JPH07284329A - 竹っこ - Google Patents
竹っこInfo
- Publication number
- JPH07284329A JPH07284329A JP4081358A JP8135892A JPH07284329A JP H07284329 A JPH07284329 A JP H07284329A JP 4081358 A JP4081358 A JP 4081358A JP 8135892 A JP8135892 A JP 8135892A JP H07284329 A JPH07284329 A JP H07284329A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bamboo
- mushroom
- mushrooms
- cut
- cultivation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mushroom Cultivation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 竹を利用したきのこの培養法と、発生法及び
その装置に関するものである。 【構成】 竹を玉切り後、オガクズ、米糠、竹の葉を混
合した栄養体を詰め蒸気殺菌後種菌を植菌しラップする
製法とその装置及び培養法を提供するものである
その装置に関するものである。 【構成】 竹を玉切り後、オガクズ、米糠、竹の葉を混
合した栄養体を詰め蒸気殺菌後種菌を植菌しラップする
製法とその装置及び培養法を提供するものである
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、椎茸その他、腐朽性
食用きのこを発生させるための榾木に関するものであ
る。
食用きのこを発生させるための榾木に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、椎茸はクヌギ、コナラ、椎等の広
葉樹を中心に栽培されていた。又、その他の茸は、菌床
栽培(ビン栽培)が中心であった。
葉樹を中心に栽培されていた。又、その他の茸は、菌床
栽培(ビン栽培)が中心であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 (イ) クヌギ、楢等の広葉樹がだんだん減ってきてい
る。またそのため価格も高騰し、良質な原木も入手難と
なっている。 (ロ) 一度伐採すると、次に大きく育てるためには十
数年かかる。そのためキノコ用に大量に伐採すると森林
がそこなわれ、環境破壊に繋がりかねない。 (ニ) 又、最近注目を浴びている菌床栽培に於いて
は、培養にポリプロピレン袋が使用されている。しかし
これは、栽培時に開封した際その袋が産業廃棄物として
大量に出る。それを処理しなければならないという欠点
があった。 (ホ) それに、原木を山から伐り出すのは危険かつ重
労働であり、同時に人出不足という問題も抱えている。
点があった。 (イ) クヌギ、楢等の広葉樹がだんだん減ってきてい
る。またそのため価格も高騰し、良質な原木も入手難と
なっている。 (ロ) 一度伐採すると、次に大きく育てるためには十
数年かかる。そのためキノコ用に大量に伐採すると森林
がそこなわれ、環境破壊に繋がりかねない。 (ニ) 又、最近注目を浴びている菌床栽培に於いて
は、培養にポリプロピレン袋が使用されている。しかし
これは、栽培時に開封した際その袋が産業廃棄物として
大量に出る。それを処理しなければならないという欠点
があった。 (ホ) それに、原木を山から伐り出すのは危険かつ重
労働であり、同時に人出不足という問題も抱えている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、それらの課
題を解決するものであり、キノコ栽培者及び、山林を所
有する人たちからの強い要望があった。竹は成長が早く
伐採しても植林する必要がなく、次々生えてくる。しか
も軽く、伐るのも運ぶのも原木の生木より数段簡単であ
る。また、竹の利用範囲も限られていて充分余ってい
る。
題を解決するものであり、キノコ栽培者及び、山林を所
有する人たちからの強い要望があった。竹は成長が早く
伐採しても植林する必要がなく、次々生えてくる。しか
も軽く、伐るのも運ぶのも原木の生木より数段簡単であ
る。また、竹の利用範囲も限られていて充分余ってい
る。
【0005】
【実施例(1)】椎茸用の榾木を作る場合、玉切った竹
に広葉樹のオガクズ、米糠、笹を8:2:1で混合した
栄養体を詰めその上にラップをかけて輪ゴムで止める。
それを蒸気殺菌して冷却後に種菌を接種する。そのまま
2〜3カ月すると培養が完了する。この完熟した竹っこ
のラップを開けショックをかけると椎茸が発生する。
に広葉樹のオガクズ、米糠、笹を8:2:1で混合した
栄養体を詰めその上にラップをかけて輪ゴムで止める。
それを蒸気殺菌して冷却後に種菌を接種する。そのまま
2〜3カ月すると培養が完了する。この完熟した竹っこ
のラップを開けショックをかけると椎茸が発生する。
【実施例(2)】その他の腐朽性キノコを竹で発生させ
るには栄養体の種類、配合を発生させたいキノコに合わ
せて変えて培養すると発生を見ることが出来る。この培
養法は腐朽性のきのこ類に多く活用可能である。また、
竹の玉切りの仕方によってはキノコの発生のさせ方を色
々と変えることが出来る。
るには栄養体の種類、配合を発生させたいキノコに合わ
せて変えて培養すると発生を見ることが出来る。この培
養法は腐朽性のきのこ類に多く活用可能である。また、
竹の玉切りの仕方によってはキノコの発生のさせ方を色
々と変えることが出来る。
【図1】 本発明の断面図
【図2】 本発明の斜視図
1 竹の切り口 2 フィルム 3 輪ゴム 4 栄養体 5 種菌 6 節
Claims (2)
- 【請求項1】 きのこの榾木に竹を使用した製法。
- 【請求項2】 竹筒の中に栄養体を詰め種菌を接種し榾
化させる製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081358A JPH07284329A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 竹っこ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081358A JPH07284329A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 竹っこ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284329A true JPH07284329A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13744129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4081358A Pending JPH07284329A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 竹っこ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07284329A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200470064Y1 (ko) * | 2012-04-17 | 2013-11-27 | 경상북도(승계청:경상북도농업기술원,관리청:경상북도 도지사) | 톱밥봉지배지 배양용 대나무 목침 종균 |
CN104885781A (zh) * | 2015-05-12 | 2015-09-09 | 杨树东 | 一种竹林套种木耳的方法 |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP4081358A patent/JPH07284329A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200470064Y1 (ko) * | 2012-04-17 | 2013-11-27 | 경상북도(승계청:경상북도농업기술원,관리청:경상북도 도지사) | 톱밥봉지배지 배양용 대나무 목침 종균 |
CN104885781A (zh) * | 2015-05-12 | 2015-09-09 | 杨树东 | 一种竹林套种木耳的方法 |
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