JPH07285475A - 球殻の回転駆動方法及び球殻を用いた走行装置 - Google Patents

球殻の回転駆動方法及び球殻を用いた走行装置

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JPH07285475A
JPH07285475A JP10445194A JP10445194A JPH07285475A JP H07285475 A JPH07285475 A JP H07285475A JP 10445194 A JP10445194 A JP 10445194A JP 10445194 A JP10445194 A JP 10445194A JP H07285475 A JPH07285475 A JP H07285475A
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traveling
spherical
center
traveling body
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Atsushi Koshiyama
篤 越山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定性および安全性を十分に確保でき、且
つ、ロボットなどの旋回性能を高めることができる球殻
の回転駆動方法を提供すること。 【構成】 外表面が球面に形成され内部に球状の空間が
形成された球殻1を回転駆動する方法であって、球殻1
の内部に、該球殻1の中心Oよりも低い重心を有する走
行体2を設け、球殻1の内部で走行体2を移動させ、こ
の走行体2を含む球殻1全体の重心を変えて球殻1を回
転させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外表面が球面に形成さ
れ内部に球状の空間が形成された球殻を回転駆動する方
法とこの球殻を用いた走行装置に関し、特に、狭い場所
で作業を行なうロボットなどの走行装置に適用して好適
な球殻の回転駆動法及び球殻を用いた走行装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車やバイク等に代表される走
行装置として、例えば、4輪の車両の場合、以下の1)
〜3)に示す方式が一般に知られている。 1) 図8に示すように、車体21に支持された前後の
車輪22、23を有し、前後のどちらかの車輪23を駆
動部により駆動させて走行させ、他方の車輪、例えば、
前輪22を操舵機構により操舵し、操舵用の車輪22の
向きを変化させることにより、移動体全体の方向転換を
行なう。 2) 図9に示すように、フレーム30に支持された一
対の車輪24、24を、別々のモータ25、25によ
り、複数の歯車26、27、28から構成された動力伝
達機構29を介して独立に駆動して移動体を走行させ、
双方の車輪24、24を互いに逆方向に回転駆動するこ
とにより、矢印Cで示すように、移動体を旋回させる
(例えば、平行二輪車の同調および操舵制御,日本機械
学会論文集C編,55ー513,1989)。 3) 図10に示すように、内部に空間を有し表面が球
面の球殻31を走行車輪とし、この球殻31内に、フレ
ーム30に支持されたモータ32と、歯車33、34か
らなる一対の動力伝達機構35、35と、これら各々の
動力伝達機構35、35に連結された一対のインターナ
ルギヤ36、36と、このインターナルギヤ36、36
が噛み合うように球殻31に設けられたギヤ穴37、3
7とを備え、球殻31の内部から動力伝達機構35、3
5を介してインターナルギヤ36、36を駆動すること
により、球殻31を回転させて移動体を走行させたり、
旋回させる(例えば、全方向型移動ロボットの制御に関
する研究,(第1報,球状ロボットのコンセプトとロー
ルおよび走行制御),ibid.,58−548,19
92,1128ー1136、全方向型移動ロボットの制
御に関する研究,(第2報,姿勢安定化および坂道走行
に関する解析と実験),ibid.,58−548,1
992,1137ー1145、全方向型移動ロボットの
制御に関する研究,(第3報,旋回走行の動作原理,制
御法および実験),ibid.,58−548,199
2,1146ー1153)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
1)の方式によれば、移動体の旋回走行時には、車輪が
前後にあるために、内輪差や最小旋回半径が大きくなっ
てしまう不具合があり、特に狭い場所での旋回には不向
きとなる欠点がある。上記2)の方式によれば、動力伝
達機構などが剥き出しとならざるをえず、安定性や安全
面での問題がある。上記3)の方式によれば、旋回半径
が所定範囲以上必要となり、また、進行方向に対して直
角の方向(ロール方向)における安定性が十分とは言え
ない問題があった。
【0004】本発明は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本発明の目的は、安定性および安全性を十分に
確保でき、且つ、ロボットなどの旋回性能を高めること
ができる球殻の回転駆動方法及び球殻を用いた走行装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、外表面が球面に形成され内
部に球状の空間が形成された球殻を回転駆動する方法で
あって、前記球殻の内部に、該球殻の中心よりも低い重
心を有する走行体を設け、前記球殻の内部で前記走行体
を移動させ、この走行体を含む球殻全体の重心を変えて
球殻を回転させるようにしたことを特徴とする。また、
請求項2記載の発明は、前記走行体の移動方向を変える
ことで前記球殻の回転方向を変えるようにしたことを特
徴とする。
【0006】また、請求項3記載の発明は、外表面が球
面に形成され内部に球状の空間が形成された球殻と、前
記球殻を回転駆動させる走行体とからなる走行装置であ
って、前記走行体は、前記球殻の内部に配設されるフレ
ームと、前記球殻の内部でフレームを支持する左右輪及
び少なくとも一つの前後輪と、前記フレームで支持され
ると共に、左右輪にそれぞれ連結され該左右輪を互いに
独立して回転駆動する駆動手段とで構成され、且つ、前
記走行体の重心は、前記球殻の中心よりも低く設定され
ていることを特徴とする。また、請求項4記載の発明
は、外表面が球面に形成され内部に球状の空間が形成さ
れた球殻と、前記球殻を回転駆動させる走行体とからな
る走行装置であって、前記走行体は、前記球殻の内部に
配設されるフレームと、前記球殻の内部でフレームを支
持する左右のクローラと、前記フレームで支持されると
共に、左右のクローラにそれぞれ連結され該左右のクロ
ーラを互いに独立して回転駆動する駆動手段とで構成さ
れ、且つ、前記走行体の重心は、前記球殻の中心よりも
低く設定されていることを特徴とする。
【0007】また、請求項5記載の発明は、移動体の走
行方法であって、移動体の下部に、外表面が球面に形成
され内部に球状の空間が形成された球殻を回転可能に配
設して移動体をこの球殻を介して支持し、前記球殻の内
部に、該球殻の中心よりも低い重心を有する走行体を設
け、前記球殻の内部で前記走行体を移動させることで、
この走行体を含む球殻全体の重心を変えて球殻を回転さ
せ、この球殻の回転により移動体を走行させるようにし
たことを特徴とする。また、請求項6記載の発明は、前
記走行体の移動方向を変えることで前記球殻の回転方向
を変え、これにより移動体の走行方向を変えるようにし
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】球殻を直進走行させる場合、走行体を直進させ
ると、走行体を含んだ球殻全体の重心変化によって走行
体の直進方向に沿って球殻が回転駆動する。また、球殻
の走行方向を変える場合には、走行体の走行方向を変え
ると、前記と同様に、走行体の走行方向に沿って球殻が
回転駆動し、球殻の走行方向が変わり、球殻を旋回させ
るには、走行体を旋回させると、球殻が旋回する。
【0009】走行体の重心位置は球殻の中心よりも低く
設定されているので、走行体は、球殻内で安定した状態
で走行し、球殻の回転の安定性が高められる。また、走
行体は球殻内に配設され外部に露出しないので、走行体
の安全性を確保できる。また、走行体の旋回により球殻
は旋回半径0の旋回が可能となり、高性能の旋回動作が
可能となる。
【0010】これらの結果、特に、狭い場所で作業を行
なうロボットの走行装置に適し、更に、走行体は球殻で
覆われているので、安全性や気密性の要求が高いクリー
ンルーム内や水中内での作業を行なうロボットの走行装
置として好適である。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る球殻の回転駆動方法をそ
の走行装置と共に説明する。図1は本実施例に係る球殻
を用いた走行装置の一部破断斜視図、図2は同平面図、
図3は図2のX矢視図である。Aは走行装置で、走行装
置Aは球殻1と、この球殻1の内部に配設された走行体
2からなる。前記球殻1は外表面が球面に形成され、内
部に密閉された球状の空間が形成されている。前記走行
体2は、球殻1内に配設されたフレーム3と、フレーム
3の前後に二つずつ配設されフレーム3を支持するキャ
スター輪6と、フレーム3の左右に一つずつ配設され前
記キャスター輪6と共にフレーム3を支持する左右の駆
動輪13a、13bと、フレーム3で支持された一対の
モータ4a、4bと、フレーム3で支持され前記各モー
タ4a、4bの動力を左右の駆動輪13a、13bにそ
れぞれ独立して伝達する一対の動力伝達機構5a、5b
とから構成されている。前記一対のモータ4a、4b
は、図1に示すように、これらのモータ出力軸が向き合
い、且つ、同軸上となるように前記フレーム3に取付け
られ、モータ4a、4bは正逆回転可能であり、モータ
4a、4bへの給電は、フレーム3に搭載された不図示
のバッテリからなされる。
【0012】前記動力伝達機構5a、5bは、各モータ
4a、4bの出力軸に固着された一対の出力軸歯車8
a、8bと、一対の中間軸9a、9bにそれぞれ固着さ
れ前記出力軸歯車8a、8bに歯合した一対の中間歯車
10a、10bと、一対の駆動軸11a、11bにそれ
ぞれ固着され前記中間歯車10a、10bに噛合した一
対の駆動用歯車12a、12bとで構成され、前記駆動
輪13a、13bは前記一対の駆動軸11a、11bの
外端部にそれぞれ固着されている。前記各々の中間軸9
a、9b、各々の駆動軸11a、11bは前記フレーム
3に回動可能に軸支され、これに伴って、各々の駆動車
輪13a、13bも正逆回転することができ、また、前
記モータ4a、4bおよび各種の軸9a、9b、11
a、11bおよび、各種の歯車8a、8b、10a、1
0b、12a、12bが独立して一対設けられているの
で、各々の駆動輪13a、13bは独立に駆動される。
尚、実施例では、動力伝達機構5a、5bを歯車機構を
用いて構成したが、これに限らず、チェーンスプロケッ
ト機構やベルトプーリ機構など、他の構成を用いること
は任意である。そして、このような構成からなる走行体
2の重心位置は、球殻1の中心0よりも低くなるように
設定されている。
【0013】次に、走行体2による球殻1の動作につい
て説明する。フレーム3に支持された一対のモータ4
a、4bを、外部からの指令により各々回転駆動する
と、各モータ4a、4bの動力は、モータ出力軸からそ
れぞれの動力伝達機構5a、5bの、出力軸歯車8a、
8b、中間歯車10a、10b、駆動用歯車12a、1
2b、駆動軸11a、11bを介して独立に伝達され、
駆動輪13a、13bを回転させる。そして、球殻1を
直進走行させる場合には、双方の駆動輪13a、13b
を同一速度で正回転させると、走行体2が球殻1の内面
を走り上がろうとするが、この時の走行体2を含んだ球
殻1全体の重心変化によって球殻1が、走行体2の進行
方向に向って回転し、これにより球殻1は前方に直進走
行する。反対に、双方の駆動輪13a、13bを同一速
度で逆回転させると、球殻1は後向きに回転して後方に
直進走行する。また、球殻1の走行方向を変える場合に
は、双方の駆動輪13a、13bに回転差を与えて走行
体2の向きを変えた後、双方の駆動輪13a、13bを
同一の速度で回転させれば、球殻1の走行方向が変更さ
れる。
【0014】さらに、旋回する場合には、双方の駆動輪
13a、13bを互いに反対方向に同じ速度で回転させ
ると、走行体2が球殻1の内部でz軸(垂直軸)を中心
に軸回りに回転することになり、これに伴って球殻1が
旋回半径0で旋回を行なう。すなわち、この場合、走行
体2の反動により球殻1が走行体2と反対方向に動作す
る場合もあり得るが、走行体2全体のイナーシャに対し
て駆動輪13a、13bのイナーシャの割合が大きけれ
ば、駆動輪13a、13bの逆方向の回転角度よりも走
行体2の回転角度の方が大きくなり、走行体2が球殻1
の接地面に対して方向変換することになり、球殻1が旋
回する。そして、フレーム3と接地面との相対角が希望
角度となった時に、双方の駆動輪13a、13bを同一
方向に回転させることにより、先の直進走行に移行する
ことができる。
【0015】このように本実施例においては、走行体2
の重心位置が球殻1の中心よりも低く設定されているの
で、走行体2が球殻1内で安定して作動することが可能
となり、球殻1の回転の安定性を高めることが可能とな
る。また、走行体2が球殻1内に配設されて外部に露出
しないので、走行体2の極めて高い安全性を確保するこ
とが可能となる。さらに、一対の駆動輪13a、13b
の回転操作により旋回半径が0の旋回が可能となり、高
性能の旋回動作が可能となる。
【0016】次に、第2実施例を図面に基づき説明す
る。図4は第2実施例に係る走行体の平面図、図5は図
4のX矢視図である。前記第1実施例では走行体2をキ
ャスター輪6と駆動輪13a、13bにより支持する構
成としたが、第2実施例においては、走行体2を一対の
クローラ15a、15bにより支持する構成としたもの
である。すなわち、互いに独立に駆動される一対のクロ
ーラ15a、15bをフレーム3の左右に配設して該ク
ローラ15a、15bによりフレーム3を支持し、各々
のモータ4a、4bの動力を動力伝達機構5a、5bを
介してそれぞれのクローラ15a、15bに独立して伝
達するように構成されている。尚図5中、16はクロー
ラ15a、15bが掛装された車輪を示す。したがっ
て、第2実施例においては、前記第1実施例と同様な効
果が得られると共に、キャスター輪6が配置できない場
合に有効となる。尚、前記実施例では、走行体2を走行
させる方式として、キャスター輪6と左右の駆動輪13
a、13bを用いた場合や、一対のクローラ15a、1
5bを用いた場合について説明したが、走行体2の走行
方式はこのような実施例に限定されず、任意である。
【0017】本発明は、特に、狭い場所で作業を行なう
ロボットの走行装置に適用して大いに期待でき、また、
走行体2が球殻1に覆われているので、安全性や気密性
の要求が高い、クリーンルーム内や水中内での作業を行
なうロボットの走行装置として応用できるとともに、フ
レーム3に姿勢安定機構および制御機構を設けることに
より、更に家庭内で人と共存できる起動性の高いパーソ
ナルロボットなどに応用することが可能となる。
【0018】次に、本発明をロボットの走行装置に適用
した実施例について説明する。図6はロボットの正面
図、図7は同平面図を示す。17はロボットで、ロボッ
ト17のフレーム17Aの下部には、球面軸受18を介
して、正三角形の頂点上に位置するように球殻19が回
転可能に配設され、また、三つの球殻19のほぼ中央に
位置するように前記走行装置Aが配設され、走行装置A
を構成する球殻1は、フレーム23の下部に球面軸受2
0を介して回転可能に支持されている。そして、このよ
うなロボット17において、前記実施例と同様に、球殻
1の内部で走行体2を走行させることで球殻1が回転駆
動され、ロボット17の前後進や方向転換がなされ、ま
た球殻1を中心としてロボット17の旋回がなされる。
この場合、ロボット17に対する走行体2の向きを検出
する検出手段や、この検出手段の検出結果に基づいてモ
ータ4a、4bの回転方向、回転速度および回転量を制
御する制御手段などが必要となる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
球殻の内部で、該球殻の中心よりも低い重心を有する走
行体を走行させ、走行体を含む球殻全体の重心を変えて
球殻を回転させるようにした。そのため、走行体を球殻
内で安定して走行させることができ、球殻の回転の安定
性を高めることが可能となる。また、走行体が球殻内に
配設され外部に露出しないので、走行体の極めて高い安
全性を確保することが可能となる。さらに、走行体を旋
回させることで、球殻は旋回半径0の旋回が可能とな
り、高性能の旋回動作が可能となる。これらの結果、特
に、狭い場所で作業を行なうロボットや、安全性や気密
性の要求が高いクリーンルーム内や水中内での作業を行
なうロボット、家庭内で人と共存できる機動性の高いパ
ーソナルロボットなどの走行装置に適用されて好適とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】球殻を一部破砕した走行装置の斜視図である。
【図2】走行体の平面図である。
【図3】図2のX矢視図である。
【図4】第2実施例に係る走行体の平面図である。
【図5】図4のX矢視図である。
【図6】作業ロボットの正面図である。
【図7】作業ロボットの平面図である。
【図8】従来の走行装置による車両の旋回状況の説明図
である。
【図9】従来の走行装置の斜視図である。
【図10】従来の走行装置の斜視図である。
【符号の説明】
A 走行装置 1 球殻 2 走行体 3 フレーム 4a、4b モータ 5a、5b 動力伝達機構 6 キャスター輪 8a、8b、10a、10b、12a、12b 歯車 13a、13b 駆動輪 15a、15b クローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外表面が球面に形成され内部に球状の空
    間が形成された球殻を回転駆動する方法であって、 前記球殻の内部に、該球殻の中心よりも低い重心を有す
    る走行体を設け、 前記球殻の内部で前記走行体を移動させ、この走行体を
    含む球殻全体の重心を変えて球殻を回転させるようにし
    た、 ことを特徴とする球殻の回転駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記走行体の移動方向を変えることで前
    記球殻の回転方向を変えるようにした請求項1記載の球
    殻の回転駆動方法。
  3. 【請求項3】 外表面が球面に形成され内部に球状の空
    間が形成された球殻と、 前記球殻を回転駆動させる走行体と、 からなる走行装置であって、 前記走行体は、 前記球殻の内部に配設されるフレームと、 前記球殻の内部でフレームを支持する左右輪及び少なく
    とも一つの前後輪と、 前記フレームで支持されると共に、左右輪にそれぞれ連
    結され該左右輪を互いに独立して回転駆動する駆動手段
    とで構成され、 且つ、前記走行体の重心は、前記球殻の中心よりも低く
    設定されている、 ことを特徴とする走行装置。
  4. 【請求項4】 外表面が球面に形成され内部に球状の空
    間が形成された球殻と、 前記球殻を回転駆動させる走行体と、 からなる走行装置であって、 前記走行体は、 前記球殻の内部に配設されるフレームと、 前記球殻の内部でフレームを支持する左右のクローラ
    と、 前記フレームで支持されると共に、左右のクローラにそ
    れぞれ連結され該左右のクローラを互いに独立して回転
    駆動する駆動手段とで構成され、 且つ、前記走行体の重心は、前記球殻の中心よりも低く
    設定されている、 ことを特徴とする球殻の駆動装置。
  5. 【請求項5】 移動体の走行方法であって、 移動体の下部に、外表面が球面に形成され内部に球状の
    空間が形成された球殻を回転可能に配設して移動体をこ
    の球殻を介して支持し、 前記球殻の内部に、該球殻の中心よりも低い重心を有す
    る走行体を設け、 前記球殻の内部で前記走行体を移動させることで、この
    走行体を含む球殻全体の重心を変えて球殻を回転させ、 この球殻の回転により移動体を走行させるようにした、 ことを特徴とする移動体の走行方法。
  6. 【請求項6】 前記走行体の移動方向を変えることで前
    記球殻の回転方向を変え、これにより移動体の走行方向
    を変えるようにした請求項1記載の移動体の走行方法。
JP10445194A 1994-04-20 1994-04-20 球殻の回転駆動方法及び球殻を用いた走行装置 Pending JPH07285475A (ja)

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