JP2578489Y2 - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2578489Y2
JP2578489Y2 JP1991017047U JP1704791U JP2578489Y2 JP 2578489 Y2 JP2578489 Y2 JP 2578489Y2 JP 1991017047 U JP1991017047 U JP 1991017047U JP 1704791 U JP1704791 U JP 1704791U JP 2578489 Y2 JP2578489 Y2 JP 2578489Y2
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handset
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touch sensor
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JP1991017047U
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Inventor
玉希 島村
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シントム 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電話装置に関し、より
詳細には、いわゆる保留機能を具備する電話装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電話装置について、図4を用いて
説明する。
【0003】図4に示したように、本体部31の筐体3
2には、胴部にダイヤルボタン26、フックスイッチ2
7および保留ボタン28が設けられ、電話回線40が接
続されている。また、この本体部31とカールコード3
0で接続されたハンドセット21は、筐体22の上側部
に設けられた受話口24と、下側部に設けられた送話口
25とを有している。
【0004】保留ボタン28は、通話中に電話回線を繋
いだ状態のままで一時的にハンドセット21の通話機能
を停止する機能である保留機能を作動させるためのボタ
ンである。すなわち、この保留ボタン28をオンにする
と保留機能が作動して保留状態になり、また、保留ボタ
ン28をオフすると保留機能が停止して通常の通話状態
になる。この保留状態では、一般には、通話相手の電話
装置には、本体部31に内蔵された制御回路(図示せ
ず)のICメモリに記憶されたメロディ等が送信され
る。
【0005】なお、いわゆるファッション電話装置やコ
ードレス電話装置では、ダイヤルボタン26、フックス
イッチ27および保留ボタン28が、ハンドセット21
に設けられている場合もある。
【0006】この保留機能は、通話者が通話を一時的に
中断して他の人と話をする際に、この話の内容を通話相
手に聞こえなくしたい場合や、また、通話者が通話を一
時的に中断して通話相手を待たせるときに通話相手にメ
ロディを聞かせるために使用される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の電話装置においては、保留状態にするた
めの保留ボタン28の操作が、通話者に煩わしさを感じ
させる場合があった。例えば、通話者が電話装置を保留
状態にして通話相手以外の人と話をする頻度が非常に多
く、保留ボタン28のオンとオフとを繰り返さなければ
ならない場合などである。
【0008】特に、上述したような、保留ボタン28が
ハンドセット21に設けられた電話装置においては、保
留ボタン28をオンする度ごとに、ハンドセット21を
耳元から離して目の前まで手で移動させてから操作を行
わなければならないので、かかる課題は特に顕著とな
る。
【0009】本考案は、このような従来技術の課題に鑑
みて試されたものであり、ボタン操作を行なうことなく
通常の通話状態と保留状態との切り換えを行なうことが
できる電話装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案の電話装置は、送
話器受話器および握り部を具備するハンドセットを
し、前記ハンドセットをフックスイッチにより通話状態
と非通話状態とに切り換える電話装置であって、前記ハ
ンドセットの前記受話器に設けられた、人体の耳または
その近傍との接触を検知する第1の検知手段と、前記ハ
ンドセットの前記握り部に設けられた、人体の手との接
触を検知する第2の検知手段と、前記第1および第2の
検知手段からの信号に基づいて、前記フックスイッチが
通話状態のときの前記送話器の動作状態と非動作状態と
を制御する制御手段と、前記送話器が非動作状態となる
保留時に表示駆動される保留表示手段と、を有し、前記
制御手段は、 前記第1,第2の検知手段のいずれもが人
体との非接触を検知したときに計時を開始する計時手段
を有し、前記計時手段での計時開始後所定時間継続して
前記第1,第2の検知手段のいずれも人体との非接触
を検知している場合に、前記送話器を非動作状態として
保留制御し、かつ、前記保留表示手段を表示駆動制御す
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】フックスイッチがオンであるとき(通話状態の
とき)に、ハンドセットの受話器と握り部とにそれぞれ
設けられ第1,第2の検知手段がいずれも、人体との
非接触を示す出力値である場合は、計時手段が起動され
て計時を開始する。計時手段での計時開始後所定時間継
続して前記第1,第2の検知手段のいずれもが人体との
非接触を検知している場合は、通話者が会話をしばらく
中断するものと制御手段が判断して、制御手段は送話器
を非動作状態として保留制御する。したがって、耳及び
手の一方のみがハンドセットより離れた場合、あるいは
その双方が短時間ハンドセットより離れた場合には、会
話の意志があるとみなして保留状態に設定されることが
なく、実際の使用状態に適合して通話の継続状態と保留
状態との切換を行うことができる。しかも、強制的に保
留状態に設定された場合には、制御手段により保留表示
手段が表示駆動制御され、通話者は保留状態に入ったこ
とを目で確認でき、通話者は安心して会話を中断するこ
とができる。
【0012】これにより、保留ボタンの操作を行なうこ
となく、通常の通話状態と保留状態との切り換えを行な
うことができる。また、通話者がハンドセットを手で持
って通話を続けているにもかかわらず通話者の耳がハン
ドセットから離れてしまった場合や、ハンドセットを手
で持たずに肩で耳に押しつけたりして通話している場合
などでも、意図に反して保留状態に入ることがない。
【0013】
【実施例】以下、本考案の一実施例について、図面を用
いて説明する。
【0014】図1は、本実施例に係わる電話装置を概略
的に示す側面図である。
【0015】図に示したように、ハンドセット21は、
受話口24を備える受話器送話口25を備える送話
とを有している。また、受話器には、受話口24に近
接して第1のタッチセンサ10が設けられ、さらに、
り部となる筐体22の側面部に第2のタッチセンサ11
が設けられている。一方、本体部31は、ダイヤルボタ
ン26、フックスイッチ27、保留ボタン28および
留表示手段である表示用LED29を有しており、電話
回線40が接続されている。
【0016】ここで、第1のタッチセンサ10は通話中
に通話者の耳が接するような位置に配置され、また、第
2のタッチセンサ11は通話者がハンドセット21を持
つ時に手が触れる位置に配置される。すなわち、第1の
タッチセンサ10の出力値によって通話者がハンドセッ
ト21の受話請う24を耳に当てているか否かを判断
し、第2のタッチセンサ11の出力値によって通話者が
ハンドセット21を手に持っているか否かを判断する。
【0017】図2は、かかる電話装置の電気回路系を示
すブロック図である。また、図3は、かかる電気回路系
の動作を説明するためのゼネラルフローである。
【0018】かかる電気回路系の動作について、図2お
よび図3を用い、本実施例の電話装置を使用する通話者
が自ら電話をかける場合の手順にしたがって説明する。
【0019】まず、通話者がハンドセット21を本体部
31から取り外し、受話口24を耳に当てると、これに
より、フックスイッチ27、第1のタッチセンサ10お
よび第2のタッチセンサ11がオンとなる。制御部14
は、フックスイッチ27からの信号を受けて(ST0
1)、変復調回路13、スピーカ用回路16、マイクロ
ホン用回路17およびダイヤルボタン26を動作が可能
な状態にする(ST02)。これにより、通話者がダイ
ヤルボタン26を操作して得られた信号や送話口25で
から出力された音声信号を、制御部14および変復調回
路13を介して、電話回線40に出力することができ
る。また、電話回線40から送られてきた信号は、変復
調回路13、制御部14を介してスピーカ用回路16に
送られ、このスピーカ用回路16で音声に変換される。
このようにして、相手方と通話を行なうことが可能とな
る。
【0020】ここで、通話者が、受話口24を耳から離
し、ハンドセット21を机上に置くなどすると、第1の
タッチセンサ10および第2のタッチセンサ11はとも
にオフになる(ST03,ST04)。このとき、制御
部14は、まず、内蔵されたタイマ(図示せず)をスタ
ートさせ(ST05)、この第1のタッチセンサ10の
出力信号、第2のタッチセンサ11の出力信号およびフ
ックスイッチ12の出力信号を入力し(ST07〜ST
09)、第1のタッチセンサ10の出力信号および第2
のタッチセンサ11の出力信号がオフであり且つフック
スイッチ12の出力信号がオンである時間が所定の値
(本実施例では、「1秒」とする)をこえると(ST0
6)、装置を保留状態にすべきであると判断する。ここ
で、保留状態のときは、制御部14は、マイクロホン用
回路17を非動作状態にすると共に、受話口24から保
留状態であることを示す発信音を発信させ、さらに、表
示用LED29を点滅させる。また、制御部14に内蔵
されたICメモリ(図示せず)に記憶されたメロディ信
号を電話回線で通話相手に送信する(ST10)。
【0021】電話装置が保留状態の間は、制御部14
は、所定の時間ごとに、第1のタッチセンサ10および
第2のタッチセンサ11の状態を監視する(ST11,
ST12)。第1のタッチセンサ10または第2のタッ
チセンサ11のいづれか一方がオンになると、制御部1
4は、スピーカ用回路16およびマイクロホン用回路1
7を動作状態にすると共に、メロディ信号の送信を終了
し、電話装置を保留状態から通常の通話状態に復帰させ
る(ST02)。
【0022】フックスイッチ12がオフ状態になったと
きは、制御部14は、通話が終了したものと判断し、変
復調回路13、スピーカ用回路16、マイクロホン用回
路17およびダイヤルボタン26を動作が停止した状態
にする(ST9)。
【0023】このように、本実施例に係わる電話装置に
よれば、第1のタッチセンサ10、第2のタッチセンサ
11およびフックスイッチ12のオン・オフの関係によ
り、装置を保留状態にするべきか否かを判断することと
したので、通話者が保留ボタンを操作する必要がなく、
したがって、通話時の操作性を向上させることができ、
煩わしさを解消することができる。また、保留状態にす
るべきか否かの判断に2個のタッチセンサを使用するこ
ととしたので、例えば通話中に受話口24から耳が離れ
たときや、ハンドセット21の持つ位置を無意識に変え
てしまったときなどに、誤って保留状態になってしまう
ことを防止することができる。
【0024】但し、このようなおそれがない場合には、
第1のタッチセンサ10および第2のタッチセンサ11
の一方のみ使用することとしてもよく、また、3個以上
のタッチセンサを使用してもよい。さらに、タッチセン
サに代えて、他の原理の検知手段を使用してもよいこと
はもちろんである。
【0025】また、本実施例では、第1のタッチセンサ
10および第2のタッチセンサ11が共にオフになった
ときは保留状態にするものとし、一方がオンになったと
きに保留状態を解除するものとしたが、このような制御
に限定されるものではなく、例えば第1のタッチセンサ
10と第2のタッチセンサ11のいづれが先にオフにな
ったかを考慮するなど、他の方法で保留状態にすべきか
否かの判断を行なうことしてもよい。
【0026】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案によ
れば、ボタン操作を行なうことなく通常の通話状態と保
留状態との切り換えを行なうことができる電話装置を提
供することができる。また、通話者がハンドセットを手
で持って通話を続けているにもかかわらず通話者の耳が
ハンドセットから離れてしまった場合や、ハンドセット
を手で持たずに肩で耳に押しつけたりして通話している
場合などでも、意図に反して保留状態に入ることがない
電話装置を提供することができる。さらに、ハンドセッ
トより耳と手の双方を比較的短時間だけ離した場合であ
っても、その状態の検知後計時手段にて所定時間計時す
る間に、手又は耳のいずれか一方の接触が検知される限
り、意図に反して保留状態に設定されることがない。本
考案では、耳及び手の双方が所定時間継続してハンドセ
ットより離れている場合に限り、通話者がしばらく会話
を中断するものとみなして強制的に保留状態に設定し、
この場合には保留表示手段にその旨が表示されるので、
通話者は安心して通話を中断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わる電話装置を示す概略
的側面図である。
【図2】図1に示した電話装置の電気回路系を示すブロ
ック図である。
【図3】本考案の一実施例に係わる電話装置の制御方法
を説明するフローチャートである。
【図4】従来の電話装置を示す概略的斜視図である。
【符号の説明】
10 第1のタッチセンサ 11 第2のタッチセンサ 12 フックスイッチ 13 変復調回路 14 制御部 15 呼び出し用スピーカ 16 スピーカ用回路 17 マイクロホン用回路 22 筐体 24 受話口 25 送話口 26 ダイヤルボタン
ST010302

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 話器受話器および握り部を具備する
    ハンドセットを有し、前記ハンドセットをフックスイッ
    チにより通話状態と非通話状態とに切り換える話装置
    であって、 前記ハンドセットの前記受話器に設けられた、人体の耳
    またはその近傍との接触を検知する第1の検知手段と、 前記ハンドセットの前記握り部に設けられた、人体の手
    との接触を検知する第2の検知手段と、前記第1および第2の検知手段からの信号に基づいて、
    前記フックスイッチが通話状態のときの前記送話器の動
    作状態と非動作状態とを制御する制御手段と、 前記送話器が非動作状態となる保留時に表示駆動される
    保留表示手段と、 を有し、 前記制御手段は、 前記第1,第2の検知手段のいずれもが人体との非接触
    を検知したときに計時を開始する計時手段を有し、前記
    計時手段での計時開始後所定時間継続して 前記第1,第
    2の検知手段のいずれもが人体との非接触を検知してい
    る場合に、前記送話器を非動作状態として保留制御し、
    かつ、前記保留表示手段を表示駆動制御することを特徴
    とする電話装置。
JP1991017047U 1991-02-27 1991-02-27 電話装置 Expired - Lifetime JP2578489Y2 (ja)

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FR2598077B1 (fr) * 1986-05-05 1988-08-26 Oreal Procede pour realiser un effet traitant cryogenique du revetement cutane et ensemble pour la mise en oeuvre de ce procede
JP2832966B2 (ja) * 1989-01-10 1998-12-09 日本電気株式会社 保留機能付電話機
JPH02285756A (ja) * 1989-04-26 1990-11-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動保留電話器

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960514