JPH07287795A - 入退室管理システム - Google Patents

入退室管理システム

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JPH07287795A
JPH07287795A JP7897694A JP7897694A JPH07287795A JP H07287795 A JPH07287795 A JP H07287795A JP 7897694 A JP7897694 A JP 7897694A JP 7897694 A JP7897694 A JP 7897694A JP H07287795 A JPH07287795 A JP H07287795A
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JP
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room
control
lock
lock control
exit
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Application number
JP7897694A
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English (en)
Inventor
Takao Shibazaki
孝夫 柴▲崎▼
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビル等において人の入退室を管理する入退室
管理システムに関し、安全性及び操作性が良好な入退室
管理システムを提供することを目的とする。 【構成】 入退室を行なう扉24の錠駆動部25を制御
する錠制御装置15を上位装置12と連携して動作する
外部システム16と直接接続し、錠制御装置15の状態
遷移に応じて錠制御装置15から外部システム16に対
して制御信号を供給し、外部システム16を錠制御装置
15により直接制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入退室管理システムに係
り、特に、ビル等において人の入退室を管理する入退室
管理システムに関する。
【0002】近年、業務の多様化、複雑化等に伴い、ビ
ルに要求される機能も高度になってきている。このう
ち、人の入退室の管理を行なう入退室管理システムには
防犯、操作性、安全性の面から各種機能が要求されてい
る。
【0003】
【従来の技術】図8に従来のビルなどの入退室管理シス
テムの構成図を示す。入退室管理システムにより入退室
が管理されるビルでは各室の扉41は電気信号により開
/閉又は錠の解錠/施錠が可能な扉で構成される。
【0004】各扉には各錠毎、各室毎又は各扉毎に錠制
御監視端末装置42が設けられている。
【0005】錠制御監視端末装置42はポート43を有
し、このポート43に扉41、解錠/施錠装置44が接
続され、ポート43より扉41の解錠/施錠を制御する
制御信号が解錠/施錠装置44に供給され、扉41の解
錠/施錠が制御される。
【0006】錠制御監視端末装置42にはカード入力部
46が設けられており、このカード入力部46は個人情
報が格納されたカード媒体47より個人情報を読み出
す。錠制御監視端末装置42では、カード入力部46に
よりカード媒体47から読み込まれた個人情報を中継機
48を介して上位装置であるセキュリティホスト装置3
9に供給する。上位装置では、個人情報に対してセキュ
リティチェックを行ない、中継機48を介して個人情報
が供給された錠制御監視端末装置42に錠制御情報を供
給する。錠制御監視端末装置42では、上位装置49か
ら供給された錠制御情報に応じたポート43に対して解
錠/施錠制御信号を供給し、ポートは解錠/施錠信号に
より、解錠/施錠装置44を制御し、扉41の解錠/施
錠が行なわれる。
【0007】従来の入退室管理システムにおける管理方
法では、解錠状態、または施錠状態、特に、施錠状態で
の不当な操作による解錠(不当解錠)については、不当
解錠が発生した際、不当が発生したことを上位装置49
に通知すると共に、錠制御監視端末装置42が、アラー
ムや音声、文言メッセージを出力することにより、操作
者に復旧操作を促進していた。不当操作発生により、上
位装置49は必要に応じ、外部に不当信号を防犯システ
ム50等に出力し、現状を把握していた。アラームや音
声、文言メッセージが出力された場合、操作者は遠隔操
作等により、復旧操作を行う、また、操作者は、カード
操作により、不当状態の復旧操作を行っていた。
【0008】また、最初入室(警戒状態解除)/最終退
室(警戒状態設定)移行制御では、最初入室において
は、操作者は、入室操作をした後、空調、照明、各種機
器等の電源を投入し、通常業務を行い、最終退室操作時
には、これらの電源を切ってから、最終退室操作を行っ
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の入退
室管理システムでは、上位装置に錠制御監視端末装置よ
り不当情報が通知された場合、上記装置から他システム
(警備システム)に不当情報を通知したり、上位装置
や、他システムから、錠制御監視端末装置付近の威嚇装
置を制御していたため、何らかの原因により、上位装置
に異常が発生し、錠制御監視端末装置からの情報を受信
できなくなると、他システム(警備システム等)では、
錠、扉の不当操作の発見ができなかったり、発見が遅れ
たりしてしまい、セキュリティ上問題が発生する等の問
題点があった。
【0010】また、最初入室操作後、照明、空調等の操
作を行い、最終退室操作前にも照明、空調等の操作を行
わなければならなかったため、入退室時の余計な作業を
行わなければならず、また最終退室時に照明、空調等の
消し忘れがあった場合余分なエネルギー消費が行われる
と共に、最終退室操作後、照明等の消し忘れに気付いた
場合、再び最初の入室操作を行わなければならず、操作
性にも問題がある。
【0011】また、空調の消し忘れに気付かずにいた場
合、警戒センサ等が感知してしまい、警戒設備へ本来通
知するべき情報以外の情報を通知してしまい、トラブル
の元となってしまう等の問題点があった。
【0012】本発明は上記の点に鑑みてなされたせの
で、操作性、安全性良好に外部システムとの連携動作を
行ないえる、入退室管理システムを提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
図を示す。錠制御装置2は、部屋への入退室を行なう入
退室部1に接続され該入退室部1から該部屋への入退室
の可・不可の判断および制御を行なうと共に前記部屋へ
の入退室を許可しない警戒状態から前記部屋への入退室
を前記判断に応じて許可する非警戒状態に移行する最初
入室制御及び、前記非警戒状態から前記警戒状態に移行
する最終退室制御を行なう。上位装置4は、該錠制御装
置2と接続されると共に他の装置の制御を行なう外部シ
ステム3と接続され、該外部システムと連携しつつ該錠
制御装置2を制御する。
【0014】前記錠制御装置2と前記外部システム3と
は互いに接続されており、前記錠制御装置2は前記最初
入室制御時及び前記最終退室制御時に前記外部システム
2を連携して制御する構成としたことを特徴とする構成
としてなる。
【0015】請求項2は、部屋への入退室を行なう入退
室部1に接続され該入退室部1からの入退室の可・不可
の判断および制御を行なうと共に入退室部1の状態を検
出し、該入退室部1の異常を検出する錠制御装置2と、
該錠制御装置2と接続されると共に該部屋の警備を行な
う警備システム3と接続され、該警備システムと連結し
つつ該錠制御装置2を制御する上位装置4とを有する入
退室管理システムにおいて、前記錠制御装置2と前記警
備システム3とを接続し、前記錠制御装置2は前記入退
室部1の異常を検出したとき、前記警備システム3に異
常通知を行ない、前記入退室部1の異常が解除されたと
きには前記警備システム3に異常解除通知を行なう構成
としてなる。
【0016】
【作用】請求項1によれば、錠制御装置と前記外部シス
テムとが接続されており、錠制御装置は前記最初入室制
御時及び前記最終退室制御時に前記外部システムを連携
して制御できるため、最初入室時及び最終退室時に部屋
で使用される外部システムを錠制御装置の最初入室及び
最終退室制御に応じて制御でき、各設備を夫々操作する
必要がなくなる。
【0017】請求項2によれば、外部システムを警備シ
ステムとすることにより錠制御装置を警備システムに直
接接続し、制御できるため、錠制御装置が入退室部での
異常を検出した場合には重制御装置が直接的に警備シス
テムを動作させることができ、侵入者などに対して迅速
に対処でき、安全性を向上させることができる。
【0018】
【実施例】図2に本発明の一実施例のブロック構成図を
示す。入退室管理システム11は上位装置12,監視端
末装置13,中継機14,錠制御監視端末装置15より
構成される。
【0019】上位装置12はエアコン等の空調を制御す
る空調システム16a,照明の点灯・消灯を制御する照
明システム16b,侵入者の存在を検知する防犯センサ
システム16c,火災,ガス漏れ等を検知し、これに対
処する防災システム16d,各所をモニタするTVシス
テム16e,侵入者を音・光等により威嚇する威嚇装置
16f,電話の通常電話と留守番電話との状態を制御す
る電話制御システム16g等の外部システム16と接続
されており、各システムと連携した制御を行なう。
【0020】監視端末装置13はディスプレイ、キーボ
ード等より構成され、上位装置12と接続され、上位装
置12とデータのやりとりをして、各システムの運用状
況を表示すると共に、上位装置12に対して各システム
の運用条件の設定を行なう。
【0021】中継機14は上位装置12に接続されてお
り、上位装置12と錠制御監視端末装置15との接続を
行なう。
【0022】上位装置12には錠制御端末装置15の各
ポートを定義したり、各ポートの出力状態に上位装置1
2への通知の有無を決定する等の定義を行なうための環
境設定情報が設定されており、この環境設定情報は錠制
御監視端末装置15にも供給され、錠制御監視端末装置
15はこの環境設定情報に格納された情報に基づいて扉
の錠制御、錠装置12、警備システム等への異常通知等
の各種制御が行なわれる。
【0023】環境設定情報は、上位装置12により予め
定義され、個々の情報として中継機を経由して個々の錠
制御端末装置15にダウンロードされる。錠制御端末装
置15は上位装置12からダウンロードされた環境設定
情報に基づいて扉の施錠/解錠、上位装置12、外部シ
ステム16への情報の通知、メッセージの表示、警報の
出力等を行なう。また、錠制御端末装置15は、環境設
定情報に基づいて通常の入退室に解錠、施錠制御を行う
電気錠を1錠以上と、スイッチストライク等の機械錠を
1錠以上接続することが可能である。錠制御監視端末装
置15のポートP1 〜P3 に接続される電気錠、出力接
点は、通電した状態で出力状態となる通電制御、通電し
ない状態で出力状態となる非通電制御の出力形態を持
ち、各ポートの出力形態を決定する。各ポートを決定す
る情報は、錠制御端末装置15で個々に設定することが
可能である。例えば、一方が通電した状態で出力状態と
なる通電制御を行ない、他方が非通電の状態で出力状態
となる、非通電制御を行ない、かつ、連動して制御され
る2つのポートが存在した場合、この2つのポートを同
じ論理錠のグループと定義し、個々のポートの属性も同
時に定義しておけば、ポートP1 は通電制御、ポートP
2 は非通電制御を同時に行うことが可能となる。
【0024】このポートに対する結果は上位装置12に
通知されるため、連動出力ポートに異常が発生しても、
錠制御監視端末装置15が連動出力ポートの信号の状態
を検出し、上位装置12に通知するため、上位装置12
によって容易に異常の検知が可能である。
【0025】図3に錠制御監視端末装置15のブロック
構成図を示す。
【0026】錠制御監視端末装置15は通信部17,制
御部18,表示部19,操作部20,カード入力部2
1,入出力ポート22,錠制御情報格納部23より構成
される。
【0027】通信部17は中継機14と制御部18との
間に接続され、制御部18のデータ通信を行なう。
【0028】制御部18は通信部17の他、表示部1
9,操作部20,カード入力部21,ポート22と接続
されており、通信部17,操作部20,カード入力部2
1,ポート22から入力されるデータに応じて錠制御情
報格納部23が参照され、錠制御情報格納部23に格納
されたポート22の環境設定情報に応じてポート22に
錠制御信号が供給される。
【0029】錠制御端末装置15は、外部信号入力情報
を元に、上位装置12によって予め定義された情報に従
い、定義されたポートに対して制御信号を出力し、ポー
トに接続された装置の制御を行い、その制御結果を上位
装置12に通知する。
【0030】また、出力対象とするものが扉(電気錠)
である場合、解錠、施錠、最終退室時には、入退室実績
情報を上位装置12に介して通知する。
【0031】さらに、出力対象とするものが扉(電気
錠)以外のものである場合は、入退室制御以外のものと
判断し入退室実績情報の通知は行わない。
【0032】図4に本発明の一実施例の外部システムの
構成図を示す。外部システム16は防犯センサシステム
16c及びTVシステム16eより構成され、警備シス
テムを構成している。
【0033】防犯センサシステム16cは防犯受信機3
1、中継機32、防犯端末装置33より構成される。防
犯受信機31は上位装置12及びTVシステム16eと
接続されると共に中継機32を介して防犯端末装置33
と接続されている。防犯端末装置33は監視センサ33
a、押しボタン33b、施錠監視装置33cよりなり、
周囲の異常に応じて検出信号を中継機32を介して防犯
受信機31に供給する。
【0034】監視センサ33aは赤外線センサ等よりな
る人などの存在を検知する。押しボタン33bは非常用
スイッチで異常発生時に押すことにより異常の発生を検
出する。施錠監視装置33cは扉24の施錠状態を監視
し、解錠時に異常を検地する。
【0035】防犯受信機31は防犯端末装置33から異
常検出を示す信号が供給されると、異常が発生とその信
号が示す情報を上位装置12に通知すると共に、TVシ
ステム16eに供給する。
【0036】TVシステム16eはモニタ制御装置3
4、監視カメラ35-1〜35-m、メインモニタ37、サ
ブモニタ37-1〜37-m、VTR38-1〜38-nより構
成される。
【0037】モニタ制御装置34は監視カメラ35-1
35-m、メインモニタ36、サブモニタ37-1〜3
-m、VTR38-1〜38-nと接続されており、防犯セ
ンサシステム16、防犯受信機31からの異常発生とそ
の位置を示す情報に応じて異常発生位置の監視を行なう
監視カメラ35-xの画像情報をメインモニタ36に供給
すると共にVTR38-1〜38-nのいずれかに供給し、
VTRを動作させ、VTRに異常が発生した位置の画像
情報を記録させる。
【0038】モニタ制御装置34には防犯センサシステ
ム16cの他に錠制御装置15のポートP1 が接続され
ている。錠制御装置15のポートP1 からは錠制御装置
15に接続された扉24の錠駆動部25が不当に解錠さ
れたときに不当出力信号が出力される。モニタ制御装置
34はポートP1 から不当出力信号が供給されると、錠
制御装置15に対応した位置に配置された監視カメラ3
-yの画像情報をメインモニタ36に供給し、錠制御装
置15の周囲の画像を表示すると共にVTR38-1〜3
-nのいずれかのVTRに供給し、その画像を記録す
る。
【0039】サブモニタ37-1〜37-mは監視カメラ3
-1〜35-mに対応しており、監視カメラ35-1〜35
-mの画像を夫々表示している。また、VTR38-1〜3
-nはモニタ制御装置34による制御により監視カメラ
35-1〜35-mのうち最大n個までの監視カメラの画像
を記録できるように構成されている。
【0040】図5に不当解錠操作時の動作説明図を示
す。
【0041】錠制御監視端末装置15に接続されている
錠駆動部25が、施錠状態(扉閉)であり、錠制御監視
端末装置15により監視されている状態にある時、扉2
4のこじ開け等の不当解錠操作により、異常解錠された
場合、錠制御監視端末装置15は、予め上位装置12に
て定義され、初期起動時にダウンロードされた環境設定
情報の不当発生時連動出力定義情報により定義されてい
るポートP1 ,P2 に対し制御を行う。
【0042】まず、通常の状態において錠制御監視端末
装置15は、予め定義された情報に従い、錠、扉の監視
制御を行っている(ステップS1−1)。
【0043】不当操作(扉のこじ開け等)により、不当
状態が発生すると、錠制御監視端末装置15は、上位装
置12に不当情報を通知すると共に、錠制御監視端末装
置15に内蔵された音声装置及び表示装置19によりア
ラーム、音声、ブザー、メッセージ等の手段を用いて、
周囲に異常を通知する(ステップS1−2)。
【0044】この後、錠制御監視端末装置15は、環境
設定情報より、不当発生時連動出力定義情報を参照し、
メッセージ表示指定がある場合、メッセージを表示し、
指定されたポートP1 ,P2 に対して制御信号を出力し
ポートP1 ,P2 に接続された錠の制御を行うと共にそ
の出力の結果を中継機14を通じて上位装置12に通知
する(ステップS1−6,S1−7)。
【0045】連動出力先が、警備システムの場合、出力
信号によりモニタ制御部34は錠制御装置15に対応し
た位置に配置された監視カメラ35-1の映像をメインモ
ニタ36に出力し、録画を行う。このため、警備員はメ
インモニタ36に出力された画像により異常状況を迅速
に把握でき、異常状況に対して迅速な対処を行うことが
可能となる。
【0046】更に出力ポートに接続された威嚇装置(警
報ベル,サイレン,ライト等)16fにより、周囲への
