JPH07293456A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH07293456A JPH07293456A JP9226894A JP9226894A JPH07293456A JP H07293456 A JPH07293456 A JP H07293456A JP 9226894 A JP9226894 A JP 9226894A JP 9226894 A JP9226894 A JP 9226894A JP H07293456 A JPH07293456 A JP H07293456A
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- Japan
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- scroll
- pressure side
- compression
- compression chamber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】生産性の向上及び部品点数の削減化によるコス
トダウンを図る。 【構成】密閉容器1内に収納される電動要素10にて駆
動するスクロール圧縮要素20を固定スクロール21と
旋回スクロール31とで形成する。これら固定スクロー
ル及び旋回スクロールにそれぞれ形成した渦巻き状のラ
ップ22,32を互いに噛み合わせて、複数の圧縮空間
からなる圧縮室Pを形成し、旋回スクロールの偏心運動
により冷媒ガスを圧縮する。この圧縮途中の圧縮室内の
冷媒ガスを容量制御機構25を構成する第1及び第2の
バイパス通路25A,25Bにて高圧側から低圧側へバ
イパスさせて容量制御を行なう。これら各々の第1及び
第2のバイパス通路を、固定スクロールに形成した高圧
側の圧縮室に臨む第1及び第2の通路26A,26B
と、これら第1及び第2の通路に共通して連通する低圧
側の圧縮室に臨む第3の通路27とで形成する。
トダウンを図る。 【構成】密閉容器1内に収納される電動要素10にて駆
動するスクロール圧縮要素20を固定スクロール21と
旋回スクロール31とで形成する。これら固定スクロー
ル及び旋回スクロールにそれぞれ形成した渦巻き状のラ
ップ22,32を互いに噛み合わせて、複数の圧縮空間
からなる圧縮室Pを形成し、旋回スクロールの偏心運動
により冷媒ガスを圧縮する。この圧縮途中の圧縮室内の
冷媒ガスを容量制御機構25を構成する第1及び第2の
バイパス通路25A,25Bにて高圧側から低圧側へバ
イパスさせて容量制御を行なう。これら各々の第1及び
第2のバイパス通路を、固定スクロールに形成した高圧
側の圧縮室に臨む第1及び第2の通路26A,26B
と、これら第1及び第2の通路に共通して連通する低圧
側の圧縮室に臨む第3の通路27とで形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば空調機あるい
は冷凍機等に搭載されるスクロール圧縮機に関し、特
に、圧縮途中の冷媒ガスを低圧側へバイパスさせてなる
容量制御機構に工夫を施すことにより、生産性の向上及
び構成部品点数の削減化によるコストダウンを図るよう
にしたものである。
は冷凍機等に搭載されるスクロール圧縮機に関し、特
に、圧縮途中の冷媒ガスを低圧側へバイパスさせてなる
容量制御機構に工夫を施すことにより、生産性の向上及
び構成部品点数の削減化によるコストダウンを図るよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスクロール圧縮機におい
ては、図8に示すように、密閉容器本体1を円筒状のケ
ース2と、このケース2の上下両端部に被冠された上下
両エンドキャップ3,4とで形成し、この密閉容器本体
1内の上部にメインフレーム5をスタックピン6を介し
て固着する一方、その下部に支持プレート7をスタック
ピン8を介して固着するとともに、この支持プレート7
に設けた軸受部材9と前記メインフレーム5に形成した
軸受部5aとの間に電動要素10を軸支し、この電動要
素10にて駆動するスクロール圧縮要素20を前記メイ
ンフレーム5の上部に配置してなる構成を有するものが
ある。
ては、図8に示すように、密閉容器本体1を円筒状のケ
ース2と、このケース2の上下両端部に被冠された上下
両エンドキャップ3,4とで形成し、この密閉容器本体
1内の上部にメインフレーム5をスタックピン6を介し
て固着する一方、その下部に支持プレート7をスタック
ピン8を介して固着するとともに、この支持プレート7
に設けた軸受部材9と前記メインフレーム5に形成した
軸受部5aとの間に電動要素10を軸支し、この電動要
素10にて駆動するスクロール圧縮要素20を前記メイ
ンフレーム5の上部に配置してなる構成を有するものが
ある。
【0003】前記電動要素10は、固定子11と、この
固定子11に回転自在に挿嵌される回転子12と、この
回転子12の中心軸部を形成するシャフト13とからな
るとともに、このシャフト13の上下端部側を前記メイ
ンフレーム5の軸受部5aと支持フレーム7に設けた軸
受部材9との間に回転自在に軸支することにより構成さ
れている。
固定子11に回転自在に挿嵌される回転子12と、この
回転子12の中心軸部を形成するシャフト13とからな
るとともに、このシャフト13の上下端部側を前記メイ
ンフレーム5の軸受部5aと支持フレーム7に設けた軸
受部材9との間に回転自在に軸支することにより構成さ
れている。
【0004】一方、前記スクロール圧縮要素20は、図
9に示すように、上下に相対向する固定スクロール21
と旋回スクロール31とからなり、この固定スクロール
21の鏡板22の下面に形成した渦巻き状のラップ23
を旋回スクロール31の鏡板32の上面に形成した渦巻
き状のラップ33とを互いに噛み合わせることにより、
複数の圧縮空間からなる圧縮室Pを形成している。
9に示すように、上下に相対向する固定スクロール21
と旋回スクロール31とからなり、この固定スクロール
21の鏡板22の下面に形成した渦巻き状のラップ23
を旋回スクロール31の鏡板32の上面に形成した渦巻
き状のラップ33とを互いに噛み合わせることにより、
複数の圧縮空間からなる圧縮室Pを形成している。
【0005】そして、前記旋回スクロール31は、鏡板
32の下面中央部にボス状に形成した軸受部34を電動
要素10のシャフト13の上端部に設けた偏心軸部14
に軸合させることにより、前記電動要素10の駆動によ
る固定スクロール21に対して自転しないよう公転させ
て偏心運動させ、これによって、前記圧縮室Pを外方の
低圧側圧縮空間P1から内方の高圧側圧縮空間P2に向
かって次第に縮小させることによって冷媒ガスを圧縮
し、この圧縮された冷媒ガスを前記固定スクロール21
の中央部に形成した吐出ポート24から吐出させるよう
になっているものである。
32の下面中央部にボス状に形成した軸受部34を電動
要素10のシャフト13の上端部に設けた偏心軸部14
に軸合させることにより、前記電動要素10の駆動によ
る固定スクロール21に対して自転しないよう公転させ
て偏心運動させ、これによって、前記圧縮室Pを外方の
低圧側圧縮空間P1から内方の高圧側圧縮空間P2に向
かって次第に縮小させることによって冷媒ガスを圧縮
し、この圧縮された冷媒ガスを前記固定スクロール21
の中央部に形成した吐出ポート24から吐出させるよう
になっているものである。
【0006】また、前記固定スクロール21の上面に
は、カバー40が設けられていて、このカバー40に
は、後述するような容量制御機構25に高圧ガスを供給
する制御用圧力通路41が形成されている。
は、カバー40が設けられていて、このカバー40に
は、後述するような容量制御機構25に高圧ガスを供給
する制御用圧力通路41が形成されている。
【0007】このような容量制御機構25は、運転時に
圧縮途中の冷媒ガスを低圧側にバイパスさせる場合、2
個所の圧縮室Pからバイパスさせるように、前記固定ス
クロール21に第1及び第2のバイパス通路25A,2
5Bを形成する必要があり、これら第1及び第2のバイ
パス通路25A,25Bは、図10及び図11に示すよ
うに、高圧側の圧縮室Pである圧縮空間P2に臨ませた
第1及び第2の通路26A,26Bと、これら第1及び
第2の通路26A,26Bに前記カバー40の下面に形
成した連通路42A,42Bを介して連通する低圧側の
圧縮室である圧縮空間P1に臨む第3及び第4の通路2
7A,27Bとでそれぞれ独立して形成されている。
圧縮途中の冷媒ガスを低圧側にバイパスさせる場合、2
個所の圧縮室Pからバイパスさせるように、前記固定ス
クロール21に第1及び第2のバイパス通路25A,2
5Bを形成する必要があり、これら第1及び第2のバイ
パス通路25A,25Bは、図10及び図11に示すよ
うに、高圧側の圧縮室Pである圧縮空間P2に臨ませた
第1及び第2の通路26A,26Bと、これら第1及び
第2の通路26A,26Bに前記カバー40の下面に形
成した連通路42A,42Bを介して連通する低圧側の
圧縮室である圧縮空間P1に臨む第3及び第4の通路2
7A,27Bとでそれぞれ独立して形成されている。
【0008】さらに、前記各々の連通路42A,42B
には、図12及び図13に示すように、バルブ28A,
28Bがそれぞれ開閉可能に設けられ、これら各々のバ
ルブ28A,28Bは、前記制御用圧力通路41に形成
した分岐通路41A,41Bから各々の連通路42A,
42Bに向け供給される高圧ガスによる圧力にて押し下
げることにより、通常は、前記第1及び第2のバイパス
通路25A,25Bを遮断し得るようになっているもの
である。
には、図12及び図13に示すように、バルブ28A,
28Bがそれぞれ開閉可能に設けられ、これら各々のバ
ルブ28A,28Bは、前記制御用圧力通路41に形成
した分岐通路41A,41Bから各々の連通路42A,
42Bに向け供給される高圧ガスによる圧力にて押し下
げることにより、通常は、前記第1及び第2のバイパス
通路25A,25Bを遮断し得るようになっているもの
である。
【0009】一方、運転時に、圧縮途中の冷媒ガスを低
圧側にバイパスさせて容量制御を行なう場合には、前記
第1及び第2の通路26A,26Bからの冷媒ガスの圧
力にてバルブ28A,28Bを押し上げ、前記第1及び
第2のバイパス通路25A,25Bを開放することによ
り、図9に矢印にて示すように、冷媒ガスが圧力差によ
り前記第3及び第4の通路27A,27Bを通って低圧
側に流れるようになっているものである。
圧側にバイパスさせて容量制御を行なう場合には、前記
第1及び第2の通路26A,26Bからの冷媒ガスの圧
力にてバルブ28A,28Bを押し上げ、前記第1及び
第2のバイパス通路25A,25Bを開放することによ
り、図9に矢印にて示すように、冷媒ガスが圧力差によ
り前記第3及び第4の通路27A,27Bを通って低圧
側に流れるようになっているものである。
【0010】また、図14及び図15は従来のスクロー
ル圧縮機における容量制御機構25の他の例を示すもの
で、固定スクロール21に形成される第1及び第2のバ
イパス通路25A,25Bを、高圧側の圧縮室Pである
圧縮空間P2に臨む第1及び第2の通路26A,26B
と、低圧側の圧縮室である圧縮空間P1に臨む第3及び
第4の通路27A,27Bと、これら各々の通路26
A,26B及び27A,27Bとを開閉制御するバルブ
28A,28Bとで構成してなるものである。
ル圧縮機における容量制御機構25の他の例を示すもの
で、固定スクロール21に形成される第1及び第2のバ
イパス通路25A,25Bを、高圧側の圧縮室Pである
圧縮空間P2に臨む第1及び第2の通路26A,26B
と、低圧側の圧縮室である圧縮空間P1に臨む第3及び
第4の通路27A,27Bと、これら各々の通路26
A,26B及び27A,27Bとを開閉制御するバルブ
28A,28Bとで構成してなるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構造のスクロール圧縮機の容量制御機構25にあ
っては、第1及び第2のバイパス通路25A,25Bが
それぞれ独立して設けられているために、固定スクロー
ル21やカバー40への通路の穴開け加工が多く、生産
性に劣るばかりでなく、各々のバイパス通路25A,2
5Bにバルブ28A,28Bをそれぞれ設ける必要があ
るために、部品点数が多くなってコストアップとなると
いう問題があった。
た従来構造のスクロール圧縮機の容量制御機構25にあ
っては、第1及び第2のバイパス通路25A,25Bが
それぞれ独立して設けられているために、固定スクロー
ル21やカバー40への通路の穴開け加工が多く、生産
性に劣るばかりでなく、各々のバイパス通路25A,2
5Bにバルブ28A,28Bをそれぞれ設ける必要があ
るために、部品点数が多くなってコストアップとなると
いう問題があった。
【0012】
【発明の目的】この発明の目的は、生産性の向上及び部
品点数の削減化によるコストダウンを図ることができる
ようにしたスクロール圧縮機を提供することにある。
品点数の削減化によるコストダウンを図ることができる
