JPH07108471A - 部品取付治具 - Google Patents

部品取付治具

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JPH07108471A
JPH07108471A JP27748293A JP27748293A JPH07108471A JP H07108471 A JPH07108471 A JP H07108471A JP 27748293 A JP27748293 A JP 27748293A JP 27748293 A JP27748293 A JP 27748293A JP H07108471 A JPH07108471 A JP H07108471A
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JP
Japan
Prior art keywords
component
holding cylinder
tip
pressing rod
small recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP27748293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Takahashi
秀二 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP27748293A priority Critical patent/JPH07108471A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に部品を小凹窪に圧入状に挿嵌できる部
品取付治具を提供する。 【構成】 狭小奥部の小凹窪に部品を圧入状に挿嵌する
部品取付治具であって、先端面7で部品を押圧する押圧
棒5に、保持筒体3を摺動自在に外嵌する。保持筒体3
の先端部に、部品を掴持状に弾性保持する先割れ状の掴
持部19を形成する。保持筒体3と押圧棒5の間に弾発部
材4を介装し、保持筒体3をその先端方向へ弾発付勢し
て、保持筒体3の先端面20が他部材に対して非接触状態
で、先端面20が押圧棒5の先端面7よりも所定量A突出
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部品取付治具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、モータの組立に於て、孔等の狭
小奥部にある小凹窪に、部品を圧入状に挿嵌する場合、
従来、その作業をピンセット等を用いて行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ピンセット等
で上記作業を行うには熟練を要する上、作業に手間が掛
かる問題がある。しかも、人手に頼らなければならない
ため、大量生産に向かないという問題もある。
【0004】そこで、本発明は、容易に部品を小凹窪に
圧入状に挿嵌できる部品取付治具を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、狭小奥部の小凹窪に部品を圧入状に挿嵌
する部品取付治具であって、先端面で上記部品を押圧す
る押圧棒に、保持筒体を摺動自在に外嵌すると共に、該
保持筒体の先端部に、上記部品を掴持状に弾性保持する
先割れ状の掴持部を形成し、さらに、該保持筒体と上記
押圧棒の間に弾発部材を介装し、該保持筒体をその先端
方向へ弾発付勢して、該保持筒体の先端面が他部材に対
して非接触状態で、該先端面が上記押圧棒の先端面より
も所定量突出するように構成した。
【0006】
【作用】部品置き場等に載置された部品に、保持筒体の
掴持部を外嵌させるようにして押し付ければ、その掴持
部に部品が掴持状に弾性保持される。これを、狭小奥部
に挿入して部品を小凹窪の位置に合わせて、該小凹窪方
向へ押圧棒を押圧すれば、保持筒体の先端面が小凹窪の
開口端周辺面に当接して、該保持筒体の小凹窪方向への
移動が規制され、掴持部から部品が押圧棒の先端面で押
出されて、部品が小凹窪内に圧入状に挿嵌される。
【0007】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0008】図1は、本発明に係る部品取付治具の一実
施例を示し、この部品取付治具は、外筒体1,筒状ブッ
シュ2,保持筒体3,コイル状の圧縮バネ等の弾発部材
4,押圧棒5及び六角孔付ボルト等のネジ部材6を備え
ている。
【0009】押圧棒5は、先端面7に浅い凹部8を有す
る先端軸部9と、該先端軸部9よりも大径の基端軸部10
と、からなる。
【0010】外筒体1は、押圧棒5の基端軸部10が摺接
する軸心貫孔11を有し、軸心貫孔11の両端には、先端雌
ネジ部12と基端雌ネジ部13が夫々形成される。この基端
雌ネジ部13には、ネジ部材6が螺着される。また、外筒
体1の基端側外周面には、ローレット加工等の滑り止め
が施される。
【0011】ブッシュ2は、軸心方向へ貫通する中心孔
14と、先端側外周縁から突出する外鍔部15と、基端側外
周面に形成された雄ネジ部16と、を有している。この雄
ネジ部16を外筒体1の先端雌ネジ部12に螺着し、外鍔部
15を外筒体1の先端面に当接させて、ブッシュ2を固定
する。
【0012】次に、図1と図2に示すように、保持筒体
3は、軸心方向へ貫通する挿通孔17を有しており、保持
筒体3が押圧棒5の先端軸部9に摺動自在に外嵌され
る。保持筒体3の外周面は、その基端側と比べて先端側
が小径とされる。
【0013】この保持筒体3の先端側がブッシュ2の中
心孔14にスライド自在に挿通されると共に、保持筒体3
の基端側が外筒体1の軸心貫孔11に摺動自在に挿通され
る。
【0014】また、図2と図3に示すように、保持筒体
3の先端部には、部品18(図5参照)を保持すべく径方
向へ弾性変形可能な先割れ状の掴持部19が形成される。
この掴持部19は、保持筒体3の先端面20から軸心方向へ
