JPH07293312A - エンジンの制御方法 - Google Patents
エンジンの制御方法Info
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- JPH07293312A JPH07293312A JP6090330A JP9033094A JPH07293312A JP H07293312 A JPH07293312 A JP H07293312A JP 6090330 A JP6090330 A JP 6090330A JP 9033094 A JP9033094 A JP 9033094A JP H07293312 A JPH07293312 A JP H07293312A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- engine
- vehicle
- speed
- fuel cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 車輛停止中の空吹し、失火等による車輛熱害
を防止して、エンジン及び触媒を保護する。 【構成】 車輛が停止しているときのエンジン回転数N
Eと触媒通過排ガス温度TEXとを検出し(S204)、
このエンジン回転数NEが停止時燃料カット回転数NCUT
Hを越えたとき、高回転状態の持続時間TNをカウント
し、この持続時間TNが高回転時のエンジン回転数NE
に基づいて設定した許容維持時間TOよりも長く継続し
た時(TN>TO)、燃料カットして、エンジン回転数
NEを強制的に低回転側へ移行させる。或は、触媒通過
排ガス温度TEXとエンジン回転数NEに基づいて設定し
た通常時触媒通過排ガス温度TACON,TACOFF
との差温ΔTが予め設定した失火判断基準用温度幅ΔT
1 を越えたときは(ΔT>ΔT1)、直ちに燃料カット
して、エンジン回転数NEを強制的に低回転側へ移行さ
せる。
を防止して、エンジン及び触媒を保護する。 【構成】 車輛が停止しているときのエンジン回転数N
Eと触媒通過排ガス温度TEXとを検出し(S204)、
このエンジン回転数NEが停止時燃料カット回転数NCUT
Hを越えたとき、高回転状態の持続時間TNをカウント
し、この持続時間TNが高回転時のエンジン回転数NE
に基づいて設定した許容維持時間TOよりも長く継続し
た時(TN>TO)、燃料カットして、エンジン回転数
NEを強制的に低回転側へ移行させる。或は、触媒通過
排ガス温度TEXとエンジン回転数NEに基づいて設定し
た通常時触媒通過排ガス温度TACON,TACOFF
との差温ΔTが予め設定した失火判断基準用温度幅ΔT
1 を越えたときは(ΔT>ΔT1)、直ちに燃料カット
して、エンジン回転数NEを強制的に低回転側へ移行さ
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、停止中の車輛の空吹し
等によるエンジンの損傷、排ガス温度上昇による触媒加
熱などの車輛熱害を防止するエンジンの制御方法に関す
る。
等によるエンジンの損傷、排ガス温度上昇による触媒加
熱などの車輛熱害を防止するエンジンの制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、車輛を停止させた状態で不用意
にエンジンの空吹しを続けると、エンジンが高回転とな
りエンジン騒音、振動を起因することになる。また、車
輛が停止した状態では、冷却効率が走行時に比べて低下
しているため、高回転状態を持続させると、オーバヒー
トによりエンジン房内の温度が上昇してハーネス類、各
種ゴム製品に悪影響を及ぼす等、種々の車輛熱害をもた
らす。
にエンジンの空吹しを続けると、エンジンが高回転とな
りエンジン騒音、振動を起因することになる。また、車
輛が停止した状態では、冷却効率が走行時に比べて低下
しているため、高回転状態を持続させると、オーバヒー
トによりエンジン房内の温度が上昇してハーネス類、各
種ゴム製品に悪影響を及ぼす等、種々の車輛熱害をもた
らす。
【0003】従来、このような車輛熱害等を防止するた
め、例えば特開平1−224448号公報に見られるよ
うに、エンジンの回転数が所定の許容限界回転数を越え
た場合には、電動燃料ポンプの回転数を最小回転数以下
にして、電動燃料ポンプの燃料供給量を制限し、エンジ
ンの過回転を防止するようにしたもの、或は、高回転状
態が所定時間以上持続されているときには、燃料噴射量
を制限して、エンジン回転数を低回転数域へ強制的に低
下させるものなどがある。
め、例えば特開平1−224448号公報に見られるよ
うに、エンジンの回転数が所定の許容限界回転数を越え
た場合には、電動燃料ポンプの回転数を最小回転数以下
にして、電動燃料ポンプの燃料供給量を制限し、エンジ
ンの過回転を防止するようにしたもの、或は、高回転状
態が所定時間以上持続されているときには、燃料噴射量
を制限して、エンジン回転数を低回転数域へ強制的に低
下させるものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車輛熱害
は、エンジンのオーバヒートのみならず、失火によって
も生じる。すなわち、失火により触媒を通過する排ガス
温度が反応熱などで高温化し触媒劣化を早める。
は、エンジンのオーバヒートのみならず、失火によって
も生じる。すなわち、失火により触媒を通過する排ガス
温度が反応熱などで高温化し触媒劣化を早める。
【0005】従って、上述した従来例のようにエンジン
の高回転を検出して回転数制御を行うだけでは車輛熱害
を有効に防止することはできない。
の高回転を検出して回転数制御を行うだけでは車輛熱害
を有効に防止することはできない。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、停止している車輛の空吹し、失火等による車輛熱害
を確実に防止することのできるエンジンの制御方法を提
供することを目的としている。
で、停止している車輛の空吹し、失火等による車輛熱害
を確実に防止することのできるエンジンの制御方法を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンジンの
制御方法は、車輛停止時のエンジン回転数に対応する通
常時触媒通過排ガス温度を設定し、この通常時触媒通過
排ガス温度と実測の触媒通過排ガス温度との差温を算出
する手順と、上記車輛停止時のエンジン回転数が停止時
燃料カット回転数を越えたかを判断する手順と、上記差
温と予め設定した失火判定用基準温度幅とを比較し、こ
の差温が上記失火判定用基準温度幅を越えているとき、
或は上記エンジン回転数が上記停止時燃料カット回転数
を越え且つその越えた状態の持続時間が許容持続時間を
越えたときエンジン回転数を低回転数域へ低下させる手
順とを備えることを特徴とする。
制御方法は、車輛停止時のエンジン回転数に対応する通
常時触媒通過排ガス温度を設定し、この通常時触媒通過
排ガス温度と実測の触媒通過排ガス温度との差温を算出
する手順と、上記車輛停止時のエンジン回転数が停止時
燃料カット回転数を越えたかを判断する手順と、上記差
温と予め設定した失火判定用基準温度幅とを比較し、こ
の差温が上記失火判定用基準温度幅を越えているとき、
或は上記エンジン回転数が上記停止時燃料カット回転数
を越え且つその越えた状態の持続時間が許容持続時間を
越えたときエンジン回転数を低回転数域へ低下させる手
順とを備えることを特徴とする。
【0008】
【作 用】本発明では、車輛の停止状態が判別される
と、まず、現在のエンジン回転数と触媒通過排ガス温度
とを検出し、このエンジン回転数に対応する通常時の触
媒通過排ガス温度を設定し、次いで、この通常触媒通過
排ガス温度と実測の触媒通過排ガス温度との差温を算出
する。
と、まず、現在のエンジン回転数と触媒通過排ガス温度
とを検出し、このエンジン回転数に対応する通常時の触
媒通過排ガス温度を設定し、次いで、この通常触媒通過
排ガス温度と実測の触媒通過排ガス温度との差温を算出
する。
【0009】そして、この差温が予め設定した失火判定
用基準温度幅内を越えているときには失火と判断し、エ
ンジン回転数を低回転数域へ低下させる。
用基準温度幅内を越えているときには失火と判断し、エ
ンジン回転数を低回転数域へ低下させる。
【0010】或は、エンジン回転数が停止時燃料カット
回転数を越えて運転しているときは、その越えた状態の
持続時間が許容持続時間よりも長いときエンジン回転数
を強制的に低回転数域へ低下させる。
回転数を越えて運転しているときは、その越えた状態の
持続時間が許容持続時間よりも長いときエンジン回転数
を強制的に低回転数域へ低下させる。
【0011】排気ガス温度とエンジン回転数の双方か
ら、停車時のエンジン状態を検出しているため、車輛熱
害の発生を確実に防止することができる。
ら、停車時のエンジン状態を検出しているため、車輛熱
害の発生を確実に防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0013】図面は本発明の一実施例を示し、図1、図
2は車輛停止時燃料カット判別ルーチンを示すフローチ
ャート、図3は燃料噴射制御ルーチンを示すフローチャ
ート、図4は失火判定用排ガス温度設定ルーチンを示す
フローチャート、図5は許容持続時間設定ルーチンを示
すフローチャート、図6通常時触媒通過排ガス温度を設
定するマップの概念図、図7はエンジン回転数の制御状
態を示すタイムチャート、図8は触媒通過排ガス温度の
制御状態を示すタイムチャート、図9はエンジン制御系
の概略図、図10は制御装置の回路図である。
2は車輛停止時燃料カット判別ルーチンを示すフローチ
ャート、図3は燃料噴射制御ルーチンを示すフローチャ
ート、図4は失火判定用排ガス温度設定ルーチンを示す
フローチャート、図5は許容持続時間設定ルーチンを示
すフローチャート、図6通常時触媒通過排ガス温度を設
定するマップの概念図、図7はエンジン回転数の制御状
態を示すタイムチャート、図8は触媒通過排ガス温度の
制御状態を示すタイムチャート、図9はエンジン制御系
の概略図、図10は制御装置の回路図である。
【0014】[エンジン制御系の構成]図9において、
図中の符号1はエンジン本体で、図においては6気筒水
平対向型エンジンを示す。このエンジン本体1は、シリ
ンダブロック2がクランクシャフト1aを中心として両
側のバンク(図の右側が左バンク、左側が右バンク)に
2分割されており、例えば、右バンクに#1、#3、#
5気筒の気筒群が配置され、左バンクに#2、#4、#
6気筒の気筒群が配置されている。
図中の符号1はエンジン本体で、図においては6気筒水
平対向型エンジンを示す。このエンジン本体1は、シリ
ンダブロック2がクランクシャフト1aを中心として両
側のバンク(図の右側が左バンク、左側が右バンク)に
2分割されており、例えば、右バンクに#1、#3、#
5気筒の気筒群が配置され、左バンクに#2、#4、#
6気筒の気筒群が配置されている。
【0015】上記各バンクの各シリンダヘッド3には、
それぞれ吸気ポート4が形成され、各吸気ポート4にイ
ンテークマニホルド5が連通されている。また、このイ
ンテークマニホルド5の上流に、各バンクに対応して共
鳴管6a、6bが連通され、これら各共鳴管6a、6b
間を結ぶ通路6cに可変吸気バルブ11cが介装されて
いる。尚、上記共鳴管6a、6b、通路6cおよび可変
吸気バルブ11cで可変共鳴過給システムが構成されて
いる。
それぞれ吸気ポート4が形成され、各吸気ポート4にイ
ンテークマニホルド5が連通されている。また、このイ
ンテークマニホルド5の上流に、各バンクに対応して共
鳴管6a、6bが連通され、これら各共鳴管6a、6b
間を結ぶ通路6cに可変吸気バルブ11cが介装されて
いる。尚、上記共鳴管6a、6b、通路6cおよび可変
吸気バルブ11cで可変共鳴過給システムが構成されて
いる。
【0016】さらに、上記各共鳴管6a、6bの上流が
スロットルチャンバ11a、11bを介してサージタン
ク7に連通されている。
スロットルチャンバ11a、11bを介してサージタン
ク7に連通されている。
【0017】上記サージタンク7の上流側に吸気管8を
介してエアクリーナ9が取付けられており、このエアク
リーナ9の直下流に吸入空気量センサ(図においては、
熱式エアフローメータ)10が介装されている。
介してエアクリーナ9が取付けられており、このエアク
リーナ9の直下流に吸入空気量センサ(図においては、
熱式エアフローメータ)10が介装されている。
【0018】また、上記各スロットルチャンバ11a、
11bにスロットルバルブ11c、11d(いわゆる、
ツインスロットルバルブ)が介装され、一方のスロット
ルバルブ11dに、スロットル開度センサ12aと、ス
ロットルバルブ全閉でONすることでアクセルペダルの
開放を検出するアイドルスイッチ12bとが連設されて
いる。
11bにスロットルバルブ11c、11d(いわゆる、
ツインスロットルバルブ)が介装され、一方のスロット
ルバルブ11dに、スロットル開度センサ12aと、ス
ロットルバルブ全閉でONすることでアクセルペダルの
開放を検出するアイドルスイッチ12bとが連設されて
いる。
【0019】さらに、上記各スロットルチャンバ11
a、11bのスロットルバルブ11c、11dの下流側
が通路6dによって連通され、この通路6dと上記サー
ジタンク7とを連通するエアバイパス通路6eに、アイ
ドルスピードコントロールバルブ(ISCV)13が介
装されている。
a、11bのスロットルバルブ11c、11dの下流側
が通路6dによって連通され、この通路6dと上記サー
ジタンク7とを連通するエアバイパス通路6eに、アイ
ドルスピードコントロールバルブ(ISCV)13が介
装されている。
【0020】また、上記インテークマニホルド5の各気
筒の各吸気ポート4の直上流側にインジェクタ14が配
設され、さらに、上記各シリンダヘッド3の各気筒毎
に、その先端を燃焼室に露呈する点火プラグ15が取付
けられている。この点火プラグ15の端子部には、点火
コイル15aが直接取付けられ、イグナイタ16に接続
されている。
筒の各吸気ポート4の直上流側にインジェクタ14が配
設され、さらに、上記各シリンダヘッド3の各気筒毎
に、その先端を燃焼室に露呈する点火プラグ15が取付
けられている。この点火プラグ15の端子部には、点火
コイル15aが直接取付けられ、イグナイタ16に接続
されている。
【0021】上記インジェクタ14には、燃料タンク1
7内に設けられたインタンク式の燃料ポンプ18から燃
料フィルタ19を経て燃料が圧送され、プレッシャレギ
ュレータ20にて調圧される。
7内に設けられたインタンク式の燃料ポンプ18から燃
料フィルタ19を経て燃料が圧送され、プレッシャレギ
ュレータ20にて調圧される。
【0022】また、上記シリンダブロック2に形成され
た冷却水通路(図示せず)に冷却水温センサ21が臨ま
されるとともに、上記シリンダブロック2の各バンク
に、それぞれ、右バンクノックセンサ22a、左バンク
ノックセンサ22bが取付けられており、上記各シリン
ダヘッド3の各排気ポート23から、各バンク毎に設け
た各排気管24a、24bが連通されている。
た冷却水通路(図示せず)に冷却水温センサ21が臨ま
されるとともに、上記シリンダブロック2の各バンク
に、それぞれ、右バンクノックセンサ22a、左バンク
ノックセンサ22bが取付けられており、上記各シリン
ダヘッド3の各排気ポート23から、各バンク毎に設け
た各排気管24a、24bが連通されている。
【0023】上記各排気管24a、24bには、それぞ
れ、右バンクO2 センサ25a、左バンクO2 センサ2
5bが臨まされ、各O2 センサ25a、25bの下流側
に、それぞれ、触媒コンバータ26a、26bが介装さ
れ、さらに、各触媒コンバータ26a、26bの下流側
合流部に、触媒コンバータ27が介装されている。ま
た、この触媒コンバータ27に、触媒温度センサ27a
が併設されており、この触媒温度センサ27aで、触媒
内を通過する排気ガス温度TEXを検出する。
れ、右バンクO2 センサ25a、左バンクO2 センサ2
5bが臨まされ、各O2 センサ25a、25bの下流側
に、それぞれ、触媒コンバータ26a、26bが介装さ
れ、さらに、各触媒コンバータ26a、26bの下流側
合流部に、触媒コンバータ27が介装されている。ま
た、この触媒コンバータ27に、触媒温度センサ27a
が併設されており、この触媒温度センサ27aで、触媒
内を通過する排気ガス温度TEXを検出する。
【0024】一方、上記エンジン本体1のクランクシャ
フト1aに、クランク角検出用クランクロータ29とグ
ループ気筒判別用クランクロータ30とが所定間隔を開
けて軸着されている。また、この各クランクロータ2
9、30の外周に、被検出体である突起を検出する電磁
ピックアップ等からなる第1のクランク角センサ31お
よび第2のクランク角センサ32がそれぞれ対設されて
いる。また、カムシャフト33に軸着した図示しないカ
ムロータの外周に、カム角センサ34が対設されてい
る。このカム角センサ34は、特定気筒の圧縮上死点を
判別するもので、このカム角センサ34からのカムパル
スと第2のクランク角センサ32からのグループ判別パ
ルスとで個々の気筒を判別する。
フト1aに、クランク角検出用クランクロータ29とグ
ループ気筒判別用クランクロータ30とが所定間隔を開
けて軸着されている。また、この各クランクロータ2
9、30の外周に、被検出体である突起を検出する電磁
ピックアップ等からなる第1のクランク角センサ31お
よび第2のクランク角センサ32がそれぞれ対設されて
いる。また、カムシャフト33に軸着した図示しないカ
ムロータの外周に、カム角センサ34が対設されてい
る。このカム角センサ34は、特定気筒の圧縮上死点を
判別するもので、このカム角センサ34からのカムパル
スと第2のクランク角センサ32からのグループ判別パ
ルスとで個々の気筒を判別する。
【0025】尚、上記各クランクロータ29、30およ
び上記カムロータ33aの外周には突起の代りにスリッ
トを設けてもよく、また、両クランク角センサ31、3
2およびカム角センサ34は、電磁ピックアップ等の磁
気センサに限らず光センサ等でもよい。
び上記カムロータ33aの外周には突起の代りにスリッ
トを設けてもよく、また、両クランク角センサ31、3
2およびカム角センサ34は、電磁ピックアップ等の磁
気センサに限らず光センサ等でもよい。
【0026】[制御装置の回路構成]一方、図10にお
いて、符号40はマイクロコンピュータからなる制御装
置(ECU)で、このECU40は点火時期制御、燃料
噴射制御等を行なうメインコンピュータ41と、ノック
検出処理を行なう専用のサブコンピュータ42との2つ
のコンピュータから構成されている。
いて、符号40はマイクロコンピュータからなる制御装
置(ECU)で、このECU40は点火時期制御、燃料
噴射制御等を行なうメインコンピュータ41と、ノック
検出処理を行なう専用のサブコンピュータ42との2つ
のコンピュータから構成されている。
【0027】また、上記ECU40内には定電圧回路4
3が内蔵され、この定電圧回路43から各部へ安定化電
圧が供給される。この定電圧回路43は、直接、およ
び、ECUリレー44のリレー接点を介してバッテリ4
5に接続され、上記ECUリレー44のリレーコイルが
キースイッチ46を介して上記バッテリ45に接続され