異常通知,救助依頼等の異常発生の明示に効果的である
(ステップS1−9)。異常を発見した警備員は、速急
に対処を行い、その後、異常発生現場の錠制御装置15
に対してカード操作を行ない異常状態の解除を行う(ス
テップS1−10,S1−11)。錠制御監視端末装置
15は、錠制御後、状態が正常な状態に復旧した時点で
警備システムの異常解除を行なうと共にポートに対して
制御信号を供給し各錠を正常な状態に制御する。このと
き同時に、操作者の錠制御結果、入退室の実績、接点出
力の結果を上位装置12に対して通知を行う(ステップ
S1−12,S1−13,S1−14)。
【0047】以上により再び通常監視状態へ移行する
(ステップS1−15)。
【0048】図6に最初入室時の動作説明図を示す。
【0049】最初入室を行なう場合、操作者は操作キー
20を操作して最初入室、最終退室等の制御機能より最
初入室の制御機能を選択し、カード入力部21にカード
媒体を挿入することによりカード情報を錠制御端末装置
15に対して入力する。錠制御端末装置15は、カード
情報の入力を完了した時点で、カード情報のチェック等
を行い、必要がある場合には、上位装置12に対してカ
ード情報を通知し、上位装置12にてカード情報のチェ
ックを行う(ステップS2−2)。カード情報が、正当
なものであると認識された場合、錠制御端末装置15
は、錠を解錠(最初入室時)を行なう(ステップS2−
1)。また、上位装置12から解錠された旨の情報が警
備システムに通知され、警備システムでは警戒状態が解
除される(ステップS2−3)。上記の最初入室に伴な
う制御が正常におこなわれると、上位装置12に完了を
通知し、最初入室完了後の連動制御情報を参照し、その
指示に従い制御を行う。
【0050】ここでは照明スイッチ制御信号がポートP
3 より照明システム16bに供給され、照明がオンし、
空調スイッチ制御信号がポートP4 より空調システム1
6aに供給され、空調がオンし、さらに、留守電解除制
御信号がポートP5 より電話制御システム16gに供給
され留守電が解除される(ステップS2−7〜S2−
9)。
【0051】また、上記連動出力結果は上位装置に通知
される(ステップS2−10)。
【0052】次に最初入室が行なわれると錠制御装置1
5は錠の状態により最初入室を検知し、上位装置12に
通知すると共に上位装置12で予め設定され錠制御装置
15にダウンロードされた環境設定情報に基づいて通常
の錠制御による運用が実施される(ステップS2−1
1,S2−12,S2−13)。
【0053】図7に最終退室時の動作説明図を示す。
【0054】最終操作により、連動を行う場合、操作者
は操作キーを操作しての機能を選択し、カード入力部に
カード媒体を挿入することによりカード情報を錠制御端
末装置に対して入力する。錠制御端末装置15は、カー
ド情報の入力が完了した時点で、カード情報のチェック
等を行い、必要がある場合には、上位装置12に対して
カード情報を通知し、上位装置12にてカード情報のチ
ェックを行う(ステップS3−2)。カード情報が、正
当なものであると認識された場合、錠制御端末装置15
は、錠の施錠を行なう(ステップS3−2)。また、上
位装置12から施錠された旨の情報が警備システムに通
知され警備システムは警戒状態に移行する(ステップS
3−4)。制御が正常におこなわれると、上位装置12
に完了を通知し、最初入室完了後の連動制御情報を参照
し、その指示に従い制御を行う(ステップS3−5,S
3−6,S3−7)。
【0055】ここでは照明スイッチ制御信号がポートP
3 より照明システム16bに供給され、照明がオフし、
空調スイッチ制御信号がポートP4 より空調システム1
6aに供給され、空調がオフし、さらに、留守電解除制
御信号がポートP5 より電話制御システム16gに供給
され留守電がセットされる(ステップS3−8,S3−
9,S3−10)。
【0056】また、上記連動出力結果は上位装置12に
通知される(ステップS3−11)。
【0057】次に最終退室が行われると錠制御装置15
は錠の状態により最終退室を検知し、上位装置12に通
知すると共に錠制御装置15が警戒状態とされる(ステ
ップS3−12,S3−13,S3−14)。
【0058】以上のように本実施例によれば、最初入室
及び最終退室時に最初入室及び最終退室操作を行なうこ
とにより、空調システム16a、照明システム16b、
電話制御システム16gの制御を同時に行なえるため、
各システムの切換えを夫々別々に行なう必要がなく、操
作性が良好であると共に、各システムの消し忘れ等が生
じなくなるため、省エネルギーにも効果がある。
【0059】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、最初入室及び最終退室制御時に錠制御装置の最初入
室及び最終退室制御に連携して錠制御装置から直接外部
システムを制御できるため、外部システムを夫々操作す
る必要がなく、外部システムのオン/オフを迅速に行な
え、したがって、システムの安全性、操作性を向上させ
ることができると共に、外部システムの消し忘れによる
消費電極の増加や災害も防止できる等の特長を有する。
【0060】請求項2によれば、警備システムと錠制御
装置とを直接接続し、制御できるため、錠制御装置で検
出される入退室部の状態に応じて直接的に警備システム
を動作させることができ、侵入者などに対して迅速に対
処でき、安全性を向上させることができる等の特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の錠制御装置の構成図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の外部システムの構成図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の不当状態検出時の動作説明
図である。
【図6】本発明の一実施例の最初入室時の動作説明図で
ある。
【図7】本発明の一実施例の最初入室時の動作説明図で
ある。
【図8】従来の一例の構成図である。
【符号の説明】
1 入退室部 2 錠制御装置 3 外部システム 4 上位装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋への入退室を行なう入退室部(1)
    に接続され該入退室部(1)から該部屋への入退室の可
    ・不可の判断および制御を行なうと共に前記部屋への入
    退室を許可しない警戒状態から前記部屋への入退室を前
    記判断に応じて許可する非警戒状態に移行する最初入室
    制御及び、前記非警戒状態から前記警戒状態に移行する
    最終退室制御を行なう錠制御装置(2)と、該錠制御装
    置(2)と接続されると共に他の装置の制御を行なう外
    部システム(3)と接続され、該外部システムと連携し
    つつ該錠制御装置(2)を制御する上位装置(4)とを
    有する入退室管理システムにおいて、 前記錠制御装置(2)と前記外部システム(3)とを接
    続し、 前記錠制御装置(2)は前記最初入室制御時及び前記最
    終退室制御時に前記外部システム(2)を連携して制御
    する構成としたことを特徴とする入退室管理システム。
  2. 【請求項2】 部屋への入退室を行なう入退室部(1)
    に接続され該入退室部(1)からの入退室の可・不可の
    判断および制御を行なうと共に入退室部(1)の状態を
    検出し、該入退室部(1)の異常を検出する錠制御装置
    (2)と、該錠制御装置(2)と接続されると共に該部
    屋の警備を行なう警備システム(3)と接続され、該警
    備システムと連結しつつ該錠制御装置(2)を制御する
    上位装置(4)とを有する入退室管理システムにおい
    て、 前記錠制御装置(2)と前記警備システム3)とを接続
    し、前記錠制御装置(2)は前記入退室部(1)の異常
    を検出したとき、前記警備システム(3)に異常通知を
    行ない、前記入退室部(1)の異常が解除されたときに
    は前記警備システム(3)に異常解除通知を行なう構成
    としたことを特徴とする入退室管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10222773A (ja) * 1997-01-31 1998-08-21 U S C:Kk ビルセキュリティシステム
JP2007011615A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 警備装置および警備方法

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JPH10222773A (ja) * 1997-01-31 1998-08-21 U S C:Kk ビルセキュリティシステム
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