JPH0728757Y2 - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPH0728757Y2
JPH0728757Y2 JP1989051046U JP5104689U JPH0728757Y2 JP H0728757 Y2 JPH0728757 Y2 JP H0728757Y2 JP 1989051046 U JP1989051046 U JP 1989051046U JP 5104689 U JP5104689 U JP 5104689U JP H0728757 Y2 JPH0728757 Y2 JP H0728757Y2
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JP
Japan
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handset
telephone
switch
supplied
main body
Prior art date
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JP1989051046U
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English (en)
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JPH02141157U (ja
Inventor
和彦 林
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電話機に係り、特にデザイン性を重視した電
話機に関するものである。
(従来の技術) 近年、種々の機能を持つ電話機が開発,発売されてお
り、これに伴って、電話機のインテリアとしてのデザイ
ンや使いやすさも重視されるようになってきた。
従来の電話機のハンドセット部分について、第7図と共
に説明する。この第7図は第1図に示す本考案の電話機
1と同形の電話機を、図中A方向から見た一部切欠側面
図である。同図において、ハンドセット2は、電話機本
体5の収納部5b,5cに、ハンドセット2の送話部2a及び
受話部2bが収納され保持されている。
そして、ハンドセット2と本体5とはコード3により接
続され、音声信号の送受信を行っている。
また、ハンドセット2の受話部2bが収納されている収納
部5c内にはフックスイッチ9が設けられており、ハンド
セット2が、本体から離れたときには、図中点線で示す
位置まで上がり、本体5内のスイッチ(後述する第5図
のスイッチ17)を切り換えている。
このような電話機において、着信のベルが鳴ると、使用
者は本体5とハンドセット2の把持部2cの間の空間aに
指を挿入し、ハンドセット2の把持部2cを握んで、持ち
上げている。
(考案が解決しようとする課題) 前述のように最近ではデザインを重視した電話機が多
く、薄型でしかも、本体5の上面5aとハンドセット2の
上面とが、できるだけ同一平面で一体化した形状となる
ような構造のものが好まれている。
また、壁などに掛けて設置する場合もハンドセット2が
突出していると、人がぶつかってハンドセット2をはず
したり、破壊する恐れがあるので、ハンドセット2は本
体上面5aとは、なるべく同一平面となっていて、薄いほ
うが通合が良い。
しかしながら、電話機を使用する際には、本体5とハン
ドセット2の把持部2cとの間の空間aに指をに入れて、
把持部2cを握んで持ち上げなければならず、薄型にすれ
ばするほど、空間aが小さくなり、把持部2cが握み難く
なるという課題があった。
そこで、本考案は、デザインを重視した上で、着信時に
ハンドセットを持ち易くした電話機を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための手段として、外線ラインより
着信信号が供給されると着信ベルが鳴り、ハンドセット
を本体から離脱させることにより、フックスイッチを切
換えてオフフック状態となりスピーチネットワークに接
続されて通話可能となる電話機において、前記外線ライ
ンより供給される前記着信信号によって駆動出力を出力
する駆動回路と、この駆動回路から駆動出力が供給され
て前記フックスイッチが切換わらない程度に前記ハンド
セットを持ち上げる移送機構とを備え、前記着信信号が
供給されると前記ハンドセットを持ち上げ、前記着信信
号の供給が止まると元の状態に戻すように構成したこと
を特徴とする電話機を提供しようとするものである。
(実施例) 本考案の電話機の一実施例を図面と共に説明する。
第1図は本考案の電話機の一実施例を示す斜視図であ
る。電話機1の本体5の上面5aには、ダイアルボタン
4、各種機能を使用するための操作キー群6、テープの
出入れをする扉7、テーブ操作を行うキー群8などがあ
る。そして、それらの左側には、ハンドセット2が設置
されており、このハンドセット2はコード3により本体
5と接続されている。
この第1図に示した電話機を図中A方向から見た一部切
欠側面図を第4図に示し、その部分拡大断面図を第2図
及び第3図に示す。
まず、第2図において、支持部5e、平板10、レバー11、
ソレノイド12、芯13、スプリング14とからなる移送機構
について説明する。
本体5の収納部5b内のハンドセット2の送話部2aが載置
される部分は、平板10となっており、この平板10は本体
5の他の面とは分離されており、鍔部5dにより支えられ
ている。なお、このときのハンドセット2の把持部2cと
本体5との間の空間をaとする。
そして、この平板10は、本体内側にて、レバー11の一端
と接続されており、このレバー11は本体5の内側に設け
られた支持部5eを支点として回動可能となっている。
また、このレバー11の他端は、ソレノイド12の芯13に接
続されており、この芯13にはスプリング14が配設されて
レバー11を図中の時計方向に付勢している。さらに、ソ
レノイド12は、後述する第5図の回路に接続されてお
り、着呼ベルが鳴ると電気信号が入来して芯13を左へ移
動させる。芯13が左へ移動したときの状態を第3図に示
す。
ソレノイド12に電気信号が入来し、芯13が左へ移動する
と、レバー11は、支持部5eを支点として、時計とは逆の
方向に回動し、平板10は上方に移動する。そして、この
平板10上に載置されたハンドセット2の送話部2aも同時
に持ち上がる。
このときのハンドセット2の把握部2cと本体5との間の
空間をbとすると、着信ベル19が鳴る前の空間aとの大
きさを比較すると、b>aとなる。
ハンドセット2が持ち上げった状態(第3図の状態)に
おける電話機1の一部切欠側面図を第4図に示す。
着信ベル19が鳴り、平板10により、ハンドセット2の送
話部2aが持ち上げられると、ハンドセット2は、受話部
2bと本体5の収納部5cとの接点Xを支点として、時計と
は逆の方向に回動し、ハンドセット2の把持部2cと本体
5との間の空間はbとなる。
このとき、フックスイッチ9は、多少上昇するが、支点
Xからの距離が近いので、ハンドセット2を持ち上げる
距離をフックスイッチ9が切り換わらない程度にして
も、空間bを十分にとることができるので、着信ベル19