ている。また、上記バッテリ45に燃料ポンプリレー4
7のリレー接点を介して燃料ポンプ18が接続されてい
る。
3が内蔵され、この定電圧回路43から各部へ安定化電
圧が供給される。この定電圧回路43は、直接、およ
び、ECUリレー44のリレー接点を介してバッテリ4
5に接続され、上記ECUリレー44のリレーコイルが
キースイッチ46を介して上記バッテリ45に接続され
ている。また、上記バッテリ45に燃料ポンプリレー4
7のリレー接点を介して燃料ポンプ18が接続されてい
る。
【0028】上記メインコンピュータ41は、メインC
PU48、ROM49、RAM50、バックアップRA
M50a、タイマ51、シリアルインターフェース(S
CI)52およびI/Oインターフェース53がバスラ
イン54を介して互いに接続されている。また、上記バ
ックアップRAM50aには上記定電圧回路43を介し
て常時バックアップ電圧が印加されている。
PU48、ROM49、RAM50、バックアップRA
M50a、タイマ51、シリアルインターフェース(S
CI)52およびI/Oインターフェース53がバスラ
イン54を介して互いに接続されている。また、上記バ
ックアップRAM50aには上記定電圧回路43を介し
て常時バックアップ電圧が印加されている。
【0029】上記I/Oインターフェース53の入力ポ
ートには、吸入空気量センサ10、スロットル開度セン
サ12a、冷却水温センサ21、右バンクO2 センサ2
5a、左バンクO2 センサ25bおよび大気圧センサ5
5が、A/D変換器57を介して接続されているととも
に、アイドルスイッチ12b、第1のクランク角センサ
31、第2のクランク角センサ32およびカム角センサ
34が接続され、また、上記バッテリ45が接続されて
バッテリ電圧がモニタされる。
ートには、吸入空気量センサ10、スロットル開度セン
サ12a、冷却水温センサ21、右バンクO2 センサ2
5a、左バンクO2 センサ25bおよび大気圧センサ5
5が、A/D変換器57を介して接続されているととも
に、アイドルスイッチ12b、第1のクランク角センサ
31、第2のクランク角センサ32およびカム角センサ
34が接続され、また、上記バッテリ45が接続されて
バッテリ電圧がモニタされる。
【0030】さらに、上記I/Oインターフェース53
の入力ポートには、変速機のセレクトレバーがニュート
ラル位置(Nレンジ)或はパーキング位置(Pレンジ)
にセットされているかどうかを検出するニュートラルス
イッチ59、走行或は停止状態を判別する車速センサ6
0、及び、触媒温度センサ27aが接続されている。
の入力ポートには、変速機のセレクトレバーがニュート
ラル位置(Nレンジ)或はパーキング位置(Pレンジ)
にセットされているかどうかを検出するニュートラルス
イッチ59、走行或は停止状態を判別する車速センサ6
0、及び、触媒温度センサ27aが接続されている。
【0031】尚、本実施例では、ニュートラルスイッチ
59はNレンジ或はPレンジにセットされているときの
みONする。
59はNレンジ或はPレンジにセットされているときの
みONする。
【0032】また、上記I/Oインターフェース53の
出力ポートには、イグナイタ16が接続され、さらに、
駆動回路55を介して、ISCV13、インジェクタ1
4、燃料ポンプリレー47のリレーコイルが接続されて
いる。
出力ポートには、イグナイタ16が接続され、さらに、
駆動回路55を介して、ISCV13、インジェクタ1
4、燃料ポンプリレー47のリレーコイルが接続されて
いる。
【0033】一方、サブコンピュータ42は、サブCP
U66、ROM67、RAM68、タイマ69、SCI
70およびI/Oインターフェース71がバスライン7
2を介して互いに接続されて構成されている。
U66、ROM67、RAM68、タイマ69、SCI
70およびI/Oインターフェース71がバスライン7
2を介して互いに接続されて構成されている。
【0034】上記I/Oインターフェース71の入力ポ
ートには、上記第1のクランク角センサ31、第2のク
ランク角センサ32およびカム角センサ34が接続され
ているとともに、右バンクノックセンサ22aおよび左
バンクノックセンサ22bが、それぞれアンプ73、周
波数フィルタ74、A/D変換器75を介して接続され
ている。
ートには、上記第1のクランク角センサ31、第2のク
ランク角センサ32およびカム角センサ34が接続され
ているとともに、右バンクノックセンサ22aおよび左
バンクノックセンサ22bが、それぞれアンプ73、周
波数フィルタ74、A/D変換器75を介して接続され
ている。
【0035】上記各ノックセンサ22a、22bからの
検出信号は、上記アンプ73により所定のレベルに増幅
された後、周波数フィルタ74により必要な周波数成分
が抽出され、A/D変換器75でアナログデータからデ
ジタルデータに変換され、上記サブコンピュータ42に
てノック発生の有無が判定される。
検出信号は、上記アンプ73により所定のレベルに増幅
された後、周波数フィルタ74により必要な周波数成分
が抽出され、A/D変換器75でアナログデータからデ
ジタルデータに変換され、上記サブコンピュータ42に
てノック発生の有無が判定される。
【0036】メインコンピュータ41とサブコンピュー
タ42とは、SCI52、70を介したシリアル回線に
より接続されるとともに、上記サブコンピュータ42の
I/Oインターフェース71の出力ポートが、上記メイ
ンコンピュータ41のI/Oインターフェース53の入
力ポートに接続されており、サブコンピュータ42にお
けるノック発生の有無の判定結果、すなわちノック判定
データは、I/Oインターフェース71、53を介して
メインコンピュータ41に読込まれる。
タ42とは、SCI52、70を介したシリアル回線に
より接続されるとともに、上記サブコンピュータ42の
I/Oインターフェース71の出力ポートが、上記メイ
ンコンピュータ41のI/Oインターフェース53の入
力ポートに接続されており、サブコンピュータ42にお
けるノック発生の有無の判定結果、すなわちノック判定
データは、I/Oインターフェース71、53を介して
メインコンピュータ41に読込まれる。
【0037】そして、ノック発生の場合には、SCI7
0、52を介したシリアル回線を通じてサブコンピュー
タ42から上記メインコンピュータ41にノックデータ
が送信され、その結果、メインコンピュータ41では、
このノックデータに基づいて直ちに該当気筒の点火時期
を遅らせ、ノックを回避する。
0、52を介したシリアル回線を通じてサブコンピュー
タ42から上記メインコンピュータ41にノックデータ
が送信され、その結果、メインコンピュータ41では、
このノックデータに基づいて直ちに該当気筒の点火時期
を遅らせ、ノックを回避する。
【0038】以上の構成のECU40における停止時燃
料カット制御は、メインコンピュータ41のメインCP
U48により、ROM49に記憶されている制御プログ
ラムに従って実行される。すなわち、メインCPU48
では、吸入空気量センサ10の出力信号から吸入空気量
を算出し、RAM50およびバックアップRAM50a
に記憶されている各種データに基づき、吸入空気量に見
合った燃料噴射量を演算し、燃料噴射量に相応する駆動
パルス幅信号を、駆動回路55を介して所定のタイミン
グで該当気筒のインジェクタ14に出力して燃料を噴射
し、また、ニュートラルスイッチ59、車速センサ60
からの出力信号に基づいて車輛の停止状態を判別し、車
輛が停止状態のときにはエンジン回転数が不用意に高回
転状態を持続しないようにエンジン回転数を制御する。
料カット制御は、メインコンピュータ41のメインCP
U48により、ROM49に記憶されている制御プログ
ラムに従って実行される。すなわち、メインCPU48
では、吸入空気量センサ10の出力信号から吸入空気量
を算出し、RAM50およびバックアップRAM50a
に記憶されている各種データに基づき、吸入空気量に見
合った燃料噴射量を演算し、燃料噴射量に相応する駆動
パルス幅信号を、駆動回路55を介して所定のタイミン
グで該当気筒のインジェクタ14に出力して燃料を噴射
し、また、ニュートラルスイッチ59、車速センサ60
からの出力信号に基づいて車輛の停止状態を判別し、車
輛が停止状態のときにはエンジン回転数が不用意に高回
転状態を持続しないようにエンジン回転数を制御する。
【0039】[動 作]次に、ECU40のメインコン
ピュータ41における燃料噴射制御手順について説明す
る。
ピュータ41における燃料噴射制御手順について説明す
る。
【0040】図3は、所定周期毎に実行される燃料噴射
量設定のルーチンで、まず、ステップS101で、第1
のクランク角センサ31および吸入空気量センサ10か
らの信号を読込みエンジン回転数NE および吸入空気量
Qを算出する。
量設定のルーチンで、まず、ステップS101で、第1
のクランク角センサ31および吸入空気量センサ10か
らの信号を読込みエンジン回転数NE および吸入空気量
Qを算出する。
【0041】次いで、ステップS102へ進み、上記ス
テップS101で算出したエンジン回転数NE と吸入空
気量Qとから基本燃料噴射量TP を算出し(TP =K×
Q/NE 但し、K…インジェクタ特性補正係数)、ス
テップS103で、冷却水温センサ21からの冷却水温
TW 、スロットル開度センサ12aからのスロットル開
度θ、アイドルスイッチ12bからの出力などに基づい
て、冷却水温補正、加減速補正、全開増量補正、アイド
ル後増量補正等に係わる各種増量分補正係数COEFを設定
する。
テップS101で算出したエンジン回転数NE と吸入空
