JPH07290779A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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Publication number
JPH07290779A
JPH07290779A JP8887094A JP8887094A JPH07290779A JP H07290779 A JPH07290779 A JP H07290779A JP 8887094 A JP8887094 A JP 8887094A JP 8887094 A JP8887094 A JP 8887094A JP H07290779 A JPH07290779 A JP H07290779A
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JP
Japan
Prior art keywords
spring
lever
cutter
cutter unit
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP8887094A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hasegawa
宏二 長谷川
Yasushi Hamabe
泰 浜辺
Akio Machida
昭男 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
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Publication of JPH07290779A publication Critical patent/JPH07290779A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カッターユニットの固定解除を片手で操作で
き、しかも部品点数を少なくすることで安価なサーマル
プリンタを提供する。 【構成】 プリンタ本体7の被印字紙送出側に、被印字
紙4を切断するカッターユニット6を開閉自在に軸支す
る。プリンタ本体7に対しカッターユニット6を固定も
しくは固定解除する係合レバー12を設ける。この係合レ
バー12をレバー用ばね13により固定方向に押圧する。レ
バー用ばね13は、捩りばね本体13a および一方の突出係
合部13b を係合レバー12のばね装着溝に嵌入して係合
し、捩りばね本体13a の反対側より突出された他方の突
出係合部13c をプリンタ本体7のばね係合部8dに係合す
る。この突出係合部13c に対し、カッターユニット6を
開放する方向へ押圧するカッター開放ばね部13d をV形
に折返して形成する。カッター開放ばね部13d の先端を
カッターユニット6の開放力受部9bに係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーマルプリンタに関す
るもので、特にカッターユニット固定手段に特徴を有す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示されるように、プリンタ本体21
の被印字紙送出側に、被印字紙を切断するカッターユニ
ット22の取付板23をピン24を支点に開閉自在に軸支し、
このカッターユニット取付板23の側面に、プリンタ本体
21に対しカッターユニット22を固定もしくは固定解除す
る係合レバー25をピン26により回動自在に取付け、この
係合レバー25の先端フック25a を引張ばね27によりプリ
ンタ本体21の係合部28と係合する方向に附勢し、その係
合によりプリンタ本体21上にカッターユニット22を固定
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなサーマルプ
リンタでは、紙詰まりなどでカッターユニット22の固定
を解除したい場合、係合レバー25を係合解除方向へ回動
操作しながら、同時にカッターユニット22を係合解除位
置まで移動させなければならないため、作業者が作業す
るにあたり両手が必要となり、作業性が悪かった。ま
た、係合レバー25を操作するだけで、カッターユニット
22を係合解除位置まで移動させるためには、それ専用の
ばねなどの機構が必要になり、コスト高になっていた。
【0004】本発明は上記の問題点を解決すべく提案さ
れたもので、カッターユニットの固定解除を片手で操作
でき、しかも部品点数を少なくすることで安価なサーマ
ルプリンタを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、プリンタ本体の被印字紙送出側に、被印字紙を切
断するカッターユニットを開閉自在に軸支し、プリンタ
本体に対しカッターユニットを固定もしくは固定解除す
る係合レバーを有し、この係合レバーをレバー用ばねに
より固定方向に押圧するサーマルプリンタにおいて、前
記レバー用ばねに、前記カッターユニットをプリンタ本
体から開放する方向へ押圧するカッター開放ばね部が一
体に形成された構成のサーマルプリンタである。
【0006】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載のサーマルプリンタにおけるレバー用ばねとして、捩
りばね本体を係合レバーのばね装着溝に嵌入し、捩りば
ね本体の一端より突出された一方の突出係合部をばね装
着溝内で係合レバーに係合し、捩りばね本体の反対側よ
り突出された他方の突出係合部をプリンタ本体に係合す
るとともに、この他方の突出係合部に対しV形に折返し
て設けられたカッター開放ばね部の先端をカッターユニ
ットの開放力受部に係合したものである。
【0007】
【作用】請求項1に記載された発明は、レバー用ばねに
抗して係合レバーを回動操作すると、プリンタ本体に対
するカッターユニットの固定が解除されるとともに、レ
バー用ばねの一部に一体形成したカッター開放ばね部に
より、カッターユニットが固定解除位置まで移動される
から、ワンタッチのレバー操作でカッターユニットを固
定解除できる。
【0008】請求項2に記載された発明は、係合レバー
のばね装着溝内に係合された一方の突出係合部に対し、
他方の突出係合部を捩ってプリンタ本体に係合すること
により、係合レバーに固定方向への附勢力を付与すると
ともに、他方の突出係合部にカッター開放ばね部を定位
置に保持する押付力を付与する。
【0009】
【実施例】図2は、本発明に係るサーマルプリンタの基
本構成を示し、サーマルヘッド1が板ばね2によりプラ
テン3に押圧され、サーマルヘッド1とプラテン3との
間に被印字紙4が挟まれている。また、プラテン3は、
モータ5の回転動力を図示しない数個の歯車の伝達を経
て回転し、被印字紙4を搬送する。このサーマルプリン
タの上側にはカッターユニット6が設けられている。
【0010】さらに、被印字紙4が一定量搬送されたと
ころでサーマルヘッド1にて印字する。このようにして
印字された被印字紙4は、カッターユニット6に設けら
れたガイド6aに案内され、切断溝6bの中を通過しながら
搬送され、所定位置まで到達した時点で切断溝6bの内部
に装着された図示しない切断刃により切断される。
【0011】次に、図1は本発明に係るサーマルプリン
タの一実施例を示す。7はプリンタ本体であり、このプ
リンタ本体7の一側にギアケースを兼ねたモータ取付板
5aが設けられ、この取付板5aにプリンタ側の取付板8が
取付けられている。
【0012】さらに、前記カッターユニット6は自身に
取付けられたカッター側の取付板9を、取付ピン10によ
り取付板8に回転自在に取付けられている。また、取付
板8に設けられたレバー用軸11により、係合レバー12と
レバー用ばね13とが取付けられている。レバー用ばね13
は、捩りばねである。
【0013】前記プリンタ側の取付板8は、前記モータ
取付板5aに固定された固定板部8aに対し、水平折曲部8b
を介し軸支板部8cが一体に設けられたものである。水平
折曲部8bには、固定板部8aから切起された、ばね係合部
8dおよびレバー係止部8eが突出されている。軸支板部8c
には、カッター側取付板9との干渉を防ぐ切欠部8fと、
カッター側取付板9の反転を係止する係止部8gとが設け
られている。
【0014】前記カッター側の取付板9は、カッターユ
ニット6の側面に固定された固定板部9aより水平方向に
開放力受部9bが折曲され、さらに下側にピン取付片部9c
が折曲されている。
【0015】前記係合レバー12は、レバー用軸11に対し
取付基部12a が回転自在に設けられ、レバー用ばね13に
よって図1イ方向に弾力的に押圧されている。この係合
レバー12の一側部にはフック形状部12b がU溝状に設け
られ、このフック形状部12bが、取付板9のピン取付片
部9cに取付けられたカッター固定ピン14と係合して、カ
ッターユニット6を固定している。係合レバー12の下部
には係合部12c が設けられ、レバー用ばね13により時計
方向へ回動されたレバー12をモータ5の外周面で係止し
ている。
【0016】前記レバー用ばね13は、捩りばね本体13a
が係合レバー12の取付基部12a のばね装着溝(後で述べ
る)内に嵌着され、捩りばね本体13a の一端より突出さ
れた一方の突出係合部13b がそのばね装着溝内で回転方
向に係合され、捩りばね本体13a の反対側より突出され
た他方の突出係合部13c が前記ばね係合部8dに係合さ
れ、さらに、この突出係合部13c に対しV形に折返して
形成されたカッター開放ばね部13d が、ばね係合部8dよ
り反転して斜め上方に突出され、このカッター開放ばね
部13d の先端に小円形に形成された押上端13e が、前記
取付板9の開放力受部9bを図1のロ方向に押圧してい
る。
【0017】図3(A)(B)は前記係合レバー12およ
びレバー用ばね13の詳細に示し、係合レバー12は、取付
基部12a に前記レバー用軸11と回動自在に嵌合する円筒
部12d を一体に成形し、この円筒部12d の周囲にばね装
着溝12e を設ける。このばね装着溝12e の内側壁の一部
がレバー用ばね13の突出係合部13b と係合するばね端係
合部12f となっている。
【0018】レバー用ばね13は、図3(A)から(B)
に示されるように係合レバー12のばね装着溝12e に嵌入
してから、突出係合部13c およびカッター開放ばね部13
d を2点鎖線で示すようにフック形状部12b の反対側ま
で捩り、円筒部12d をレバー用軸11に嵌合するととも
に、突出係合部13c のV形折返部付近を前記ばね係合部
8dに係合する。
【0019】このように、係合レバー12のばね装着溝12
e 内に係合された一方の突出係合部13b に対し、他方の
突出係合部13c を捩ってプリンタ本体側に係合すること
により、係合レバー12に固定方向への附勢力を付与する
とともに、他方の突出係合部13c にカッター開放ばね部
13d を定位置に保持する押付力を付与する。
【0020】次に、図4を参照しながら、ジャム等によ
りカッターユニット6をサーマルプリンタから切離す場
合の作用を説明する。
【0021】先ず、カッター開放レバー12を押して図4
ハ方向に回転し、フック形状部12bをカッター固定ピン1
4から切り離す。そうすれば先に述べたようにカッター
側取付板9の開放力受部9bがカッター開放ばね部13d に
よりロ方向に押し上げられ、カッターユニット6は、実
線で示された固定位置から解除され、2点鎖線で示され
るように取付ピン10を支点に上方へ回動する。
【0022】この後、係合レバー12がレバー用ばね13に
よりイ方向に復帰しても、カッター固定ピン14の位置は
カッター固定位置の上方へ移動しているため、カッター
ユニット6はそのまま固定解除の状態にある。よって、
このカッターユニット6をさらに上方へ回転させたい場
合は、カッター開放レバー12を再び操作する必要もな
く、カッターユニット6の一連の固定解除操作を作業者
の片手で行える。
【0023】また、再びカッターユニット6を固定の状
態にするときは、カッターユニット6を図4ニ方向に押
込めば、カッター固定ピン14が係合レバー12の端面12g
をスライドしながら、係合レバー12をいったんハ方向に
微動させ、カッター固定ピン14がフック形状部12b のカ
ッター固定位置に到達した時点で、レバー用ばね13が係
合レバー12をイ方向に移動させ、そのフック形状部12b
をカッター固定ピン14に係合してカッターユニット6を
固定することができる。
【0024】このように、係合レバー12をワンタッチ操
作するだけで、カッターユニット6を固定解除位置に移
動させることができ、しかも、そのための専用ばね等の
特別の部品が必要でなく、レバー用ばね13の一部に設け
られたカッター開放ばね部13d によりその機能を実現で
きる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、プ
リンタ本体に対するカッターユニットの固定解除を、係
合レバーの解除操作と、カッター開放ばね部によるカッ
ターユニット押圧動作とにより、ワンタッチでしかも片
手で行なえ、操作性が良い。さらに、レバー用ばねの一
部にカッター開放ばね部を一体形成したから、必要とす
る部品点数も少なくすることができ、カッターユニット
固定解除機構を安価に構成できる。
【0026】請求項2に記載された発明によれば、捩り
ばね本体を係合レバーのばね装着溝に嵌入して一方の突
出係合部をこのばね装着溝内に係合し、他方の突出係合
部をプリンタ本体に係合するから、係合レバーおよびプ
リンタ本体に対するレバー用ばねの組付けが容易であ
り、また、他方の突出係合部に対しV形に折返して設け
られたカッター開放ばね部は形状がシンプルであるか
ら、レバー用ばねの製造も容易であり、レバー用ばねを
安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルプリンタの一実施例を示す斜
視図である。
【図2】同上サーマルプリンタの基本構成を示す斜視図
である。
【図3】(A)は同上サーマルプリンタの係合レバーお
よびレバー用ばねを示す分解斜視図、(B)は同組付け
状態の斜視図である。
【図4】同上サーマルプリンタのカッターヘッド開放作
用を示す側面図である。
【図5】従来のサーマルプリンタを示す側面図である。
【符号の説明】
4 被印字紙 6 カッターユニット 7 プリンタ本体 9b 開放力受部 12 係合レバー 12e ばね装着溝 13 レバー用ばね 13a 捩りばね本体 13b 一方の突出係合部 13c 他方の突出係合部 13d カッター開放ばね部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ本体の被印字紙送出側に、被印
    字紙を切断するカッターユニットを開閉自在に軸支し、
    プリンタ本体に対しカッターユニットを固定もしくは固
    定解除する係合レバーを有し、この係合レバーをレバー
    用ばねにより固定方向に押圧するサーマルプリンタにお
    いて、 前記レバー用ばねに、前記カッターユニットをプリンタ
    本体から開放する方向へ押圧するカッター開放ばね部が
    一体に形成されたことを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 レバー用ばねは、捩りばね本体を係合レ
    バーのばね装着溝に嵌入し、捩りばね本体の一端より突
    出された一方の突出係合部をばね装着溝内で係合レバー
    に係合し、捩りばね本体の反対側より突出された他方の
    突出係合部をプリンタ本体に係合するとともに、この他
    方の突出係合部に対しV形に折返して設けられたカッタ
    ー開放ばね部の先端をカッターユニットの開放力受部に
    係合したことを特徴とする請求項1記載のサーマルプリ
    ンタ。
JP8887094A 1994-04-26 1994-04-26 サーマルプリンタ Pending JPH07290779A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040602