JP2007237991A - クローラロボット - Google Patents

クローラロボット Download PDF

Info

Publication number
JP2007237991A
JP2007237991A JP2006064991A JP2006064991A JP2007237991A JP 2007237991 A JP2007237991 A JP 2007237991A JP 2006064991 A JP2006064991 A JP 2006064991A JP 2006064991 A JP2006064991 A JP 2006064991A JP 2007237991 A JP2007237991 A JP 2007237991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler
triangular
robot
driven
link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006064991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4635259B2 (ja
Inventor
Akiya Kamimura
明哉 神村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2006064991A priority Critical patent/JP4635259B2/ja
Priority to US11/715,927 priority patent/US7793743B2/en
Priority to EP07250985A priority patent/EP1832501B1/en
Priority to AT07250985T priority patent/ATE489279T1/de
Priority to DE602007010684T priority patent/DE602007010684D1/de
Publication of JP2007237991A publication Critical patent/JP2007237991A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4635259B2 publication Critical patent/JP4635259B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/06Endless track vehicles with tracks without ground wheels
    • B62D55/065Multi-track vehicles, i.e. more than two tracks
    • B62D55/0655Articulated endless track vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/06Endless track vehicles with tracks without ground wheels
    • B62D55/075Tracked vehicles for ascending or descending stairs, steep slopes or vertical surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/30Track-tensioning means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D59/00Trailers with driven ground wheels or the like
    • B62D59/04Trailers with driven ground wheels or the like driven from propulsion unit on trailer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

【課題】小型のクローラロボットでも大きな段差を容易に乗り越えることができるようにし、更に種々の態様の作動を行うことができるクローラロボットとする。
【解決手段】三角形状をなすフレーム12、13の頂点にローラ10を配置し、各ローラに弾性クローラ15を巻き掛け、両フレームを中心支軸11により連結する。中心支軸11には第1リンク23と第2リンク24とを回転軸によって連結した1節リンク4を回転自在に設け、第2リンク24の端部には、2個のローラ30、32に巻き掛けられたクローラ27、28を備えている従動クローラ3の前側軸29に対して回動自在に連結する。それにより、三角クローラ装置2と従動クローラ装置3とが1節リンク4によって連結したクローラロボットが構成される。このクローラロボットは、リンクを回動し、折り曲げ、更に各クローラ装置を任意の方向に回動して、種々の態様で作動させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動手段としてクローラを用いたロボットに関し、特にロボット本体両側に三角形に駆動されるクローラを備え、更にその三角クローラ装置に小型の従動クローラ装置をリンクにより回動自在に連結したクローラロボットに関する。
現在開発されているロボットには、主として工場の生産ラインに設置されているような固定型ロボットと、各種の移動手段を備えた移動ロボットとが存在するが、従来の移動ロボットにおいては、主に無限軌道型または脚型の移動形式をとっている。一般の車両には自動車のようにタイヤで走行する形式と、戦車のように鉄製或いはゴム製ベルトを用いた無限軌道帯で走行する形式があり、後者の形式に用いられるベルトはクローラ(履帯)と呼ばれる。クローラによる走行はタイヤによる走行と比べて地面との接触面積が大きいため、単位面積に加わる重量(接地面圧)がタイヤより著しく小さくできる。このため湿地や悪路での車体の沈み込みを防ぎ、高い走破性を確保できる特徴を有する。
移動型ロボットは、レスキュー用途をはじめ、人間では対応できない極限環境下での作業への適用が期待されており、そのため、移動型ロボットの走行機構には高機動性と高信頼性が求められ、できるだけ高い障壁を乗り越えることが期待されている。高い障害物を乗り越えるためには、重心の移動が重要であり、従来よりこの種の移動ロボットに対して様々な方式が提案されてきている。
なお、本体両側に四角形に配置したクローラを備えたロボットは特許文献1に記載され、また特許文献2には、履帯を駆動するスプロケットを1個、2個の転輪が一体となって同一軸まわりに回転可能なものを2組、3個の転輪を正三角形の頂点上に配置しその重心まわりに回転可能なおにぎり機構と称するものを1個有しており、それらを互いの回転運動が干渉することのないある中心線に関して対称な形状をした四角形の頂点上に配置し、それらのまわりに履帯を巻き掛けているクローラロボットが記載されている。
特開2005−335681号公報 特開平8−133141号公報
前記のような無限軌道型のクローラロボットは不整地等も走行可能ではあるものの、例えば高い障害を越えるためには機構が複雑になり、大型化する傾向があり、エネルギ消費や機動性において問題があった。また多くのクローラロボットは構造が上下において非対称であるため、上下逆に転んだ場合に動作不能となる問題がある。
したがって本発明は、高い障害物を乗り越える時の重心移動機構を備え、動作不能となることを防止するために上下のない軸回転対称構造とすることができるクローラロボットを提供することを主たる目的とする。
三角形の形をしたクローラを左右に2個備えたフレームを同一回転軸に固定した三角クローラ装置と、小型で標準形状のクローラを備えた従動クローラ間をリンクで結合した多自由度ロボット構造を提案する。通常の移動は、三角クローラ装置及び従動クローラ装置の無限軌道により行う。三角クローラ装置と従動クローラ装置では、前者の重量が重いため、前者を後者及びリンクで持ち上げて高い位置に移動させ、着地後リンクを折り畳むようにして小型クローラを引き上げることで、容易に障害物走破、重心の移動が実現できる。また、三角クローラ装置の回転軸周りの回転を利用して、三角形のエッジ部を障害物に引っ掛けることで、より高い障害物越えも行える。また、高速移動を行うには、三角形のクローラ形状を円形に近くすることで、回転半径の大きな車輪移動が実現できる。このクローラロボットを多数用意して、小型クローラを別のクローラロボットの回転軸に数珠繋ぎに結合固定していくことで、へびのように長い移動ロボット構造を実現でき、さらに高い障害物走破を行うことができる。
本発明についてはより詳細には下記のように構成することにより実施することができる。即ち、本発明に係るクローラロボットは、フレームの三角形の頂点に配置されたローラに巻き掛けたクローラを両側に設け、両フレームの中心を支軸により連結して三角クローラ装置を構成し、フレームの少なくとも2個のローラに巻き掛けたクローラを両側に設け、互いのフレームを連結して従動クローラ装置を構成し、三角クローラ装置の支軸と従動クローラ装置とをリンクの両端に回動自在に連結したことを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、前記リンクは第1リンクと第2リンクを回動自在に連結した1節リンクであることを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、前記三角クローラ装置と従動クローラ装置間に重量差を設け、前記リンクの回動によりクローラロボット全体の重心移動を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、三角クローラ装置と従動クローラ装置とが共に接地状態で走行可能に構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、三角クローラ装置の外周縁内にリンク及び従動クローラ装置が収納されるように構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、三角クローラ装置によって従動クローラ装置を持ち上げて走行可能に構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、従動クローラ装置によって三角クローラ装置を持ち上げて走行可能に構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、従動クローラ装置によって三角クローラ装置を持ち上げて段部に載置し、段部に載置した三角クローラ装置によって従動クローラ装置を段部に持ち上げる作動を行う構成としたことを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、前記三角形のフレームを支軸周りに回転させ、三角クローラ接地面前方を接地面より浮かすことにより、段差を乗り越える作動を行う構成としたことを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、従動クローラ装置によって三角クローラ装置を持ち上げて段部に載置し、段部に載置した三角クローラ装置によって従動クローラ装置を段部に持ち上げる作動を行う構成としたことを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、三角クローラ装置における三角形の3辺の中間において、クローラを内部から突出させるクローラガイドを進退自在に設けたことを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、前記クローラガイドを突出させたとき、三角クローラ装置のフレームを支軸を中心に回転して走行可能に構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る他のクローラロボットは、前記クローラロボットにおいて、従動クローラ装置に他のクローラロボットと連結する連結手段を備え、複数のクローラロボットを数珠繋ぎに連結可能としたことを特徴とする。
本発明は上記のように三角クローラ装置と従動クローラ装置をリンクにより連結した重心移動機構を利用することにより、従来のものよりも高い段差を乗り越えることができるようになる。特にリンクを1節リンクとすることにより高さ方向の代表寸法が三角クローラの高さであるとすると、1.5倍程度の段差まで乗り越えることが可能となり、従来の移動ロボットにおける0.5倍程度よりも遙かに高い段差を取り超えることができる。したがって、三角クローラ部分の高さが20cm程度の大きさでも、人間が通常行動する範囲の階段や障害物を容易に乗り越えることができ、それ以外のときには全体としてコンパクトな構造で移動する等、種々の態様で作動させることができる。また、三角クローラ装置と従動クローラ装置のリンクを折り畳み形式にすることにより、更に高い段差の乗り越えも可能となる。また、ロボットが上下逆転した場合も三角クローラ装置と従動クローラ装置の連携により元の状態に戻すことができ動作不能となることがない。
本発明は小型のクローラロボットにより大きな段差を容易に乗り越えることができるようにし、更に種々の態様の作動を行うことができ、動作不能となることがないようにする、という課題を、フレームの三角形の頂点に配置されたローラに巻き掛けたクローラを両側に設け、両フレームの中心を支軸により連結して三角クローラ装置を構成し、フレームの少なくとも2個のローラに巻き掛けたクローラを両側に設け、互いのフレームを連結して従動クローラ装置を構成し、三角クローラ装置の支軸と従動クローラ装置とをリンクの両端に回動自在に連結することにより実現した。
本発明の実施例を図面に沿って説明する。図1(a)(b)は本発明によるクローラロボットにおいて、特に2つのリンクを回動自在に結合した1節リンクを用いた際の、種々の作動態様の内の1つの作動態様をなす斜視図であり、このクローラロボット1は後述するように両側に三角クローラを備えた三角クローラ装置2と、両側に標準型の小型のクローラを備えた従属クローラ装置3と、両者を連結する1節リンク4とから構成される。
三角クローラ装置2は、中心支軸11の両端が三角形をなす内側三角フレーム12と外側三角フレーム13からなるフレームに支持され、フレームの各頂点部分にはローラ14を備えている。各ローラにはゴム等の弾性体からなり無限機動帯としての弾性クローラ15を掛けており、通常状態では全体として三角形の三角クローラを構成している。三角クローラを支持する3個のローラ14の内、少なくとも一つがモータによって駆動されることにより、弾性クローラ15は各ローラ14の周りを三角形状に循環移動し、弾性クローラ15が接地している面における摩擦力によって前進或いは後退、更には停止することができるようになる。
その際、片側の第1三角クローラ16と、他側の第2三角クローラ17とを独自に駆動可能とし、クローラの循環を同方向、逆方向、更には片側を停止して、他側を前進或いは後退方向に移動可能とする。各三角クローラを駆動するローラ14の少なくとも1つはモータによって駆動されるが、図示実施例では図中示されていないが外側三角フレーム13と内側三角フレーム12間の両フレーム内部に配置されている。また、各ローラ14の支軸21は内側三角フレーム12と外側三角フレーム13に形成した放射状の案内溝22内で移動可能とし、位置調節等を可能としている。外側三角フレーム13の外側には、支軸11に対して回転自在な第1センサケース18及び第2センサケース19が配置されており、周辺を触覚センサも兼ねたガード20によって保護している。センサケースを外側に配置することで、作業や環境に適したセンサケース、もしくは作業用アーム等への交換を容易としている。
中心支軸11の中間部には、図示の例では1節リンク4を構成する第1アーム23の一端が回動自在に支持されている。第1アーム23の他端には第2アーム24を回動自在に支持しており、第1アーム23に対して第2アーム24を内部の連結軸を中心に、モータにより任意に回転可能とし、それにより1節リンク4を構成している。図示実施例では第1アーム23と第2アーム24とが所定の範囲で回動できるように、第2アーム24の端部両側に支持アーム25、26を設け、それにより両アーム間に回動空間を形成し、両支持アーム25、26の先端に設けた回転軸に第1アーム23を回動可能に支持している。
第2アーム24の他端には、従来から広く用いられている少なくとも2個のローラ間にクローラを巻き掛けた、標準型で小型の第1標準クローラ27と第2標準クローラ28を両側に備えた従属クローラ装置3における、前側軸29を回動自在に支持している。従属クローラ装置3は第2アーム24に対して、第2アーム24の他端内部に配置された連結軸29に直結の図示されていないモータにより任意に回転可能としている。第1標準クローラ27と第2標準クローラ28は共に、1節リンク4と連結する前側軸29に設けたローラ30と、後側軸31に設けたローラ32との間に巻き掛けられ、図示されていない後側軸31に直結のモータにより、従来のものと同様に作動させることができる。
上記のような構造からなるクローラロボット1は図2〜図9に示すような種々の態様で作動可能な多自由度ロボットとすることができる。図2に示す作動態様においてはその骨格を同図(b)に示すように、三角クローラ装置2の中心支軸11から延びる1節リンク4の第1アーム23を、三角クローラ装置2の第1角部35側に回動し、第2アーム24を1節リンク4の節をなす回動軸36を中心に屈曲し、従動クローラ体3を支持する端部を三角クローラ装置2の第2角部37側に回動し、従属クローラ装置3は第2アーム24に支持される前側軸29から後側軸31を、三角クローラ装置2の第3角部38側に位置するように回動しており、それにより1節リンク4と従動クローラ体3は全て、三角クローラ装置2の外周縁の内側に収納した状態となる。その結果このクローラロボット1は全体として最もコンパクトな形態で、三角クローラ装置2のクローラの駆動により、前進、後退、回転等任意の移動を行うことができる。
図3に示す作動態様においては、三角クローラ装置2が1節クランク4を介して従動クローラ装置3を上方に支持した状態を示し、同図(a)の斜視図、及び同図(b)の模式図に示す例においては、三角クローラ装置2に対して1節クランク4を延ばして、従動クローラ装置3を支持し、従動クローラ装置3も上方に延ばして、クローラロボットがほぼ最も高い状態を示している。このような態様から更に同図(c)に示すように、1節クランクを屈曲させ、従動クローラ3を同様に屈曲させて支持することにより、全体として高さを低くした状態で、三角クローラ装置2により従動クローラ3を上方に支持して移動することができるようになる。
図4に示す作動態様においては図3の作動態様とは逆に、従動クローラ3の上方に三角クローラ装置2を支持して移動することができるようにした例を示している。即ち、従動クローラ装置3を通常の走行態様とした状態で1節クランク4の第2アーム24を充分後方に折り曲げ、第1アームを略上方に支持し、それにより三角クローラ装置2の重心を従動クローラ装置3の重心の略直上に位置させ、安定した状態で従動クローラ装置3によって任意の走行を行うことができるようにする。それにより、三角クローラ装置2の走行が不能となったときには、従動クローラ装置3によって走行可能となり、更にその他の各種作動を行うことができるようになる。
図5に示す作動態様においては、図4に示す作動態様における従動クローラ装置3による三角クローラ装置2の支持の状態で階段状構造物40に走行し、三角クローラ装置2を1節クランク4の伸張により上方に持ち上げ、階段状構造物40の第1段部41に載置した状態を示している。この状態から三角クローラ装置2が1節リンク4を反転して折り畳むようにして回動すると、三角クローラ装置2の重量が従動クローラ装置3より充分大きいため、従動クローラ装置3を持ち上げて第1段部41に載置する作動を行うことができる。これを繰り返すことで、各種の障害物を乗り越えて移動することができる。
図6に示す作動態様においては、図1に示す作動態様と同様の作動を行うことにより低い段差39に走行し、三角クローラ装置2を支軸11を中心に回転させ、クローラ接地面前方を持ち上げることで段差39を乗り越えて移動することができる。
図5に示す作動態様においては、第1段部41が比較的低いため前記のような作動を行うことができたが、例えば図7に示すように構造物43の上部、或いは段部44が比較的高い場合において、従動クローラ装置3が全面接地しているときには三角クローラ装置2を単に持ち上げただけでは、三角クローラ装置2を図5に示す作動態様では段部44に載置することができないことがある。その点、図7に示した態様においては、従動クローラ装置3の前進移動による壁45側への付勢力によって、三角クローラ装置2を構造物43の壁45に押し付け、グリップしながら三角クローラ装置2を図7(a)の矢印A方向に駆動して、垂直壁45を上昇する移動を行わせ、同時に従動クローラ装置3を矢印B方向に駆動して前進させることにより、三角クローラ装置2は垂直壁45を上方に移動することができる。その結果同図(b)のように三角クローラ装置2は構造物43の段部44上に移動させることができる。更に必要に応じてこの状態から三角クローラ装置2が1節リンク4を図中C方向に反転回動することにより、従動クローラ装置3を持ち上げて段部44上に移動させ、クローラロボット1全体を段部44に移動させることができる。
前記各実施例においては、三角クローラ装置2は単に三角フレームの形状に沿って弾性クローラを走行させた例を示したが、三角フレーム内において三角形の各辺の中間位置に伸縮自在にクローラガイド46を配置し、これを図8に示すように三角フレームから突出させて弾性クローラ15を伸張させることによって、六角形のクローラロボットとすることができ、この状態で中心支軸11を中心に三角フレーム12、13自体を回転させることにより、車輪と同様に回転駆動することができ、特に大きな直径の車輪と同様に高速移動が可能となる。この時には従動クローラ装置3は走行駆動を行う必要はないが、前記図2の作動態様のように三角フレームの外周縁内に収納した状態とすることにより、更なる高速移動が可能となる。また、更に多数のクローラガイド46を設けることにより、より円形に近い形状にすることもできる。なお、このような態様においても、クローラを駆動することによる移動も可能である。
前記各実施例においては、三角クローラ装置2、従動クローラ装置3、これらを連結する1節リンク4からなるクローラロボット1単体での作動態様について述べたが、それ以外に例えば図9に示すように、クローラロボット単体を複数数珠繋ぎに連結して、蛇のように長い移動ロボット構造を実現することができる。このような連結のためには、図9において最後尾の従動クローラ装置に示すように、後側軸31に左右のフック47を回動自在に設け、通常時は従動クローラ装置内に回動して収納し、連結の必要時には図示のように後方に回動させ、後続のクローラロボットにおける三角クローラ装置2の中心支軸11等に引っ掛けて連結する。なお、このような連結手段は周知の技術を利用して更に種々の態様で実施することができる。
前記実施例においては本発明の好ましい例として、三角クローラ装置2と従動クローラ装置3とを、第1リンクと第2リンクを回動自在に連結した1節リンク4により接続した例を示したが、三角クローラ装置と従動クローラ装置とを接続するには各種のリンク、或いは同等の物体であれば良く、例えば図10に示すように1つのリンク54によって連結しても、前記実施例と同様に種々の態様で作動させることができる。図10(a)に示す例においては、前記図1と同様の作動態様を示し、クローラロボット51は三角クローラ装置52と従動クローラ装置53とがリンク54によって連結され、両者共に接地している状態を示している。
図10(b)に示す例においては、前記図2と同様の作動態様を示し、三角クローラ装置52の外周縁内にリンク54及び従動クローラ装置53とが収納された状態を示している。図10(c)に示す例においては、前記図3と同様の作動態様を示し、三角クローラ装置52に対して従動クローラ装置53を持ち上げた状態を示している。図10(d)に示す例においては、前記図4と同様の作動態様を示し、従動クローラ装置53によって三角クローラ装置52を持ち上げた状態を示している。このような作動態様によって、更に前記図5、図7と同様の作動を行うことができる。更にこのクローラロボット51においても、前記図8及び図9の作動を行うことができるのはいうまでもない。
前記実施例においては三角クローラ装置と従動クローラ装置とを1節リンク、或いは単なるリンクにより連結した例を示したが、その他2節、3節等のリンクを用いても良く、リンクを任意に伸縮自在に構成しても良い。また、図8に示すような作動態様を行う必要がない場合は、クローラとして鋼帯のほか各種素材の帯状の材料を用いることができる。本発明者等は現在までに、高さ20cmの図1に示すような三角クローラ装置を用いたクローラロボットを製作し、種々の作動を行った結果、遠隔操作による前後左右への移動、その場での回転、32cmの段差越え、階段昇降実験に成功している。
上記のような本発明は、例えば三角クローラの高さが20cm程度でも32cmの段差を乗り越えることができ、人が通常移動する範囲の段差は乗り越えることができるとともに構造が小型であるため、クローラロボット単体として、或いは複数クローラロボット間の無線を利用した情報連携により、例えば以下のような用途に広く用いることができる。
A.クローラロボット単体としての用途:
・ 夜間のデパート、オフィスビル、美術館、博物館などの巡回警備
・ ホームセキュリティー等の侵入監視用ロボット
・ ショールーム内、アミューズメントパーク内のナビゲーション
・ 弱視者や老齢者の歩行補助
・ センサ種類などと適宜変更し、教育用プラットフォームとしての利用
B.複数クローラロボット間の無線を利用した情報連携による用途:
・ デパート、地下街、地下鉄ホーム等の公共エリアにおける災害、テロ発生時の情報収集
・ 大規模ファームにおけるフィールドデータ収集
・ 金属探知センサ等を適宜追加して、地雷源探査、除去
・ 津波、地震災害後の人命捜索
本発明の実施例の1つの作動態様を示す斜視図である。 本発明の実施例の他の作動態様を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は概念図である。 本発明の実施例の更に他の作動態様を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は概念図であり、(c)は他の作動態様を示す概念図である。 本発明の実施例の更に他の作動態様を示す斜視図である。 本発明の実施例において、段部を上る作動態様を示す斜視図である。 本発明の実施例において、段部を上る他の作動態様を示す斜視図である。 本発明の実施例において、比較的高い段部を上る作動態様を示す図である。 本発明の実施例において、三角クローラ装置の内部からガイドローラを突出させ、車輪と同様にして走行する作動態様を示す図である。 本発明の他の実施例において、複数のクローラロボットを数珠繋ぎに連結して走行する作動態様を示す図である。 本発明の更に他の実施例において、各種の作動態様を示す概念図である。
符号の説明
1 クローラロボット
2 三角クローラ装置
3 従動クローラ装置
4 1節リンク
11 中心支軸
12 内側三角フレーム
13 外側三角フレーム
14 ローラ
15 弾性クローラ
16 第1三角クローラ
17 第2三角クローラ
18 第1センサケース
19 第2センサケース
20 ガード
21 支軸
22 案内溝
23 第1アーム
24 第2アーム
25 支持アーム
26 支持アーム
27 第1標準クローラ
28 第2標準クローラ
29 前側軸
30 ローラ
31 後側軸
32 ローラ

Claims (13)

  1. フレームの三角形の頂点に配置されたローラに巻き掛けたクローラを両側に設け、両フレームの中心を支軸により連結して三角クローラ装置を構成し、
    フレームの少なくとも2個のローラに巻き掛けたクローラを両側に設け、互いのフレームを連結して従動クローラ装置を構成し、
    三角クローラ装置の支軸と従動クローラ装置とをリンクの両端に回動自在に連結したことを特徴とするクローラロボット。
  2. 前記リンクは第1リンクと第2リンクとを回動自在に連結した1節リンクであることを特徴とする請求項1記載のクローラロボット装置。
  3. 前記三角クローラ装置と従動クローラ装置間に重量差を設け、前記リンクの回動によりクローラロボット全体の重心移動を行うことを特徴とする請求項1記載のクローラロボット装置。
  4. 三角クローラ装置と従動クローラ装置とが共に接地状態で走行可能に構成したことを特徴とする請求項1記載のクローラロボット装置。
  5. 三角クローラ装置の外周縁内にリンク及び従動クローラ装置が収納されるように構成したことを特徴とする請求項1記載のクローラロボット。
  6. 三角クローラ装置によって従動クローラ装置を持ち上げて走行可能に構成したことを特徴とする請求項1記載のクローラロボット。
  7. 従動クローラ装置によって三角クローラ装置を持ち上げて走行可能に構成したことを特徴とする請求項1記載のクローラロボット。
  8. 従動クローラ装置によって三角クローラ装置を持ち上げて段部に載置し、段部に載置した三角クローラ装置によって従動クローラ装置を段部に持ち上げる作動を行う構成としたことを特徴とする請求項1記載のクローラロボット。
  9. 前記三角形のフレームを支軸周りに回転させ、三角クローラ接地面前方を接地面より浮かすことにより、段差を乗り越える作動を行う構成としたことを特徴とする請求項1記載のクローラロボット。
  10. 前記従動クローラ装置で後方より圧力を加えることにより、前記三角クローラ接地面のグリップを向上させ、高い段差を乗り越える作動を行う構成としたことを特徴とする請求項9記載のクローラロボット。
  11. 三角クローラ装置における三角形の3辺の中間において、クローラを内部から突出させるクローラガイドを進退自在に設けたことを特徴とする請求項1記載のクローラロボット。
  12. 前記クローラガイドを突出させたとき、三角クローラ装置のフレームを支軸を中心に回転して走行可能に構成したことを特徴とする請求項9記載のクローラロボット。
  13. 従動クローラ装置に他のクローラロボットと連結する連結手段を備え、複数のクローラロボットを数珠繋ぎに連結可能としたことを特徴とする請求項1記載のクローラロボット。
JP2006064991A 2006-03-10 2006-03-10 クローラロボット Active JP4635259B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006064991A JP4635259B2 (ja) 2006-03-10 2006-03-10 クローラロボット
US11/715,927 US7793743B2 (en) 2006-03-10 2007-03-09 Crawler robot
EP07250985A EP1832501B1 (en) 2006-03-10 2007-03-09 Crawler robot
AT07250985T ATE489279T1 (de) 2006-03-10 2007-03-09 Raupenroboter
DE602007010684T DE602007010684D1 (de) 2006-03-10 2007-03-09 Raupenroboter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006064991A JP4635259B2 (ja) 2006-03-10 2006-03-10 クローラロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007237991A true JP2007237991A (ja) 2007-09-20
JP4635259B2 JP4635259B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=38137498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006064991A Active JP4635259B2 (ja) 2006-03-10 2006-03-10 クローラロボット

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7793743B2 (ja)
EP (1) EP1832501B1 (ja)
JP (1) JP4635259B2 (ja)
AT (1) ATE489279T1 (ja)
DE (1) DE602007010684D1 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280180A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Daiwa House Industry Co Ltd 段差越えクローラー式走行車装置
JP2010509129A (ja) * 2006-11-13 2010-03-25 レイセオン・サルコス・エルエルシー 蛇行型ロボット式無限軌道車
JP2010509128A (ja) * 2006-11-13 2010-03-25 レイセオン・サルコス・エルエルシー 可動アームを有するロボット式無限軌道車
US8392036B2 (en) 2009-01-08 2013-03-05 Raytheon Company Point and go navigation system and method
US8393422B1 (en) 2012-05-25 2013-03-12 Raytheon Company Serpentine robotic crawler
US8434208B2 (en) 2007-05-07 2013-05-07 Raytheon Company Two-dimensional layout for use in a complex structure
US8571711B2 (en) 2007-07-10 2013-10-29 Raytheon Company Modular robotic crawler
US8935014B2 (en) 2009-06-11 2015-01-13 Sarcos, Lc Method and system for deploying a surveillance network
US9031698B2 (en) 2012-10-31 2015-05-12 Sarcos Lc Serpentine robotic crawler
CN105539614A (zh) * 2015-12-18 2016-05-04 哈尔滨科能熔敷科技有限公司 利用数学建模多点同步测厚的水冷壁爬壁机器人
JP2016097787A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 株式会社 日立産業制御ソリューションズ 走行装置
US9409292B2 (en) 2013-09-13 2016-08-09 Sarcos Lc Serpentine robotic crawler for performing dexterous operations
US9566711B2 (en) 2014-03-04 2017-02-14 Sarcos Lc Coordinated robotic control
CN109131613A (zh) * 2018-10-12 2019-01-04 安徽工程大学 一种全地形运输机器人及其控制方法
JP2021142966A (ja) * 2020-03-13 2021-09-24 株式会社リコー 走行補助装置および走行装置

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8327960B2 (en) * 2006-10-06 2012-12-11 Irobot Corporation Robotic vehicle
US7654348B2 (en) 2006-10-06 2010-02-02 Irobot Corporation Maneuvering robotic vehicles having a positionable sensor head
US7891446B2 (en) * 2006-10-06 2011-02-22 Irobot Corporation Robotic vehicle deck adjustment
US20080136254A1 (en) 2006-11-13 2008-06-12 Jacobsen Stephen C Versatile endless track for lightweight mobile robots
WO2008073203A2 (en) 2006-11-13 2008-06-19 Raytheon Sarcos Llc Conformable track assembly for a robotic crawler
US8162083B2 (en) * 2007-01-25 2012-04-24 Topy Kogyo Kabushiki Kaisha Crawler device and automatic attitude control of the same
US7874386B2 (en) * 2007-05-11 2011-01-25 Pinhas Ben-Tzvi Hybrid mobile robot
GB2489146B (en) * 2007-07-02 2012-11-21 Hobbs Ind Ltd A wall tie
US7926598B2 (en) * 2008-12-09 2011-04-19 Irobot Corporation Mobile robotic vehicle
US8317555B2 (en) 2009-06-11 2012-11-27 Raytheon Company Amphibious robotic crawler
CA2787136C (en) * 2010-01-14 2016-12-13 Engineering Services Inc. Mobile robot with manipulator arm traction device
CN102198655B (zh) * 2010-03-22 2013-04-03 常州机械电子工程研究所 一种搜救机器人
CN101973320B (zh) * 2010-09-21 2012-06-13 上海大学 仿真蠕动行走装置
US20120183383A1 (en) * 2010-09-26 2012-07-19 Rustam Stolkin Mechanism and method of operation for polymorphic tracked vehicles such that the vehicle's weight can be spread between multiple supporting wheels
US8851211B2 (en) 2010-09-30 2014-10-07 Keith L. Schlee Multi-unit mobile robot
US10315715B2 (en) * 2010-11-08 2019-06-11 James Beard Mobile, climbing endless track robotic system to perform remote inspections on structures
US9522595B2 (en) 2011-01-27 2016-12-20 Irobot Defense Holdings, Inc. Small unmanned ground vehicle
US9346499B2 (en) 2011-01-27 2016-05-24 Irobot Corporation Resilient wheel assemblies
RU2472662C1 (ru) * 2011-06-22 2013-01-20 Геннадий Феофанович Мамарин Гусеничный движитель транспортного средства для преодоления эскарпа, контрэскарпа и лестничных маршей
CN102390444A (zh) * 2011-10-24 2012-03-28 上海电力学院 自适应地面应急救援辅助机器人
CN102514640B (zh) * 2011-12-07 2013-11-06 宁波大学 一种可变形的救援机器人
TW201339034A (zh) * 2012-03-30 2013-10-01 Rui-Ren Zhou 移動載具之爬階機構
US9248875B2 (en) * 2012-04-17 2016-02-02 Robo-team Ltd. Driving flipper with robotic arm
US20140031977A1 (en) 2012-07-27 2014-01-30 Engineering Services Inc. Modular mobile robot
US8434576B1 (en) 2012-08-21 2013-05-07 Andrew Ferguson Mobile reconnaissance apparatus with articulating traction control
CN103110487B (zh) * 2013-03-18 2015-08-26 王永军 一种梯陆两栖无障碍智能机器人轮椅
DE102013006692B4 (de) * 2013-04-16 2020-10-01 Iav Gmbh Ingenieurgesellschaft Auto Und Verkehr Universelles autonomes Fahrgestell zum Transport von Funktions- und Lastträgervorrichtungen
CN103318288A (zh) * 2013-06-03 2013-09-25 上海大学 一种同步带传动式全履带机器人
ITTO20130544A1 (it) * 2013-07-01 2015-01-02 Oto Melara Spa Telaio per un veicolo terrestre senza equipaggio a bordo o ugv.
CN103863424B (zh) * 2014-02-26 2017-11-28 南昌大学 能适应复杂非结构化地形的巡检机器人
US9809264B1 (en) * 2015-07-20 2017-11-07 The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Navy Track kit for two wheeled balancing ground vehicle
US10071303B2 (en) 2015-08-26 2018-09-11 Malibu Innovations, LLC Mobilized cooler device with fork hanger assembly
US10807659B2 (en) 2016-05-27 2020-10-20 Joseph L. Pikulski Motorized platforms
JP6503402B2 (ja) * 2016-08-02 2019-04-17 必飛有限公司B−Free Limited 履帯式移動装置
EP3493954B1 (en) * 2016-08-05 2021-04-28 FLIR Detection, Inc. Unmanned ground vehicle with compact manipulator stowing
US10471589B2 (en) 2016-09-20 2019-11-12 Foster-Miller, Inc. Remotely controlled packable robot
US10414039B2 (en) 2016-09-20 2019-09-17 Foster-Miller, Inc. Remotely controlled packable robot
WO2018154424A1 (en) 2017-02-21 2018-08-30 Induna Robotics (Pty) Ltd Robotic limb arrangement and associated robot
US10889340B2 (en) 2017-07-07 2021-01-12 Foster-Miller, Inc. Remotely controlled packable robot with folding tracks
CN108633455B (zh) * 2018-03-23 2022-01-28 华南农业大学 一种三角履带式切段式甘蔗联合收割机
CN109050693B (zh) * 2018-07-11 2024-02-02 济南大学 一种具有跟随功能的上台阶装置及其实现方法
US11331818B2 (en) 2018-10-11 2022-05-17 Foster-Miller, Inc. Remotely controlled packable robot
CN109850023A (zh) * 2019-03-05 2019-06-07 内蒙古第一机械集团股份有限公司 一种行星式三角履带行走与驱动装置
CN109955927A (zh) * 2019-04-24 2019-07-02 重庆科技学院 一种自适应复杂3d金属曲面的智能移动机器人的行走系统
CN110978919B (zh) * 2019-12-18 2023-07-14 威海多鱼海洋科技有限公司 一种履带式海生物捕捞机器人
CN111345949B (zh) * 2020-01-07 2020-12-22 重庆大学 一种自动爬楼梯装置、控制方法及轮椅
CN111872915A (zh) * 2020-07-14 2020-11-03 重庆大学 基于摆动式履带轮的越障勘探机器人
WO2023107081A1 (en) * 2021-12-09 2023-06-15 Havelsan Hava Elektronik San. Ve Tic. A.S. Cave and urban area unmanned ground vehicle

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58224870A (ja) * 1982-06-24 1983-12-27 Toshiba Corp 走行装置
JPS5997178U (ja) * 1982-12-21 1984-07-02 株式会社小松製作所 履帯式走行装置
JPS6167678A (ja) * 1984-09-10 1986-04-07 Mitsubishi Electric Corp 移動装置
JPS6323954B2 (ja) * 1982-07-20 1988-05-18 Toshiba Kk
JPH01132475A (ja) * 1987-11-14 1989-05-24 Aisin Aw Co Ltd 二重ベルトプーリー機構
JPH0333484U (ja) * 1989-08-09 1991-04-02
JPH10236345A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Showa Aircraft Ind Co Ltd 特殊走行車

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2751027A (en) * 1952-05-19 1956-06-19 Robert B Mclaughlin Endless track supported invalid chair
GB844768A (en) 1955-10-10 1960-08-17 Johann Wilhelm Ludowici Improvements in or relating to endless track units for vehicles
US3414072A (en) * 1965-09-16 1968-12-03 Lockheed Aircraft Corp Vehicle capable of articulating about roll, pitch, and yaw axes
US3417832A (en) * 1966-10-24 1968-12-24 William B Jaspert Wheeled vehicle selectively convertible to endless track vehicle
CH542069A (de) * 1970-09-24 1973-09-30 Sig Schweiz Industrieges Fahrzeug mit Fahrgastsitzen
US3730287A (en) * 1971-05-17 1973-05-01 Nasa Vehicle for use in planetary exploration
JPS58191673A (ja) 1982-05-04 1983-11-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 走行装置
CA1245510A (en) * 1984-03-05 1988-11-29 Arktos Developments Ltd. All terrain vehicle and method of operating same
JPS61160366A (ja) 1984-12-30 1986-07-21 Shinwa Seisakusho:Kk 運搬車の荷台調節装置
JPS61222879A (ja) 1985-03-29 1986-10-03 Kobe Steel Ltd 移動装置
FR2583701B1 (fr) * 1985-06-21 1990-03-23 Commissariat Energie Atomique Vehicule a chenilles a geometrie variable
JPS6379282U (ja) 1986-11-12 1988-05-25
DE69122872T2 (de) * 1990-08-08 1997-03-13 Komatsu Mfg Co Ltd Hilfsroboter für katastrophen und seine betriebs-kontrolleinrichtungen
IL98207A (en) * 1991-05-22 1994-08-26 Israel Aircraft Ind Ltd Wheelchair with apparatus for assisting travel on a surface not suitable for wheeled travel
JP2580542B2 (ja) 1994-11-14 1997-02-12 防衛庁技術研究本部長 おにぎり機構を有するフレキシブルクローラ
US5650579A (en) * 1995-12-05 1997-07-22 General Electric Company Miniature air gap inspection crawler
JPH09226637A (ja) 1996-02-28 1997-09-02 Suzuki Motor Corp クローラ装置及びこれを用いた走行車両
JP3692602B2 (ja) 1996-03-08 2005-09-07 スズキ株式会社 走行車両
US6571893B2 (en) * 1997-12-22 2003-06-03 Yozmot Gfanot Initiative Center Light vehicle for sporting and off-road biking
US6523629B1 (en) * 1999-06-07 2003-02-25 Sandia Corporation Tandem mobile robot system
JP4142496B2 (ja) * 2002-07-29 2008-09-03 耕一 岡本 階段を昇降する車
US7017687B1 (en) * 2002-11-21 2006-03-28 Sarcos Investments Lc Reconfigurable articulated leg and wheel
JP4264504B2 (ja) 2003-01-22 2009-05-20 消防庁長官 形状変化機構を有する多面体移動装置
US6837318B1 (en) * 2003-03-28 2005-01-04 Hanna Craig Rescue and exploration apparatus
DE20314213U1 (de) 2003-09-12 2003-11-20 Ebisch, Siegfried, 08236 Ellefeld Schreitender Roboter
JP4021907B2 (ja) 2004-04-27 2007-12-12 直 石嶺 走行装置
WO2005105388A1 (en) 2004-04-30 2005-11-10 Korea Institute Of Science And Technology Link-type double track mechanism for mobile robot

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58224870A (ja) * 1982-06-24 1983-12-27 Toshiba Corp 走行装置
JPS6323954B2 (ja) * 1982-07-20 1988-05-18 Toshiba Kk
JPS5997178U (ja) * 1982-12-21 1984-07-02 株式会社小松製作所 履帯式走行装置
JPS6167678A (ja) * 1984-09-10 1986-04-07 Mitsubishi Electric Corp 移動装置
JPH01132475A (ja) * 1987-11-14 1989-05-24 Aisin Aw Co Ltd 二重ベルトプーリー機構
JPH0333484U (ja) * 1989-08-09 1991-04-02
JPH10236345A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Showa Aircraft Ind Co Ltd 特殊走行車

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010509129A (ja) * 2006-11-13 2010-03-25 レイセオン・サルコス・エルエルシー 蛇行型ロボット式無限軌道車
JP2010509128A (ja) * 2006-11-13 2010-03-25 レイセオン・サルコス・エルエルシー 可動アームを有するロボット式無限軌道車
US8434208B2 (en) 2007-05-07 2013-05-07 Raytheon Company Two-dimensional layout for use in a complex structure
US8571711B2 (en) 2007-07-10 2013-10-29 Raytheon Company Modular robotic crawler
JP2009280180A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Daiwa House Industry Co Ltd 段差越えクローラー式走行車装置
US8392036B2 (en) 2009-01-08 2013-03-05 Raytheon Company Point and go navigation system and method
US8935014B2 (en) 2009-06-11 2015-01-13 Sarcos, Lc Method and system for deploying a surveillance network
US8393422B1 (en) 2012-05-25 2013-03-12 Raytheon Company Serpentine robotic crawler
US9031698B2 (en) 2012-10-31 2015-05-12 Sarcos Lc Serpentine robotic crawler
US9409292B2 (en) 2013-09-13 2016-08-09 Sarcos Lc Serpentine robotic crawler for performing dexterous operations
US9566711B2 (en) 2014-03-04 2017-02-14 Sarcos Lc Coordinated robotic control
JP2016097787A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 株式会社 日立産業制御ソリューションズ 走行装置
CN105539614A (zh) * 2015-12-18 2016-05-04 哈尔滨科能熔敷科技有限公司 利用数学建模多点同步测厚的水冷壁爬壁机器人
CN109131613A (zh) * 2018-10-12 2019-01-04 安徽工程大学 一种全地形运输机器人及其控制方法
JP2021142966A (ja) * 2020-03-13 2021-09-24 株式会社リコー 走行補助装置および走行装置
JP7437622B2 (ja) 2020-03-13 2024-02-26 株式会社リコー 走行装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1832501A3 (en) 2007-11-28
EP1832501A2 (en) 2007-09-12
US7793743B2 (en) 2010-09-14
ATE489279T1 (de) 2010-12-15
JP4635259B2 (ja) 2011-02-23
DE602007010684D1 (de) 2011-01-05
EP1832501B1 (en) 2010-11-24
US20070209844A1 (en) 2007-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4635259B2 (ja) クローラロボット
JP4719866B2 (ja) 移動装置
JP3455999B2 (ja) 走行台車
JP2005111595A (ja) クローラ型走行ロボット
JP5179138B2 (ja) 多脚型走行装置
JP5467423B2 (ja) 段差乗越車輪及び車輪型ロボット
JP2008302830A (ja) ロッカークローラを付加した走行機構
JP6463621B2 (ja) 走行装置
JP2580542B2 (ja) おにぎり機構を有するフレキシブルクローラ
CN210592208U (zh) 一种应用复杂地形的小型车辆底盘结构
KR101094740B1 (ko) 이동로봇
JPH0966855A (ja) クローラ式走行車
JPH0632263A (ja) 足付き移動車両
JP6358731B2 (ja) 車輪型移動体及び車椅子
KR20170135696A (ko) 단차 장애물 극복 주행을 위한 이동체용 트랙 시스템
CN103318279A (zh) 轮履带移动装置
JP2020059446A (ja) 移動体
KR102429696B1 (ko) 험지 주행 및 장애물 극복이 가능한 모바일 로봇의 바퀴 장치 및 이를 포함하는 모바일 로봇
JP2004306782A (ja) 走行装置
JP3141156B2 (ja) 移動車両用タイヤ
JP2604112B2 (ja) 全方向移動用車両
JPS63222982A (ja) 移動機械
JP7337122B2 (ja) 履帯式走行体および走行装置
KR20220096124A (ko) 단차 주행이 가능한 옴니휠 바퀴장치 및 이를 포함하는 주행장치
KR101841196B1 (ko) 트랙 탈거 방지 메커니즘을 갖는 이동체용 트랙 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4635259

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250