気量Qとから基本燃料噴射量TP を算出し(TP =K×
Q/NE 但し、K…インジェクタ特性補正係数)、ス
テップS103で、冷却水温センサ21からの冷却水温
TW 、スロットル開度センサ12aからのスロットル開
度θ、アイドルスイッチ12bからの出力などに基づい
て、冷却水温補正、加減速補正、全開増量補正、アイド
ル後増量補正等に係わる各種増量分補正係数COEFを設定
する。
【0042】次に、ステップS104に進み、空燃比フ
ィードバック補正係数αを読出し、ステップS105へ
進む。
ィードバック補正係数αを読出し、ステップS105へ
進む。
【0043】ステップS105では、上記エンジン回転
数NE 、基本燃料噴射量TP をパラメータとして空燃比
学習値テーブルを補間計算付きで参照して、空燃比学習
補正係数KBLRCを設定する。上記空燃比学習値テーブル
は、メインコンピュータ41のバックアップRAM50
aに格納されているもので、絶えず基本燃料噴射量TP
に対する修正補正量を記憶し、基本噴射量とあわせて数
回後の基本噴射量として、フィードバック制御による補
正量を少なくするためのものである。
数NE 、基本燃料噴射量TP をパラメータとして空燃比
学習値テーブルを補間計算付きで参照して、空燃比学習
補正係数KBLRCを設定する。上記空燃比学習値テーブル
は、メインコンピュータ41のバックアップRAM50
aに格納されているもので、絶えず基本燃料噴射量TP
に対する修正補正量を記憶し、基本噴射量とあわせて数
回後の基本噴射量として、フィードバック制御による補
正量を少なくするためのものである。
【0044】そして、ステップS106に進み、後述す
る停止時燃料カットフラグFLAGFCがセットされてい
るか否かを判別する。そして、停止時燃料カットフラグ
FLAGFCがクリアされており(FLAGFC=0)停止
時燃料カット条件が不成立の場合には、ステップS10
7で停止時燃料カット係数KFCを1.0に設定し(KFC
←1.0)、ステップS109へ進む。一方、停止時燃
料カットフラグFLAGFCがセット(FLAGFC=1)
されており停止時燃料カット条件が成立している場合に
は、ステップS108へ進み、燃料カットを実行すべく
停止時燃料カット係数KFCを0に設定(KFC←0)して
ステップS109へ進む。
る停止時燃料カットフラグFLAGFCがセットされてい
るか否かを判別する。そして、停止時燃料カットフラグ
FLAGFCがクリアされており(FLAGFC=0)停止
時燃料カット条件が不成立の場合には、ステップS10
7で停止時燃料カット係数KFCを1.0に設定し(KFC
←1.0)、ステップS109へ進む。一方、停止時燃
料カットフラグFLAGFCがセット(FLAGFC=1)
されており停止時燃料カット条件が成立している場合に
は、ステップS108へ進み、燃料カットを実行すべく
停止時燃料カット係数KFCを0に設定(KFC←0)して
ステップS109へ進む。
【0045】ステップS109では、バッテリ45の端
子電圧に基づき、インジェクタ14の無効噴射時間を補
間する電圧補正係数TSを設定し、ステップS110へ
進む。
子電圧に基づき、インジェクタ14の無効噴射時間を補
間する電圧補正係数TSを設定し、ステップS110へ
進む。
【0046】ステップS110では、上記ステップS1
02で算出した基本燃料噴射量TPを、上記ステップS
103で設定した各種増量分補正係数COEF、上記ステッ
プS104で読出した空燃比フィードバック補正係数α
により補正し、上記ステップS105で設定した空燃比
学習補正係数KBLRCで学習補正するとともに、上記ステ
ップS107あるいはステップS108で設定した停止
時燃料カット係数KFCにより、燃料カットするかどうか
補正して、さらに、上記ステップS109で設定した電
圧補正係数TS により補正を加え、燃料噴射量Ti を設
定して(Ti =TP ×COEF×α×KBLRC×KFC+TS
)、ルーチンを抜ける。このステップS110で設定
された燃料噴射量Ti は、相応する駆動パルス幅信号
で、所定のタイミングで該当気筒のインジェクタ14へ
出力される。
02で算出した基本燃料噴射量TPを、上記ステップS
103で設定した各種増量分補正係数COEF、上記ステッ
プS104で読出した空燃比フィードバック補正係数α
により補正し、上記ステップS105で設定した空燃比
学習補正係数KBLRCで学習補正するとともに、上記ステ
ップS107あるいはステップS108で設定した停止
時燃料カット係数KFCにより、燃料カットするかどうか
補正して、さらに、上記ステップS109で設定した電
圧補正係数TS により補正を加え、燃料噴射量Ti を設
定して(Ti =TP ×COEF×α×KBLRC×KFC+TS
)、ルーチンを抜ける。このステップS110で設定
された燃料噴射量Ti は、相応する駆動パルス幅信号
で、所定のタイミングで該当気筒のインジェクタ14へ
出力される。
【0047】すなわち、停止時燃料カットフラグFLA
GFCがセット(FLAGFC=1)されている場合には停
止時燃料カット係数KFCが0に設定されるので、燃料噴
射量Ti は、Ti =TS となり、実質的に燃料カットが
実行される。
GFCがセット(FLAGFC=1)されている場合には停
止時燃料カット係数KFCが0に設定されるので、燃料噴
射量Ti は、Ti =TS となり、実質的に燃料カットが
実行される。
【0048】上記停止時燃料カットフラグFLAGFC
は、図1、図2のフローチャートに示す車輛停止時燃料
カット判別ルーチンにより、車輛の停止した状態でエン
ジンの高回転状態が継続したとき、或は停車時の排気ガ
ス温度TEXが高温化したときに、停止時燃料カット条件
が成立したかどうかを判別して設定される。
は、図1、図2のフローチャートに示す車輛停止時燃料
カット判別ルーチンにより、車輛の停止した状態でエン
ジンの高回転状態が継続したとき、或は停車時の排気ガ
ス温度TEXが高温化したときに、停止時燃料カット条件
が成立したかどうかを判別して設定される。
【0049】以下、停止時燃料カット判別ルーチンにつ
いて説明する。尚、この停止時燃料カット判別ルーチン
は所定時間毎に実行される。
いて説明する。尚、この停止時燃料カット判別ルーチン
は所定時間毎に実行される。
【0050】この車輛停止時燃料カット制御では、予め
設定した正常時触媒通過排ガス温度と実測の触媒通過排
ガス温度TEXとの差温ΔTが失火判定用基準温度幅ΔT
1内に収っているかどうか(図6参照)、或は、エンジ
ンが空吹し、レーシング等により高回転が持続している
かどうかを判断し、上記差温ΔTが上記失火判定用基準
温度幅ΔT1から外れたとき、或は、高回転が所定時間
持続しているときには、エンジン回転数を所定回転数ま
で強制的に低下させることで、触媒過熱などのような車
輛の熱害を防止する。
設定した正常時触媒通過排ガス温度と実測の触媒通過排
ガス温度TEXとの差温ΔTが失火判定用基準温度幅ΔT
1内に収っているかどうか(図6参照)、或は、エンジ
ンが空吹し、レーシング等により高回転が持続している
かどうかを判断し、上記差温ΔTが上記失火判定用基準
温度幅ΔT1から外れたとき、或は、高回転が所定時間
持続しているときには、エンジン回転数を所定回転数ま
で強制的に低下させることで、触媒過熱などのような車
輛の熱害を防止する。
【0051】まず、ステップS201、S202でニュ
ートラルスイッチ59と車速センサ60との出力値を検
出して、車輛が停止状態にあるかを判断する。ステップ
S201でニュートラルスイッチ59がONと判断さ
れ、且つステップS202で車速Vがゼロと判断された
とき、車輛が停止状態であると判断して、ステップS2
03へ進み。それ以外、すなわち発進操作中或は走行状
態のときはステップS222へ分岐する。
ートラルスイッチ59と車速センサ60との出力値を検
出して、車輛が停止状態にあるかを判断する。ステップ
S201でニュートラルスイッチ59がONと判断さ
れ、且つステップS202で車速Vがゼロと判断された
とき、車輛が停止状態であると判断して、ステップS2
03へ進み。それ以外、すなわち発進操作中或は走行状
態のときはステップS222へ分岐する。
【0052】上記ステップS202からステップS20
3へ進むと、停車中にアクセルペダルが踏まれているか
をアイドルスイッチ12bの出力値から判断する。この
アイドルスイッチ12bはスロットル全閉でONするも
のであるため、このアイドルスイッチ12bがOFFの
ときには、アクセルペダルが踏込まれていると判断して
ステップS204へ進み、失火判定フラグFLAGMFの
値を参照し、FLAGMF=0のときは、ステップS20
5へ進み、また、FLAGMF=1のときはステップS2
07へジャンプする。尚、この失火判定フラグFLAG
MFについては後述する。
3へ進むと、停車中にアクセルペダルが踏まれているか
をアイドルスイッチ12bの出力値から判断する。この
アイドルスイッチ12bはスロットル全閉でONするも
のであるため、このアイドルスイッチ12bがOFFの
ときには、アクセルペダルが踏込まれていると判断して
ステップS204へ進み、失火判定フラグFLAGMFの
値を参照し、FLAGMF=0のときは、ステップS20
5へ進み、また、FLAGMF=1のときはステップS2
07へジャンプする。尚、この失火判定フラグFLAG
MFについては後述する。
【0053】上記ステップS204で、FLAGMF=0
と判断されてステップS205へ進むと、失火判定用排
ガス温度設定ルーチンを実行する。
と判断されてステップS205へ進むと、失火判定用排
ガス温度設定ルーチンを実行する。
【0054】この失火判定用排ガス温度設定ルーチン
は、図4のフローチャートに従って実行される。
は、図4のフローチャートに従って実行される。
【0055】この失火判定用排ガス温度設定ルーチンで
は、まず、ステップS301でエンジン回転数NEを読
込み、ステップS302で触媒通過排ガス温度TEXを触
媒温度センサ27aの出力値に基づいて読込み、ステッ
プS303でエアコンがONかOFFかをエアコンスイ
ッチの動作状態などから判断する。そして、エアコンが
ONのときは、ステップS304へ進み、またOFFの
ときにはステップS307へ分岐する。
は、まず、ステップS301でエンジン回転数NEを読
込み、ステップS302で触媒通過排ガス温度TEXを触
媒温度センサ27aの出力値に基づいて読込み、ステッ
プS303でエアコンがONかOFFかをエアコンスイ
ッチの動作状態などから判断する。そして、エアコンが
ONのときは、ステップS304へ進み、またOFFの
ときにはステップS307へ分岐する。
【0056】以下、エアコンON時のルーチンについて
説明し、次いで、エアコンOFF時のルーチンについて
説明する。
説明し、次いで、エアコンOFF時のルーチンについて
説明する。
【0057】エアコンがONと判断されてステップS3
04へ進むと、上記エンジン回転数NEに基づきエアコ
ンON時触媒通過排ガス温マップを参照して通常時触媒
通過排ガス温度TACONを設定する。エアコンがON
のときはエアコンがOFFのときに比べて負荷が大きい
ため通常時の触媒通過排ガス温度もエアコンOFFのと
きに比べて高くなる。一方、失火領域はエンジン負荷の
変動に拘らず、エンジン回転数NEに対応した値を示
す。
04へ進むと、上記エンジン回転数NEに基づきエアコ
ンON時触媒通過排ガス温マップを参照して通常時触媒
通過排ガス温度TACONを設定する。エアコンがON
のときはエアコンがOFFのときに比べて負荷が大きい
ため通常時の触媒通過排ガス温度もエアコンOFFのと
きに比べて高くなる。一方、失火領域はエンジン負荷の
変動に拘らず、エンジン回転数NEに対応した値を示
す。
【0058】従って、図6に実線で示す上記エアコンO
N時触媒通過排ガス温マップに格納されている通常時触
媒通過排ガス温度TACONを補間して求めたライン
は、同図に波線で示すエアコンOFF時触媒通過排ガス
温マップに格納されている通常時触媒通過排ガス温度T
ACOFF(後述する)を補間して求めたラインに比べ
て高い値に設定されている。尚、上記各マップの通常時
触媒通過排ガス温度TACON,TACOFFは予め実
験などから求めたものである。
N時触媒通過排ガス温マップに格納されている通常時触
媒通過排ガス温度TACONを補間して求めたライン
は、同図に波線で示すエアコンOFF時触媒通過排ガス
温マップに格納されている通常時触媒通過排ガス温度T
ACOFF(後述する)を補間して求めたラインに比べ
て高い値に設定されている。尚、上記各マップの通常時
触媒通過排ガス温度TACON,TACOFFは予め実
験などから求めたものである。
【0059】そして、上記ステップS304からステッ
プS305へ進むと、現在の触媒通過排ガス温度TEXと
上記通常時触媒通過排ガス温度TACONとの差温ΔT
を求め、また、ステップS306で失火判定用基準温度
幅ΔT1を予め設定したエアコンON時設定値TSET
1で設定してルーチンを抜け、上記車輛停止時燃料カッ
ト判別ルーチンのステップS206へ戻る。
プS305へ進むと、現在の触媒通過排ガス温度TEXと
上記通常時触媒通過排ガス温度TACONとの差温ΔT
を求め、また、ステップS306で失火判定用基準温度
幅ΔT1を予め設定したエアコンON時設定値TSET
1で設定してルーチンを抜け、上記車輛停止時燃料カッ
ト判別ルーチンのステップS206へ戻る。
【0060】尚、図6に示すように、このエアコンON
時設定値TSET1(或は後述するエアコンOFF時設
定値TSET2)は上記通常時触媒通過排ガス温度TA
CON(或は後述するエアコンOFF時設定値TACO
FF)と失火判定領域との間の許容帯域を設定するもの
で、実測の触媒通過排ガス温度TEXが、この帯域を越え
たときは、上記排ガス温度TEXが失火領域にあると判断
する。
時設定値TSET1(或は後述するエアコンOFF時設
定値TSET2)は上記通常時触媒通過排ガス温度TA
CON(或は後述するエアコンOFF時設定値TACO
FF)と失火判定領域との間の許容帯域を設定するもの
で、実測の触媒通過排ガス温度TEXが、この帯域を越え
たときは、上記排ガス温度TEXが失火領域にあると判断
する。
【0061】一方、上記ステップS303で、エアコン
がOFFと判断されて、ステップS307へ分岐する
と、エンジン回転数NEに基づきエアコンOFF時触媒
通過排ガス温マップを参照して通常時触媒通過排ガス温
度TACOFFを設定する。上述したように、このエア
コンOFF時触媒通過排ガス温マップには、予め実験な
どから求めたエアコンOFF時の通常時触媒通路排ガス
温度TACOFFが格納されている。
がOFFと判断されて、ステップS307へ分岐する
と、エンジン回転数NEに基づきエアコンOFF時触媒
通過排ガス温マップを参照して通常時触媒通過排ガス温
度TACOFFを設定する。上述したように、このエア
コンOFF時触媒通過排ガス温マップには、予め実験な
どから求めたエアコンOFF時の通常時触媒通路排ガス
温度TACOFFが格納されている。
【0062】そして、ステップS308で、上記触媒通
過排ガス温度TEXと上記通常時触媒通過排ガス温度TA
COFFとの差温ΔTを求め、また、ステップS308
で予め設定したエアコンOFF時失火判定値TSET2
で失火判断基準用温度幅ΔT1を設定してルーチンを抜
け、上記車輛停止時燃料カット判別ルーチンのステップ
S206へ戻る。
過排ガス温度TEXと上記通常時触媒通過排ガス温度TA
COFFとの差温ΔTを求め、また、ステップS308
で予め設定したエアコンOFF時失火判定値TSET2
で失火判断基準用温度幅ΔT1を設定してルーチンを抜
け、上記車輛停止時燃料カット判別ルーチンのステップ
S206へ戻る。
【0063】そして、車輛停止時燃料カット判別ルーチ
ンのステップS206では、上記差温ΔTと上記失火判
断基準用温度幅ΔT1とを比較し、ΔT≦ΔT1のときは
実測の触媒通過排ガス温度TEXが上述した許容帯域に収
っており、正常な燃焼と判断して、ステップS207へ
進む。また、ΔT>ΔT1のときは、現在の触媒通過排
ガス温度TEXが失火領域(図6参照)にあり、失火と判
断し、エンジン回転数NEを強制的に低下させるため
に、ステップS221へ進み、失火判定フラグFLAG
MFをセットした後、ステップS216へジャンプし、高
回転持続判別フラグFLAGTOをセットし、ステップS
217で停止時燃料カットフラグFLAGFCをセットし
た後、ルーチンを抜ける。
ンのステップS206では、上記差温ΔTと上記失火判
断基準用温度幅ΔT1とを比較し、ΔT≦ΔT1のときは
実測の触媒通過排ガス温度TEXが上述した許容帯域に収
っており、正常な燃焼と判断して、ステップS207へ
進む。また、ΔT>ΔT1のときは、現在の触媒通過排
ガス温度TEXが失火領域(図6参照)にあり、失火と判
断し、エンジン回転数NEを強制的に低下させるため
に、ステップS221へ進み、失火判定フラグFLAG
MFをセットした後、ステップS216へジャンプし、高
回転持続判別フラグFLAGTOをセットし、ステップS
217で停止時燃料カットフラグFLAGFCをセットし
た後、ルーチンを抜ける。
【0064】上記停止時燃料カットフラグFLAGFCが
セットされると、前述の燃料噴射量設定のルーチンで停
止時燃料カット係数KFCが0に設定されるため、燃料噴
射量Tiが電圧補正係数TSの値となり、実質的に燃料カ
ットされる。その結果、エンジン回転数NEが急激に低
下され、排ガス温度TEXが直ちに低下される。
セットされると、前述の燃料噴射量設定のルーチンで停
止時燃料カット係数KFCが0に設定されるため、燃料噴
射量Tiが電圧補正係数TSの値となり、実質的に燃料カ
ットされる。その結果、エンジン回転数NEが急激に低
下され、排ガス温度TEXが直ちに低下される。
【0065】そして、上記ステップS221で上記失火
判定フラグFLAGMFがセットされると、以後、この車
輛停止時燃料カット判別ルーチン実行時には、車輛が停
止中でアクセルペダルが踏み続けられている限り、ステ
ップS204からステップS207へジャンプして燃料
カットフラグFLAGFCの値を参照してエンジンの回転
数を所定回転数(NCUTH<NE<NCUTL)に制
御する。尚、この回転数制御については、後述の該当す
る各ステップで詳述する。
判定フラグFLAGMFがセットされると、以後、この車
輛停止時燃料カット判別ルーチン実行時には、車輛が停
止中でアクセルペダルが踏み続けられている限り、ステ
ップS204からステップS207へジャンプして燃料
カットフラグFLAGFCの値を参照してエンジンの回転
数を所定回転数(NCUTH<NE<NCUTL)に制
御する。尚、この回転数制御については、後述の該当す
る各ステップで詳述する。
【0066】一方、上記ステップS206で、ΔT≦Δ
T1と判断されてステップS207へ進むと、まず、現
在の運転状態が燃料カット状態にあるかを停止時燃料カ
ットフラグFLAGFCの値を参照して判断する。この停
止時燃料カットフラグFLAGFCは車輛の停止中におい
て燃料カット条件が成立したときにセットされ、燃料カ
ット条件が不成立のときにクリアされる。
T1と判断されてステップS207へ進むと、まず、現
在の運転状態が燃料カット状態にあるかを停止時燃料カ
ットフラグFLAGFCの値を参照して判断する。この停
