JPH07290051A - 照射用ランプ洗浄装置 - Google Patents

照射用ランプ洗浄装置

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JPH07290051A
JPH07290051A JP11455594A JP11455594A JPH07290051A JP H07290051 A JPH07290051 A JP H07290051A JP 11455594 A JP11455594 A JP 11455594A JP 11455594 A JP11455594 A JP 11455594A JP H07290051 A JPH07290051 A JP H07290051A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば、24時間循環式浄水温水器の殺菌装置
に用いられる照射用ランプを効果的に洗浄することがで
きる。 【構成】 照射用ランプを配設した流水路内に、同照射
用ランプの光透過管の外表面の廻りに、同外表面を洗浄
する管洗浄手段を配設している。従って、同管洗浄手段
によって常時光透過管の外表面を洗浄することができ、
光透過性を確保することができるので、浴湯等の殺菌を
効果的に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、24時間循環式
浄水温水器の殺菌装置に用いられる照射用ランプを効果
的に洗浄することができる照射用ランプ洗浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、入浴者を煩雑な浴湯交換作業から
開放するとともに、入浴者にいつでも入浴可能とするた
め、24時間循環式浄水温水器が開発・使用されている。
【0003】24時間循環式浄水温水器は、通常、保護ケ
ーシング内に、浴湯を加温するためのヒーターと、浴湯
中の人体垢成分の吸着除去を目的としたろ過装置と、細
菌の繁殖を防止するための殺菌装置とを内部配管を用い
て直列に接続して本体部を構成するとともに、同本体部
に、一端に浴湯吸引口を有する浴湯吸引ホース基端部
と、一端に浴湯噴出口を有する浴湯噴出ホースの基端部
とを接続している。
【0004】かかる構成によって、浴湯と24時間循環式
浄水温水器との間で浴湯を循環させることによって、常
時、清潔かつ入浴適温に保持された浴湯で浴槽内を満た
すことができ、入浴者は、一日のいずれの時でも自由に
入浴を楽しめ、一方、浴槽の清掃作業も長期間にわたっ
て不要とすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の24時間循環式浄水温水器は、未だ、以下の解決すべき
課題を有していた。
【0006】即ち、上記した殺菌装置は、主として、紫
外線照射用ランプを石英ガラス等からなる光透過管によ
って囲繞した殺菌ランプを循環流路中に配設することに
よって構成されるが、長期間の使用によって、同光透過
管の外周面に、経時的に、ゴミ、あか、蛋白質が付着す
ることになる。かかる付着物は、紫外線ランプより外部
に照射される紫外線の量を少なくするため、いきおい、
殺菌装置の殺菌効果を低減することになる。
【0007】従って、光透過管を定期的に洗浄すること
が望ましいが、従来は、かかる光透過管は24時間循環式
浄水温水器の装置本体内に一体的に組み込まれているの
で、外部からの洗浄は困難であり、また、取り外して洗
浄する場合であっても取り外し・取付けが煩雑な作業と
なっていた。
【0008】本発明は、上記した課題を解決することが
できる照射用ランプ洗浄装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【発明が解決するための手段】本発明は、照射用ランプ
を配設した流水路内に、同照射用ランプの光透過管の外
表面の廻りに、同外表面を洗浄する管洗浄手段を配設し
たことを特徴とする照射用ランプ洗浄装置に係るもので
ある。
【0010】本発明は、また、上記した構成を有する照
射用ランプ洗浄装置を、以下の構成としたことにも特徴
を有する。
【0011】管洗浄手段を、光透過管の外周面上を軸
線方向に往復移動可能なリング状のブラシ体から構成し
ている。上記管洗浄手段は、さらに乱流発生手段や旋回
流発生手段を具備するものとすることができる。
【0012】管洗浄手段は、流水路内を移動して浮遊
し、光透過管の表面に当接するビーズから構成してい
る。ここで、ビーズは、活性炭やアパタイト等の多孔質
体、酸化チタン等の光触媒を担持させたもの、又は、水
銀を封入したものを用いることができる。
【0013】
【実施例】以下、添付図に示す実施例を参照して本発明
に係る照射用ランプ洗浄装置を、24時間循環式浄水温水
器Aの殺菌装置19に適用した場合を参照して具体的に説
明する。
【0014】(実施例1)まず、24時間循環式浄水温水器
Aの基本的構成を説明すると、図1に示すように、24時
間循環式浄水温水器Aは浴槽10の上縁11の一部上に設置
されている。
【0015】同図に示すように、一端を吸込口12を介し
て浴槽10中の浴湯中に臨ませた浴湯吸引配管13は、その
他端を循環ポンプ14の吸水口に接続している。また、循
環ポンプ14は、その吐水口に浴湯圧送配管15の一端を接
続しており、同浴湯圧送配管15は、その他端を噴出口16
を介して浴槽10中の浴湯中に臨ませている。
【0016】上記した構成によって、循環ポンプ14を作
動すると、浴槽中10の浴湯が吸込口12及び浴湯吸引配管
13を通して循環ポンプ14に吸引され、その後、循環ポン
プ14より吐出された浴湯は、浴湯圧送配管15及び噴出口
16を通して浴槽10中の浴湯中に噴出されることになり、
循環流路が形成されることになる。
【0017】また、図1に示すように、浴湯圧送配管15
には、上流側から下流側にかけて、シーズヒーター等か
らなる加熱装置17と、活性炭による物理的吸着処理や、
細菌を利用した生物ろ過処理等が可能なろ過装置18と、
紫外線等の照射可能な照射用ランプ等からなる殺菌装置
19とが、順に、取付けられている。なお、加熱装置17は
ろ過装置18の下流側に設けることもできる。
【0018】上記した構成において、加熱装置17によっ
て、循環流路内を流れる浴湯を加熱して常時浴湯温度を
入浴可能温度に保持することができるとともに、ろ過装
置18と殺菌装置19によって、浴湯を、常時、清浄な状態
に維持することができ、浴湯を交換することなく長期間
にわたって入浴を楽しむことができる。
【0019】さらに、本実施例では、安全性確保、外観
美の向上、及び、24時間循環式浄水温水器Aのコンパク
ト化を図るため、循環ポンプ14, 加熱装置17, ろ過装置
18、及び、殺菌装置19を、浴槽10の上縁11に載置した矩
形箱状の保護ケース20内に水密状態に収納するととも
に、吸込口12と噴出口16とを筒状の保護ケース21に取付
けている。
【0020】本発明は、上記した基本構成を有する24時
間循環式浄水温水器Aにおいて、殺菌装置19内に、同殺
菌装置19を構成する光透過管35の外表面を効果的に洗浄
することができる照射用ランプ洗浄装置を配設したこと
に特徴を有する。以下、図2及び図3を参照して、上記
構成を具体的に説明する。
【0021】図示するように、本実施例において、殺菌
装置19は、容器本体30と蓋体31からなる密閉容器32の内
部中央部に、両端を容器本体30の底部と蓋体31とによっ
て支持された照射用ランプ33を配設することによって構
成される。一方、照射用ランプ33は、紫外線等を照射す
るランプ本体34と、同ランプ本体34を水密状態に囲繞す
る石英ガラス等からなる光透過管35とからなる。そし
て、密閉容器32の内周面と、光透過管35の外周面との間
に、浴湯殺菌空間36が形成されることになる。
【0022】また、密閉容器32は、図2及び図3に示す
ように、その下部偏心個所に浴湯流入開口37を設けると
ともに、その上部偏心個所に浴湯流出開口38を設けてお
り、流出開口38にはビーズ流出防止用フィルタ39を設け
ている。
【0023】かかる構成によって、循環ポンプ14の作動
によって、浴湯圧送配管15から浴湯流入開口37を通して
浴湯殺菌空間36内に流入した浴湯は、照射用ランプ33か
ら照射される紫外線によって殺菌され、殺菌された浴湯
は、浴湯流出開口38を通して再度浴湯圧送配管15内に還
流されることになる。
【0024】本実施例において、照射用ランプ洗浄装置
は、上記した浴湯殺菌空間36内において光透過管35の外
周面廻りに管洗浄手段Bを配設したことを特徴とするも
のであり、かかる管洗浄手段Bは、多数の粒状のビーズ
40を封入するとともに、その内周面に螺旋羽根41を形成
することによって構成している。なお、ビーズ40として
は、活性炭やアパタイト等の多孔質体を好適に用いるこ
とができる。
【0025】従って、上述したように循環ポンプ14の作
動によって浴湯殺菌空間36内に流入した浴湯は、同空間
36内に螺旋を描きながら浴湯流出開口38へ向かう旋回流
を形成し、この旋回流によって、浴湯殺菌空間36内に封
入したビーズ40も旋回することになる。この際、ビーズ
40は、照射用ランプ33の光透過管35の外周面に衝突し
て、光透過管35にゴミや、垢や、蛋白質が付着するのを
全周・全長にわたって、効果的に防止することができ、
一方、すでにゴミ等が付着している場合は、効果的に剥
離・除去することができる。
【0026】また、本実施例では、ビーズ40は、浴湯旋
回流に乗って浮遊することになるので、ビーズ40は接線
方向から光透過管35の外周面に衝突することになるの
で、衝突力が弱く、長期間使用した場合でも、光透過管
35の外周面に傷が発生するのを可及的に防止することが
できる。
【0027】また、浴湯旋回流とした場合は、浴湯旋回
流が流動層として光透過管35の外表面と接触する時間を
長くすることができ、この面からも、光透過管35の外表
面の洗浄効果を高めることができる。
【0028】さらに、上記した実施例において、ビーズ
40として、酸化珪素や合成樹脂からなるビーズ本体に、
酸化チタン等からなる光触媒を被覆又は担持させたもの
を用いることができる。
【0029】この場合、光触媒は、紫外線によって励起
され、エネルギー準位を上げて、水をOに分解し、アン
モニア等の臭い成分や有機物と反応させて、臭いを除去
することができる。また、水を酸性とすることができ、
光透過管35にゴミや、垢や、蛋白質が付着するのを全周
・全長にわたって、効果的に防止することができ、一
方、すでにゴミ等が付着している場合は、効果的に剥離
・除去することができるとともに、酸性風呂を楽しむこ
ともできる。
【0030】また、浴湯旋回流に乗ってビーズ40は均一
に浴湯殺菌空間36内に分散されるので、浴湯殺菌空間36
内で、万遍なく光触媒が励起されることになり、また、
滞留時間も長いので、上記した消臭効果や洗浄効果を長
期間にわたって保持することができる。
【0031】図示の実施例1に記載の他の構成について
説明すると、浴湯圧送配管15は、循環ポンプ14と加熱装
置17との間で第1三方切換弁60を取付けるとともに、ろ
過装置18と殺菌装置19との間に第2三方切換弁61を取付
けている。また、第1, 第2三方切換弁60,61 間に逆洗
配管62が架設されており、かつ、第1三方切換弁60に
は、排水管63が接続されている。
【0032】かかる構成によって、第1, 第2三方切換
弁60,61 を作動した後、循環ポンプ14を作動すると、循
環ポンプ14から吐出された浴湯は、第1三方切換弁60→
逆洗管配管62→第2三方切換弁61→浴湯圧送配管15→ろ
過装置18→浴湯圧送配管15→加熱装置17→排水管63を通
して外部に排出されることになり、ろ過装置18を逆洗す
ることができる。
【0033】また、噴出口16には空気吸引配管64の一端
が接続されており、同空気吸引配管64の他端は加熱装置
17の回りに複数回にわたって巻回された後、大気と連通
している。
【0034】かかる構成によって、噴出口16から浴湯を
噴出する際に発生するエジェクタ効果を利用して空気吸
引配管64を通して加熱された空気を浴湯中に混入して浴
槽10内の浴湯中に噴出することができ、いわゆる気泡発
生入浴が可能となる。また、この際、浴湯に混入する空
気は加熱されているので、浴湯温度が空気の混入によっ
て低下し、入浴感が損なわれるのを確実に防止すること
ができる。
【0035】(実施例2)図4及び図5に示すように、本
実施例は、照射用ランプ洗浄装置の管洗浄手段Bを、照
射用ランプ33の光透過管35の外周面に、リング状のブラ
シ体42を、軸線方向に、往復移動自在に装着し、かつ、
密閉容器32の上部壁の中央部に設けた浴湯流入開口37に
乱流発生手段としての回転羽根43を配設することによっ
て構成したことに特徴とする。
【0036】かかる構成によって、浴湯を、浴湯圧送配
管15から浴湯殺菌空間36内に回転羽根43を通して流入さ
せると、浴湯殺菌空間36内において乱流を形成すること
ができ、この乱流によって、リング状のブラシ体42が照
射用ランプ33の光透過管35上を軸線方向に往復移動し
て、その表面にゴミや、垢や、蛋白質が付着するのを全
周・全長にわたって、効果的に防止することができ、一
方、すでにゴミ等が付着している場合は、効果的に剥離
・除去することができる。
【0037】ブラシ体42は各種形態が考えられ、例え
ば、図6に示すように、環状の芯材に全周にわたって植
毛したブラシ体や、図7に示すように、弾性を有するC
字状の芯材に植毛をしたC字状のブラシ体を好適に用い
ることができる。
【0038】(実施例3)図8に示すように、本実施例
は、照射用ランプ洗浄装置の管洗浄手段Bを、密閉容器
32内の浴湯殺菌空間36へ気泡混じりの浴湯を流入可能と
した構成に特徴を有する。
【0039】即ち、図8に示すように、浴湯流入開口37
は、その上部に、一端を大気に開放した空気吸引管44の
他端を連通連結している。
【0040】従って、浴湯流入開口37を通して浴湯を浴
湯殺菌空間36内に流入する際に浴湯流入開口37に発生す
る負圧を利用して浴湯中に空気を取り込み、気泡混じり
の浴湯を浴湯殺菌空間36内に流入することができる。
【0041】従って、光透過管35を超音波振動させるこ
とができ、その表面にゴミや、垢や、蛋白質が付着する
のを全周・全長にわたって、効果的に防止することがで
き、一方、すでにゴミ等が付着している場合は、効果的
に剥離・除去することができる。
【0042】また、浴湯殺菌空間36内に、比重を大小と
異にするビーズ40a,40b を封入した場合は、比重の大き
なビーズ40a によって光透過管35の下半部を洗浄するこ
とができるとともに、比重の軽いビーズ40b によって光
透過管35の上半部を洗浄することができ、光透過管35を
全長にわたって均一に洗浄することができる。
【0043】さらに、上記実施例では、浴湯中に空気を
混入したが、空気に代えてオゾンを混入するようにする
こともできる。この場合、オゾンは照射用ランプ33から
照射される紫外線によって分解され、酸素原子Oにな
り、この酸素原子Oは酸化作用がある。また、酸素原子
Oが、水H2 Oと反応して2OHとなり、OHラジカル
を生ずる。かかるOHラジカルはさらに強い酸化力を有
するので、この面からも、光透過管35の表面にゴミや、
垢や、蛋白質が付着するのを全周・全長にわたって、効
果的に防止することができ、また、すでにゴミ等が付着
している場合は、効果的に剥離・除去することができ
る。
【0044】(実施例4)図9及び図10に示すように、
本実施例は、照射用ランプ洗浄装置の管洗浄手段Bを、
密閉容器32の外周面に電磁波発生部45を取付けるととも
に、密閉容器32内に水銀46を封入したビーズ40を封入し
たことに特徴を有する。
【0045】かかる構成によって、電磁波発生部45を作
動することによって発生する電磁波を利用して、ビーズ
40を密閉容器32内で自由に移動させることができる。こ
のビーズ40の自由移動によって、ビーズ40は光透過管35
の外表面に当接し、光透過管35の表面にゴミや、垢や、
蛋白質が付着するのを全周・全長にわたって、効果的に
防止することができ、また、すでにゴミ等が付着してい
る場合は、効果的に剥離・除去することができる。
【0046】このように、本実施例では、浴湯を殺菌装
置19内に流動させない場合であっても、光透過管35の洗
浄を行うことができる。
【0047】
【効果】 照射用ランプを配設した流水路内に、同照射用ランプ
の光透過管の外表面の廻りに、同外表面を洗浄する管洗
浄手段を配設している。
【0048】従って、同管洗浄手段によって常時光透過
管の外表面を洗浄することができ、光透過性を確保する
ことができるので、浴湯等の殺菌を効果的に行うことが
できる。
【0049】管洗浄手段を、光透過管の外周面上を軸
線方向に往復移動可能なリング状のブラシ体から構成し
た場合は、その往復移動によって、光透過管の表面にゴ
ミや、垢や、蛋白質が付着するのを全周・全長にわたっ
て、効果的に防止することができ、一方、すでにゴミ等
が付着している場合は、効果的に剥離・除去することが
できる。この際、流水路中にさらに乱流発生手段や旋回
流発生手段を設けた場合は、同洗浄効果をさらに高める
ことができる。
【0050】管洗浄手段は、流水路内を移動して浮遊
し、光透過管の表面に当接するビーズから構成した場合
は、ビーズを光透過管に衝突させることによって、光透
過管の表面にゴミや、垢や、蛋白質が付着するのを全周
・全長にわたって、効果的に防止することができ、一
方、すでにゴミ等が付着している場合は、効果的に剥離
・除去することができる。この際、流水路中にさらに乱
流発生手段や旋回流発生手段を設けた場合は、同洗浄効
果をさらに高めることができる。
【0051】ビーズとして酸化チタン等の光触媒を担
持させたものを用いた場合は、光触媒は、紫外線によっ
て励起され、エネルギー準位を上げて、水をOに分解
し、アンモニア等の臭い成分や有機物と反応させて、臭
いを除去することができる。
【0052】ビーズとして水銀を封入したビーズを用
いた場合は、電磁波発生部によって発生する電磁波を利
用して、ビーズを密閉容器内で自由に移動させ、光透過
管の表面にゴミや、垢や、蛋白質が付着するのを全周・
全長にわたって、効果的に防止することができ、また、
すでにゴミ等が付着している場合は、効果的に剥離・除
去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照射用ランプ洗浄装置を殺菌装置
内に具備した24時間循環式浄水温水器の全体斜視図であ
る。
【図2】実施例1に係る照射用ランプ洗浄装置を具備す
る殺菌装置の断面図である。
【図3】図2のI-I 線による横断面図である。
【図4】実施例2に係る照射用ランプ洗浄装置を具備す
る殺菌装置の断面図である。
【図5】図4のII-II 線による断面図である。
【図6】リング状のブラシ体の正面図である。
【図7】リング状のブラシ体の正面図である。
【図8】実施例3に係る照射用ランプ洗浄装置を具備す
る殺菌装置の断面図である。
【図9】実施例4に係る照射用ランプ洗浄装置を具備す
る殺菌装置の断面図である。
【図10】ビーズの一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
A 24時間循環式浄水温水器 B 管洗浄手段 33 照射用ランプ 35 光透過管 40 ビーズ 42 ブラシ体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照射用ランプ(33)を配設した流水路内に、
    同照射用ランプ(33)の光透過管(35)の外表面廻りに、同
    外表面を洗浄する管洗浄手段(B) を配設したことを特徴
    とする照射用ランプ洗浄装置。
  2. 【請求項2】管洗浄手段(B) は、光透過管(35)の外周面
    上を軸線方向に往復移動可能なリング状のブラシ体(42)
    であることを特徴とする請求項1記載の照射用ランプ洗
    浄装置。
  3. 【請求項3】管洗浄手段(B) は、さらに乱流発生手段を
    具備することを特徴とする請求項2記載の照射用ランプ
    洗浄装置。
  4. 【請求項4】管洗浄手段(B) は、流水路内を移動して浮
    遊し、光透過管(35)の表面に当接するビーズ(40)である
    ことを特徴とする請求項1記載の照射用ランプ洗浄装
    置。
  5. 【請求項5】管洗浄手段(B) は、光透過管(35)を配設し
    た流水路内に、旋回流発生手段を具備することを特徴と
    する請求項2又は4記載の照射用ランプ洗浄装置。
  6. 【請求項6】ビーズ(40)を、活性炭やアパタイト等の多
    孔質体から形成したことを特徴とする請求項4記載の照
    射用ランプ洗浄装置。
  7. 【請求項7】ビーズ(40)に酸化チタン等の光触媒を担持
    させたことを特徴とする請求項4記載の照射用ランプ洗
    浄装置。
  8. 【請求項8】ビーズ(40)に水銀を封入したことを特徴と
    する請求項4記載の照射用ランプ洗浄装置。
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Cited By (4)

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