17で反射された光束176の偏角は120度
となる。この構成に用いられる光検出器40を図7に示
す。光検出器40は、図に示すように4分割受光領域4
0a〜40dと,その両側に受光領域40e,40fを
有している。また、受光領域(受光領域40e、4分割
受光領域40a〜40d、受光領域40f)の並びの方
向190と4分割受光領域40a〜40dの分割線の方
向191は略15度となっている。ここで、平板ビーム
スプリッタ16で非点収差を与えられた光束108は光
検出器40上に入射し、3個の光スポット109a,1
09b,109cを結像する。すなわち光ディスク8上
で光スポット103aに対応する光束108は、の中央
に結像し、また光ディスク8上で光スポット103b,
103cに対応する光束108は、それぞれ受光領域4
0b,40cにそれぞれ結像する。よって受光領域40
a〜40dの検出信号を用いて、(40a+40c)−
(40b+40d)なる演算を行うことにより非点収差
法によるフォーカス誤差信号、(21a+21c+21
b+21d)なる演算を行うことにより情報信号が得ら
れる。さらに受光領域40e,40fの検出信号を用い
て、(40e−40f)なる演算を行うことによりトラ
ッキング誤差信号が得られる。
【0026】上記構成においては、反射ミラー17とア
クセス方向101の傾き角は30度である。よって図1
の実施例における22.5度の場合に対して反射ミラー
17の大きさを小さくでき、分離光学系を小さくできる
長所がある。
【0027】次に本発明の光ヘッドの第2の実施例につ
いて説明する。なお本実施例の光ヘッドは熱磁気記録を
用いた光学情報記録媒体(以後光磁気ディスクと記す)
の情報を再生または記録する構成である。図8は第2の
実施例としての光ヘッドの構成を示す図である。図8に
おいて図1と同一符号は同一部品を示す。なお図におい
て回折格子を矢印A方向,及び分離光学系を矢印B方向
から見た図は図1における図2(矢印A方向)、図3
(矢印B方向)と同じであるので省略した。
【0028】図8において、直線偏光光源であるレーザ
素子1(1aはレーザ素子のノイズを低減するための高
周波重畳回路、必要でない場合は省略してよい)から発
射された発散光束99は、回折格子15に入射して情報
信号検出用の主光束(0次回折光)とトラッキング誤差
検出用の2本の副光束(±1次回折光、図示せず)との
3本の光束に分割される。ここでレーザ素子1はレーザ
素子1から発射された光束のうち広がり角の狭い方向
(一般に、半導体レーザダイオードからは非等方性の光
束が発射され、接合面に平行な方向から発射された光束
の広がり角が狭い)が、Y軸方向となるように設定され
ている。この回折格子15で回折された3本の光束は、
半透明反射膜を有する平板ビームスプリッタ16に向か
う。この平板ビームスプリッタ16は、ガラスなどの光
学媒体の透明平行平板16aと、この透明平行平板16
aの表面に形成された半透明反射膜16bとからなる。
この平板ビームスプリッタ16に入射した光束は半透明
反射膜16bで透過光120と反射光121に2分され
る。このうち透過光120は開口(図示せず)を有する
遮光部材25を透過後、光検出器26に入射する。な
お、遮光部材26は必ずしも必要でなく光束120を直
接光検出器26に導いてもよい。また光検出器26は迷
光対策(入射面において反射される必要とされない光、
すなわち迷光をレーザ素子、他の光検出器内に入射させ
ないようにする対策)として光束120に対して傾斜し
て配置されている。なお光検出器26に入射した光束1
20の出力27を用いてレーザ素子1から発射される光
束99の光強度が制御される。
【0029】一方、平板ビームスプリッタ16を反射し
た発散光束である光束121は、コリメートレンズ2に
よって平行光束100となる。平行光束100は、固定
光学系230から分離光学系231へアクセス方向10
1に出射される。分離光学系231に入射した平行光束
は反射面17aを有する反射部材である反射ミラー17
により進行方向を光磁気ディスク28の情報記録面28
aに平行な面(図面において紙面に平行な面)内で偏向
される。この反射ミラー17は反射面17aとアクセス
方向101の傾き角が22.5度となるように配置され
ている。よって反射ミラー17に入射する光束100
と、反射ミラー17で反射された光束175の偏角は1
35度となる。そして光束175は、立ち上げミラー1
8により光磁気ディスク28の情報記録面28aに垂直
な方向に偏向された後、対物レンズ10により光磁気デ
ィスク28の情報記録面28a上に3個の光スポット1
03a,103b,103cとして照射される。ここで
対物レンズ10に入射する光束100の偏光方向100
bはY軸方向であり、かつ情報記録面28a上の情報信
号の読み取りスポット103aは、強度分布がY軸方向
に長い略楕円形となる。またトラッキング誤差信号検出
の為に、光スポット103a,103b,103cは光
磁気ディスク28のX軸方向に対して、光スポット10
3aがちょうどトラック中心上に位置するとき光スポッ
ト103b,103cがトッラクピッチの±1/4だけ
Y軸方向にずれるように配置される。
【0030】情報記録面28aからの反射光束は、対物
レンズ10により再び平行光束107に変換された後、
立ち上げミラー18で反射された後、さらに反射ミラー
17でアクセス方向101に偏向され固定光学系230
に向かう。なお分離光学系231は反射ミラー17、立
ち上げミラー18、対物レンズ10、および対物レンズ
10をZ軸方向とトラッキング方向(本実施例ではY軸
方向)の2軸に対物レンズ位置を駆動する2次元アクチ
ュエータ19と、それらを搭載するキャリッジ20で構
成され、このキャリッジ20のみをアクセス機構(制御
系等は図示せず)を用いて光ディスク8のアクセス方向
101に内周位置から外周位置までの可動範囲を平行移
動させる構成である。
【0031】固定光学系230に入射した平行光束10
7はまずコリメートレンズ2により収束光束108に変
換された後、平板ビームスプリッタ16に入射し、表面
に形成された半透明反射膜16bを透過しレンズ60を
経て偏光ビームスプリッタ29に入射する。図9に偏光
ビームスプリッタ29の構成図を示す。偏光ビームスプ
リッタ29は、ガラスなどの透明光学媒体からなる三角
形の部材29a及び平板状の部材29b,部材29aと
部材29bとの接合面に形成された偏光膜29c,部材
29bに形成された全反射膜29dとで構成されてい
る。なお全反射膜29dは入射光が光学的に全反射条件
を満足すれば特に形成する必要はない。この偏光ビーム
スプリッタ29に入射した光束108の偏光成分のうち
偏光膜29cの膜面(紙面に垂直)に平行で偏光膜29
cを透過出来ない偏光成分は反射(一般にこの偏光をS
偏光という)され、これと垂直な偏光成分(一般にこの
偏光をP偏光という)は偏光膜29cを透過する。偏光
膜29cで反射された光束121と、偏光膜を透過し、
つぎに全反射膜29dで反射された光束122は、それ
ぞれ光検出器30に入射する。ここで、レーザ素子1
は、偏光ビームスプリッタ29に到達した光束の偏光方
向が、偏光ビームスプリッタ29の偏光膜の透過軸すな
わち紙面に平行な方向に対して、略45度の角度を成す
ように配置される。よって光束121と光束122の光
強度は、光磁気ディスク28の情報記録面28aに記録
された情報信号(以後光磁気信号と記す)に応じてお互
いに逆相の変化をする。従って、これらの光束121,
122の強度信号を用いて作動検出法による光磁気信号
を検出することが出来る。
【0032】図10は光検出器30を図8の矢印Cの方
向から見た図である。光検出器30は、図に示すように
受光領域30a〜30iを有している。光束121は光
検出器30の受光領域30a〜30f上に3個の光スポ
ット123a,123b,123cを結像する。すなわ
ち光磁気ディスク28上で光スポット103aに対応す
る光束121は、4分割受光領域30a〜30dの中央
に結像し、また光磁気ディスク28上で光スポット10
3b,103cに対応する光束121は、それぞれ受光
領域30e,30fにそれぞれ結像する。一方光束12
2は光検出器30の受光領域30g〜30i上に3個の
光スポット124a,124b,124cを結像する。
すなわち光磁気ディスク28上で光スポット103aに
対応する光束122は受光領域30gに結像し、光磁気
ディスク28上で光スポット103b,103cに対応
する光束122は、それぞれ受光領域30h,30iに
それぞれ結像する。ここで光束121は収束光束であ
り、第1の実施例で述べたように平板ビームスプリッタ
16でフォーカス誤差検出用の非点収差が与えられてい
る。よって光検出器30の受光領域30a〜30dの検
出信号を用いて、(30a+30c)−(30b+30
d)なる演算を行うことにより非点収差法によるフォー
カス誤差信号が得られる。また、光磁気ディスク28上
で光スポット103b,103cに対応する光束12
1,122が入射した受光領域30e,30f,30
h,30iの検出信号を用いて、(30e−30f)又
は(30h−30i)あるいは、(30e+30h)−
(30f+30i)なる演算を行うことによりトラッキ
ング誤差信号が得られる。さらに光磁気ディスク28上
で光スポット103aに対応する光束121,122が
入射した受光領域30a〜30dと30gの検出信号を
用いて、(30a+30b+30c+30d)−30g
なる演算を行うことにより光磁気信号、さらに(30a
+30b+30c+30d)+30gなる演算を行うこ
とにより和信号(光磁気ディスク28に予め形成された
凹凸状のピット信号、たとえばアドレス信号等の情報信
号)が得られる。なお本実施例においては、光束121
をフォーカス誤差検出用として用いたが、光束122を
用いてもよい。
【0033】さらに、第1の実施例で述べたように、ト
ラッキング誤差検出としてサンプルサーボ方式を用いる
場合には、再生信号よりトラッキング誤差信号を生成し
回折格子15による副光束は使用しないので回折格子1
5を省略できる。この場合、図10に示した光検出器3
0の受光領域のうち30e,30f,30h,30iは
不用となり、構成が簡略化される。
【0034】以上説明したように、本発明の光ヘッドは
非点収差を与えるがための円柱レンズ等の光学的手段
や、光磁気信号を差動検出する際に必要な1/2波長板
等の偏光を回転するがための光学的手段を用いることな
く、情報信号と共に、フォーカス誤差信号およびトラッ
キング誤差信号も一括して検出可能な分離型光ヘッドを
得ることが出来る。
【0035】次に本発明の光ヘッドの第3の実施例につ
いて説明する。なお本実施例の光ヘッドは光磁気ディス
クの情報を再生または記録する構成である。図11は第
3の実施例としての光ヘッドの構成を示す図である。図
11において図1および図8と同一符号は同一部品を示
す。なお図において分離光学系を矢印B方向から見た図
は、図1における図3(矢印B方向)と同じであるので
省略した。
【0036】図11において、直線偏光光源であるレー
ザ素子1(1aはレーザ素子のノイズを低減するための
高周波重畳回路、必要でない場合は省略してよい)から
発射された発散光束99は、回折格子15に入射して情
報信号検出用の主光束(0次回折光)とトラッキング誤
差検出用の2本の副光束(±1次回折光、図示せず)と
の3本の光束に分割される。ここでレーザ素子1はレー
ザ素子1から発射された光束のうち広がり角の狭い方向
(一般に、半導体レーザダイオードからは非等方性の光
束が発射され、接合面に平行な方向から発射された光束
の広がり角が狭い)が、Y軸方向となるように設定され
ている。この回折格子15で回折された3本の光束は、
1/2波長板31に入射し、図12(図11において1
/2波長板31を矢印Aの方向から見た図)に示すよう
に偏光方向を45度回転された光束125となる。この
図において15aは回折格子15の回折方向、99aは
1/2波長板31に入射する光束99の偏光方向、12
5aは1/2波長板31を透過した光束の125の偏光
方向である。この1/2波長板31を透過した光束12
5は半透明反射膜を有する平板ビームスプリッタ32に
向かう。この平板ビームスプリッタ32は、ガラスなど
の光学媒体の透明平行平板32aと、この透明平行平板
32aの表面に形成された半透明反射膜32bとからな
る。また半透明反射膜32bの偏光特性は、入射した光
束の偏光成分のうちS偏光成分(図において、紙面に垂
直)に対してP偏光成分(図において、紙面に平行)の
反射率が高く設定されている。例えば偏光特性をP偏光
透過率Tp≒0.8,P偏光反射率Rp≒0.2,S偏
光透過率Ts≒0.1、S偏光反射率Rs≒0.9に設
定される。このような特性は、半透明反射膜32bを例
えば誘電体の多層膜によって構成することで得ることが
出来る。平板ビームスプリッタ32の半透明反射膜32
bに入射した光束125(偏光方向はS偏光)は透過光
126と反射光127に2分される。このうち透過光1
26は開口(図示せず)を有する遮光部材25を透過
後、光検出器26に入射する。光検出器26に入射した
光束126の出力27を用いてレーザ素子1から発射さ
れる光束99の光強度が制御される。
【0037】一方、平板ビームスプリッタ32を反射し
た発散光束である光束127は、コリメートレンズ2に
よって平行光束128となる。平行光束128は、固定
光学系220から分離光学系221へアクセス方向10
1に出射される。分離光学系221に入射した平行光束
は反射面17aを有する反射部材である反射ミラー17
により進行方向を光磁気ディスク28の情報記録面28
aに平行な面(図面において紙面に平行な面)内で偏向
される。この反射ミラー17は反射面17aとアクセス
方向101の傾き角が22.5度となるように配置され
ている。よって反射ミラー17に入射する光束128
と、反射ミラー17で反射された光束175の偏角は1
35度となる。そして光束175は、立ち上げミラー1
8により光磁気ディスク28の情報記録面28aに垂直
な方向に偏向された後、対物レンズ10により光磁気デ
ィスク28の情報記録面28a上に3個の光スポット1
29a,129b,129cとして照射される。ここで
対物レンズ10に入射する光束128の偏向方向128
bはY軸方向に対して略45度となる。かつ情報記録面
28a上の情報信号の読み取りスポット129aは、強
度分布がY軸方向に長い略楕円形となる。またトラッキ
ング誤差信号検出の為に、光スポット129a,129
b,129cは光磁気ディスク28のX軸方向に対し
て、光スポット129aがちょうどトラック中心上に位
置するとき光スポット129b,129cがトッラクピ
ッチの±1/4だけY軸方向にずれるように配置され
る。
【0038】情報記録面28aからの反射光束は、対物
レンズ10により再び平行光束130に変換された後、
立ち上げミラー18で反射された後、さらに反射ミラー
17でアクセス方向101に偏向され固定光学系220