ようにしたスクロール圧縮機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、密閉容器内に収納される電動要素
とスクロール圧縮要素とを備え、このスクロール圧縮要
素は、固定スクロールと旋回スクロールとからなり、こ
れら固定スクロール及び旋回スクロールの鏡板に相対向
させてそれぞれ形成した渦巻き状のラップを互いに噛み
合わせて、複数の圧縮空間からなる圧縮室を形成すると
ともに、前記電動要素の駆動による前記固定スクロール
に対して自転しないよう公転する前記旋回スクロールの
偏心運動により前記圧縮室を外方の低圧側から内方の高
圧側に向かって次第に縮小させて冷媒ガスを圧縮させて
なる一方、この圧縮途中の前記圧縮室内の冷媒ガスをバ
ルブにて開閉制御される第1及び第2のバイパス通路を
介して高圧側から低圧側へバイパスさせて容量制御を行
なう容量制御機構を備えたスクロール圧縮機において、
前記容量制御機構は、前記固定スクロールに形成した高
圧側の圧縮室に臨む第1及び第2の通路と、これら第1
及び第2の通路に共通して連通する低圧側の圧縮室に臨
む第3の通路とで第1及び第2のバイパス通路を形成し
てなる構成としたものである。
ために、この発明は、密閉容器内に収納される電動要素
とスクロール圧縮要素とを備え、このスクロール圧縮要
素は、固定スクロールと旋回スクロールとからなり、こ
れら固定スクロール及び旋回スクロールの鏡板に相対向
させてそれぞれ形成した渦巻き状のラップを互いに噛み
合わせて、複数の圧縮空間からなる圧縮室を形成すると
ともに、前記電動要素の駆動による前記固定スクロール
に対して自転しないよう公転する前記旋回スクロールの
偏心運動により前記圧縮室を外方の低圧側から内方の高
圧側に向かって次第に縮小させて冷媒ガスを圧縮させて
なる一方、この圧縮途中の前記圧縮室内の冷媒ガスをバ
ルブにて開閉制御される第1及び第2のバイパス通路を
介して高圧側から低圧側へバイパスさせて容量制御を行
なう容量制御機構を備えたスクロール圧縮機において、
前記容量制御機構は、前記固定スクロールに形成した高
圧側の圧縮室に臨む第1及び第2の通路と、これら第1
及び第2の通路に共通して連通する低圧側の圧縮室に臨
む第3の通路とで第1及び第2のバイパス通路を形成し
てなる構成としたものである。
【0014】また、この発明は、前記容量制御機構を固
定スクロールに形成した高圧側の圧縮室に臨む第1及び
第2の通路と、これら第1及び第2の通路に共通して連
通する低圧側の圧縮室に臨む第3の通路とで第1及び第
2のバイパス通路を形成するとともに、これら第1及び
第2のバイパス通路を1つのバルブで開閉制御可能にし
てなる構成としたものである。
定スクロールに形成した高圧側の圧縮室に臨む第1及び
第2の通路と、これら第1及び第2の通路に共通して連
通する低圧側の圧縮室に臨む第3の通路とで第1及び第
2のバイパス通路を形成するとともに、これら第1及び
第2のバイパス通路を1つのバルブで開閉制御可能にし
てなる構成としたものである。
【0015】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、容量制御機構を固定スクロールに形成した
高圧側の圧縮室に臨む第1及び第2の通路と、これら第
1及び第2の通路に共通して連通する低圧側の圧縮室に
臨む第3の通路とで第1及び第2のバイパス通路を形成
してなるために、固定スクロール及びカバーなどへの通
路の穴開け個所が少なく、しかも、縦及び横のみの穴開
け加工で済む。
ことにより、容量制御機構を固定スクロールに形成した
高圧側の圧縮室に臨む第1及び第2の通路と、これら第
1及び第2の通路に共通して連通する低圧側の圧縮室に
臨む第3の通路とで第1及び第2のバイパス通路を形成
してなるために、固定スクロール及びカバーなどへの通
路の穴開け個所が少なく、しかも、縦及び横のみの穴開
け加工で済む。
【0016】また、第1及び第2のバイパス通路を1つ
のバルブで開閉制御可能になっているために、部品点数
の削減化が図れる。
のバルブで開閉制御可能になっているために、部品点数
の削減化が図れる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図1から図7に
示す図面に基づいて詳細に説明する。なお、この発明に
係る図示の実施例において、図8から図15に示す従来
