JPH07290325A - ワーク嵌合刻印装置 - Google Patents

ワーク嵌合刻印装置

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JPH07290325A
JPH07290325A JP8175994A JP8175994A JPH07290325A JP H07290325 A JPH07290325 A JP H07290325A JP 8175994 A JP8175994 A JP 8175994A JP 8175994 A JP8175994 A JP 8175994A JP H07290325 A JPH07290325 A JP H07290325A
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fitting
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Katsusuke Kawamori
勝祐 河盛
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャフト状ワークに環状部品を正確且つ確実
に圧入嵌合させると同時に、ワークと環状部品との嵌合
位置関係を表す刻印を正確にワークに施すこと。 【構成】 ベース部材2に一端を固設し他端の開口6c
にタイミングスプロケット4を保持する2本の支持ピン
7を設けた円筒部材6と、円筒部材6の内周面6dと摺
動自在に係合し一端にクランクシャフト10の先端部1
0aが嵌合する凹部9aを形成したホルダ9と、ホルダ
9とベース部材2の間に縮装されホルダ9を付勢する第
1スプリング11と、クランクシャフト10の先端面1
0cに刻印を施すべく凹部9aに突出して配設した刻印
部材14と、ホルダ9とベース部材2の間に配設されホ
ルダ9を押圧するスライド部材18と、スライド部材1
8とベース部材2の間に縮装されスライド部材18を付
勢する第2スプリング19とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャフト状ワークに環
状部品を圧入嵌合し、ワークと環状部品との嵌合位置関
係を表す刻印をワークに施すワーク嵌合刻印装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車のクランクシャフトに
タイミングスプロケットを圧入嵌合する場合には、タイ
ミングスプロケットをクランクシャフトとの嵌合位置関
係を考慮して強固に保持した状態にし、圧入装置により
クランクシャフトに圧入嵌合していた。また、クランク
シャフトとタイミングスプロケットとの嵌合位置関係を
表す刻印をクランクシャフト端部に、手作業によるポン
チングで行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、クランクシャフトが片持ち式であったため、タイミ
ングスプロケットの圧入時にクランクシャフトの姿勢が
不安定になり、時にはクランクシャフトのバランスが崩
れてタイミングスプロケットが傾いた状態で圧入されて
しまうという問題点を有していた。また、クランクシャ
フトとタイミングスプロケットとの嵌合位置関係を表す
ためのクランクシャフト端部に対する刻印は、手作業に
よるポンチングのため打刻位置のズレによって、その後
の組付作業に影響を与えるという問題点を有していた。
【0004】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、シャフト状ワークに環状部品を正確且つ確実に
圧入嵌合させると同時に、ワークと環状部品との嵌合位
置関係を表す刻印を正確にワークに施すことが出来るワ
ーク嵌合刻印装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、ベース部材に一端を固設し他端の開口に環状部
品を保持する複数の支持ピンを設けた円筒部材と、この
円筒部材の内周面と摺動自在に係合し一端にシャフト状
ワークの先端が嵌合する凹部を形成したホルダと、この
ホルダと前記ベース部材の間に縮装して前記ホルダを押
圧する第1スプリングと、前記ワークの端面に刻印を施
すべく前記凹部に配設した刻印部材と、前記ホルダと前
記ベース部材の間に配設したスライド部材と、このスラ
イド部材と前記ベース部材の間に縮装して前記スライド
部材を押圧する第2スプリングとから成り、前記ベース
部材を前記ワークに対して前進させ前記ワークに前記部
品を圧入嵌合すると共に、前記ワークに前記部品との嵌
合位置関係を表す刻印を施すものである。
【0006】