が鳴ったときには、容易にハンドセット2をとることが
できる。
次に、着信ベル19が鳴ったときに、ソレノイド12に電気
信号を送る回路について、第5図及び第6図と共に説明
する。
第5図に示す回路において、ハンドセット2が、本体5
上にあり、フックスイッチ9が、オンフック状態になっ
ているときは、スイッチ17は図のように接続されてい
る。
また、外線ライン15は、ブリッジ回路16に接続され、こ
の出力は、スイッチ17に接続されている。
このスイッチ17は、オンフック時にリンガー回路18に接
続されており、このリンガー回路18にブリッジ回路16か
ら着信信号が供給されると着信ベル19を鳴らす。
また、オフフック状態のときは、スイッチ17がスピーチ
ネットワーク20に接続され、このスピーチネットワーク
20は、コード3を介してハンドセット2に接続されてい
るので、この状態で通話が可能となる。
そして、本考案における電話機1では、オンフック時
に、スイッチ17の出力が、リンガー回路18に接続される
とともに、整流回路21にも接続されており、この整流回
路21の出力は時定数回路22、駆動回路23を介してソレノ
イド12に接続されている。
ここでオンフック時に外線ライン15より着信信号がブリ
ッジ回路16を介して入来すると、スイッチ17はリンガー
回路18に接続されているので、このリンガー回路18によ
り着信ベル19が鳴らされると共に、整流回路21にも着信
信号が供給される。
この整流回路21に供給される着信信号は第6図(A)の
グラフに示すように、一定間隔で供給される交流電流で
あり、整流回路21からの出力は、同図(B)に示すよう
になる。
そして、時定数回路22を介すことにより、同図(C)に
示すように連続した信号となって駆動回路23に供給され
るので、この駆動回路23によりソレノイド12の芯13を動
かして、第2図及び第3図に示す機構により、ハンドセ
ット2を持ち上げることになる。
その後、被呼者がハンドセット2を持ち上げると、フッ
クスイッチ9がオフフック状態となるので、スイッチ17
はスピーチネットワーク20側に切り換わって、接続さ
れ、通話状態となる。
そして、第3図に示すようにハンドセットを持ち上げた
後、通話状態になるかあるいは、外線ライン15から着信
信号の供給が止まると、駆動回路23に信号が供給されな
くなるので、スプリング14の付勢力により、レバー11が
時計方向に回動して、第2図に示すような通常の状態に
戻ることになる。
なお、本実施例においては、送話部2aのみを持ち上げる
場合を示したが、フックスイッチ9が切り換わらない程
度までなら受話部2bも同時に持ち上げても良く、また、
ハンドセット2の設置位置も縦向きに限らず、横向きで
も良い。
(考案の効果) 本考案の電話機は着信ベルが鳴ると、ハンドセットが持
ち上がるようにしたので、電話機の形状を薄型にしたり
ハンドセットを本体と同一平面となる形状にしても、着
信時にハンドセット容易にを持ち上げることができる。
そして、このことにより、電話機の形状の自由度が増す
という効果がある。
さらに、ハンドセットを持ち上げたり、着信ベルが鳴り
止むと元の状態に戻るので、手で押して元に戻すなどの
作業が不要となり、また、電話機のデザインとして安定
感がなくなるようなこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電話機の一実施例の外観を示す斜視
図、第2図及び第3図は本考案の一実施例を説明するた
めの部分拡大図、第4図は本考案の一実施例の一部切欠
側面図、第5図は本考案の内部回路を示すブロック図、
第6図は第5図の各部における電圧を示すグラフ、第7
図は従来例を示す一部切欠側面図である。 1…電話機、2…ハンドセット、2a…送話部、2b…受話
部、2c…把持部、3…コード、4…ダイアルボタン、5
…本体、5a…上面、5b,5c…収納部、5d…鍔部、5e…支
持部、9…フックスイッチ、10…平板、11…レバー、12
…ソレノイド、13…芯、14…スプリング、15…外線ライ
ン、16…ブリッジ回路、17…スイッチ、リンガー回路、
19…着信ベル、20…スピーチネットワーク、21…整流回
路、22…時定数回路、23…駆動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外線ラインより着信信号が供給されると着
    信ベルが鳴り、ハンドセットを本体から離脱させること
    により、フックスイッチを切換えてオフフック状態とな
    りスピーチネットワークに接続されて通話可能となる電
    話機において、 前記外線ラインより供給される前記着信信号によって駆
    動出力を出力する駆動回路と、 この駆動回路から駆動出力が供給されて前記フックスイ
    ッチが切換わらない程度に前記ハンドセットを持ち上げ
    る移送機構とを備え、 前記着信信号が供給されると前記ハンドセットを持ち上
    げ、前記着信信号の供給が止まると元の状態に戻すよう
    に構成したことを特徴とする電話機。
JP1989051046U 1989-04-28 1989-04-28 電話機 Expired - Lifetime JPH0728757Y2 (ja)

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JP1989051046U JPH0728757Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 電話機

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JP1989051046U JPH0728757Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 電話機

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Publication Number Publication Date
JPH02141157U JPH02141157U (ja) 1990-11-27
JPH0728757Y2 true JPH0728757Y2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=31570130

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989051046U Expired - Lifetime JPH0728757Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 電話機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2676096B2 (ja) * 1987-10-15 1997-11-12 九州日立マクセル 株式会社 電話装置

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JPH02141157U (ja) 1990-11-27

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