に向かう。なお分離光学系221は反射ミラー17、立
ち上げミラー18、対物レンズ10、および対物レンズ
10をZ軸方向とトラッキング方向(本実施例ではY軸
方向)の2軸に対物レンズ位置を駆動する2次元アクチ
ュエータ19と、それらを搭載するキャリッジ20で構
成され、このキャリッジ20のみをアクセス機構(制御
系等は図示せず)を用いて光磁気ディスク28のアクセ
ス方向101に内周位置から外周位置まで平行移動させ
る構成である。
【0039】固定光学系に入射した平行光束130はま
ずコリメートレンズ2により収束光束131に変換され
た後、平板ビームスプリッタ32に入射する。そして収
束光束131のうち平板ビームスプリッタ32の表面に
形成された偏光特性を有する半透明反射膜32bを透過
した収束光束132はレンズ60を経て、入射光束を互
いに偏光方向が直交する2つの偏光光束に分離する偏光
分離手段である偏光ビームスプリッタ33に入射し、偏
光がお互いに直交する2つの光束P偏光133とS偏光
134に偏光分離され、それぞれ光検出器34に入射す
る。
【0040】図13は、本実施例の光学ヘッドに用いら
れる偏光分離手段である偏光ビームスプリッタ33の構
成及び作用を説明した図である。図13において、偏光
ビームスプリッタ33はガラス等の透明光学媒体よりな
る平行四辺形プリズム33aおよび平行平板33b,平
行四辺形プリズム33aと平行平板33bとの接合面に
形成された偏光膜33c,平行四辺形プリズム33aと
平行平板33bにそれぞれ形成された全反射膜33d,
33eとで構成されている。なお全反射膜33d,33
eは入射光が光学的に全反射条件を満足すれば特に形成
する必要はない。レンズ60を出射した光束132は偏
光成分のうち、偏光膜33cにとってS偏光(図におい
て紙面に垂直な振動を持つ偏光)成分は反射され、これ
と垂直なP偏光(図において紙面に平行な振動を持つ偏
光)成分は偏光膜33cを透過して直進して全反射膜3
3eで反射して再び偏光膜33cを透過する。偏光膜3
3cで反射された光束134と偏光膜33cを透過した
133は全反射膜33dで反射され、それぞれ光検出器
34に入射する。
【0041】ここで偏光ビームスプリッタ33は、レン
ズ60を出射した光束132の光軸周りに略45度回転
させて配置される。よって偏光ビームスプリッタ33に
到達した光束の偏光方向(紙面に垂直な方向)に対し
て、偏光ビームスプリッタ33の偏光膜の透過軸は略4
5度の角度を成す。よって光束134と光束133の光
強度は、光磁気ディスク28の情報記録面28aに記録
された光磁気信号に応じてお互いに逆相の変化をする。
従って、これらの光束134,133の強度信号を用い
て作動検出法による光磁気信号を検出することが出来
る。なお本実施例において、光磁気ディスク28からの
反射光に含まれる光磁気信号成分は、対物レンズ10に
入射する光束128の偏向方向128bに垂直な偏光成
分であるので、平板ビームスプリッタ32の半透明反射
膜32bの偏光特性により光磁気信号成分を第2の実施
例と比較して大きくすることが出来る。
【0042】図14は光検出器34を図11の矢印Cの
方向から見た図である。光検出器34は、図に示すよう
に受光領域34a〜34iを有している。光束133は
光検出器34の受光領域34a〜34f上に3個の光ス
ポット135a,135b,135cを結像する。すな
わち光磁気ディスク28上で光スポット129aに対応
する光束134は、4分割受光領域34a〜34dの中
央に結像し、また光磁気ディスク28上で光スポット1
29b,129cに対応する光束134は、それぞれ受
光領域34e,34fにそれぞれ結像する。一方光束1
33は光検出器34の受光領域34g〜34i上に3個
の光スポット136a,136b,136cを結像す
る。すなわち光磁気ディスク28上で光スポット129
aに対応する光束133は受光領域34gに結像し、光
磁気ディスク28上で光スポット129b,129cに
対応する光束133は、それぞれ受光領域34h,34
iにそれぞれ結像する。ここで光束134は収束光束で
あり、第1の実施例で述べたように平板ビームスプリッ
タ34が入射光束127(収束光束)の光軸に対して傾
斜して配置されているためフォーカス誤差検出用の非点
収差が与えらる。よって光検出器34の受光領域34a
〜34dの検出信号を用いて、(34a+34c)−
(34b+34d)なる演算を行うことにより非点収差
法によるフォーカス誤差信号が得られる。また、光磁気
ディスク28上で光スポット129b,129cに対応
する光束133、光束134が入射した受光領域34
e,34f,34h,34iの検出信号を用いて、(3
4e−34f)又は(34h−34i)あるいは、図に
示すように(34e+34h)−(34f+34i)な
る演算を行うことによりトラッキング誤差信号が得られ
る。さらに光磁気ディスク28上で光スポット129a
に対応する光束134,133が入射した受光領域34
a〜34dと34gの検出信号を用いて、(34a+3
4b+34c+34d)−34gなる演算を行うことに
より光磁気信号、(34a+34b+34c+34d)
+34gなる演算を行うことにより和信号(光磁気ディ
スク28に予め形成された凹凸状のピット信号、たとえ
ばアドレス信号等の情報信号)が得られる。
【0043】なお、第1、第2の実施例で述べたよう
に、トラッキング誤差検出としてサンプルサーボ方式を
用いる場合には、再生信号よりトラッキング誤差信号を
生成し回折格子15による副光束は使用しないので回折
格子15を省略できる。この場合、図14に示した光検
出器34の受光領域のうち34e,34f,34h,3
4iは不用となり、構成が簡略化される。
【0044】また、レーザ素子1をレーザ素子1から発
射された光束のうち広がり角の狭い方向を、ディスク半
径方向に対して45度となるように配置することによ
り、本実施例における1/2波長板31を取り除くこと
も出来る。更に、反射ミラー17を旋光媒体(1/2波
長板)で構成し、1/2波長板31を取り除いた構成と
してもよい。
【0045】尚、上記実施例の光学ヘッドは、トラッキ
ング誤差検出に回折格子を用いた構成であったがこれに
限るものではない。以下その実施例について説明する。
【0046】図15は第4の実施例としての光ヘッドの
構成を示す図である。図15において図1および図11
と同一符号は同一部品を示す。なお図において分離光学
系を矢印B方向から見た図は、図1における図3(矢印
B方向)と同じであるので省略した。
【0047】図15において、直線偏光光源であるレー
ザ素子1(1aはレーザ素子のノイズを低減するための
高周波重畳回路、必要でない場合は省略してよい)から
発射された発散光束99は半透明反射膜を有する平板ビ
ームスプリッタ32に向かう。ここでレーザ素子1はレ
ーザ素子1から発射された光束のうち広がり角の狭い方
向(一般に、半導体レーザダイオードからは非等方性の
光束が発射され、接合面に平行な方向から発射された光
束の広がり角が狭い)が、Y軸方向に対して45度とな
るように設定されている。平板ビームスプリッタ32
は、ガラスなどの光学媒体の透明平行平板32aと、こ
の透明平行平板32aの表面に形成された半透明反射膜
32bとからなる。また半透明反射膜32bの偏光特性
は、入射した光束の偏光成分のうちS偏光成分(図にお
いて、紙面に垂直)に対してP偏光成分(図において、
紙面に平行)の反射率が高く設定されている。例えば偏
光特性をP偏光透過率Tp≒0.8,P偏光反射率Rp
≒0.2,S偏光透過率Ts≒0.1、S偏光反射率R
s≒0.9に設定される。このような特性は、半透明反
射膜32bを例えば誘電体の多層膜によって構成するこ
とで得ることが出来る。平板ビームスプリッタ32の半
透明反射膜32bに入射した光束99(偏光方向はS偏
光)は透過光126と反射光127に2分される。この
うち透過光126は開口(図示せず)を有する遮光部材
25を透過後、光検出器26に入射する。光検出器26
に入射した光束126の出力27を用いてレーザ素子1
から発射される光束99の光強度が制御される。
【0048】一方、平板ビームスプリッタ32を反射し
た発散光束である光束127は、コリメートレンズ2に
よって平行光束128となる。平行光束128は、固定
光学系250から分離光学系251へアクセス方向10
1に出射される。分離光学系251に入射した平行光束
は反射面17aを有する反射部材である反射ミラー17
により進行方向を光磁気ディスク28の情報記録面28
aに平行な面(図面において紙面に平行な面)内で偏向
される。この反射ミラー17は反射面17aとアクセス
方向101の傾き角が22.5度となるように配置され
ている。よって反射ミラー17に入射する光束128
と、反射ミラー17で反射された光束175の偏角は1
35度となる。そして光束175は、立ち上げミラー1
8により光磁気ディスク28の情報記録面28aに垂直
な方向に偏向された後、対物レンズ10により光磁気デ
ィスク28の情報記録面28a上に情報信号の読み取り
光スポット129aとして照射される。ここで対物レン
ズ10に入射する光束128の偏向方向128bはY軸
方向に対して略45度となる。
【0049】情報記録面28aからの反射光束は、対物
レンズ10により再び平行光束130に変換された後、
立ち上げミラー18で反射された後、さらに反射ミラー
17でアクセス方向101に偏向され固定光学系250
に向かう。なお分離光学系251は反射ミラー17、立
ち上げミラー18、対物レンズ10、および対物レンズ
10をZ軸方向とトラッキング方向(本実施例ではY軸
方向)の2軸に対物レンズ位置を駆動する2次元アクチ
ュエータ19と、それらを搭載するキャリッジ20で構
成され、このキャリッジ20のみをアクセス機構(制御
系等は図示せず)を用いて光磁気ディスク28のアクセ
ス方向101に内周位置から外周位置まで平行移動させ
る構成である。
【0050】固定光学系250に入射した平行光束13
