JPS59120030A - 椎茸の人工栽培方法 - Google Patents

椎茸の人工栽培方法

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JPS59120030A
JPS59120030A JP57231997A JP23199782A JPS59120030A JP S59120030 A JPS59120030 A JP S59120030A JP 57231997 A JP57231997 A JP 57231997A JP 23199782 A JP23199782 A JP 23199782A JP S59120030 A JPS59120030 A JP S59120030A
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JP
Japan
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chips
sawdust
shiitake mushrooms
shiitake
mushrooms
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JP57231997A
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至 渡邊
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は椎茸を工場で短期間のうちに量産し得るように
なした画期的な創作である。
従来、椎茸栽培は立木・を11月よシ2月末までの期間
内に根倒しすると共に葉枯らしのために30日乃至50
日間放置する、そして葉枯らしか完了した時点で1乃至
1,5mに玉切る、次に玉切った検氷に種駒を植菌する
、植菌した新本を通風の良い場所に適当な高さに組むと
共にその上を小枝の笠で覆い自然条件のもと最底20ケ
月乃至24ケ月間菌糸の自然伸長成熟を促かす、そして
完熟した新木ができると日陰70%、日照30係の木立
ちの中の檜場に移して椎茸に適した温度、湿度等の自然
条件での発芽を待ち、そして椎茸を生育させて収穫する
というものである。それ故、大自然の中で2年以上の長
い年月をかけなくては収穫できず、しかも自然界の気象
条件に収穫が左右され、その上新木によっては発芽が思
わしくなく収穫が減少することもあり、壕して椎茸を工
場で量産する等と言うことは全くの夢物語でしかなかっ
た。
不発明は工場で椎茸を生産する夢を実現する目的で、種
々の研究開発を繰シ返した結果、従来法とは全く異なる
発想のもとに創作し得た椎茸の人工栽培方法であって、
椎茸の植菌、発芽、そして収穫を工場で短期間のうちに
無駄なく生産し、しかも従来6年間もかかつて収穫して
いた全量を短期日に一度で収穫し得るために安価でかつ
高実質な椎茸を提供し得る等の特長を有するものである
以下、不発明の構成を実施用例によシ説明する。
こなら、みずなら、くぬぎ、しい、かじ、しで等の椎茸
栽培に適した原木をチップ状またはオガクズ状に造成す
ると共に、雑菌の繁殖を防ぐために加熱殺菌して冷却し
、該冷却したチップまたはオガクズに椎茸の種菌を混入
撹拌して植菌し、そして該植菌したチップまたはオガク
ズを、例えばポリ袋に収容して口部を軽く結んで、−次
菌糸の伸長を促がして発酵させ、次に該発酵したチップ
捷たはオガクズの適当分量を用途に応じた形状の容器に
収容すると共に、玄米または白米のもち米を糊化もしく
は餅化させて混入し軽く押えつけて固形化させてチソグ
オ管またはオガクズ砕を造成し、二次菌糸の伸長及び成
熟を促がし、該菌糸が完熟した時点でチップzjJi4
jcはオガクズ楕;を水に浸漬した後冷却する等なして
温度差の刺激を与え、さらに軽い圧力を加えて振動の刺
激を与えて全面に椎茸を発芽させ、該椎茸を成育させて
後収穫する椎茸の人工栽培方法である。
次に実施例を説明する。
くぬぎの雑木で造成したチップ50Kgを蒸気殺菌し、
自然放置して20°C前後に冷却し、それに椎茸の種菌
IKgを混入して充分に撹拌して植菌すると共に、該チ
ップと種菌の混合物をl0Kgづつに分けてポリ袋に収
容し軽く口部を結んで2000前後の室温を保ちつつ菌
糸の伸長を促がす。
約50日間が経過するとチップは白い菌糸で覆われ袋の
表面を叩くと手が痛くなる程度に堅くなっている、この
時点でそれらのチップを1Kgづつ熱湯殺菌した花鉢用
の各器10個、2QKgづつ熱湯殺菌した平箱状の容器
2個にそれぞれ収容すると共に、糊状になしたもち米を
IKgに対し40ccの割合でそれぞれの容器に混入し
、ごくわずかの圧力をかけつつ二次菌糸の伸長、成熟を
促がし、固形化させるために室温15乃至20°Cの室
内で管理してチップ倚を造成し、約60日後固形化した
チツフ’+i12個を容器ごと6乃至12時間程度水に
浸漬してから一晩冷蔵庫等で冷却した後流しい場所にお
く、3日後位に該チップ猾を容器より取シ出すと椎茸が
発芽し、1日に適当量の水をかけたシ、水にちょっと浸
漬させたりして管理し、1週間後に椎茸を収穫する(1
週間後に収穫は8月乃至9月頃の夏期であり、12月の
冬期には収穫d:30乃至50日間かかる)0次に、不
発明の作用効果を実施用例により説明する。
椎茸の人工栽培では債木が生命である。まず樹種を選定
し、その樹種の原木を玉切シ、それへ種駒をのみ等でも
って嵌め込む。それが従来法に言う耐氷であって、表皮
のついた原木である。換言すれば、椎茸栽培とはその種
駒を嵌め込んだ砕木の管理とも言い得るもので、玉切り
した表皮のついた原木が椎茸栽培の根幹をなすのである
。それ故、椎茸を工場で生産するとしても附木」を抜き
にしては考えられないものである。しかも舞木は生産管
理の経済性を考えれば一定の径を要する原材を使用する
ことが得策であシ、また椎茸の発芽にも良好であること
から小径木や間伐材は使用し得す、その上椎茸の収穫に
は2年以上を要し、その後2乃至4年間収穫し得る、つ
まシロ年間かかつてその才腎木から椎茸の全量を収穫す
るというものであって、今捷で椎茸の工場での生産は夢
とされていたものである。不発明における独創的な方法
は、従来の検水という概念を全く別の発想で超越したも
のであって、椎茸栽培に適した原木の「チップ」またけ
「オガクズ」を使用して椎茸の種菌を植菌、発酵、菌糸
の伸長、成熟をなさしめて固形状のチップ檜またはオガ
クズ#を造成し得た創作であり、イの形状を平板状、円
筒状等の所望する形状に造成し得るので工場内での配置
、管理等の面で機能的、合理的なものであると共に、椎
茸栽培に適した樹種の原木のチップ化、オガクズ化を原
材としているために一定の径を有する必要もなぐ/J・
枝等も使用し得るので、枯渇する原材の利用の面でも廃
棄するしかない部材も利用できる経済性、効率性を有し
、かつ植菌してから収穫までの期間は6ケ月程度に短縮
化でき、その上従来6年もかかつていた椎茸の収穫全量
を一度に収穫し得る画期的なもので、椎茸の工場での量
産化を実現し得るものである。しかし、チップまたはオ
ガクズに植菌しただけでは椎茸は発芽するものでもなく
、本発明に係る方法のみがチップまたはオガクズに椎茸
を発芽させ得るものである。つ捷υ、チツプオたはオガ
クズへの植菌、発酵、菌糸の伸長成熟のだめの栄養分の
添加、そして軽く押えつけての固形化、その上で温度差
と振動の刺激の付与、それが椎茸を発芽させるのである
。しかも完熟精として多針の発芽を本発明方法では達成
し得るものである。従来の検水の他には椎茸が発芽しな
いとされていた。しかも従来の検水においても猾木の切
り口や表皮のない部分には椎茸は発芽1−ない、つtb
椎茸の殆んどが猾木の表皮を破って発芽する点に本発明
方法は着目し、植菌、発酵したチップまたはオガクズだ
けでは椎茸は発芽しないので容器に収容することによシ
人為的に容器の内周側壁や底面を表皮として代用し得た
ものであり、発酵して固形化したチップまたはオガクズ
に浸漬冷却による温度差の刺激や軽く圧力を加えること
による振動刺激を与えて効果的に椎茸の発芽を促進させ
るものであって、さらに糊状もしくは餅状のもち米の混
入によシ菌糸の伸長成熟をも促がし多くの発芽を有効に
なさせ得るものである。本発明方法は原材をチップやオ
ガクズとなしたことによ垢奢木の形状を種々の用途に応
じて形成し得るので、例えば平板状となして表面積を広
くし菌糸の成育を促進させたシ、あるいは温度等の成育
環境を効率化して管理栽培を合理的となし得るもので、
収穫までの期間の短縮化と効率的な収穫量とによって工
場での量産化をも可能とし、高実質でしかも低床な椎茸
を消費者に提供し得る等、前記した様な顕著な諸効果を
奏するものである0 −1家

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 椎茸栽培に適した原木をチップ状またはオガクズ状
    となすと共に加熱殺菌して冷却し、次に該チップまたは
    オガクズに椎茸の種菌を混入撹拌植菌して菌糸を発酵さ
    ぜ、そして該発酵したチップまたはオガクズを容器に収
    容すると共にもち米を糊状もしくは餅状となして混入し
    て菌糸の伸長、成熟を促がして固形化し、次に該菌糸が
    完熟した固形状のチップまたはオガクズに温度差と振動
    の刺激を与えて椎茸を発芽させることを特徴とする、椎
    茸の人工栽培方法。
JP57231997A 1982-12-28 1982-12-28 椎茸の人工栽培方法 Pending JPS59120030A (ja)

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