JPH07287722A - プリント配線板部品実装誤り防止構造 - Google Patents

プリント配線板部品実装誤り防止構造

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JPH07287722A
JPH07287722A JP6078969A JP7896994A JPH07287722A JP H07287722 A JPH07287722 A JP H07287722A JP 6078969 A JP6078969 A JP 6078969A JP 7896994 A JP7896994 A JP 7896994A JP H07287722 A JPH07287722 A JP H07287722A
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JP
Japan
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component
data
pin
printed wiring
wiring board
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JP6078969A
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Shigenobu Okawa
茂信 大川
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0005Apparatus or processes for manufacturing printed circuits for designing circuits by computer
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/306Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品実装誤りを来す位置にVia ホールが設け
られないようにすることが可能なプリント配線板部品実
装誤り防止構造を提供することを目的とする。 【構成】 オペレータが入力したデータから、プリント
配線板上において、部品に設けられた部品実装誤り防止
ピンがくる正規の位置以外で、この部品実装誤り防止ピ
ンがくる可能性がある位置に、仮にピンがくるものとす
る旨のデータを作成して、これを部品データを作成する
部品データ作成処理部10に入力する仮想ピン番号/ピ
ン位置入力部5を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板設計C
AD(computer aided design )システムを利用して、
プリント配線板上に搭載する各種部品の搭載誤りを防ぐ
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のプリント配線板設計CAD
システムの構成を示すブロック図である。図において、
50は部品データの設計作業を行う部品データ入出力装
置、51はプリント配線板データの設計作業を行うプリ
ント配線板データ入出力装置、52は回路図設計作業を
行う回路図作成入出力装置、53は部品データ入出力装
置50およびプリント配線板データ入出力装置51より
入力された部品データおよびプリント配線板データを記
憶する第1の記憶装置、54は回路図作成入出力装置5
2より入力された回路図データと、第1の記憶装置53
に記憶された部品データおよびプリント配線板データに
より、部品の搭載を決定する処理と、各部品間を結ぶ配
線パターンを決定する処理を行う中央処理装置、55は
中央処理装置54により処理されたデータを記憶する第
2の記憶装置、56は記憶装置53,56と中央処理装
置54とで構成されるコンピュータ装置である。
【0003】なお、上述した各入出力装置は、コンピュ
ータ装置56と対話しながらプリント配線板設計作業を
行うために、キーボード,マウスおよびグラフィックデ
ィスプレイ等を備えている。以上のような構成からなる
従来のプリント配線板設計CADシステムにおいて、部
品データの作成は以下の手順で行っていた。
【0004】まず、図10は部品データの構成を表すブ
ロック図であり、部品データ60には、回路図設計作業
に使用される部品の回路素子データ61と、プリント配
線板設計CADシステムで使用される部品の外形データ
62により構成されており、部品の外形データ62に
は、少なくとも、部品ピン位置データ63,プリント配
線板に実装する時に設ける部品取り付け穴の形状と部品
取り付け穴の大きさのデータ64および部品の外形寸法
データ65がある。
【0005】図11は部品ピン位置データの作成方法の
概念を説明するための図で、まず、部品の形状を図11
(a)を用いて説明すると、70は部品、71は部品7
0の下部に突出形成されている部品ピンであり、部品ピ
ン位置データ63の作成は、図11(b)のように、全
ての部品ピン71に対してマトリックス形式で部品ピン
位置を2次元入力していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したプリント配線
板設計CADシステムで、例えば図11の部品70の部
品データを使用して各部品間を結ぶ配線パターンを決定
する処理を行うと、部品データ上で部品ピンが来ない位
置にVia (バイア)ホールが設けられる。すなわち、図
12は従来のプリント配線板設計CADシステムで決定
される配線パターンを示す説明図で、図11に表せられ
るように入力された部品ピン位置に応じて開けられる部
品取り付け穴80以外の位置にVia ホール81が設けら
れる。
【0007】ここで、部品取り付け穴82は部品実装誤
りを防止するために部品70に設けられる部品ピンの取
り付け穴であり、この部品取り付け穴82と図示しない
部品ピンにより部品実装誤りを防いでいる。しかしなが
ら、配線パターン決定処理後、Via ホール81が線分X
2とY1の交点、線分X2とY2の交点、線分X1とY
2の交点のいずれかに設けられると、プリント配線板組
み立て工程において、本来部品取り付け穴82に取り付
けられる部品ピンが、上記交点に設けられたVia ホール
81に取り付けられ、部品実装誤りが発生するという問
題がある。
【0008】また、これを防止するため、いずれかの交
点にVia ホール81が設けられた場合、オペレータがグ
ラフィックディスプレイを見ながらキーボードやマウス
を操作して、Via ホール81の設置位置の移動およびそ
のVia ホール81に接続しているパターンの移動を同時
に行う作業が必要となり、配線パターンの補正工数が増
大し、オペレータの負担増、設計時間の増加、それに伴
うコストアップという問題がある。
【0009】本発明は、これら問題を解決するためにな
されたもので、部品実装誤りを来す位置にVia ホールが
設けられないようにすることが可能なプリント配線板部
品実装誤り防止構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、プリント配線板に実装すべき部品に設け
られた部品ピンの位置を特定するデータから、プリント
配線板上での部品ピンがくる位置を表すデータおよびこ
の位置に設ける部品ピンを挿入するための穴に関するデ
ータからなる部品データを作成する部品データ作成部
と、前記部品データ作成部で作成した部品データから、
プリント配線板上で部品ピンがくる位置を避けてバイア
ホールを形成するとともに、部品ピン取り付け穴間およ
び部品ピン取り付け穴とバイアホール間を結んで各部品
間を接続する配線パターンを形成する処理装置を備えた
プリント配線板設計CADシステムであって、前記部品
データ作成部に、プリント配線板上で、部品に設けられ
た部品実装誤り防止ピンがくる正規の位置以外で、この
部品実装誤り防止ピンがくる可能性がある位置に、仮に
ピンがくるものとする旨のデータを作成する手段を備え
たものである。
【0011】
【作用】上述した構成を有する本発明は、部品取り付け
穴を形成する際に、プリント配線板上で部品に設けられ
た部品実装誤り防止ピンがくる正規の位置以外で、この
部品実装誤り防止ピンがくる可能性のある位置に、デー
タ上では、この位置にも部品ピンがあるものとする。
【0012】これにより、Via ホールは、部品取り付け
穴の他に、この仮想の部品ピンのある位置を避けて形成
される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。図
1は本発明の一実施例におけるプリント配線板部品実装
誤り防止構造を備えたプリント配線板設計CADシステ
ムの制御ブロック図である。図において、1は部品を構
成する機能を表す回路素子データを入力する回路素子入
力部、2は実際の部品の外形寸法を入力する部品外形入
力部、3は部品に設けられた部品ピンの取り付け穴径お
