JPH07285484A - 自動二輪車用制動装置 - Google Patents

自動二輪車用制動装置

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JPH07285484A
JPH07285484A JP7867494A JP7867494A JPH07285484A JP H07285484 A JPH07285484 A JP H07285484A JP 7867494 A JP7867494 A JP 7867494A JP 7867494 A JP7867494 A JP 7867494A JP H07285484 A JPH07285484 A JP H07285484A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキペダルによる前後輪の連動制動と、
ブレーキレバー及びブレーキペダルによる前後輪の独立
制動とを切り換える。 【構成】 ブレーキレバーLにより作動する第1マスタ
シリンダMc1 は前輪Wfの左側のブレーキキャリパB
FLに直接接続されるとともに、右側のブレーキキャリ
パBcFRに連動弁V2 を介して接続される。ブレーキペ
ダルPにより作動する第2マスタシリンダMc2 は後輪
WrのブレーキキャリパBcR に比例減圧弁V1 を介し
て接続されるとともに、前輪Wfの右側のブレーキキャ
リパBcFRに切換弁V3 及び前記連動弁V2 を介して接
続される。コーナリング時等に切換弁V3 を閉弁する
と、第2マスタシリンダMc2 からの制動油圧が前輪W
fの右側のブレーキキャリパBcFRに伝達されなくな
り、前後輪Wf,Wrの独立制動が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前輪のブレーキシリン
ダを作動させる制動油圧を発生する第1マスタシリンダ
と、前輪のブレーキシリンダ及び後輪のブレーキシリン
ダを作動させる制動油圧を発生する第2マスタシリンダ
とを備えた自動二輪車用制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる自動二輪車用制動装置は、例えば
特開昭61−278482号公報、実公平2−2471
5号公報に記載されているように既に公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
自動二輪車用制動装置は、第2マスタシリンダを操作す
ると前輪のブレーキキャリパ及び後輪のブレーキキャリ
パが連動して作動してしまうため、コーナリング時や不
整地走行時等に前輪及び後輪の制動力を独立してコント
ロールすることができない問題があった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、走行状態に応じて前輪及び後輪の制動力を連動して
或いは独立してコントロールすることが可能な自動二輪
車用制動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された自動二輪車用制動装置は、前
輪のブレーキシリンダを作動させる制動油圧を発生する
第1マスタシリンダと、前輪のブレーキシリンダ及び後
輪のブレーキシリンダを作動させる制動油圧を発生する
第2マスタシリンダと、第2マスタシリンダ及び前輪の
ブレーキシリンダ間を接続する油路を開放・閉塞可能な
切換弁とを備えたことを特徴とする。
【0006】また請求項2に記載された自動二輪車用制
動装置は、請求項1の構成に加えて、コーナリングを検
出するコーナリング検出手段と、コーナリング検出手段
がコーナリングを検出したときに前記切換弁を作動させ
て油路を閉塞する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】また請求項3に記載された自動二輪車用制
動装置は、請求項1の構成に加えて、車速を検出する車
速検出手段と、車速検出手段が所定値以下の車速を検出
したときに前記切換弁を作動させて油路を閉塞する制御
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1〜図3は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は制動装置を備えた自動二輪車の側面図、図
2は制動装置の全体構成図、図3は連動弁の拡大断面図
である。
【0010】図1及び図2に示すように、自動二輪車V
は操向ハンドルに設けたブレーキレバーLと車体フレー
ムに設けたブレーキペダルPとを備える。ブレーキレバ
ーLにより作動する第1マスタシリンダMc1 は、前輪
Wfの左側のブレーキキャリパBcFLに直接接続され
る。ブレーキペダルPにより作動する第2マスタシリン
ダMc2 は、比例減圧弁V1 を介して後輪Wrのブレー
キキャリパBcR に接続される。
【0011】第1マスタシリンダMc1 及び第2マスタ
シリンダMc2 は、連動弁V2 を介して前輪Wfの右側
のブレーキキャリパBcFRに接続される。第2マスタシ
リンダMc2 と連動弁V2 とを接続する油路Hには切換
弁V3 が介装されており、切換弁V3 を開くと第2マス
タシリンダMc2 が発生した制動油圧が連動弁V2 を介
して前輪Wfの右側のブレーキキャリパBcFRに伝達さ
れ、切換弁V3 を閉じると第2マスタシリンダMc2
発生した制動油圧が連動弁V2 に伝達されなくなる。
【0012】図3に示すように、前記連動弁V2 は、同
径の後部シリンダ1及び前部シリンダ2を同軸に穿設し
たケーシング3を備える。後部シリンダ1には第1ピス
トン4が摺動自在に嵌合するとともに、前部シリンダ2
には第2ピストン5及び第3ピストン6が摺動自在に嵌
合する。第1ピストン4と第2ピストン5とはロッド7
によって一体に結合され、また第2ピストン5と第3ピ
ストン6とはロッド8によって一体に結合される。
【0013】第1ピストン4の後側の後部シリンダ1に
形成された第1入力油室9は第1マスタシリンダMc1
に連なる第1入力ポート10を備え、また第2ピストン
5の後側の前部シリンダ2に形成された第2入力油室1
1は第2マスタシリンダMc 2 に連なる第2入力ポート
12を備える。第3ピストン6の前側の前部シリンダ2
には該第3ピストン6を後方に付勢する戻しばね13を
縮設した出力油室14が形成され、この出力油室14は
出力ポート15を介して前輪Wfの右側のブレーキキャ
リパBcFRに接続される。
【0014】ケーシング3に設けられたリザーバ16は
リリーフポート17を介して前記出力油室14に連通す
る。従って、第3ピストン6が前進してそのカップシー
ル18がリリーフポート17を通過すると、出力油室1
4に制動油圧が発生する。
【0015】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0016】通常の走行状態では、第2マスタシリンダ
Mc2 と連動弁V2 とを接続する油路Hに介装された切
換弁V3 は図2に示す開弁位置に保持される。
【0017】ブレーキレバーLを操作すると、第1マス
タシリンダMc1 が発生する制動油圧が前輪Wfの左側
のブレーキキャリパBcFLに伝達されて前輪Wfを制動
する。これと同時に第1マスタシリンダMc1 が発生す
る制動油圧が連動弁V2 の第1入力ポート10に伝達さ
れて第1ピストン4が前進し、第1ピストン4と共に前
進する第3ピストン6により出力油室14に発生した制
動油圧が前輪Wfの右側のブレーキキャリパBcFRに伝
達されて前輪Wfを制動する。このとき、第1ピストン
4及び第3ピストン6の受圧面積は同一であるため、第
1入力ポート10への入力油圧と出力ポート15からの
出力油圧とは同一になり、従って前輪Wfの左右のブレ
ーキキャリパBcFL,BcFRには同一の制動油圧が伝達
されることになる。
【0018】一方、ブレーキペダルPを操作すると、第
2マスタシリンダMc2 が発生する制動油圧が後輪Wr
のブレーキキャリパBcR に伝達されて後輪Wrを制動
する。このとき、第2マスタシリンダMc2 と後輪Wr
のブレーキキャリパBcR との間に介装した比例減圧弁
1 の作用によって制動油圧の増加が抑えられ、これに
より前輪Wf及び後輪Wr間の制動力配分が適切な比率
に保たれる。
【0019】また、第2マスタシリンダMc2 が発生す
る制動油圧が連動弁V2 の第2入力ポート12に伝達さ
れると、第2ピストン5と共に第3ピストン6が前進す
ることにより、出力油室14に発生した制動油圧が前輪
Wfの右側のブレーキキャリパBcFRに伝達されて前輪
Wfを制動する。このとき、第2ピストン5の受圧面積
はロッド7の断面積だけ第3ピストン6の受圧面積より
も小さいため、ブレーキレバーLの操作時よりも出力ポ
ート15からの出力油圧は小さくなる。
【0020】ブレーキレバーL及びブレーキペダルPを
同時に操作すると、連動弁V2 の第1入力ポート10に
第1マスタシリンダMc1 から制動油圧が入力されると
ともに第2入力ポート12に第2マスタシリンダMc2
から制動油圧が入力される。その結果、第3ピストン6
は第1ピストン4及び第2ピストン5の推力によって前
進し、前輪Wfの右側のブレーキキャリパBcFRには、
ブレーキレバーLの操作による制動油圧及びブレーキペ
ダルPの操作による制動油圧が加算されて伝達される。
【0021】自動二輪車Vがコーナリングするとき、或
いは不整地を走行するときに手動操作によって切換弁V
3 を閉弁位置に切り換えると、第2マスタシリンダMc
2 が発生した制動油圧は連動弁V2 に伝達されなくな
る。
【0022】而して、ブレーキレバーLを操作して第1
マスタシリンダMc1 を作動させた場合には、前述と同
様にして前輪Wfの左側のブレーキキャリパBcFLが直
接作動し、且つ右側のブレーキキャリパBcFRが連動弁
2 を介して作動する。一方、ブレーキペダルPを操作
して第2マスタシリンダMc2 を作動させた場合には、
前述と同様にして後輪WrのブレーキキャリパBcR
比例減圧弁V1 を介して作動するが、切換弁V3 が閉弁
位置に切り換えられたことにより第2マスタシリンダM
2 が発生した制動油圧は連動弁V2 に伝達されなくな
り、ブレーキペダルPの操作による前輪Wfの右側のブ
レーキキャリパBcFRの作動が禁止される。
【0023】その結果、ブレーキレバーLの操作は前輪
Wfのみを制動し、ブレーキペダルPの操作は後輪Wr
のみを制動することになり、前輪Wf及び後輪Wrの制
動力を独立にコントロールすることが可能となる。この
ようにして、通常の走行時には前輪Wf及び後輪Wrを
ブレーキペダルPの操作により連動して制動することが
でき、またコーナリング時や不整地走行時には前輪Wf
をブレーキレバーLにより、後輪Wrをブレーキペダル
Pにより独立して制動することができるので、走行状態
に応じた適切なブレーキフィーリングを得ることが可能
となる。
【0024】図4は本発明の第2実施例を示すものであ
る。
【0025】第2実施例は切換弁V3 が常閉の電磁弁か
ら構成されており、この切換弁V3及びコーナリング検
出手段S1 が電子制御ユニットUに接続される。コーナ
リング検出手段S1 が自動二輪車Vのコーナリングを検
出すると、電子制御ユニットUからの指令によって切換
弁V3 が消磁されて開弁位置から閉弁位置に切り換えら
れる。
【0026】図5はコーナリング検出手段S1 を示すも
ので、シリコンオイル20を充填した容器21の内部
に、下端に磁石22を固定したアーム23が支点24を
介して振り子状に吊り下げされる。容器21の底壁を挟
んで磁石22に対向する位置にリードスイッチ25が設
けられる。シリコンオイル20の粘性によって磁石22
及びアーム13の揺動に抵抗が与えられる。
【0027】自動二輪車Vがコーナリング状態にないと
き、磁石22は垂下位置にあってリードスイッチ25に
対向している。このとき、リードスイッチ25はON状
態にあって切換弁V3 は励磁して開弁しており、ブレー
キペダルPの操作により前輪Wf及び後輪Wrを連動し
て制動することができる。
【0028】自動二輪車Vがコーナリング状態にあると
き、磁石22は垂下位置から左方向又は右方向に揺動し
てリードスイッチ25から離間し、リードスイッチ25
はOFF状態となる。その結果、切換弁V3 は消磁して
閉弁し、ブレーキペダルPの操作で後輪Wrを独立して
制動することができる。
【0029】このようにして、第2実施例によれば自動
二輪車Vのコーナリング状態を検出して自動的に切換弁
3 を切り換えることにより、ライダーの操作負担を軽
減することができる。
【0030】図6はコーナリング検出手段S1 の他の実
施例を示すもので、自動二輪車Vのヘッドパイプ26の
内部に回転自在に嵌合するステアリングシャフト27に
磁石22が固定されるとともに、ヘッドパイプ26の外
側のフレーム28にリードスイッチ25が固定される。
【0031】従って、ステアリング操作が行われない場
合には、磁石22に対向するリードスイッチ25がON
状態になって切換弁V3 は開弁し、またコーナリング時
にステアリング操作が行われるとステアリングシャフト
27が回転し、磁石22から離間したリードスイッチ2
5がOFF状態になって切換弁V3 が閉弁する。
【0032】図7はコーナリング検出手段S1 の更に他
の実施例を示すもので、自動二輪車Vのフレーム28に
支持したポテンショメータ29のアーム32がリンク3
0を介してトップブリッジ31に接続される。
【0033】従って、ステアリング操作に連動してポテ
ンショメータ29の出力を変化させることにより自動二
輪車Vがコーナリングにあるか否かを判別し、コーナリ
ング状態にあるときに切換弁V3 を閉弁することができ
る。
【0034】図8及び図9は本発明の第3実施例を示す
もので、図8は前記図2に対応する制動装置の全体構成
図、図9は作用を説明するフローチャートである。
【0035】この第3実施例は、第2実施例のコーナリ
ング検出手段S1 に加えて自動二輪車Vの車速を検出す
る車速検出手段S2 が電子制御ユニットUに接続されて
おり、且つコーナリング検出手段S1 と電子制御ユニッ
トUとの間に切換スイッチSWが設けられている。切換
弁V3 は常開の電磁弁からなり、電子制御ユニットUか
らの指令により励磁して閉弁する。
【0036】図9のフローチャートにおいて、ステップ
S1でコーナリング検出手段S1 及び車速検出手段S2
からの信号を読み込み、ステップS2で車速が所定値以
上でなければ、ステップS3で切換弁V3 を閉弁して油
路Hを閉塞する。これにより、第2マスタシリンダMc
2 から連動弁V2 への制動油圧の伝達を遮断してブレー
キペダルPの操作による前輪Wfの右側のブレーキキャ
リパBcFRの作動を禁止し、低速での取回し(Uターン
等)時におけるハンドルの切れ込み等の不具合を解消す
ることができる。
【0037】ステップS2で車速が所定値以上の場合、
ステップS4で直進中であればステップS5で切換弁V
3 を開弁し、コーナリング中であればステップS3で切
換弁V3 を閉弁する。このコーナリング検出手段S1
よる切換弁V3 の制御は前記第2実施例と同じである。
但し、この第3実施例では、切換スイッチSWをOFF
してコーナリング検出手段S1 からの信号を遮断すれ
ば、例えば所定値以上の車速におけるコーナリング中に
前後連動ブレーキとしてライダーの好みに応じることが
できる。
【0038】図10は本発明の第4実施例を示すもので
ある。
【0039】第4実施例は、その油路Hに切換弁V3
同一構造の常開の電磁弁よりなる切換弁V4 が直列に介
装される。切換弁V3 は切換スイッチSWを介してコー
ナリング検出手段S1 に接続され、また切換弁V4 は電
子制御ユニットUを介して車速検出手段S2 に接続され
る。
【0040】而して、車速検出手段S2 が検出した車速
が所定値以上でなければ切換弁V4が閉弁して前後単独
ブレーキとなり、車速が所定値以上であれば切換弁V4
が開弁して前後連動ブレーキとなる。また、車速が所定
値以上であって且つ切換スイッチSWがONしていると
き、コーナリング検出手段S2 がコーナリグ状態を検出
すれば切換弁V3 が閉弁して前後単独ブレーキとなり、
コーナリグ状態を検出しなければ切換弁V3 が開弁して
前後連動ブレーキとなる。尚、前記第3実施例と同様
に、切換スイッチSWをOFFすることによりコーナリ
ング中にも前後連動ブレーキとしてライダーの好みに応
じることができる。
【0041】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、前輪のブレーキシリンダを作動させる制動
油圧を発生する第1マスタシリンダと、前輪のブレーキ
シリンダ及び後輪のブレーキシリンダを作動させる制動
油圧を発生する第2マスタシリンダと、第2マスタシリ
ンダ及び前輪のブレーキシリンダ間を接続する油路を開
放・閉塞可能な切換弁とを備えているので、第2マスタ
シリンダで前輪及び後輪を連動して制動する状態と、第
1マスタシリンダ及び第2マスタシリンダで前輪及び後
輪を各々独立して制動する状態とを切り換えて制動フィ
ーリングを向上させることができる。
【0043】また請求項2に記載された発明によれば、
コーナリング検出手段がコーナリングを検出したときに
自動的に切換弁を作動させているので、ライダーの操作
負担を軽減することができる。
【0044】また請求項3に記載された発明によれば、
車速検出手段が所定値以下の車速を検出したときに切換
弁を作動させて油路を閉塞するので、低速時に前後単独
ブレーキとして取り扱い易さを向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】制動装置を備えた自動二輪車の側面図
【図2】制動装置の全体構成図
【図3】連動弁の拡大断面図
【図4】本発明の第2実施例に係る、前記図2に対応す
る制動装置の全体構成図
【図5】コーナリング検出手段の拡大図
【図6】コーナリング検出手段の他の実施例を示す図
【図7】コーナリング検出手段の更に他の実施例を示す
【図8】本発明の第3実施例に係る、前記図2に対応す
る制動装置の全体構成図
【図9】作用を説明するフローチャート
【図10】本発明の第4実施例に係る、前記図2に対応
する制動装置の全体構成図
【符号の説明】
BcFL ブレーキキャリパ(ブレーキシリンダ) BcFR ブレーキキャリパ(ブレーキシリンダ) BcR ブレーキキャリパ(ブレーキシリンダ) Mc1 第1マスタシリンダ Mc2 第2マスタシリンダ H 油路 S1 コーナリング検出手段 S2 車速検出手段 U 電子制御ユニット(制御手段) V3 切換弁 V4 切換弁 Wf 前輪 Wr 後輪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪(Wf)のブレーキシリンダ(Bc
    FL,BcFR)を作動させる制動油圧を発生する第1マス
    タシリンダ(Mc1 )と、 前輪(Wf)のブレーキシリンダ(BcFR)及び後輪
    (Wr)のブレーキシリンダ(BcR )を作動させる制
    動油圧を発生する第2マスタシリンダ(Mc2 )と、 第2マスタシリンダ(Mc2 )及び前輪(Wf)のブレ
    ーキシリンダ(BcFR)間を接続する油路(H)を開放
    ・閉塞可能な切換弁(V3 ,V4 )と、を備えたことを
    特徴とする、自動二輪車用制動装置。
  2. 【請求項2】 コーナリングを検出するコーナリング検
    出手段(S1 )と、 コーナリング検出手段(S1 )がコーナリングを検出し
    たときに前記切換弁(V3 )を作動させて油路(H)を
    閉塞する制御手段(U)と、を備えたことを特徴とす
    る、請求項1記載の自動二輪車用制動装置。
  3. 【請求項3】 車速を検出する車速検出手段(S2
    と、 車速検出手段(S2 )が所定値以下の車速を検出したと
    きに前記切換弁(V3,V4 )を作動させて油路(H)
    を閉塞する制御手段(U)と、を備えたことを特徴とす
    る、請求項1記載の自動二輪車用制動装置。
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