JPH07284494A - X線ct装置の寝台 - Google Patents
X線ct装置の寝台Info
- Publication number
- JPH07284494A JPH07284494A JP6101596A JP10159694A JPH07284494A JP H07284494 A JPH07284494 A JP H07284494A JP 6101596 A JP6101596 A JP 6101596A JP 10159694 A JP10159694 A JP 10159694A JP H07284494 A JPH07284494 A JP H07284494A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper frame
- bed
- ray
- lower base
- hydraulic cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】天板19を支持する上部フレーム1と下部ベー
ス2を連結し、上部フレームを上下動させるリンクメカ
ニズム3〜6をもったX線CT装置の寝台において、上
部フレームの負荷荷重による撓みを上部フレームの重量
増大なく抑え、高さ精度の向上及び軽量化を両立させ
る。 【構成】リンクメカニズムの構成要素の少なくとも1つ
(リンク4)を、上部フレーム1の負荷荷重による撓み
を減らす方向に伸び又は縮む伸縮可能部材(油圧シリン
ダ4)で構成する。
ス2を連結し、上部フレームを上下動させるリンクメカ
ニズム3〜6をもったX線CT装置の寝台において、上
部フレームの負荷荷重による撓みを上部フレームの重量
増大なく抑え、高さ精度の向上及び軽量化を両立させ
る。 【構成】リンクメカニズムの構成要素の少なくとも1つ
(リンク4)を、上部フレーム1の負荷荷重による撓み
を減らす方向に伸び又は縮む伸縮可能部材(油圧シリン
ダ4)で構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天板を支持する上部フ
レームと下部ベースを連結し、上部フレームを上下動さ
せるリンクメカニズムをもったX線CT装置の寝台に関
するものである。
レームと下部ベースを連結し、上部フレームを上下動さ
せるリンクメカニズムをもったX線CT装置の寝台に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の寝台において、前記上部フレー
ムはその負荷荷重、すなわち天板上に寝載された被検体
の重量に比例して変形し、撓んで、高さ精度が低下す
る。そこで上記撓みを抑えなければならないが、従来
は、前記上部フレームそのものの剛性を高めて強固にす
ることにより、上記撓みを抑えていた。
ムはその負荷荷重、すなわち天板上に寝載された被検体
の重量に比例して変形し、撓んで、高さ精度が低下す
る。そこで上記撓みを抑えなければならないが、従来
は、前記上部フレームそのものの剛性を高めて強固にす
ることにより、上記撓みを抑えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来技術
では、上部フレームそのものの剛性を高めることにより
撓みを抑えていたため、その重量が増大するという問題
点があった。
では、上部フレームそのものの剛性を高めることにより
撓みを抑えていたため、その重量が増大するという問題
点があった。
【0004】本発明の目的は、上部フレームの負荷荷重
による撓みを重量増大なく抑えることができ、高さ精度
の向上及び軽量化を両立したX線CT装置の寝台を提供
することにある。
による撓みを重量増大なく抑えることができ、高さ精度
の向上及び軽量化を両立したX線CT装置の寝台を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、天板を支持
する上部フレームと下部ベースを連結し、上部フレーム
を上下動させるリンクメカニズムをもったX線CT装置
の寝台において、前記リンクメカニズムの構成要素の少
なくとも1つを、前記上部フレームの負荷荷重による撓
みを減らす方向に伸び又は縮む伸縮可能部材で構成する
ことにより達成される。
する上部フレームと下部ベースを連結し、上部フレーム
を上下動させるリンクメカニズムをもったX線CT装置
の寝台において、前記リンクメカニズムの構成要素の少
なくとも1つを、前記上部フレームの負荷荷重による撓
みを減らす方向に伸び又は縮む伸縮可能部材で構成する
ことにより達成される。
【0006】
【作用】リンクメカニズムを構成する伸縮可能部材は、
上部フレームの負荷荷重による撓みを減らす方向(撓み
と反対方向)に伸び又は縮み、上部フレームの撓みを補
正し、抑える。
上部フレームの負荷荷重による撓みを減らす方向(撓み
と反対方向)に伸び又は縮み、上部フレームの撓みを補
正し、抑える。
【0007】これによれば、上部フレームの剛性を高め
ることなく、すなわちその重量を増大させずに上部フレ
ームの負荷荷重による撓みを抑えることができ、高さ精
度の向上及び軽量化の両立が図れる。
ることなく、すなわちその重量を増大させずに上部フレ
ームの負荷荷重による撓みを抑えることができ、高さ精
度の向上及び軽量化の両立が図れる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明によるX線CT装置の寝台の一実
施例を示す側面図である。1は上部フレーム、2は下部
ベースである。A〜Fは、上部フレーム1を上下動させ
るリンクメカニズムの支点であり、各リンク3〜6を回
転可能に支持している。
する。図1は、本発明によるX線CT装置の寝台の一実
施例を示す側面図である。1は上部フレーム、2は下部
ベースである。A〜Fは、上部フレーム1を上下動させ
るリンクメカニズムの支点であり、各リンク3〜6を回
転可能に支持している。
【0009】この場合、リンク4は伸縮可能部材である
油圧シリンダからなり、その両端が支点E,Fに回転可
能に支持されている。ここで、支点AE間長さ=支点B
F間長さ、支点AB間長さ=支点EF間長さであり、ま
た、支点AC間長さ=支点CB間長さ=支点CD間長さ
である。
油圧シリンダからなり、その両端が支点E,Fに回転可
能に支持されている。ここで、支点AE間長さ=支点B
F間長さ、支点AB間長さ=支点EF間長さであり、ま
た、支点AC間長さ=支点CB間長さ=支点CD間長さ
である。
【0010】7,8はローラであり、下部ベース2に取
り付けられたレール9にガイドされ、支点B,Fを水平
移動可能に支持する。17もローラであり、下部ベース
2に取り付けられたレール10にガイドされ、支点Dを
水平移動可能に支持する。
り付けられたレール9にガイドされ、支点B,Fを水平
移動可能に支持する。17もローラであり、下部ベース
2に取り付けられたレール10にガイドされ、支点Dを
水平移動可能に支持する。
【0011】11は油圧シリンダで、支点Bを水平方向
に移動させる。12も油圧シリンダであり、支点Dを水
平方向に移動させる。油圧シリンダ11が伸縮すれば、
支点A,Eは垂直上下動し、また油圧シリンダ12が伸
縮すれば、支点A,Eは円弧上下動する。
に移動させる。12も油圧シリンダであり、支点Dを水
平方向に移動させる。油圧シリンダ11が伸縮すれば、
支点A,Eは垂直上下動し、また油圧シリンダ12が伸
縮すれば、支点A,Eは円弧上下動する。
【0012】13はワイヤロープで、一端が下部ベース
2に固定され、他端が上部フレーム1側のワイヤロープ
巻付けドラム14に巻き付いている。ドラム14の軸に
はポテンショメータ20が取り付けられ、上部フレーム
1と下部ベース2の距離(上部フレーム1の高さ)を検
出する。15、16及び21はそれぞれ順番に、ワイヤ
ロープ、ワイヤロープ巻付けドラム及びポテンショメー
タであり、前記ワイヤロープ13、ワイヤロープ巻付け
ドラム14及びポテンショメータ20と同様の構成にな
っている。
2に固定され、他端が上部フレーム1側のワイヤロープ
巻付けドラム14に巻き付いている。ドラム14の軸に
はポテンショメータ20が取り付けられ、上部フレーム
1と下部ベース2の距離(上部フレーム1の高さ)を検
出する。15、16及び21はそれぞれ順番に、ワイヤ
ロープ、ワイヤロープ巻付けドラム及びポテンショメー
タであり、前記ワイヤロープ13、ワイヤロープ巻付け
ドラム14及びポテンショメータ20と同様の構成にな
っている。
【0013】18は被検体、19は上部フレーム1に支
持された天板で、被検体18を寝載する。δは上部フレ
ーム1の先端の撓みを示している。撓みδは被検体18
の重量及び天板19の前後方向の位置により変化する。
持された天板で、被検体18を寝載する。δは上部フレ
ーム1の先端の撓みを示している。撓みδは被検体18
の重量及び天板19の前後方向の位置により変化する。
【0014】上述構成において、天板19上に寝載され
た被検体18の重量により上部フレーム1が撓むと、ポ
テンショメータ20及び21がそれらの箇所で検出する
上部フレーム1の高さに差が生じる。この差を打ち消す
方向に油圧シリンダ4が伸縮し、図示例では上部フレー
ム1の先端側を持ち上げる方向に油圧シリンダ4が縮
み、上部フレーム1の撓みδを減少させる。
た被検体18の重量により上部フレーム1が撓むと、ポ
テンショメータ20及び21がそれらの箇所で検出する
上部フレーム1の高さに差が生じる。この差を打ち消す
方向に油圧シリンダ4が伸縮し、図示例では上部フレー
ム1の先端側を持ち上げる方向に油圧シリンダ4が縮
み、上部フレーム1の撓みδを減少させる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、伸
縮可能部材の伸縮によって撓みδを減少させることがで
きる。すなわち、上部フレームの剛性を高めることな
く、換言すればその重量を増大させずに、上部フレーム
の負荷荷重による撓みを抑えることができ、高さ精度の
向上及び軽量化を両立させることができるという効果が
ある。
縮可能部材の伸縮によって撓みδを減少させることがで
きる。すなわち、上部フレームの剛性を高めることな
く、換言すればその重量を増大させずに、上部フレーム
の負荷荷重による撓みを抑えることができ、高さ精度の
向上及び軽量化を両立させることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるX線CT装置の寝台の一実施例を
示す側面図である。
示す側面図である。
1 上部フレーム 2 下部ベース 3,5,6 リンク 4 リンク(伸縮可能部材である油圧シリンダ) A〜F リンクの支点 7,8 ローラ 9,10 レール 11,12 油圧シリンダ 13,15 ワイヤロープ 14,16 ワイヤロープ巻付けドラム 18 被検体 19 天板 20,21 ポテンショメータ δ 撓み
Claims (1)
- 【請求項1】天板を支持する上部フレームと下部ベース
を連結し、上部フレームを上下動させるリンクメカニズ
ムをもったX線CT装置の寝台において、前記リンクメ
カニズムの構成要素の少なくとも1つを、前記上部フレ
ームの負荷荷重による撓みを減らす方向に伸び又は縮む
伸縮可能部材で構成することを特徴とするX線CT装置
の寝台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159694A JP3446971B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | X線ct装置の寝台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159694A JP3446971B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | X線ct装置の寝台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284494A true JPH07284494A (ja) | 1995-10-31 |
JP3446971B2 JP3446971B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=14304771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10159694A Expired - Fee Related JP3446971B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | X線ct装置の寝台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3446971B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006110233A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-04-27 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | テーブル装置およびx線ct装置 |
JP2014100553A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-06-05 | Toshiba Corp | 医用画像診断装置用寝台および医用画像診断装置 |
CN115251966A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-11-01 | 赛诺威盛科技(北京)股份有限公司 | Ct扫描床下垂量补偿装置及ct扫描设备 |
WO2023006385A1 (en) * | 2021-07-26 | 2023-02-02 | Koninklijke Philips N.V. | Determining couch frame shift |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP10159694A patent/JP3446971B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006110233A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-04-27 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | テーブル装置およびx線ct装置 |
JP2014100553A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-06-05 | Toshiba Corp | 医用画像診断装置用寝台および医用画像診断装置 |
WO2023006385A1 (en) * | 2021-07-26 | 2023-02-02 | Koninklijke Philips N.V. | Determining couch frame shift |
CN115251966A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-11-01 | 赛诺威盛科技(北京)股份有限公司 | Ct扫描床下垂量补偿装置及ct扫描设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3446971B2 (ja) | 2003-09-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |