JPH07287074A

JPH07287074A - 雨検知装置

Info

Publication number: JPH07287074A
Application number: JP12951094A
Authority: JP
Inventors: Hajime Hashio; 肇橋尾
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1994-04-18
Filing date: 1994-04-18
Publication date: 1995-10-31

Abstract

(57)【要約】【構成】雨が降ってきたことを雨検知手段１が検知す
ると、報知手段２、３で音と光によって報知し、所定時
間経過すると光のみによって報知する。更に、雨を検知
すると窓が閉じ、雨がやむと窓が開くようになってい
る。この時、所定の負荷がかかった場合は、停止するよ
うになっている。【効果】雨が降ってきたことを知らせてくれるため、
洗濯物が雨にさらされたり、家の中に雨が吹き込むよう
なことがない。また、自動的に窓が開閉するので、手間
がかからず快適な生活ができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】本発明は、雨を検知する雨検知装
置に関する。

【従来の技術】従来このような雨の検知は、例えば曇り
空の日に洗濯物を外に干している場合、屋内で常に雨が
降るのを見ていなければならなかった。そして、雨が降
ってくるとあわてて洗濯物を家の中に取り込まなければ
ならず、例えば雨が降っていることがわからなかった時
などは洗濯物が濡れてしまい、また洗濯をしなければな
らなかった。また、洗濯物に限らず、例えば家の窓や車
の窓などにおいても、雨が降ってきたのが分からなかっ
た場合は、家の中や車の中が濡れてしまうことがあっ
た。

【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するため、本発明は雨が降ってきたことを知らせ、また
更には窓を開閉することを課題とする。

【課題を解決するための手段】本発明は、雨を検知する
雨検知手段と、該雨検知手段が雨を検知したときに報知
する報知手段とを備えたことを特徴とする。また、前記
雨検知手段は、所定の振動量で動作する振動センサーを
用いたことを特徴とする。そして、前記報知手段は所定
時間音によって報知した後、光によって報知することを
特徴とする。更に、開閉自在の窓と、雨を検知する雨検
知手段と、該雨検知手段が動作したときに前記窓を閉じ
るための駆動手段と、該駆動手段は所定の負荷がかかっ
たときに駆動を停止することを特徴とする。また、前記
雨検知手段が一旦雨を検知し、所定時間雨を検知しない
時、前記駆動手段を前記窓を開けるように駆動すること
を特徴とする。

【作用】雨が雨検知手段によって検知されると、報知手
段によって報知される。また、振動センサーによって雨
の振動が検知されると報知手段によって報知される。そ
して、報知手段は所定時間音によって報知した後、光に
よって報知される。更に、雨検知手段によって雨が検知
されると窓を駆動する駆動手段が動作し、窓が閉じる
と、即ち所定の負荷がかかると、駆動を停止する。そし
て、雨が降りやむと、即ち所定時間雨を検知しないとき
は、駆動手段によって窓を開ける。

【実施例】本発明の一実施例について説明をする。１
は、雨を検知する雨検知手段で、該雨検知手段１は、例
えば２つの電極が雨によって接触し、通電状態になった
ときに働くようになっている。また、この雨検知手段１
は、振動センサーによって構成してもよく、雨の振動を
検知したときに動作するようになっている。２は、音に
よる報知手段、即ちブザーで、前記雨検知手段１が雨を
検知すると報知するようになっている。また、３は、光
による報知手段、即ちＬＥＤで、前記雨検知手段１が雨
を検知すると光るようになっている。４は、前記雨検知
手段１の信号を入力し、前記報知手段２、３に信号を送
ったり、また、後述する駆動手段の制御をするためのマ
イクロコンピュータで、該マイクロコンピュータ４はバ
ッテリ５からの電圧を降圧する定電圧回路６を介して電
圧が供給される。また、マイクロコンピュータ４にはタ
イマー回路が組み込まれている。７は、窓を開閉するた
めのモータで、該モータ７は前記バッテリ５から電源供
給を受けている。８は、前記モータ７の回転を制御する
駆動回路で、該駆動回路８は前記モータ７を前記マイク
ロコンピュータ４からの指示にしたがって正逆転する。
９は、前記モータ７の電流を検知する電流検出回路で、
該電流検出回路９からの信号は前記マイクロコンピュー
タ４に入力される。図２において、10は、家の窓で、該
窓10には前記モータ７が取りつけられており、図１に示
される制御回路で動作するようになっている。そして、
前記モータ７には駆動装置11が取りつけられており、該
駆動装置11が前記窓10に摺接して前記窓10を開閉するよ
うになっている。また、図においても、図２同様、10
は車用の窓で、モータ７と駆動装置11によって開閉する
ようになっている。次に動作について説明する。まず、
雨を検知するときの動作について説明すると、雨検知回
路１によって雨が検知されると、マイクロコンピュータ
４内に信号が入力される。そして、ブザー２とＬＥＤ３
によって雨が降ってきたことを報知する。時間が経過
し、所定時間経過すると、ブザー２による報知を、マイ
クロコンピュータ４内のタイマー回路によって停止し、
報知をＬＥＤ３のみの報知にする。更に、雨検知回路１
によって雨が検知されると、駆動回路８によってモータ
７を駆動し、駆動装置11によって窓10を閉めていく。こ
こで、所定の負荷がかかったことを電流検出回路９によ
って検出すると、マイクロコンピュータ４からの信号に
より、窓の開閉を停止する。この時の所定の負荷がかか
るときは、窓10が完全に閉じた状態、あるいは物が挟ま
ってこれ以上動かない状態をあらわし、電流検出回路９
によってこれを検知するようになっている。また、雨が
やんだ場合、雨検知回路１がマイクロコンピュータ４で
あらかじめ定めた時間、雨を検出しなかった場合、駆動
回路８によってモータ７を閉めるときと逆回転させ、窓
10を開ける。この時、閉めるとき同様、所定の負荷がか
かったときは、電流検出回路９によって検出され、モー
タ７の回転は停止する。

【発明の効果】このように、本発明によれば、雨が降っ
てきたことを音や光によって報知し、知らせることがで
きるので、洗濯物が雨でさらされることがなく、また窓
が開いたままで雨が吹き込んでくるということがない。
更に、雨が検出されると駆動手段によって窓が閉められ
るので、わざわざ雨が降ってきたときに閉める必要がな
い。そして、所定の負荷がかかったときに停止するの
で、完全に閉めることができ、更に人や物が挟まったと
きに挟まれてしまうということがない。そして、雨がや
んだときは自動的に開くので、手間がかからず快適な生
活ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による制御回路のブロック図である。

【図２】同窓の開閉する部分を示す正面図である。

【図３】同窓の開閉する部分を示す正面図である。

【符号の説明】

１雨検知手段２報知手段（ブザー）３報知手段（ＬＥＤ） 10 窓８駆動回路

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】雨を検知する雨検知手段と、該雨検知手
段が雨を検知したときに報知する報知手段とを備えたこ
とを特徴とする雨検知装置。
【請求項２】前記雨検知手段は、所定の振動量で動作
する振動センサーを用いたことを特徴とする請求項１記
載の雨検知装置。
【請求項３】前記報知手段は所定時間音と光によって
報知じた後、光だけによって報知することを特徴とする
請求項１記載の雨検知装置。
【請求項４】開閉自在の窓と、雨を検知する雨検知手
段と、該雨検知手段が動作したときに前記窓を閉めるた
めの駆動手段と、該駆動手段は所定の負荷がかかったと
きに駆動を停止することを特徴とする雨検知装置。
【請求項５】前記雨検知手段が一旦雨を検知し、所定
時間雨を検知しない時、前記駆動手段を前記窓を開ける
ように駆動することを特徴とする請求項４記載の雨検知
装置。