JPH0729225A - 光ディスク基板の成形装置 - Google Patents

光ディスク基板の成形装置

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JPH0729225A
JPH0729225A JP17536993A JP17536993A JPH0729225A JP H0729225 A JPH0729225 A JP H0729225A JP 17536993 A JP17536993 A JP 17536993A JP 17536993 A JP17536993 A JP 17536993A JP H0729225 A JPH0729225 A JP H0729225A
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JP
Japan
Prior art keywords
molding
optical disk
substrate
disk substrate
negative pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP17536993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kotaka
一広 小鷹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0729225A publication Critical patent/JPH0729225A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク基板の成形装置において、剥離エ
アーブロー経路内に生じる基板汚染物質を、常時除去で
きるようにする。 【構成】 圧空源9に設けられた電磁弁10は閉であ
り、剥離エアーブロー経路内はクリアランス6を通して
大気に開放されている。この状態で成形基板の取り出し
が取り出し装置11により行なわれると、取り出し完了
信号が制御ボックス12に入力され、負圧発生装置13
のピストン13aを下死点へ移動させる。すると、エア
ーブローチャンバー5内が負圧になり、スリーブ1周辺
の金属摩擦片が吸い込まれる。ピストン13aが大気開
放ポートに達する直前に、制御ボックス12からの信号
により弁10が開かれ、チャンバー5内に導かれた金属
粉末を大気に放出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報記録媒体である
光ディスク基板の成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク基板を製造する場合、生産性
の点から、射出成形による方法が一般的である。射出成
形により基板を作製する際、特に問題となるのが金型か
らの成形品つまり基板の取出しである。光ディスク基板
は、通常、1mm前後であり、直径に対する板厚の比率が
かなり小さいため、従来から行なわれているメカニカル
な突出し機構だけでは、光ディスク用基板として要求さ
れる機械特性が満たせない。そこで、メカニカルな突出
し機構に加え、エアーを用いた剥離機構を併用する方法
が一般的に用いられている。
【0003】光ディスク基板の射出成形に用いる成形金
型は、上述のようなメカニカルな基板突出し機構に加
え、ゲート部をカットするゲートカット機構、更に、カ
ットされた残留樹脂(スプルーランナー)のメカニカル
な突出し機構等、さまざまな機能を有しなければならな
い。これらさまざまな機能は、金型内周部の限られたス
ペースに収納されなければならず、その制約から、これ
らの機構は隣接して組み込まれるのが一般的である。
【0004】図2は、前述の従来技術による光ディスク
成形用金型の一例を説明するための概略図で、図中、1
は基板をメカニカルに突き出す部材(以下、フローティ
ングスリーブ)、2は該フローティングスリーブ1を前
後駆動させるためのシリンダ、3はゲート部をカットす
る部材(以下、カッティングロッド)、4は該カッティ
ングロッド3を前後駆動させるためのシリンダ、5はエ
アーによる剥離機構の一部で、圧空を蓄えるエアーブロ
ーチャンバー、6はその圧空を基板に吹付けるための吹
出しクリアランス、7はインナースタンパーホルダー、
8はアウタースタンパーホルダー、9はエアーブローチ
ャンバー5に圧空を供給する圧空源、10はその圧空を
制御する電磁弁である。
【0005】上記の金型では、周知のように、成形基板
を突出するためのフローティングスリーブ1は、成形サ
イクル毎に前進,後退を繰り返している。このフローテ
ィングスリーブ1は、隣接する金型構成部品(例えば、
インナースタンパーホルダー7)と、10〜20μmの
微小なクリアランスで摺動運動を繰り返しており、その
周辺の温度分布の状態や金型の組付け状態の不具合によ
って、最悪の場合にはクリアランスが偏り、部品同士の
接触が生じてしまう。また、それらが比較的理想状態で
あっても、長期間の連続使用によっては、軽度な接触が
繰り返し生じる場合がある。このような接触は、金属の
摩耗粉を生じる原因となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとき従来の金
