JPH07286549A - 車両用エンジンの給油判定装置及び燃料供給装置 - Google Patents

車両用エンジンの給油判定装置及び燃料供給装置

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JPH07286549A
JPH07286549A JP6077342A JP7734294A JPH07286549A JP H07286549 A JPH07286549 A JP H07286549A JP 6077342 A JP6077342 A JP 6077342A JP 7734294 A JP7734294 A JP 7734294A JP H07286549 A JPH07286549 A JP H07286549A
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tank
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Abstract

(57)【要約】 【目的】燃料の重軽質に応じて始動時の噴射パルス幅を
制御する。 【構成】エンジンの運転状態において検出した燃料の重
軽質、及び、エンジン停止時の燃料タンク内の残量VGE
をエンジン停止中に記憶保持させておく。そして、再始
動時の燃料タンク内の残量VGs(S3)と前記記憶させ
ておいたエンジン停止時の残量VGE(S2)とに基づい
て、エンジン停止中に燃料タンク内の燃料性状に変化を
もたらすような給油が行なわれたか否かを判別する(S
4,S5)。ここで、エンジン停止中の給油による燃料
性状の変化がないと判断されるときには、前回の運転中
に検出した燃料の重軽質に応じて始動時の噴射パルス幅
を決定させる(S6〜S8)。一方、エンジン停止中の
給油によって燃料性状が変化している可能性がある場合
には、重質燃料に適合する噴射パルス幅を設定させる
(S5→S7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用エンジンの給油判
定装置及び燃料供給装置に関し、詳しくは、エンジン用
の燃料タンクへの給油の有無を判定する装置、及び、前
記給油による燃料性状の変化に対応して燃料供給量を適
性に制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの燃料供給制御においては、燃
料の性状、特に、気化特性の違いによってその適性量が
異なることが知られており、特開平5−195840号
公報には、水温に応じた燃料の増量補正量を、サージト
ルクが許容値を越えない範囲で最大限に減少させること
で、そのときの使用燃料の性状に適合する増量補正量を
得る構成が開示されている。
【0003】また、本出願人は先に、エンジンへの燃料
供給量を所定周期で強制的に変化させたときの燃焼圧の
変動を検出して、燃料の気化特性による空燃比変化の応
答遅れを検出し、以て、燃料の気化特性を判別する装置
を提案した(特願平6−52179号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に燃料性状を直接的に検出するセンサを備えずに、エン
ジンの運転状態から間接的に検出し、該燃料性状に対応
した燃料供給制御を実現させる構成では、エンジンの始
動後に燃料性状の検出に要する時間が経過して初めて燃
料性状に対応する燃料供給制御が可能になる。
【0005】このため、始動操作の開始から燃料性状が
特定されるまでの間は、実際の使用燃料の性状に対応す
ることができず、種々の気化特性の燃料に対応して始動
性,運転安定性を確保するためには、気化特性の最も悪
い重質燃料に適合する特性で燃料を多めに供給させる必
要があり、これによって、一般的な軽質燃料を使用して
いる場合には、始動から燃料性状が特定されるまでの間
に空燃比がオーバーリッチ化し、排気中のHC,CO濃
度が高くなることがあった。
【0006】ここで、車両用エンジンへの燃料供給は、
燃料タンク内に貯留されている燃料を用いて行なわれる
から、燃料タンクへの給油(燃料補給)がなければ、少
なくともエンジンに供給される燃料の性状に変化は生じ
ないものと推定されるが、エンジン停止中に給油が行な
われている可能性があるため、従来では、エンジンの始
動毎に燃料性状が不明であるとして制御を行なってお
り、始動から燃料性状が特定されるまでの間における排
気性状の改善が要望されていた。
【0007】また、燃料タンクへの給油は、エンジン停
止状態において行なわれるのが一般的であるが、エンジ
ン運転中に行なわれる可能性もあり、この場合、エンジ
ン始動直後の燃料性状の検出結果が前記給油によって誤
差を生じるようになってしまい、加速時の燃料補正量な
どを燃料性状に応じて補正する構成において、本来の補
正制御が行なえなくなってしまうという問題もあった。
【0008】本発明は上記実情に鑑みなされたものであ
り、燃料性状の変化に関わる燃料タンクへの給油の有無
を適性かつ確実に判定できる車両用エンジンの給油判定
装置を提供することを目的とする。また、実際に使用さ
れている燃料性状に応じた燃料供給量制御が行なわれる
機会を拡大し、以て、燃料性状に対する燃料供給量の不
適合による排気性状の悪化を改善できる車両用エンジン
の燃料供給装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1の発明