0はまずコリメートレンズ2により収束光束131に変
換された後、平板ビームスプリッタ32に入射する。そ
して収束光束131のうち平板ビームスプリッタ32の
表面に形成された偏光特性を有する半透明反射膜32b
を透過した収束光束132はレンズ60を経て、図13
で示した偏光分離手段である偏光ビームスプリッタ33
に入射し、偏光がお互いに直交する2つの光束P偏光1
33とS偏光134に偏光分離され、それぞれ光検出器
40に入射する。
【0051】図16は光検出器40を図15の矢印Cの
方向から見た図である。光検出器40は、図に示すよう
に受光領域40a〜40eを有している。光束134は
光検出器40の受光領域40a〜40d上に光スポット
135aを結像する。一方光束133は光検出器40の
受光領域40eに結像する。ここで光束134は収束光
束であり、第3の実施例で述べたように平板ビームスプ
リッタ34が入射光束127(収束光束)の光軸に対し
て傾斜して配置されているためフォーカス誤差検出用の
非点収差が与えらる。よって光検出器40の受光領域4
0a〜40dの検出信号を用いて、(40a+40c)
−(40b+40d)なる演算を行うことにより非点収
差法によるフォーカス誤差信号が得られる。また、光磁
気ディスク28の情報トラック方向が受光領域40a〜
40dに投影された方向は189である(受光領域40
a〜40d上の光スポット135aを情報トラック方向
に対応する暗線で分割する)ことから、受光領域40a
〜40dの検出信号を用いて、(40a+40d)−
(40b+40c)なる演算を行うことによりトラッキ
ング誤差信号(光スポットがトラックを横断する際に生
ずる反射光の回折光の変化を検出する方式、一般にプッ
シュプル法と呼ばれる)が得られる。さらに光磁気ディ
スク28上で光スポット129aに対応する光束13
4,133が入射した受光領域40a〜40dと40e
の検出信号を用いて、(40a+40b+40c+40
d)−40eなる演算を行うことにより光磁気信号、
(40a+40b+40c+40d)+40eなる演算
を行うことにより和信号(光磁気ディスク28に予め形
成された凹凸状のピット信号、たとえばアドレス信号等
の情報信号)が得られる。
【0052】本実施例の光学ヘッドでは、トラッキング
誤差検出用の光学部品(回折格子等)を用いることなく
トラッキング誤差信号が得られる。
【0053】以上説明したように、第2〜第4の本実施
例の光ヘッドは非点収差を与えるがための円柱レンズ等
の光学的手段や、光磁気信号を差動検出する際に必要な
1/2波長板等の偏光を回転するがための光学的手段を
用いることなく、情報信号(光磁気信号、和信号)と共
に、フォーカス誤差信号およびトラッキング誤差信号も
一括して検出可能な分離型光ヘッドを得ることが出来
る。
【0054】なお、第2〜第4の実施例で用いた偏光分
離手段は、偏光ビームスプリッタ29,33に限るもの
ではなく、例えば複屈折媒体等を用いたものでもよく、
ようするに入射光束を互いに偏光方向が直交する2つの
偏光光束に分離する光学的手段であればよい。
【0055】なお、以上説明した本発明の光ヘッドの実
施例においては、対物レンズをフォーカス方向とトラッ
キング方向(半径方向)の2軸方向に駆動するアクチュ
エータを用いたがこれに限るものではない。例えば、分
離光学系に搭載するアクチュエータはフォーカス方向の
駆動のみで、トラッキング方向の制御のためのアクチュ
エータおよび光学的手段は固定光学系に設けた構成でも
良い。またフォーカス方向の制御をするアクチュエータ
を分離光学系をアクセス方向に駆動する駆動装置の磁気
回路と併用する構成でもよい。更にフォーカス方向のア
クチュエータおよび光学的手段を固定光学系に設けた構
成でもよい。なお、この内容は本発明と実質的に関係無
いので説明は省略する。さらに構成上、第1〜第4の実
施例における反射ミラー17と反射ミラー18を一つの
光学部品として複合化した構成でもよい。
【0056】次に、以上説明した本発明の光ヘッドを搭
載した光学的情報記録再生装置を用いた光学情報機器の
一例を説明する。
【0057】図17に、光学情報機器150の構成の概
略図を示す。光学情報機器150は映像および音声情報
を記録し、かつ再生映像の表示、あるいは音声信号の出
力が可能な装置(以後、ビデオカメラと記す)である。
このビデオカメラ150は、情報を記録する記録媒体と
して光学的情報記録媒体(光ディスク)を用いている。
したがってビデオカメラ150は、光ディスクに映像お
よび音声信号を記録・再生可能な光ヘッドを搭載した光
学的情報記録再生装置(図示せず)を少なくとも内蔵し
ている。図において、151は被写体像を撮像素子(図
示せず)上に結像させるレンズ部、152は映像を表示
する映像表示部(例えば、液晶ディスプレイ、プラズマ
ディスプレイ等、また画面のアスクペクト比16対9、
4対3)、153はビデオカメラ15を操作するための
入力部、154はディスク挿入口、160はレンズ部か
ら取り込まれた映像を見るためのファインダーである。
またこのビデオカメラ150は、前述の光学的情報記録
媒体(光ディスク)が記録、再生できる本発明の光ヘッ
ドを搭載した光学的情報記録再生装置以外に、該撮像素
子からの出力を映像信号に変換する信号処理回路部と、
音声検出部(マイクロフォン等)で検出される情報を処
理する音声信号処理回路が少なくとも内蔵されている。
これによってレンズ部151により撮った被写体像と、
音声検出部から得た情報を光学情報記録媒体に記録し保
持出来る機能と、光学情報記録媒体の情報信号(映像信
号、音声信号)を再生し、ディスプレイ152上に表示
できる機能と、レンズ部151により撮った情報信号を
ディスプレイ上152に表示できる機能が実現可能とな
る。また、映像情報及び音声情報を光学情報記録媒体に
記録する際における不具合発生時のバックアップメモリ
として、光学情報記録媒体以外にICメモリを具備して
もよい。なお、本実施例のビデオカメラ150におい
て、レンズ部から取り込まれた被写体像を直接ディスプ
レイ上152に表示する構成とし、ファインダー160
を省略した構成でもよい。
【0058】次に、ビデオカメラ150に用いる光ディ
スク155について図18を用いて説明する。図におい
て、光ディスク155は保護用の筐体(ディスクカート
リッジ156)に収納されている。ディスクカートリッ
ジ156は開口部157(シャッター)を有している。
本実施例の光ディスク155は情報記録媒体として熱磁
気記録方式の光磁気記録媒体を用いた光磁気ディスクで
ある。ディスク直径は2インチであり、例えば情報はデ
ジタル圧縮処理で情報の圧縮を行い、かつ記録される情
報の時間は30分程度(情報の転送速度は1.5Mbp
s)となる。このとき情報トラックの間隔(トラックピ
ッチ)は1.1μmである。このため本光磁気ディスク
を記録再生をする光ヘッドのレーザ素子の波長は700
nm以下とすることが望ましい。なお本ビデオカメラに
搭載する光ヘッドは分離型光ヘッドに限るものではな
く、一体型光ヘッドでも良い。
【0059】以上、情報記録媒体として光ディスク15
5を用いる本発明のビデオカメラ150は、従来のビデ
オテープを用いたビデオカメラに対して、記録再生動
作、特に情報の検索動作が速くできるという特長を有し
ている。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、光学的情報記録媒体に
対し情報信号の再生または記録再生を行なう分離型光ヘ
ッドにおいて、特に非点収差を与えるがための光学的手
段(円柱レンズ、検出レンズ)を用いることなく、情報
信号と共に、フォーカス誤差信号及びトラッキング誤差
信号も一括検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としての光学ヘッドの構
成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例の光学ヘッドの構成を説
明する図である。
【図3】本発明の第1の実施例の光学ヘッドの構成を説
明する図である。
【図4】本発明の第1の実施例の光学ヘッドの構成を説
明する図である。
【図5】本発明の第1の実施例の光学ヘッドに用いる光
検出器を説明した図である。
【図6】本発明の第1の実施例としての光学ヘッドの構
成の変形例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例としての光学ヘッドの構
成の変形例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例としての光学ヘッドの構
成を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例の光学ヘッドに用いる偏
光ビームスプリッタの構成を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例の光学ヘッドに用いる
光検出器を説明した図である。
【図11】本発明の第3の実施例としての光学ヘッドの
構成を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施例の光学ヘッドの構成を
説明した図である。
【図13】本発明の第3の実施例の光学ヘッドに用いる
偏光ビームスプリッタの構成を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施例の光学ヘッドに用いる
光検出器を説明した図である。
【図15】本発明の第4の実施例の光学ヘッドの構成を
説明した図である。
【図16】本発明の第4の実施例の光学ヘッドに用いる
光検出器を説明した図である。
【図17】本発明の光学ヘッドを搭載したビデオカメラ
の構成を示した図である。
【図18】本発明の光学ヘッドを搭載したビデオカメラ
に用いる光ディスクの外観を示した概略図である。
【図19】従来の光学ヘッドの構成を示す図である。
【図20】従来の光学ヘッドの構成を説明した図であ
る。
【符号の説明】
1…レーザ素子、 8…光ディスク、 10…対物レンズ、 15…回折格子、 16…平板ビームスプリッタ、 17…反射ミラー、 21…光検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 順次 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 井上 雅之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光束を発射するレーザ素子と、所定
    の透過率及び反射率を持った半透明反射膜を備えた平板
    状のビームスプリッタと、該レーザ素子から発射された
    レーザ光束を集光して、光学的情報記録媒体におけるト
    ラックの形成された記録面上に光スポットとして照射す
    ると共に、該情報記録面上で反射されたレーザ光束を集
    光する対物レンズと、前記情報記録面上からの反射光束
    を検出する光検出器とを少なくとも有する光学ヘッドに
    おいて、 前記ビームスプリッタと前記対物レンズまでの光路中に
    前記レーザ光束の進行方向を前記情報記録面に平行な面
    内で偏向させる反射面を有する反射部材を設けたことを
    特徴とする光学ヘッド。
  2. 【請求項2】レーザ光束を発射するレーザ素子と、所定
    の透過率及び反射率を持った半透明反射膜を備えた平板
    状のビームスプリッタと、該レーザ素子から発射された
    レーザ光束を集光して、磁気光学的情報記録媒体におけ
    るトラックの形成された情報記録面上に光スポットとし
    て照射すると共に、該情報記録面上で反射されたレーザ
    光束を集光する対物レンズと、前記情報記録面上からの
    反射光束を2つのそれぞれ異なる所定方向の直線偏光成
    分に分離する偏光分離手段と、該偏光分離手段によって
    分離された2つの偏光成分の強度をそれぞれ検出する光
    検出器とを少なくとも有する光学ヘッドにおいて、 前記ビームスプリッタと前記対物レンズまでの光路中に
    前記レーザ光束の進行方向をを前記情報記録面に平行な
    面内で偏向させる反射面を有する反射部材を設けたこと
    を特徴とする光学ヘッド。
  3. 【請求項3】前記反射部材での偏角が120度〜140
    度であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の光学ヘッド。
  4. 【請求項4】前記対物レンズと、前記反射部材と、該反
    射部材で反射した光束を前記光学的情報記録媒体の情報
    記録面に垂直方向に偏向する反射ミラーとを、前記光学
    的情報記録媒体の情報トラックを横断する方向に移動可
    能に構成されたキャリッジに搭載したことを特徴とする
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光学ヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】被写体像を撮像素子上に結像させるレンズ
    部と、該撮像素子からの出力を映像信号に変換する信号
    処理回路部と、音声を検出する音声検出部と、該音声検
    出部からの情報を処理する音声信号処理回路部と、該映
    像信号および音声信号を記録する情報記録媒体と、該映
    像信号を表示する映像表示部を少なくとも有する光学情
    報機器において、 前記情報記録媒体を光学的情報記録媒体(光ディスク)
    としたことを特徴とする光学情報機器。
  6. 【請求項6】前記光ディスクの直径は70mm以下であ
    り、該光ディスクは保護用の筐体(ディスクカートリッ
    ジ)に収納されていることを特徴とする請求項5に記載
    の光学情報機器。
  7. 【請求項7】前記光ディスクに情報を記録または情報を
    再生する光学ヘッドは、請求項1〜請求項4のいずれか
    1項に記載の光学ヘッドであることを特徴とする請求項
    5又は請求項6に記載の光学情報機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6081498A (en) * 1997-01-28 2000-06-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical pickup compatible with recordable compact disk and digital video disk using plane parallel plates
US6091692A (en) * 1997-10-06 2000-07-18 Fujitsu Limited Optical information storage apparatus

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