止時燃料カットフラグFLAGFCは車輛の停止中におい
て燃料カット条件が成立したときにセットされ、燃料カ
ット条件が不成立のときにクリアされる。
【0067】例えば、アクセルペダルを踏込んだ直後の
燃料カット条件は不成立状態にあり、従って、停止時燃
料カットフラグFLAGFCはゼロであるため、ステップ
S208へ進み、まず、停止時燃料カット回転数NCUTH
を予め設定した設定値NCUT1(例えば1500rpm)
で設定し、ステップS209で、現在のエンジン回転数
NEと上記停止時燃料カット回転数NCUTHとを比較し、
車輛の停止時における燃料カット条件が成立したか否か
を判別する。この設定値NCUT1は車輛が停止時にアクセ
ルペダルを長時間踏込んでもエンジンに悪影響を及ぼす
ことのないエンジン回転数NEの許容上限値を予め実験
などから求めてROM49にストアしたものである。
燃料カット条件は不成立状態にあり、従って、停止時燃
料カットフラグFLAGFCはゼロであるため、ステップ
S208へ進み、まず、停止時燃料カット回転数NCUTH
を予め設定した設定値NCUT1(例えば1500rpm)
で設定し、ステップS209で、現在のエンジン回転数
NEと上記停止時燃料カット回転数NCUTHとを比較し、
車輛の停止時における燃料カット条件が成立したか否か
を判別する。この設定値NCUT1は車輛が停止時にアクセ
ルペダルを長時間踏込んでもエンジンに悪影響を及ぼす
ことのないエンジン回転数NEの許容上限値を予め実験
などから求めてROM49にストアしたものである。
【0068】上述のアクセルペダルを踏込んだ直後は、
未だ、エンジン回転数NEが低回転域にあり、NE≦NCU
THであるため、そのままルーチンを抜ける。一方、エン
ジン回転数NEが上昇して、上記停止時燃料カット回転
数NCUTHを越える(NE>NCUTH)と、ステップS21
0へ進み、高回転持続時間判別フラグFLAGTOの値を
参照して、高回転状態が所定時間持続したかを判断す
る。
未だ、エンジン回転数NEが低回転域にあり、NE≦NCU
THであるため、そのままルーチンを抜ける。一方、エン
ジン回転数NEが上昇して、上記停止時燃料カット回転
数NCUTHを越える(NE>NCUTH)と、ステップS21
0へ進み、高回転持続時間判別フラグFLAGTOの値を
参照して、高回転状態が所定時間持続したかを判断す
る。
【0069】上述したアクセルペダルを踏込んだ直後で
は、エンジン回転数NEが過渡状態にあるため上記高回
転持続判別フラグFLAGTOはクリアされた状態にあ
り、ステップS210からステップS211へ進み、エ
ンジン回転数NEが過渡的な状態から略等速状態へ移行
したかを差回転ΔNEの絶対値|ΔNE|が設定回転数N
Eα内に収ったかで判断する。この差回転ΔNEは前回の
ルーチン実行時に検出したエンジン回転数NEOLDと今回
のエンジン回転数NENEWとの差から求めたもので、ま
た、上記設定回転数NEαはエンジン回転数が過渡的な
変動から略等速回転数へ移行したかを判断するために予
め実験などから求めた値で、上記差回転ΔNEが±NEα
の範囲に収ったとき略等速回転と判断する。
は、エンジン回転数NEが過渡状態にあるため上記高回
転持続判別フラグFLAGTOはクリアされた状態にあ
り、ステップS210からステップS211へ進み、エ
ンジン回転数NEが過渡的な状態から略等速状態へ移行
したかを差回転ΔNEの絶対値|ΔNE|が設定回転数N
Eα内に収ったかで判断する。この差回転ΔNEは前回の
ルーチン実行時に検出したエンジン回転数NEOLDと今回
のエンジン回転数NENEWとの差から求めたもので、ま
た、上記設定回転数NEαはエンジン回転数が過渡的な
変動から略等速回転数へ移行したかを判断するために予
め実験などから求めた値で、上記差回転ΔNEが±NEα
の範囲に収ったとき略等速回転と判断する。
【0070】アクセルペダルを踏込んだ直後はエンジン
回転数NEが過渡的に変動しているため、|ΔNE|>N
Eαにあり、ステップS211からステップS218へ
進んで、後述する高回転持続時間TNをクリアした後ル
ーチンを抜ける。一方、エンジン回転数NEが略等速回
転数域に到達すると、|ΔNE|≦NEとなり、ステップ
S212へ進み、高回転状態の持続時間TNのカウント
を開始する。
回転数NEが過渡的に変動しているため、|ΔNE|>N
Eαにあり、ステップS211からステップS218へ
進んで、後述する高回転持続時間TNをクリアした後ル
ーチンを抜ける。一方、エンジン回転数NEが略等速回
転数域に到達すると、|ΔNE|≦NEとなり、ステップ
S212へ進み、高回転状態の持続時間TNのカウント
を開始する。
【0071】そして、ステップS213で、上記高回転
持続時間TNの比較基準となる許容持続時間TO設定ル
ーチンを実行する。
持続時間TNの比較基準となる許容持続時間TO設定ル
ーチンを実行する。
【0072】以下、許容持続時間TO設定ルーチンにつ
いて説明する。
いて説明する。
【0073】この許容持続時間TOは図5のフローチャ
ートに従って設定される。
ートに従って設定される。
【0074】まず、ステップS401でエンジン回転数
NEを読込み、ステップS402で、このエンジン回転
数NEに基づいてマップを参照して基本許容持続時間T
を設定する。このマップにはエンジン回転数NEに応じ
て車輛熱害の発生しない持続時間を実験などから求めて
記憶したもので、エンジン回転数NEが高くなるに従っ
て上記基本許容持続時間Tが短くなるような値に設定さ
れている。すなわち、車輛を停止した状態では、エンジ
ンの冷却効率が走行時に比べて低下するので、エンジン
回転数NEが高いほどエンジンの温度上昇が顕著にな
り、また逆にエンジン回転数NEが低ければ持続時間を
比較的長く許容しても熱害発生は少ないからである。
NEを読込み、ステップS402で、このエンジン回転
数NEに基づいてマップを参照して基本許容持続時間T
を設定する。このマップにはエンジン回転数NEに応じ
て車輛熱害の発生しない持続時間を実験などから求めて
記憶したもので、エンジン回転数NEが高くなるに従っ
て上記基本許容持続時間Tが短くなるような値に設定さ
れている。すなわち、車輛を停止した状態では、エンジ
ンの冷却効率が走行時に比べて低下するので、エンジン
回転数NEが高いほどエンジンの温度上昇が顕著にな
り、また逆にエンジン回転数NEが低ければ持続時間を
比較的長く許容しても熱害発生は少ないからである。
【0075】そして、ステップS403で冷却水温セン
サ21で検出したエンジン温度の代表例である冷却水温
Tempと、設定値TWOとを比較する。この設定値TWO
は、本実施例ではエンジンの暖機完了を判断する値で、
例えば50℃である。暖機中のエンジン温度は低いた
め、エンジンの高回転状態を定常時の維持時間より長く
設定しても熱害の発生は少ないからである。
サ21で検出したエンジン温度の代表例である冷却水温
Tempと、設定値TWOとを比較する。この設定値TWO
は、本実施例ではエンジンの暖機完了を判断する値で、
例えば50℃である。暖機中のエンジン温度は低いた
め、エンジンの高回転状態を定常時の維持時間より長く
設定しても熱害の発生は少ないからである。
【0076】上記ステップS403で、Temp≧TWOの
暖機完了と判断されたときには、ステップS404へ進
み、係数KをK=1に設定し、またTemp<TWOの暖機
中と判断されたときには、ステップS405へ進み、係
数KをK=2に設定してステップS406へ進む。
暖機完了と判断されたときには、ステップS404へ進
み、係数KをK=1に設定し、またTemp<TWOの暖機
中と判断されたときには、ステップS405へ進み、係
数KをK=2に設定してステップS406へ進む。
【0077】そして、ステップS406で、上記基本許
容持続時間TOを上記係数Kで補正して許容持続時間T
Oを設定して(TO=K*T)、前記車輛停止時燃料カ
ット判別ルーチンのステップS214へ戻る。
容持続時間TOを上記係数Kで補正して許容持続時間T
Oを設定して(TO=K*T)、前記車輛停止時燃料カ
ット判別ルーチンのステップS214へ戻る。
【0078】そして、上記車輛停止時燃料カット制御ル
ーチンのステップS214へ戻ると、上記持続時間TN
と、上記許容持続時間設定ルーチンで設定した許容持続
時間TOとを比較する。このステップS214で、エン
ジン高回転の持続時間TNが上記許容持続時間TOより
も長くなる迄は、S211→S212→S213→S2
14の閉ループを流れ、上記持続時間TNが許容持続時
間TO以上になったときステップS215へ進む。一
方、その間、エンジン回転数NEの差回転ΔNEが±NE
αを越えたときには、高回転時の略等速回転状態が維持
されていないと判断し、ステップS211からステップ
S218へ分岐して、上記高回転持続時間TNをクリア
した後ルーチンを抜ける。
ーチンのステップS214へ戻ると、上記持続時間TN
と、上記許容持続時間設定ルーチンで設定した許容持続
時間TOとを比較する。このステップS214で、エン
ジン高回転の持続時間TNが上記許容持続時間TOより
も長くなる迄は、S211→S212→S213→S2
14の閉ループを流れ、上記持続時間TNが許容持続時
間TO以上になったときステップS215へ進む。一
方、その間、エンジン回転数NEの差回転ΔNEが±NE
αを越えたときには、高回転時の略等速回転状態が維持
されていないと判断し、ステップS211からステップ
S218へ分岐して、上記高回転持続時間TNをクリア
した後ルーチンを抜ける。
【0079】その後、上記ステップS214からステッ
プS215へ進むと、上記高回転維持時間TNをクリア
