JPH07285546A - 折りたたみコンテナー - Google Patents

折りたたみコンテナー

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Publication number
JPH07285546A
JPH07285546A JP9914094A JP9914094A JPH07285546A JP H07285546 A JPH07285546 A JP H07285546A JP 9914094 A JP9914094 A JP 9914094A JP 9914094 A JP9914094 A JP 9914094A JP H07285546 A JPH07285546 A JP H07285546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
frame
bottom plate
locking member
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9914094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hasegawa
建司 長谷川
Kenzo Sato
健蔵 佐藤
Tetsuya Satsuba
哲哉 札場
Hiroshi Eto
寛 衛藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP9914094A priority Critical patent/JPH07285546A/ja
Publication of JPH07285546A publication Critical patent/JPH07285546A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 各部品のほとんどが中空の板よりなりしかも
折りたたみ可能であって、積み重ねた時に隙間を生ずる
ことなくしたがって断熱効果の減少を防止し安定した積
み重ねを可能にした折りたたみコンテナーを提供する。 【構成】 本発明の折りたたみコンテナーは、フレーム
1と、いずれも中空体の底板2と、中央で折り曲げ可能
な側板8と、あおり板10とよりなり、底板2、側板8
の各部が夫々一体成形によりヒンジ5,7にて連結さ
れ、側板8とあおり板10を夫々フレーム1に取り付け
ることにより箱状に組み立てたもので、底板Iには段部
2aを設け又フレーム1のあおり板10側の辺を他の辺
より高さを低くすると共に段部2aを形成することによ
り、積み重ねた時に隙間が出来ないようにして断熱効果
の減少の防止と安定した積み重ねを可能にしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の物品を輸送、運
搬するため等に用いる折りたたみ可能なコンテナーで、
特に断熱効果の高い折りたたみコンテナーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の断熱効果を有し、しかも折りたた
み可能な折りたたみコンテナーとして、図4乃至図8に
示すものが知られている。図4はこの従来例の折りたた
む途中(又は組み立てる途中)の状況を示す斜視図で、
この図において、1はフレーム、2は底板、8は上側の
板状部分4と下側の板状部分6とをヒンジ部7にて折れ
曲がり得るように連結してなる側板で左右の一対が相対
して設けられている。10はあおり板である。そして図
示する状態より両側板を更に折り曲げれば、コンテナー
は折りたたまれ、薄いコンパクトな形状となり、又図4
に示す状態より両側板8を立てて更にあおり板10を起
せば組み立てられた箱状となる。
【0003】この従来の折りたたみコンテナーは、断熱
効果を持たせしかも前記のように折りたたみ又は組み立
て得る構造とするために、各部分が次のように構成され
ている。図5は、フレームの部分を図4の4−A線に沿
って切断して示しこのフレーム1と側板8とを結合した
状態を示す図で、この図に示すように、フレーム1の断
面形状は下方に開口を有しているU字形をなし、複数個
所に内方へ斜めに突出した係止片3を有している。
【0004】又底板2と両側板8とは、ヒンジ部5によ
り折り曲げ可能に連結されており、又両側板8は夫々上
側板状部分4と下側板状部分6とがヒンジ部7にて折り
曲げ可能に連結されている。更に両側板8の底板2に連
結する側とは反対側につまり上側板状部分4の下側板状
部分6に連結する側と反対の側に第1の係止部材11が
ヒンジ部12を介して一体に連結されている。このよう
に底板2の両側に夫々側板8と第1の係止部材11とが
ヒンジ部を介して一体に連結されており、図6に示すよ
うにこれら部品が一連となった構成になっている。又第
1の係止部材11には図5のような形の凹状の嵌合部1
1aが形成されている。
【0005】あおり板10は、図7に示す通りの形状
で、その一辺に第2の係止部13がヒンジ部14を介し
て一体に連結された構造になっている。
【0006】又底板2は、その下面に図4の左側および
右側の2個所段部2aが形成されている。つまり図8に
拡大して示してあるように段部2aが形成されている。
このように底板2の底面に段部2aを形成することによ
り、底板2の2bの部分が両端部分より下方に出るた
め、コンテナーを積み重ねた時に、下側に位置するコン
テナーのフレーム1の開口内にこの2bにて示す部分が
入り、コンテナーが相互にずれるのを防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の折
りたたみコンテナーは、図4のようにフレーム1の上側
端面1aがすべて同一平面上に位置し、つまり高さがす
べて等しく、積み重ね時、底板2の短い側(あおり板1
0の横方向に沿った側)では、上方コンテナーの底板2
と下方コンテナーのフレーム1とは互いに接するが、長
い側(側板8の横方向に沿った側)は、ヒンジ5が設け
られているため上方コンテナーの底板2は下方コンテナ
ーのフレーム1と接していない。つまり図9において符
号20,21にて示す部分に隙間が生ずる。
【0008】この従来例は、底板2、側板8(上下の板
状部分4,6)、あおり板10等が中空であって、断熱
性を有する構成になっているが、複数のコンテナーを積
み重ねた際に、前記の通りの隙間20,21が生じ、こ
の隙間20,21が断熱性を低下させる原因になってい
る。また積み重ねた時の安定性等の点で若干の問題を有
していた。
【0009】本発明は、中空構造の断熱性を有するもの
であって、しかも積み重ねた時に隙間が生ずることなく
断熱効果が一層優れ又安定した積み重ねが可能な折りた
たみコンテナーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の折りたたみコン
テナーは、フレームと、底板と、前記フレーム及び前記
底板に対して夫々回動し得るように取り付けられ且つ連
結部にて内側へ折れ曲がるようにヒンジ部にて連結され
た上側の板状部分と下側の板状部分からなる側板と、前
記フレームに対して回動し得るように取り付けられたあ
おり板とから構成され前記フレームは開口する側が下を
向いたU字状をなしその側部に複数の係止片を有するも
のであり、前記底板と下側の板状部分とがヒンジ部によ
って連結され更に上側の板状部分には複数の嵌合部を有
する第1の係止部材がヒンジ部材によって連結され前記
あおり板に嵌合部を有する第2の係止部材がヒンジ部に
連結され、前記側板の上下の板状部分および第1の係止
部材とが中空一体成形体で構成され前記第1の係止部材
と第2の係止部材とを前記フレームのU字状内に挿入す
ることによって、前記係止片が前記第1の係止部材およ
び第2の係止部材の夫々の嵌合部と係止させることによ
り、側板およびあおり板がフレームに取り付けれらたコ
ンテナーであって、底板のあおり板側に段部が形成さ
れ、かつフレームの上面の高さを底板の段部までの厚さ
に合わせて側板の側をあおり板の側よりも高くし又あお
り板側の端面に前記の底板に形成した段部に合わせた段
部を設けた構成としたもので、コンテナーを組み立てた
状態にて重ねた時、上方に位置するコンテナーの底板の
段部の垂直面が下方に位置するコンテナーのフレーム内
に設入し水平面がフレーム面に当接するようにして、コ
ンテナーを積み重ねた時に上下のコンテナー間にはほと
んど隙間が生じないようにして断熱効果を高め又互いに
ずれることのないようにしたものである。
【0011】
【実施例】以下本発明の折りたたみコンテナーの実施例
を図面にもとづいて説明する。
【0012】図1乃至図2は、本発明の折りたたみコン
テナーの実施例を示す図で、1はフレーム、2は底板、
8は上側の板状部分4と下側の板状部分6とをヒンジ部
7にて折れ曲がり得るように連結してなる側板で左右の
一対が相対して設けられている。10はあおり板であ
る。そして図示する状態より両側板を更に折り曲げれ
ば、コンテナーは折りたたまれフレーム1と底板2とが
可及的に接近するようになり、薄いコンパクトな形状と
なり、図1に示す状態より両側板8を立てて更にあおり
板10を起こせば組み立てられた箱状となる。
【0013】次に本発明の折りたたみコンテナーの各部
分の構造を説明する。
【0014】フレーム1は図2に示す通りの構成であっ
て、この図2は、図1に示す本発明の実施例のフレーム
1を拡大して示してあり、前述のようにフレーム1のう
ちの側板8の横方向に沿った側1aをあおり板1の横方
向に沿った側1bよりも高く、又1bの側には内側に若
干下がった段部1cが形成されている。これにより後に
述べるように従来の欠点を解消した。
【0015】又底板2と両側板8とは、前記従来例と同
じようにヒンジ部5により折り曲げ可能に連結されてお
り、又両側板8は夫々上側板状部分4と下側板状部分も
ヒンジ部7にて折り曲げ可能に連結されている。つまり
底板2,側板8は図6に示す従来例と同じ構成ある。更
に両側板8の底板2に連結する側とは反対側につまり上
側板状部分4の下側板状部分6に連結する側と反対の側
には、図5に示すと同様に第1の係止部材11がヒンジ
部12を介して一体に連結されている。このように底板
2の両側に夫々側板8と第1の係止部材とがヒンジ部を
介して一体に連結されており、図6に示す従来例と同様
にこれら部品が一連となった構成になっている。又第1
の係止部材11には図5のような形の凹状の嵌合部11
aが形成されていることも従来例と同じである。
【0016】あおり板10は、図7に示す通りの形状
で、その一辺に第2の係止部13がヒンジ部14を介し
て一体に連結された構造になっている点も同様である。
【0017】又底板2も、従来例と同じような構成で、
図に示すように、その側板6と連結されている辺以外の
相対する辺がその底面側において段部2aを形成するよ
うに切欠き部分が形成されている。
【0018】尚側板は、図5に示すように第1の係止部
材11をフレーム1に挿入固定し、あおり板10は図7
のように第2の係止部材13をフレーム1に挿入して組
み立てられる。
【0019】この実施例の折りたたみコンテナーは、フ
レーム1を図2に示した通りの構造にしたことにより、
即ち、フレーム1が上側の端面が、前述のように側板側
1aが高く、あおり板側1bが低く、しかもその高低差
が底板2の段部2aまでの高さにほぼ等しく、更に底板
の段部2aに対応する段部1cを形成したことにより、
この折りたたみコンテナーを組み立てそれを積み重ねた
時に、下側に位置するコンテナーのフレーム1の段部1
c上に上側に位置するコンテナーの底板2の段部2aが
乗り、又下側に位置するフレーム1の側板8の側の部分
1aに上側に位置する側板の板状部分6の下端面がほぼ
接するようになる。この状態を示す図が図3である。こ
の図に右半分に示すように下側のコンテナーのフレーム
1の段部1c上に上側のコンテナーの底板2(段部2a
の部分)が乗り、一方左半分に示すように下側のコンテ
ナーのフレームのうち1aの部と上側のコンテナーの板
状部分6の下端面6aとがほぼ接する状態となり図3に
符号Sにて示す個所に隙間がほとんど生じない。
【0020】このように、本発明の折りたたみコンテナ
ーは、積み重ねた時にほとんど隙間が出来ず断熱効果が
大であり、又上側のコンテナーが下側のコンテナーのフ
レームのあおり板側に形成された段部と側板側の部分と
で、そのずれを規制されるため安定して積み重ねが可能
であり、又位置決めの上でも好ましい。
【0021】又図4の(B)に示すような凸部15を側
板の内面側端部に、更に図5に示すように、底板2のあ
おり板側に凸部16を、又あおり板10の先17に段部
を形成すれば、あおり板が外方を外れるのを防止し得
る。
【0022】
【発明の効果】本発明の折りたたみコンテナーは、フレ
ームをその側板に沿った側の高さをあおり板に沿った側
の高さより高くすることにより、コンテナーを組み立て
た状態にて積み重ねた時に上下のコンテナー間にほとん
ど隙間が出来ず断熱効果を得るために有利であり、又ず
れの防止と位置決めを容易にする等の効果も有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の折りたたみコンテナーの折りたたむ
途中の状態を示す斜視図
【図2】 上記コンテナーのフレームの斜視図
【図3】 本発明の折りたたみコンテナーを積み重ねた
状態を示す図
【図4】 従来の折りたたみコンテナーの斜視図
【図5】 前記折りたたみコンテナーの側板およびその
フレームへの取り付け状態を示す図
【図6】 前記側板の各部のヒンジにより一体に連結さ
れた状態を示す図
【図7】 前記折りたたみコンテナーのあおり板および
そのフレームへの取り付け状態を示す図
【図8】 従来の折りたたみコンテナーを積み重ねた時
の上方の底板と下方のフレームとの関係を示す図
【図9】 従来の折りたたみコンテナーを積み重ねた状
態を示す図
【符号の説明】
1 フレーム 1a フレーム上方端面 1b フレーム 2 底板 2a 段部 5,7 ヒンジ 8 側板 10 あおり板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 衛藤 寛 川崎市川崎区千鳥町3−2 昭和電工株式 会社川崎樹脂研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、底板と、前記フレーム及
    び前記底板に対して夫々回動し得るように取り付けられ
    且つ連結部にて内側へ折れ曲がるようにヒンジ部にて連
    結された上側の板状部分と下側の板状部分からなる側板
    と、前記フレームに対して回動し得るように取り付けら
    れた中空あおり板とから構成され前記フレームは開口す
    る側が下を向いたU字状をなしその側部に複数の係止片
    を有するものであり、前記底板と下側の板状部分とがヒ
    ンジ部によって連結され更に上側の板状部分には複数の
    嵌合部を有する第1の係止部材がヒンジ部材によって連
    結され前記あおり板に嵌合部を有する第2の係止部材が
    ヒンジ部に連結され、前記側板の上下の板状部分および
    第1の係止部材とが中空一体成形体で構成され前記第1
    の係止部材と第2の係止部材とを前記フレームのU字状
    内に挿入することによって、前記係止片が前記第1の係
    止部材および第2の係止部材の夫々の嵌合部と係止させ
    ることにより、側板およびあおり板がフレームに取り付
    けれらたコンテナーであって、底板のあおり板側に段部
    が形成され、かつフレームの上面の高さを底板の段部ま
    での厚さに合わせて側板の側をあおり板の側よりも高く
    し又あおり板側の端面に前記の底板に形成した段部に合
    わせた段部を設けた構成とし、コンテナーを組み立てた
    状態にて重ねた時、上方に位置するコンテナーの底板の
    段部の垂直面が下方に位置するコンテナーのフレーム内
    に設入し水平面がフレーム面に当接するようにしたこと
    を特徴とする折りたたみコンテナー。
JP9914094A 1994-04-14 1994-04-14 折りたたみコンテナー Pending JPH07285546A (ja)

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JP9914094A JPH07285546A (ja) 1994-04-14 1994-04-14 折りたたみコンテナー

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