にかかる車両用エンジンの給油判定装置は、燃料タンク
内の燃料が供給される車両用エンジンにおいて前記燃料
タンクへの給油の有無を判定する車両用エンジンの給油
判定装置であって、図1に示すように、前記燃料タンク
内の燃料残量を検出する残量センサと、この残量センサ
で検出される燃料残量の増大変化量が、増大変化前の燃
料残量の所定割合以上であるときに前記燃料タンクへの
給油判定を行なう増大割合による給油判定手段と、を含
んで構成される。
【0010】ここで、請求項2の発明にかかる車両用エ
ンジンの給油判定装置では、前記増大割合による給油判
定手段が、エンジンのキースイッチOFF操作時の燃料
残量を記憶し、前記キースイッチのON操作時の燃料残
量と前記記憶したOFF操作時の燃料残量との偏差が、
前記記憶したOFF操作時の燃料残量の所定割合以上で
あったときに、前記キースイッチOFF状態における給
油を判定する構成とした。
【0011】また、請求項3の発明にかかる車両用エン
ジンの給油判定装置は、燃料タンク内の燃料が供給され
る車両用エンジンにおいて前記燃料タンクへの給油の有
無を判定する車両用エンジンの給油判定装置であって、
図2に示すように、前記燃料タンク内の燃料残量を検出
する残量センサと、この残量センサで検出される燃料残
量の単位時間当たりの増大変化量が所定値以上である状
態が所定時間以上継続したときに給油判定を行なう増大
変化継続による給油判定手段と、を含んで構成される。
【0012】更に、請求項4の発明にかかる車両用エン
ジンの給油判定装置は、燃料タンク内の燃料が供給され
る車両用エンジンにおいて前記燃料タンクへの給油の有
無を判定する車両用エンジンの給油判定装置であって、
図3に示すように、前記燃料タンク内の圧力を検出する
タンク圧センサと、このタンク圧センサで検出される燃
料タンク内の圧力が略大気圧になったときに前記燃料タ
ンクへの給油を判定するタンク内圧による給油判定手段
と、を含んで構成される。
【0013】一方、請求項5の発明にかかる車両用エン
ジンの燃料供給装置は、燃料タンク内の燃料が供給され
る車両用エンジンの燃料供給装置であって、図4に示す
ように、前記燃料タンクへの給油の有無を判定する給油
判定手段と、燃料性状をエンジンの運転状態に基づいて
間接的に検出する燃料性状検出手段と、この燃料性状検
出手段で検出された燃料性状をエンジン停止中に記憶保
持する燃料性状記憶手段と、前記給油判定手段によって
エンジン停止中において給油が無かったことが判定され
たときに、前記燃料性状記憶手段に記憶された燃料性状
に基づいて始動時の燃料供給量を設定し、エンジン停止
中において給油が行なわれたことが判定されたときに、
予め設定された基準の燃料性状に対応して始動時の燃料
供給量を設定する始動時燃料制御手段と、を含んで構成
される。
【0014】ここで、請求項6の発明にかかる車両用エ
ンジンの燃料供給装置は、請求項5の発明にかかる装置
における前記給油判定手段を、請求項2又は4のいずれ
かに記載の車両用エンジンの給油判定装置とした。ま
た、請求項7の発明にかかる車両用エンジンの燃料供給
装置は、燃料タンク内の燃料が供給される車両用エンジ
ンの燃料供給装置であって、図5に示すように、燃料性
状をエンジンの運転状態に基づいて間接的に検出する燃
料性状検出手段と、この燃料性状検出手段で検出された
燃料性状に応じてエンジンへの燃料供給量を補正する燃
料性状による燃料補正手段と、前記燃料タンクへの給油
の有無を判定する給油判定手段と、前記燃料性状検出手
段による燃料性状の検出後のエンジン運転中に、前記給
油判定手段によって給油判定がなされたときに、前記燃
料性状検出手段による燃料性状の検出を再度行なわせて
燃料性状を更新設定させる運転中給油時更新制御手段
と、を含んで構成される。
【0015】ここで、請求項8の発明にかかる車両用エ
ンジンの燃料供給装置では、請求項7の発明にかかる装
置における前記給油判定手段を、請求項3又は4のいず
れかに記載の車両用エンジンの給油判定装置とした。ま
た、請求項9の発明にかかる車両用エンジンの燃料供給
装置では、前記燃料性状検出手段が、エンジンへの燃料
供給量を燃料性状の検出のために強制的に補正する燃料
性状検出用燃料補正手段と、エンジンの燃焼状態を検出
する燃焼状態検出手段と、を含んで構成され、前記燃料
性状検出用燃料補正手段による燃料供給量の補正と前記
燃焼状態検出手段で検出される燃焼状態との相関に基づ
いて燃料性状としての燃料の気化特性を検出する構成と
した。
【0016】
【作用】請求項1の発明にかかる車両用エンジンの給油
判定装置によると、給油によって燃料タンク内の燃料残
量が増大変化し、然も、かかる増大変化量が、変化前の
残量の所定割合以上であるときに給油判定を行なう。即
ち、性状の異なる燃料を給油しても、タンク内の残量に
対してその給油量が少ない場合には、給油によって燃料
タンク内の燃料性状を変化させることにはならないの
で、これを給油とは見做さないこととした。
【0017】ここで、請求項2の発明にかかる車両用エ
ンジンの給油判定装置では、前記燃料残量の変化量を、
キースイッチのOFF(エンジン停止)から次にキース
イッチがONされるまでの間における燃料残量の変化量
とし、エンジン停止中に燃料タンク内の燃料がどれだけ
増大したかを判別し、以て、エンジン停止中の給油の有
無を判定できるようにした。
【0018】また、請求項3の発明にかかる車両用エン
ジンの給油判定装置では、単位時間当たりの燃料残量の
増大変化量を検出させ、所定以上の増大変化が所定時間
以上継続したときには、給油による燃料残量の増大変化
であると見做す構成とした。ここで、所定時間以上の継
続を条件とするのは、車両の走行状態における登降坂等
による残量検出量の変化と、給油による残量変化とを区
別するためである。
【0019】更に、請求項4の発明にかかる車両用エン
ジンの給油判定装置では、燃料タンク内の圧力が略大気
圧になった場合には、給油のためにフィラーキャップ
(燃料タンクの給油口の蓋)が開放されたものと推定
し、以て、給油を判定する構成とした。一方、請求項5
の発明にかかる車両用エンジンの燃料供給装置では、燃
料性状をエンジンの運転状態に基づいて間接的に検出す
る手段を備え、該手段によって検出された燃料性状をエ
ンジンの停止中に記憶保持させるようにした。そして、
再始動時に、エンジン停止中における給油の有無を判別
し、給油が無かった場合には、燃料性状の変化もないも
のと判断し、前記エンジン停止中に記憶保持させておい
た燃料性状に応じて始動時の燃料供給を制御させる。一
方、前記エンジン停止中に給油が行なわれていた場合に
は、かかる給油によって前記記憶保持しておいた燃料性
状とは異なる燃料性状に変化している可能性があり、燃
料性状が不明であるので、始動時の燃料供給特性を予め
設定された基準の燃料性状に対応させるようにした。
【0020】ここで、請求項6の発明にかかる車両用エ
ンジンの燃料供給装置では、前記エンジン停止中におけ
る給油の有無を、前記請求項2の発明によるエンジン停
止期間における残量の増大変化割合に基づいて行なう構
成、或いは、前記請求項4の燃料タンク内の圧力に基づ
いて行なう構成とした。また、請求項7の発明にかかる
車両用エンジンの燃料供給装置では、燃料性状が検出さ
れた後のエンジン運転中に給油が行なわれたときに、再
度燃料性状の検出を行なわせる構成として、エンジン運
転中に給油があっても、燃料性状の検出値が給油前の状
態のまま放置されることがないようにした。
【0021】ここで、請求項8の発明にかかる車両用エ
ンジンの燃料供給装置では、前記エンジン運転中におけ
る給油の有無を、前記請求項3の単位時間当たりの残量
増大変化量に基づいて行なわせるか、又は、請求項4の
タンク内圧に基づいて行なわせる構成とした。更に、請
求項9の発明にかかる車両用エンジンの燃料供給装置で
は、エンジンの運転状態に基づく間接的な燃料性状の検
出を、燃料性状の検出のために強制的に燃料供給量を補
正し、かかる補正に対応する燃焼状態に基づいて燃料の
気化特性を検出する構成とした。
【0022】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。一実施例
を示す図6において、車両用エンジン1にはエアクリー
ナ2から吸気ダクト3,スロットル弁4及び吸気マニホ
ールド5を介して空気が吸入される。吸気マニホールド
5の各ブランチ部には、各気筒別に燃料噴射弁6が設け
られている。
【0023】この燃料噴射弁6は、ソレノイドに通電さ
れて開弁し、通電停止されて閉弁する電磁式燃料噴射弁
であって、後述するコントロールユニット12からの駆動
パルス信号により通電制御されて開弁し、燃料タンク21
に内設された燃料ポンプ22から圧送されてプレッシャレ
ギュレータ23により所定の圧力に調整された燃料を、エ
ンジン1に間欠的に噴射供給する。
【0024】前記プレッシャレギュレータ23は、エンジ
ンの吸入負圧と燃料圧力との差圧を一定にすべく、吸入
負圧に対して燃料圧力が所定以上に高い場合には、燃料
を燃料タンク21に戻して燃料圧力を調整するものであ
る。エンジン1の各燃焼室には点火栓7が設けられてい
て、これにより火花点火してシリンダ内の混合気を着火
燃焼させる。そして、エンジン1からは、排気マニホー
ルド8,排気ダクト9,触媒10及びマフラー11を介して
排気が排出される。
【0025】エンジンへの燃料供給を電子制御するため
に設けられたコントロールユニット12は、CPU,RO
M,RAM,A/D変換器及び入出力インタフェイス等
を含んで構成されるマイクロコンピュータを備え、各種
のセンサからの入力信号を受け、後述の如く演算処理し
て、燃料噴射弁6の作動を制御する。前記各種のセンサ
としては、吸気ダクト3中にエアフローメータ13が設け
られていて、エンジン1の吸入空気流量Qに応じた信号
を出力する。
【0026】また、クランク角センサ14が設けられてい
て、基準角度位置毎(例えばTDC毎)の基準角度信号
REFと、1°又は2°毎の単位角度信号POSとを出
力する。ここで、前記基準角度信号REFの周期、或い
は、所定時間内における前記単位角度信号POSの発生
数を計測することにより、エンジン回転速度Neを算出
できる。
【0027】また、エンジン1のウォータジャケットの
冷却水温度Twを検出する水温センサ15が設けられてい
る。更に、前記各点火栓7には、実開昭63−1743
2号公報に開示されるような点火栓7の座金として装着
されるタイプの筒内圧センサ16が設けられており、各気
筒別に筒内圧を検出できるようになっている。前記筒内
圧センサ16は、リング状に形成される圧電素子及び電極
を含んで構成され、点火栓7とシリンダヘッドとの間に
挟み込まれるものである。
【0028】尚、前記筒内圧センサ16は、上記のように
点火栓7の座金として装着されるタイプの他、センサ部
を直接燃焼室内に臨ませて筒内圧を絶対圧として検出す
るタイプのものであっても良い。また、前記燃料タンク
21には、タンク内圧を検出するタンク圧センサ24が設け
られると共に、燃料タンク21内の燃料残量を検出する残
量センサ25が設けられている。
【0029】ここにおいて、コントロールユニット12に
内蔵されたマイクロコンピュータのCPUは、ROM上
のプログラムに従って演算処理を行い、エンジン1への
燃料噴射量(噴射パルス幅)Tiを演算し、所定の噴射
タイミングにおいて前記燃料噴射量Ti(燃料供給量)
相当のパルス幅の駆動パルス信号を燃料噴射弁6に出力
する。
【0030】前記燃料噴射量Tiは、 燃料噴射量Ti=基本噴射量Tp×各種補正係数Co+
電圧補正分Ts として算出される。前記基本噴射量Tpは、吸入空気流
量Qとエンジン回転速度Neとに基づいて決定される基
本的な噴射量であり、電圧補正分Tsは、バッテリ電圧
の低下による無効噴射量の増加に対応するための補正分
である。
【0031】また、前記各種補正係数Coは、Co=
{1+空燃比補正係数KMR+水温増量補正係数KTW+始
動後増量補正係数KAS+加速増量補正係数KACC +減速
減量補正係数KDC+・・・}として算出される。前記空
燃比補正係数KMRは、エンジン回転速度Neと基本噴射
量Tp(エンジン負荷)に対して最適な空燃比となるよ
うに基本噴射量Tpを補正するための係数であり、水温
増量補正係数KTWは冷却水温度Twが低いときほど噴射
量を増大補正する。また、前記始動後増量補正係数KAS
は、始動直後に冷却水温度Twが低いほど噴射量を増量
補正するものであり、所定の割合で徐々にその増量補正
量を減じて最終的には0になる。更に、加速増量補正係
数KACC 及び減速減量補正係数KDCは、エンジンの加減
速時の空燃比の変動を回避すべく噴射量を増減補正する
ものである。
【0032】一方、始動時(クランキング時)には、エ
アフローメータ13で検出される吸入空気流量Qを用いず
に、冷却水温度Twに応じて基本の噴射量(始動時噴射
パルス幅)を設定する構成となっている。ここで、コン
トロールユニット12による噴射制御の様子を、図7及び
図8のフローチャートに従って説明する。
【0033】尚、本実施例において、給油判定手段,増
大割合による給油判定手段,増大変化継続による給油判
定手段,燃料性状検出手段,燃料性状記憶手段,始動時
燃料制御手段,燃料補正手段,運転中給油時更新制御手
段としての機能は、前記図7及び図8のフローチャート
に示すように、コントロールユニット12がソフトウェア
的に備えている。
【0034】図7及び図8のフローチャートにおいて、
まず、ステップ1(図中ではS1としてある。以下同
様)では、キースイッチ(図示省略)がOFF→ON切
り換えされた初回であるか否かを判別する。そして、キ
ースイッチのOFF→ON切り換えの初回であるときに
はステップ2へ進み、前回のエンジン運転停止時に記憶
し、キースイッチOFFの間記憶保持された燃料タンク
21の燃料残量VGEを読み出す。
【0035】次のステップ3では、現時点における残量
センサ25による燃料残量の検出値(センサ出力)VG
読み込み、これを始動時における燃料残量としてVGS
セットする。そして、ステップ4では、前記始動時の燃
料残量VGSと前回のエンジン運転停止時における燃料残
量VGEとの偏差によってエンジン停止中における燃料残
量の変化量を求め、該変化量(←VGS−VGE)と前回の
エンジン運転停止時における燃料残量VGEとの比A(←
(VGS−VGE)/VGE)を算出する。
【0036】前記Aは、前回のエンジン運転停止時にお
ける燃料残量VGEに対する増量変化量の割合を示すもの
であり、エンジン停止中に燃料タンク21に対する給油が
行なわれず燃料残量の変化がない場合には0となる一
方、給油が行なわれた場合には、給油前(エンジン停止
時)に残っていた燃料にする給油量の割合が大きくなる
ほど大きな値として算出されることになる。
【0037】次に、ステップ5では、前記Aが所定値以
上であるか否かを判別し、所定値以上であるときには、
エンジン停止中に燃料タンク21に対する給油が行なわれ
たものと判断する。一方、ステップ5で、前記Aが所定
値未満であると判別されたときには、エンジン停止中に
給油が行なわれなかったものと判断する。ここで、前記
Aが所定値未満である条件では、給油が行なわれたがそ
の給油量が残っていた燃料に対して僅かの割合であった
場合も含まれることになるが、この場合には、たとえ異
質な燃料が給油されたとしても、かかる給油の影響が少
なく燃料性状の変化は殆どないと推定されるので、給油
が無かった場合に含めることとした。即ち、前記Aに基
づく給油の有無の判別は、後述するように燃料タンク21
内の燃料性状が給油によって変化したか否かを判別させ
るためのものであるため、たとえ給油があっても、これ
が燃料性状に影響しない程度のものであれば、給油が行
なわれなかった場合と同様に扱うものである。
【0038】前記ステップ5で、エンジン停止中に給油
が行なわれたことが検出されたときには、給油前の燃料
タンク21内の燃料と同じ性状の燃料が給油された可能性
もあるが、同時に、異質な燃料が給油された可能性もあ
り、エンジン停止中における給油によって燃料タンク21
内の燃料が如何なる性状のものであるかは不明である。
そして、仮に、現在の燃料タンク21内の燃料が気化性の
比較的悪い重質燃料である場合に、気化性の比較的良い
通常の軽質燃料に適合する噴射量を始動時に設定する
と、始動性が悪化することになってしまう。
【0039】従って、エンジン停止中に給油が行なわれ
燃料性状(気化特性)が不明である場合には、少なくと
も燃料の不足によって始動不良が発生することがないよ
うに、ステップ7へ進んで、冷却水温度Twに応じて設
定される始動時用の噴射パルス幅として、予め重質燃料
(基準の燃料性状)に適合して設定されているパルス幅
を設定する。
【0040】これによって、エンジン停止中に予め使用
が想定されている中のいずれの燃料が給油されたとして
も、噴射量の不足によって始動不良が発生することを回
避できる。一方、ステップ5で前記Aが所定値未満であ
って、エンジン停止中に給油が行なわれなかったか、或
いは、給油が行なわれたが燃料性状の変化をもたらすよ
うな割合の給油でなかった場合には、ステップ6へ進
む。ステップ6では、前回のエンジン運転中に検出さ
れ、エンジン停止中に記憶保持された燃料性状が、重質
燃料であるか、通常の軽質燃料であるかを判別する。
【0041】ここで、重質燃料が検出されていた場合に
は、ステップ7へ進み、重質燃料に適合する始動時噴射
パルス幅を設定する一方、通常の軽質燃料が検出されて
いた場合には、ステップ8へ進み、予め軽質燃料に適合
して設定されている始動時噴射パルス幅を設定する。前
記軽質燃料に適合する始動時噴射パルス幅は、図9に示
すように、重質燃料に適合するパルス幅に比して、要求
量が少ない分だけ短い設定となっており、これにより、
燃料タンク21内の燃料が軽質燃料であるのに、重質燃料
に適合する多量の燃料が始動時に噴射供給されることが
なく、始動時に排出されるHC,COを充分に低いレベ
ルに抑制することが可能である。
【0042】このように、本実施例では、エンジン停止
中に燃料タンク21内の燃料性状を変化させるような給油
が行なわれなかった場合に、前回のエンジン運転時と燃
料性状が変わらないものと判断し、前回の運転時に検出
した燃料性状に適合する特性で始動時の燃料噴射を制御
させる構成としてある。特に、上記実施例では、たとえ
給油が行なわれてもかかる給油によって燃料性状が大き
く変化しないと予測されるようなときには、給油が行な
われなかった場合と同様に、前回運転時に検出された燃
料性状に応じて始動時の燃料噴射量を制御するから、始
動時において実際の燃料に適合する噴射制御を行なわせ
る機会を拡大させることができる。
【0043】一方、キースイッチのON継続中(エンジ
ン運転中及びエンジン停止状態を含む)には、ステップ
1からステップ9へ進み、燃料性状(重軽質)の検出が
終了しているか否かを示すフラグの判別を行なう。前記
フラグは、0であるときに燃料性状の検出が終了してい
ない状態を示す設定となっており、ステップ9でフラグ
が0であると判別されたときには、ステップ10へ進み、
燃料噴射量の強制的な補正と該補正時の燃焼状態の検出
とに基づいて燃料性状をエンジンの運転状態に基づいて
間接的に検出する処理を実行させる。上記ステップ10に
おける燃料性状の検出の詳細は、後に説明する。
【0044】尚、前記フラグは、キースイッチがOFF
される毎に0リセットされる構成としても良いし、ま
た、前記ステップ5で給油判定がなされて初めて0リセ
ットされる構成としても良い。ステップ10で燃料性状の
検出を行なうと、次のステップ11では、前記フラグに1
をセットし、燃料性状が検出済みであることが前記フラ
グによって判別されるようにする。
【0045】次にステップ16へ進み、キースイッチのO
FF操作によってエンジンが停止されたか否かを判別
し、エンジンが継続的に運転されているときには、ステ
ップ17へ進み、上記に説明した噴射量Tiの演算に基づ
く通常の噴射制御を実行させる。尚、かかる通常の噴射
制御において、燃料性状の検出が済んでいるときには、
加減速の燃料補正量や水温に応じた燃料補正量を、燃料
性状の検出結果に応じて補正することが好ましい。
【0046】一方、ステップ9で前記フラグに1がセッ
トされていると判別されたときには、ステップ12へ進
み、残量センサ25による現時点における検出値VG と単
位時間前の検出値VG -1との偏差Bを算出する。次のス
テップ13では、前記偏差Bが所定値以上であるか否かを
判別することで、燃料残量が単位時間当たりに所定量以
上増大変化しているか否かを判別する。
【0047】更に、ステップ14では、上記のように単位
時間当たりの燃料残量の増大変化量が所定以上である状
態が所定時間以上継続しているか否かを判別する。そし
て、単位時間当たりの燃料残量の増大変化量が所定以上
である状態が所定時間以上継続している場合には、エン
ジン運転中に給油が行なわれたものと判断する。
【0048】車両の運転中には、登降坂時又は加減速時
に残量センサ25で検出される燃料残量が一時的に変化す
ることがあり、これとエンジン運転中での給油に伴う残
量変化を区別するために、一定以上の残量変化が所定時
間以上継続していることを条件としてエンジン運転中の
給油を判定させるようにしている。即ち、登降坂時又は
加減速時の残量検出値の変動は、一時的かつ不安定であ
るのに対し、給油時には、燃料残量が一定量ずつ継続的
に増大変化することになるので、所定時間の継続を条件
とすることで、登降坂時又は加減速時の残量検出値の変
動と給油による変動とを区別することが可能である。
【0049】一定以上の残量増大変化が所定時間以上継
続しており、エンジン運転中における給油の判定がなさ
れたときには、該給油によって燃料性状の変化が生じた
可能性があるので、ステップ15へ進み、前記フラグを0
リセットする。一方、ステップ13,14における判別で、
エンジン運転中の給油が判定されなかったときには、ス
テップ15を迂回してステップ16へ進む。
【0050】前記ステップ2〜5における給油判定は、
エンジン停止中における給油のみを判定するものである
から、ステップ12〜15の処理を行なわないと、燃料性状
を検出した後のエンジン運転中に給油が行なわれると、
燃料性状を更新する機会が得られないままエンジンが停
止され、給油前の検出結果がエンジン停止中に記憶保持
されることになってしまう。これに対し、本実施例のよ
うにステップ12〜15の処理を設けてあれば、給油が行な
われたときには確実に燃料性状検出をやり直させること
ができ、以て、エンジン運転中における給油による燃料
性状の変化に対応しつつ、無駄な燃料性状の検出を回避
できる。
【0051】上記のように、エンジン運転中に燃料性状
を検出しておき、キースイッチがOFF操作されると、
ステップ16からステップ18へ進む。ステップ18では、前
記ステップ2〜5におけるエンジン停止中の給油判定の
ために、キースイッチOFF時点における残量センサ25
の検出値VG をエンジン停止時の残量としてVGEにセッ
トし、かかる残量VGEを次にキースイッチがONされる
まで(エンジン停止中に)記憶保持させる。これによっ
て、エンジン停止中に燃料残量がどれだけ変化したかを
ステップ2〜5で判別できることになる。
【0052】次のステップ19では、前記フラグの判別を
行い、燃料性状の検出が終了している状態でのエンジン
停止であるか否かを判別させる。前記フラグが0であっ
て、燃料性状の検出を行なう機会を逸した状態でエンジ
ンが停止されたときには、ステップ20へ進み、再始動時
に少なくとも燃料噴射量の不足によって始動不良となる
ことがないように、燃料性状の検出結果として重質燃料
を記憶させる。
【0053】一方、前記フラグが1であって燃料性状の
検出が行なわれているときには、ステップ21へ進み、検
出結果をそのまま記憶させる。前記ステップ20或いはス
テップ21において記憶させた燃料性状は、エンジン停止
中にバックアップ電源によって記憶保持されるようにし
てあり、エンジン停止中に給油がなかったことが前記ス
テップ5で判定されると、次のステップ6において前記
記憶データが参照されて始動時の燃料噴射パルス幅が設
定される。
【0054】ところで、上記実施例では、エンジン停止
中及びエンジン運転中における給油を、残量センサ25に
よる検出結果に基づいて判定させるようにしたが、タン
ク圧センサ24で検出されるタンク内圧に基づいて給油の
有無を判定させる構成としても良い。即ち、給油のため
にフィラーキャップが開かれると、燃料タンク21内の圧
力が負圧状態から大気圧になるから、タンク圧センサ24
で検出される燃料タンク21内の圧力が大気圧近傍である
場合には、給油のためにフィラーキャップが開かれたも
のと推定できる。
【0055】図10のフローチャートは、上記タンク内圧
による給油判定の様子(タンク内圧による給油判定手
段)を示すものであり、ステップ31では、タンク圧セン
サ24の検出信号をA/D変換して読み込む。そして、次
のステップ32では、前記ステップ31で読み込んだタンク
内圧が所定以上であるか否かを判別する。このステップ
32における判別は、タンク内圧がフィラーキャップの開
放によって、負圧状態から大気圧状態になったか否かを
判別するものである。
【0056】前記ステップ32で、タンク内圧が所定値以
上であると判別されたときには、ステップ33へ進み、給
油のためのフィラーキャップの開放によってタンク内圧
が上昇したものと推定し、給油が行なわれたことを判定
する。一方、ステップ32で、タンク内圧が所定値未満で
あると判別されたときには、ステップ34へ進み、給油の
ためのフィラーキャップの開放がないために、燃料タン
ク21内の圧力が負圧状態に維持されているものと推定
し、給油無しを判定する。
【0057】ここで、エンジン停止中における給油の有
無は、キースイッチをONさせた初回に前記タンク圧セ
ンサ24の検出値をA/D変換して読み込ませるようにす
れば良い。また、エンジン運転中における給油の有無
は、所定時間毎に前記タンク圧センサ24の検出値をA/
D変換して読み込ませるようにすれば良い。ところで、
前記図8のフローチャートのステップ10における燃料の
重軽質判定は、以下のようにして行なわせることができ
る。
【0058】燃料が気化率の悪い重質燃料の場合には、
通常の軽質燃料に比して、吸気系に供給される燃料の変
化に対して実際にシリンダ内に吸入される混合気の空燃
比が変化するまでに大きな応答遅れが生じる。そこで、
例えば燃料噴射量を燃料性状の検出のために強制的に増
大又は減少方向にステップ変化させ(燃料性状検出用燃
料補正手段)、かかるステップ変化に対応する燃焼圧
(エンジンの運転状態)の変動が筒内圧センサ16(燃焼
状態検出手段)で検出されるまでに要した時間を計測さ
せ、該計測された時間(燃料の強制的な補正と燃焼圧変
動との相関)によって前記応答遅れを検知し、応答遅れ
が大きいほど気化率の低い燃料が使用されているものと
して間接的に燃料の気化特性を検出することができる。
【0059】また、燃料噴射量を強制的に一定周期で変
動させ(燃料性状検出用燃料補正手段)、このときに筒
内圧センサ16で検出される燃焼圧変動の周期(エンジン
の運転状態)と、前記噴射量変動周期とを比較する(燃
料の強制的な補正と燃焼圧変動との相関を判定する)こ
とで、気化率の違いによる前記応答遅れの違いを検知
し、以て、間接的に燃料の気化特性を検出することもで
きる。この場合には、噴射量の変動周期に対して燃焼圧
変動の周期が長くなるほど気化率が低いために応答遅れ
が生じていることを示すことになり、噴射量の変動周期
に対して燃焼圧の変動周期が長くなるほど気化率の低い
燃料が使用されているものとして間接的に燃料の気化特
性を検出することができる。
【0060】更に、燃料の気化率の違いによるシリンダ
内における空燃比変化の応答遅れを検出するのではな
く、気化率の違いによる正常燃焼限界の空燃比の違いを
検出することで、間接的に燃料性状(気化特性)を検出
することもできる。燃料が気化率の悪い重質燃料である
場合は、気化率の比較的良い軽質燃料に比して空燃比の
減少変化(リッチ化)に対する許容度が大きくなり、軽
質燃料を使用している場合に比べてリッチ燃焼限界の空
燃比がより小さくなる一方、軽質燃料に比して空燃比の
増大変化(リーン変化)に対する許容度が小さくなり、
軽質燃料を使用している場合に比べてリーン燃焼限界の
空燃比がより小さくなる。即ち、重質燃料では、軽質燃
料に比して、正常燃焼状態を確保できる空燃比域がより
リッチ側となる。
【0061】そこで、筒内圧センサ16で検出される燃焼
圧を監視しつつ、燃料噴射量を強制的に徐々に増大又は
減少変化させ、燃焼圧の変動が所定値を越えた時点の噴
射量(空燃比)を燃焼限界の空燃比として求める。そし
て、前記求められた燃焼限界の空燃比がリッチ傾向であ
るかリーン傾向であるかによって燃料の気化特性を間接
的に検出させることが可能である。
【0062】尚、上記実施例では、残量センサ25により
検出される燃料残量に基づく給油判定と、タンク圧セン
サ24で検出されるタンク内圧に基づく給油判定とのいず
れか一方を用いる構成としたが、両方を並行して実行さ
せ、両方で給油判定されたときにのみ実際に給油が行な
われたものとして判定させる構成としても良い。また、
燃料の重軽質の検出結果を、噴射量の補正のみならず、
点火時期制御などに用いるようにしても良い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように請求項1又は2の発
明にかかる車両用エンジンの給油判定装置によると、燃
料性状の変化をもたらすような給油のみを判定すること
ができるから、給油による燃料性状の変化を適性に判断
することができるという効果がある。
【0064】また、請求項3の発明にかかる給油判定装
置によると、エンジン運転中における給油の有無を確実
に検出できるという効果がある。更に、請求項4の発明
にかかる給油判定装置によると、給油のためにフィラー
キャップが開放されることに伴ってタンク内圧が大気圧
になることを利用し、フィラーキャップの開放が給油動
作を示すものとして給油判定を行なうから、エンジンの
運転状態とは無関係にエンジン運転中,停止中を区別す
ることなく、給油判定が行なえるという効果がある。
【0065】一方、請求項5又は6の発明にかかる車両
用エンジンの燃料供給装置によると、エンジン停止中に
給油が行なわれなかったときには、始動時から実際の使
用燃料に適合する特性で燃料を供給させることができる
ので、気化率の良い通常の軽質燃料を使用しているとき
に、過剰な燃料が供給されて多くのHC,COが排出さ
れてしまうことを抑制できるようになるという効果があ
る。
【0066】また、請求項7又は8の発明にかかる燃料
供給装置によると、無駄な燃料性状の検出を回避しつ
つ、エンジン運転中に給油が行なわれることがあって
も、かかる給油による燃料性状の変化に確実に対応する
ことができるという効果がある。更に、請求項9の発明
にかかる燃料供給装置によると、燃料供給量の強制的な
補正によって燃料性状の違いをエンジン運転状態に強制
的に反映させるから、燃料性状の検出を簡便かつ精度良
く行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の構成を示すブロック図。
【図5】本発明の構成を示すブロック図。
【図6】本発明の一実施例を示すシステム概略図。
【図7】実施例の燃料噴射制御を示すフローチャート。
【図8】実施例の燃料噴射制御を示すフローチャート。
【図9】燃料の重軽質と始動時噴射パルス幅との相関を
示す線図。
【図10】タンク内圧に基づく給油判定を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 エンジン 6 燃料噴射弁 12 コントロールユニット 13 エアフローメータ 14 クランク角センサ 15 水温センサ 16 筒内圧センサ 21 燃料タンク 24 タンク圧センサ 25 残量センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 37/00 301 R

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンク内の燃料が供給される車両用エ
    ンジンにおいて前記燃料タンクへの給油の有無を判定す
    る車両用エンジンの給油判定装置であって、 前記燃料タンク内の燃料残量を検出する残量センサと、 該残量センサで検出される燃料残量の増大変化量が、増
    大変化前の燃料残量の所定割合以上であるときに前記燃
    料タンクへの給油判定を行なう増大割合による給油判定
    手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする車両用エンジンの
    給油判定装置。
  2. 【請求項2】前記増大割合による給油判定手段が、エン
    ジンのキースイッチOFF操作時の燃料残量を記憶し、
    前記キースイッチのON操作時の燃料残量と前記記憶し
    たOFF操作時の燃料残量との偏差が、前記記憶したO
    FF操作時の燃料残量の所定割合以上であったときに、
    前記キースイッチOFF状態における給油を判定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用エンジンの給油判
    定装置。
  3. 【請求項3】燃料タンク内の燃料が供給される車両用エ
    ンジンにおいて前記燃料タンクへの給油の有無を判定す
    る車両用エンジンの給油判定装置であって、 前記燃料タンク内の燃料残量を検出する残量センサと、 該残量センサで検出される燃料残量の単位時間当たりの
    増大変化量が所定値以上である状態が所定時間以上継続
    したときに給油判定を行なう増大変化継続による給油判
    定手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする車両用エンジンの
    給油判定装置。
  4. 【請求項4】燃料タンク内の燃料が供給される車両用エ
    ンジンにおいて前記燃料タンクへの給油の有無を判定す
    る車両用エンジンの給油判定装置であって、 前記燃料タンク内の圧力を検出するタンク圧センサと、 該タンク圧センサで検出される燃料タンク内の圧力が略
    大気圧になったときに前記燃料タンクへの給油を判定す
    るタンク内圧による給油判定手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする車両用エンジンの
    給油判定装置。
  5. 【請求項5】燃料タンク内の燃料が供給される車両用エ
    ンジンの燃料供給装置であって、 前記燃料タンクへの給油の有無を判定する給油判定手段
    と、 燃料性状をエンジンの運転状態に基づいて間接的に検出
    する燃料性状検出手段と、 該燃料性状検出手段で検出された燃料性状をエンジン停
    止中に記憶保持する燃料性状記憶手段と、 前記給油判定手段によってエンジン停止中において給油
    が無かったことが判定されたときに、前記燃料性状記憶
    手段に記憶された燃料性状に基づいて始動時の燃料供給
    量を設定し、エンジン停止中において給油が行なわれた
    ことが判定されたときに、予め設定された基準の燃料性
    状に対応して始動時の燃料供給量を設定する始動時燃料
    制御手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする車両用エンジンの
    燃料供給装置。
  6. 【請求項6】前記給油判定手段が、請求項2又は4のい
    ずれかに記載の車両用エンジンの給油判定装置であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の車両用エンジンの燃料供
    給装置。
  7. 【請求項7】燃料タンク内の燃料が供給される車両用エ
    ンジンの燃料供給装置であって、 燃料性状をエンジンの運転状態に基づいて間接的に検出
    する燃料性状検出手段と、 該燃料性状検出手段で検出された燃料性状に応じてエン
    ジンへの燃料供給量を補正する燃料性状による燃料補正
    手段と、 前記燃料タンクへの給油の有無を判定する給油判定手段
    と、 前記燃料性状検出手段による燃料性状の検出後のエンジ
    ン運転中に、前記給油判定手段によって給油判定がなさ
    れたときに、前記燃料性状検出手段による燃料性状の検
    出を再度行なわせて燃料性状を更新設定させる運転中給
    油時更新制御手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする車両用エンジンの
    燃料供給装置。
  8. 【請求項8】前記給油判定手段が、請求項3又は4のい
    ずれかに記載の車両用エンジンの給油判定装置であるこ
    とを特徴とする請求項7記載の車両用エンジンの燃料供
    給装置。
  9. 【請求項9】前記燃料性状検出手段が、エンジンへの燃
    料供給量を燃料性状の検出のために強制的に補正する燃
    料性状検出用燃料補正手段と、エンジンの燃焼状態を検
    出する燃焼状態検出手段と、を含んで構成され、前記燃
    料性状検出用燃料補正手段による燃料供給量の補正と前
    記燃焼状態検出手段で検出される燃焼状態との相関に基
    づいて燃料性状としての燃料の気化特性を検出すること
    を特徴とする請求項5,6,7又は8のいずれかに記載
    の車両用エンジンの燃料供給装置。
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