よび取り付け穴形状を入力する部品ピン穴径/穴形状入
力部、4は部品ピンの番号および部品ピンの位置を入力
する部品ピン番号/ピン位置入力部、5は仮想の部品ピ
ンの番号および仮想の部品ピンの位置を入力する仮想部
品ピン番号/ピン位置入力部である。
【0014】6は回路素子入力部1で入力されたデータ
を処理する回路素子データ作成処理部、7は部品外形入
力部2と部品ピン穴径/穴形状入力部3と部品ピン番号
/ピン位置入力部4および仮想部品ピン番号/ピン位置
入力部5で入力されたデータを処理する部品外形データ
作成処理部、8は前記回路素子データ作成処理部6で処
理されたデータを記憶する回路素子データ記憶部、9は
前記部品外形データ作成処理部7で処理されたデータを
記憶する部品外形データ記憶部、10は回路素子データ
記憶部8と部品外形データ記憶部9に記憶したデータを
基に部品データを作成処理する部品データ作成処理部、
11は部品データ作成処理部10で処理されたデータを
記憶する部品データ記憶部であり、上記各要素で部品デ
ータの設計作業を行う部品データ入出力装置12が構成
される。
【0015】13はプリント配線板データの設計作業を
行うプリント配線板データ入出力装置、14は回路図の
設計作業を行う回路図作成入出力装置、15は上記部品
データ入出力装置12,プリント配線板データ入出力装
置13および回路図作成入出力装置14と接続されるプ
リント配線板設計CADシステム用のコンピュータ装置
であり、上記各入出力装置とこのコンピュータ装置15
との間で対話しながらプリント配線板設計作業を行うも
のである。
【0016】16は上記部品データ入出力装置12およ
びプリント配線板データ入出力装置13から入力された
部品データおよびプリント配線板データを記憶する第1
の記憶装置、17は回路図作成入出力装置14より入力
された回路図データと第1の記憶装置16に記憶してあ
る部品データおよびプリント配線板データにより、部品
の搭載を決定する処理と、各部品間を結ぶ配線パターン
を決定する処理を行う中央処理装置、18は中央処理装
置17により処理されたデータを記憶する第2の記憶装
置である。
【0017】図2は上述した制御系からなるプリント配
線板設計CADシステムの構成を示すブロック図であ
る。図において、21は図形データを図面として表示す
るグラフィックディスプレイ、22はプリント配線板設
計情報をキー入力するキーボード、23はプリント配線
板設計情報を、点および線分データの2次元で入力する
マウス、24は図形データを図面として紙に出力すると
ともに製造データをMT等に出力する出力装置、25は
キーボード22,マウス23から入力されたデータによ
り処理を行い、処理結果をグラフィックディスプレイ2
1,出力装置24に出力するプリント配線板設計CAD
システム本体であり、キーボード22,マウス23から
入力されたデータにより、図1で説明した部品データ入
出力装置12の各入力部が部品データの設計作業に必要
なデータをデータ作成処理部に入力し、ここで部品デー
タを作成して、複数の部品データと、その他入力された
回路図データ等を用いて中央処理装置17で設計作業を
行い、その結果を図2のグラフィックディスプレイ21
で表示あるいは出力装置24で出力するものである。
【0018】図3は本実施例の作用を示すフローチャー
トで、以下に、上述した構成からなる本実施例における
プリント配線板部品実装誤り防止構造を搭載したプリン
ト配線板設計CADシステムにおける設計作業の処理の
流れを説明する。なお、図4〜図6は、以下に示す各処
理によって得られる具体的な作成例を示している まず、オペレータはキーボード22あるいはマウス23
から部品を構成する機能のデータ、例えば、その部品が
フリップフロップであるとか、ゲートであるとかを表す
回路素子データを入力する。これにより、回路素子入力
部1より回路素子データが回路素子データ作成処理部6
に入力される(S1)。
【0019】ここで、図4は回路素子の一例を示す説明
図で、30は回路素子、31は回路素子30の端子であ
り、次に、オペレータは部品の端子31に端子名32お
よび端子番号33を付与する。これにより、回路素子入
力部1から端子名および端子番号を表すデータが回路素
子データ作成処理部6に入力され(S2)、これらデー
タから、回路素子データ作成処理部6で回路素子データ
を作成し、これを回路素子データ記憶部8に記憶する。
【0020】次に、オペレータは、実際の部品のピンの
位置をマトリクス形式で求めてこのデータを入力すると
ともに、この入力した部品ピンに対して、前記S2で付
与した回路素子の端子番号と対応するピン番号を付与し
て、このデータを入力する。これにより、部品ピン番号
/ピン位置入力部4から部品ピンの位置を表すデータが
部品外形データ作成処理部7に入力されるとともに(S
3)、各部品ピン毎に付与された番号を表すデータが部
品外形データ作成処理部7に入力される(S4)。
【0021】図5は上記までの処理で形成される部品ピ
ン位置の一例を示す説明図で、35が部品ピンの位置を
示しており、部品ピン番号/ピン位置入力部4は、この
ような部品ピンの位置を表すデータと、各部品ピンに対
応させて付与した番号のデータを部品外形データ作成処
理部7に入力する。次に、プリント配線板上において部
品ピンがくる位置に部品ピンを挿入する穴を設けるため
に、オペレータは、上記S3で入力した部品ピンの位置
に、上記S4で入力した番号に対応させて部品取り付け
穴の穴径のデータおよび穴形状のデータを入力する。こ
れにより、部品ピン穴径/穴形状入力部3から、上記S
4で入力した番号に対応させて部品取り付け穴径を表す
データおよび穴形状を表すデータが部品外形データ作成
処理部7に入力される(S5)。さらに、オペレータが
部品の外形を特定するデータを入力することで、部品外
形入力部2から部品の外形を表すデータが部品外形デー
タ作成処理部7に入力される(S6)。
【0022】図6は上記までの処理で形成される部品ピ
ン取り付け穴および部品外形の一例を示す説明図で、3
6は部品外形、37は部品ピン取り付け穴であり、部品
ピン穴径/穴形状入力部3から入力された穴径データお
よび穴形状データにしたがって、上記S3,S4で特定
した部品ピン位置にこの図5に表されるような部品ピン
取り付け穴37が形成される。
【0023】ここで、38は部品に設けられた部品ピン
の内で部品実装誤り防止のために設けられた部品ピンが
挿入される部品ピン取り付け穴で、この位置に部品実装
誤り防止のための部品ピンがある場合、部品を回転させ
ることで、この正規の部品ピン取り付け穴38以外に、
線分X2とY1の交点39、線分X2とY2の交点4
0、線分X1とY2の交点41のいずれかに部品実装誤
り防止のための部品ピンがくる可能性がある。これら交
点39,40,41にVia ホールが形成されると、部品
が回転して部品実装誤り防止のための部品ピンが正規の
位置に無い場合でも、このVia ホールに部品実装誤り防
止のための部品ピンが挿入されることで部品が取り付け
られてしまい、部品の実装誤りを防止できない。
【0024】このため、オペレータは、部品を回転させ
る等により、プリント配線板上において、部品実装誤り
防止のための部品ピンが正規の位置以外にくる可能性の
ある場合には(S7)、その位置、ここでは、上述した
交点39,40および41の位置を求め、この位置を特
定するデータを入力する。これにより、仮想ピン番号/
ピン位置入力部5からこの仮に部品ピンがくるとした位
置(以下、仮想ピン位置とする)のデータが部品外形デ
ータ作成処理部7に入力される(S8)。
【0025】そして、この各仮想ピンの位置を識別する
ために、オペレータは各仮想ピン位置に対応して番号を
付与して、この番号データを入力する。これにより、仮
想ピン番号/ピン位置入力部5から番号を表すデータが
部品外形データ作成処理部7に入力される(S9)。部
品外形データ作成処理部7は、上述したS3〜S9まで
の処理で入力された各データに基づいて、部品外形デー
タを作成し、これを部品外形データ記憶部9に記憶す
る。
【0026】そして、部品データ作成処理部10は、回
路素子データ記憶部8に記憶されている回路素子データ
と、部品外形データ記憶部9に記憶されている部品外形
データから部品データを作成し、これを部品データ記憶
部11に記憶する。ここで、図7は上記手順により作成
が完了した部品データによる部品取り付け穴および仮想
ピン位置の配列を示す説明図で、上記S3〜S6までの
処理で入力されたデータより、部品外形36、通常の部
品ピン取り付け穴37および部品実装誤り防止のための
部品ピン用の部品ピン取り付け穴38が形成されてい
る。また、上記S8,S9の処理で入力されたデータよ
り、Via ホールを形成したくない位置39,40,41
に仮にピンがくる旨のデータが入力されている。なお、
各仮想ピンの位置には、それを識別するための番号が付
与されているのみで、取り付け穴は作成されないように
なっている。
【0027】そして、この作成が完了した部品データ
は、コンピュータ装置15の第1の記憶装置16に記憶
され、全ての部品データの入力が完了すると(S1
0)、中央処理装置17では、この部品データから部品
ピン取り付け穴位置、Via ホール位置を決定するととも
に、配線パターン位置を決定する(S11)。図8は上
記部品データを基に中央処理装置で作成した配線パター
ンの一例を示す説明図で、部品が回転してしまう等で、
プリント配線板上において、部品実装誤り防止のための
部品ピンがくる可能性のある正規以外の位置、すなわち
仮想ピン位置39,40,41にも、データ上では部品
ピンがあると認識されるので、中央処理装置17では、
この仮想ピン位置39,40,41を避けてVia ホール
42を形成し、このVia ホール42と所望の部品ピン取
り付け穴37を結ぶ配線パターン43あるいは他の部品
の部品ピン取り付け穴との間を結ぶ配線パターン43
を、この仮想ピン位置39,40,41を避けて形成す
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
プリント配線板上において、部品に設けられた部品実装
誤り防止ピンがくる正規の位置以外で、この部品実装誤
り防止ピンがくる可能性の有る位置に、部品ピンがある
ものとするデータを作成することで、プリント配線設計
CADシステムで各部品間を結ぶ配線パターンを決定す
る処理を行った際、この位置にはVia ホールが形成され
ることを防いだので、プリント配線板の組み立て工程で
の部品実装誤りが防止でき、オペレータによる目視確認
および配線パターンの補正作業が不要となり、部品実装
の信頼性およびオペレータの作業性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるプリント配線板部品実装誤り
防止構造を示すブロック図である。
【図2】プリント配線板設計CADシステムの構成を示
すブロック図である。
【図3】本実施例の作用を示すフローチャートである。
【図4】回路素子の一例を示す説明図である。
【図5】部品ピン位置の一例を示す説明図である。
【図6】部品ピン取り付け穴および部品外形の一例を示
す説明図である。
【図7】作成が完了した部品データによる部品取り付け
穴および仮想ピン位置の配列を示す説明図である。
【図8】中央処理装置で作成した配線パターンの一例を
示す説明図である。
【図9】従来のプリント配線板設計CADシステムの構
成を示すブロック図である。
【図10】部品データの構成を表すブロック図である。
【図11】部品ピン位置データの作成方法の概念を示す
説明図である。
【図12】従来のプリント配線板設計CADシステムで
決定される配線パターンを示す説明図である。
【符号の説明】
5 仮想ピン番号/ピン位置入力部 7 部品外形データ作成処理部 10 部品データ作成処理部 17 中央処理装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板に実装すべき部品に設け
    られた部品ピンの位置を特定するデータから、プリント
    配線板上での部品ピンがくる位置を表すデータおよびこ
    の位置に設ける部品ピンを挿入するための穴に関するデ
    ータからなる部品データを作成する部品データ作成部
    と、 前記部品データ作成部で作成した部品データから、プリ
    ント配線板上で部品ピンがくる位置を避けてバイアホー
    ルを形成するとともに、部品ピン取り付け穴間および部
    品ピン取り付け穴とバイアホール間を結んで各部品間を
    接続する配線パターンを形成する処理装置を備えたプリ
    ント配線板設計CADシステムであって、 前記部品データ作成部に、プリント配線板上で、部品に
    設けられた部品実装誤り防止ピンがくる正規の位置以外
    で、この部品実装誤り防止ピンがくる可能性がある位置
    に、仮にピンがくるものとする旨のデータを作成する手
    段を備えたことを特徴とするプリント配線板部品実装誤
    り防止構造。
JP6078969A 1994-04-18 1994-04-18 プリント配線板部品実装誤り防止構造 Pending JPH07287722A (ja)

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