【作用】複数の支持ピンで環状部品を保持した状態の円
筒部材を、片持ち状態のシャフト状ワークに向かって前
進させると、ワークが環状部品に遊挿すると共に、第1
スプリングの弾性力で円筒部材の開口に位置するホルダ
の凹部にワークの先端が嵌合しつつ刻印部材に当接す
る。更に、円筒部材を前進させると、円筒部材の前進に
伴ってワークの先端と嵌合したホルダが第1スプリング
の弾性力に抗してベース部材側に移動していく。そし
て、環状部品がワークの所望な位置まで圧入されてシャ
フト状ワークに環状部品が嵌合されると、スライド部材
が第2スプリングの弾性力によりホルダをワーク側に押
圧する。すると、ホルダに取付けられた刻印部材によっ
てワークに対する環状部品の嵌合位置がワークの端面に
刻印される。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係るワーク嵌合刻印
装置の断面図、図2は刻印部材を配設したホルダの断面
図、図3はスプロケットを保持した円筒部材の正面図、
図4及び図5はワーク嵌合刻印装置の作用説明図であ
る。
【0008】図1に示すように、ワーク嵌合刻印装置1
は、ベース部材2に一端6aをボルト3で固定し、他端
6bの開口6cに環状部品たるタイミングスプロケット
4を保持する保持部材5を取付けた円筒部材6を備えて
いる。
【0009】保持部材5には、図1及び図3に示すよう
に、タイミングスプロケット4の開口4aよりもやや大
きい開口5aが形成され、その周囲にタイミングスプロ
ケット4の溝4bに係合してタイミングスプロケット4
を保持する2本の支持ピン7がねじ8で固定されてい
る。保持部材5は、円筒部材6の開口6cに嵌合した状
態でボルト5bにより固定されている。
【0010】また、円筒部材6の内部には、その内周面
6dと摺動自在に係合するホルダ9が配設されている。
ホルダ9の一端にはシャフト状ワークたるクランクシャ
フト10の先端部10aが嵌合する凹部9aが形成さ
れ、他端には第1スプリング11が係合する凹部9bが
形成されている。
【0011】ここで、クランクシャフト10は、図1に
示すように、先端部10aからタイミングスプロケット
4が嵌合される部位にかけて段階的に径が太くなるよう
に形成されている。そして、クランクシャフト10は、
支持手段12によって後端部10bが片持ちで支持され
ている。なお、図1には、クランクシャフト10の所定
の位置に嵌合された状態のタイミングスプロケット4
と、支持ピン7で保持された状態のタイミングスプロケ
ット4が示されている。また、13は円筒部材6の内周
面6dに形成したキー溝6eに係合するホルダ9のキー
部材である。
【0012】ホルダ9には、図2に示すように、凹部9
aの底面9cから尖端部を突出した状態の刻印部材14
がねじ15で取付けられている。刻印部材14は、クラ
ンクシャフト10の先端面10cにクランクシャフト1
0とタイミングスプロケット4との嵌合位置関係、即ち
クランクシャフト10に対するタイミングスプロケット
4の溝4bの位置を刻印によって表すために使用するも
のである。従って、支持ピン7の位置に対応して刻印部
材14の位置が決定される。
【0013】第1スプリング11は、図1に示すよう
に、一端を凹部9bに係合し、他端を円筒部材6の内部
に臨むシャフト部材16に巻装し、ホルダ9を保持部材
5側に付勢するようホルダ9とベース部材2との間に縮
装されている。シャフト部材16は、ベース部材2に嵌
合した取付部材17に立設している。
【0014】ホルダ9と取付部材17との間には、シャ
フト部材16を遊挿する開口を形成した環状のスライド
部材18が円筒部材6の内周面6dに摺動自在に配設さ
れている。スライド部材18は、内周面6dに形成され
た段差部6fでホルダ9側への突出が規制されている。
更に、スライド部材18と取付部材17との間には、ス
ライド部材18をホルダ9側へ付勢する第2スプリング
19が縮装されている。
【0015】以上のように構成したワーク嵌合刻印装置
1の作用について説明する。先ず、図3に示すように、
保持部材5に設けた2本の支持ピン7をタイミングスプ
ロケット4の溝4bに係合させることによって、タイミ
ングスプロケット4を、図1に示すような所定の姿勢で
保持する。
【0016】次いで、図1に示すように、支持手段12
によって片持ち状態で支持されたクランクシャフト10
の先端面10cに対向するように、位置決め手段(不図
示)によってタイミングスプロケット4を保持したワー
ク嵌合刻印装置1を位置決めする。この時、第1スプリ
ング11の弾性力でホルダ9は保持部材5の開口5aか
ら突出した位置にある。
【0017】次いで、進退動手段(不図示)によってワ
ーク嵌合刻印装置1をクランクシャフト10に向かって
前進させると、図4に示すように、クランクシャフト1
0の先端部10aがホルダ9の凹部9aに嵌合し、先端
面10cが刻印部材14に当接する。更に、進退動手段
によってワーク嵌合刻印装置1が前進するにつれてホル
ダ9が第1スプリング11の弾性力に抗して円筒部材6
の内周面6dを摺動してベース部材2側に移動する。
【0018】そして、タイミングスプロケット4がクラ
ンクシャフト10の所望な位置の近傍まで圧入される
と、ホルダ9がスライド部材18に当接し、更にスライ
ド部材18が第1スプリング11よりも強い第2スプリ
ング19の弾性力によりホルダ9をクランクシャフト1
0側に押圧する。なお、進退動手段の前進力は、第2ス
プリング19の弾性力によりも強く設定されている。
【0019】すると、図5に示すように、クランクシャ
フト10にタイミングスプロケット4が所望な位置で嵌
合されると同時に、刻印部材14によってクランクシャ
フト10に対するタイミングスプロケット4の嵌合位置
がクランクシャフト10の先端面10cに刻印される。
【0020】クランクシャフト10の先端面10cに刻
印が施された後に、進退動手段によってワーク嵌合刻印
装置1を後退させ、図1に示す状態にするとクランクシ
ャフト10にタイミングスプロケット4を圧入嵌合する
作業が終了する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ャフト状ワークに環状部品を正確且つ確実に圧入嵌合さ
せることが出来ると同時に、ワークと環状部品との嵌合
位置関係を表す刻印を正確にワークに施すことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワーク嵌合刻印装置の断面図
【図2】刻印部材を配設したホルダの断面図
【図3】スプロケットを保持した円筒部材の正面図
【図4】ワーク嵌合刻印装置の作用説明図
【図5】ワーク嵌合刻印装置の作用説明図
【符号の説明】
1…ワーク嵌合刻印装置、2…ベース部材、4…タイミ
ングスプロケット(環状部品)、5…保持部材、6…円
筒部材、6c…円筒部材の開口、6d…円筒部材の内周
面、7…支持ピン、9…ホルダ、9a…凹部、10…ク
ランクシャフト(シャフト状ワーク)、10a…クラン
クシャフトの先端部、10c…クランクシャフトの先端
面、11…第1スプリング、14…刻印部材、18…ス
ライド部材、19…第2スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材に一端を固設し他端の開口に
    環状部品を保持する複数の支持ピンを設けた円筒部材
    と、この円筒部材の内周面と摺動自在に係合し一端にシ
    ャフト状ワークの先端が嵌合する凹部を形成したホルダ
    と、このホルダと前記ベース部材の間に縮装して前記ホ
    ルダを押圧する第1スプリングと、前記ワークの端面に
    刻印を施すべく前記凹部に配設した刻印部材と、前記ホ
    ルダと前記ベース部材の間に配設したスライド部材と、
    このスライド部材と前記ベース部材の間に縮装して前記
    スライド部材を押圧する第2スプリングとから成り、前
    記ベース部材を前記ワークに対して前進させ前記ワーク
    に前記部品を圧入嵌合すると共に、前記ワークに前記部
    品との嵌合位置関係を表す刻印を施すことを特徴とする
    ワーク嵌合刻印装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109177549A (zh) * 2018-09-13 2019-01-11 浙江亿太诺气动科技有限公司 一种自动盖公章的装置
CN109624530A (zh) * 2019-01-21 2019-04-16 宁波喜印科技有限公司 一种具有快装功能的智能印章

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109177549A (zh) * 2018-09-13 2019-01-11 浙江亿太诺气动科技有限公司 一种自动盖公章的装置
CN109177549B (zh) * 2018-09-13 2020-06-09 浙江亿太诺气动科技有限公司 一种自动盖公章的装置
CN109624530A (zh) * 2019-01-21 2019-04-16 宁波喜印科技有限公司 一种具有快装功能的智能印章

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