JP3355269B2 - 内燃機関の燃料性状検出装置 - Google Patents

内燃機関の燃料性状検出装置

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JP3355269B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料性
状検出装置に関し、詳しくは、燃料センサを用いること
なく、機関運転状態から使用燃料の性状、特に、燃料の
重軽質による気化率の違いを判定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機関運転状態から燃料性状(燃料
の重軽質による気化率の違い)を検出する装置として
は、特開平4−252835号公報に開示されるような
ものがあった。このものは、始動時に機関回転速度が第
1回転速度からより高い第2回転速度にまで達するのに
要した時間、又は、始動時の回転速度の移動平均値と瞬
時値との差の積分値に基づいて燃料性状を判定するもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平4−252835号公報に開示される装置のよう
に、回転速度の立ち上がり勾配のみ又は回転変動のみに
基づいて燃料性状を判定する構成では、スタータスイッ
チをOFFするタイミングや機関の停止条件などの種々
のばらつき要因によって、立ち上がり勾配や回転変動に
大きなばらつきが発生するため、燃料性状の判定精度を
高く維持することが困難であるという問題があった。
【0004】更に、回転の立ち上がり勾配や回転変動に
対して燃料性状が与える影響度が比較的小さいため、た
とえ前記ばらつき要因がないとしても、回転速度の立ち
上がり勾配のみ又は回転変動のみからは燃料性状を高精
度に判定することが困難であるという問題があった。本
発明は、このような従来の実情に鑑みなされたものであ
り、始動時の回転状態から使用燃料の性状を高精度に検
出できる燃料性状検出装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明にかかる内燃機関の燃料性状検出装置は、図1
に示すように構成される。図1において、始動性検出手
段は、スタータスイッチがONされてから又は燃料噴射
が開始されてから機関回転速度が所定回転速度に達する
までの期間を、機関の始動性を示すパラメータとして検
出し、回転変動検出手段は、機関回転速度が前記所定回
転速度を越えた時点から、機関回転速度の変化量の積算
値が所定値に達するまでの期間を、機関始動時の回転変
動を示すパラメータとして検出し、立ち上がり勾配検出
手段は、機関回転速度が前記所定回転速度を越えた後の
機関回転速度の変化量の積算値が、第1所定値から第2
所定値に達するまでの期間を、機関始動時の立ち上がり
勾配を示すパラメータとして検出する。
【0006】そして、燃料性状判定手段は、前記始動性
を示すパラメータ,回転変動を示すパラメータ,立ち上
がり勾配を示すパラメータに基づいて使用燃料の性状を
判定する。一般に、使用燃料が重質である場合には、始
動性が悪化し、また、回転変動が大きくなり、更に、回
転の立ち上がり勾配が緩くなるが(図8参照)、これら
の一般的な特性は、各種のばらつき要因によって変動す
る可能性がある。 そこで、前記始動性を示すパラメー
タ,始動時の回転変動を示すパラメータ,始動時の立ち
上がり勾配を示すパラメータに基づいて燃料性状を判定
することで、精度向上を図ったものである。前記始動性
を示すパラメータは、スタータスイッチがONされて機
関の始動が開始された後に、又は、クランキングに伴っ
て燃料噴射が開始された後に、機関が自力で回転し始め
たことを、機関回転速度が所定速度に達したことで判定
するものであり、スタータスイッチON又は燃料噴射開
始から自力回転し始めるまでの期間の長短によって、燃
料性状の違いによる始動性の違いを判断する。 また、前
記始動時の回転変動を示すパラメータにおいては、機関
が自力で回転し始めた後に、回転速度の減少変化(マイ
ナスの変化量)があると、変化量の積算値が所定値を越
えるまでの期間が長くなるから、前記期間に基づいて回
転変動が検出される。 更に、始動時の立ち上がり勾配を
示すパラメータは、前記第1所定値から第2所定値の期
間を、機関が自力で回転を始めた直後の回転変動が発生
し易い期間の後に設定すれば、前記第1所定値から第2
所定値に到達するまでの期間が長いほど回転の立ち上が
り勾配が緩いことを示すことになる。
【0007】請求項2記載の発明では、前記燃料性状判
定手段が、前記始動性を示すパラメータ,回転変動を示
すパラメータ,立ち上がり勾配を示すパラメータにそれ
ぞれ重み付けを与えて燃料性状を判定する構成とした。
始動性,回転変動,回転立ち上がりの各パラメータは、
燃料性状に影響される度合いが相互に異なるから、燃料
性状の影響をより大きく受けるパラメータに大きな重み
付けをすることで、判定精度の向上を図るものである。
【0008】請求項3記載の発明では、前記燃料性状判
定手段が、前記重み付けが与えられた始動性を示すパラ
メータ,回転変動を示すパラメータ,立ち上がり勾配を
示すパラメータの積算値又は加算値と、機関温度に応じ
た基準値との比較に基づいて燃料の性状を判定する構成
とした。かかる構成によると、始動性,回転変動,回転
の立ち上がり勾配それぞれに重み付けを行って燃料性状
に相関するパラメータを1つ設定する一方、始動性,回
転変動,回転立ち上がり勾配に影響を与えることになる
機関温度に応じて基準値を設定し、前記パラメータと基
準値との大小関係に基づいて燃料性状が判定される。
【0009】請求項4記載の発明では、前記始動性を示
すパラメータ,回転変動を示すパラメータ,立ち上がり
勾配を示すパラメータと、機関温度に応じた基準値とを
重み付けを与えてそれぞれ個別に比較させ、各パラメー
タにおける比較結果に基づいて燃料の性状を判定する構
成とした。かかる構成によると、始動性,回転変動,回
転の立ち上がり勾配それぞれに基づいて重み付けが与え
られた暫定的な燃料性状判定がなされ、これらの判定結
果の一致・不一致に基づいて最終的な性状判定がなされ
ることになる。
【0010】請求項5記載の発明では、前記始動性検出
手段,回転変動検出手段及び立ち上がり勾配検出手段
が、機関のサイクル数を単位とする期間に基づいて、始
動性を示すパラメータ,回転変動を示すパラメータ,立
ち上がり勾配を示すパラメータをそれぞれに検出する構
成とした。例えば始動に要した期間を時間として検出す
ると、バッテリ電圧(クランキング回転速度)の影響も
受けることになってしまうが、機関のサイクル数で期間
を検出すれば、バッテリ電圧の影響を排除できることに
なり、また、回転速度の変化量を所定サイクル数単位で
検出すれば、燃料性状の違いによる回転変動,立ち上が
り勾配の違いを精度良く検出できる。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付の図面に基づいて説明する。実施形態のシステム構
成を示す図2において、内燃機関1にはエアクリーナ2
から吸気ダクト3,スロットル弁4及び吸気マニホール
ド5を介して空気が吸入される。吸気マニホールド5の
各ブランチ部には、各気筒別に燃料噴射弁6が設けられ
ている。
【0017】この燃料噴射弁6は、ソレノイドに通電さ
れて開弁し、通電停止されて閉弁する電磁式燃料噴射弁
であって、後述するコントロールユニット12からの駆動
パルス信号により通電制御されて開弁し、図示しない燃
料ポンプから圧送されてプレッシャレギュレータにより
所定の圧力に調整された燃料を、機関1に間欠的に噴射
供給する。
【0018】機関1の各燃焼室には点火栓7が設けられ
ていて、これにより火花点火してシリンダ内に導入され
た混合気を着火燃焼させる。そして、機関1からは、排
気マニホールド8,排気ダクト9,触媒10及びマフラー
11を介して排気が排出される。機関1への燃料供給を電
子制御するコントロールユニット12は、CPU,RO
M,RAM,A/D変換器及び入出力インタフェイス等
を含んで構成されるマイクロコンピュータを備え、各種
のセンサからの入力信号を受け、後述の如く演算処理し
て、燃料噴射弁6の作動を制御する。
【0019】前記各種のセンサとしては、吸気ダクト3
中にエアフローメータ13が設けられていて、機関1の吸
入空気流量Qに応じた信号をコントロールユニット12へ
出力するようになっている。また、クランク角センサ14
が設けられていて、基準角度位置毎(例えばTDC毎)
の基準角度信号REFと、1°又は2°毎の単位角度信
号POSとを出力する。そして、これらの信号が入力さ
れるコントロールユニット12では、前記基準角度信号R
EFの周期、或いは、所定時間内における前記単位角度
信号POSの発生数を計測することにより、機関回転速
度Neを算出できるようになっている。
【0020】また、機関1のウォータジャケットの冷却
水温度Twを検出する水温センサ15が設けられている。
更に、コントロールユニット12にはスタータスイッチの
信号が入力されるようになっている。ここにおいて、コ
ントロールユニット12に内蔵されたマイクロコンピュー
タのCPUは、ROM上のプログラムに従って演算処理
を行い、機関1への燃料噴射量(噴射パルス幅)Tiを
演算し、所定の噴射タイミングにおいて前記燃料噴射量
Ti(燃料供給量)相当のパルス幅の駆動パルス信号を
燃料噴射弁6に出力する。
【0021】前記燃料噴射量Tiは、 燃料噴射量Ti=基本噴射量Tp×各種補正係数Co+
電圧補正分Ts として算出される。前記基本噴射量Tpは、吸入空気流
量Qと機関回転速度Neとに基づいて決定される基本値
であり、電圧補正分Tsは、バッテリ電圧の低下による
無効噴射量の変化に対応するための補正分である。
【0022】また、前記各種補正係数Coは、例えば、
Co={1+空燃比補正係数KMR+水温増量補正係数K
TW+始動及び始動後増量補正係数KAS+加速増量補正係
数K ACC +減速減量補正係数KDC+・・・}として算出
される。前記空燃比補正係数KMRは、機関回転速度Ne
と基本噴射量Tp(機関負荷)に対して最適な空燃比と
なるように基本噴射量Tpを補正するための係数であ
り、水温増量補正係数KTWは冷却水温度Twが低いとき
ほど噴射量を増大補正する。
【0023】また、前記始動及び始動後増量補正係数K
ASは、始動性や始動直後の運転性を確保するために始動
時に燃料増量を行なわせるための係数で、始動時及び始
動直後に冷却水温度Twが低いほど噴射量を増量補正す
る傾向に設定され、始動後所定の割合で徐々にその増量
補正量を減じて最終的には0になるように設定されてい
る。更に、加速増量補正係数KACC 及び減速減量補正係
数KDCは、機関の加減速時の空燃比の変動を回避すべく
噴射量を増減補正するものである。
【0024】ここで、前記各種補正係数Coによる噴射
量の補正要求は、使用燃料の性状、特に燃料の重軽質
(気化率)によって変化し、気化率の低い重質燃料を使
用しているときには、前記始動及び始動後増量補正係数
AS,水温増量補正係数KTWや加速増量補正係数KACC
による増量要求は、気化率の高い軽質燃料を使用してい
るときに比べて大きくなる。
【0025】そこで、コントロールユニット12では、以
下に示すようにして燃料の重軽質(気化率)を検出し、
該検出結果に応じて、前記始動及び始動後増量補正係数
AS,水温増量補正係数KTWや加速増量補正係数KACC
を、実際の使用燃料に適合する値に修正するようになっ
ている。尚、燃料の重軽質の検出結果を、点火時期制御
等の他の制御に用いても良い。
【0026】図3のフローチャートは、コントロールユ
ニット12による燃料性状(重軽質)の検出制御を示す。
尚、本発明にかかる始動性検出手段,回転変動検出手
段,立ち上がり勾配検出手段,燃料性状判定手段として
の機能は、前記図3のフローチャートに示すようにコン
トロールユニット12がソフトウェア的に備える。
【0027】図3のフローチャートにおいて、まず、ス
テップ1(図中ではS1と記してある。以下同様)〜ス
テップ3では、始動性を示すパラメータとしての始動経
過サイクル数、始動時の回転変動を示すパラメータとし
ての第1到達サイクル数,始動時の回転立ち上がり勾配
を示すパラメータとしての第2到達サイクル数をそれぞ
れに検出する。
【0028】前記ステップ1における始動経過サイクル
数の検出制御は、図4のフローチャートに詳細に示して
ある。図4のフローチャートは、機関の所定サイクル毎
(例えば1/2回転毎)に実行されるようになってお
り、ステップ11では、前記始動経過サイクル数の演算処
理が終了しているか否かを判別し、演算が済んでいない
場合には、ステップ12へ進む。
【0029】ステップ12では、スタータスイッチがON
されたか否かを判別し、ON操作されてスタータモータ
が起動したときには、ステップ13へ進む。尚、スタータ
スイッチのON操作を検出する代わりに、機関への燃料
噴射の開始を検出させても良い。即ち、スタータスイッ
チがONされた後、クランキングによって機関が回転し
初めてから燃料噴射が行われることになり、スタータス
イッチONから燃料噴射が開始されるまでの期間は、燃
料性状に影響されない期間であるから、燃料噴射の開始
を検出させた方が精度上好ましい場合もある。
【0030】ステップ13では、前記始動経過サイクル数
cyl(初期値=φ)を1アップし、次のステップ14で
は、機関回転速度Neが所定回転速度STNe以上にな
ったか否かを判別する。尚、前記所定回転速度STNe
は、機関が始動されて自力で回転し始めるときの回転速
度とすることが好ましく、例えば300rpm程度とする。
【0031】ステップ14で、機関回転速度Neが所定回
転速度STNe未満であると判別されたときには、ステ
ップ13へ戻って前記始動経過サイクル数cylを更に1
アップし、機関回転速度Neが所定回転速度STNe以
上となるまで、ステップ13における始動経過サイクル数
cylの1アップを繰り返す。これによって、始動経過
サイクル数cylは、スタータスイッチがONされてか
ら機関回転速度Neが所定回転速度STNeに達するま
でのサイクル数として求められることになる。
【0032】ここで、前記スタータスイッチがONされ
てから(又は燃料噴射開始から)機関回転速度Neが所
定回転速度STNeに達するまでの期間を、サイクル数
(積算回転数)ではなく、時間として検出することも可
能であるが、時間の場合には、バッテリ電圧の影響を受
けて変動することになるため、上記のように、サイクル
数(積算回転数)として求めることが好ましく、後述す
る第1到達サイクル数,第2到達サイクル数においても
同様な理由でサイクル数で期間を規定している。
【0033】一般的には、燃料が重質であって気化率が
低いと、バッテリ電圧を一定とした場合、始動性が悪化
して始動期間が長くなるから(図8参照)、燃料が重質
であるほど前記始動経過サイクル数は長くなり、前記始
動経過サイクル数は始動性を示すパラメータとなる。前
記ステップ2における第1到達サイクル数の検出制御
は、図5のフローチャートに詳細に示してある。尚、図
5のフローチャートも、前記図4のフローチャートと同
様に、機関の所定サイクル毎(例えば1/2回転毎)に
実行されるようになっている。
【0034】図5のフローチャートにおいて、まず、ス
テップ21では、前記第1到達サイクル数が演算済みであ
るか否かを判別し、演算が終了していない場合にのみス
テップ22へ進む。ステップ22では、機関回転速度Neが
所定回転速度STNe(例えば300rpm)以上であるか否
かを判別する。尚、前記所定回転速度STNeは、前記
図4のフローチャートのステップ14における所定回転速
度STNeと同じ設定とすることが好ましい。
【0035】スタータスイッチのON後(燃料噴射開始
後)に機関1が自力で回転を初めて所定回転速度STN
e以上になると、ステップ23へ進む。ステップ23では、
本ルーチンの実行周期間(所定単位期間)における回転
速度Neの変化量ΔNe(ΔNe=最新のNe−前回
(1/2回転前)のNe)を求め、これを前回までの積
算値ΣΔNeに加算して、該加算結果を新たに積算値Σ
ΔNeとする処理を行う。
【0036】前記積算値ΣΔNeの初期値はφであり、
前記ステップ23の処理によって、回転速度Neが所定回
転速度STNe以上になってからの1/2回転毎の回転
速度の変化量ΔNeを積算した結果が前記積算値ΣΔN
eとなる。ステップ24では、第1到達サイクル数Tcy
lを1アップし、次のステップ25では、前記積算値ΣΔ
Neが所定値(例えば500rpm) 以上になったか否かを判
別する。
【0037】そして、前記積算値ΣΔNeが所定値以上
になるまでは、ステップ23における積算値ΣΔNeの更
新と第1到達サイクル数Tcylの1アップを繰り返
し、前記積算値ΣΔNeが所定値以上になった段階で本
ルーチンを終了させることで、前記第1到達サイクル数
Tcylが、回転速度Neが所定回転速度STNe以上
になってから前記積算値ΣΔNeが所定値に達するまで
のサイクル数として求められることになる。
【0038】一般に、使用燃料が重質であるほど始動時
の回転変動が大きくなり(図8参照)、回転変動が発生
すると、回転速度の落ち込みによって前記変化量ΔNe
がマイナス値として算出されることで、前記積算値ΣΔ
Neも増減変化することになり、回転変動が大きいとき
ほど積算値ΣΔNeが所定値に対するまでのサイクル数
が大きくなる。従って、燃料が重質であるほど前記第1
到達サイクル数Tcylは大きくなり、前記第1到達サ
イクル数Tcylは回転変動を示すパラメータとなる。
【0039】前記第1到達サイクル数Tcylは、回転
の立ち上がり勾配にも影響を受けることになるが、回転
速度Neが所定回転速度STNe以上になった直後にお
いては、勾配の違いよりも前記回転変動の影響が前記第
1到達サイクル数Tcylに強く現れるので、燃料性状
の違いによる回転変動を検出できることになる。尚、回
転変動を示すパラメータとしては、前記第1到達サイク
ル数Tcylの他に、回転速度の移動平均値と瞬時値と
の差の積分値、回転速度がマイナス変化している期間,
回転速度変化の周波数分析結果,回転速度の極大,極小
値に基づいて、回転変動を示すパラメータを求めても良
い。
【0040】前記ステップ3における第2到達サイクル
数の検出制御は、図6のフローチャートに詳細に示して
ある。尚、図6のフローチャートも、前記図4のフロー
チャートと同様に、機関の所定サイクル毎(例えば1/
2回転毎)に実行されるようになっている。図6のフロ
ーチャートにおいて、まず、ステップ31では、第2到達
サイクル数の演算終了を判別し、未終了のときには、ス
テップ32で、スタータスイッチON後(燃料噴射開始
後)に回転速度Neが所定回転速度STNe(例えば30
0rpm)以上になったか否かを判別する。
【0041】そして、回転速度Neが所定回転速度ST
Ne以上になると、ステップ33で前記積算値ΣΔNeの
演算を開始し、ステップ34では、前記積算値ΣΔNeが
第1所定値(例えば500rpm) 以上になったか否かを判別
する。積算値ΣΔNeが第1所定値になるまでは、ステ
ップ33にそのまま戻り、積算値ΣΔNeが第1所定値以
上になった段階で、ステップ35へ進む。
【0042】ステップ35で、第2到達サイクル数T2c
ylを1アップし、次のステップ36では、前記積算値Σ
ΔNeが第2所定値(>第1所定値)以上になったか否
かを判別する。ここで、積算値ΣΔNeが第2所定値以
上になるまでは、ステップ33に戻って、前記積算値ΣΔ
Neの更新と第2到達サイクル数T2cylの1アップ
を繰り返し、前記積算値ΣΔNeが第2所定値以上にな
った段階で本ルーチンを終了させることで、前記第2到
達サイクル数T2cylが、前記積算値ΣΔNeが第1
所定値から第2所定値にまで達するのに要したサイクル
数として求められることになる。
【0043】一般に、使用燃料が重質であるときには、
回転速度の立ち上がりが緩くなり(図8参照)、積算値
ΣΔNeが第1所定値から第2所定値まで変化するに要
するサイクル数が大きくなる。従って、燃料が重質であ
るほど前記第2到達サイクル数T2cylは大きくな
り、前記第2到達サイクル数T2cylは回転速度の立
ち上がり勾配を示すパラメータとなる。
【0044】尚、前記第2到達サイクル数T2cyl
は、回転変動にも影響を受けることになるが、機関が自
力で回転し始めた初期に主に回転変動が生じるので、例
えば第1所定値を500rpm以上に設定することで、回転変
動の影響を受けることなく立ち上がり勾配を精度良く検
出できる。回転速度の立ち上がり勾配を示すパラメータ
としては、前記第2到達サイクル数T2cylの他、ス
タータスイッチON後(燃料噴射開始後)に回転速度N
eが所定回転速度STNe(300rpm) 以上になった後の
所定サイクル数間において、回転速度Neの1/2回転
当たりの変化量ΔNeが所定値以上のプラスの値として
算出された回数(サイクル数)を求めたり、所定サイク
ル数間における前記変化量ΔNeの最大値,平均値など
を求めても良い。
【0045】上記のようにして始動性,回転変動,回転
立ち上がり勾配を示すパラメータをそれぞれ検出する
と、図3のフローチャートのステップ4では、前記始動
性を示す始動経過サイクル数cylを、予め設定された
テーブルに基づいて重質度を示すパラメータに変換す
る。ここで、前記始動経過サイクル数cylが大きいと
きほど、かかるサイクル数に対応する重質度を示すパラ
メータは大きな値に設定され、重質度を示すパラメータ
は、その値が大きいときほど重質度が高いことを示す値
となるようにしてある。
【0046】同様に、ステップ5では、前記回転変動を
示す第1到達サイクル数Tcylを、予め設定されたテ
ーブルに基づいて重質度を示すパラメータに変換する。
更に、ステップ6では、前記回転の立ち上がり勾配を示
す第2到達サイクル数T2cylを、予め設定されたテ
ーブルに基づいて重質度を示すパラメータに変換する。
【0047】前記ステップ5,6では、前記ステップ4
と同様に、前記第1及び第2到達サイクル数が大きいと
きほど、かかるサイクル数に対応する重質度を示すパラ
メータは大きな値に設定され、重質度を示すパラメータ
は、その値が大きいときほど重質度が高いことを示す値
となるようにしてある。ここで、始動性,回転変動,回
転立ち上がり勾配において、始動性>回転変動≧回転立
ち上がり勾配の順で、使用燃料の重質度に影響を受け易
いので、前記始動性,回転変動,回転立ち上がり勾配を
それぞれ示すパラメータを、重質度を示すパラメータに
それぞれ変換するに当たって、始動性に対して最も大き
な重み付けをし、回転変動,回転立ち上がり勾配につい
ては、前記始動性よりも重み付けを低く設定してある。
【0048】具体的には、始動性を示す始動経過サイク
ル数に応じて設定される重質度を示すパラメータの最大
値(例えば1.5 )に対して、回転変動,回転立ち上がり
勾配を示す第1到達サイクル数,第2到達サイクル数に
応じて設定される重質度を示すパラメータの最大値をよ
り小さな値(例えば0.5 )に設定してある。これによ
り、燃料の重質度に最も影響を受ける始動性に重みを置
きつつ、回転変動や回転の立ち上がり勾配をも適宜加味
して、燃料の重質度を判定できることになる。
【0049】ステップ7では、前記始動性,回転変動,
回転立ち上がり勾配を示すパラメータをそれぞれ変換し
て得た重質度を示すパラメータの積算値又は加算値と、
機関温度を代表する冷却水温度に応じて設定した基準値
とを比較する。重質度を示すパラメータの積算値又は加
算値と比較する基準値を、機関温度を代表する冷却水温
度に応じて設定するのは、前記始動性,回転変動,回転
立ち上がり勾配が、機関温度に影響されて変化するため
であり、これによって、機関温度の変化で燃料性状(重
軽質)の判定精度が低下することを回避できる。
【0050】ステップ7で、重質度をそれぞれ示すパラ
メータの積算値又は加算値が、基準値よりも大きいと判
別された場合には、ステップ8へ進んで、使用燃料が重
質であると判定し、また、重質度をそれぞれ示すパラメ
ータの積算値又は加算値が、基準値よりも小さいと判別
された場合には、ステップ9へ進んで、使用燃料が軽質
であると判定する。
【0051】そして、コントロールユニット12は、前記
判定結果に基づいて、例えば前記始動及び始動後増量補
正係数KAS,水温増量補正係数KTWや加速増量補正係数
AC C を修正する。尚、上記では、前記重質度をそれぞ
れ示すパラメータの積算値又は加算値と基準値との比較
に基づいて、燃料の重軽質を重質,軽質の2種類に区別
する構成としたが、複数の基準値との比較に基づいて重
軽質のレベルを3段階以上に判別する構成としても良
し、前記積算値又は加算値を補正係数に変換し、該補正
係数によって水温増量補正係数KTW等を修正する構成と
しても良い。
【0052】また、始動性,回転変動,回転立ち上がり
勾配を示すパラメータそれぞれに基づいて個別に燃料の
重軽質を判別させ、例えば3つのパラメータの全てで重
質が判定されて初めて最終的に重質判定を行わせる構成
としても良い。具体的には、図7のフローチャートに示
すように、始動性,回転変動,回転立ち上がり勾配を示
すパラメータ(始動経過サイクル数,第1到達サイクル
数,第2到達サイクル数)をそれぞれ求めた後(ステッ
プ41〜ステップ43)、これらのパラメータ(又はこれら
のパラメータを重質度に変換した値)それぞれと、冷却
水温度に応じて設定される基準値とを個別に比較し(ス
テップ44〜ステップ46)、3つのパラメータの全てで重
質と判定された場合にのみ、ステップ47へ進んで最終的
に重質判定を行い、3つのうちの1つでも軽質判定がな
された場合には、ステップ48へ進んで最終的に軽質判定
を行う。
【0053】ここでも、各パラメータと比較される基準
値を各パラメータ毎に個別に設定させることで重み付け
を行ったり、始動経過サイクル数,第1到達サイクル
数,第2到達サイクル数を重質度を示すパラメータに変
換して基準値と比較させる場合には、前記変換特性によ
って各パラメータに重み付けを与えるようにする。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によると、スタータスイッチがONされてから又は燃
料噴射が開始されてから機関が自力で回転し始めるまで
の期間に基づく始動性判断、機関回転速度の変化量の積
算値が所定値に達するまでの期間の長短に基づく回転変
動判断、更に、回転速度の変化量の積算値が第1所定値
から第2所定値に達するまでの期間の長短に基づく立ち
上がり勾配判断から、高精度に燃料性状を判定すること
ができるという効果がある。請求項2記載の発明による
と、始動性,始動時の回転変動,始動時の回転立ち上が
りの各パラメータに重み付けを与えることで、判定精度
の一層の向上を図れるという効果がある。
【0055】請求項3,4記載の発明によると、始動
性,回転変動,回転の立ち上がり勾配それぞれに重み付
けを行った上で、機関温度に応じて設定される基準値と
比較して燃料性状を判定するので、機関温度に影響され
て判定精度が低下することを回避できるという効果があ
る。請求項5記載の発明によると、始動性,回転変動,
回転の立ち上がり勾配を、バッテリ電圧の影響等を排除
して、精度良く検出できるという効果がある。
【0056】
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の構成を示すブロック図。
【図2】実施の形態のシステム概略図。
【図3】実施の形態における燃料性状判定の様子を示す
フローチャート。
【図4】始動性を示す始動経過サイクル数の検出の様子
を示すフローチャート。
【図5】回転変動を示す第1到達サイクル数の検出の様
子を示すフローチャート。
【図6】立ち上がり勾配を示す第2到達サイクル数の検
出の様子を示すフローチャート。
【図7】燃料性状判定の他の例を示すフローチャート。
【図8】燃料の重軽質による始動時の回転変動特性を示
すタイムチャート。
【符号の説明】
1 機関 12 コントロールユニット 14 クランク角センサ 15 水温センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−26841(JP,A) 特開 平4−159432(JP,A) 特開 平4−191433(JP,A) 特開 平7−27010(JP,A) 特開 平4−194348(JP,A) 特開 平8−210162(JP,A) 特開 平8−284708(JP,A) 特開 平4−252835(JP,A) 特開 平8−200126(JP,A) 特開 平6−336939(JP,A) 特開 平9−151777(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 45/00 364 F02D 41/00 - 41/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタータスイッチがONされてから又は燃
    料噴射が開始されてから機関回転速度が所定回転速度に
    達するまでの期間を、機関の始動性を示すパラメータと
    して検出する始動性検出手段と、機関回転速度が前記所定回転速度を越えた時点から、機
    関回転速度の変化量の積算値が所定値に達するまでの期
    間を、機関始動時の回転変動を示すパラメータとして検
    出する 回転変動検出手段と、機関回転速度が前記所定回転速度を越えた後の機関回転
    速度の変化量の積算値が、第1所定値から第2所定値に
    達するまでの期間を、機関始動時の立ち上がり勾配を示
    すパラメータとして検出する 立ち上がり勾配検出手段
    と、 前記始動性を示すパラメータ,回転変動を示すパラメー
    タ,立ち上がり勾配を示すパラメータに基づいて使用燃
    料の性状を判定する燃料性状判定手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の燃料性
    状検出装置。
  2. 【請求項2】前記燃料性状判定手段が、前記始動性を示
    すパラメータ,回転変動を示すパラメータ,立ち上がり
    勾配を示すパラメータにそれぞれ重み付けを与えて燃料
    性状を判定することを特徴とする請求項1記載の内燃機
    関の燃料性状検出装置。
  3. 【請求項3】前記燃料性状判定手段が、前記重み付けが
    与えられた始動性を示すパラメータ,回転変動を示すパ
    ラメータ,立ち上がり勾配を示すパラメータの積算値又
    は加算値と、機関温度に応じた基準値との比較に基づい
    て燃料の性状を判定することを特徴とする請求項2記載
    の内燃機関の燃料性状検出装置。
  4. 【請求項4】前記始動性を示すパラメータ,回転変動を
    示すパラメータ,立ち上がり勾配を示すパラメータと、
    機関温度に応じた基準値とを重み付けを与えてそれぞれ
    個別に比較させ、各パラメータにおける比較結果に基づ
    いて燃料の性状を判定することを特徴とする請求項2記
    載の内燃機関の燃料性状検出装置。
  5. 【請求項5】前記始動性検出手段,回転変動検出手段及
    び立ち上がり勾配検出手段が、機関のサイクル数を単位
    とする期間に基づいて、始動性を示すパラメータ,回転
    変動を示すパラメータ,立ち上がり勾配を示すパラメー
    タをそれぞれに検出することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1つに記載の内燃機関の燃料性状検出装置。
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