構造のスクロール圧縮機と構成が重複する部分は、同一
符号を用いて説明する。
示す図面に基づいて詳細に説明する。なお、この発明に
係る図示の実施例において、図8から図15に示す従来
構造のスクロール圧縮機と構成が重複する部分は、同一
符号を用いて説明する。
【0018】図1から図5は、この発明に係るスクロー
ル圧縮機における容量制御機構25の第1実施例を示す
ものである。
ル圧縮機における容量制御機構25の第1実施例を示す
ものである。
【0019】すなわち、このスクロール圧縮機は、図1
に示すように、密閉容器1内に収納される電動要素10
にて駆動するスクロール圧縮要素20を固定スクロール
21と旋回スクロール31とで形成し、これら固定スク
ロール21及び旋回スクロール31の鏡板22,32に
相対向させてそれぞれ形成した渦巻き状のラップ23,
33を互いに噛み合わせて、複数の圧縮空間からなる圧
縮室Pを形成してなる構成を有する。
に示すように、密閉容器1内に収納される電動要素10
にて駆動するスクロール圧縮要素20を固定スクロール
21と旋回スクロール31とで形成し、これら固定スク
ロール21及び旋回スクロール31の鏡板22,32に
相対向させてそれぞれ形成した渦巻き状のラップ23,
33を互いに噛み合わせて、複数の圧縮空間からなる圧
縮室Pを形成してなる構成を有する。
【0020】また、前記旋回スクロール31は、鏡板3
2の下面中央部にボス状に形成した軸受部34を電動要
素10のシャフト13の上端部に設けた偏心軸部14に
軸合させ、前記電動要素10の駆動による固定スクロー
ル21に対して自転しないよう公転させて偏心運動させ
ることにより、前記圧縮室Pを外方の低圧側圧縮空間P
1から内方の高圧側圧縮空間P2に向かって次第に縮小
させ、これによって、冷媒ガスを圧縮するとともに、こ
の圧縮された冷媒ガスを前記固定スクロール21の中央
部に形成した吐出ポート24から吐出させるようになっ
ている。
2の下面中央部にボス状に形成した軸受部34を電動要
素10のシャフト13の上端部に設けた偏心軸部14に
軸合させ、前記電動要素10の駆動による固定スクロー
ル21に対して自転しないよう公転させて偏心運動させ
ることにより、前記圧縮室Pを外方の低圧側圧縮空間P
1から内方の高圧側圧縮空間P2に向かって次第に縮小
させ、これによって、冷媒ガスを圧縮するとともに、こ
の圧縮された冷媒ガスを前記固定スクロール21の中央
部に形成した吐出ポート24から吐出させるようになっ
ている。
【0021】さらに、前記スクロール圧縮要素20に
は、運転中における圧縮途中の圧縮室P内の冷媒ガスを
高圧側から低圧側へバイパスさせて容量制御を行なう容
量制御機構25が設けられていて、この容量制御機構2
5は、第1及び第2のバイパス通路25A,25Bとで
構成されている。
は、運転中における圧縮途中の圧縮室P内の冷媒ガスを
高圧側から低圧側へバイパスさせて容量制御を行なう容
量制御機構25が設けられていて、この容量制御機構2
5は、第1及び第2のバイパス通路25A,25Bとで
構成されている。
【0022】これら第1及び第2のバイパス通路25
A,25Bは、図2及び図3に示すように、前記スクロ
ール圧縮要素20の固定スクロール21に形成した高圧
側の圧縮室P2に臨む第1及び第2の通路26A,26
Bと、これら各々の第1及び第2の通路26A,26B
にカバー40の下面に形成した連通路42を介して共通
して連通する低圧側の圧縮室に臨む第3の通路27とか
らなり、この第3の通路27は、前記第1の通路26A
と第2の通路26Bとの間に形成されている。
A,25Bは、図2及び図3に示すように、前記スクロ
ール圧縮要素20の固定スクロール21に形成した高圧
側の圧縮室P2に臨む第1及び第2の通路26A,26
Bと、これら各々の第1及び第2の通路26A,26B
にカバー40の下面に形成した連通路42を介して共通
して連通する低圧側の圧縮室に臨む第3の通路27とか
らなり、この第3の通路27は、前記第1の通路26A
と第2の通路26Bとの間に形成されている。
【0023】前記連通路42は、図4に示すように、前
記第1の通路26Aから円周方向に沿って第3の通路2
7及び第2の通路26Bに至る半円弧状に形成され、そ
の一端側に前記カバー40に設けた制御用圧力通路41
を連通させてなるとともに、この連通路42には、バル
ブ28が嵌合されている。
記第1の通路26Aから円周方向に沿って第3の通路2
7及び第2の通路26Bに至る半円弧状に形成され、そ
の一端側に前記カバー40に設けた制御用圧力通路41
を連通させてなるとともに、この連通路42には、バル
ブ28が嵌合されている。
【0024】このバルブ28は、図5に示すように、前
記連通路42と略同一形状の半円弧状を呈するととも
に、自重にて閉方向に落下しない程度の嵌め合いにて前
記連通路42に圧入状態にて嵌合させることにより、前
記各々の第1及び第2のバイパス通路25A,25Bを
共通して開閉可能になっている。
記連通路42と略同一形状の半円弧状を呈するととも
に、自重にて閉方向に落下しない程度の嵌め合いにて前
記連通路42に圧入状態にて嵌合させることにより、前
記各々の第1及び第2のバイパス通路25A,25Bを
共通して開閉可能になっている。
【0025】しかして、上記した構成を有する容量制御
機構25は、通常、カバー40に設けた制御用圧力通路
41から連通路42に向け供給される高圧ガスによる圧
力にてバルブ28を押し下げることによって、第1及び
第2のバイパス通路25A,25Bを遮断してなるもの
で、運転時に、圧縮途中の冷媒ガスを低圧側にバイパス
させて容量制御を行なう場合には、第1及び第2の通路
26A,26Bからの冷媒ガスの圧力にてバルブ28
A,28Bを押し上げることにより、前記第1及び第2
のバイパス通路25A,25Bを開放し、これによっ
て、図1に矢印にて示すように、冷媒ガスを圧力差によ
り第3の通路27を介して低圧側に流すようになってい
る。
機構25は、通常、カバー40に設けた制御用圧力通路
41から連通路42に向け供給される高圧ガスによる圧
力にてバルブ28を押し下げることによって、第1及び
第2のバイパス通路25A,25Bを遮断してなるもの
で、運転時に、圧縮途中の冷媒ガスを低圧側にバイパス
させて容量制御を行なう場合には、第1及び第2の通路
26A,26Bからの冷媒ガスの圧力にてバルブ28
A,28Bを押し上げることにより、前記第1及び第2
のバイパス通路25A,25Bを開放し、これによっ
て、図1に矢印にて示すように、冷媒ガスを圧力差によ
り第3の通路27を介して低圧側に流すようになってい
る。
【0026】また、図6及び図7はこの発明に係るスク
ロール圧縮機のスクロール圧縮要素20における容量制
御機構25の第2実施例を示すもので、第1及び第2の
バイパス通路25A,25Bを形成する高圧側の圧縮室
P2に臨む第1及び第2の通路26A,26Bを、低圧
側の圧縮室に臨む第3の通路27に直接連通させてバル
ブ28にて開閉制御可能にしてなる構成を有するもので
ある。
ロール圧縮機のスクロール圧縮要素20における容量制
御機構25の第2実施例を示すもので、第1及び第2の
バイパス通路25A,25Bを形成する高圧側の圧縮室
P2に臨む第1及び第2の通路26A,26Bを、低圧
側の圧縮室に臨む第3の通路27に直接連通させてバル
ブ28にて開閉制御可能にしてなる構成を有するもので
ある。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、密閉容器内に収納される電動要素にて駆動するス
クロール圧縮要素を固定スクロールと旋回スクロールと
で形成し、これら固定スクロール及び旋回スクロールの
鏡板に相対向させてそれぞれ形成した渦巻き状のラップ
を互いに噛み合わせて、複数の圧縮空間からなる圧縮室
を形成するとともに、固定スクロールに対して自転しな
いよう公転する旋回スクロールの偏心運動により圧縮室
を外方の低圧側から内方の高圧側に向かって次第に縮小
させて冷媒ガスを圧縮させてなる一方、この圧縮途中の
圧縮室内の冷媒ガスを高圧側から低圧側へバイパスさせ
て容量制御を行なう容量制御機構の第1及び第2のバイ
パス通路を、固定スクロールに形成した高圧側の圧縮室
に臨む第1及び第2の通路と、これら第1及び第2の通
路に共通して連通する低圧側の圧縮室に臨む第3の通路
とで形成してなることから、固定スクロール及びカバー
などへの通路の穴開け個所を少なくすることができ、し
かも、縦及び横のみの穴開け加工で済むために、生産性
の向上を図ることができる。
明は、密閉容器内に収納される電動要素にて駆動するス
クロール圧縮要素を固定スクロールと旋回スクロールと
で形成し、これら固定スクロール及び旋回スクロールの
鏡板に相対向させてそれぞれ形成した渦巻き状のラップ
を互いに噛み合わせて、複数の圧縮空間からなる圧縮室
を形成するとともに、固定スクロールに対して自転しな
いよう公転する旋回スクロールの偏心運動により圧縮室
を外方の低圧側から内方の高圧側に向かって次第に縮小
させて冷媒ガスを圧縮させてなる一方、この圧縮途中の
圧縮室内の冷媒ガスを高圧側から低圧側へバイパスさせ
て容量制御を行なう容量制御機構の第1及び第2のバイ
パス通路を、固定スクロールに形成した高圧側の圧縮室
に臨む第1及び第2の通路と、これら第1及び第2の通
路に共通して連通する低圧側の圧縮室に臨む第3の通路
とで形成してなることから、固定スクロール及びカバー
などへの通路の穴開け個所を少なくすることができ、し
かも、縦及び横のみの穴開け加工で済むために、生産性
の向上を図ることができる。
【0028】また、請求項2において、第1及び第2の
バイパス通路を1つのバルブで開閉制御可能になってい
るために、部品点数を削減することができ、これによっ
て、コストダウンを図ることができる。
バイパス通路を1つのバルブで開閉制御可能になってい
るために、部品点数を削減することができ、これによっ
て、コストダウンを図ることができる。
【図1】 この発明に係るスクロール圧縮機におけるス
クロール圧縮要素の容量制御機構の第1実施例を示す概
略的要部拡大縦断側面図。
クロール圧縮要素の容量制御機構の第1実施例を示す概
略的要部拡大縦断側面図。
【図2】 同じくスクロール圧縮要素の固定スクロール
の平面図。
の平面図。
【図3】 同じくスクロール圧縮要素の固定スクロール
の底面図。
の底面図。
【図4】 同じくスクロール圧縮要素における容量制御
機構を構成するバイパス通路のバルブ設置状態を示す説
明図。
機構を構成するバイパス通路のバルブ設置状態を示す説
明図。
【図5】 同じくスクロール圧縮要素における容量制御
機構を構成するバイパス通路に設置されるバルブの説明
図。
機構を構成するバイパス通路に設置されるバルブの説明
図。
【図6】 この発明に係る第2実施例を示すスクロール
圧縮要素の固定スクロールにおける容量制御機構の概略
的断面図。
圧縮要素の固定スクロールにおける容量制御機構の概略
的断面図。
【図7】 図6の固定スクロールの平面図。
【図8】 従来のスクロール圧縮機の全体構成を示す概
略的縦断側面図。
略的縦断側面図。
【図9】 同じく従来のスクロール圧縮要素における容
量制御機構を示す概略的要部拡大縦断側面図。
量制御機構を示す概略的要部拡大縦断側面図。
【図10】 同じく従来のスクロール圧縮要素の固定ス
クロールの平面図。
クロールの平面図。
【図11】 同じく従来のスクロール圧縮要素の固定ス
クロールの底面図。
クロールの底面図。
【図12】 同じく従来のスクロール圧縮要素における
容量制御機構を構成するバイパス通路のバルブ設置状態
を示す説明図。
容量制御機構を構成するバイパス通路のバルブ設置状態
を示す説明図。
【図13】 同じく従来のスクロール圧縮要素における
容量制御機構を構成するバイパス通路に設置されるバル
ブの説明図。
容量制御機構を構成するバイパス通路に設置されるバル
ブの説明図。
【図14】 従来のスクロール圧縮要素の固定スクロー
ルにおける容量制御機構の他の例を示す概略的断面図。
ルにおける容量制御機構の他の例を示す概略的断面図。
【図15】 図14の固定スクロールの平面図。
1・・・密閉容器、 10・・・電動
要素、20・・・スクロール圧縮要素、 21・・
・固定スクロール、22・・・鏡板、
23・・・ラップ、24・・・吐出ポート、25・
・・容量制御機構、 25A・・・第1のバ
イパス通路、25B・・・第2のバイパス通路、 2
6A・・・第1の通路、26B・・・第2の通路、
27・・・第3の通路、28・・・バルブ、
31・・・旋回スクロール、32・・
・鏡板、 33・・・ラップ、40
・・・カバー、 41・・・制御用圧
力通路、42・・・連通路、 P・・
・圧縮室、P1・・・低圧側圧縮室、 P2
・・・高圧側圧縮室。
要素、20・・・スクロール圧縮要素、 21・・
・固定スクロール、22・・・鏡板、
23・・・ラップ、24・・・吐出ポート、25・
・・容量制御機構、 25A・・・第1のバ
イパス通路、25B・・・第2のバイパス通路、 2
6A・・・第1の通路、26B・・・第2の通路、
27・・・第3の通路、28・・・バルブ、
31・・・旋回スクロール、32・・
・鏡板、 33・・・ラップ、40
・・・カバー、 41・・・制御用圧
力通路、42・・・連通路、 P・・
・圧縮室、P1・・・低圧側圧縮室、 P2
・・・高圧側圧縮室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江原 俊行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 斎藤 治助 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 登 義典 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】密閉容器内に収納される電動要素とスクロ
ール圧縮要素とを備え、 このスクロール圧縮要素は、固定スクロールと旋回スク
ロールとからなり、 これら固定スクロール及び旋回スクロールの鏡板に相対
向させてそれぞれ形成した渦巻き状のラップを互いに噛
み合わせて、複数の圧縮空間からなる圧縮室を形成する
とともに、 前記電動要素の駆動による前記固定スクロールに対して
自転しないよう公転する前記旋回スクロールの偏心運動
により前記圧縮室を外方の低圧側から内方の高圧側に向
かって次第に縮小させて冷媒ガスを圧縮させてなる一
方、 この圧縮途中の前記圧縮室内の冷媒ガスをバルブにて開
閉制御される第1及び第2のバイパス通路を介して高圧
側から低圧側へバイパスさせて容量制御を行なう容量制
御機構を備えたスクロール圧縮機において、 前記容量制御機構は、前記固定スクロールに形成した高
圧側の圧縮室に臨む第1及び第2の通路と、 これら第1及び第2の通路に共通して連通する低圧側の
圧縮室に臨む第3の通路とで第1及び第2のバイパス通
路を形成したことを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項2】密閉容器内に収納される電動要素とスクロ
ール圧縮要素とを備え、 このスクロール圧縮要素は、固定スクロールと旋回スク
ロールとからなり、 これら固定スクロール及び旋回スクロールの鏡板に相対
向させてそれぞれ形成した渦巻き状のラップを互いに噛
み合わせて、複数の圧縮空間からなる圧縮室を形成する
とともに、 前記電動要素の駆動による前記固定スクロールに対して
自転しないよう公転する前記旋回スクロールの偏心運動
により前記圧縮室を外方から内方に向かって次第に縮小
させて冷媒ガスを圧縮させてなる一方、 この圧縮途中の前記圧縮室内の冷媒ガスをバルブにて開
閉制御される第1及び第2のバイパス通路を介して高圧
側から低圧側へバイパスさせて容量制御を行なう容量制
御機構を備えたスクロール圧縮機において、 前記容量制御機構を固定スクロールに形成した高圧側の
圧縮室に臨む第1及び第2の通路と、 これら第1及び第2の通路に共通して連通する低圧側の
圧縮室に臨む第3の通路とで第1及び第2のバイパス通
路を形成するとともに、 これら第1及び第2のバイパス通路を1つのバルブで開
閉制御可能にしたことを特徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9226894A JPH07293456A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9226894A JPH07293456A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293456A true JPH07293456A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14049656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9226894A Pending JPH07293456A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07293456A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-04-28 JP JP9226894A patent/JPH07293456A/ja active Pending
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