し、ステップS217で高回転持続判別フラグFLAG
FCをセットした後、ルーチンを抜ける。
プS215へ進むと、上記高回転維持時間TNをクリア
し、ステップS217で高回転持続判別フラグFLAG
FCをセットした後、ルーチンを抜ける。
【0080】上記停止時燃料カットフラグFLAGFCが
セットされると、前述の燃料噴射量設定のルーチンで停
止時燃料カット係数KFCが0に設定されるため、燃料噴
射量Tiが電圧補正係数TSの値となり、実質的に燃料カ
ットされる。その結果、図7に示すように、上記許容持
続時間TOが経過したときエンジン回転数NEが急激に
低下する。或は、ステップS206からステップS21
6へジャンプしたときは、図8に示すように、直ちにエ
ンジン回転数NEを直ちに低下させる。
セットされると、前述の燃料噴射量設定のルーチンで停
止時燃料カット係数KFCが0に設定されるため、燃料噴
射量Tiが電圧補正係数TSの値となり、実質的に燃料カ
ットされる。その結果、図7に示すように、上記許容持
続時間TOが経過したときエンジン回転数NEが急激に
低下する。或は、ステップS206からステップS21
6へジャンプしたときは、図8に示すように、直ちにエ
ンジン回転数NEを直ちに低下させる。
【0081】そして、上記停止時燃料カットフラグFL
AGFCがセットされた後に、この車輛停止時燃料カット
判別ルーチンが実行されると、車輛が停止中にアクセル
ペダルが踏み続けられ、しかも現在の触媒通過排ガス温
度TEXが失火領域(図6参照)に入っていないときに
は、ステップS201〜ステップS206を経てステッ
プS207へ進み、或は、現在の触媒通過排ガス温度T
EXが失火領域に入っているときには、ステップS204
からステップS207へジャンプする。
AGFCがセットされた後に、この車輛停止時燃料カット
判別ルーチンが実行されると、車輛が停止中にアクセル
ペダルが踏み続けられ、しかも現在の触媒通過排ガス温
度TEXが失火領域(図6参照)に入っていないときに
は、ステップS201〜ステップS206を経てステッ
プS207へ進み、或は、現在の触媒通過排ガス温度T
EXが失火領域に入っているときには、ステップS204
からステップS207へジャンプする。
【0082】そして、FLAGFC=1であるため、この
ステップS207からステップS219へ分岐する。
ステップS207からステップS219へ分岐する。
【0083】ステップS219では停止時燃料カット解
除回転数NCUTLを予め設定した設定値NCUT2(例えば1
250rpm)で設定し、ステップS220で現在のエ
ンジン回転数NEが上記停止時燃料カット解除回転数NC
UTLよりも低くなったかを判断し、未だ高いときは(NE
>NCUTL)、ステップS217へ進み、燃料カット制御
を続行する。一方、このエンジン回転数NEが上記停止
時燃料カット回転数NCUTL未満になったとき(NE≦NC
UTL)、ステップS224へ進み、停止時燃料カットフ
ラグFLAGFCをクリアした後、ルーチンを抜ける。上
記設定値NCUT2は、上記停止時燃料カット回転数NCUTH
を設定する設定値NCUT1よりも低い値に設定されてお
り、車輛停止状態での燃料カットと燃料カットリカバリ
への移行との間にヒステリシスを設けることで制御ハン
チングを防止している。
除回転数NCUTLを予め設定した設定値NCUT2(例えば1
250rpm)で設定し、ステップS220で現在のエ
ンジン回転数NEが上記停止時燃料カット解除回転数NC
UTLよりも低くなったかを判断し、未だ高いときは(NE
>NCUTL)、ステップS217へ進み、燃料カット制御
を続行する。一方、このエンジン回転数NEが上記停止
時燃料カット回転数NCUTL未満になったとき(NE≦NC
UTL)、ステップS224へ進み、停止時燃料カットフ
ラグFLAGFCをクリアした後、ルーチンを抜ける。上
記設定値NCUT2は、上記停止時燃料カット回転数NCUTH
を設定する設定値NCUT1よりも低い値に設定されてお
り、車輛停止状態での燃料カットと燃料カットリカバリ
への移行との間にヒステリシスを設けることで制御ハン
チングを防止している。
【0084】その結果、上述の燃料噴射量設定のルーチ
ンで停止時燃料カット係数KFCが1に設定されるため、
燃料噴射が再開される。尚、上記停止時燃料カット回転
数NCUTHと停止時燃料カット解除回転数NCUTLとは、上
記設定値NCUT1,NCUT2の値を書換えることで適宜設定
することができる。
ンで停止時燃料カット係数KFCが1に設定されるため、
燃料噴射が再開される。尚、上記停止時燃料カット回転
数NCUTHと停止時燃料カット解除回転数NCUTLとは、上
記設定値NCUT1,NCUT2の値を書換えることで適宜設定
することができる。
【0085】そして、燃料噴射が再開された後に、この
車輛停止時燃料カット判別ルーチンが実行されると、車
輛が停止中にアクセルペダルが踏み続けられている状態
で、しかも現在の触媒通過排ガス温度TEXが失火領域
(図6参照)に入っていないときには、ステップS20
1〜ステップS206を経てステップS207へ進み、
或は、現在の触媒通過排ガス温度TEXが失火領域に入っ
ているときには、ステップS204からステップS20
7へジャンプする。このときの燃料カットフラグFLA
GFCはクリアされているため、ステップS207からス
テップS208を経てステップS209へ進み、このス
テップS209で、現在のエンジン回転数NEが停止時
燃料カット回転数NCUTHを越えたかを判断し、未だ越え
ていないときは(NE≦NCUTH)、燃料カットの必要が
ないためそのままルーチンを抜ける。一方、現在のエン
ジン回転数NEが上記停止時燃料カット回転数NCUTHを
越えたとき(NE>NCUTH)には、ステップS210へ
進み、高回転持続判別フラグFLAGTOの値を参照す
る。
車輛停止時燃料カット判別ルーチンが実行されると、車
輛が停止中にアクセルペダルが踏み続けられている状態
で、しかも現在の触媒通過排ガス温度TEXが失火領域
(図6参照)に入っていないときには、ステップS20
1〜ステップS206を経てステップS207へ進み、
或は、現在の触媒通過排ガス温度TEXが失火領域に入っ
ているときには、ステップS204からステップS20
7へジャンプする。このときの燃料カットフラグFLA
GFCはクリアされているため、ステップS207からス
テップS208を経てステップS209へ進み、このス
テップS209で、現在のエンジン回転数NEが停止時
燃料カット回転数NCUTHを越えたかを判断し、未だ越え
ていないときは(NE≦NCUTH)、燃料カットの必要が
ないためそのままルーチンを抜ける。一方、現在のエン
ジン回転数NEが上記停止時燃料カット回転数NCUTHを
越えたとき(NE>NCUTH)には、ステップS210へ
進み、高回転持続判別フラグFLAGTOの値を参照す
る。
【0086】維持時間経過後、或は、一度、触媒通過排
ガス温度TEXが失火領域に入ったときは(ΔT>ΔT
1)、ステップS216で上記高回転持続判別フラグF
LAGTOがセットされているため、ステップS210か
らステップS217へジャンプし、停止時燃料カットフ
ラグFLAGFCをセットしてルーチンを抜ける。
ガス温度TEXが失火領域に入ったときは(ΔT>ΔT
1)、ステップS216で上記高回転持続判別フラグF
LAGTOがセットされているため、ステップS210か
らステップS217へジャンプし、停止時燃料カットフ
ラグFLAGFCをセットしてルーチンを抜ける。
【0087】すると、次回のルーチン実行時に再び燃料
カット制御が実行され、エンジン回転数NEが低下す
る。従って、車輛を停止した状態でアクセルペダルを踏
み続けていると、図7、図8に示すように、エンジン回
転数NEが、NCUTH≦NE<NCUTLに収るように燃料噴射
制御される。
カット制御が実行され、エンジン回転数NEが低下す
る。従って、車輛を停止した状態でアクセルペダルを踏
み続けていると、図7、図8に示すように、エンジン回
転数NEが、NCUTH≦NE<NCUTLに収るように燃料噴射
制御される。
【0088】その結果、排気ガスの高温化による触媒過
熱、及び、エンジン空吹し、レーシング等によるエンジ
ンの高回転状態が有効に回避され、車輛熱害が防止され
る。又、車輛の点検整備などで意識的に空吹しを行うと
きでも、触媒を通過した排気ガスが高温化する前に、或
はエンジンが過回転状態になる前にエンジン回転数を強
制的に低下させるため、エンジン損傷、触媒過熱など種
々の車輛熱害を未然に防止することができる。
熱、及び、エンジン空吹し、レーシング等によるエンジ
ンの高回転状態が有効に回避され、車輛熱害が防止され
る。又、車輛の点検整備などで意識的に空吹しを行うと
きでも、触媒を通過した排気ガスが高温化する前に、或
はエンジンが過回転状態になる前にエンジン回転数を強
制的に低下させるため、エンジン損傷、触媒過熱など種
々の車輛熱害を未然に防止することができる。
【0089】一方、運転者が変速機のシフトをPレン
ジ、Nレンジ以外のレンジにセットしたとき、或は、車
速Vが検出されたときにはエンジンと車輛の駆動系とが
接続された非停止状態であり、又、アクセルペダルを開
放したときにはアイドル回転数制御がなされるので、通
常時制御を行うために、上記ステップS201、ステッ
プS202、或はステップS203からステップS22
2へ分岐し、このステップS222で失火判定フラグF
LAGFCをクリアし、ステップS223で高回転持続判
別FLAGTOをクリアし、次いでステップS224で停
止時燃料カットフラグFLAGFCをクリアしてルーチン
を抜ける。
ジ、Nレンジ以外のレンジにセットしたとき、或は、車