複数のスリット21…を形成してなる。図例では、スリッ
ト21が2本となっているが、図4に示す如く3本とした
り、あるいは、それ以上とするも自由である。そして、
掴持部19の保持力調整を兼ねてスリット21の溝深さも自
由に設定することができる。
【0015】また、掴持部19は略円筒状となっている
が、部品形状に合わせて、角筒状等種々の形状に変更す
るも自由である。
【0016】なお、部品18を保持することにより拡径し
た掴持部19が、ブッシュ2の中心孔14をスライドできる
ように、その拡径分よりも掴持部19の外径を小さくした
り、あるいは、中心孔14の内径を上記拡径分よりも大き
くする。また、保持筒体3の材質としては、種々のもの
が用いることができるが、部品18の設定位置ズレに対応
しやすく部品損傷等を防止する上から合成樹脂が好まし
い。
【0017】次に、図1に示すように、弾発部材4は、
押圧棒5の先端軸部9に遊嵌され、押圧棒5の基端軸部
10と保持筒体3の基端面との間に介装される。この弾発
部材4により保持筒体3をその先端方向(矢印B方向)
へ弾発付勢して、該保持筒体3の先端面20が他部材に対
して非接触状態で、該先端面20が押圧棒の先端面7より
も所定量A突出するように構成する。
【0018】具体的には、保持筒体3の軸心方向中央部
の段付状周面22を、ブッシュ2の基端面23に当接させ
て、先端方向(矢印B方向)への保持筒体3の移動を規
制すると共に、押圧棒5の基端面24をネジ部材6の先端
面25に当接させて、基端方向(矢印C方向)への押圧棒
5の移動を規制して、所定量Aを確保する。
【0019】所定量Aは、保持筒体3に保持される部品
18の厚みT(図5参照)の接触度合に応じて設定する
が、ネジ部材6を外筒体1に対して螺進退させることに
より、厚みTに応じて所定量Aを自由に調整することが
できる。
【0020】しかして、上述の如く構成された部品取付
治具によれば、図5〜図7に示すようにして、孔等の狭
小奥部26の小凹窪27に部品18を圧入状に挿嵌することが
できる。
【0021】即ち、図5に示すように、部品置き場等に
部品18を載置し、部品18に掴持部19を外嵌させるように
して、保持筒体3を、外筒体1,ネジ部材6及び弾発部
材4(図1参照)を介して矢印F方向へ押し付ければ、
掴持部19内に部品18が掴持状に弾性保持される。
【0022】次に、図6に示すように、部品18を保持し
た部品取付治具を、狭小奥部26に挿入して、部品18を小
凹窪27の位置に合わせる。
【0023】そして、外筒体1及びネジ部材6(図1参
照)を介して押圧棒5を、小凹窪27方向(矢印F方向)
へ押圧すれば、保持筒体3の先端面20が先ず小凹窪27の
開口端周辺面28に当接して、保持筒体3の矢印F方向へ
の移動が規制される。そして次に掴持部19から部品18が
押圧棒5の先端面7で押出されて、図7に示すように、
部品18が小凹窪27内に圧入状に挿嵌される。
【0024】なお、図7と異なり、小凹窪27に挿嵌され
た部品18の一端面29が、開口端周辺面28から突出する場
合には、部品18に対する掴持部19の掴み力が小凹窪27の
掴み力よりも小さくなるようにブッシュ2と掴持部19と
の嵌合の度合を緩めたり、掴持部19のスリット21の数を
増やす等して、掴持部19の自由度を大きくしてやるこ
と、或いは、掴持部19の先端をテーパ状にして、部品18
を放れ易くすること等の設定をする。よって、部品18か
ら掴持部19を離脱させる際に、凹窪27から部品18が引き
抜けてしまうのを防止する。
【0025】上述の作業は、手動で行うこともできる
が、本発明の部品取付治具を、ロボット等のハンドや機
械装置の一部に付設して、自動で行うことも可能であ
る。
【0026】次に、図8は他の実施例であって、押圧棒
5の先端軸部9に係止凸部31を突設すると共に、保持筒
体3の挿通孔17の基端側に、係止凸部31と摺動自在に嵌
合する係合凹部32を凹設した場合を示している。
【0027】図例では、係止凸部31は外鍔状に形成され
ると共に、係合凹部32は軸心方向長さLの円環溝状に形
成される。その他の構成は前実施例と同様である。
【0028】この場合、弾発部材4の弾発付勢にて、係
止凸部31の基端側周面33と係合凹部32の基端側周面34が
当接して、先端方向(矢印B方向)への保持筒体3の移
動が規制され、保持筒体3の先端面20が他部材に対して
非接触状態で、該先端面20が押圧棒5の先端面7よりも
所定量Aだけ突出し、所定量Aは軸心方向長さLを越え
ないように設定されている。
【0029】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。例えば、図6に於て、小凹窪27は盲孔状となってい
るが、貫通状のものであってもよく、また、狭小奥部26
における小凹窪27の配設位置は、底面30に限られない。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0031】小凹窪27へ向かって押圧棒5を押圧するだ
けの簡単な動作で、保持筒体3の掴持部19に保持された
部品18を、迅速かつ容易に、小凹窪27に圧入状に挿嵌す
ることができ、作業性が良好である。
【0032】しかも、掴持部19への部品18の保持作業及
び小凹窪27への部品18の挿嵌作業は、部品取付治具の軸
心方向へのストローク動作のみで済むから、自動化が容
易で、省人化と生産性の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面側面図である。
【図2】保持筒体の断面側面図である。
【図3】保持筒体の正面図である。
【図4】保持筒体の変形例の正面図である。
【図5】作用を説明する要部断面図である。
【図6】作用を説明する要部断面図である。
【図7】作用を説明する要部断面図である。
【図8】他の実施例を示す断面側面図である。
【符号の説明】
3 保持筒体 4 弾発部材(圧縮バネ) 5 押圧棒 7 先端面 18 部品 19 掴持部 20 先端面 26 狭小奥部 27 小凹窪 A 所定量

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 狭小奥部26の小凹窪27に部品18を圧入状
    に挿嵌する部品取付治具であって、先端面7で上記部品
    18を押圧する押圧棒5に、保持筒体3を摺動自在に外嵌
    すると共に、該保持筒体3の先端部に、上記部品18を掴
    持状に弾性保持する先割れ状の掴持部19を形成し、さら
    に、該保持筒体3と上記押圧棒5の間に弾発部材4を介
    装し、該保持筒体3をその先端方向へ弾発付勢して、該
    保持筒体3の先端面20が他部材に対して非接触状態で、
    該先端面20が上記押圧棒5の先端面7よりも所定量A突
    出するように構成したことを特徴とする部品取付治具。
JP27748293A 1993-10-07 1993-10-07 部品取付治具 Pending JPH07108471A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27748293A JPH07108471A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 部品取付治具

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JP27748293A JPH07108471A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 部品取付治具

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JP27748293A Pending JPH07108471A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 部品取付治具

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JP (1) JPH07108471A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007063706A1 (ja) * 2005-11-30 2007-06-07 Thk Co., Ltd. ボルト取付孔の閉塞キャップの打ち込み治具
JP2008166500A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 New Cosmos Electric Corp 部品装着具
JP2009090376A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Honda Motor Co Ltd 燃料電池セル締結用ピン打ち工具
JP2017144500A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 ホンダ太陽株式会社 部品組み付け治具

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040525