JPH09106569A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH09106569A
JPH09106569A JP7289313A JP28931395A JPH09106569A JP H09106569 A JPH09106569 A JP H09106569A JP 7289313 A JP7289313 A JP 7289313A JP 28931395 A JP28931395 A JP 28931395A JP H09106569 A JPH09106569 A JP H09106569A
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JP
Japan
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light
recording medium
light source
optical pickup
optical waveguide
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JP7289313A
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Takahito Uga
隆人 宇賀
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体からの反射光を高い光利用効率で光
導波路に取込む場合にも、光ピックアップの組付け調整
を容易にすることが可能である。 【解決手段】 光源20からの光源光を記録媒体5上に
照射するとともに、記録媒体5から反射された反射光を
光導波路基板10に入射させる型式の光ピックアップ装
置において、記録媒体5からの反射光を所定の角度θに
偏向して前記光導波路基板10に入射させるための光偏
向手段21が設けられている。これにより、光導波路基
板10を記録媒体5面に対して傾けることなく、例えば
水平に組み付けることができて、光ピックアップの組付
け調整を容易に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的情報記録媒
体(以下、記録媒体と称す)に信号を記録したり、記録さ
れた信号を再生したりするための光ピックアップ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光導波路とグレーティングカプラ
等を用いた光ピックアップ装置として、特開平4−18
8441号に示されているようなものが知られている。
図7は特開平4−188441号に示されている光ピッ
クアップ装置の構成図である。図7を参照すると、基板
(Si基板)1上には、バッファ層2,光導波路3が積層
形成されており、基板1,バッファ層2,光導波路3に
よって光導波路基板10が構成されている。また、光導
波路3上には、射出用グレーティングカプラ17aと、
入射用グレーティングカプラ17bと、ビームスプリッ
タ17cとが形成されている。
【0003】また、光導波路基板10上の前端部の中央
部および右側にはそれぞれ光検出器15a,15bが形
成されており、また、光導波路基板10の左後縁部に
は、光導波路3および射出用グレーティングカプラ17
aにレーザ光を入射する半導体レーザ20がハイブリッ
ドに集積化されている。
【0004】このような構成の光ピックアップ装置で
は、半導体レーザ20から射出されたレーザ光は、光導
波路3の端面より光導波路3に結合(入射)し、光導波路
3と空気層50との境界面,光導波路3とバッファ層2
との境界面で全反射を繰り返しながら伝搬し、射出用グ
レーティングカプラ17aを介して光ディスク(記録媒
体)5上にビームスポットを投射する。このビームスポ
ットは、光ディスク5に形成されたピット5aの進行方
向に対して垂直な方向に光強度分布が変化しており、ピ
ット5aの進行方向では光強度分布は一定となる。そし
て、光ディスク5からの反射光は、入射用グレーティン
グカプラ17bに入射し、ビームスプリッタ17cによ
って分岐され、光導波路3内で全反射を繰り返しながら
光検出器15a,15bへ集光される。この光検出器1
5a,15bからは、光ディスク5に記録された情報信
号、トラッキング制御信号、フォーカシング制御信号が
出力される。
【0005】この光ピックアップ装置では、光導波路3
にビームスポットの光強度分布をピット5aの走査方向
に対して均一になるよう射出用グレーティングカプラ1
7aを設けることによって、ビームスポットの不均一性
による再生信号エラーをなくすことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の光
ピックアップ装置において、入射用グレーティングカプ
ラ17bから光導波路基板10に高い光利用効率で反射
光を取込む場合、入射用グレーティングカプラ17bへ
の反射光の入射角θを約60°にすると良いことが知ら
れている。しかしながら、上述の光ピックアップ装置で
は、光ディスク5からの反射光を入射用グレーティング
カプラ17bによって高い光利用効率で取込む場合、光
導波路基板10の面を光ディスク5の面に対して所定の
角度傾ける必要があり、この傾き角度等の調整が必要で
あることにより、光ピックアップの組付け調整が容易で
はないという欠点があった。
【0007】本発明は、記録媒体からの反射光を高い光
利用効率で光導波路に取込む場合にも、光ピックアップ
の組付け調整を容易にすることの可能な光ピックアップ
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、光源からの光源光を記録
媒体上に照射するとともに、記録媒体から反射された反
射光を光導波路基板に入射させる型式の光ピックアップ
装置において、記録媒体からの反射光を所定の角度に偏
向して前記光導波路基板に入射させるための光偏向手段
が設けられている。これにより、光導波路基板を記録媒
体面に対して傾けることなく、例えば水平に組み付ける
ことができて、光ピックアップの組付け調整を容易に行
なうことができる。
【0009】また、請求項2記載の発明では、前記光偏
向手段は、前記光源からの光源光を前記記録媒体に向け
るよう偏向する機能をも有している。これにより、光源
も任意の平面に対して組み付けることができて、光ピッ
クアップの組付け調整をより一層容易に行なうことがで
きる。
【0010】また、請求項3記載の発明では、光偏向手
段には、記録媒体からの反射光の光源への戻り光を低減
するためのアイソレート手段がさらに設けられている。
これにより、記録媒体からの反射光が光源側に戻ること
を阻止し、戻り光によって光源の発光が不安定になると
いう事態が生ずるのを防止することができる。
【0011】また、請求項4記載の発明では、光偏向手
段には、光源光を記録媒体に集光させるための集光手段
がさらに形成されている。これにより、対物レンズを設
けずとも光源光を集光することができ、部品点数を減ら
すことができる。
【0012】また、請求項5記載の発明では、光源と光
偏向手段との間の距離が調整可能となっている。これに
より、光源光の光束径を容易に調整することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1,図2は本発明に係る光ピッ
クアップ装置の構成例を示す図であり、図1は平面図、
図2は側面図である。なお、図1,図2においては、便
宜上、図7と対応する箇所(同様の機能を有する箇所)に
ついては、同じ符号を付している。
【0014】図1,図2を参照すると、基板(例えばS
i基板)1上には、バッファ層2,光導波路3が積層形
成されており、基板1,バッファ層2,光導波路3によ
って、光導波路基板10が構成されている。この光導波
路基板10上には、光源(半導体レーザ)20を保持する
サブマウント30と、光偏向手段21とが設けられてい
る。
【0015】ここで、光偏向手段21は、記録媒体(光
ディスク)5からの反射光を所定の傾き角度θに偏向し
て光導波路基板10に入射させる機能を有している。
【0016】また、この光偏向手段21は、光源20か
らの光源光を記録媒体(光ディスク)5に向けるよう偏向
する機能をも有している。
【0017】より詳細に、図1,図2の例では、光偏向
手段21は、図示のような断面形状の屈折部材22,2
3,24を組合せた複合プリズムとして構成されてお
り、光源20からの光源光を90°偏向し、光導波路基
板10に対してほぼ垂直にして記録媒体5に向かわせて
対物レンズ6により記録媒体5に集光入射させるととも
に、記録媒体5,対物レンズ6からの反射光を屈折偏向
し、光導波路基板10に対して所定の傾き角度θ(例え
ば60°)で光導波路基板10(光導波路3)に入射させ
る機能を有している。
【0018】なお、複合プリズム21の各屈折部材2
2,23,24の各屈折率をn1,n2,n3とすると
き、この複合プリズム21に上記のような機能をもたせ
るためには、各屈折部材22,23,24には、n3
2>n1の関係を満たす材料のものが用いられる。
【0019】また、記録媒体5からの反射光が所定の傾
き角度θで入射する光導波路3上の位置には、この反射
光を光導波路3に取込み、光導波路3に導波させるため
のグレーティングカプラ17が形成されており、また、
図1,図2の例では、光導波路基板10には、ビームス
プリッタ8と、光導波路3を導波し、ビームスプリッタ
8で分岐された反射光をそれぞれ受光して信号を検出す
る受光素子15a,15bとがさらに設けられている。
【0020】このような構成の光ピックアップ装置で
は、光源20から出射された光源光は、複合プリズム2
1の屈折部材22に入射し、屈折部材22に入射した光
は屈折部材23との境界面で反射され、対物レンズ6に
向けて90°偏向されて、対物レンズ6を介して記録媒
体5の面に垂直入射する。記録媒体5の面に垂直に入射
した光源光は、記録媒体5の面に対して垂直に反射され
て、反射光として対物レンズ6を元に戻り、複合プリズ
ム21に入射する。
【0021】複合プリズム21に入射した反射光は、複
合プリズム21の屈折部材22,23の境界,屈折部材
23,24の境界で、屈折部材22,23,24の屈折
率n1,n2,n3;n3>n2>n1の変化により、順次屈
折偏向し、最終的に屈折部材24から所定の傾き角度θ
(約60°の角度)でグレーティングカプラ17に入射す
る。グレーティングカプラ17に入射しグレーティング
カプラ17で取込まれた反射光は、光導波路3を伝搬
し、ビームスプリッタ8によって分岐されて、受光素子
15a,15bへ集光される。受光素子15a,15b
に反射光が入射することにより、受光素子15a,15
bでは、記録媒体5に記録された情報信号,トラッキン
グ制御信号,フォーカシング制御信号などの信号を検出
することができる。
【0022】前述のように、従来の光ピックアップ装置
では、光ディスク5からの反射光をグレーティングカプ
ラから高い光利用効率で取込むためには、光導波路基板
10の面を光ディスク5の面に対して所定の角度(約6
0°)傾ける必要があり、この傾き角度等の調整によ
り、光ピックアップの組付け調整が容易ではないが、図
1,図2の光ピックアップ装置では、光偏向手段21を
設け、この光偏向手段21により、記録媒体5からの反
射光を所定の傾き角度θだけ偏向させて(光導波路基板
10に対して入射角が約60°になるように偏向して)
グレーティングカプラ17に入射させるようにしている
ので、光導波路基板10を記録媒体5の面に対して傾け
ることなく、水平に組付けることができる。すなわち、
記録媒体5からの反射光を光導波路基板10に対して傾
けて入射させる場合にも、光導波路基板10の面を記録
媒体5の面と平行に組付けができるので、光ピックアッ
プの組付け調整が容易となる。なお、図1,図2の例で
は、光導波路基板10の面を記録媒体5の面と平行に組
付けているが、反射光を所定の傾き角度に偏向する本発
明の光偏向手段21として適宜のものを用いれば、上記
のような組付けの他にも、例えば、光導波路基板10の
面を記録媒体5の面と垂直にするような組付けを行なう
こともできる。
【0023】さらに、図1,図2の光ピックアップ装置
では、光源20からの光源光を所定方向に偏向して(図
1,図2の例では90°偏向して)記録媒体5に垂直入
射させることができるので、光源も任意の平面に対して
組み付けることができて、光ピックアップの組付け調整
をより一層容易に行なうことができる。すなわち、図
1,図2の例では、光偏向手段21は、光源20からの
光源光を90゜偏向する機能を有していることから、光
源20は、記録媒体5の面、光導波路基板10の面に水
平に組付けられるが、光偏向手段21として、光源20
からの光源光を所定の角度ψ偏向する機能を有するもの
を用いれば、光源20を例えば記録媒体5の面に対して
所定の角度ψに応じた傾きで組付けることができる。
【0024】図3は図1,図2の光ピックアップ装置の
変形例を示す図である。図3の光ピックアップ装置で
は、光偏向手段(複合プリズム)21にλ/4板14がさ
らに設けられ、また、複合プリズム21の屈折部材22
と23との間には、偏光膜25がさらに設けられてい
る。
【0025】図3の光ピックアップ装置では、光源20
から出射される光源光の直線偏光の方向を紙面に対して
垂直な方向(図中、x方向)とすると、光源20から出射
された光源光は、複合プリズム21において、偏光膜2
5により記録媒体5に向けて全反射され、λ/4板14
を通過する。このとき、光源光の偏光状態は、直線偏光
から円偏光に変換され、円偏光の状態で、対物レンズ6
を介し記録媒体5に入射し、記録媒体5で反射される。
【0026】記録媒体5からの反射光は、その偏光状態
が逆回りの円偏光に変わって対物レンズ6からλ/4板
14に戻る。λ/4板14に戻った反射光は、λ/4板
14において、その偏光状態が円偏光から直線偏光に変
換される。なお、この反射光の直線偏光の方向は、光源
20から出射された光源光の直線偏光の方向(x方向)と
垂直となる(図中、y方向の直線偏光となる)。これによ
り、この反射光は、複合プリズム21に入射後、偏光膜
25において、光源20側には反射されずに、偏光膜2
5を全透過し、屈折部材23,24に向かい、屈折部材
23,24で屈折偏向されて、光導波路基板10のグレ
ーティングカプラ17に所定の傾き角度(約60°)で入
射する。
【0027】このように、図3の光ピックアップ装置で
は、記録媒体5からの反射光が光源20側に戻るのを阻
止するアイソレート手段(図3の例では、偏光膜25お
よびλ/4板14)が、光偏向手段21のところにさら
に設けられているので、記録媒体5からの反射光の光源
20への戻り光を低減し、光源(半導体レーザ)20の発
振を安定化させることができる。
【0028】また、図4は図1,図2の光ピックアップ
装置の他の変形例を示す図である。図4の光ピックアッ
プ装置では、光偏向手段(複合プリズム)21に、光源光
を集光して記録媒体5に向かわせるためのフレネルレン
ズ4が形成されている。このような構成では、光源光を
集光して記録媒体5に向かわせるためのフレネルレンズ
4が複合プリズム21に形成されているので、対物レン
ズ6が不要となり、光ピックアップの小型化を図ること
ができる。
【0029】上述の各構成例では、光偏向手段21とし
て、複合プリズムを用いているが、光偏向手段21とし
ては、記録媒体5からの反射光を所定の角度に偏向して
光導波路基板10に入射させる機能を少なくとも有する
ものであれば複合プリズム以外の光学部品を用いること
もできる。
【0030】また、図3の光ピックアップ装置では、ア
イソレータ手段として、偏光膜25およびλ/4板14
を用いているが、アイソレータ手段としては、記録媒体
5からの反射光が光源20側に戻るのを阻止する機能を
有するものであれば、偏光膜25およびλ/4板14以
外の部品を用いることができる。
【0031】また、図4の光ピックアップ装置では、光
偏向手段21に形成される集光手段4として、フレネル
レンズを用いているが、この集光手段4としては、光偏
向手段21に形成可能であって集光機能をもつものであ
ればフレネルレンズ以外の部品を用いることもできる。
【0032】さらに、上述の各構成例において、光源2
0を保持するサブマウント30を光導波路基板10に摺
動自在に取付けることも可能である。図5はサブマウン
ト30が光導波路基板10にy方向に摺動自在に取付け
られる光ピックアップ装置の分解斜視図である。
【0033】図5を参照すると、サブマウント30には
突起部31a,31bが設けられており、また、光導波
路基板10には、サブマウント30の突起部31a,3
1bがy方向に摺動可能に嵌合する溝16a,16bが
それぞれ設けられている。
【0034】このような構成では、サブマウント30,
すなわち光源20を、図6(a)に示すように、光偏向手
段21に近接させて(当接させて)位置決めすることもで
きるし、図6(b)に示すように、光偏向手段21から所
定の距離(間隔)をへだてて位置決めすることもできる。
このように、図5の構成例では、光源20と光偏向手段
21との間の距離(間隔)を可変調整することができるの
で、記録媒体5への光源光の光束径を任意所望の大きさ
のものに調節することができる。
【0035】例えば、図6(a)のように、光源20を光
偏向手段21に近接させるときには、光束径dを最も小
さくすることができ(d=d1)、また、図6(b)のよう
に、光源20を光偏向手段21から離すときには、光束
径dを大きくすることができる(d=d2<d1)。従っ
て、図5の構成では、記録媒体5のピット5aの大きさ
に応じて、光源光の光束径dを所望の大きさのものに調
節することが可能となり、この1台の光ピックアップ装
置だけで、ピットの大きさが異なる記録媒体に対応する
ことができる。あるいは、例えば、光源光を記録媒体5
へ集光させる対物レンズなどの集光手段の径を変更する
場合、これに応じて、光束径dを調整することによっ
て、光導波路基板10と記録媒体5との間の距離を常に
一定に保持することができる。すなわち、基板10のグ
レーティングカプラ17を有する面と光情報記録媒体5
との間の距離を一定とした際、任意の集光レンズの径に
対応した光束を得ることが可能となる。あるいは、集光
手段の径に適合するように、光束径dを調整することが
できる。
【0036】なお、図5の構成例では、サブマウント3
0が光導波路基板10に摺動可能に設けられた構造とな
っているが、光源20と光偏向手段21との間の距離
(間隔)が調整できるものであれば、上記例に限らず任意
の構造のものを用いることができる。例えば、サブマウ
ント30は、必ずしも設ける必要はない。特に、図1,
図2の構成例においては、前述した従来の光ピックアッ
プ装置のように、光源(半導体レーザ)20を光導波路基
板10に例えば集積化して形成する(組み込む)ことも可
能である。
【0037】また、上述の各構成例において、光導波路
基板10としては、表面に光導波路3が形成されている
ものであれば任意の構造のものを用いることができる。
例えば、図1,図2の構成例では、光導波路3にビーム
スプリッタ8,受光素子15a,15bが形成されてい
るが、これらは、本発明にとって必須のものではなく、
従って、光導波路3にビームスプリッタ8が設けられて
おらず、また、受光素子が光導波路3以外の箇所に設け
られている構成の場合にも、本発明を同様に適用でき
る。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明によれば、光源からの光源光を記録媒体上に照射す
るとともに、記録媒体から反射された反射光を光導波路
基板に入射させる型式の光ピックアップ装置において、
記録媒体からの反射光を所定の角度に偏向して前記光導
波路基板に入射させるための光偏向手段が設けられてい
るので、光導波路基板を記録媒体面に対して傾けること
なく、例えば水平に組み付けることができて、光ピック
アップの組付け調整を容易に行なうことができる。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、前記
光偏向手段は、前記光源からの光源光を前記記録媒体に
向けるよう偏向する機能をも有しているので、光源も任
意の平面に対して組み付けることができて、光ピックア
ップの組付け調整をより一層容易に行なうことができ
る。
【0040】また、請求項3記載の発明によれば、光偏
向手段には、記録媒体からの反射光の光源への戻り光を
低減するためのアイソレート手段がさらに設けられてい
るので、記録媒体からの反射光が光源側に戻ることを阻
止し、戻り光によって光源の発光が不安定になるという
事態が生ずるのを防止することができる。
【0041】また、請求項4記載の発明によれば、光偏
向手段には、光源光を記録媒体に集光させるための集光
手段がさらに形成されているので、対物レンズを設けず
とも光源光を集光することができ、部品点数を減らすこ
とができる。
【0042】また、請求項5記載の発明によれば、光源
と光偏向手段との間の距離が調整可能となっているの
で、光源光の光束径を容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ピックアップ装置の構成例を示
す図である。
【図2】本発明に係る光ピックアップ装置の構成例を示
す図である。
【図3】図1,図2の光ピックアップ装置の変形例を示
す図である。
【図4】図1,図2の光ピックアップ装置の変形例を示
す図である。
【図5】サブマウントが光導波路基板に摺動自在に取付
けられている光ピックアップ装置の分解斜視図である。
【図6】図5の光ピックアップ装置の動作を説明するた
めの図である。
【図7】従来の光ピックアップ装置の構成図である。
【符号の説明】
1 基板 2 バッファ層 3 光導波路 4 集光手段(フ
レネルレンズ) 5 記録媒体 6 対物レンズ 10 光導波路基板 14 λ/4板 15a,15b 受光素子 17 グレーティン
グカプラ 20 光源 21 光偏向手段
(複合プリズム) 22,23,24 屈折部材 25 偏光膜 30 サブマウント

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光源光を記録媒体上に照射す
    るとともに、記録媒体から反射された反射光を光導波路
    基板に入射させる型式の光ピックアップ装置において、
    前記記録媒体からの反射光を所定の角度に偏向して前記
    光導波路基板に入射させるための光偏向手段が設けられ
    ていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ピックアップ装置にお
    いて、前記光偏向手段は、前記光源からの光源光を前記
    記録媒体に向けるよう偏向する機能をも有していること
    を特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の光ピック
    アップ装置において、前記光偏向手段には、前記記録媒
    体からの反射光の前記光源への戻り光を低減するための
    アイソレート手段がさらに設けられていることを特徴と
    する光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の光ピック
    アップ装置において、前記光偏向手段には、光源光を前
    記記録媒体に集光させるための集光手段がさらに形成さ
    れていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載の光ピック
    アップ装置において、前記光源と前記光偏向手段との間
    の距離が調整可能となっていることを特徴とする光ピッ
    クアップ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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