速Vが検出されたときにはエンジンと車輛の駆動系とが
接続された非停止状態であり、又、アクセルペダルを開
放したときにはアイドル回転数制御がなされるので、通
常時制御を行うために、上記ステップS201、ステッ
プS202、或はステップS203からステップS22
2へ分岐し、このステップS222で失火判定フラグF
LAGFCをクリアし、ステップS223で高回転持続判
別FLAGTOをクリアし、次いでステップS224で停
止時燃料カットフラグFLAGFCをクリアしてルーチン
を抜ける。
【0090】従って、一旦、車輛の停止状態が解除さ
れ、或は、アクセルペダルが開放されると、停止時の燃
料カット制御がクリアされ、定常のエンジン運転制御に
復帰される。
れ、或は、アクセルペダルが開放されると、停止時の燃
料カット制御がクリアされ、定常のエンジン運転制御に
復帰される。
【0091】このように、本発明では、変速機がNレン
ジ或はPレンジにセットされ、且つ車速Vがゼロの状態
を判別し、エンジン回転数NEが停止時燃料カット回転
数NCUTH以上であることを判別し、その状態が高回転維
持時間TO以上継続したことを判別し、或は、触媒を通
過した排気ガスが所定値よりも高くなったときには直ち
に燃料カットを実行するとともに、エンジン回転数NE
が停止時燃料カット回転数NCUTHより低い停止時燃料カ
ット解除回転数NCUTLに達したことを判別したときは、
燃料供給を再開するようにしたので、きめ細かな燃料カ
ット制御を行うことができる。
ジ或はPレンジにセットされ、且つ車速Vがゼロの状態
を判別し、エンジン回転数NEが停止時燃料カット回転
数NCUTH以上であることを判別し、その状態が高回転維
持時間TO以上継続したことを判別し、或は、触媒を通
過した排気ガスが所定値よりも高くなったときには直ち
に燃料カットを実行するとともに、エンジン回転数NE
が停止時燃料カット回転数NCUTHより低い停止時燃料カ
ット解除回転数NCUTLに達したことを判別したときは、
燃料供給を再開するようにしたので、きめ細かな燃料カ
ット制御を行うことができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、触
媒を通過した排ガス温度とエンジン回転数との双方か
ら、車輛停止時のエンジン状態を検出し、高回転状態が
所定時間継続したとき、或は、触媒を通過した排ガス温
度が所定温度以上になったときには直ちに、エンジン回
転数を低回転数域へ強制的に低下させるようにしたの
で、停止している車輛の空吹し、レーシング或は失火等
によって生じる種々の車輛熱害を確実に防止することが
できる。
媒を通過した排ガス温度とエンジン回転数との双方か
ら、車輛停止時のエンジン状態を検出し、高回転状態が
所定時間継続したとき、或は、触媒を通過した排ガス温
度が所定温度以上になったときには直ちに、エンジン回
転数を低回転数域へ強制的に低下させるようにしたの
で、停止している車輛の空吹し、レーシング或は失火等
によって生じる種々の車輛熱害を確実に防止することが
できる。
【図1】車輛停止時燃料カット判別ルーチンを示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図2】車輛停止時燃料カット判別ルーチンを示すフロ
ーチャート(続き)
ーチャート(続き)
【図3】燃料噴射制御ルーチンを示すフローチャート
【図4】失火判定用排ガス温度設定ルーチンを示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図5】許容持続時間設定ルーチンを示すフローチャー
ト
ト
【図6】排ガス温マップの概念図
【図7】高回転時のエンジン回転数制御状態を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図8】失火時のエンジン回転数制御状態を示すフロー
チャート
チャート
【図9】エンジン制御系の概略図
【図10】制御装置の回路図
【符号の説明】 NCUTH…停止時燃料カット回転数 NE…エンジン回転数 TACON,TACOFF…通常時触媒通過排ガス温度 TEX…触媒通過排ガス温度 TN…持続時間 TO…許容持続時間 ΔT…差温 ΔT1…失火判定用基準温度幅
Claims (1)
- 【請求項1】 車輛の停止状態を判別する手順と、 車輛停止時のエンジン回転数(NE)に対応する通常時
触媒通過排ガス温度(TACON,TACOFF)を設
定し、この通常時触媒通過排ガス温度(TACON,T
ACOFF)と実測の触媒通過排ガス温度(TEX)との
差温(ΔT)を算出する手順と、 上記車輛停止時のエンジン回転数(NE)が停止時燃料
カット回転数(NCUTH)を越えたかを判断する手順と、 上記差温(ΔT)と予め設定した失火判定用基準温度幅
(ΔT1)とを比較し、この差温(ΔT)が上記失火判
定用基準温度幅(ΔT1)を越えているとき、或は上記
エンジン回転数(NE)が上記停止時燃料カット回転数
(NCUTH)を越え且つその越えた状態の持続時間(T
N)が許容持続時間(TO)を越えたときエンジン回転
数(NE)を低回転数域へ低下させる手順とを備えるこ
とを特徴とするエンジンの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6090330A JPH07293312A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | エンジンの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6090330A JPH07293312A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | エンジンの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293312A true JPH07293312A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13995517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6090330A Pending JPH07293312A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | エンジンの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07293312A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0837234A1 (en) * | 1996-10-15 | 1998-04-22 | Ford Global Technologies, Inc. | Method and system for estimating a midbed temperature of a catalytic converter |
JP2006152955A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Suzuki Motor Corp | 多気筒エンジンの失火検出装置 |
US8126635B2 (en) | 2007-06-15 | 2012-02-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air-fuel ratio control apparatus and air-fuel ratio control method |
WO2021084917A1 (ja) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | 株式会社ニッキ | エンジンの失火診断検出方法 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP6090330A patent/JPH07293312A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0837234A1 (en) * | 1996-10-15 | 1998-04-22 | Ford Global Technologies, Inc. | Method and system for estimating a midbed temperature of a catalytic converter |
JP2006152955A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Suzuki Motor Corp | 多気筒エンジンの失火検出装置 |
US8126635B2 (en) | 2007-06-15 | 2012-02-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air-fuel ratio control apparatus and air-fuel ratio control method |
WO2021084917A1 (ja) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | 株式会社ニッキ | エンジンの失火診断検出方法 |
JP2021071059A (ja) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | 株式会社ニッキ | エンジンの失火診断検出方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |