JPH07290002A - 洗浄鏡面板の水滴除去方法及びその装置を備えた鏡面板洗浄装置 - Google Patents
洗浄鏡面板の水滴除去方法及びその装置を備えた鏡面板洗浄装置Info
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- JPH07290002A JPH07290002A JP6113644A JP11364494A JPH07290002A JP H07290002 A JPH07290002 A JP H07290002A JP 6113644 A JP6113644 A JP 6113644A JP 11364494 A JP11364494 A JP 11364494A JP H07290002 A JPH07290002 A JP H07290002A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 順次搬送されて来る洗浄後の水滴が上下面に
付着したガラス板の前記水滴を圧力風や、加熱風を用い
ることなく、完全なまでに除去し、かつ運転が静粛な方
法及び装置と市場に提供する。 【構成】 ガラス板Gが水平に搬送する一対挾持型の移
送ローラ12、13、20が少なくとも前後に2組設け
てある。この2組の移送ローラ13、20の間に、先端
縁31が根元縁32より前方に先行して傾斜して先端縁
が直線の水掻取り板30、30bが設けてある。ガラス
板Gの搬送に伴って前記水掻取り板30、30bの先端
の水滴を払拭する払拭板40を設けて、繰り出されたガ
ラス板G表面に水滴が残らないようにした。
付着したガラス板の前記水滴を圧力風や、加熱風を用い
ることなく、完全なまでに除去し、かつ運転が静粛な方
法及び装置と市場に提供する。 【構成】 ガラス板Gが水平に搬送する一対挾持型の移
送ローラ12、13、20が少なくとも前後に2組設け
てある。この2組の移送ローラ13、20の間に、先端
縁31が根元縁32より前方に先行して傾斜して先端縁
が直線の水掻取り板30、30bが設けてある。ガラス
板Gの搬送に伴って前記水掻取り板30、30bの先端
の水滴を払拭する払拭板40を設けて、繰り出されたガ
ラス板G表面に水滴が残らないようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はガラス板、研磨した金
属板、若しくは合成樹脂板など表面が鏡面の板面を水平
にしながら洗浄した後、この上又は下面若しくは双方の
面に付着している水滴を除去する方法及び装置を市場に
提供する。殊に頻繁に洗浄を必要とするガラス板を用い
ている遊技装置のガラス板を洗浄する装置に関する。
属板、若しくは合成樹脂板など表面が鏡面の板面を水平
にしながら洗浄した後、この上又は下面若しくは双方の
面に付着している水滴を除去する方法及び装置を市場に
提供する。殊に頻繁に洗浄を必要とするガラス板を用い
ている遊技装置のガラス板を洗浄する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置としては、ガラス板の表面に
圧力風を吹き付けたり、或いは加熱トンネル内を通過さ
せるものが殆どである。
圧力風を吹き付けたり、或いは加熱トンネル内を通過さ
せるものが殆どである。
【0003】ところが圧力風を吹き付けるものは、飛散
した水抹が再びガラス板面に付着するおそれがあり、狭
隘なチャンバー内で行うと、この傾向は一層顕著とな
る。また圧力風を用いるため、装置も大型化し、騒音も
激しい。
した水抹が再びガラス板面に付着するおそれがあり、狭
隘なチャンバー内で行うと、この傾向は一層顕著とな
る。また圧力風を用いるため、装置も大型化し、騒音も
激しい。
【0004】他方加熱トンネルを用いる方法は、水滴を
完全に蒸発させるには、相当の熱量を要し、能率を上げ
加熱トンネルを短く小型化するとなると、ワット数の大
きな赤外線ランプが必要となり、経常費が高く蒸発する
ときに発生する曇りむらの痕跡がガラス板面に残り、好
ましくない。またトンネルから送り出されたガラス板が
熱く、手袋などを着用しないと取り扱えないし、これに
伴い作業場の気温が上昇し、作業環境が悪化するし、こ
れを防ぐ空気調和装置のエネルギー消費量が増加する。
完全に蒸発させるには、相当の熱量を要し、能率を上げ
加熱トンネルを短く小型化するとなると、ワット数の大
きな赤外線ランプが必要となり、経常費が高く蒸発する
ときに発生する曇りむらの痕跡がガラス板面に残り、好
ましくない。またトンネルから送り出されたガラス板が
熱く、手袋などを着用しないと取り扱えないし、これに
伴い作業場の気温が上昇し、作業環境が悪化するし、こ
れを防ぐ空気調和装置のエネルギー消費量が増加する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前述のよう
な公知の方法とは根本的に異なる方法により、先ず、圧
力風を用いないで小型化し、静粛な運転となり、また加
熱トンネルを不要とし、熱エネルギーの消費が少なく高
能率に行え、殊に鏡面板面の水滴が完全なまでに除去で
きる方法及び装置を市場に提供することを目的とする。
な公知の方法とは根本的に異なる方法により、先ず、圧
力風を用いないで小型化し、静粛な運転となり、また加
熱トンネルを不要とし、熱エネルギーの消費が少なく高
能率に行え、殊に鏡面板面の水滴が完全なまでに除去で
きる方法及び装置を市場に提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、方法の特定発明において、洗浄後の鏡面板複数枚を
水平方向に順次間隔をおいて搬送しながら、水掻取板の
先端縁を、この水掻取板の根元より先行させ、かつ傾斜
させて、順次前記鏡面板全幅に接触させて、鏡面板面の
水滴を完全に掻き取とる第1工程、次に各鏡面板の搬送
間隔の間に、前記水掻取板の板面の内、前記鏡面板と対
面している傾斜面及び先端縁に付着した水滴を、表面が
親水性でかつ、非乃至難吸水性繊維よりなる布で被覆し
た弾性払拭板の先端縁を圧接して移動させ払拭する第2
工程、前記弾性払拭板の先端縁は前記払拭中及び非払拭
中を通じて常時その根元より上位に位置させておく方
法、以上の3つの方法よりなることを特徴とする洗浄鏡
面板の水滴除去方法とする。
に、方法の特定発明において、洗浄後の鏡面板複数枚を
水平方向に順次間隔をおいて搬送しながら、水掻取板の
先端縁を、この水掻取板の根元より先行させ、かつ傾斜
させて、順次前記鏡面板全幅に接触させて、鏡面板面の
水滴を完全に掻き取とる第1工程、次に各鏡面板の搬送
間隔の間に、前記水掻取板の板面の内、前記鏡面板と対
面している傾斜面及び先端縁に付着した水滴を、表面が
親水性でかつ、非乃至難吸水性繊維よりなる布で被覆し
た弾性払拭板の先端縁を圧接して移動させ払拭する第2
工程、前記弾性払拭板の先端縁は前記払拭中及び非払拭
中を通じて常時その根元より上位に位置させておく方
法、以上の3つの方法よりなることを特徴とする洗浄鏡
面板の水滴除去方法とする。
【0007】また前記の課題を達成するために洗浄鏡面
板の水滴除去方法の前記の3つの方法は順次単一の鏡面
板に対し、鏡面板の上面に対して行ない、次いで下面に
対して行なうことを特徴とすることが好ましい。
板の水滴除去方法の前記の3つの方法は順次単一の鏡面
板に対し、鏡面板の上面に対して行ない、次いで下面に
対して行なうことを特徴とすることが好ましい。
【0008】また前記の課題を達成するために洗浄鏡面
板の水滴除去方法の前記水掻取板としてはシリコン板を
用いることを特徴とすることが好ましい。また前記の課
題を達成するために鏡面板を水平方向に搬送する一対挾
持型の数組の搬送ローラと前記搬送される鏡面板面全幅
に弾発的に圧接する弾性水掻取板と、前記水掻取板に付
着した捨ててきを払拭する払拭板が設けてあり、前記水
掻取板は先端縁が根元縁より先行させて傾斜して設けて
あり、前記払拭縁は、鏡面板と前記水掻取板が非接触の
期間に、鏡面板の進行に伴って前記水掻取板の鏡面板と
相向かいあった傾斜面及びその先端縁に接触し、離反す
るものであり、更にこの払拭板は表面が親水性であり、
非乃至難吸水性の繊維よりなる布で被覆されたゴム合成
樹脂などの弾性板よりなり、前記払拭式板の先端縁は根
元縁よりも上位位置に設けてあることを特徴とする洗浄
鏡面板の水滴除去を備えた鏡面板洗浄装置とする。
板の水滴除去方法の前記水掻取板としてはシリコン板を
用いることを特徴とすることが好ましい。また前記の課
題を達成するために鏡面板を水平方向に搬送する一対挾
持型の数組の搬送ローラと前記搬送される鏡面板面全幅
に弾発的に圧接する弾性水掻取板と、前記水掻取板に付
着した捨ててきを払拭する払拭板が設けてあり、前記水
掻取板は先端縁が根元縁より先行させて傾斜して設けて
あり、前記払拭縁は、鏡面板と前記水掻取板が非接触の
期間に、鏡面板の進行に伴って前記水掻取板の鏡面板と
相向かいあった傾斜面及びその先端縁に接触し、離反す
るものであり、更にこの払拭板は表面が親水性であり、
非乃至難吸水性の繊維よりなる布で被覆されたゴム合成
樹脂などの弾性板よりなり、前記払拭式板の先端縁は根
元縁よりも上位位置に設けてあることを特徴とする洗浄
鏡面板の水滴除去を備えた鏡面板洗浄装置とする。
【0009】また前記の課題を達成するために装置の発
明においては上流側に鏡面板洗浄部があり、これより洗
浄された鏡面板を水平な状態で搬送する上下一対の挟持
型の搬送ローラが間隔をおいて設けてあり、これら2組
の2組の搬送ローラの間には、上流側より上面水切り装
置と下面水切り装置が順次設けてあり、前記上面水切り
装置は前記2組の搬送ローラで搬送される鏡面板の搬送
路面より、上位に根元を有し、根元縁と平行な直線先端
縁を有する弾性上面水掻取板が前記搬送炉路を横断する
方向に設けてあり、他方下面水切装置は前記搬送面より
下位に根元を有し、根元縁と平行な直線先端縁を有する
弾性下面水掻取板が前記搬送路を横断する方向に設けて
あり、これら上面及び下面の水掻取板はその根元縁部分
でそれぞれ水平な第1または第2の枢軸線周りに回動自
在に機枠に装備してあり、かつ、これらの先端縁はそれ
ぞれ根元縁よりも搬送方向に先行させて、搬送面に対し
て30°乃至60°傾斜させてあり、各水掻取板はバネ
により先端縁が前記搬送面を通過する鏡面板面に圧接す
べく断発的に付勢させて装備してあり、更に、前記各水
掻取板に対応してそれぞれ一個の払拭板が設けてあり、
これら払拭板はこれらの先端縁が根元縁よりも、それぞ
れ常に低く、これらの払拭板の根元部分は共に前記搬送
路面よりも低い位置にこの搬送路面を横断する水平な方
向の第3または第4の枢軸線周りに回動自在に機枠に枢
着してあり、これら払拭板のそれぞれの先端縁とそれぞ
れ対応する前記水掻取板の搬送路と相対抗する傾斜面及
び先端縁に圧接移動可能なばねにより付勢してあり、か
つ、これら払拭板はそれぞれこれと一体に第3または第
4の枢軸線周りに回動するカムが、前記搬送面に突出さ
せてあり、前記鏡面板の搬送時に前記カムが鏡面板に接
触して、これら払拭板は対応する水掻取板から離反し、
それぞれ搬送面下に移動可能に設けてあり、前記各払拭
板は、表面が親水性があり、かつ非乃至難吸水性の布で
被膜されたゴム、合成樹脂よりなる弾性板によって形成
してあり、以上の構成要素の結合よりなる洗浄鏡面板の
水滴除去方法及びその装置を備えた鏡面板洗浄装置とす
る。
明においては上流側に鏡面板洗浄部があり、これより洗
浄された鏡面板を水平な状態で搬送する上下一対の挟持
型の搬送ローラが間隔をおいて設けてあり、これら2組
の2組の搬送ローラの間には、上流側より上面水切り装
置と下面水切り装置が順次設けてあり、前記上面水切り
装置は前記2組の搬送ローラで搬送される鏡面板の搬送
路面より、上位に根元を有し、根元縁と平行な直線先端
縁を有する弾性上面水掻取板が前記搬送炉路を横断する
方向に設けてあり、他方下面水切装置は前記搬送面より
下位に根元を有し、根元縁と平行な直線先端縁を有する
弾性下面水掻取板が前記搬送路を横断する方向に設けて
あり、これら上面及び下面の水掻取板はその根元縁部分
でそれぞれ水平な第1または第2の枢軸線周りに回動自
在に機枠に装備してあり、かつ、これらの先端縁はそれ
ぞれ根元縁よりも搬送方向に先行させて、搬送面に対し
て30°乃至60°傾斜させてあり、各水掻取板はバネ
により先端縁が前記搬送面を通過する鏡面板面に圧接す
べく断発的に付勢させて装備してあり、更に、前記各水
掻取板に対応してそれぞれ一個の払拭板が設けてあり、
これら払拭板はこれらの先端縁が根元縁よりも、それぞ
れ常に低く、これらの払拭板の根元部分は共に前記搬送
路面よりも低い位置にこの搬送路面を横断する水平な方
向の第3または第4の枢軸線周りに回動自在に機枠に枢
着してあり、これら払拭板のそれぞれの先端縁とそれぞ
れ対応する前記水掻取板の搬送路と相対抗する傾斜面及
び先端縁に圧接移動可能なばねにより付勢してあり、か
つ、これら払拭板はそれぞれこれと一体に第3または第
4の枢軸線周りに回動するカムが、前記搬送面に突出さ
せてあり、前記鏡面板の搬送時に前記カムが鏡面板に接
触して、これら払拭板は対応する水掻取板から離反し、
それぞれ搬送面下に移動可能に設けてあり、前記各払拭
板は、表面が親水性があり、かつ非乃至難吸水性の布で
被膜されたゴム、合成樹脂よりなる弾性板によって形成
してあり、以上の構成要素の結合よりなる洗浄鏡面板の
水滴除去方法及びその装置を備えた鏡面板洗浄装置とす
る。
【0010】また前記の課題を達成するために装置の発
明においては洗浄鏡面板の水滴除去装置を備えた鏡面板
洗浄装置の前記各水掻取板はシリコンゴムよりなり、そ
の背面は幅方向に3乃至8箇の独立した硬質補強板で補
強してあり、各補強板ごとに独立した蝶番によって、共
通の枢軸線周りに機枠に取り付けてあり、かつ、前記バ
ネは、前記蝶番毎に、独立して設けてあることを特徴と
することが好ましい。
明においては洗浄鏡面板の水滴除去装置を備えた鏡面板
洗浄装置の前記各水掻取板はシリコンゴムよりなり、そ
の背面は幅方向に3乃至8箇の独立した硬質補強板で補
強してあり、各補強板ごとに独立した蝶番によって、共
通の枢軸線周りに機枠に取り付けてあり、かつ、前記バ
ネは、前記蝶番毎に、独立して設けてあることを特徴と
することが好ましい。
【0011】また前記の課題を達成するために装置の発
明においては洗浄鏡面板の水滴除去装置を備えた鏡面板
洗浄装置の前記各払拭板は、これら表面の布としては親
水性があり、非乃至難吸水性の材質よりなる合成樹脂製
繊維よりなる網状網布、レース網布の一種よりなり、内
部の弾性板としては非吸水性の合成ゴム板、合成樹脂弾
性板の一種よりなるものであることを特徴とすることが
好ましい。
明においては洗浄鏡面板の水滴除去装置を備えた鏡面板
洗浄装置の前記各払拭板は、これら表面の布としては親
水性があり、非乃至難吸水性の材質よりなる合成樹脂製
繊維よりなる網状網布、レース網布の一種よりなり、内
部の弾性板としては非吸水性の合成ゴム板、合成樹脂弾
性板の一種よりなるものであることを特徴とすることが
好ましい。
【0012】
【作用】請求項4記載の装置発明の特定発明について、
その作用を述べる。先ず、この洗浄装置に洗浄すべき鏡
面板が供給していないときは、各払拭板対応する水掻取
板の一部に接触している状態であり、払拭板の先端縁よ
り根元縁はそれぞれ下位状態であり、払拭板に付着して
いる水滴は、表面の布の繊維間及び内部の弾性板の表面
に沿って根元縁方向に流下し、各払拭板の先端部分は水
分の少ない状態となっている。
その作用を述べる。先ず、この洗浄装置に洗浄すべき鏡
面板が供給していないときは、各払拭板対応する水掻取
板の一部に接触している状態であり、払拭板の先端縁よ
り根元縁はそれぞれ下位状態であり、払拭板に付着して
いる水滴は、表面の布の繊維間及び内部の弾性板の表面
に沿って根元縁方向に流下し、各払拭板の先端部分は水
分の少ない状態となっている。
【0013】次に洗浄すべき鏡面板を洗浄部に供給する
とこの鏡面板の上下面は洗浄され、必要に応じて滌ぐ。
このようにして、洗浄された鏡面板は水平な状態で、上
下一対の挾持型の移送ローラで挾持されて搬送される。
この過程において、鏡面板の搬送に伴って払拭板が作動
して、水掻取板の鏡面板と相向い合っている傾斜面及び
先端縁を払拭板の先端分で払拭して、これに付着してい
た水滴を除去し、水掻取板より離反する。更に鏡面板の
進行に伴って、水掻取板は鏡面板の片面に全幅で接触
し、鏡面板の進行に伴ってその面の水滴を全部、鏡面板
後端方向に掻き取り、鏡面板は水掻取板位置を通過す
る。鏡面板の後端が上面水切り装置のカムの位置を過ぎ
ると払拭板はガラス下面位置まで戻り、次いで水掻取板
が鏡面板と離反すると、再び払拭板は水掻取板の前記場
所を払拭し、元の位置に復帰する。前記払拭板は表面が
親水性がある布で被覆されているから、水掻取板に付着
する水滴を直に吸収し、吸収された水分は、前記自体は
非乃至難吸水性の繊維であり、中心部もゴム、合成樹脂
などの弾性板であるから、給水されることなく常に払拭
板は先端縁より根元縁が低位であるから前記水分は根元
縁方向に流下し、払拭板の先端縁は払拭後直に水分の少
ない状態になる作用をなす。
とこの鏡面板の上下面は洗浄され、必要に応じて滌ぐ。
このようにして、洗浄された鏡面板は水平な状態で、上
下一対の挾持型の移送ローラで挾持されて搬送される。
この過程において、鏡面板の搬送に伴って払拭板が作動
して、水掻取板の鏡面板と相向い合っている傾斜面及び
先端縁を払拭板の先端分で払拭して、これに付着してい
た水滴を除去し、水掻取板より離反する。更に鏡面板の
進行に伴って、水掻取板は鏡面板の片面に全幅で接触
し、鏡面板の進行に伴ってその面の水滴を全部、鏡面板
後端方向に掻き取り、鏡面板は水掻取板位置を通過す
る。鏡面板の後端が上面水切り装置のカムの位置を過ぎ
ると払拭板はガラス下面位置まで戻り、次いで水掻取板
が鏡面板と離反すると、再び払拭板は水掻取板の前記場
所を払拭し、元の位置に復帰する。前記払拭板は表面が
親水性がある布で被覆されているから、水掻取板に付着
する水滴を直に吸収し、吸収された水分は、前記自体は
非乃至難吸水性の繊維であり、中心部もゴム、合成樹脂
などの弾性板であるから、給水されることなく常に払拭
板は先端縁より根元縁が低位であるから前記水分は根元
縁方向に流下し、払拭板の先端縁は払拭後直に水分の少
ない状態になる作用をなす。
【0014】請求項5記載の発明の作用を次に説明す
る。先ず、この洗浄装置に洗浄すべき鏡面板が供給して
いないときは、各払拭板対応する水掻取板の一部に接触
している状態であり、払拭板の先端縁より根元縁はそれ
ぞれ下位状態であり、払拭板に付着している水滴は、表
面の布の繊維間及び内部の弾性板の表面に沿って根元縁
方向に流下し、各払拭板の先端部分は水分の少ない状態
となっている。
る。先ず、この洗浄装置に洗浄すべき鏡面板が供給して
いないときは、各払拭板対応する水掻取板の一部に接触
している状態であり、払拭板の先端縁より根元縁はそれ
ぞれ下位状態であり、払拭板に付着している水滴は、表
面の布の繊維間及び内部の弾性板の表面に沿って根元縁
方向に流下し、各払拭板の先端部分は水分の少ない状態
となっている。
【0015】次に洗浄すべき鏡面板を洗浄部に供給する
とこの鏡面板の上下面は洗浄され、必要に応じて洗浄す
る。このようにして、洗浄された鏡面板は水平な状態
で、上下一対の挾持型の移送ローラで挾持されて搬送さ
れる。
とこの鏡面板の上下面は洗浄され、必要に応じて洗浄す
る。このようにして、洗浄された鏡面板は水平な状態
で、上下一対の挾持型の移送ローラで挾持されて搬送さ
れる。
【0016】この過程において、鏡面板の前縁は先ず植
え面水切り装置のカムに当たり、これをバネ力に抗して
おし退けて、これと一体の上面水切り装置の払拭板を、
第3の枢軸線周りに、下方に回動させ、この回動過程に
おいて、この払拭板の先端縁が上面水掻取板の鏡面板面
と相対抗している下向きの傾斜面及び先端縁を払拭し、
この上面水掻取板面に付着していた水分を払拭板表面の
布に吸着する。更に鏡面板が進行すると、前記払拭板は
対応する上面水掻取板から完全に離れ、鏡面板が搬送さ
れる搬送面よりも更に低く、鏡面板が当たらない位置ま
で退避する。
え面水切り装置のカムに当たり、これをバネ力に抗して
おし退けて、これと一体の上面水切り装置の払拭板を、
第3の枢軸線周りに、下方に回動させ、この回動過程に
おいて、この払拭板の先端縁が上面水掻取板の鏡面板面
と相対抗している下向きの傾斜面及び先端縁を払拭し、
この上面水掻取板面に付着していた水分を払拭板表面の
布に吸着する。更に鏡面板が進行すると、前記払拭板は
対応する上面水掻取板から完全に離れ、鏡面板が搬送さ
れる搬送面よりも更に低く、鏡面板が当たらない位置ま
で退避する。
【0017】次に鏡面板が上面水掻取板に当たり、これ
をばね力に抗して、上方に押し上げる。鏡面板の前縁が
上面水掻取板の先端縁位置を過ぎると、上面水掻取板の
先端縁は、前記ばねの復元力により、鏡面板の全幅にお
いて、鏡面板上面に密着する。
をばね力に抗して、上方に押し上げる。鏡面板の前縁が
上面水掻取板の先端縁位置を過ぎると、上面水掻取板の
先端縁は、前記ばねの復元力により、鏡面板の全幅にお
いて、鏡面板上面に密着する。
【0018】この状態で鏡面板は移送ローラにより更に
搬送されるから、鏡面板上面に付着していた水分は、全
幅において前記の上面水掻取板によって掻き取られ、水
は順次鏡面板の後方に掻き寄せられる。鏡面板の先端が
上面水掻取板の位置を過ぎると、次に鏡面板の先端は下
面水切り装置のカムに当たり、これを押し退け、このカ
ムと一体の下面の払拭板の先端縁が下面水掻取板の搬送
路と相対抗している上面の傾斜面を払拭し、この上面の
傾斜面に付着している水滴を下面払拭板の表面の布に吸
収して、除去する。
搬送されるから、鏡面板上面に付着していた水分は、全
幅において前記の上面水掻取板によって掻き取られ、水
は順次鏡面板の後方に掻き寄せられる。鏡面板の先端が
上面水掻取板の位置を過ぎると、次に鏡面板の先端は下
面水切り装置のカムに当たり、これを押し退け、このカ
ムと一体の下面の払拭板の先端縁が下面水掻取板の搬送
路と相対抗している上面の傾斜面を払拭し、この上面の
傾斜面に付着している水滴を下面払拭板の表面の布に吸
収して、除去する。
【0019】更に鏡面板が進行すると、下面払拭板は第
4の枢軸線周りに回動して、下面払拭板の先端縁は下面
水掻取板面から下方に離れ、前記搬送路面よりも下方に
退避する。
4の枢軸線周りに回動して、下面払拭板の先端縁は下面
水掻取板面から下方に離れ、前記搬送路面よりも下方に
退避する。
【0020】次に鏡面板の前縁が更に進行すると下面水
掻取板に鏡面板が当たり、この水掻取板をばねの復元力
に抗して、第2の枢軸線周りに回動させる。前記鏡面板
前縁が下面水掻取板の先端位置を過ぎるとこの先端縁は
鏡面板下面にばねの復元力により密着し、鏡面板下面に
付着している水滴は鏡面板の進行に伴って後方に掻き寄
せられ、下面水掻取板表面を伝って、その根元縁下方向
に流下する。
掻取板に鏡面板が当たり、この水掻取板をばねの復元力
に抗して、第2の枢軸線周りに回動させる。前記鏡面板
前縁が下面水掻取板の先端位置を過ぎるとこの先端縁は
鏡面板下面にばねの復元力により密着し、鏡面板下面に
付着している水滴は鏡面板の進行に伴って後方に掻き寄
せられ、下面水掻取板表面を伝って、その根元縁下方向
に流下する。
【0021】鏡面板の後縁が上面水切り装置のカム部を
過ぎると、ばねの復元力により払拭板は鏡面板下面位置
まで戻り、次いで、鏡面板後縁が上面水掻取板の先端縁
を離反すると、この上面水掻取板によって掻き寄せられ
た鏡面板上面上の水滴は下方に落下し、水掻取板の先端
縁は搬送路面よりもやや下方の位置までばねの復元力に
より復帰すると同時に、上面払拭板の先端縁は上面払拭
板の傾斜下面の先端縁より根元方向に移動し、ここに付
着していた水分を払拭する。上面払拭板に付着した水分
は順次その根元縁側に流下する。
過ぎると、ばねの復元力により払拭板は鏡面板下面位置
まで戻り、次いで、鏡面板後縁が上面水掻取板の先端縁
を離反すると、この上面水掻取板によって掻き寄せられ
た鏡面板上面上の水滴は下方に落下し、水掻取板の先端
縁は搬送路面よりもやや下方の位置までばねの復元力に
より復帰すると同時に、上面払拭板の先端縁は上面払拭
板の傾斜下面の先端縁より根元方向に移動し、ここに付
着していた水分を払拭する。上面払拭板に付着した水分
は順次その根元縁側に流下する。
【0022】次に、鏡面板の後縁が下面水切装置の前記
カムから離反すると、これと一体の払拭板は下面水掻取
板の上向きの傾斜面を払拭する。
カムから離反すると、これと一体の払拭板は下面水掻取
板の上向きの傾斜面を払拭する。
【0023】更に鏡面板後縁が下面水掻取板の後縁から
外れると、鏡面板下面の水分は完全に除去され、同時に
下面水掻取板の先端縁はばねの復元力により搬送面より
やや上昇し、同時に下面払拭板は下面水掻取板の先端縁
まで払拭する。鏡面板は搬出側の移送ローラに挾持され
て、この装置の洗浄後の鏡面板受部に搬出される。
外れると、鏡面板下面の水分は完全に除去され、同時に
下面水掻取板の先端縁はばねの復元力により搬送面より
やや上昇し、同時に下面払拭板は下面水掻取板の先端縁
まで払拭する。鏡面板は搬出側の移送ローラに挾持され
て、この装置の洗浄後の鏡面板受部に搬出される。
【0024】以下この作用は鏡面板が洗浄装置に供給さ
れる度にくり返され、上下面の水掻取板は一回使用さ
れ、つぎの鏡面板が供給されるごとに対応する払拭板に
よって一回払拭される作用を為す。
れる度にくり返され、上下面の水掻取板は一回使用さ
れ、つぎの鏡面板が供給されるごとに対応する払拭板に
よって一回払拭される作用を為す。
【0025】また払拭板に吸着された水分は、この表面
を構成している前記布の繊維間及びこの布の内部の非吸
水性の弾性板の表面を伝って下方に流下し、払拭板の先
端縁部の布は常時水分の少ない状態となる作用を為す。
を構成している前記布の繊維間及びこの布の内部の非吸
水性の弾性板の表面を伝って下方に流下し、払拭板の先
端縁部の布は常時水分の少ない状態となる作用を為す。
【0026】従って、次の鏡面板が進行して来たときに
は、各水掻取板の鏡面板と対抗する傾斜面には水滴が付
着してない状態となり、鏡面板が各水掻取板に衝突する
衝撃によっても、各水掻取板から水分が飛散もしないで
水分のない水掻取板で毎鏡面板面の水分も掻き寄せが始
まる作用を為す。
は、各水掻取板の鏡面板と対抗する傾斜面には水滴が付
着してない状態となり、鏡面板が各水掻取板に衝突する
衝撃によっても、各水掻取板から水分が飛散もしないで
水分のない水掻取板で毎鏡面板面の水分も掻き寄せが始
まる作用を為す。
【0027】即ち、請求項1及び請求項2の方法発明が
実施される請求項6記載の発明においては、上下の水掻
取板はシリコンゴムよりなるものであるから、その直線
な先端縁は完全に鏡面板面に密着し、水を撥水しながら
除去する作用をなし、請求項3記載の方法が実施され
る。
実施される請求項6記載の発明においては、上下の水掻
取板はシリコンゴムよりなるものであるから、その直線
な先端縁は完全に鏡面板面に密着し、水を撥水しながら
除去する作用をなし、請求項3記載の方法が実施され
る。
【0028】更に、請求項6記載の発明においては、前
記請求項4記載の発明の作用に加えて前述の通り、各水
掻取板の背面は幅方向に3乃至8箇の独立した硬質補強
板で補強されているから紊りに湾曲して、これら先端縁
が鏡面板面から離反することはないし、また、前記独立
している硬質補強板ごとに弾発的に搬送路方向に付勢さ
せてあるから、供給される鏡面板が仮に左右斜めに供給
するようなことがあっても、先行する鏡面板の側縁によ
って、他側縁までの水掻取板が持ち上がり、この部分へ
の水掻取板の接触不十分になり、水の掻き寄せ作用が減
殺乃至不揃いにならない作用を為す。
記請求項4記載の発明の作用に加えて前述の通り、各水
掻取板の背面は幅方向に3乃至8箇の独立した硬質補強
板で補強されているから紊りに湾曲して、これら先端縁
が鏡面板面から離反することはないし、また、前記独立
している硬質補強板ごとに弾発的に搬送路方向に付勢さ
せてあるから、供給される鏡面板が仮に左右斜めに供給
するようなことがあっても、先行する鏡面板の側縁によ
って、他側縁までの水掻取板が持ち上がり、この部分へ
の水掻取板の接触不十分になり、水の掻き寄せ作用が減
殺乃至不揃いにならない作用を為す。
【0029】請求項7記載の発明においては前記請求項
4及び5記載の作用に加え、耐摩耗作用を為し、網また
はレース編布であるから水分の流下速度が速く、払拭板
の先端縁部がより水分の少ない作用がある。
4及び5記載の作用に加え、耐摩耗作用を為し、網また
はレース編布であるから水分の流下速度が速く、払拭板
の先端縁部がより水分の少ない作用がある。
【0030】
実施例1 請求項4乃至請求項7記載の発明を含む実施例であり、
図1及び図4に示すものである。10は洗浄装置であ
り、その機枠11には上流側より洗浄部A:水切り部B
及び鏡面板受け部Cが順次設けてある。洗浄部Aは、機
枠11に上下一対の挾持型の第1及び第2の移送ローラ
12、13が搬送方向に相前後して、2組設けてあり、
その表層部14は通常弾性を有するゴムまたは弾性ウレ
タンにより形成してある。これら2組の第1及び第2の
移送ローラ12及び13の間にはこれらと平行な軸線を
もつ、洗浄ローラ15が上下一対設けてあり、通常円柱
形状のブラシ若しくは合成樹脂製の弾性スポンジ体より
なる。
図1及び図4に示すものである。10は洗浄装置であ
り、その機枠11には上流側より洗浄部A:水切り部B
及び鏡面板受け部Cが順次設けてある。洗浄部Aは、機
枠11に上下一対の挾持型の第1及び第2の移送ローラ
12、13が搬送方向に相前後して、2組設けてあり、
その表層部14は通常弾性を有するゴムまたは弾性ウレ
タンにより形成してある。これら2組の第1及び第2の
移送ローラ12及び13の間にはこれらと平行な軸線を
もつ、洗浄ローラ15が上下一対設けてあり、通常円柱
形状のブラシ若しくは合成樹脂製の弾性スポンジ体より
なる。
【0031】前記洗浄ローラ15の上方には洗剤が滴下
可能な洗剤タンク16が着脱自在に機枠11に装備して
ある。前述の洗浄ローラ15の回転方向は搬送方向に対
して順方向でも逆方向でもよい、また洗浄ローラ15は
回転しながら軸方向に5乃至30mm往復移動させる場
合もある。
可能な洗剤タンク16が着脱自在に機枠11に装備して
ある。前述の洗浄ローラ15の回転方向は搬送方向に対
して順方向でも逆方向でもよい、また洗浄ローラ15は
回転しながら軸方向に5乃至30mm往復移動させる場
合もある。
【0032】第2移送ローラ13の直ぐ搬送側には洗剤
飛散防止の起立壁17が設けてあり、鏡面板Gの搬送路
18面相当位置に通孔19が穿設してある。第2移送ロ
ーラ13よりも更に搬出側には、同様の上下一対挾持型
の第3移送ローラ20が機枠11に設けてある。前述の
各移送ローラ12、13及び20の搬送速度はすべて同
一速度としてある。
飛散防止の起立壁17が設けてあり、鏡面板Gの搬送路
18面相当位置に通孔19が穿設してある。第2移送ロ
ーラ13よりも更に搬出側には、同様の上下一対挾持型
の第3移送ローラ20が機枠11に設けてある。前述の
各移送ローラ12、13及び20の搬送速度はすべて同
一速度としてある。
【0033】第2移送ローラ13と第3移送ローラ20
との間には水切り部Bとしてあり、図示の実施例におい
ては上流側から上面水切り装置B1と下面水切り装置B
2が順次設けてある。
との間には水切り部Bとしてあり、図示の実施例におい
ては上流側から上面水切り装置B1と下面水切り装置B
2が順次設けてある。
【0034】前記上面水切り装置B1は次のように構成
されている(図1及び図3参照)。上面水掻取板30の
シリコンゴムよりなり、先端縁31はナイフエッジ状と
してあり、根元縁32と平行に形成してある。
されている(図1及び図3参照)。上面水掻取板30の
シリコンゴムよりなり、先端縁31はナイフエッジ状と
してあり、根元縁32と平行に形成してある。
【0035】この上面水掻取板30の背面全面と前面の
根元縁32部分は補強板33によって補強してあり、こ
の補強板33は図2に示すように、上面水掻取板30の
幅方向つまり搬送路18を横断する方向に、6分割し
て、それぞれ独立した6箇の蝶番34−1乃至34−6
によって、搬送路18よりも上方の機枠11の一部に取
り付けてあり、前記蝶番34−1乃至34−6の枢軸線
は単一の第一枢軸線37上に一直線に位置させてある。
これら補強板33及び蝶番34−1乃至34−6の数
は、6箇に限定されず、3乃至8箇であれば変更しても
何ら差し支えなく、この発明の実施例に含まれる。
根元縁32部分は補強板33によって補強してあり、こ
の補強板33は図2に示すように、上面水掻取板30の
幅方向つまり搬送路18を横断する方向に、6分割し
て、それぞれ独立した6箇の蝶番34−1乃至34−6
によって、搬送路18よりも上方の機枠11の一部に取
り付けてあり、前記蝶番34−1乃至34−6の枢軸線
は単一の第一枢軸線37上に一直線に位置させてある。
これら補強板33及び蝶番34−1乃至34−6の数
は、6箇に限定されず、3乃至8箇であれば変更しても
何ら差し支えなく、この発明の実施例に含まれる。
【0036】前記上面水掻取板30は先端縁31が根元
縁32よりも搬送方向に先行して搬送路18面に対し
て、概ね45°傾斜して設けて、先端縁31は搬送路1
8面よりやや下方に位置したところで、停止するようス
トッパ35が設けてある。前述の各蝶番34−1乃至3
4−6はそれぞれ独立したばね36−1乃至36−6に
よって上方より下方に弾発的に付勢してある。
縁32よりも搬送方向に先行して搬送路18面に対し
て、概ね45°傾斜して設けて、先端縁31は搬送路1
8面よりやや下方に位置したところで、停止するようス
トッパ35が設けてある。前述の各蝶番34−1乃至3
4−6はそれぞれ独立したばね36−1乃至36−6に
よって上方より下方に弾発的に付勢してある。
【0037】上面水切り装置B1は更に払拭板40が設
けてあり、これはゴムまたは合成樹脂よりなる弾性板4
1の表面が親水性があって非吸水性の繊維よりなる布4
2によって被覆してある。
けてあり、これはゴムまたは合成樹脂よりなる弾性板4
1の表面が親水性があって非吸水性の繊維よりなる布4
2によって被覆してある。
【0038】弾性板41の例としてはポリプロピレンの
板を用いた。また前記布42の例としては、ポリエステ
ルの長繊維マルチフイラメント糸によって、編成した細
かい網布乃至レース網布のものを用いた。ポリエステル
の代わりにナイロンでもこの発明の実施例に含まれる。
板を用いた。また前記布42の例としては、ポリエステ
ルの長繊維マルチフイラメント糸によって、編成した細
かい網布乃至レース網布のものを用いた。ポリエステル
の代わりにナイロンでもこの発明の実施例に含まれる。
【0039】払拭板40の根元縁43は前記搬送路18
よりも低い位置の第3枢軸線44上に軸線を持つ第3蝶
番37によって機枠11の一部に枢着してあり、第2バ
ネ45によって、払拭板40の先端縁46が前記上面水
掻取板30の前面の根元寄りに当接するように設けてあ
る(図3実線参照)。
よりも低い位置の第3枢軸線44上に軸線を持つ第3蝶
番37によって機枠11の一部に枢着してあり、第2バ
ネ45によって、払拭板40の先端縁46が前記上面水
掻取板30の前面の根元寄りに当接するように設けてあ
る(図3実線参照)。
【0040】前記払拭板40と共に第3枢軸線44周り
に、第1回動する第1カム47が第3枢軸線44位置よ
り垂直に起立して設けてあり、この上端部48は前記搬
送路18より下方から上方に向けて突出して設けてあ
る。
に、第1回動する第1カム47が第3枢軸線44位置よ
り垂直に起立して設けてあり、この上端部48は前記搬
送路18より下方から上方に向けて突出して設けてあ
る。
【0041】下面水切り装置B2は次の通り構成されて
いる(図4参照)。上面水切り装置B1の各構成部材ま
たは構成部分と同一乃至同様の作用を為す部分は同一符
号に添字としてbを付け表示した。即ち、30bは下面
水掻取板30であり、やはりシリコンゴムであり、この
両面の補強板33bの形状及び蝶番34b−1乃至34
b−6の構造も全く上面水きり装置と同一である(図2
参照)。
いる(図4参照)。上面水切り装置B1の各構成部材ま
たは構成部分と同一乃至同様の作用を為す部分は同一符
号に添字としてbを付け表示した。即ち、30bは下面
水掻取板30であり、やはりシリコンゴムであり、この
両面の補強板33bの形状及び蝶番34b−1乃至34
b−6の構造も全く上面水きり装置と同一である(図2
参照)。
【0042】異なる点は、前記蝶番34b−1乃至34
b−6の共通の第2の枢軸線37bは搬送路18面より
も下方に設けて機枠11に取り付けてあり、下面水掻取
板30bの先端縁31bは根元縁32よりも搬送方向に
先行し、下面水掻取板30bは搬送路18に対し、概ね
45°傾斜して設けてある。下面払拭板40bの構造、
機枠11への取付構造及び第2カムbの取付構造も、上
面水切り装置B1と略同一なので説明を省略する。回動
中心となるのは第4枢軸線44bとなることは当然であ
る。
b−6の共通の第2の枢軸線37bは搬送路18面より
も下方に設けて機枠11に取り付けてあり、下面水掻取
板30bの先端縁31bは根元縁32よりも搬送方向に
先行し、下面水掻取板30bは搬送路18に対し、概ね
45°傾斜して設けてある。下面払拭板40bの構造、
機枠11への取付構造及び第2カムbの取付構造も、上
面水切り装置B1と略同一なので説明を省略する。回動
中心となるのは第4枢軸線44bとなることは当然であ
る。
【0043】異なるところは、第2の払拭板40bは平
常状態において下面水掻取板30bの先端縁31bより
もやや突出して、これに圧接している。第3の移送ロー
ラ20の搬出側に設けた鏡面板受部Cは通常は多数の受
ローラ51よりなる。
常状態において下面水掻取板30bの先端縁31bより
もやや突出して、これに圧接している。第3の移送ロー
ラ20の搬出側に設けた鏡面板受部Cは通常は多数の受
ローラ51よりなる。
【0044】実施例の作用 この洗浄装置10の全ての移送ローラ12、13、20
を搬送方向に同周速度で回転し、洗剤タンク16より洗
浄ローラ15上に洗剤が垂れるようにし、洗浄ローラ1
5も回転させる。このようにして、第1移動ローラ12
の上流側より洗浄すべき鏡面板(例えばガラス板)Gを
供給すると、第1移送ローラ12によって鏡面板Gは挾
持されて、洗剤で濡れている洗浄ローラ15部分を通過
し、上下の鏡面板G面は洗浄されている。洗浄された鏡
面板Gは第2移送ローラ13に挾持され、鏡面板Gの表
面に付着している余分な洗剤水は、ある程度押し戻され
る。
を搬送方向に同周速度で回転し、洗剤タンク16より洗
浄ローラ15上に洗剤が垂れるようにし、洗浄ローラ1
5も回転させる。このようにして、第1移動ローラ12
の上流側より洗浄すべき鏡面板(例えばガラス板)Gを
供給すると、第1移送ローラ12によって鏡面板Gは挾
持されて、洗剤で濡れている洗浄ローラ15部分を通過
し、上下の鏡面板G面は洗浄されている。洗浄された鏡
面板Gは第2移送ローラ13に挾持され、鏡面板Gの表
面に付着している余分な洗剤水は、ある程度押し戻され
る。
【0045】第2移送ローラ13を通過した鏡面板Gは
起立壁17の通孔19を通過し、鏡面板Gの先端は先ず
第1のカム47に接触し、これを押すと、このカム47
と一体に取り付けられ、払拭板40は前方に倒れるよう
に第3の枢軸線44の周りに回動し、払拭板40は多少
湾曲しながら、上面水掻取板30の下面を払拭しながら
払拭板40は上面水掻取板30から離反し、搬送路18
よりも下位の位置まで傾動する。
起立壁17の通孔19を通過し、鏡面板Gの先端は先ず
第1のカム47に接触し、これを押すと、このカム47
と一体に取り付けられ、払拭板40は前方に倒れるよう
に第3の枢軸線44の周りに回動し、払拭板40は多少
湾曲しながら、上面水掻取板30の下面を払拭しながら
払拭板40は上面水掻取板30から離反し、搬送路18
よりも下位の位置まで傾動する。
【0046】更に、鏡面板Gの先端が前進すると第1の
カム47の上端は鏡面板Gの下面に摺動する状態とな
り、前記払拭板40はそれ以上傾斜しない。この場にお
いても払拭板40の先端縁46はその根元縁43よりも
上位位置に10°乃至15°程傾斜状態となる(図3鎖
線参照)。従って、払拭板40に吸収された水分は、布
42の繊維間及び弾性板41の表面上をその根元縁43
方向に流下する。
カム47の上端は鏡面板Gの下面に摺動する状態とな
り、前記払拭板40はそれ以上傾斜しない。この場にお
いても払拭板40の先端縁46はその根元縁43よりも
上位位置に10°乃至15°程傾斜状態となる(図3鎖
線参照)。従って、払拭板40に吸収された水分は、布
42の繊維間及び弾性板41の表面上をその根元縁43
方向に流下する。
【0047】更に鏡面板Gの先端が前進し、上面水掻取
板30に当たりこれを第1枢軸線37の周りに回動さ
せ、上面水掻取板30に当り、これを第1枢軸線の周り
に回動させ、上面水掻取板30をやゝ持ち上げる。この
場合万一、鏡面板Gの先端縁が搬送路18の横断方向に
正確に一致しないときには、先に上面水掻取板30に当
たった部分のばね36−1または36−6に抗して、順
次上面水掻取板30を押し上げて更に鏡面板Gの上面に
上面水掻取板30は完全に載り、この先端縁31は鏡面
板G全幅に密着する。この状態で鏡面板Gは、第1及び
第2移送ローラ12及び13によって更に前進し、鏡面
板G上面の水及び洗剤は順次掻き取られて、上面水掻取
板30の水滴Wはほゞ完璧に除去される。
板30に当たりこれを第1枢軸線37の周りに回動さ
せ、上面水掻取板30に当り、これを第1枢軸線の周り
に回動させ、上面水掻取板30をやゝ持ち上げる。この
場合万一、鏡面板Gの先端縁が搬送路18の横断方向に
正確に一致しないときには、先に上面水掻取板30に当
たった部分のばね36−1または36−6に抗して、順
次上面水掻取板30を押し上げて更に鏡面板Gの上面に
上面水掻取板30は完全に載り、この先端縁31は鏡面
板G全幅に密着する。この状態で鏡面板Gは、第1及び
第2移送ローラ12及び13によって更に前進し、鏡面
板G上面の水及び洗剤は順次掻き取られて、上面水掻取
板30の水滴Wはほゞ完璧に除去される。
【0048】鏡面板Gが更に進行すると、その先端が第
2のカム47bに当たり、これが第4の枢軸線44bの
周りに前方に傾動すると共に、これと一体の払拭板40
bが弾性湾曲しながら下面水掻取板30bの先端縁31
b及び傾斜面を払拭しながら下降し、鏡面板Gの下面に
第2のカム47bが当たる位置になると第2の払拭板4
0bの先端縁46bは搬送路18よりも下位の位置で停
止する(図4鎖線参照)。この場合も下面の払拭板40
bも、先端縁46bが根元縁43bよりも上位で水平面
と30°乃至40°傾斜した状態となる。
2のカム47bに当たり、これが第4の枢軸線44bの
周りに前方に傾動すると共に、これと一体の払拭板40
bが弾性湾曲しながら下面水掻取板30bの先端縁31
b及び傾斜面を払拭しながら下降し、鏡面板Gの下面に
第2のカム47bが当たる位置になると第2の払拭板4
0bの先端縁46bは搬送路18よりも下位の位置で停
止する(図4鎖線参照)。この場合も下面の払拭板40
bも、先端縁46bが根元縁43bよりも上位で水平面
と30°乃至40°傾斜した状態となる。
【0049】鏡面板Gは更に前進し、下面水掻取板30
bに当たり、これをやや押し下げ、この水掻取板30b
の先端縁31bは鏡面板Gの下面に全幅で密着し、鏡面
板Gの上面の水滴Wを同様に掻き取る。このようにし
て、鏡面板Gの上面の水分は除去され、第3の移送ロー
ラ20に挾持される。鏡面板受け部Cの数個の受けロー
ラ50上に送り出される。
bに当たり、これをやや押し下げ、この水掻取板30b
の先端縁31bは鏡面板Gの下面に全幅で密着し、鏡面
板Gの上面の水滴Wを同様に掻き取る。このようにし
て、鏡面板Gの上面の水分は除去され、第3の移送ロー
ラ20に挾持される。鏡面板受け部Cの数個の受けロー
ラ50上に送り出される。
【0050】前述の鏡面板Gの後端が、上面のカム47
の位置を過ぎると、上面の払拭板40の第2のばね45
の復元力によって元の位置に戻り、鏡面板Gの後端が上
面水掻取板30の先端縁31の位置を通過すると上面の
払拭板40の先端縁46は再び上面の水掻取板30の先
端縁31から根元縁32方向に払拭し、この部分に付着
していた水滴Wを払拭板40に吸収する。
の位置を過ぎると、上面の払拭板40の第2のばね45
の復元力によって元の位置に戻り、鏡面板Gの後端が上
面水掻取板30の先端縁31の位置を通過すると上面の
払拭板40の先端縁46は再び上面の水掻取板30の先
端縁31から根元縁32方向に払拭し、この部分に付着
していた水滴Wを払拭板40に吸収する。
【0051】同様に下面水切り装置B2においても、鏡
面板Gの後端か下面のカム47bを過ぎ、続いて下面水
掻取板30を通過すると、下面の払拭板40bの先端縁
46が下面水掻取板30bの根元縁側32bから先端縁
31bに払拭し、下面水掻取板30bの上面に付着して
いる水分を下面の払拭板40bに吸収する。
面板Gの後端か下面のカム47bを過ぎ、続いて下面水
掻取板30を通過すると、下面の払拭板40bの先端縁
46が下面水掻取板30bの根元縁側32bから先端縁
31bに払拭し、下面水掻取板30bの上面に付着して
いる水分を下面の払拭板40bに吸収する。
【0052】このようにして、払拭板40及び40bに
吸収された水分はこれらの先端縁46及び46bは常時
根元縁43及び43bより上位の姿勢であるから、先端
縁46及び46bに吸収された水分は順次根元縁43及
び43bの方向に流下して、これら先端縁46及び45
bの部分は水分の少ない状態になる。このような作用が
鏡面板Gが供給するごとに繰り返される。実施例におい
ては洗浄ローラ15と第2移送ローラ13のもう一組移
送ローラを設け、この移送ローラと第2移送ローラ13
の間に水洗する滌ぎ装置Eを設ける場合もある(図5参
照)。また第3の移送ローラ20の搬出側に鏡面板Gの
表面を直接払拭する予備の払拭部材40c、40dを設
ける場合もある(図5参照)。
吸収された水分はこれらの先端縁46及び46bは常時
根元縁43及び43bより上位の姿勢であるから、先端
縁46及び46bに吸収された水分は順次根元縁43及
び43bの方向に流下して、これら先端縁46及び45
bの部分は水分の少ない状態になる。このような作用が
鏡面板Gが供給するごとに繰り返される。実施例におい
ては洗浄ローラ15と第2移送ローラ13のもう一組移
送ローラを設け、この移送ローラと第2移送ローラ13
の間に水洗する滌ぎ装置Eを設ける場合もある(図5参
照)。また第3の移送ローラ20の搬出側に鏡面板Gの
表面を直接払拭する予備の払拭部材40c、40dを設
ける場合もある(図5参照)。
【0053】
【発明の効果】叙上のように構成し、作用を為す請求項
1記載の方法発明においては、先ず鏡面板面を先端縁が
直線であり、傾斜した水掻取板で掻き取るように水分を
除去するため、鏡面板面に全く水分が残らず、水掻取板
で水を掻き取るたびに、親水性の払拭板で水掻取板に付
着した水分を払拭するから次の鏡面板を水掻取板で水分
を掻取るときにも、水掻取板から水滴が飛散するおそれ
はなく、水分を掻き取った鏡面板面を再び水滴で汚すお
それがない。
1記載の方法発明においては、先ず鏡面板面を先端縁が
直線であり、傾斜した水掻取板で掻き取るように水分を
除去するため、鏡面板面に全く水分が残らず、水掻取板
で水を掻き取るたびに、親水性の払拭板で水掻取板に付
着した水分を払拭するから次の鏡面板を水掻取板で水分
を掻取るときにも、水掻取板から水滴が飛散するおそれ
はなく、水分を掻き取った鏡面板面を再び水滴で汚すお
それがない。
【0054】また払拭板の表面に親水性の布であるか
ら、水分の吸着がよく、かつ吸収された水分は、この布
が非乃至難吸水性の繊維であるから、常時払拭板の根元
側に水分は順次流下し、払拭板の先端は水分の少ない状
態となり、鏡面板が順次供給されても、充分の払拭効果
を維持する。
ら、水分の吸着がよく、かつ吸収された水分は、この布
が非乃至難吸水性の繊維であるから、常時払拭板の根元
側に水分は順次流下し、払拭板の先端は水分の少ない状
態となり、鏡面板が順次供給されても、充分の払拭効果
を維持する。
【0055】請求項2記載の方法においては、同様の方
法を鏡面板面の上面及び下面順次行うから、上面の水切
り作業中に流下した水分が下面に付着したとしても、上
面の次に下面の水切りを行うのであるから、鏡面板の上
下面とも完全に水切りが行える。
法を鏡面板面の上面及び下面順次行うから、上面の水切
り作業中に流下した水分が下面に付着したとしても、上
面の次に下面の水切りを行うのであるから、鏡面板の上
下面とも完全に水切りが行える。
【0056】請求項3の方法においては、水掻取板はシ
リコンゴムを用いる方法であるから、撥水特性があり、
掻きとるとき鏡面板面の水滴を順次撥き飛ばすようにな
り、水掻取板先端と鏡面板の間より水滴が通り抜け鏡面
板面に水滴が残ることはない。
リコンゴムを用いる方法であるから、撥水特性があり、
掻きとるとき鏡面板面の水滴を順次撥き飛ばすようにな
り、水掻取板先端と鏡面板の間より水滴が通り抜け鏡面
板面に水滴が残ることはない。
【0057】請求項4記載の発明においては、請求項1
記載の方法発明が実施できる。この装置発明において
は、移送ローラの回転のみであるから、運転は円滑で静
粛である。また移送ローラ板の進行に伴って、鏡面板の
少なくとも片面は水掻取板の全幅に接触し、鏡面板面の
水滴を完全なまでに掻取り除去する。また水掻取板の鏡
面板面と相向い合った傾斜面及び先端縁に付着した水滴
は水掻取板が鏡面板から離反している間に前記払拭板の
先端縁には図6に示すように、水滴が留まり、次の鏡面
板に水掻取板が接触するときこの水滴が水掻取板の先端
縁より前方に押し出されて、図7に示すように水滴が鏡
面板面に残ることはなく、鏡面板の先端縁から確実に水
滴を除去する。また払拭板の表層部の布に吸収された水
分は前述の通り、この布の繊維間及び弾性板表面を払拭
板の根元側に流下し、払拭板の先端縁は直に水分の少な
い状態となり、次の払拭時において、水分を払拭除去す
る効果は殆ど減殺せず、鏡面板200乃至400枚程度
連続的な供給においても所期の効果を充分に発揮する。
記載の方法発明が実施できる。この装置発明において
は、移送ローラの回転のみであるから、運転は円滑で静
粛である。また移送ローラ板の進行に伴って、鏡面板の
少なくとも片面は水掻取板の全幅に接触し、鏡面板面の
水滴を完全なまでに掻取り除去する。また水掻取板の鏡
面板面と相向い合った傾斜面及び先端縁に付着した水滴
は水掻取板が鏡面板から離反している間に前記払拭板の
先端縁には図6に示すように、水滴が留まり、次の鏡面
板に水掻取板が接触するときこの水滴が水掻取板の先端
縁より前方に押し出されて、図7に示すように水滴が鏡
面板面に残ることはなく、鏡面板の先端縁から確実に水
滴を除去する。また払拭板の表層部の布に吸収された水
分は前述の通り、この布の繊維間及び弾性板表面を払拭
板の根元側に流下し、払拭板の先端縁は直に水分の少な
い状態となり、次の払拭時において、水分を払拭除去す
る効果は殆ど減殺せず、鏡面板200乃至400枚程度
連続的な供給においても所期の効果を充分に発揮する。
【0058】請求項5記載の装置においては、請求項2
及び3記載の方法発明が実施でき、かつ、この装置発明
においては前記数組の移送ローラ及び洗浄ローラを駆動
するだけであり、何れも回動運動のみであるから、運転
は円滑で静粛である。更に鏡面板を供給側の移送ローラ
に供給すれば後は鏡面板の進行に伴って、これが上面水
切り装置及び下面水切り装置のカムに順次接触して、上
面水掻取板及び下面水掻取板の搬送面と相対する面を順
次払拭し、これらの面に付着している水分を除去する。
更に、これら払拭板はその表面が親水性があり、かつ非
乃至難吸水性の布で被膜されているから、上面及び下面
の水掻取板の水分を吸着し、上面及び下面の水掻取板か
ら水分を確実に吸収すると同時に一旦吸収した水分は、
非乃至難吸水性の繊維によりなるから水は繊維に給水さ
れず、この表面を流れ払拭板の根元縁側に流下し、次の
払拭板が来る頃にはこの先端縁部分水分の少ない状態と
なり、次の鏡面板が到着し、再び払拭するときの水分を
充分に吸着除去する効果を有する。従って、この発明の
装置の鏡面板受部に搬出された鏡面板は洗浄され、か
つ、表面に水滴の付着してない鏡面板となり、直に包装
または元の取付場所に鏡面板を戻すことができる。水掻
取板の水平面からの傾斜角が小さすぎると、水滴が充分
に除去できないし、大き過ぎる、鏡面板の送り込みに対
する抵抗力が大きく、鏡面板との衝撃が大きくなり好ま
しくない。
及び3記載の方法発明が実施でき、かつ、この装置発明
においては前記数組の移送ローラ及び洗浄ローラを駆動
するだけであり、何れも回動運動のみであるから、運転
は円滑で静粛である。更に鏡面板を供給側の移送ローラ
に供給すれば後は鏡面板の進行に伴って、これが上面水
切り装置及び下面水切り装置のカムに順次接触して、上
面水掻取板及び下面水掻取板の搬送面と相対する面を順
次払拭し、これらの面に付着している水分を除去する。
更に、これら払拭板はその表面が親水性があり、かつ非
乃至難吸水性の布で被膜されているから、上面及び下面
の水掻取板の水分を吸着し、上面及び下面の水掻取板か
ら水分を確実に吸収すると同時に一旦吸収した水分は、
非乃至難吸水性の繊維によりなるから水は繊維に給水さ
れず、この表面を流れ払拭板の根元縁側に流下し、次の
払拭板が来る頃にはこの先端縁部分水分の少ない状態と
なり、次の鏡面板が到着し、再び払拭するときの水分を
充分に吸着除去する効果を有する。従って、この発明の
装置の鏡面板受部に搬出された鏡面板は洗浄され、か
つ、表面に水滴の付着してない鏡面板となり、直に包装
または元の取付場所に鏡面板を戻すことができる。水掻
取板の水平面からの傾斜角が小さすぎると、水滴が充分
に除去できないし、大き過ぎる、鏡面板の送り込みに対
する抵抗力が大きく、鏡面板との衝撃が大きくなり好ま
しくない。
【0059】請求項6記載の発明においては、請求項
4、請求項5記載の発明の効果の外、各水掻取板がシリ
コンゴムよりなるから、撥水性があり、鏡面板面の水滴
を順次撥き飛ばすように掻きとり、その水滴除去効果は
更に顕著であるし、耐摩耗性に富むから長期間の使用に
耐える。更に水掻取板の先端縁が全幅において、鏡面板
面に密着し、鏡面板全幅において、鏡面板面に密着し、
鏡面板全幅の水滴を掻き取る効果を有する。
4、請求項5記載の発明の効果の外、各水掻取板がシリ
コンゴムよりなるから、撥水性があり、鏡面板面の水滴
を順次撥き飛ばすように掻きとり、その水滴除去効果は
更に顕著であるし、耐摩耗性に富むから長期間の使用に
耐える。更に水掻取板の先端縁が全幅において、鏡面板
面に密着し、鏡面板全幅において、鏡面板面に密着し、
鏡面板全幅の水滴を掻き取る効果を有する。
【0060】請求項7記載の発明においては、請求項4
または請求項5記載の発明の効果の外、各水掻取板の弾
性板は非吸水性の合成ゴム板、合成樹脂弾性板であるか
ら、対抗する水掻取板と接触する場合にも多少湾曲する
から払拭板の先端縁は充分に、前記水掻取板に接触で
き、表面の布が親水性があり、非乃至難吸水性の材質よ
りなる合成樹脂製繊維よりなる網状編状、編布、レース
編布のうちの一種であるから、内部の非吸水性弾性板と
相まって、前記布中を水分が流下し易く、払拭板の先端
縁の水分が直ぐ少なくなり、次の払拭時においても、充
分な水分吸収能力を発揮する効果を有する。
または請求項5記載の発明の効果の外、各水掻取板の弾
性板は非吸水性の合成ゴム板、合成樹脂弾性板であるか
ら、対抗する水掻取板と接触する場合にも多少湾曲する
から払拭板の先端縁は充分に、前記水掻取板に接触で
き、表面の布が親水性があり、非乃至難吸水性の材質よ
りなる合成樹脂製繊維よりなる網状編状、編布、レース
編布のうちの一種であるから、内部の非吸水性弾性板と
相まって、前記布中を水分が流下し易く、払拭板の先端
縁の水分が直ぐ少なくなり、次の払拭時においても、充
分な水分吸収能力を発揮する効果を有する。
【0061】実施例の効果 請求項4乃至7記載の効果を併せて奏し、請求項1乃至
請求項3の方法発明が実施できる効果を奏する。その
他、洗剤タンク16は着脱式であるから、洗剤の補充は
随時できる。洗浄部Aと水切り部Bの間に滌ぎ装置Eが
設けてあるものは、この装置の鏡面板受け部に搬出され
た鏡面板表面に洗剤成分が残留しない。補助払拭部材4
0c、40dを水切り装置Bと、鏡面板受部Cの間に設
けたものにおいては、鏡面板受部Cに送り出される鏡面
板表面には殆ど湿り気のない状態となる効果を有する。
請求項3の方法発明が実施できる効果を奏する。その
他、洗剤タンク16は着脱式であるから、洗剤の補充は
随時できる。洗浄部Aと水切り部Bの間に滌ぎ装置Eが
設けてあるものは、この装置の鏡面板受け部に搬出され
た鏡面板表面に洗剤成分が残留しない。補助払拭部材4
0c、40dを水切り装置Bと、鏡面板受部Cの間に設
けたものにおいては、鏡面板受部Cに送り出される鏡面
板表面には殆ど湿り気のない状態となる効果を有する。
【図1】この装置の機械を示す側面図である。
【図2】掻取り板部分の展開正面図である。
【図3】上面水掻取板装置の側面図である。
【図4】下面水掻取板装置の側面図である。
【図5】他の実施例の概略側面図である。
【図6】水掻取板先端部の側面説明図である。
【図7】水掻取板先端部を払拭しないときの水滴状態の
側面説明図である。
側面説明図である。
10 洗浄装置 11 機枠 12 第1移送ローラ 13 第2移送ローラ 14 表層部 15 洗浄ローラ 16 洗剤タンク 17 起立壁 18 搬送路 19 通孔 20 第3移送ローラ 30 上面水掻取板 31 先端縁 32 根元縁 33 補強板 34−1〜34−6 蝶番 35 ストッパ 36−1〜36−6 ばね 37 第1枢軸線 40 払拭板 41 弾性板 42 布 43 根元縁 44 第3枢軸線 45 第2ばね 46 先端縁 47 第1のカム
Claims (7)
- 【請求項1】洗浄後の鏡面板複数枚を水平方向に順次間
隔をおいて搬送しながら、水掻取板の先端縁を、この水
掻取板の根元より先行させ、かつ傾斜させて、順次前記
鏡面板全幅に接触させて、鏡面板面の水滴を完全に掻き
取る第1工程、 次に各鏡面板の搬送間隔の間に、前記水掻取板の板面の
内、前記鏡面板と対面している傾斜面及び先端縁に付着
した水滴を、表面が親水性でかつ、非乃至難吸水性繊維
よりなる布で被覆した弾性払拭板の先端縁を圧接して移
動させ払拭する第2工程、 前記弾性払拭板の先端縁は前記払拭中及び非払拭中を通
じて常時その根元より上位に位置させておく方法、 以上の3つの方法よりなることを特徴とする洗浄鏡面板
の水滴除去方法。 - 【請求項2】前記の3つの方法は順次単一の鏡面板に対
し、鏡面板の上面に対して行ない、次いで下面に対して
行なうことを特徴とする請求項1記載の洗浄鏡面板の水
滴除去方法。 - 【請求項3】前記水掻取板としてはシリコン板を用いる
請求項1または請求項2記載の洗浄鏡面板の水滴除去方
法。 - 【請求項4】鏡面板を水平方向に搬送する一対挾持型の
数組の搬送ローラと前記搬送される鏡面板面全幅に弾発
的に圧接する弾性水掻取板と、前記水掻取板に付着した
水滴を払拭する払拭板が設けてあり、前記水掻取板は先
端縁が根元縁より先行させて傾斜して設けてあり、 前記払拭板先端縁は、鏡面板と前記水掻取板が非接触の
期間に、鏡面板の進行に伴って前記水掻取板の鏡面板と
相向かいあった傾斜面及びその先端縁に接触し、離反す
るものであり、更にこの払拭板は表面が親水性であり、
非乃至難吸水性の繊維よりなる布で被覆されたゴム合成
樹脂などの弾性板よりなり、 前記払拭式板の先端縁は根元縁よりも上位位置に設けて
あることを特徴とする洗浄鏡面板の水滴除去を備えた鏡
面板洗浄装置。 - 【請求項5】上流側に鏡面板洗浄部があり、これより洗
浄された鏡面板を水平な状態で搬送する上下一対の挟持
型の搬送ローラが間隔をおいて設けてあり、これら2組
の2組の搬送ローラの間には、上流側より上面水切り装
置と下面水切り装置が順次設けてあり、 前記上面水切り装置は前記2組の搬送ローラで搬送され
る鏡面板の搬送路面より、上位に、根元を有し、根元縁
と平行な直線先端縁を有する弾性上面水掻取板が前記搬
送炉路を横断する方向に設けてあり、 他方下面水切装置は前記搬送面より下位に根元を有し、
根元縁と平行な直線先端縁を有する弾性下面水掻取板が
前記搬送路を横断する方向に設けてあり、 これら上面及び下面の水掻取板はその根元縁部分でそれ
ぞれ水平な第1または第2の枢軸線周りに回動自在に機
枠に装備してあり、かつ、これらの先端縁はそれぞれ根
元縁よりも搬送方向に先行させて、搬送面に対して30
°乃至60°傾斜させてあり、 各水掻取板はバネにより先端縁が前記搬送面を通過する
鏡面板面に圧接すべく断発的に付勢させて装備してあ
り、 更に、前記各水掻取板に対応してそれぞれ一個の払拭板
が設けてあり、これら払拭板はこれらの先端縁が根元縁
よりも、それぞれ常に低く、これらの払拭板の根元部分
は共に前記搬送路面よりも低い位置にこの搬送路面を横
断する水平な方向の第3または第4の枢軸線周りに回動
自在に機枠に枢着してあり、 これら払拭板のそれぞれの先端縁とそれぞれ対応する前
記水掻取板の搬送路と相対抗する傾斜面及び先端縁に圧
接移動可能なばねにより付勢してあり、かつ、これら払
拭板はそれぞれこれと一体に第3または第4の枢軸線周
りに回動するカムが、前記搬送面に突出させてあり、 前記鏡面板の搬送時に前記カムが鏡面板に接触して、こ
れら払拭板は対応する水掻取板から離反し、それぞれ搬
送面下に移動可能に設けてあり、 前記各払拭板は、表面が親水性があり、かつ非乃至難吸
水性の布で被膜されたゴム、合成樹脂などの弾性板によ
って形成してあり、以上の構成要素の結合よりなる洗浄
鏡面板の水滴除去方法及びその装置を備えた鏡面板洗浄
装置。 - 【請求項6】前記各水掻取板はシリコンゴムよりなり、
その背面は幅方向に3乃至8箇の独立した硬質補強板で
補強してあり、各補強板ごとに独立した蝶番によって、
共通の枢軸線周りに機枠に取り付けてあり、かつ、前記
バネは、前記蝶番毎に、独立して設けてあることを特徴
とする請求項4項または請求項5記載の洗浄鏡面板の水
滴除去方法及びその装置を備えた鏡面板洗浄装置。 - 【請求項7】前記各払拭板は、これら表面の布としては
親水性があり、非乃至難吸水性の材質よりなる合成樹脂
製繊維よりなる網状網布、レース網布の一種よりなり、
内部の弾性板としては非吸水性の合成ゴム板、合成樹脂
弾性板の一種よりなるものであることを特徴とする請求
項4、請求項5または請求項6記載の洗浄鏡面板の水滴
除去方法及びその装置を備えた鏡面板洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113644A JPH07290002A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 洗浄鏡面板の水滴除去方法及びその装置を備えた鏡面板洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113644A JPH07290002A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 洗浄鏡面板の水滴除去方法及びその装置を備えた鏡面板洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07290002A true JPH07290002A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14617475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6113644A Pending JPH07290002A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 洗浄鏡面板の水滴除去方法及びその装置を備えた鏡面板洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07290002A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009220054A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Ricoh Co Ltd | シート状物の洗浄装置 |
JP2010194413A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Nippon Steel Corp | 鋼板の水切り装置 |
CN103223414A (zh) * | 2011-01-13 | 2013-07-31 | 深圳市宇顺电子股份有限公司 | 一种自动清洁玻璃表面的刮铲方法 |
CN103223413A (zh) * | 2011-01-13 | 2013-07-31 | 深圳市宇顺电子股份有限公司 | 一种自动清洁玻璃表面的粘尘方法 |
CN105170595A (zh) * | 2015-09-10 | 2015-12-23 | 嵊州市寰鼎玻璃科技有限公司 | 一种玻璃制造用玻璃清洗机 |
CN107537798A (zh) * | 2017-02-06 | 2018-01-05 | 福耀集团长春有限公司 | 一种用于玻璃生产线上的玻璃清粉机 |
CN108526072A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-09-14 | 平湖市致慎汽车配件有限公司 | 一种用于加工汽车后视镜加热片的清洗装置 |
CN109219487A (zh) * | 2016-04-06 | 2019-01-15 | 法国圣戈班玻璃厂 | 特别是在清洗设备中用于传送并保持玻璃板的装置 |
CN111632981A (zh) * | 2020-06-02 | 2020-09-08 | 江苏奥蓝工程玻璃有限公司 | 一种双银Low-e玻璃用清洗装置 |
CN112758386A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-05-07 | 广东鑫光智能系统有限公司 | 玻璃表面泡沫棉铲除装置及其方法 |
CN114160538A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-11 | 广东鑫光智能系统有限公司 | 一种玻璃隔挡自动去除装置 |
CN114632742A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-06-17 | 归乾洲 | 数据采集器用双向式采集辅助设备 |
CN116140258A (zh) * | 2023-02-15 | 2023-05-23 | 丰城市顺达五金制品有限公司 | 一种刚带加工表层处理器 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6113644A patent/JPH07290002A/ja active Pending
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