JP3024412B2 - 送受話器 - Google Patents
送受話器Info
- Publication number
- JP3024412B2 JP3024412B2 JP5011324A JP1132493A JP3024412B2 JP 3024412 B2 JP3024412 B2 JP 3024412B2 JP 5011324 A JP5011324 A JP 5011324A JP 1132493 A JP1132493 A JP 1132493A JP 3024412 B2 JP3024412 B2 JP 3024412B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handset
- power switch
- sensor
- transmitter
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種通信機に使用される
送受話器に関する。
送受話器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の通信機、例えば電話機で
は、通話中に会話を中断するときは、受話部から耳を離
して保留ボタンを押すか、または送話部のマイクロホン
を手で覆うことにより、通話相手に不要な音声や他者と
の会話を伝えないようにしていた。
は、通話中に会話を中断するときは、受話部から耳を離
して保留ボタンを押すか、または送話部のマイクロホン
を手で覆うことにより、通話相手に不要な音声や他者と
の会話を伝えないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電話機で
は、通話中に会話を中断するときは、受話部を耳から離
した状態で保留ボタンを押すか、マイクロホンを手で覆
わない限り、通話相手に不要な音声や他者との会話が漏
れ伝えられる。
は、通話中に会話を中断するときは、受話部を耳から離
した状態で保留ボタンを押すか、マイクロホンを手で覆
わない限り、通話相手に不要な音声や他者との会話が漏
れ伝えられる。
【0004】また、その会話の中断期間中も受話部に電
源を供給し続けるので、不要な電力を消費しているばか
りでなく、受話部から送話部への音声の回り込みが発生
するという問題点があった。
源を供給し続けるので、不要な電力を消費しているばか
りでなく、受話部から送話部への音声の回り込みが発生
するという問題点があった。
【0005】さらに、携帯電話機では、使用者が通話に
入る前に電源スイッチとオフスイッチを操作しなければ
ならないという問題点があった。
入る前に電源スイッチとオフスイッチを操作しなければ
ならないという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の送受話器は、受
話部と送話部と電源スイッチとを備える送受話器におい
て、前記受話部と耳との接触を感知して接触感知信号を
出力するセンサを備え、前記送話部はマイクロホンと送
話増幅器とを備え、前記センサからの前記接触感知信号
により前記送話増幅器の利得を制御する制御部を備え、
前記制御部は前記接触感知信号を監視して前記接触感知
信号が発生したとき前記電源スイッチをオンし、所定の
時間前記接触感知信号が無いとき前記電源スイッチをオ
フする電源スイッチ制御手段を備えている。
話部と送話部と電源スイッチとを備える送受話器におい
て、前記受話部と耳との接触を感知して接触感知信号を
出力するセンサを備え、前記送話部はマイクロホンと送
話増幅器とを備え、前記センサからの前記接触感知信号
により前記送話増幅器の利得を制御する制御部を備え、
前記制御部は前記接触感知信号を監視して前記接触感知
信号が発生したとき前記電源スイッチをオンし、所定の
時間前記接触感知信号が無いとき前記電源スイッチをオ
フする電源スイッチ制御手段を備えている。
【0007】
【0008】
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1(a),(b)は本発明の送受話器の第1,第
2の実施例を示す電話機,携帯電話機の斜視図である。
る。図1(a),(b)は本発明の送受話器の第1,第
2の実施例を示す電話機,携帯電話機の斜視図である。
【0010】第1の実施例の電話機は、電話機本体1
と、電話機本体1とコードで接続されたハンドセット2
とから構成され、ハンドセット2は送話部5と、受話部
3と、受話部3の耳に当たる部分に設けたセンサ4とを
有する。
と、電話機本体1とコードで接続されたハンドセット2
とから構成され、ハンドセット2は送話部5と、受話部
3と、受話部3の耳に当たる部分に設けたセンサ4とを
有する。
【0011】図2は図1に示した実施例の電話機の機能
ブロック図である。図2に示す送話器23はハンドセッ
ト2の送話部5(図1に図示)内にあり、送話器23か
らの送話信号を増幅する送話増幅器22と、センサ4か
らの接触感知信号により送話増幅器22の利得を制御す
る制御部21とは、電話機本体1(図1に図示)に収容
されている。
ブロック図である。図2に示す送話器23はハンドセッ
ト2の送話部5(図1に図示)内にあり、送話器23か
らの送話信号を増幅する送話増幅器22と、センサ4か
らの接触感知信号により送話増幅器22の利得を制御す
る制御部21とは、電話機本体1(図1に図示)に収容
されている。
【0012】続いて、本実施例の機能について説明す
る。
る。
【0013】使用者が受話部3を耳に当てると、センサ
4は耳との接触を感知して接触感知信号を出力する。制
御部21はこの接触感知信号により送話増幅器22の利
得を上げる。そして送話器23からの送話信号を増幅し
て回線に送出する。
4は耳との接触を感知して接触感知信号を出力する。制
御部21はこの接触感知信号により送話増幅器22の利
得を上げる。そして送話器23からの送話信号を増幅し
て回線に送出する。
【0014】また、使用者が会話を中断して受話部3を
耳から離すと、制御部21はセンサ4からの接触感知信
号が無くなるので、送話増幅器22の利得を下げる。従
って送話器23からの音声等の回線への送出レベルは非
常に下がる。
耳から離すと、制御部21はセンサ4からの接触感知信
号が無くなるので、送話増幅器22の利得を下げる。従
って送話器23からの音声等の回線への送出レベルは非
常に下がる。
【0015】そして、通話相手との会話を再開するため
に耳を受話部3に当てると、センサ4からの接触感知信
号により送話増幅器22の利得は再び上げられる。
に耳を受話部3に当てると、センサ4からの接触感知信
号により送話増幅器22の利得は再び上げられる。
【0016】次に、第2の実施例について説明する。
【0017】図2に示す携帯電話は、携帯電話機本体1
1にアンテナ12と、受話部13と、送話部15と、ス
イッチ16とを備え、受話部13の周辺の使用者の耳が
当たる部分にセンサ14が設けられている。
1にアンテナ12と、受話部13と、送話部15と、ス
イッチ16とを備え、受話部13の周辺の使用者の耳が
当たる部分にセンサ14が設けられている。
【0018】スイッチ16がオフの状態で使用者が受話
部13に耳を当てると、センサ14はこれを感知して接
触感知信号を出力する。本実施例は第1の実施例と同様
の制御部(図示省略)を有し、この制御部は接触感知信
号によりスイッチ16をオン状態(電源供給状態)にす
るとともにオフフック状態として通話可能状態となる。
部13に耳を当てると、センサ14はこれを感知して接
触感知信号を出力する。本実施例は第1の実施例と同様
の制御部(図示省略)を有し、この制御部は接触感知信
号によりスイッチ16をオン状態(電源供給状態)にす
るとともにオフフック状態として通話可能状態となる。
【0019】また、制御部は使用者が通話を中断して受
話部13から耳を離すと、送話増幅器(図示省略)の利
得を下げる。そして、通話の再開時の動作は第1の実施
例と同様であり、詳細な説明を省略する。
話部13から耳を離すと、送話増幅器(図示省略)の利
得を下げる。そして、通話の再開時の動作は第1の実施
例と同様であり、詳細な説明を省略する。
【0020】さらに、制御部はセンサ14からの接触感
知信号の有無を常時監視しており、図示していないタイ
マにより所定の時間以上接触感知信号が無いときは終話
と判断して、電源供給用のスイッチ16をオフする。
知信号の有無を常時監視しており、図示していないタイ
マにより所定の時間以上接触感知信号が無いときは終話
と判断して、電源供給用のスイッチ16をオフする。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、使用者が
受話部から耳を離すだけで送話増幅器の利得を下げるよ
うにしたので、通話相手に不要な音声や会話を伝えない
ばかりでなく、受話器から送話器への音声の回り込みも
減少させることができるという効果を有する。
受話部から耳を離すだけで送話増幅器の利得を下げるよ
うにしたので、通話相手に不要な音声や会話を伝えない
ばかりでなく、受話器から送話器への音声の回り込みも
減少させることができるという効果を有する。
【0022】また、携帯電話機においては、センサに電
源スイッチの機能を持たせたので、暗い環境下でも受話
部を耳に当てるだけで電源をオンすることができ、さら
に、センサにオフフックスイッチの機能を持たせたの
で、オフフックを削除することができるという効果を有
する。
源スイッチの機能を持たせたので、暗い環境下でも受話
部を耳に当てるだけで電源をオンすることができ、さら
に、センサにオフフックスイッチの機能を持たせたの
で、オフフックを削除することができるという効果を有
する。
【図1】(a),(b)は本発明の送受話器の第1,第
2の実施例を示す電話機,携帯電話機の斜視図である。
2の実施例を示す電話機,携帯電話機の斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の電話機の機能ブロック図
である。
である。
1 電話機本体 2 ハンドセット 3,13 受話部 4,14 センサ 5,15 送話部 11 携帯電話機本体 12 アンテナ 21 制御部 22 送話増幅器 23 送話器
Claims (1)
- 【請求項1】 受話部と送話部と電源スイッチとを備え
る送受話器において、前記受話部と耳との接触を感知し
て接触感知信号を出力するセンサを備え、前記送話部は
マイクロホンと送話増幅器とを備え、前記センサからの
前記接触感知信号により前記送話増幅器の利得を制御す
る制御部を備え、前記制御部は前記接触感知信号を監視
して前記接触感知信号が発生したとき前記電源スイッチ
をオンし、所定の時間前記接触感知信号が無いとき前記
電源スイッチをオフする電源スイッチ制御手段を備える
ことを特徴とする送受話器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5011324A JP3024412B2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 送受話器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5011324A JP3024412B2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 送受話器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06224986A JPH06224986A (ja) | 1994-08-12 |
JP3024412B2 true JP3024412B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=11774852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5011324A Expired - Fee Related JP3024412B2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 送受話器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3024412B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3037200B2 (ja) * | 1997-05-23 | 2000-04-24 | 埼玉日本電気株式会社 | 携帯電話装置及びその着信応答制御方法 |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP5011324A patent/JP3024412B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06224986A (ja) | 1994-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1154621B1 (en) | Mobile station for telecommunications system | |
US6002763A (en) | Telephone with a mute ringer function having an automatic ringer reactivation capability | |
JP4176733B2 (ja) | Pttフォンのスピーカーボリューム制御装置及び方法 | |
JPH0273751A (ja) | コードレス電話機 | |
JPH05183618A (ja) | 電話機 | |
JP2001054085A (ja) | 携帯端末装置 | |
US20040121796A1 (en) | Mobile device with auto-connecting function | |
JPH05183621A (ja) | 電話機 | |
JP3024412B2 (ja) | 送受話器 | |
JP2003037656A (ja) | 移動電話機及びそのバックライト制御方法 | |
JPH03108931A (ja) | 無線電話装置及び無線電話機 | |
JP2693935B2 (ja) | 自動応答機能付き携帯電話機 | |
JPH08335969A (ja) | 携帯電話機 | |
KR100563707B1 (ko) | 이동통신 단말기의 스피커출력 제어 방법 | |
JP2011254324A (ja) | 電話装置 | |
JP2908340B2 (ja) | 携帯用通信機器及びその着信制御方法 | |
KR100304531B1 (ko) | 핸드프리전화기자동응답장치 | |
KR100226222B1 (ko) | 이어-마이크 접속 감지를 통한 자동 착신전환기능을 갖춘 무선전화기 | |
JP3034658U (ja) | 電話機の音量調整装置 | |
KR200328929Y1 (ko) | 자기장 센서를 이용한 전화기 자동 송화차단장치 | |
JP3450935B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH071876Y2 (ja) | 電話機 | |
JP2578489Y2 (ja) | 電話装置 | |
KR100496974B1 (ko) | 이동통신 단말기의 외부 스피커 조절 방법 | |
JPH11168553A (ja) | 携帯電話機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991221 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |