JPH07292435A - 高強度ばね用鋼 - Google Patents
高強度ばね用鋼Info
- Publication number
- JPH07292435A JPH07292435A JP12166094A JP12166094A JPH07292435A JP H07292435 A JPH07292435 A JP H07292435A JP 12166094 A JP12166094 A JP 12166094A JP 12166094 A JP12166094 A JP 12166094A JP H07292435 A JPH07292435 A JP H07292435A
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- Japan
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- steel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】190kgf/mm2以上の高い引張強度の領
域において、疲労強度、靭性、および、耐へたり性に優
れる安価な高強度ばね素材を提供する。 【構成】 合金元素の含有量が質量%で、C:0.4%
〜0.6%、Si:2.0%〜3.0%、Mn:0.3
%〜2.0%、Cr:0.15%〜1.0%、残部Fe
および不可避的不純物からなることを特微とする高強度
ばね用鋼。さらに、上記の合金元素に加えて、質量%で
V:0.05%〜0.5%を含有し、残部Feおよび不
可避的不純物からなることを特徴とする高強度ばね用
鋼。さらに、上記の合金元素に加えて、質量%で、N
i:3.0%以下、Mo:1.0%以下、Nb:0.2
%以下、B:200ppm以下、のうち1種または2種
以上を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなるこ
とを特徴とする高強度ばね用鋼。
域において、疲労強度、靭性、および、耐へたり性に優
れる安価な高強度ばね素材を提供する。 【構成】 合金元素の含有量が質量%で、C:0.4%
〜0.6%、Si:2.0%〜3.0%、Mn:0.3
%〜2.0%、Cr:0.15%〜1.0%、残部Fe
および不可避的不純物からなることを特微とする高強度
ばね用鋼。さらに、上記の合金元素に加えて、質量%で
V:0.05%〜0.5%を含有し、残部Feおよび不
可避的不純物からなることを特徴とする高強度ばね用
鋼。さらに、上記の合金元素に加えて、質量%で、N
i:3.0%以下、Mo:1.0%以下、Nb:0.2
%以下、B:200ppm以下、のうち1種または2種
以上を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなるこ
とを特徴とする高強度ばね用鋼。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、航空機、各種
産業機械などにおいて使用される高強度ばねの製造に適
用される高強度ばね鋼に関するものである。
産業機械などにおいて使用される高強度ばねの製造に適
用される高強度ばね鋼に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ばね用鋼の化学成分はJIS G 35
65〜3567やG 4801に規定されており、これ
らの鋼材からなる圧延素材に対して、所定の寸法まで伸
線加工を施し、その後OT処理を行ってから、ばね加工
したり、また、加熱してばね加工を行い、焼入れ焼戻し
処理を実施して製造されている。しかし、従来のばねは
熱処理後の引張強度が150〜190kgf/mm2程
度であり、高強度ばねとしての要求を満たすものでは無
い。
65〜3567やG 4801に規定されており、これ
らの鋼材からなる圧延素材に対して、所定の寸法まで伸
線加工を施し、その後OT処理を行ってから、ばね加工
したり、また、加熱してばね加工を行い、焼入れ焼戻し
処理を実施して製造されている。しかし、従来のばねは
熱処理後の引張強度が150〜190kgf/mm2程
度であり、高強度ばねとしての要求を満たすものでは無
い。
【0003】近年では、自動車の軽量化や高出力化の要
請が高まってくるにつれて、エンジンやサスペンション
に使用される弁ばねや懸架ばねにおいても高強度化が必
須となり、耐疲労特性や耐経たり性の改善が要求されて
いる。これらの高強度ばね鋼として要求されている素材
の引張強度は190kgf/mm2以上であるため、従
来のばね鋼では対応することができなかった。従来のば
ね鋼、例えば、SUP7鋼などでは、焼戻し温度を低下
することによって、引張強度を200kgf/mm2以
上の強度に調整することは可能であるが、疲労特性や靭
性が大幅に低下するなどの理由から、実用化は不可能で
あった。
請が高まってくるにつれて、エンジンやサスペンション
に使用される弁ばねや懸架ばねにおいても高強度化が必
須となり、耐疲労特性や耐経たり性の改善が要求されて
いる。これらの高強度ばね鋼として要求されている素材
の引張強度は190kgf/mm2以上であるため、従
来のばね鋼では対応することができなかった。従来のば
ね鋼、例えば、SUP7鋼などでは、焼戻し温度を低下
することによって、引張強度を200kgf/mm2以
上の強度に調整することは可能であるが、疲労特性や靭
性が大幅に低下するなどの理由から、実用化は不可能で
あった。
【0004】また、化学成分の調整によって、疲れ特性
や耐へたり性を改善することが試みられているが、素材
コストを上昇されるとともに、素材の製造性やばねの加
工性を低下させるなどの問題があった。
や耐へたり性を改善することが試みられているが、素材
コストを上昇されるとともに、素材の製造性やばねの加
工性を低下させるなどの問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な事情に着目して成されたものであり、その目的とする
ところは、190kgf/mm2以上の強度を有する高
強度ばね素材において、疲労強度,耐経たり性,遅れ破
填特性、および、靭性に優れ、かつ、安価なばね素材を
提供することにある。
な事情に着目して成されたものであり、その目的とする
ところは、190kgf/mm2以上の強度を有する高
強度ばね素材において、疲労強度,耐経たり性,遅れ破
填特性、および、靭性に優れ、かつ、安価なばね素材を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、種々合金元
素の組合わせについて検討した結果、190kgf/m
m2以上の強度を有し、疲労強度,耐へたり性,遅れ破
壊特性、および、靭性を向上させることに対して、Si
含有量を高め、かつ、Crを複合添加して表層部の脱炭
を抑制することによって、その効果がさらに改善するこ
とを見出した。さらに、SiとVを共存させることによ
って、その効果がさらに改善することを見出した。すな
わち、本発明の高強度ばね用鋼は、合金元素の含有量が
質量%で、 C :0.4%〜0.6% Si:2.0%〜3.0% Mn:0.3%〜2.0% Cr:0.15%〜1.0% 残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とす
る。また、上記記載の合金元素に加えて、質量%で、V
:0.05%〜0.5%、であり、残部Feおよび不
可避的不純物からなることを特徴とする。また、上記記
載の合金元素に加えて、質量%で、 Ni:3.0%以下 Mo:1.0%以下 Nb:0.2%以下 B :200ppm以下のうち1種または2種以上を含
むことができる。
素の組合わせについて検討した結果、190kgf/m
m2以上の強度を有し、疲労強度,耐へたり性,遅れ破
壊特性、および、靭性を向上させることに対して、Si
含有量を高め、かつ、Crを複合添加して表層部の脱炭
を抑制することによって、その効果がさらに改善するこ
とを見出した。さらに、SiとVを共存させることによ
って、その効果がさらに改善することを見出した。すな
わち、本発明の高強度ばね用鋼は、合金元素の含有量が
質量%で、 C :0.4%〜0.6% Si:2.0%〜3.0% Mn:0.3%〜2.0% Cr:0.15%〜1.0% 残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とす
る。また、上記記載の合金元素に加えて、質量%で、V
:0.05%〜0.5%、であり、残部Feおよび不
可避的不純物からなることを特徴とする。また、上記記
載の合金元素に加えて、質量%で、 Ni:3.0%以下 Mo:1.0%以下 Nb:0.2%以下 B :200ppm以下のうち1種または2種以上を含
むことができる。
【0007】以下に各合金元素の限定理由について説明
する。 C:0.4%〜0.6% Cは鋼の強度を保持するために必須の元素であり、C含
有量が0.4%未満の場合には、焼入れ焼戻し処理を実
施しても、必要とする190kgf/mm2以上の強度
を得られないため、0.4%以上を添加する。しかし、
過剰に添加しても強度は飽和するとともに、0.6%を
越して過剰に添加すると靭性および疲労特性の低下を生
じるために、Cの含有率の上限を0.6%とする。
する。 C:0.4%〜0.6% Cは鋼の強度を保持するために必須の元素であり、C含
有量が0.4%未満の場合には、焼入れ焼戻し処理を実
施しても、必要とする190kgf/mm2以上の強度
を得られないため、0.4%以上を添加する。しかし、
過剰に添加しても強度は飽和するとともに、0.6%を
越して過剰に添加すると靭性および疲労特性の低下を生
じるために、Cの含有率の上限を0.6%とする。
【0008】Si:2.0%〜3.0% Siは本発明において重要な役割を果たす元素であり、
鋼の耐へたり性と疲れ特性を改善する効果を有するため
に添加するが、Vと共存させることによって一層その効
果を高めることを見出した。その効果を発揮させるため
には、2.0%以上の含有率とすることが必要である。
しかし、過剰に添加された場合には、鋼の靭性や被削性
等を低下させるとともに、熱間製造時に脱炭を発生させ
て疲労強度を低下するために、Si含有率の上限を3.
0%とする。なお、Si含有量の好ましい範囲は、2.
4%〜3.0%である。
鋼の耐へたり性と疲れ特性を改善する効果を有するため
に添加するが、Vと共存させることによって一層その効
果を高めることを見出した。その効果を発揮させるため
には、2.0%以上の含有率とすることが必要である。
しかし、過剰に添加された場合には、鋼の靭性や被削性
等を低下させるとともに、熱間製造時に脱炭を発生させ
て疲労強度を低下するために、Si含有率の上限を3.
0%とする。なお、Si含有量の好ましい範囲は、2.
4%〜3.0%である。
【0009】Mn:0.3%〜2.0% Mnは脱酸元素であり鋼の溶製上で必要な元素であると
ともに、鋼の焼入性を改善する元素であるために、0.
3%以上を添加させなくてはならない。しかし、2%を
越して過剰に添加すると焼入性が過大になり靭性の低下
を招くとともに、焼入れ時の部品変形の原因となりやす
いので、Mn含有量の上限を2.0%とする。
ともに、鋼の焼入性を改善する元素であるために、0.
3%以上を添加させなくてはならない。しかし、2%を
越して過剰に添加すると焼入性が過大になり靭性の低下
を招くとともに、焼入れ時の部品変形の原因となりやす
いので、Mn含有量の上限を2.0%とする。
【0010】Cr:0.15%〜1.0% CrもSi,Vと同様に本発明においては重要な役割を
持つ元素であって、素材が高温域に加熱された際に発生
する脱炭を抑制する効果が見出されたので、0.15%
以上を添加するものとし、望ましくは、0.3%以上を
添加する。しかし、Crを1%を越して過剰に添加して
も、その効果は飽和するため、Cr含有率の上限を1.
0%とする。
持つ元素であって、素材が高温域に加熱された際に発生
する脱炭を抑制する効果が見出されたので、0.15%
以上を添加するものとし、望ましくは、0.3%以上を
添加する。しかし、Crを1%を越して過剰に添加して
も、その効果は飽和するため、Cr含有率の上限を1.
0%とする。
【0011】V:0.05%〜0.50% Vも本発明において重要な役割を持つ元素であり、Si
と共存することによって、耐へたり性と疲労強度を向上
させる元素であることが見出されたため、その効果が得
られる0.05%以上を添加する。しかし、0.5%を
越して添加してもその効果は飽和するとともに、靭性の
低下と強度ばらつきを発生させるためにVの含有量の上
限を0.5%とする。
と共存することによって、耐へたり性と疲労強度を向上
させる元素であることが見出されたため、その効果が得
られる0.05%以上を添加する。しかし、0.5%を
越して添加してもその効果は飽和するとともに、靭性の
低下と強度ばらつきを発生させるためにVの含有量の上
限を0.5%とする。
【0012】Ni:3.0%以下、Mo:1.0%以
下、Nb:o.2%以下、B:200ppm以下、N
i,Moは靭性の改善、疲労強度の改善、および、耐へ
たり性を改善するので、それぞれ、3%以下,1%以下
を添加する。また、Nbは結晶粒を微細にし、疲労強度
と耐へたり性を改善するので、0.2%を添加する。B
は焼入性を向上させる元素であり、太丸部品等で焼入性
を必要とする場合に添加する。
下、Nb:o.2%以下、B:200ppm以下、N
i,Moは靭性の改善、疲労強度の改善、および、耐へ
たり性を改善するので、それぞれ、3%以下,1%以下
を添加する。また、Nbは結晶粒を微細にし、疲労強度
と耐へたり性を改善するので、0.2%を添加する。B
は焼入性を向上させる元素であり、太丸部品等で焼入性
を必要とする場合に添加する。
【0013】
【実施例】表1に示す化学組成を有する素材を真空誘導
炉によって溶製した。
炉によって溶製した。
【0014】
【表1】
【0015】表1に示す化学組成を有する熱間鍛造棒鋼
から、試験部直径14mmのJIS4号引張試験片,J
IS3号シャルピー試験片各種試験片は機械加工によっ
て製造した後に、900℃で0.5時間保持後に油冷の
焼入れ処理、続いて、410℃で1時間保持の焼戻し処
理を行った。さらに、この後に、機械加工によって試験
片の精加工を行った。表2に、処理後の硬さ、および、
機械的性質について示す。
から、試験部直径14mmのJIS4号引張試験片,J
IS3号シャルピー試験片各種試験片は機械加工によっ
て製造した後に、900℃で0.5時間保持後に油冷の
焼入れ処理、続いて、410℃で1時間保持の焼戻し処
理を行った。さらに、この後に、機械加工によって試験
片の精加工を行った。表2に、処理後の硬さ、および、
機械的性質について示す。
【0016】
【表2】 表2に示した様に、硬さはロックウェル硬さ計(HR
C)によって測定したが、C量が0.4%未満の材料で
は、十分な硬さが得られず、引張強度も190kgf/
mm2を得られないことが分かる。また、シャルピー衝
撃値につても、発明鋼は大幅に改善されていることが分
かる。
C)によって測定したが、C量が0.4%未満の材料で
は、十分な硬さが得られず、引張強度も190kgf/
mm2を得られないことが分かる。また、シャルピー衝
撃値につても、発明鋼は大幅に改善されていることが分
かる。
【0017】表3に疲労試験およびへたり試験の結果を
示す。
示す。
【0018】
【表3】
【0019】表3に疲労試験およびへたり試験の結果を
示す。疲労試験は平行部直径8mmの平滑試験片によ
り、焼入れ焼戻し処理を行った後に試験を実施した。疲
労試験では107回の繰返し数における強度を疲れ限度
として求めた。この結果、発明鋼はいずれも85kgf
/mm2以上の高い値を示すことが確諏され、SUP7
および比較鋼に対して疲労特性に優れることが明らかで
ある。また、試験部直径6mmの剪断クリープ式へたり
試験機によって、一定トルクを付与し、捩じり応力で1
10kgf/mm2を96時間与えた後の残留剪断歪み
を測定した結果、発明鋼の残留剪断ひずみが少なく、す
なわち耐へたり性に優れていることが明らかである。
示す。疲労試験は平行部直径8mmの平滑試験片によ
り、焼入れ焼戻し処理を行った後に試験を実施した。疲
労試験では107回の繰返し数における強度を疲れ限度
として求めた。この結果、発明鋼はいずれも85kgf
/mm2以上の高い値を示すことが確諏され、SUP7
および比較鋼に対して疲労特性に優れることが明らかで
ある。また、試験部直径6mmの剪断クリープ式へたり
試験機によって、一定トルクを付与し、捩じり応力で1
10kgf/mm2を96時間与えた後の残留剪断歪み
を測定した結果、発明鋼の残留剪断ひずみが少なく、す
なわち耐へたり性に優れていることが明らかである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、固有の合金元素の選択
によって、190kgf/mm2以上の高い引張強度の
領域において、疲労強度、靭性、および、耐へたり性に
優れる高強度ばね鋼の提供が可能である。
によって、190kgf/mm2以上の高い引張強度の
領域において、疲労強度、靭性、および、耐へたり性に
優れる高強度ばね鋼の提供が可能である。
Claims (3)
- 【請求項1】 合金元素の含有量が質量%で、 C :0.4%〜0.6%、 Si:2.0%〜3.0%、 Mn:0.3%〜2.0%、 Cr:0.15%〜1.0%、残部Feおよび不可避的
不純物からなることを特徴とする高強度ばね用鋼。 - 【請求項2】 請求項1記載の合金元素に加えて、質量
%で、 V :0.05%〜0.5%、であり、残部Feおよび
不可避的不純物からなることを特徴とする高強度ばね用
鋼。 - 【請求項3】 請求項1、または、請求項2に記載の合
金元素に加えて、質量%で、 Ni:3.0%以下、 Mo:1.0%以下、 Nb:0.2%以下、 B :200ppm以下、のうち1種または2種以上を
含み、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特
徴とする高強度ばね用鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12166094A JPH07292435A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 高強度ばね用鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12166094A JPH07292435A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 高強度ばね用鋼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07292435A true JPH07292435A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14816750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12166094A Pending JPH07292435A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 高強度ばね用鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07292435A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5897717A (en) * | 1997-03-12 | 1999-04-27 | Nippon Steel Corporation | High strength spring steel and process for producing same |
US8328169B2 (en) | 2009-09-29 | 2012-12-11 | Chuo Hatsujo Kabushiki Kaisha | Spring steel and spring having superior corrosion fatigue strength |
US9068615B2 (en) | 2011-01-06 | 2015-06-30 | Chuo Hatsujo Kabushiki Kaisha | Spring having excellent corrosion fatigue strength |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP12166094A patent/JPH07292435A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5897717A (en) * | 1997-03-12 | 1999-04-27 | Nippon Steel Corporation | High strength spring steel and process for producing same |
US8328169B2 (en) | 2009-09-29 | 2012-12-11 | Chuo Hatsujo Kabushiki Kaisha | Spring steel and spring having superior corrosion fatigue strength |
US8349095B2 (en) | 2009-09-29 | 2013-01-08 | Chuo Hatsujo Kabushiki Kaisha | Spring steel and spring having superior corrosion fatigue strength |
US8789817B2 (en) | 2009-09-29 | 2014-07-29 | Chuo Hatsujo Kabushiki Kaisha | Spring steel and spring having superior corrosion fatigue strength |
US8936236B2 (en) | 2009-09-29 | 2015-01-20 | Chuo Hatsujo Kabushiki Kaisha | Coil spring for automobile suspension and method of manufacturing the same |
US9068615B2 (en) | 2011-01-06 | 2015-06-30 | Chuo Hatsujo Kabushiki Kaisha | Spring having excellent corrosion fatigue strength |
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