JPH0728780Y2 - テレビカメラ操作装置 - Google Patents

テレビカメラ操作装置

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JPH0728780Y2
JPH0728780Y2 JP1988047192U JP4719288U JPH0728780Y2 JP H0728780 Y2 JPH0728780 Y2 JP H0728780Y2 JP 1988047192 U JP1988047192 U JP 1988047192U JP 4719288 U JP4719288 U JP 4719288U JP H0728780 Y2 JPH0728780 Y2 JP H0728780Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
camera
lens
control means
operating device
television camera
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988047192U
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English (en)
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JPH01151675U (ja
Inventor
啓次 金子
Original Assignee
富士写真光機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、テレビカメラのレンズおよびそのテレビカ
メラを取付けた雲台の動作を操作・制御することができ
るテレビカメラ用操作装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、テレビジョン放送の撮影に用いる撮影カメラ
(以下TVカメラとよぶ)には、被写体を大きく映したり
小さく映したりするズーミング動作や、被写体に対して
焦点を合わせたり逆にぼかしたりするフォーカシング動
作を行うための手段としてズーム機構やサーボ機構が取
付けられている。また、このTVカメラを取付けた雲台に
は、被写体に向けてTVカメラを水平方向に振らせるパン
ニング動作や被写体に向けて上下方向に振らせるチルテ
ィング動作を行うための手段としてパン機構やチルト機
構が取付けられている。
そして、通常一般にこれらのTVカメラのレンズや雲台の
動作を被写体に対し随時最適な状態に設定させるため、
カメラマンがモニタを見ながら絶えず各動作を操作する
ようになっている。ところで、通常このような操作を行
う場合、カメラマンはTVカメラの裏側に設けたモニタを
覗き込みながら時には中腰等の疲れやすい姿勢での操作
を強いられることがあり、特に長時間の操作等には疲れ
やすかった。
そこで、例えば第5図に示すように、TVカメラ100側と
コード101を介して接続されたモニタ用のテレビ102と、
雲台103側についての各動作およびTVカメラ100のレンズ
(図略)についての各動作を遠隔操作させるため、コー
ド104を介してTVカメラ100および雲台103側と接続され
た既にこの出願人によって昭和62年7月16日に出願され
た特願昭62−178040号公報に記載されているコントロー
ルボックス105とを組み合わせた操作システム(以下こ
れをTVカメラ操作装置とよぶ)が提案されている。即ち
このようなTVカメラ操作装置を用いると、カメラマンは
雲台103の動作に合わせて姿勢を変えなくとも、例えば
椅子に座った状態等のような楽な姿勢でモニタ用のテレ
ビ102を見ながらコントロールボックス105を用いて自由
に操作できる。
〔解決しようとする課題〕
ところが、このようなテレビカメラ操作装置にあって
は、モニタ用のテレビとコントロールボックスとが別々
になっているため、持ち運ぶのに不便であり手間もかか
る。
そこで、この考案は、上記した従来の欠点に鑑み、簡単
に持ち運ぶことができ携帯性に優れると共に、必要に応
じて双方を随時2つに分割させたり、取付ける向きを自
由に変更することができるテレビカメラ操作装置を提供
することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この考案のTVカメラ操作装置は、正面側に段差部
を設けテレビカメラのレンズにフォーカシング動作とズ
ーミング動作等とを行なわせるレンズサーボ機構と、前
記テレビカメラを搭載した雲台にパンニング動作とチル
ティング動作等とを行なわせる雲台サーボ機構とについ
て、有線若しくは無線により遠隔操作を行なわせる制御
手段と、この制御手段の前記段差部において、マジック
テープにより配置の向きを変更自在に、かつ、着脱自在
に搭載・固定され、前記テレビカメラに撮像される画像
をモニタするモニタ手段とを設け、前記テレビカメラ側
から離れた位置で撮像画像をモニタしながらレンズと雲
台とを操作するように構成したものである。
〔作用〕
この考案のテレビカメラ操作装置は、TVカメラのレンズ
および雲台に対して各動作を行わせる制御手段とそのレ
ンズおよび雲台が動作中もTVカメラで撮影される画像を
モニタすることができるモニタ手段とが一体化自在とな
っているため、持ち運びが容易である。
また、制御手段とモニタ手段のうち何れか一方が故障の
ため修理等を行う場合には、これら双方を、マジックテ
ープを剥がすことによって容易に分離・分割させること
ができる。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例について添付図面を参照しなが
ら説明する。
第1図〜第4図はこの考案にかかるTVカメラ操作装置を
示すものであり、この操作装置は、TVカメラ1に設けた
レンズサーボ機構(図略)と、TVカメラ1を搭載した雲
台2に設けた雲台サーボ機構(図略)と、一体化自在の
制御手段3およびモニタ手段4とから構成されている。
レンズサーボ機構は、TVカメラ1のレンズ(図略)に対
してフォーカシング動作(以下F動作とよぶ)を行わせ
るフォーカス機構(図略)と同様にレンズに対してズー
ミング動作(以下Z動作とよぶ)を行わせるズーム機構
(図略)とにサーボをかけるためのものであり、従来と
同様のサーボ機構が用いられている。
雲台サーボ機構は、雲台2に対してパンニング動作(以
下P動作とよぶ)を行わせるパン機構(図略)と雲台2
に対してチルティング動作(以下T動作とよぶ)を行わ
せるチルト機構(図略)とにサーボをかけるためのもの
であり、従来と同様のサーボ機構が用いられている。
制御手段3は、レンズサーボ機構と雲台サーボ機構とを
遠隔操作するためのものであり、使用する場所に応じて
交流電源と直流電源とを適宜切り換えて使用できるよう
になっている。そして、この実施例の制御手段3には前
面下部側にTVカメラ1のレンズに対しF動作およびZ動
作を行わせるためのFつまみ5およびZつまみ6と,雲
台2に対してT動作およびP動作を行わせるためのTつ
まみ7およびPつまみ8とが設置されている。また、こ
の実施例の制御手段3には、前面段差部側にモニタ手段
4を着脱自在とするためのマジックテープ9およびその
モニタ手段4を所定位置に装着したときにモニタ手段4
側との電気的な接続を図ることができるコネクタ10が設
けられている。さらに、この制御手段3には、側面に持
ち運びに便利なようにハンドル11も取付けられている。
なお、この実施例の制御手段3には、雲台2側の雲台サ
ーボ機構およびTVカメラ1側のレンズサーボ機構とをコ
ード12を介して雲台側2側およびTVカメラ1側と接続さ
せた有線方式となっているが、これ以外にも無線で操作
できるよう例えば発振手段(図略)が内蔵されており、
上面側に設けたアンナテ15から電波を放射するようにし
てもよい。
モニタ手段4は、TVカメラ1に撮像される被写体の画像
を随時モニタするためのものであり、コード12およびコ
ネクタ10を介してTVカメラ1側から出力される画像信号
によりディスプレイ13上に画像が映し出されるようにな
っており、電源としては使用する場所に応じて交流電源
および直流電源が切り換えられるように構成されてい
る。また、このモニタ手段4は、制御手段3側に対して
着脱自在とするため、背面側の対応位置にマジックテー
プ(図略)が固着されていると共に、制御手段3側のコ
ネクタ10に嵌合するコネクタ(図略)も設けられてい
る。なお、この実施例のモニタ手段4には、無線でも使
用できるよう受信手段が内蔵されており、無線モードの
ときにはTVカメラ1側に内蔵した発振機から送られる電
波を上面側に設けたアンテナ14で受けるようになってい
る。
したがって、この実施例のテレビカメラ操作装置によれ
ば、制御手段3およびモニタ手段4の電源とし交流以外
に直流が切り換えて使用できるため、例えばマラソン等
のような実況中継のときのように屋外での移動しながら
の使用が可能である。
また、この実施例のテレビカメラ操作装置によれば、有
線以外に無線でも使用できるため、例えばマラソン等の
実況の際に雲台2に搭載したTVカメラ1を車体の屋根側
にセットしておき、車内から簡単に操作できる。
〔効果〕 以上説明してきたように、この考案にかかるテレビカメ
ラ操作装置によれば、制御手段とモニタ手段とが一体化
自在の構成となっており、例えば屋外等での使用に対し
これら双方を一体化させることにより簡単に持ち運んで
使用できるため、実用上の効果が大きい。
また、この考案に係るテレビカメラ操作装置によれば、
制御手段とモニタ手段とが着脱可能であり、例えばモニ
タ手段の少なくとも2面以上にマジックテープを取付け
ておけば、制御手段に対してモニタ手段を縦・横両方の
向きに使い分けてセットすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるテレビカメラ操作装置を示す
斜視図、第2図はこの考案にかかるテレビカメラ操作装
置の制御手段とモニタ手段とをそれぞれ示す斜視図、第
3図は制御手段とモニタ手段とを一体化させたときの状
態を示す側面図、第4図はこの考案にかかるテレビカメ
ラ操作装置の制御手段とモニタ手段とを一体化させたと
きの正面図、第5図は従来型のテレビカメラ操作装置を
示す斜視図である。 1……テレビカメラ,2……雲台,3……制御手段,4……モ
ニタ手段、9……マジックテープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面側に段差部を設けテレビカメラ(1)
    のレンズにフォーカシング動作とズーミング動作等とを
    行なわせるレンズサーボ機構と、前記テレビカメラ
    (1)を搭載した雲台(2)にパンニング動作とチルテ
    ィング動作等とを行なわせる雲台サーボ機構とについ
    て、有線若しくは無線により遠隔操作を行なわせる制御
    手段(3)と、 この制御手段(3)の前記段差部において、マジックテ
    ープ(9)により配置の向きを変更自在に、かつ、着脱
    自在に搭載・固定され、前記テレビカメラ(1)に撮像
    される画像をモニタするモニタ手段(4)と を設け、前記テレビカメラ(1)側から離れた位置で撮
    影画像をモニタしながらレンズと雲台(2)とを操作す
    るように構成したことを特徴とするテレビカメラ操作装
    置。
JP1988047192U 1988-04-07 1988-04-07 テレビカメラ操作装置 Expired - Lifetime JPH0728780Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988047192U JPH0728780Y2 (ja) 1988-04-07 1988-04-07 テレビカメラ操作装置

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JP1988047192U JPH0728780Y2 (ja) 1988-04-07 1988-04-07 テレビカメラ操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01151675U JPH01151675U (ja) 1989-10-19
JPH0728780Y2 true JPH0728780Y2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=31273416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988047192U Expired - Lifetime JPH0728780Y2 (ja) 1988-04-07 1988-04-07 テレビカメラ操作装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56172065U (ja) * 1980-05-14 1981-12-18

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Publication number Publication date
JPH01151675U (ja) 1989-10-19

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