型では、前述の摩耗粉が剥離エアーブローの経路内で発
生するため、成形基板を取出す際、剥離エアーブローを
吹出すと、経路内にある金属摩耗粉を巻き込み、該金属
摩耗粉が成形基板に吹き付けられる。この結果、情報記
録膜あるいはハードコート成膜前の基板が汚染されてし
まい、基板品質の低下を招くこととなった。更に、これ
らの汚染物質は硬質な金属粉のため、基板表面に付着し
ている場合より、表面にある程度埋没している場合が多
く、通常行なわれる静電除去のブロアー等で容易に除去
できるものではなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)光ディスク基板を成形するための
金型と、成形終了後に成形された基板を前記金型より突
出して押圧する部材と、同じく成形終了後に剥離エアー
を噴射して前記基板を金型より剥離せしめる手段とを備
えたディスク成形装置において、前記成形金型内に設け
られている剥離エアー噴き出し経路を清浄化する清浄手
段を有することを特徴としたものであり、更には、
(2)ある成形工程の剥離エアー噴き出し完了時から次
の成形工程の剥離エアー噴き出し開始時までの間に、前
記成形金型内の剥離エアー噴き出し経路を吸引し、続い
て同経路内に圧空を流入する手段を有すること、或い
は、(3)前記剥離エアー噴き出し経路内にピストン・
シリンダ構造の負圧発生手段を有すること、或いは、
(4)前記剥離エアー噴き出し経路内に、同経路内の到
達真空度を検出し、出力する手段を有すること、或い
は、(5)前記負圧発生手段のシリンダ内におけるピス
トンの位置を検出し、出力する手段を有すること、或い
は、(6)前記剥離エアー噴き出し経路から排出される
圧空内の汚染状況を検出し、出力する手段を有するこ
と、或いは、(7)前記負圧発生手段から得られるシリ
ンダ内におけるピストンの位置情報により、該負圧発生
手段に付随する電磁弁と、圧空供給経路に設けられた電
磁弁とを制御する手段を有すること、或いは、(8)前
記負圧発生手段において、負圧発生の動作を成形基板取
出し装置からの信号により制御すること、或いは、
(9)前記剥離エアー噴き出し経路から排出される圧空
の汚染状況により、使用している金型のメインテナンス
時期を判断する手段を有することを特徴としたものであ
る。
【0008】
【作用】光ディスク基板の成形装置において、剥離エア
ーブロー経路内に生じる基板汚染物質を、基板成形装置
以外に付帯設備を加えることなく、しかも、連続した成
形を妨げることなく、常時除去できるようにする。更
に、金型内の汚染状況を常時観察することにより、金型
のメインテナンス時期を適切に判断可能とする。
【0009】
【実施例】図1は、本発明による光ディスク基板成形装
置の一実施例を説明するための図で、図2に示した従来
装置と同様の作用をする部分には、図2の場合と同一の
参照番号が付してある。
【0010】本発明による成形装置の動作は、成形基板
の取出し完了から開始される。まず、成形基板の取出し
が、取出し装置11により行なわれると、“取出し完了
信号”が制御ボックス12に入力される。制御ボックス
12は、この取出し完了信号の入力が確認されると、直
ちに負圧発生装置13に信号を発し、ピストン13aを
上死点(図中、上限端)から下死点(図中、下限端)へ
移動させる。この時、圧空源9に設けられ電磁弁10は
「閉」の状態にあり、剥離エアーブローの経路は圧空の
吹出しクリアランス6だけを大気に開放した空間を形成
している。この状態で、負圧発生装置13が前述のよう
に作動すると、剥離エアーブロー経路が負圧となり、吹
出しクリアランス6より大気を吸入する結果になり、こ
の時、フローティングスリーブ1の周辺に発生した金属
摩耗粉がエアーブローチャンバー5側に導き込まれる。
【0011】成形工程の進行に伴い、吹出しクリアラン
ス6は金型内に充填された樹脂により密閉されてしま
い、剥離エアーブロー経路は完全に閉じられた空間とな
る。負圧発生装置13のシリンダ13bには、下死点付
近に大気に開放されたポートが設けられており、更に、
負圧発生装置13内のピストン13aの位置は、検出セ
ンサ14により刻々制御ボックス12に入力されてい
る。
【0012】ピストン13aの位置が大気開放ポートに
達する直前に、制御ボックス12から圧空源9に設けら
れた電磁弁10を「開」にする信号が発せられる。その
信号により剥離エアーブロー経路内に圧空が供給され、
その後、負圧発生装置13が大気開放状態となり、この
段階でエアーブローチャンバー5内に導かれた金属摩耗
粉が圧空源9からの圧空により外部へと排出される。こ
の状態を所定時間保持した後、次工程の剥離エアーブロ
ー吹出し(基板取出し)に備え、エアーブローチャンバ
ー5内に圧空を蓄えるため、ピストン13aを上死点へ
移動する信号が制御ボックス12より発せられ、成形基
板取出しの待機状態となる。成形基板取出し完了と同時
に、圧空源9側の電磁弁10を「閉」の状態とし、以
降、上記の清浄化工程の繰り返しとなる。
【0013】更に、本発明においては、負圧発生装置1
3のシリンダ13bの大気開放ポートに、排出エアーの
汚染状況を検知し、出力する装置(例えば、パーティク
ルカウンター)15が設置されており、各成形工程毎の
汚染状態を観察している。その汚染状態が所定のレベル
を超えた時、金型内の汚染状態がメインテナンスを必要
とする状態にあると認識することができる。加えて、剥
離エアーブロー経路内の到達真空度を検知し、出力する
装置16が設置されており、吹出しクリアランス6から
大気を吸入している時の剥離エアーブロー経路内の真空
度を各成形工程毎に監視している。その到達真空度が所
定の真空度より高真空になると、吹出しクリアランス6
に何らかの異常(例えば、吹出しクリアランスの目詰り
等)が発生したことになり、成形基板の品質、特に機械
特性の変化(又は悪化)を認識することができる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、次のような効果がある。 (1)請求項1,2に対応する効果:剥離エアーブロー
経路内に生じる基板汚染物質を常時除去することができ
る。 (2)請求項3に対応する効果:汚染物質の除去におい
て中心的作用である負圧発生が金型内に組み込まれたシ
リンダ・ピストンによって行なわれるため、真空ポンプ
等の付帯設備を必要としない。 (3)請求項5,7に対応する効果:汚染物質の除去が
一連の成形工程と連携して動作するため、ディスク基板
の連続成形を妨げることなく実施できる。 (4)請求項4,6に対応する効果:汚染物質の除去動
作中に排出エアーの汚染状況を監視していることによ
り、金型の汚染状況の把握ができ、メインテナンス時期
の適切な判断ができる。更に、剥離エアーブロー内負圧
時の到達真空度を監視していることにより、エアーブロ
ー吹出しクリアランスの異常が察知でき、それにより基
板特性(特に、機械特性)の変化を知ることができる。 (5)請求項4,5,6,7に対応する効果:各構成要素
の起動が基板成形装置に付随した基板取出し装置より発
せられる信号によるため、結果的に成形工程との連携動
作が乱れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光ディスク基板成形装置の一実
施例を説明するための要部構成図である。
【図2】 本発明が適用される従来の光ディスク基板成
形装置の一例を説明するための要部構成図である。
【符号の説明】
1…フローティングスリーブ、2…フローティングスリ
ーブ用シリンダ、3…カッティングロッド、4…カッテ
ィングロッド用シリンダ、5…エアーブローチャンバ
ー、6…吹出しクリアランス、7…インナースタンパー
ホルダー、8…アウタースタンパーホルダー、9…圧空
源、10…電磁弁、11…成形基板取り出し装置、12
…制御ボックス、13…負圧発生装置、14…位置セン
サー、15…汚染状況検出装置、16…真空度検出装
置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク基板を成形するための金型
    と、成形終了後に成形された基板を前記金型より突出し
    て押圧する部材と、同じく成形終了後に剥離エアーを噴
    射して前記基板を金型より剥離せしめる手段とを備えた
    ディスク成形装置において、前記成形金型内に設けられ
    ている剥離エアー噴き出し経路を清浄化する清浄手段を
    有することを特徴とする光ディスク基板の成形装置。
  2. 【請求項2】 ある成形工程の剥離エアー噴き出し完了
    時から次の成形工程の剥離エアー噴き出し開始時までの
    間に、前記成形金型内の剥離エアー噴き出し経路を吸引
    し、続いて同経路内に圧空を流入する手段を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の光ディスク基板の成形装
    置。
  3. 【請求項3】 前記剥離エアー噴き出し経路内にピスト
    ン・シリンダ構造の負圧発生手段を有することを特徴と
    する請求項2に記載の光ディスク基板の成形装置。
  4. 【請求項4】 前記剥離エアー噴き出し経路内に、同経
    路内の到達真空度を検出し、出力する手段を有すること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の光ディスク基板の
    成形装置。
  5. 【請求項5】 前記負圧発生手段のシリンダ内における
    ピストンの位置を検出し、出力する手段を有することを
    特徴とする請求項3に記載の光ディスク基板の成形装
    置。
  6. 【請求項6】 前記剥離エアー噴き出し経路から排出さ
    れる圧空内の汚染状況を検出し、出力する手段を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク基板の成
    形装置。
  7. 【請求項7】 前記負圧発生手段から得られるシリンダ
    内におけるピストンの位置情報により、該負圧発生手段
    に付随する電磁弁と、圧空供給経路に設けられた電磁弁
    とを制御する手段を有することを特徴とする請求項5に
    記載の光ディスク基板の成形装置。
JP17536993A 1993-07-15 1993-07-15 光ディスク基板の成形装置 Pending JPH0729225A (ja)

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